JPH1193189A - マンホール用補助梯子 - Google Patents

マンホール用補助梯子

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Publication number
JPH1193189A
JPH1193189A JP9269273A JP26927397A JPH1193189A JP H1193189 A JPH1193189 A JP H1193189A JP 9269273 A JP9269273 A JP 9269273A JP 26927397 A JP26927397 A JP 26927397A JP H1193189 A JPH1193189 A JP H1193189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
ladder member
ladder
frame
rocking shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP9269273A
Other languages
English (en)
Inventor
Masa Kojima
政 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
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Publication of JPH1193189A publication Critical patent/JPH1193189A/ja
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】梯子部材の垂直状態を確実に維持することがで
きるマンホール用補助梯子を提供する。 【解決手段】マンホールの枠体10と梯子部材30を備
え、枠体の一端部に滑り揺動軸13を設けるとともに他
端に掛け止め部を設け、且つ、梯子部材の一端に滑り部
を設けるとともに係止段部35を設け、梯子部材を略垂
直方向に揺動したとき、梯子部材はその滑り部を、係止
段部が滑り揺動軸に係止されるまで滑らせ、枠体と滑り
揺動軸との間に侵入させることにより、梯子部材を使用
状態にするマンホール用補助梯子において、梯子部材に
係止フック36を揺動可能に吊り下げ、梯子部材の滑り
部が枠体と滑り揺動軸との間に侵入したとき、この係止
フックを滑り揺動軸に係止可能としたため、梯子部材の
滑り部が枠体と滑り揺動軸との間から抜け出るのを防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマンホール用補助
梯子に関し、作業員がマンホール内に降下する際に補助
として使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の補助梯子として、
マンホールの枠体の一端部に滑り揺動軸を設け、この梯
子部材根幹部を前記滑り揺動軸に載置するとともに同先
端部を前記掛け止め部に載置することにより前記枠体内
に略水平に収容可能とし、且つ、前記滑り揺動軸を中心
として前記梯子部材を略垂直方向に揺動したとき、その
根幹部を前記枠体と前記滑り揺動軸との間に侵入させ、
所謂、「こじ」の現象によって前記梯子部材を掛け止め
し、この梯子部材を使用状態に配置していた。一方、前
記梯子部材を枠体内に収容する場合には、梯子部材を先
端方向に引き、その根幹部を前記枠体と前記滑り揺動軸
との間から抜き出し、梯子部材を揺動させて水平状態に
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の補助梯子にあっては、梯子部材を使用する場合、
単に、その根幹部を前記枠体と前記滑り揺動軸との間に
侵入させ、所謂、「こじ」の現象によって前記梯子部材
を掛け止めしていたにすぎないため、垂直状態を維持す
る必要上、作業者は、その根幹部が前記枠体と前記滑り
揺動軸との間から抜け出さないように注意をしていなけ
ればならず、この結果、マンホールに関する作業の作業
能率を向上させにくいという不都合を有した。
【0004】この発明の課題は前記不都合を解消するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、この発明に係るマンホール用補助梯子においては、
マンホールの枠体と梯子部材を備え、前記枠体の一端部
に滑り揺動軸を設けるとともに他端に掛け止め部を設
け、且つ、前記梯子部材の一端に滑り部を設けるととも
にこの滑り部と梯子部材との境に係止段部を設け、前記
梯子部材の滑り部を前記滑り揺動軸に載置するとともに
同先端部を前記掛け止め部に載置することにより前記梯
子部材を前記枠体内に略水平に収容可能とし、且つ、前
記滑り揺動軸を中心として前記梯子部材を略垂直方向に
揺動したとき、前記梯子部材はその滑り部を、前記係止
段部が前記滑り揺動軸に係止されるまで滑らせ、前記枠
体と前記滑り揺動軸との間に侵入させることにより、前
記梯子部材を使用状態に配置できるマンホール用補助梯
子において、前記梯子部材の根幹部に係止フックを揺動
可能に吊り下げ、前記梯子部材の滑り部が前記枠体と前
記滑り揺動軸との間に侵入したとき、この係止フックを
前記滑り揺動軸に係止可能としたため、前記梯子部材の
滑り部が前記枠体と前記滑り揺動軸との間に侵入した状
態で前記係止フックを前記滑り揺動軸に係止することに
よって、前記梯子部材の滑り部が前記枠体と前記滑り揺
動軸との間から抜け出るのを防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係るマンホール
用補助梯子の平面図、図2は図1におけるII矢視図、図
3は図1における梯子部材のIII 矢視図である。
【0007】図1〜図3において、Mはマンホール、10
はその筒状枠体、20は同蓋体である。いずれも鋳造によ
って製造される。
【0008】11は環状基板であり、前記筒状枠体10の下
端周縁に一体成形されている。この環状基板11を介し
て、前記筒状枠体10はマンホールMの穴部(図示せず)
は開口周縁部に載置された状態で固定される。
【0009】次に、12はステップであり、前記筒状枠体
10の内壁面に突設されている。このステップ12の機能は
後記する。13,13 は滑り揺動軸であり、前記ステップ12
の両側において前記筒状枠体10の内壁面との間に水平状
に一体形成されている。この滑り揺動軸13は断面が略真
円状をしている。また、14,14 は掛け止め部であり、前
記枠状筒体10における前記揺動軸13に対向する内壁面に
突設されている。この掛け止め部14の機能は後記する。
【0010】次に、30は梯子部材であり、一対の縦杆3
1,31 の間に所要数の横杆32,32,…が掛け渡された状態
で固定されることにより構成されている。なお、33,33
は梯子部材30の把手である。
【0011】次に、図1及び図2において、34,34 は滑
り部であり、前記縦杆31,31 の根幹部に延設されてい
る。この滑り部34を前記滑り揺動軸13に揺動可能に載置
するとともに前記縦杆31,31 の先端部を前記掛け止め部
14に載置することによって前記梯子部材30は前記筒状枠
体10内に収容される。35は係止段部であり、この滑り部
34と前記縦杆31との境には形成されている。又、前記滑
り部34の先端は鉤状に曲げられている。このため、前記
滑り部34はこの曲げられた先端部と前記係止段部35との
間で前記滑り揺動軸13に沿って滑ることができる。
【0012】このため、前記滑り揺動軸13を中心として
前記梯子部材30を略垂直方向に揺動すると、前記滑り部
34は、図2における仮想線が示すように、自重によって
前記係止段部35が前記滑り揺動軸13に係止されるまで滑
り落ち前記筒状枠体10の内壁面と前記滑り揺動軸13との
間に侵入する。このとき、前記滑り部34と前記筒状枠体
10の内壁面との間に、所謂、「こじ」の現象が発生する
ため、前記梯子部材30は略垂直状態を維持することがで
きる。なお、前記梯子部材30を前記筒状枠体10内に収容
する場合には、前記梯子部材30を先端方向に引き上げ、
前記滑り部34を前記筒状枠体10の内壁面と前記滑り揺動
軸13との間から抜き出し、所謂、「こじ」の状態を解消
させることによって前記梯子部材30を原方向に揺動させ
て水平状態にすればよい。
【0013】次に、36,36 は係止フックであり、縦杆3
1,31 の側面に軸体37を介して揺動可能に設置されてい
る。この係止フック36,36 は前記梯子部材30を略垂直状
態にしたとき、図2における仮想線が示すように、前記
滑り揺動軸13に掛け止めして、前記梯子部材30における
その先端方向への移動を防止するためのものである。
【0014】また、38,38 はストッパであり、前記縦杆
31,31 の根幹部に設置されている。このストッパ37,37
は前記梯子部材30を略垂直状態にしたとき、前記滑り部
34が必要以上に下方にスライドしないようにするための
ものである。
【0015】
【発明の効果】この発明に係るマンホール用補助梯子
は、マンホールの枠体と梯子部材を備え、前記枠体の一
端部に滑り揺動軸を設けるとともに他端に掛け止め部を
設け、且つ、前記梯子部材の一端に滑り部を設けるとと
もにこの滑り部と梯子部材との境に係止段部を設け、前
記梯子部材の滑り部を前記滑り揺動軸に載置するととも
に同先端部を前記掛け止め部に載置することにより前記
梯子部材を前記枠体内に略水平に収容可能とし、且つ、
前記滑り揺動軸を中心として前記梯子部材を略垂直方向
に揺動したとき、前記梯子部材はその滑り部を、前記係
止段部が前記滑り揺動軸に係止されるまで滑らせ、前記
枠体と前記滑り揺動軸との間に侵入させることにより、
前記梯子部材を使用状態に配置できるマンホール用補助
梯子において、前記梯子部材の根幹部に係止フックを揺
動可能に吊り下げ、前記梯子部材の滑り部が前記枠体と
前記滑り揺動軸との間に侵入したとき、この係止フック
を前記滑り揺動軸に係止可能としたため、前記梯子部材
の滑り部が前記枠体と前記滑り揺動軸との間に侵入した
状態で前記係止フックを前記滑り揺動軸に係止すること
によって、前記梯子部材の滑り部が前記枠体と前記滑り
揺動軸との間から抜け出るのを防止することができる。
【0016】よって、このマンホール用補助梯子を使用
すれば、前記梯子部材の垂直状態を維持するにあたっ
て、作業者は、従来必要とした梯子部材のスライドに関
する注意は不要となり、この結果、マンホールに関する
作業の作業能率を向上させやすいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマンホール用補助梯子の平面図
である。
【図2】図1におけるII矢視図である。
【図3】図1における梯子部材のIII 矢視図である。
【符号の説明】
M … マンホール 10 … 筒状枠体(枠体) 13 … 滑り揺動軸 14 … 掛け止め部 20 … 蓋体 30 … 梯子部材 34 … 滑り部 35 … 係止段部 36 … 係止フック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールの枠体と梯子部材を備え、前
    記枠体の一端部に滑り揺動軸を設けるとともに他端に掛
    け止め部を設け、且つ、前記梯子部材の一端に滑り部を
    設けるとともにこの滑り部と梯子部材との境に係止段部
    を設け、 前記梯子部材の滑り部を前記滑り揺動軸に載置するとと
    もに同先端部を前記掛け止め部に載置することにより前
    記梯子部材を前記枠体内に略水平に収容可能とし、且
    つ、前記滑り揺動軸を中心として前記梯子部材を略垂直
    方向に揺動したとき、前記梯子部材はその滑り部を、前
    記係止段部が前記滑り揺動軸に係止されるまで滑らせ、
    前記枠体と前記滑り揺動軸との間に侵入させることによ
    り、前記梯子部材を使用状態に配置できるマンホール用
    補助梯子において、前記梯子部材の根幹部に係止フック
    を揺動可能に吊り下げ、前記梯子部材の滑り部が前記枠
    体と前記滑り揺動軸との間に侵入したとき、この係止フ
    ックを前記滑り揺動軸に係止可能としたことを特徴とす
    るマンホール用補助梯子。
JP9269273A 1997-09-15 1997-09-15 マンホール用補助梯子 Pending JPH1193189A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299366A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Nagashima Imono Kk 地下構造物用転落防止梯子

Cited By (1)

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