JP3064788U - 缶吊り下げ具 - Google Patents

缶吊り下げ具

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JP3064788U
JP3064788U JP1999004204U JP420499U JP3064788U JP 3064788 U JP3064788 U JP 3064788U JP 1999004204 U JP1999004204 U JP 1999004204U JP 420499 U JP420499 U JP 420499U JP 3064788 U JP3064788 U JP 3064788U
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JP
Japan
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locking
pieces
piece
locking piece
hanging tool
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Application number
JP1999004204U
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English (en)
Inventor
豊年 長田
Original Assignee
株式会社アイナック
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶支持力の低下を招くことなく、缶の取外し
を容易にする。 【解決手段】 合成樹脂製の本体に缶20の上部形状に
対応したキャップ状の嵌合部12を複数個所に形成した
缶吊り下げ具10である。嵌合部12の周壁の中心対称
位置をその2個所のみ欠如し、その両欠如部において、
その下縁から立ち上がって上記缶20の上端周囲の膨出
帯部21に係止する片13をそれぞれ設けるとともに、
その両係止片13の外側に、その係止片13を引き起こ
して前記膨出帯部21との係止を解除する突起片14を
設ける。対称位置2箇所のみの係止であれば、缶20を
確実に支持できるとともに、一方の係止を外せば、他方
の係止点を支点として吊り下げ具10は容易に外し得
る。係止片13にはリブ15を設けて補強する。また、
係止片13の当接縁13aは円弧状として缶20の外周
面にぴったり沿うようにして係止を確実に得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、缶入り飲料、缶詰などの缶を持ち運ぶ時に使用する缶吊り下げ具 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、缶入りのジュース、ビール、コーヒーなどや缶詰は、複数個を並べてそ の上部でもって、露出状態で吊り下げて持ち運ぶことが多くなっている。その吊 り下げ具として、従来から種々の考案がなされており、その一例として、特開平 8−310557号公報に記載のものがある。
【0003】 その記載の缶吊り下げ具は、合成樹脂製の本体に缶の上部形状に対応したキャ ップ状の嵌合部を複数個所に形成し、その各嵌合部の裏面側凹部の内周壁に、内 側に向けて斜めに起立する係止片を周方向に複数個形成し、かつ、同係止片のう ちの少なくとも1個の係止片の外側に、係止片を引き起こすための突起片を形成 したものである。
【0004】 この吊り下げ具は、各嵌合部に缶の上端部を嵌め込むとともに、係止片を缶上 端周囲の膨出帯部に係止して缶を支持して持ち運び、一方、突起片を外方に引き 起こして前記係止片と膨出帯部の係止を外して缶の取外しを行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記公報記載の吊り下げ具も含めて、従来、一の嵌合部における係止片の数は 3個以上であった。これは、数が多ければ、支持も安定するという考えに基づい ており、一般に、3点支持は最も安定するとされている。
【0006】 しかし、強固に支持されることは、缶を嵌合部から外すには困難さが増すこと であり、上記公報記載の吊り下げ具では、突起片を引き起こして、係止片と膨出 帯部の係止を外して、その缶外し動作を容易にしている。
【0007】 しかしながら、例えば、3個の係止片の内、一個の係止片を外しても、他の2 個の係止片の係止によって、缶は外れにくく、無理外しをしているのが実情であ る。2個の係止片を外せばよいが、その動作は、意外と煩わしく、特に、手の小 さい婦人、子供ではその動作はむずかしい。
【0008】 この考案は、上記実情の下、缶を取り外し易くすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案は、まず、係止片を引き起こして係止片 と缶との係止を外すようにしたのである。積極的に係止を外す方が缶の取外しが 容易だからである。
【0010】 つぎに、この考案は、缶の軸心(中心)対称の位置の二箇所のみの係止によっ て缶を支持するようにしたのである。対称位置二箇所の係止であれば、缶を確実 に支持できるとともに、2個所のみのため、一方の係止を外せば、他方の係止点 を支点として吊り下げ具は容易に外し得る。
【0011】
【考案の実施の形態】
この考案の実施形態としては、合成樹脂製の本体に缶の上部形状に対応したキ ャップ状の嵌合部を複数個所に形成した缶吊り下げ具であって、前記嵌合部の周 壁の中心対称位置をその2個所のみ欠如し、その両欠如部において、その下縁か ら立ち上がって前記缶の上端周囲の膨出帯部に係止する片をそれぞれ設けるとと もに、その両係止片の外側に、その係止片を引き起こして前記膨出帯部との係止 を解除する突起片を設けた構成を採用し得る。
【0012】 この構成において、上記係止片は、上方に立ち上がった後、水平に屈曲して缶 の外周面に当接し、かつ、その当接縁は缶外周面に沿う円弧状になっている構成 とすれば、水平状態の円弧縁のため、その円弧縁が缶の外周面に確実に沿って確 実に係止する。このため、吊り下げ状態が安定する。さらに、その係止片の水平 部下面から立ち上がり部に至る補強リブを設ければ、水平部が屈曲しにくくなっ て、係止状態がより安定する。
【0013】
【実施例】
一実施例を図1乃至図6に示し、この実施例も、従来と同様に合成樹脂製本体 11に缶20の上部形状に対応したキャップ状の嵌合部12を6ヶ所に形成した ものである。嵌合部12の数及び配置は任意である。
【0014】 各嵌合部12は、その周壁の中心対称位置が2個所のみ欠如され、その両欠如 部において、下縁から少し外側向きに立ち上がった後、水平に屈曲して缶20の 上端膨出帯部21に係止する係止片13が設けられているとともに、立ち上がり に連続して突起片14が設けられている。係止片13の水平部当接縁13aは円 弧状となって、缶20の外周にぴったり沿うようになっている。係止片13の幅 (円弧縁13aの缶周方向の長さ)は十分な係止力を得て、缶20の吊り下げに 支障がないように適宜に設定する。係止片13の内側には補強リブ15が設けら れている。
【0015】 本体1の中央には図4で示す吊り下げ紐30の係止突起16が設けられており 、この突起16に紐30を引っ掛けて吊り下げ具10を持ち運ぶ。
【0016】 この実施例は以上の構成であり、図6一点鎖線で示すように、この吊り下げ具 10の嵌合部12に缶20を嵌めると、2個の係止片13が対称位置でもって缶 上端の膨出帯部21に係止して缶20を確実に支持する。この状態で缶20を持 ち運ぶ。
【0017】 この吊り下げ具10から缶20を外すには、図6二点鎖線のごとく、一方の突 起片14を外側に反らせて、係止片13を缶20から外すと、この吊り下げ具1 0は他の係止片13の係止点を支点として容易に外れる。すなわち、スムーズに 缶20の取外しを行い得る。
【0018】
【考案の効果】
この考案は、以上のように中心の対称位置のみの2点係止による支持としたの で、安定した缶支持を得ることができるとともに、缶の取外しも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の平面図
【図2】同実施例の一部切断正面図
【図3】同実施例の切断一部正面図
【図4】吊り下げ紐の平面図
【図5】(a)は同実施例の要部斜視図、(b)は
(a)の部分拡大図
【図6】同実施例の作用説明図
【図7】同作用説明図
【符号の説明】
10 缶吊り下げ具 11 吊り下げ具本体 12 缶嵌合部 12a 欠如部 13a 円弧状縁部 14 突起片 15 補強リブ 20 缶 21 缶上端膨出帯部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の本体11に缶20の上部形
    状に対応したキャップ状の嵌合部12を複数個所に形成
    した缶吊り下げ具10であって、 上記嵌合部12の周壁の中心対称位置をその2個所のみ
    欠如し、その両欠如部12aにおいて、その下縁から立
    ち上がって上記缶20の上端周囲の膨出帯部21に係止
    する片13をそれぞれ設けるとともに、その両係止片1
    3の外側に、その係止片13を引き起こして前記膨出帯
    部21との係止を解除する突起片14を設けたことを特
    徴とする缶吊り下げ具。
  2. 【請求項2】 上記係止片13は、上方に立ち上がった
    後、水平に屈曲して缶20の外周面に当接し、かつ、そ
    の当接縁13aは缶20外周面に沿う円弧状になってい
    ることを特徴とする請求項1に記載の缶吊り下げ具。
  3. 【請求項3】 上記係止片13の水平部下面から立ち上
    がり部に至る補強リブ15を設けたこと特徴とする請求
    項2に記載の缶吊り下げ具。
JP1999004204U 1999-06-11 1999-06-11 缶吊り下げ具 Expired - Lifetime JP3064788U (ja)

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