JPH09324530A - 仮設足場用掛止金具 - Google Patents

仮設足場用掛止金具

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JPH09324530A
JPH09324530A JP14382196A JP14382196A JPH09324530A JP H09324530 A JPH09324530 A JP H09324530A JP 14382196 A JP14382196 A JP 14382196A JP 14382196 A JP14382196 A JP 14382196A JP H09324530 A JPH09324530 A JP H09324530A
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JP
Japan
Prior art keywords
lock piece
metal fitting
rail
end side
retaining fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP14382196A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Yoshimaru
勝善 吉丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daisan Co Ltd
Original Assignee
Daisan Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP14382196A priority Critical patent/JPH09324530A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横桟に対する掛脱操作を簡単に行えて、しか
も横桟からの不本意な脱外を確実に防止できる仮設足場
用掛止金具を提供する。 【解決手段】 開口部25を下向きに配置した状態で、
梯子部材5の上端に固着されるコ字型の掛止金具本体2
0と、一端側32が掛止金具本体20に回動自在に取り
付けられ、自然状態においては、自由端側33が掛止金
具本体20の開口部25を閉塞する位置に配置されるC
字状のロック片31とを備え、ロック片自然状態で、掛
止金具本体20を横桟1に上方から外嵌して掛止するこ
とにより、ロック片31が横桟1に押されて1回転し、
そのロック片31の自由端側33が横桟1の下方側に回
り込んで掛止金具本体20の開口部20を閉塞する位置
に配置されるよう構成されてなる仮設足場用掛止金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、仮設足場におい
て、例えば縦桟を、仮設足場の横桟に掛け止めるよう構
成するにあたって、その掛け止め用金具として縦桟側等
に取り付けられる仮設足場用掛止金具に関する。
【0002】
【従来の技術】仮設足場においては、足場にあらかじめ
組み付けられた横桟に、縦桟を掛け止めるように組み付
ける場合があるが、その場合の掛け止め用金具として、
例えば図5(a)に示すものが用いられる。この掛止金
具(3)は、コ字型金具からなるものであって、開口部
(3a)を下向きに配置した状態で、縦桟(2)の上端
に固着されている。そして、この掛止金具(3)を横桟
(1)に上方から外嵌するように引掛けることにより、
縦桟(2)が横桟(1)に掛け止められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の掛止金具(3)は、単にコ字型金具からなるもの
で、横桟(1)に外嵌されるに過ぎず、例えば、縦桟
(2)や掛止金具(3)に、搬入機材等が当たったりす
ると、簡単に脱外してしまうという問題があった。
【0004】一方、他の従来の掛止金具として、図5
(b)に示すものも一部採用されている。この掛止金具
(4)は、縦桟(2)の上端に開口部を横向き(外向
き)に配置した状態で固着されたコ字型の掛止金具本体
(4a)と、その掛止金具本体(4a)の上片に貫通状
態に螺着された蝶ねじ(4b)とを具備している。そし
て、縦桟(2)を横桟(1)に掛け止めるには、掛止金
具本体(4a)を側方から横桟(1)に外嵌して、蝶ね
じ(4b)を回転操作して、その軸先を金具本体(4
a)の開口部に配置するものである。この掛止状態にお
いて、掛止金具(4)は、蝶ねじ(4b)の軸先が横桟
(1)に係合することにより、掛止金具(4)の横桟
(1)からの脱外が確実に防止されることになる。
【0005】ところが、この掛止金具(4)は、横桟
(1)に対し掛脱する際、その都度、ねじ(4b)を回
転させて、ねじ(4b)の軸先を掛止金具本体(4a)
の開口部に対し進退させるという面倒な操作が必要であ
り、掛脱操作が非常に面倒であるという問題を抱えてい
る。
【0006】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、横桟に対する掛脱操作を簡単に行えて、しかも横桟
からの不本意な脱外を確実に防止できる仮設足場用掛止
金具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、縦桟上端等に設けられ、仮設足場の横
桟に引掛けるようにして掛け止められる仮設足場用掛止
金具であって、開口部を下向きに配置した状態で、縦桟
上端等に固着されるコ字型の掛止金具本体と、一端側が
前記掛止金具本体に回動自在に取り付けられ、自然状態
においては、自由端側が前記掛止金具本体の開口部を閉
塞する位置に配置されるC字状のロック片とを備え、ロ
ック片自然状態で、前記掛止金具本体を前記横桟に上方
から外嵌して掛止することにより、前記ロック片が前記
横桟に押されて1回転し、そのロック片の自由端側が前
記横桟の下方側に回り込んで前記掛止金具本体の開口部
を閉塞する位置に配置されるよう構成されてなるものを
要旨とする。
【0008】この発明の仮設足場用掛止金具は、横桟に
掛け止める場合、金具本体を横桟に上方から外嵌するだ
けで良い。
【0009】しかも金具本体を外嵌操作した際に、ロッ
ク片が横桟に下方から押されて1回転して、そのロック
片の自由端側が横桟の下方側に回り込んで掛止金具本体
の開口部を閉塞する位置に配置される。このためロック
片の自由端側が横桟に係合することにより、金具本体の
横桟からの不本意な脱外を防止することができる。
【0010】またロック片を回転させるだけで、金具本
体の開口部を開放させることができ、これにより横桟か
らの取り外し作業を支障なく行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、本実
施形態は、梯子部材(5)に設けられた本実施形態特有
の掛止金具(10)により、梯子部材(5)を、仮設足
場の横桟(1)に掛け止めることができるよう構成され
るものである。
【0012】まず梯子部材(5)は、縦桟を構成するリ
ップ溝型の一対の側枠(6)(6)間に、複数のステッ
プ部材(7)が架け渡されたものからなっている。
【0013】掛止金具(10)は、コ字型の掛止金具本
体(20)と、曲げ加工された棒材からなるロック部材
(30)とを具備している。
【0014】図2ないし図4に示すように、ロック部材
(30)は、互いに並列に配置された一対のC字状のロ
ック片(31)(31)と、一対のロック片(31)
(31)の一端側(32)(32)同士を連結する連結
軸部(35)とにより構成されており、連結軸部(3
5)が、上記掛止金具本体(20)の上壁部(21)の
外面に、取付部材(40)を介して回動自在に取り付け
られている。これにより、ロック片(31)(31)
が、掛止金具本体(20)の両側位置において、連結軸
部(35)の軸回りに、すなわち一端側(32)(3
2)を支点として、自在に回転し得るように構成されて
いる。
【0015】この構成の掛止金具(10)における金具
本体(20)の開口部(25)が下向きに配置されるよ
うにして、金具本体(20)の一側片(22)が、上記
梯子部材(5)の側枠(6)(6)の上端外側面に固着
される。
【0016】こうして梯子部材(5)に取り付けられた
掛止金具(10)は、自然状態においては、すなわち開
口部(25)を下向きに配置した状態においては、図2
(a)、図3(a)及び図4(b)に示すように、一対
のロック片(31)の各自由端側(他端側)(33)
が、金具本体(20)の開口部(25)を閉塞する態様
に配置される。
【0017】この梯子部材(5)を、仮設足場の横桟
(1)に掛け止める際には、図2(a)及び図3(a)
に示すように梯子部材上端の掛止金具(10)を、横桟
(1)に引掛けるように外嵌すれば良い。
【0018】これにより図2(b)及び図3(b)想像
線に示すように、一対のロック片(31)の自由端側
(33)における外周部が横桟(1)により下方から上
方へ押されて、一対のロック片(31)が、連結軸部
(35)を支点としてほぼ1回転し、図2(b)、図3
(c)及び図4(b)想像線に示すようように、一対の
ロック片(31)の自由端側(33)が横桟(1)の下
方側に回り込んで、掛止金具本体(20)の開口部(2
5)を閉塞する態様に配置され、更にロック部材(3
0)は自重によりその状態に維持される。
【0019】この掛止状態において、ロック片(31)
の自由端側(33)が、金具本体(20)の開口部(2
5)を閉塞する位置に配置されているため、例えば搬入
機材等が掛止金具(10)に当たって掛止金具(10)
に上方へ抜け出すような力が作用した場合でも、ロック
片(31)の自由端側(33)が横桟(1)の下方側に
係合することにより、掛止金具本体(20)、すなわち
掛止金具(10)が横桟(1)から脱外するのを確実に
防止することができる。
【0020】一方、梯子部材(5)を横桟(1)から取
り外す場合には、掛止金具(10)のロック片(31)
を回転させて、金具本体(20)の開口部(25)を開
放させ、その状態で掛止金具(10)を上方へ脱外させ
るように梯子部材(5)を持ち上げれば、横桟(1)か
ら取り外すことができる。
【0021】以上のように、本実施形態の掛止金具(1
0)によれば、横桟(1)に上方から外嵌するだけで、
簡単に掛け止めることができる。しかもこの掛止状態に
おいては、ロック片(31)の自由端側(33)が、横
桟(1)の下方側に金具本体(20)の開口部(25)
を閉塞する位置に配置される。このため、ロック片(3
1)の自由端側(33)が横桟(1)に係合することに
より、掛止金具(10)、ひいては梯子部材(5)が、
横桟(1)から不本意に脱外するのを確実に防止でき
る。
【0022】また金具本体(20)の開口部(25)を
開放させるようにロック片(31)を回転させるだけ
で、簡単に、掛止金具(10)を横桟(1)から取り外
すことができる。
【0023】また本実施形態においては、ロック片(3
1)を、金具本体(20)の両側に配置して、その両側
で横桟(1)にそれぞれ係合するよう構成しているの
で、バランス良く安定した掛止状態を得ることができ
る。
【0024】なお本発明において、コ字型の掛止金具本
体(20)というものは、U字状のもの等、金具本体
(20)の機能を損なわない程度に変形したものも当然
含まれる。
【0025】更に上記と同様、C字状のロック片(3
1)というものは、ロック片(31)の機能を損なわな
い程度に変形したものも含まれる。
【0026】また本発明の掛止金具は、縦桟等に限られ
ず、他の部材や部品に取り付けるようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明の仮設足場用掛
止金具によれば、開口部を下向きに配置した状態に設け
られるコ字型の掛止金具本体と、その金具本体に一端側
が枢着されたC字状のロック片とを備えるものであるた
め、横桟に掛け止める場合には、金具本体を横桟に上方
から外嵌するだけで、簡単に掛け止めることができる。
しかも、金具本体の外嵌操作により、ロック片が横桟に
下方から押されて1回転して、そのロック片の自由端側
が横桟の下方側に回り込んで掛止金具本体の開口部を閉
塞する位置に配置される。このためロック片の自由端側
が横桟に係合することにより、金具本体の横桟からの不
本意な脱外を確実に防止することができる。また金具本
体の開口部を開放させるようにロック片を回転させるだ
けで、簡単に、横桟から取り外すことができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である掛止金具が取り付け
られた梯子部材の横桟との掛止部周辺を示す斜視図であ
る。
【図2】上記掛止部周辺を拡大して示す斜視図であっ
て、同図(a)は梯子部材を横桟に掛止する直前の状態
を示す図、同図(b)は梯子部材を横桟に掛止した後の
状態を示す図である。
【図3】実施形態の掛止金具を示す側面図であって、同
図(a)は掛止操作直前の状態を示す図、同図(b)は
掛止操作途中の状態を示す図、同図(c)は掛止操作完
了後の状態を示す図である。
【図4】実施形態の掛止金具を示す図であって、同図
(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)は背
面図である。
【図5】同図(a)は従来の掛止金具が取り付けられた
縦桟の横桟との掛止部周辺を示す側面図、同図(b)は
他の従来の掛止金具が取り付けられた縦桟の横桟との掛
止部周辺を示す側面図である。
【符号の説明】
1…横桟 6…側枠(縦桟) 10…掛止金具 20…掛止金具本体 25…開口部 31…ロック片 32…ロック片一端側 33…ロック片自由端側

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦桟上端等に設けられ、仮設足場の横桟
    に引掛けるようにして掛け止められる仮設足場用掛止金
    具であって、 開口部を下向きに配置した状態で、縦桟上端等に固着さ
    れるコ字型の掛止金具本体と、 一端側が前記掛止金具本体に回動自在に取り付けられ、
    自然状態においては、自由端側が前記掛止金具本体の開
    口部を閉塞する位置に配置されるC字状のロック片とを
    備え、 ロック片自然状態で、前記掛止金具本体を前記横桟に上
    方から外嵌して掛止することにより、前記ロック片が前
    記横桟に押されて1回転し、そのロック片の自由端側が
    前記横桟の下方側に回り込んで前記掛止金具本体の開口
    部を閉塞する位置に配置されるよう構成されてなること
    を特徴とする仮設足場用掛止金具。
JP14382196A 1996-06-06 1996-06-06 仮設足場用掛止金具 Pending JPH09324530A (ja)

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JP14382196A JPH09324530A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 仮設足場用掛止金具

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JPH09324530A true JPH09324530A (ja) 1997-12-16

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ID=15347747

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JP14382196A Pending JPH09324530A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 仮設足場用掛止金具

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JP (1) JPH09324530A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101008359B1 (ko) * 2008-06-30 2011-01-13 서보산업 주식회사 거푸집 승강장치
JP2012158944A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nikko Co Ltd 梯子固定金具
JP2012172385A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Nikko Co Ltd 梯子固定金具
CN108033331A (zh) * 2017-12-29 2018-05-15 苏州江南嘉捷电梯有限公司 一种无机房电梯顶层检修用爬梯

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