JPH1190994A - プロテクタ付曲形ホースの製造方法 - Google Patents

プロテクタ付曲形ホースの製造方法

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JPH1190994A
JPH1190994A JP27366397A JP27366397A JPH1190994A JP H1190994 A JPH1190994 A JP H1190994A JP 27366397 A JP27366397 A JP 27366397A JP 27366397 A JP27366397 A JP 27366397A JP H1190994 A JPH1190994 A JP H1190994A
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JP
Japan
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protector
hose
hose body
groove
unvulcanized
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Application number
JP27366397A
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English (en)
Inventor
Riichi Koizumi
利一 小泉
Takahiro Nitano
貴弘 仁田野
Minoru Tabata
実 田端
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】曲り形状を成すホース本体の外周面に保護管と
してのプロテクタを嵌装した形態のプロテクタ付曲形ホ
ースを容易に製造できる製造方法を提供する。 【解決手段】ホース本体12の外周面をプロテクタ14
にて部分的に被覆したプロテクタ付曲形ホース10を製
造するに際して、第一成形溝部20及び第一成形溝部2
0よりも溝幅及び溝深さの大きい第二成形溝部22を備
えた二段溝構造の外型16を用い、それぞれ直管状に成
形した未加硫のホース本体12Aと未加硫のプロテクタ
14Aとを嵌合状態に組み付けた状態でそれらを外型1
6の第一及び第二成形溝部20,22にセットして曲げ
変形させ、その状態でホース本体12A及びプロテクタ
14Aを同時加硫及び接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はゴム製のホース本
体の外周面を一部被覆するように保護管としてのゴム製
のプロテクタを嵌装した形態のプロテクタ付曲形ホース
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車用ホースは、組付時に他の
部品との干渉を防ぐために様々な曲り形状に形成した
り、また他の部品との接触によって摩耗や損傷を生じた
り或いは熱の影響で劣化したりするのを防ぐため、ゴム
製のホース本体の外周面に保護管としてのゴム製のプロ
テクタを嵌装するといったことが多い。
【0003】この種プロテクタ付きの曲り形状のホース
の製造方法として、従来図6に示すような方法を用いて
いた。即ち、直管状に成形した未加硫のホース本体20
0Aと同じく直管状に成形した未加硫のプロテクタ20
2A(ここでは完全未加硫及び半加硫の状態を未加硫の
状態と称する)とに対して、それぞれ対応するマンドレ
ル204,206を挿入し、その状態でホース本体20
0A及びプロテクタ202Aを加熱加硫処理して、曲り
形状のホース本体200とプロテクタ202とを得、そ
の後にプロテクタ202をホース本体200に嵌装して
両者を組み付け、以てプロテクタ付曲形ホース208を
得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なマンドレル204,206を用いた従来の製造方法の
場合、マンドレル204,206と未加硫のホース本体
200A,プロテクタ202Aとの間の摩擦力、又は加
硫後のホース本体200,プロテクタ202との間摩擦
力により、特に曲り部における大きな抵抗力により、未
加硫のホース本体200A,プロテクタ202Aにマン
ドレル204,206を挿入する作業、加硫後において
マンドレル204,206を曲形のホース本体200,
プロテクタ202から抜き取る作業の際に強い力でこれ
を行わなければならず、同作業が大変困難な作業となっ
ていた。
【0005】加えてこの製造方法の場合、未加硫のホー
ス本体200A,プロテクタ202Aに対してマンドレ
ル204,206に挿入作業しやすくするために、更に
はまた加硫後においてホース本体200,プロテクタ2
02からマンドレル204,206を抜取作業しやすく
するためにマンドレル204,206の表面に離型剤を
塗布するが、この場合、加硫後においてホース本体20
0,プロテクタ202からマンドレル204,206を
抜き取ったときにマンドレル204,206表面及びホ
ース本体200,プロテクタ202の内面に離型剤が残
るため、加硫後において洗剤を用いて離型剤を洗浄・除
去する工程が必要となるのみならず、離型剤やそれを除
去する洗剤が廃液中に入ってしまって廃液の水処理が大
変になるといった問題があった。
【0006】更にこの方法では、ホース本体200用の
マンドレル204の他にプロテクタ202用のマンドレ
ル206が必要である外、ホース本体200の加硫工程
とプロテクタ202の加硫工程、即ち未加硫のホース本
体200Aへのマンドレル204の挿入工程と、加硫後
におけるホース本体200からのマンドレル204の抜
取工程、及び未加硫のプロテクタ202Aへのマンドレ
ル206の挿入工程及び加硫後におけるプロテクタ20
2からのマンドレル206の抜取工程が必要であるとと
もに、更に加硫後においてホース本体200とプロテク
タ202とを嵌め合せ且つ接着剤にてそれらを互いに接
着する組付工程が必要で、ホース製造のための工数が多
く、コストが高くなるといった問題があった。
【0007】またホース本体200とプロテクタ202
とを組み付ける際にプロテクタ202のホース本体20
0に対する嵌合組付位置を定めるための位置決作業を行
わなければならないといった問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の製造方法は、曲り形状をなすゴム製のホース本体
の外周面に、対応する曲り形状をなし該ホース本体より
も短い保護管としてのゴム製のプロテクタを嵌装して、
該ホース本体を該プロテクタにて部分的に被覆して成る
プロテクタ付曲形ホースの製造方法であって、前記ホー
ス本体の、前記プロテクタにより被覆されない非被覆部
分に対応した形状及び溝幅を有し、該非被覆部分を保持
拘束する第一成形溝部と、該第一成形溝部よりも溝幅及
び溝深さが大きく、該プロテクタを該ホース本体の被覆
部分とともに曲り形状に保持拘束する第二成形溝部とを
備えた二段溝構造の外型を用い、直管状に成形した未加
硫のホース本体の外周面に未加硫のプロテクタを嵌装し
た状態でそれらを該外型の第一及び第二成形溝部に嵌込
セットして曲げ変形させ、その状態で該ホース本体及び
プロテクタを同時加硫及び接着することを特徴とする。
【0009】請求項2の製造方法は、請求項1におい
て、前記未加硫のプロテクタを直管状に成形して該プロ
テクタを前記直管状の未加硫のホース本体の外周面に嵌
装し、その状態でそれらホース本体及びプロテクタを前
記第一及び第二成形溝部に嵌込セットすることを特徴と
する。
【0010】請求項3の製造方法は、請求項1,2の何
れかにおいて、前記第一成形溝部と第二成形溝部との段
差面の一方を前記プロテクタの一方の端面に当接するス
トッパ面と成し、該ストッパ面にて該プロテクタの該端
面の位置を規定することを特徴とする。
【0011】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の製造方
法では、第一成形溝部と、その第一成形溝部に対して段
差状をなし、第一成形溝部よりも溝幅及び溝深さが大き
い第二成形溝を備えた二段溝構造の外型を用い、そして
直管状に成形した未加硫のホース本体の外周面に未加硫
のプロテクタを嵌装した状態でそれらを外型にセット
し、形状保持した状態で各々を同時加硫するもので、こ
の方法によれば、プロテクタ付曲形ホースの加硫処理に
際して、上記従来の方法と異なってホース本体用のマン
ドレル及びプロテクタ用のマンドレルを必要とせず、従
ってまたそれらマンドレルを未加硫のホース本体及びプ
ロテクタに挿入し或いは加硫後においてそれらからマン
ドレルを抜き取る作業を必要とせず、加硫作業を極めて
簡単化し得て生産能率を高めることができる。
【0012】またマンドレルを用いる必要がないことか
ら、マンドレルへの離型剤の塗布及び加硫後においてマ
ンドレル表面及びホース内面に残った離型剤を洗剤を用
いて除去する工程が不要化し、更にはそれら離型剤及び
洗剤が入り込んだ廃液の水処理が大変になるといった問
題を回避することができる。
【0013】その他、本発明の製造方法では未加硫のホ
ース本体とプロテクタとを互いに嵌め合せた状態で外型
を用い、それらを一挙に同時加硫するため、更にはその
加硫の際にホース本体とプロテクタとを同時接着するた
め、ホース製造のための必要な工程数が少なくて済み、
ホースの生産能率を更に高め得て製造コストを低減する
ことができる。
【0014】本発明においては、未加硫のプロテクタを
直管状に成形しておき、同じく直管状に成形した未加硫
のホース本体にこれを嵌装した状態で、それら全体を曲
げ変形させつつ外型の第一及び第二成形溝に嵌込セット
するようになすことができる(請求項2)。このように
すれば、未加硫のホース本体の外周面に未加硫のプロテ
クタを嵌装する作業を容易に行うことができる。
【0015】本発明においては、また、上記外型の第一
成形溝部と第二成形溝部との段差面の一方をプロテクタ
の一方の端面に当接するストッパ面となすことができる
(請求項3)。このようにすれば、ホース本体の外周面
にプロテクタを嵌装した状態で外型にセットする際、プ
ロテクタを求める位置に正確に位置決めすることができ
る。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10はプロテクタ付曲形ホー
スの例を示したもので、この曲形ホース10は、曲り形
状をなすホース本体12の外周面に、これよりも短い保
護管としてのプロテクタ14を嵌装してホース本体12
をプロテクタ14にて部分的に被覆した形態をなしてい
る。
【0017】ここでホース本体12及びプロテクタ14
は何れも断面円形状をなしており、またホース本体12
とプロテクタ14とは互いに接触状態に嵌合されていて
それらが互いに接着されている。
【0018】この例において、ホース本体12とプロテ
クタ14とは何れも同種のゴム材料から成っており、且
つプロテクタ14はソリッドゴム、つまり非スポンジ状
のゴムから成っている。因みにこれらホース本体12及
びプロテクタ14のゴム材料としてEPDMを例示する
ことができる。
【0019】ホース本体12は、プロテクタ14による
被覆部分12−2が曲り形状をなしており、そしてプロ
テクタ14もこれに対応した曲り形状をなしている。
【0020】図2は曲形ホース10の製造に用いる成形
型、具体的には加硫時において未加硫のホース本体12
A及びプロテクタ14Aを外周面において曲り形状に保
持拘束するための外型16を示したもので、この外型1
6は、それらホース本体12A及びプロテクタ14Aを
嵌合せ状態で嵌入させるための成形溝部18を有してい
る。
【0021】成形溝部18は、図3に示しているように
図1のホース本体12に対応した形状及び溝幅の、詳し
くはプロテクタ14により被覆されていない非被覆部分
12−1に対応した形状及び溝幅の第一成形溝部20
と、第一成形溝部20に対して段差状をなし第一成形溝
部20よりも溝幅及び溝深さの大きい第二成形溝部22
とから成っている。
【0022】ここで第二成形溝部18は、プロテクタ1
4及びホース本体12の被覆部12−2に対応した曲り
形状をなしている。具体的には第二成形溝部22は、プ
ロテクタ14の外径と略同等の溝幅で曲り形状をなして
おり、またその断面形状はU字形状をなしている。尚、
第一成形溝部20はホース本体12の外径と略同等の溝
幅とされており、その断面形状はU字形状をなしてい
る。
【0023】但しこれら第一成形溝部20及び第二成形
溝部18は、矩形状等他の断面形状であっても良い。要
するに未加硫のホース本体12A及びプロテクタ14A
を最終の曲り形状、つまり図1の曲形ホース10の曲り
形状に保持拘束できるものであれば良い。
【0024】尚、成形溝部18はその長さが曲形ホース
10の長さよりも僅かに長くされており、また第二成形
溝部22もプロテクタ14の長さよりも僅かに長くされ
ている。
【0025】そしてこの例では、第二成形溝部22の図
3中左端の面、つまり第一成形溝部20から第二成形溝
部22にかけての段差面が、プロテクタ14Aの端面に
当接して位置決めをなすストッパ面24とされている。
尚、本例では外型16はシリコーンゴムにて構成されて
いる。勿論他の材料でこれを構成することもできる。
【0026】次に上記外型16を用いた本例の曲形ホー
ス10の製造方法を図5に基づいて具体的に説明する。
本例の製造方法においては、図5(I)に示しているよ
うに未加硫のホース本体12A及びプロテクタ14Aを
それぞれ直管状に成形し、そしてそのプロテクタ14A
をホース本体12Aの外周面に嵌装する。
【0027】その状態で(II)に示しているようにホー
ス本体12Aとプロテクタ14Aとの組付体を外型16
の成形溝部18に嵌込セットする。図4はこの時の状態
を示したものである。
【0028】図示のようにホース本体12Aとプロテク
タ14Aとの組付体を成形溝部18に嵌込セットするに
際して、プロテクタ14Aの一方の端面を成形溝部18
のストッパ面24に当接させることで、プロテクタ14
Aを正しく予め定めた位置に位置決めすることができ
る。具体的には、図1に示しているように曲り部の中心
位置Pに対してプロテクタ14Aの端面位置が一定の位
置関係となるようにこれを位置決めすることができる。
【0029】上記のようにしてホース本体12Aとプロ
テクタ14Aとの組付体を外型16の成形溝部18にセ
ットした後、続いてそれらを(III)に示しているように
所定の加熱加硫室内に装入し、そこで所定時間かけて加
熱加硫処理を行う。このとき、時ホース本体12A及び
プロテクタ14Aが同時的に加硫されるとともに併せて
それらが一体に接着固定される。
【0030】尚、加硫の方法としては様々な方法を用い
得るが、蒸気加硫、即ちホース本体12Aとプロテクタ
14Aの組付体を外型16にセットした状態でこれを蒸
気加硫缶内に装入し、蒸気加硫する方法を用いることが
できる。
【0031】次に、所定時間の加熱加硫処理を終えたと
ころで加硫後の曲形ホースを外型16とともに外部に取
り出し、引き続いて曲形ホース10を外型16の成形溝
部18から取り出す。ここにおいてプロテクタ14付の
曲形ホース10を得ることができる(IV)。
【0032】上記のような本例の製造方法によれば、プ
ロテクタ付曲形ホース10の加硫処理に際して、図6に
示す従来の方法と異なり、ホース本体12用のマンドレ
ル204及びプロテクタ14用のマンドレル206を必
要とせず、従ってまたそれらマンドレル204,206
を未加硫のホース本体12A及びプロテクタ14Aに挿
入したり或いは加硫後においてそれらからマンドレル2
04,206を抜き取る作業を必要とせず、加硫作業を
極めて簡単に行い得、生産能率を高めることができる。
【0033】またマンドレルを用いる必要がないことか
ら、マンドレルへの離型剤の塗布及び加硫後においてマ
ンドレル表面及びホース内面に残った離型剤を洗剤を用
いて除去する工程が不要化し、更にはそれら離型剤及び
洗剤が入り込んだ廃液の水処理が大変になるといった問
題を回避できる。
【0034】また本例の方法ではホース本体12Aとプ
ロテクタ14Aとを外型16を用いて同時に加硫すると
ともにそれら互いに一体に接着固定するため、ホース製
造のための必要な工程を少なくでき、ホースの生産能率
向上に寄与することができる。
【0035】また本例の製造方法では、未加硫のホース
本体12A及びプロテクタ14Aを何れも直管状に成形
して、そのプロテクタ14Aをホース本体12Aの外周
面に嵌装するため、プロテクタ14Aを容易にホース本
体12の外周面に嵌装作業することができる。またそれ
らの組付体を外型16の成形溝部18に嵌込セットする
際、プロテクタ14Aの端面をストッパ面24にて位置
決めできるため、嵌込作業が容易であるとともにプロテ
クタ14Aを適正な位置に位置決めセットすることがで
きる。
【0036】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例では成形溝部18がホ
ース長手方向に連続的に形成されているが、場合によっ
てこれを断続的に形成するようになすこともできる。ま
た本発明はゴム単体から成るホースのみならず樹脂を一
部複合化したゴムホースにも適用可能であるし、加硫方
法も様々な加硫方法を採用することが可能である等、本
発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加
えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象であるプロテクタ付曲形ホー
スの一例を示す図である。
【図2】図1の曲形ホース製造用の外型を示す図であ
る。
【図3】図2の外型の成形溝部の形状を示す図である。
【図4】図3において成形溝部に未加硫のホース本体及
びプロテクタを嵌込セットした状態の断面図である。
【図5】図2の外型を用いた本発明の一実施例である製
造方法の説明図である。
【図6】プロテクタ付曲形ゴムホースの従来の製造方法
の一例を示す図である。
【符号の説明】 10 プロテクタ付曲形ホース 12 ホース本体 12A 未加硫のホース本体 12−1 非被覆部分 12−2 被覆部分 14 プロテクタ 14A 未加硫のプロテクタ 16 外型 18 成形溝部 20 第一成形溝部 22 第二成形溝部 24 ストッパ面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲り形状をなすゴム製のホース本体の外
    周面に、対応する曲り形状をなし該ホース本体よりも短
    い保護管としてのゴム製のプロテクタを嵌装して、該ホ
    ース本体を該プロテクタにて部分的に被覆して成るプロ
    テクタ付曲形ホースの製造方法であって 前記ホース本体の、前記プロテクタにより被覆されない
    非被覆部分に対応した形状及び溝幅を有し、該非被覆部
    分を保持拘束する第一成形溝部と、該第一成形溝部より
    も溝幅及び溝深さが大きく、該プロテクタを該ホース本
    体の被覆部分とともに曲り形状に保持拘束する第二成形
    溝部とを備えた二段溝構造の外型を用い、直管状に成形
    した未加硫のホース本体の外周面に未加硫のプロテクタ
    を嵌装した状態でそれらを該外型の第一及び第二成形溝
    部に嵌込セットして曲げ変形させ、その状態で該ホース
    本体及びプロテクタを同時加硫及び接着することを特徴
    とするプロテクタ付曲形ホースの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記未加硫のプロテ
    クタを直管状に成形して該プロテクタを前記直管状の未
    加硫のホース本体の外周面に嵌装し、その状態でそれら
    ホース本体及びプロテクタを前記第一及び第二成形溝部
    に嵌込セットすることを特徴とするプロテクタ付曲形ホ
    ースの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記第
    一成形溝部と第二成形溝部との段差面の一方を前記プロ
    テクタの一方の端面に当接するストッパ面と成し、該ス
    トッパ面にて該プロテクタの該端面の位置を規定するこ
    とを特徴とするプロテクタ付曲形ホースの製造方法。
JP27366397A 1997-09-20 1997-09-20 プロテクタ付曲形ホースの製造方法 Pending JPH1190994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10162294B4 (de) * 2001-12-19 2004-07-15 Contitech Schlauch Gmbh Verfahren zur Herstellung von Krümmerschläuchen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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