JPH1189778A - 清掃用モップ - Google Patents

清掃用モップ

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JPH1189778A
JPH1189778A JP9256678A JP25667897A JPH1189778A JP H1189778 A JPH1189778 A JP H1189778A JP 9256678 A JP9256678 A JP 9256678A JP 25667897 A JP25667897 A JP 25667897A JP H1189778 A JPH1189778 A JP H1189778A
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Masatoshi Fujiwara
雅俊 藤原
Yasuhiko Kenmochi
泰彦 釼持
Kozo Abe
耕三 阿部
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/42Details
    • A47L13/44Securing scouring-cloths to the brush or like body of the implement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/20Mops
    • A47L13/24Frames for mops; Mop heads
    • A47L13/254Plate frames
    • A47L13/258Plate frames of adjustable or foldable type

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押え部材を閉じたときに清掃シートが互いに
接近する方向に移動し、受部側の爪受部上でシートの端
部どうしが重なり掛止爪が爪受部にロックされない場合
がある。 【解決手段】 押え部材32を閉じると、シートSが押
し込み凸部32c,32cとともに貫通穴36,36内
に押し込まれる。シートSは、一度受部31の上面から
下面に至り、押し込み凸部32c,32cの先端で折り
曲げられ再び貫通穴36,36を通って受部31の上面
に戻るという経路を辿るため、シートSの経路を長くす
ることができる。よって、押え部材32を閉じた際に
は、シートSの端部どうしが重なりにくく、爪受部35
を露出させやすい。よって、係止爪32aを爪受部35
に確実にロックできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基台の外周に清掃
用のシートを覆設して掃除を行なうための清掃用モップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の清掃用モップを示す外観
斜視図である。図5に示される掃除用モップの基台1
は、主に上基台2と、前記上基台2の外縁に装着され且
つ上基台2の底面を覆う滑止め部材3とから構成されて
いる。例えば、上基台2は合成樹脂を射出成形すること
により形成されており、滑止め部材3は常温で顕著な弾
性を示す高分子物質(エラストマー)などによって形成
されている。上基台2の中央には、連結部4が設けられ
ており、この連結部4にジョイント7が連結され、この
ジョイント7がモップの柄に連結される。
【0003】上基台2の長手方向の両側に位置する固定
部10A,10Bでは、上基台2に凹状に成形された受
部11およびこの受部11に嵌合される押え部材12が
設けられている。押え部材12は、前記連結部4側に位
置するヒンジ部11aを支点として回動自在に支持され
ている。受部11には、円弧穴14,14が開口し、ま
た前記ヒンジ部11aと逆側の位置に、爪受部15が一
体に形成されている。押え部材12の下面には、前記爪
受部15に掛止される掛止爪12aが一体に形成され、
また前記円弧穴14,14内に介入する押え爪12b,
12bが一体に形成されている。
【0004】前記清掃用モップの基台1の外周には、一
点鎖線で示すように所定形状の清掃シートSが設置され
る。清掃シートSは、滑止め部材3の下面に設置され、
その両縁部Sa,Saが上基台2の側方から上面に巻付
けられる。このとき、固定部10A,10Bでは、押え
部材12,12を上向きに回動させて受部11から離し
ておく。そして前記清掃シートSの縁部Sa,Saを爪
受部15の側方へ引き寄せ、そのまま押え部材12を回
動させ、この押え部材12を受部11に押し付ける。こ
のとき、押え部材12に形成された押え爪12b,12
bにより清掃シートSが円弧穴14,14内に押し込ま
れるとともに、掛止爪12aが爪受部15の穴15a内
に掛止され、押え部材12が閉じられた状態でロックさ
れる。清掃シートSの側部は、前記押え爪12b,12
bと円弧穴14,14との間に挟持されて、外れ止めと
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように清掃シー
トSは、押え爪12b,12bにより円弧穴14,14
に押し込まれて掛止されるが、このとき清掃シートSの
幅寸法が大きいものであると、清掃シートSの両縁部S
aが爪受部15の上面に乗ったままとなる場合がある。
そのまま、押え部材12を受部11に押し付けると、清
掃シートSが掛止爪12aと爪受部15との間に挟み込
まれ、掛止爪12aが爪受部15の穴15aに確実に掛
止されないことがある。
【0006】この場合に、強行的に押え部材12を押圧
して、掛止爪12aと爪受部15とを係合させようとす
ると、掛止爪12aを破損させたり、または押え部材1
2に亀裂が生じる可能性がある。特に、図5に示す清掃
モップの基台1に適合できない非常に幅寸法の大きい清
掃シートSを使用すると、縁部SaとSaが爪受部15
の上面で重なって2重になり、押え部材12を押して
も、掛止されない状態が生じやすくなる。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するための
ものであり、押え部材を基台に押圧する際に、清掃シー
トの縁部が爪受部から側方へ逃げやすくし、清掃シート
の縁部と縁部との間の隙間を通して、押え部材と基台と
が掛止されやすいようにした清掃用モップを提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台と、この
基台の上面に掛止手段を介して固定される押え部材とを
有し、前記基台の下面から上面にかけて設置される清掃
シートの縁部が、前記基台と押え部材との間に挟持され
る清掃用モップにおいて、前記清掃シートが前記掛止手
段に向かう経路上に、押え部材側と基台側から互い違い
に突出する凸部が設けられ、前記清掃シートがそれぞれ
の凸部の上を通過して前記掛止手段の上または掛止手段
の近傍に至ることを特徴とするものである。
【0009】本発明での前記押え部材は、図1に示すよ
うに一端が基台に回動自在に支持され、他端が掛止手段
により掛止されるものであり、押え部材と基台との合わ
せ部において、両側方から押え部材の下へ清掃シートが
導かれるものとなる。または、押え部材が基台に回動自
在に支持されているものでなく、押え部材が2ヵ所の掛
止手段により基台に掛止され、且つ基台から分離可能と
されているものであってもよい。
【0010】清掃シートの幅方向の両側部は、押え部材
側と基台側の双方から互い違いに突出する凸部の上を通
過することにより、掛止手段に至る清掃シートの経路が
実質的に長くなる。そのため、押え部材で清掃シートを
基台に対して押圧したときに、清掃シートの縁部が、掛
止手段での掛止部に挟み込まれる確率を低くでき、清掃
シートの縁部と縁部との隙間内で、掛止手段による掛止
が確実に行なえるようになる。
【0011】また、前記掛止手段によって押え部材と基
台とが掛止された状態で、前記押え部材側と基台側から
突出する前記凸部の少なくとも一方が、対面側となる基
台または押え部材に形成された穴または凹部内に入り込
み、シートが前記凸部の先部により前記穴または凹部内
に押し込まれる構造とすることが可能である。
【0012】前記凸部が対面側に形成された穴または凹
部内に入り込むことにより、この部分での清掃シートの
撓み量を多くでき、清掃シートが、掛止手段内に挟み込
まれる確率をさらに低くできる。
【0013】さらに、前記掛止手段によって押え部材と
基台とが掛止された状態で、前記押え部材側または基台
側から突出する前記凸部の先端と、この凸部が対面する
基台または押え部材との間に隙間が形成され、この隙間
内に所定の厚み以上の清掃シートが挟まれたときに、前
記掛止手段による掛止が不能となるように前記隙間の対
向寸法が設定されていることが好ましい。
【0014】このように構成されていると、規定の厚さ
以上の清掃シートが使用されたとき、または清掃シート
が2枚重ねで使用されたようなときに、押え部材が基台
に対して押し付けられる移動量を制限でき、掛止手段が
無理に掛止させられようとして、押え部材に必要以上の
曲げ力が作用して破損の原因になったり、掛止手段を非
常に大きな抵抗力に逆らって掛止させられ、その結果掛
止手段を破損するなどという問題が生じなくなる。
【0015】さらに、前記掛止手段は、押え部材から基
台側へ突出し且つ先部に鉤部を有する掛止爪と、前記基
台から押え部材の方向へ突出し且つ前記鉤部が掛止され
る穴または段差を有する爪受部とから構成されており、
この爪受部の上面には、清掃シートを前記穴または段差
の上方位置から側方へ滑らせるための傾斜面が形成され
ている構造とすることができる。
【0016】この構成では、清掃シートの縁部が爪受部
の上に乗った状態で押え部材が押さえつけられたとき
に、清掃シートの縁部が前記傾斜面を滑って爪受部の上
から側方へ待避しやすくなり、掛止手段による掛止がさ
らに確実になる。
【0017】なお、掛止爪の先端に傾斜面を形成して、
掛止爪の先端を矢の先端のような形状にし、掛止爪が、
清掃シートの縁部と縁部との間に強制的に介入できる構
造とすることにより、掛止手段による掛止をさらに確実
に行なえるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明における清掃用モップを
示す外観斜視図、図2(A)は図1のIIa−IIa線
における断面図、図2(B)は図1のIIb−IIb線
における断面図である。図1に示される清掃用モップの
基台21は、主に合成樹脂を射出成形して形成された上
基台22および熱可塑性エラストマーなどから形成され
た滑止め部材23から構成されている。
【0019】上基台22の表面中央には連結部24が設
けられ、その両側方には固定部30A,30Bがそれぞ
れ設けられている。連結部24は、一対の支軸部25
a,25b、回動部材26およびY型ジョイント27よ
り構成されている。支軸部25a,25bの対向面に
は、Y軸方向に突出する凸部25a1,25b1(図示
せず)がそれぞれ形成され、この凸部25a1,25b
1に回動部材26が軸支されている。よって、回動部材
26は凸部25a1,25b1の回りを自在に回転可能
となっている。またY型ジョイント27の先端は、2つ
に分岐形成されており、その間に回動部材26が狭入さ
れているとともに、分岐対向面上に形成された凸部27
a,27aにより回動部材26に対し軸支されている。
よって、Y型ジョイント27は、凸部27a,27aの
回りを自在に回動可能となっている。これらにより、Y
型ジョイント27は支軸部25a,25bを中心に上基
台22に対して様々の角度に回動できるようになってい
る。
【0020】また、Y型ジョイントのZ1側の端面に
は、ねじ溝が形成されている。この端面には、所定の長
さに形成された柄が連結される。固定部30Aおよび3
0Bは、上基台22の上面において凹状に形成された受
部31と押え部材32とで構成される。受部31の両端
には、凸溝31aおよび円弧溝31bがそれぞれ連続し
て一体で形成されている。固定部30Aに示されるよう
に、押え部材32は凸溝31aの内部において、押え部
材32の基部32Aに形成された回転軸(図示せず)を
中心にβ1−β2方向に回動自在に軸支されている。
【0021】受部31には、滑り止めシート33が敷設
され、またその両側方には円弧穴34,34が開口して
いる。前記受部31では、円弧溝31bの内側で且つ基
台21の幅方向の中心位置に爪受部35が一体に隆起形
成されている。この爪受部35には、押え部材32の掛
止爪32aが掛止される穴35aが形成されている。ま
たはこの穴35aの代わりに凹部が形成され、その段差
に掛止爪32aが掛止されるものであってもよい。
【0022】爪受部35の両側方には、貫通穴36,3
6が形成され、その両側には凸部37,37がそれぞれ
一体に形成されている。なお、図2に示すように爪受部
35、貫通穴36,36および凸部37,37は、ほぼ
横一列に並設されている。一方、押え部材32には、従
来と同じ掛止爪32a、押え爪32b,32bが形成さ
れているが、さらに、掛止爪32aの両側部に押し込み
凸部32c,32cがそれぞれ形成されている。なお、
図2に示すように、押し込み凸部32c,32cが最も
長く形成されている。
【0023】押え部材32をβ1方向に回動させること
により、固定部30Bに示すような閉鎖状態とすること
ができる。この際、円弧穴34,34には押え爪32
b,32bが挿入され、貫通穴36,36には押し込み
凸部32c,32cがそれぞれ挿入される。また、同時
に押え部材32の裏面32Bが凸部37,37に近接す
るとともに、最終的に掛止爪32aの先端の鉤部が爪受
部35の穴35aに掛止されて、閉鎖状態のままロック
される。すなわち、この実施の形態では、掛止爪32a
と爪受部35とで、掛止手段が構成されている。また、
閉鎖状態から円弧溝31b内に指を挿入して押え部材3
2をβ2方向に軽く押し上げることにより、ロック状態
が解除されて回動可能となって固定部30Aのような開
口状態とすることが可能である。
【0024】以上のように構成される清掃用モップの基
台21の外周に清掃シートSを設置すると図2の一点鎖
線で示すような状態となる。すなわち、図2(A)に示
す開口状態では、押え部材32が上方(図示Z1方向)
に離間されている。このとき、清掃シートSの幅方向の
長さLSが基台21を一周する長さL0よりも長い場合
(LS>L0)には、図2(A)に示すように、清掃シー
トSの端部Sa,Saが爪受部35の上で重なることに
なる。
【0025】この状態から押え部材32をβ1方向に回
動させ閉鎖状態とすると、図2(B)に示すように、最
も長い押し込み凸部32c,32cが貫通穴36,36
内に最初に挿通される。よって、この際、押し込み凸部
32c,32cの先端部が清掃シートSの一部を貫通穴
36,36の内部に押し入む。また押し込み凸部32
c,32cの外側では、凸部37,37により清掃シー
トSが持ち上げられる。さらに、押し込み凸部32c,
32cの内側では、爪受部35の両側部の立ち上がり部
35b,35bにより清掃シートSが持ち上げられる。
【0026】清掃シートSが、基台21の両側部から上
面に至り、さらに掛止手段に至る過程で、シートSの延
びる経路が、凸部37,37、押し込み凸部32c,3
2c、立ち上がり部35b,35bによりジグザグの経
路を辿ることになる。よって、清掃シートSの縁部S
a,Saが爪受部35の穴35aの真上に至るまでの経
路が長くなる。そのため、図2(B)に示すように、清
掃シートSの縁部Sa,Saが、掛止爪32aの下降を
妨げない位置まで左右に間隔を開けるように移動する。
【0027】前記押し込み凸部32cは、掛止爪32a
の先端の鉤部が爪受部35の穴35aに掛止される以前
に、前記の清掃シートSを貫通穴36に押し込むことに
なるため、掛止爪32aが爪受部35の付近まで下降し
た時点で、清掃シートSの縁部SaとSaは左右に開い
ている。よって、掛止爪32aが清掃シートSに邪魔さ
れることなく、確実に爪受部35の穴35aに掛止され
てロックされる。また、押え部材32が受部31に向け
て下降し、掛止爪32aと爪受部35とが掛止された状
態で、凸部37,37の上端面は、押え部材32の裏面
32Bに平行に対面している。よって、押え部材32が
閉じられた状態で、この押え部材32に対しZ2方向に
大きな押圧力が作用したときに、凸部37,37の上端
面が押え部材32の裏面32Bを受けることになり、押
え部材32に過大な曲げ力などが作用するのを防止で
き、押え部材32の破損を防止できる。
【0028】また、図2(B)に示すように、押え部材
32が閉じ、掛止爪32aが爪受部35に掛止された状
態で、受部31から立上がる前記凸部37の先端面と、
押え部材32の裏面32Bとの間に隙間δが形成され
る。この隙間δは、この清掃用モップの基台21に適用
される標準的な規格の清掃シートSの厚みと同じか、ま
たは前記厚みよりもやや短く設定されている。よって、
前記規格の清掃シートSが1枚使用されたときには、清
掃シートSが前記隙間δ内に挟み込まれた状態で、掛止
爪32aを爪受部35の穴35aに掛止することが可能
である。ただし、前記規格よりも極端に厚みの大きい清
掃シートSが使用された場合、または前記規格の清掃シ
ートSが2枚またはそれ以上重ねて使用された場合に
は、このようなシートが、凸部37と押え部材32の裏
面32Bとの間に挟まれた状態では、掛止爪32aの先
端の鉤部が爪受部35の穴35aに届かず、よって押え
部材32が閉鎖状態でロックされなくなる。
【0029】よって、規格以外の厚みが極端に大きい清
掃シートSが使用され、押え部材32が無理やり押さえ
つけられ、掛止爪32aと爪受部35が無理に掛止させ
られて、掛止爪32aを破損したり、あるいは押え部材
32が破損するという問題が生じなくなる。なお、押し
込み凸部32c,32cが貫通穴36,36に挿通され
ることにより、凸部37,37側の清掃シートSが基台
21の中心(掛止爪32a)方向に互いに引かれるた
め、清掃シートSを基台21に強く張設した状態で掛止
でき、清掃中に清掃シートSの緩みを防止することがで
きる。
【0030】また、上記においては押し込み凸部32
c,32cは受部31側に形成された貫通穴36,36
に挿通されるものを示したが、貫通穴36,36の代わ
りに凹部を設け、この凹部内に、押し込み凸部32c,
32cが入り込んだときに、凹部と押し込み凸部32
c,32cの先端との間に清掃シートSが入り込める程
度の隙間が形成されるものであってもよい。さらに上記
においては、押し込み凸部32c,32cを押え部材3
2側に設け、貫通穴36,36を受部31側に設けた
が、本発明はこのようなものに限られるものではなく、
押し込み凸部を受部31側に設け、貫通穴又は凹部を押
え部材に設けたものであってもよい。
【0031】また、図3は他の実施の形態を示してい
る。図3では、押え部材32の裏面32Bに一体に形成
されている円弧形状の押え爪32bがY1側に延ばさ
れ、押え爪32b,32bが凸部37,37の側方まで
延びている。したがって、受部31では、円弧穴34,
34が凸部37,37と並ぶ位置まで延長されている。
図3に示す例では、押え部材32が受部31に押さえつ
けられ、掛止爪32aと爪受部35とが掛止された状態
で、掛止爪32aの方向へ延びる清掃シートSが、押え
爪32bにより円弧穴34内に押し込まれ、凸部37に
より持ち上げられ、さらに押し込み凸部32cにより貫
通穴36内に押し込まれる。そのため、清掃シートSの
縁部Saが、掛止爪32aの部分に至るまでの実質的な
経路が長くなり、清掃シートSの縁部Saが、爪受部3
5の上から側方へ位置ずれしやすくなり、掛止爪32a
が清掃シートSの縁部Saを挟み込む確率がさらに低く
なる。
【0032】次に、図4(A)に示すものでは、爪受部
35の上面に、左右方向へ下降する形状の傾斜面35
c,35cが形成されている。また図4(B)に示すも
のでは、爪受部35の左右の立ち上がり部35b,35
bからさらに上方へ突出する傾斜面35d,35dが形
成されている。よって、清掃シートSの縁部Saが爪受
部35の上に乗ったとしても、この縁部Saは、前記傾
斜面35cまたは35dにより左右に滑り落ちやすく、
または傾斜面35cまたは35dによりシートの縁部が
上に向けられるため、縁部SaとSaとの間隔がさらに
広がりやすくなって、掛止爪32aがシートに当たりに
くくなる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、清掃シー
トの端部どうしの重なりを防止することができるため、
清掃シートが長い場合でも常に掛止手段を露出状態とす
ることができる。よって、押え部材を確実に掛止するこ
とができ、清掃シートを基台に確実に固定することが可
能となる。
【0034】また、押え部材の掛止が円滑に行なうこと
ができるため、必要以上に大きな力で掛止する必要がな
く、押え部材の割れや掛止爪の破損等を防止することが
できる。
【0035】さらに清掃用モップの使用中に押え部材の
掛止が解除されるという誤作動も生じにくくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における清掃用モップを示す外観斜視
図、
【図2】(A)は図1のIIa−IIa線における断面
図、(B)は図1のIIb−IIb線における断面図、
【図3】本発明の他の実施の形態を示す部分断面図、
【図4】(A)(B)は、掛止手段を構成する爪受部の
好ましい構造を示す部分拡大図、
【図5】従来の清掃用モップの基台を示す外観斜視図、
【符号の説明】
21 基台 22 上基台 23 滑止め部材 24 連結部 25a,25b 支軸部 26 回動部材 27 Y型ジョイント 30A,30B 固定部 31 受部 32 押え部材 32a 掛止爪 32b 押え爪 32c 押し込み凸部 33 滑り止めシート 34 円弧穴 35 爪受部 36 貫通穴 37 凸部 S 清掃シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台の上面に掛止手段を介
    して固定される押え部材とを有し、前記基台の下面から
    上面にかけて設置される清掃シートの縁部が、前記基台
    と押え部材との間に挟持される清掃用モップにおいて、
    前記清掃シートが前記掛止手段に向かう経路上に、押え
    部材側と基台側から互い違いに突出する凸部が設けら
    れ、前記清掃シートがそれぞれの凸部の上を通過して前
    記掛止手段の上または掛止手段の近傍に至ることを特徴
    とする清掃用モップ。
  2. 【請求項2】 前記掛止手段によって押え部材と基台と
    が掛止された状態で、前記押え部材側と基台側から突出
    する前記凸部の少なくとも一方が、対面側となる基台ま
    たは押え部材に形成された穴または凹部内に入り込み、
    シートが前記凸部の先部により前記穴または凹部内に押
    し込まれる請求項1記載の清掃用モップ。
  3. 【請求項3】 前記掛止手段によって押え部材と基台と
    が掛止された状態で、前記押え部材側または基台側から
    突出する前記凸部の先端と、この凸部が対面する基台ま
    たは押え部材との間に隙間が形成され、この隙間内に所
    定の厚み以上の清掃シートが挟まれたときに、前記掛止
    手段による掛止が不能となるように前記隙間の対向寸法
    が設定されている請求項1記載の清掃用モップ。
  4. 【請求項4】 前記掛止手段は、押え部材から基台側へ
    突出し且つ先部に鉤部を有する掛止爪と、前記基台から
    押え部材の方向へ突出し且つ前記鉤部が掛止される穴ま
    たは段差を有する爪受部とから構成されており、この爪
    受部の上面には、清掃シートを前記穴または段差の上方
    位置から側方へ滑らせるための傾斜面が形成されている
    請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃用モップ。
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