JP3781906B2 - フロアマット用止め具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車のフロアマットを固定するため、予め自動車の床面に敷かれているフロアカーペットへ取付けられる止め具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開平7−33737号には、フロアカーペット上へ取付けられる樹脂製の表側抑え部と、その裏面(取付時下方側となる面をいう)へ一体に略ループ状部を設け、取付時にはこのループ状部を細長くしてフロアカーペットの穴へ入れ、その後、このループ状部を床面へ押しつけることにより、扁平につぶして表側抑え部との間にフロアカーペットを挟むようになっている。また、ループ状部を差し込む方向へ細長くしたとき先端となる部分内側に矢形の係合突部を設け、これが係合する係合凹部を表側抑え部の裏側でループ状部内側に設けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例の場合、取付時に取付穴へ差し込めるようにループ状部を細長くするため、この分だけフロアカーペットを大きくめくって床面から離さなければならない。しかし、このようにフロアカーペットをめくることは実際上困難であり、仮にできたとしても、その後きれいにフロアカーペットを敷き直さなければならないので、止め具の取付け作業に多くの時間を要する。本願発明の目的はこの問題を解決して取付容易な止め具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願のフロアマット用止め具に係る第1の発明は、フロアマットを固定するためフロアカーペットへ取付けられるフロアマット用止め具であって、フロアマットを係止するピンと、フロアカーペットの表面上に置かれる表側抑え部と、フロアカーペットの裏側へ入り込む裏側抑え部とを備え、表側抑え部と裏側抑え部との間でフロアカーペットを挟持するよう構成した止め具において、
前記裏側抑え部は、表側抑え部の裏面に所定間隔を持って略平行する固定挟み部と、この固定挟み部に対して折り曲げ自在のヒンジ部を介して連結される可動挟み部とを備え、固定挟み部及び可動挟み部の各ヒンジ部側と反対側の端部が自由端をなし、かつこれら固定挟み部、可動挟み部及びヒンジ部が一体に形成されるとともに、
この可動挟み部を固定挟み部に対して折り曲げるためのつまみ部を設け、
このつまみ部を表側抑え部側へ係脱自在にしたことを特徴とする。
【0005】
第2の発明は、上記第1の発明において、前記ピンに長さ方向のスリットを形成し、このスリットへ嵌合自在なピン嵌合部を設け、このピン嵌合部を前記つまみ部としたことを特徴とする。
【0006】
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記つまみ部とピンがそれぞれフロアカーペット表面から直立する状態とフロアカーペット表面と略平行する倒した状態とに変化するとともに、
前記つまみ部とピンをそれぞれ反対側へ倒して固定挟み部及び可動挟み部の各自由端を接近させるとそれぞれが下方へ延びて取付穴へ差し込み可能な差し込み状態になり、かつ表側抑え部がフロアカーペット上に略直交する状態となり、
固定挟み部及び可動挟み部を取付穴へ差し込んでから、前記つまみ部とピンをそれぞれを起立させると、表側抑え部がフロアカーペット上へ倒れ、かつフロアカーペットの裏側で固定挟み部及び可動挟み部の各自由端が互いに離れるように開いて固定挟み部及び可動挟み部が表側抑え部と略平行になることを特徴とする。なお本願において起立とは、フロアカーペット表面に対して、略平行に倒した状態から直立する状態に向かって起こす動作をいうものとし、起立状態には直立状態を含むものとする。
【0007】
【発明の効果】
第1の発明によれば、表側抑え部の裏面に所定間隔を持って略平行する固定挟み部と、この固定挟み部に対して折り曲げ自在のヒンジ部を介して連結される可動挟み部とを備え、固定挟み部及び可動挟み部の各ヒンジ部側と反対側の端部が自由端をなし、かつこれら固定挟み部、可動挟み部及びヒンジ部が一体に形成されるとともに、
この可動挟み部を固定挟み部に対して折り曲げるためのつまみ部を設け、
このつまみ部を表側抑え部側へ係脱自在にとし、かつ可動挟み部をつまみ部により回動操作するようにしたので、取付時にはつまみ部により、可動挟み部を回動させて固定挟み部及び可動挟み部を差し込み状態にして各自由端側をフロアカーペットに設けた取付穴内へ入れ、その後可動挟み部を固定挟み部と各自由端の離反方向へ回動させると、可動挟み部及び固定挟み部がフロアカーペットの裏側へ入って表側抑え部側へ回動し、フロアカーペットを表側抑え部と可動挟み部及び固定挟み部との間で挟む。そこで、つまみ部を表側抑え部側へ係合すれば、止め具はフロアカーペット上へ固定される。
【0008】
このとき、裏側抑え部は自由端を有するので、この自由端をフロアカーペットの取付穴内へ入れることにより、フロアカーペットを特別に大きくめくることなく、可動挟み部を回動させながら差し込むことができ、その結果、取付けがきわめて容易迅速になる。
【0009】
しかも、つまみ部を設けたので、可動挟み部の回動操作ができ、かつつまみ部を表側抑え部側へ係合することにより、フロアカーペットを挟む状態で可動挟み部の回動状態を維持できる。なお、本願において表側抑え部側とは表側抑え部自体並びにピンを含む部分を指称し、つまみ部は表側抑え部自体又はピンへ係合させることができる。
【0010】
第2の発明によれば、ピンに長さ方向のスリットを形成し、このスリットへ嵌合自在なピン嵌合部を設けたので、使用状態ではつまみ部をピンと一体化することにより外観を向上させることができ、かつ嵌合状態を目視確認することにより、フロアカーぺットに対する止め具の取付状態を容易迅速に把握できるので、取付作業の作業性並びに信頼性が向上する。
【0011】
第3の発明によれば、つまみ部とピンがそれぞれフロアカーペット表面から直立する状態とフロアカーペット表面と略平行する倒した状態とに変化するので、つまみ部とピンをそれぞれ反対側へ倒して固定挟み部及び可動挟み部の各自由端を接近させるとそれぞれが下方へ延びて取付穴へ差し込み可能な差し込み状態になり、かつ表側抑え部がフロアカーペット上に略直交する状態となる。そこで、固定挟み部及び可動挟み部を各自由端側からフロアカーペットの取付穴へ差し込み、その後、つまみ部とピンをそれぞれを起立させると、表側抑え部がフロアカーペット上へ倒れ、かつフロアカーペットの裏側で固定挟み部及び可動挟み部の各自由端が互いに離れるように開いて固定挟み部及び可動挟み部が表側抑え部と略平行になって、フロアカーペットを表側抑え部との間で挟むことができる。このため、止め具のフロアカーペットに対する取付がより強固になり、かつピンを固定挟み部のつまみ部として利用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて第1実施例を説明する。図1は止め具の取付前状態を示す図、図2は図1のX矢示図、図3はその平面視(図1のY矢示)図、図4は底面視(Y矢示と反対方向から示す)図、図5は要部の嵌合関係を示す断面図、図6は使用状態を示す図、図7乃至図11はそれぞれ取付時の各工程を示す断面図である。
【0013】
まず図6により使用状態を説明する。この止め具1は自動車の床面2上に敷かれたフロアカーペット3に設けられた取付穴4を利用して取付けられる。止め具1を取付ける部分の床面2は凹部になっており、床面2とフロアカーペット3の間には若干の間隙5が形成されている。また、止め具1の取付位置は、シート6の先端張り出し部下方であって、その下方へ足に触らない程度の適当寸法D程度入り込んでいることが好ましい。
【0014】
止め具1はフロアマット7をフロアカーペット3上へ固定するための部材であり、フロアマット7の端部にはハトメ状をしたマットリング8が設けられ、ここで後述する止め具1のピン11へ着脱自在に係合するようになっている。
【0015】
なお、フロアカーペット3及びフロアマット7の材料は公知の種々なものを使用でき、図示の場合はフロアカーペット3にニードルパンチ状のもの、フロアマット7に長繊維の起毛状をしたものが採用されている。
【0016】
次に、図1乃至図5により止め具1の構造を説明する。止め具1はフロアカーペット3の表面へ取付けられる平面視大略4角形の表側抑え部10、これから上方へ一体に突出形成されたピン11、その先端部に形成された太径部12を備え、ピン11の一側には長さ方向にそってスリット13が形成され、かつ太径部12の付け根部には横断方向の貫通穴14が形成されている。
【0017】
図5のA部は、図1のA−A線断面に相当し、この図に明らかなように、スリット13はその先端が貫通穴14内へ入り込むように貫通穴14と交差し、スリット13と貫通穴14の交差する部分に係合角部15が形成されている。
【0018】
表側抑え部10におけるピン11の形成位置は、中央より長手方向の一端10a側へ寄っており、他端10bとピン11との間には、他端10bからスリット13へ通じるように同じ幅の表側抑え部スリット16が形成されている。この表側抑え部スリット16は他端10b側に形成されたより間口幅の広い切り欠き部17へ通じている(図3)。
【0019】
表側抑え部10の裏面(カーペット3へ接触する面)側でピン11近傍部分には、固定側ボス18が一体に形成され、ここに嵌合凹部19が形成され、スリット13の略延長上に重なる一側面18aに一端を開放されている。
【0020】
固定側ボス18からは一端10a側へ向って表側抑え部10と略平行に固定挟み部20が一体に突出形成されている。固定挟み部20の一端側は自由端20aをなし、若干表側抑え部10側へ傾くように傾斜している。
【0021】
固定挟み部20の固定側ボス18側端部は薄肉のヒンジ部22を介して可動挟み部23の一端部と連絡し、この可動挟み部23の他端部も自由端23aをなし、固定挟み部20の自由端20aと反対側に傾斜し、固定挟み部20と可動挟み部23は略ハの字状をなし、若干外開き形状になっているが、この図の状態では自由端20aと23aの開きはまだあまり大きくない。
【0022】
これら固定挟み部20の自由端20a及び可動挟み部23の自由端23aは、それぞれ固定側ボス18が形成されている側の端部よりも寸法Lだけ長く突出している(図1)。Lはフロアカーペット3の厚さよりも若干長くなっている。なお、固定挟み部20及び可動挟み部23は、それぞれ裏側抑え部24の一部をなしている。
【0023】
可動挟み部23からは固定側ボス18に対応する可動側ボス25が設けられ、この可動側ボス25からは可動挟み部23と反対側へ突出して嵌合凹部19へ嵌合可能な突起26が一体に形成され、さらにピン11と反対方向へピン嵌合部27が一体に延出形成されている。
【0024】
ピン嵌合部27はスリット13へ嵌合して外観上ピン11を一つの円柱状に見せるような寸法と形状をなす。その先端側には係合部28が一体に形成され、さらにその先端側には肥大部30が形成されている。
【0025】
図5のB部は図1のB−B線断面に相当し、この図に明らかなように、係合部28は略矢形をなして爪部29を有し、ピン嵌合部27がスリット13へ嵌合するとき一緒に爪部が弾性変形しながらスリット13内へ入り、ピン11内の係合角部15へ係合するようになっている。
【0026】
肥大部30もピン嵌合部27がスリット13へ嵌合したとき、太径部12と一体化して外観上一つの大径部を形成する寸法と形状をなしている。なお、太径部12はフロアマット7の抜け止めをなす部分である。
【0027】
可動側ボス25は取付時に表側抑え部10の切り欠き部17へ嵌合する寸法及び形状をなしている。表側抑え部10の裏面端部にはフロアカーペット3へ食い込むための係止突起31が突出形成されている。
【0028】
この止め具1はヒンジ部22における樹脂ヒンジ部効果が得られるようなポリプロピレン等適当な合成樹脂により全体が一体に形成される。
【0029】
次に、使用方法を説明する。図7に示すように止め具1をフロアカーペット3の上へ横に倒して置き、自由端20a及び自由端23aを取付穴4内へ入れる。このとき、、自由端20a、同23aが寸法Lだけ表側抑え部10の端部から突出しているので(図1)、表側抑え部10の端部が取付穴4近傍のフロアカーペット3表面に当接するとともに、自由端20a、同23aは取付穴4へ入ってからフロアカーペット3の下方へ出る。
【0030】
そこで、ピン11及びピン嵌合部27を持って互いに近づけるようにそれぞれを起立させると、図8、図9に示すように自由端20a、同23aが徐々に取付穴4内へ入り込み、かつ自由端20a、同23aが外方へ開くので、固定挟み部20及び可動挟み部23が取付穴4内へ入り込み、フロアカーペット3の取付穴4周囲部分は表側抑え部10と固定挟み部20の間へ挟みこまれる。このとき、係止突起31によりフロアカーペット3の取付穴4周囲部分が抜け出さない。
【0031】
やがて、図10(この図のみ特別に断面でしてある)に示すように、ピン嵌合部27が表側抑え部スリット16内へ入ると、ピン嵌合部27と表側抑え部10が交差する状態になり、さらに起立を続けると、ピン嵌合部27がスリット13へ嵌合して係合部28の爪部29がスリット13内の係合角部15へ係合し、かつ可動側ボス25は切り欠き部17内へ嵌合して、固定側ボス18と合わされ、突起26が嵌合凹部19へ嵌合して図11の取付完了状態となる。
【0032】
このとき、自由端20aと同23aの各先端部が外開き状に傾斜しているため、表側抑え部10の裏側でフロアカーペット3の取付穴4周囲部分を圧縮して挟み、かつ係止突起31により抜け止めされる。
【0033】
このため、止め具1はフロアカーペット3へ確実にかつ固定される。しかも、固定挟み部20及び可動挟み部23による狭持のためより取付が強固になる。また、それぞれの取付穴4内へ差し込まれる先端部は自由端20a、同23aになっているので、取付穴4内へ入った段階から外方(表側抑え部10へ接近する方向)へ開くことができ、その結果、取付穴4内へ当初に差し込む量を最小にできる。
【0034】
そのうえ、取付穴4の周囲に対する挟みつけは、ピン11及びピン嵌合部27の起立動作だけでできるので、従来のようにフロアカーペット3を大きくめくり上げる必要がなくなり、フロアカーペット3に取付穴4を形成さえすれば容易迅速に取付できる。しかも、この取付穴4は比較的小さなものであるから、場所を選ばず任意に形成でき、その結果、取付場所の自由度が増す。
【0035】
また、ピン11とピン嵌合部27をつまみ部として利用できるので、起立作業が容易であり、かつ係合部28をピン11へ係合するようにしたので、貫通穴14の場所をピン11の長さ方向で任意に設定でき、係合部を設けるときの自由度も大きくなる。
【0036】
そのうえ、ピン嵌合部27とスリット13の嵌合部がフロアカーペット3表面側に露出しているので、嵌合状態を目視でき、取付作業の完了又は未完了をたちどころに判断できるから作業性並びに信頼性も増す。しかも、使用時にピン嵌合部27をスリット13へ嵌合するので、ピン11と一体化することにより外観を向上させることができる。
【0037】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、種々に変形可能であり、ピン嵌合部27の係合部はピン11のみならず、表側抑え部10や固定側ボス18等へ設けてもよい。
【0038】
また、必ずしも固定挟み部20を表側抑え部10と一体かつ固定的に用いる必要はなく、固定挟み部20及び可動挟み部23をそれぞれ表側抑え部10に対して起立可能に設けることができる。この場合、固定挟み部20のつまみ部はピン11を利用できないので、ピン11と別体のつまみ部を表側抑え部10に設けることになる。
【0039】
さらに、固定挟み部20側を省略して表側抑え部10の裏面へヒンジ部22を介して可動挟み部23を取付けるようにし、可動挟み部23と表側抑え部10だけでフロアカーペット3を挟むようにしてもよい。
【0040】
そのうえ、ピン嵌合部27は必ずしもピン11と組み合わせるようにしなくてもよく、ピン11と別体にして表側抑え部10へ設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の未使用時外観図
【図2】 図1のX矢示図
【図3】 図1のY矢示図
【図4】 図1のY方向と反対方向から示す図
【図5】 要部の嵌合関係を示す断面図
【図6】 使用状態を示す図
【図7】 取付工程を示す図
【図8】 同上図
【図9】 同上図
【図10】同上図
【図11】同上図
【符号の説明】
1:止め具、3:フロアカーペット、7:フロアマット、10:表側抑え部、11:ピン、13:スリット、20:固定挟み部、20a:自由端、22:ヒンジ部、23:可動挟み部、23a:自由端、24:裏側抑え部、27:ピン嵌合部、28:係合部
Claims (3)
- フロアマットを固定するためフロアカーペットへ取付けられるフロアマット用止め具であって、フロアマットを係止するピンと、フロアカーペットの表面上に置かれる表側抑え部と、フロアカーペットの裏側へ入り込む裏側抑え部とを備え、表側抑え部と裏側抑え部との間でフロアカーペットを挟持するよう構成した止め具において、
前記裏側抑え部は、表側抑え部の裏面に所定間隔を持って略平行する固定挟み部と、この固定挟み部に対して折り曲げ自在のヒンジ部を介して連結される可動挟み部とを備え、固定挟み部及び可動挟み部の各ヒンジ部側と反対側の端部が自由端をなし、かつこれら固定挟み部、可動挟み部及びヒンジ部が一体に形成されるとともに、
この可動挟み部を固定挟み部に対して折り曲げるためのつまみ部を設け、
このつまみ部を表側抑え部側へ係脱自在にしたことを特徴とするフロアマット用止め具。 - 前記ピンに長さ方向のスリットを形成し、このスリットへ嵌合自在なピン嵌合部を設け、このピン嵌合部を前記つまみ部としたことを特徴とする請求項1に記載したフロアマット用止め具。
- 前記つまみ部とピンがそれぞれフロアカーペット表面から直立する起立状態とフロアカーペット表面と略平行する倒した状態とに変化するとともに、
前記つまみ部とピンをそれぞれ反対側へ倒して固定挟み部及び可動挟み部の各自由端を接近させるとそれぞれが下方へ延びて取付穴へ差し込み可能な差し込み状態になり、かつ表側抑え部がフロアカーペット上に略直交する状態となり、
固定挟み部及び可動挟み部を取付穴へ差し込んでから、前記つまみ部とピンをそれぞれを起立させると、表側抑え部がフロアカーペット上へ倒れ、かつフロアカーペットの裏側で固定挟み部及び可動挟み部の各自由端が互いに離れるように開いて固定挟み部及び可動挟み部が表側抑え部と略平行になることを特徴とする請求項1又は2に記載したフロアマット用止め具。
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