JPH1189660A - 特に自動車のシート用のロッキング装置 - Google Patents
特に自動車のシート用のロッキング装置Info
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- JPH1189660A JPH1189660A JP10213929A JP21392998A JPH1189660A JP H1189660 A JPH1189660 A JP H1189660A JP 10213929 A JP10213929 A JP 10213929A JP 21392998 A JP21392998 A JP 21392998A JP H1189660 A JPH1189660 A JP H1189660A
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- Japan
- Prior art keywords
- support plate
- cam
- locking device
- sealing ring
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- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/2227—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable and provided with braking systems
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御部材を動かさない場合にはカムが動かな
いようにするのに好適なホイールを有してなるロッキン
グ装置。 【解決手段】 支持プレート；該支持プレートと接触す
る環状部；該環状部の内側に収納された回転カム；回転
制御部材；前記カムと前記環状部によって規定される走
路で移動するように取り付けられて、支持プレートに固
定されたタブを有する密閉リングを有してなり、環状
部、支持プレートおよび密閉リングは互いに重なり合っ
て、環状部が回転しないようになっている密閉筐体を形
成している、例えば自動車の座席に取り付けるロッキン
グ装置。
いようにするのに好適なホイールを有してなるロッキン
グ装置。 【解決手段】 支持プレート；該支持プレートと接触す
る環状部；該環状部の内側に収納された回転カム；回転
制御部材；前記カムと前記環状部によって規定される走
路で移動するように取り付けられて、支持プレートに固
定されたタブを有する密閉リングを有してなり、環状
部、支持プレートおよび密閉リングは互いに重なり合っ
て、環状部が回転しないようになっている密閉筐体を形
成している、例えば自動車の座席に取り付けるロッキン
グ装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の座
席に取り付けるロッキング装置であって、通常「オート
ロック」装置と称される種類のロッキング装置に関する
ものである。
席に取り付けるロッキング装置であって、通常「オート
ロック」装置と称される種類のロッキング装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】概してこの種の装置は、 ・支持プレートを有し、 ・該支持プレートと接触する環状部を有し、 ・環状部内で中心軸を中心として回転するよう収納さ
れ、アウトレット部材とともに回転するよう取り付けら
れる設計となっているカムを有し、該カムと環状部で、
１以上の可変部分走路を規定しており ・中心軸を中心として支持プレートに対して回転するよ
うに取り付けられた制御部材を有し、 ・走路で移動するよう取り付けられたロック手段を有
し；該ロック手段は通常はロック状態であって、該ロッ
ク手段と環状部およびカムとが共動して、制御部材を動
かさない場合は、支持プレートに対する前記カムの相対
的回転運動を防止するようになっており；前記制御部材
はロック手段をロック解除状態とすることで該ロック手
段に対して作用を及ぼして、該ロック手段によって、カ
ムは支持プレートに対して回転できるようになってお
り、 ・前記カムおよび前記ロック手段を収納した筐体を一部
規定する密閉リングを有し、該密閉リングは支持プレー
トに固定されている。
れ、アウトレット部材とともに回転するよう取り付けら
れる設計となっているカムを有し、該カムと環状部で、
１以上の可変部分走路を規定しており ・中心軸を中心として支持プレートに対して回転するよ
うに取り付けられた制御部材を有し、 ・走路で移動するよう取り付けられたロック手段を有
し；該ロック手段は通常はロック状態であって、該ロッ
ク手段と環状部およびカムとが共動して、制御部材を動
かさない場合は、支持プレートに対する前記カムの相対
的回転運動を防止するようになっており；前記制御部材
はロック手段をロック解除状態とすることで該ロック手
段に対して作用を及ぼして、該ロック手段によって、カ
ムは支持プレートに対して回転できるようになってお
り、 ・前記カムおよび前記ロック手段を収納した筐体を一部
規定する密閉リングを有し、該密閉リングは支持プレー
トに固定されている。
【０００３】そのような装置は特に、リフト装置に取り
付けられた、ないしは回転可能な形で背もたれを支持す
る座席プロパー（proper）を有してなる自動車座席の位
置調節を変えるのに使用される。支持プレートは通常、
背もたれに固定されており、制御部材は、座席の使用者
が動かす制御ノブによって回転する。
付けられた、ないしは回転可能な形で背もたれを支持す
る座席プロパー（proper）を有してなる自動車座席の位
置調節を変えるのに使用される。支持プレートは通常、
背もたれに固定されており、制御部材は、座席の使用者
が動かす制御ノブによって回転する。
【０００４】上記の種類のロッキング装置の最も一般的
な利用法では、カムは背もたれまたはリフト機構のいず
れかに連結されている。
な利用法では、カムは背もたれまたはリフト機構のいず
れかに連結されている。
【０００５】そのような装置によって使用者は、座席の
高さや背もたれの傾斜を変えながら、調節後に、座席と
背もたれを所望の位置に保持することができる。
高さや背もたれの傾斜を変えながら、調節後に、座席と
背もたれを所望の位置に保持することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記の種類の公知のロ
ック機構は、それが必要な限りにおいて２段階で製造さ
れ、最初に装置の入った筐体を作製し、次に筐体を支持
プレートに連結する。その種の組立は高価であり、全体
の大きさを大きくするものである。
ック機構は、それが必要な限りにおいて２段階で製造さ
れ、最初に装置の入った筐体を作製し、次に筐体を支持
プレートに連結する。その種の組立は高価であり、全体
の大きさを大きくするものである。
【０００７】そこで本発明の目的は、簡単なロック機構
を提供することで、上記の欠点を克服することにある。
を提供することで、上記の欠点を克服することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そのためには、本発明に
よれば、上記の種類のロッキング装置において、密閉リ
ングの形を、支持プレートから遠い方の側で少なくとも
環状部を軸方向で覆い、環状部を係留保持するタブを介
して前記支持プレートの方へ軸方向に延びる簡単なプレ
ート状とし、前記タブが支持プレートに固定されて、環
状部が前記支持プレートに直接載置されているようにす
る。
よれば、上記の種類のロッキング装置において、密閉リ
ングの形を、支持プレートから遠い方の側で少なくとも
環状部を軸方向で覆い、環状部を係留保持するタブを介
して前記支持プレートの方へ軸方向に延びる簡単なプレ
ート状とし、前記タブが支持プレートに固定されて、環
状部が前記支持プレートに直接載置されているようにす
る。
【０００９】そのようにすることで、本発明の装置はも
はや、受け板をリベット留めするのが必要な筐体を形成
するケースプロパーを持たない。密閉リングは装置の構
成部材を一体として保持するものであり、受け板として
働く支持プレートに直接固定される。そのようにするこ
とで、組立操作がより容易になり、組立物の厚さが小さ
くなる。
はや、受け板をリベット留めするのが必要な筐体を形成
するケースプロパーを持たない。密閉リングは装置の構
成部材を一体として保持するものであり、受け板として
働く支持プレートに直接固定される。そのようにするこ
とで、組立操作がより容易になり、組立物の厚さが小さ
くなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明のロッキング装置は、以下
の特徴のうちの１以上を有することができる。
の特徴のうちの１以上を有することができる。
【００１１】・密閉リングのタブが自由端を持ち、支持
プレートが該自由端に合った穴を有し、該自由端がその
穴を通り、折り曲げられていることで、密閉リングを支
持プレートに固定している。
プレートが該自由端に合った穴を有し、該自由端がその
穴を通り、折り曲げられていることで、密閉リングを支
持プレートに固定している。
【００１２】・密閉リングには２個以上のタブがあり、
環状部には前記タブと共動する２個以上の外部植込ボル
トがあって、環状部が支持プレートに対して回転するの
を防止するようになっている。
環状部には前記タブと共動する２個以上の外部植込ボル
トがあって、環状部が支持プレートに対して回転するの
を防止するようになっている。
【００１３】・ロック手段が、前記走路に収納された１
対以上のホイールを有してなり、該走路にはホイールの
それぞれと共動する楔形状の２個の端部があることで、
制御部材を動かさない場合にはカムがロックされるよう
になっている。
対以上のホイールを有してなり、該走路にはホイールの
それぞれと共動する楔形状の２個の端部があることで、
制御部材を動かさない場合にはカムがロックされるよう
になっている。
【００１４】・ホイール対のホイール同士が弾性部材に
よって離れた状態に保持されている。
よって離れた状態に保持されている。
【００１５】・カムに対して空動きで回転するように取
り付けられ、走路に突出している１対以上のフィンガー
を有する枠プレートを制御部材が有し、該２個のフィン
ガーが走路で個々のホイールを押すようになっているこ
とで、制御部材を動かした時に弾性部材を押圧して、カ
ムを支持プレートに対して回転させることができるよう
になっている。
り付けられ、走路に突出している１対以上のフィンガー
を有する枠プレートを制御部材が有し、該２個のフィン
ガーが走路で個々のホイールを押すようになっているこ
とで、制御部材を動かした時に弾性部材を押圧して、カ
ムを支持プレートに対して回転させることができるよう
になっている。
【００１６】・制御部材が、１対のホイールのいずれか
の側で走路に突出している２個のフィンガーを有し、一
方のフィンガーは一方のホイールを押して、カムを解除
して支持プレートに対して回転させるようになってお
り、他方のフィンガーは、制御部材を動かした時に支持
プレートに対してカムを回転させるようになっている。
の側で走路に突出している２個のフィンガーを有し、一
方のフィンガーは一方のホイールを押して、カムを解除
して支持プレートに対して回転させるようになってお
り、他方のフィンガーは、制御部材を動かした時に支持
プレートに対してカムを回転させるようになっている。
【００１７】・密閉リングは、切り抜きおよび打ち抜き
された金属シート製である。
された金属シート製である。
【００１８】
【実施例】本発明のロッキング装置は、自動車座席に組
み込むよう設計されており（図４には、座席プロパー１
の構造の一部分のみを示してある）、例えば、座席の使
用者がリフト装置の制御ノブＢを動かさない限り、自動
車の座席プロパーを持ち上げるためのリフト装置が動か
ないようにしてある。
み込むよう設計されており（図４には、座席プロパー１
の構造の一部分のみを示してある）、例えば、座席の使
用者がリフト装置の制御ノブＢを動かさない限り、自動
車の座席プロパーを持ち上げるためのリフト装置が動か
ないようにしてある。
【００１９】ロッキング装置２には、 ・座席プロパー１の構造に固定されるように設計されて
いる支持プレート３があり、その構造には例えば、リフ
ト装置の一部であるリフトロッドＡがあり、 ・支持プレート３上に直接載置された環状部４があり、 ・支持プレート３に乗っており、環状部４に回転可能な
形ではめ込まれているカム５がある。
いる支持プレート３があり、その構造には例えば、リフ
ト装置の一部であるリフトロッドＡがあり、 ・支持プレート３上に直接載置された環状部４があり、 ・支持プレート３に乗っており、環状部４に回転可能な
形ではめ込まれているカム５がある。
【００２０】カムは、環状部４と同じ回転軸Ｘ−Ｘを有
し、一般に環状部の内径に等しい直径を有する環形状で
ある。カム５の周囲には、環状部４と共動する３つの凹
部が形成されていて、３つの走路６、７および８を規定
している。これら３つの凹部は、環状部４の内径に接し
ている３個のタブ１０、１１および１２によって互いに
隔てられている。
し、一般に環状部の内径に等しい直径を有する環形状で
ある。カム５の周囲には、環状部４と共動する３つの凹
部が形成されていて、３つの走路６、７および８を規定
している。これら３つの凹部は、環状部４の内径に接し
ている３個のタブ１０、１１および１２によって互いに
隔てられている。
【００２１】さらに、これら３つのタブの間のカムの外
形は、異なる曲率半径を有する円弧によって規定され
る。各タブの付近では、円弧の曲率半径は環状部４の曲
率半径とほぼ等しいが、上記の２つの円弧を結ぶ円弧
は、それよりかなり大きい曲率半径を有する。そこで、
各走路６〜８は、断面の異なる３つの部分１３〜１５を
有し、そのうち２つの末端部分１３および１５はタブ１
０〜１２の付近にあって、断面が同じであるが、中央の
部分１４はそれらの断面より大きい断面を有する。
形は、異なる曲率半径を有する円弧によって規定され
る。各タブの付近では、円弧の曲率半径は環状部４の曲
率半径とほぼ等しいが、上記の２つの円弧を結ぶ円弧
は、それよりかなり大きい曲率半径を有する。そこで、
各走路６〜８は、断面の異なる３つの部分１３〜１５を
有し、そのうち２つの末端部分１３および１５はタブ１
０〜１２の付近にあって、断面が同じであるが、中央の
部分１４はそれらの断面より大きい断面を有する。
【００２２】さらに、ロッキング装置２には、環状部４
に対するカム５の相対的回転運動を防止するよう設計さ
れたロック手段１６があり、それは３対のホイル１７、
１８から構成されている。ある一つの対では、２個のホ
イル１７および１８が、バネ１９によって互いに弾性力
によって隔てられている。それらの各ホイル対は、３つ
の走路６〜８の個々にはめ込まれており、詳細には、各
走路の中央の部分１４付近にはめ込まれている。
に対するカム５の相対的回転運動を防止するよう設計さ
れたロック手段１６があり、それは３対のホイル１７、
１８から構成されている。ある一つの対では、２個のホ
イル１７および１８が、バネ１９によって互いに弾性力
によって隔てられている。それらの各ホイル対は、３つ
の走路６〜８の個々にはめ込まれており、詳細には、各
走路の中央の部分１４付近にはめ込まれている。
【００２３】さらに、ロッキング装置２には、環状部４
に対してカム５を回転させるよう設計され、枠プレート
２１を有してなる制御部材２０がある。枠プレートは環
状部およびカムの上に延長しており、３対のフィンガー
２２および２３を有し、それらのフィンガーは３つの走
路６〜８のそれぞれに突出しており、詳細には、部分１
３および１５の付近で、それらの走路に突出している。
枠プレート２１はさらに、座席の使用者が動かすように
設計されている制御ノブＢにも固定されている。
に対してカム５を回転させるよう設計され、枠プレート
２１を有してなる制御部材２０がある。枠プレートは環
状部およびカムの上に延長しており、３対のフィンガー
２２および２３を有し、それらのフィンガーは３つの走
路６〜８のそれぞれに突出しており、詳細には、部分１
３および１５の付近で、それらの走路に突出している。
枠プレート２１はさらに、座席の使用者が動かすように
設計されている制御ノブＢにも固定されている。
【００２４】最後に、ロッキング装置２には、枠プレー
ト２１および環状部４に係合した密閉リング２５があ
る。この密閉リングは、切り抜きおよび打ち抜きされた
１枚の金属シートの形態であり、環状部４の外側表面に
沿って支持プレート３の方へ延びた４個のタブ２６を有
する。各タブ２６には、支持プレート３でそれに合うよ
うに形成された穴２８を通過する自由端２７がある。穴
２８を通過した後、自由端２７は支持プレート３の下で
折り曲げられる。
ト２１および環状部４に係合した密閉リング２５があ
る。この密閉リングは、切り抜きおよび打ち抜きされた
１枚の金属シートの形態であり、環状部４の外側表面に
沿って支持プレート３の方へ延びた４個のタブ２６を有
する。各タブ２６には、支持プレート３でそれに合うよ
うに形成された穴２８を通過する自由端２７がある。穴
２８を通過した後、自由端２７は支持プレート３の下で
折り曲げられる。
【００２５】さらに、環状部４はその周囲に、密閉リン
グ２５の個々のタブ２６に隣接する４個の外部植込ボル
ト２９を有している。そうして環状部４は、密閉リング
２５によって、支持プレート３に対して回転しないよう
になっている。
グ２５の個々のタブ２６に隣接する４個の外部植込ボル
ト２９を有している。そうして環状部４は、密閉リング
２５によって、支持プレート３に対して回転しないよう
になっている。
【００２６】そうして、枠プレート２１、密閉リング２
５、環状部４および支持プレート３が筐体を形成してお
り、その中にカム３および１対のホイール１７および１
８が係留保持されて入っている。そうではあっても、枠
プレート２１は、密閉リング２５と環状部４の間に単に
さしこまれている限りにおいて、環状部４に対して自由
に回転できる。枠プレート２１の外径は環状部４の外径
より小さく、密閉リング２５がショルダー部３０を有し
ていて、前記密閉リング２５の表面が同時に、枠プレー
ト２１と環状部４に押圧されていることから、それはよ
り容易になる。
５、環状部４および支持プレート３が筐体を形成してお
り、その中にカム３および１対のホイール１７および１
８が係留保持されて入っている。そうではあっても、枠
プレート２１は、密閉リング２５と環状部４の間に単に
さしこまれている限りにおいて、環状部４に対して自由
に回転できる。枠プレート２１の外径は環状部４の外径
より小さく、密閉リング２５がショルダー部３０を有し
ていて、前記密閉リング２５の表面が同時に、枠プレー
ト２１と環状部４に押圧されていることから、それはよ
り容易になる。
【００２７】支持プレート３およびカム５には、それら
を通過する孔部があって、カム５と一緒に回転させるシ
ャフト３５またはアウトレット部材を取り付けることが
できる。歯車３６がシャフト３５の端に固定されている
ことで、回転軸Ｙ−Ｙを中心として回転するように取り
付けられているリフトロッドＡと共動するようになって
いる。
を通過する孔部があって、カム５と一緒に回転させるシ
ャフト３５またはアウトレット部材を取り付けることが
できる。歯車３６がシャフト３５の端に固定されている
ことで、回転軸Ｙ−Ｙを中心として回転するように取り
付けられているリフトロッドＡと共動するようになって
いる。
【００２８】以下、当該装置の操作について、図３およ
び図４を参照しながら説明する。
び図４を参照しながら説明する。
【００２９】使用者が制御ノブＢを動かさない限り、ロ
ッキング装置は休止位置にある。次に、走路６、７およ
び８のそれぞれに収納されたホイール対の各ホイール１
７および１８が、関連するバネ１９によって押されて、
状況に応じて、実質的に部分１３と１４の間か部分１４
と１５の間の移行領域に押し込まれる。次に、ホイール
が楔効果をもたらして、カム５が時計回りと反時計回り
のいずれの方向でも、環状部４に対して動かないように
する。カム５はそのように回転しないようになっている
ことから、歯車３６も回転しないようになっており、そ
れによってリフト装置のロッドＡが動かないようになっ
ている。
ッキング装置は休止位置にある。次に、走路６、７およ
び８のそれぞれに収納されたホイール対の各ホイール１
７および１８が、関連するバネ１９によって押されて、
状況に応じて、実質的に部分１３と１４の間か部分１４
と１５の間の移行領域に押し込まれる。次に、ホイール
が楔効果をもたらして、カム５が時計回りと反時計回り
のいずれの方向でも、環状部４に対して動かないように
する。カム５はそのように回転しないようになっている
ことから、歯車３６も回転しないようになっており、そ
れによってリフト装置のロッドＡが動かないようになっ
ている。
【００３０】座席の使用者が座席プロパー１の鉛直方向
の位置を調節したい時には、その使用者は制御ノブＢを
動かし、例えばそれを時計方向に回す。その回転動作に
よって、枠プレート２１が、それに固定されているフィ
ンガー２２および２３とともに時計方向に回転する。次
に、３個のフィンガー２２が、相当するバネ１９によっ
て加わる力に対して３個のホイール１７を押し戻すこと
で、カム５が環状部４に対して時計方向に回転運動でき
るようになる。その際に、走路６、７および８のそれぞ
れにおけるフィンガー２２および２３の運動は、いずれ
の走路においてもフィンガー２２と２３の間の間隔が相
当する走路の総延長よりわずかに小さい限りにおいて可
能であることは明らかであろう。この回転運動の際、フ
ィンガー２３がカムのタブ１０、１１および１２に対し
て突き合わされることで、使用者が同じ回転方向にノブ
Ｂをさらに回し続けると、カム５が回転する。
の位置を調節したい時には、その使用者は制御ノブＢを
動かし、例えばそれを時計方向に回す。その回転動作に
よって、枠プレート２１が、それに固定されているフィ
ンガー２２および２３とともに時計方向に回転する。次
に、３個のフィンガー２２が、相当するバネ１９によっ
て加わる力に対して３個のホイール１７を押し戻すこと
で、カム５が環状部４に対して時計方向に回転運動でき
るようになる。その際に、走路６、７および８のそれぞ
れにおけるフィンガー２２および２３の運動は、いずれ
の走路においてもフィンガー２２と２３の間の間隔が相
当する走路の総延長よりわずかに小さい限りにおいて可
能であることは明らかであろう。この回転運動の際、フ
ィンガー２３がカムのタブ１０、１１および１２に対し
て突き合わされることで、使用者が同じ回転方向にノブ
Ｂをさらに回し続けると、カム５が回転する。
【００３１】カム５の回転によってシャフト３５が回転
するようになり、従って歯車３６の回転が起こる。その
歯車がリフトロッドＡを回転させることで、下流の装置
（不図示）によって座席を持ち上げることができる。
するようになり、従って歯車３６の回転が起こる。その
歯車がリフトロッドＡを回転させることで、下流の装置
（不図示）によって座席を持ち上げることができる。
【００３２】逆に、使用者が座席を下げたい時、使用者
は制御ノブＢを反時計回りに回す。そうするとフィンガ
ー２２が、前述の運動でフィンガー２３が行った作用を
行う。具体的には、フィンガー２３がホイール１８を押
し戻しながら、フィンガー２２がカム５のタブ１０、１
１および１２に対して突き合わされる。次にカムが反時
計回りに回転して、座席を下げる方向にロッドＡを動か
すことができる。
は制御ノブＢを反時計回りに回す。そうするとフィンガ
ー２２が、前述の運動でフィンガー２３が行った作用を
行う。具体的には、フィンガー２３がホイール１８を押
し戻しながら、フィンガー２２がカム５のタブ１０、１
１および１２に対して突き合わされる。次にカムが反時
計回りに回転して、座席を下げる方向にロッドＡを動か
すことができる。
【００３３】
【発明の効果】このように本発明の装置は、それの筐体
が部品数が少なくしかも座席プロパー１の構造に直接固
定できることから、より小型でありながら、「オートロ
ック」型装置として作用する。
が部品数が少なくしかも座席プロパー１の構造に直接固
定できることから、より小型でありながら、「オートロ
ック」型装置として作用する。
【図１】本発明のロッキング装置の図３のＩ−Ｉ線での
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明のロッキング装置の図３のＩＩ−ＩＩ線
での断面図である。
での断面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線での断面図である。
【図４】図１〜３に示し、自動車座席用のリフト機構に
組み込まれたロッキング装置の断面図である。
組み込まれたロッキング装置の断面図である。
１ 座席プロパー ２ ロッキング装置 ３ 支持プレート ４ 環状部 ５ カム ６，７，８ 走路 １０，１１，１２ タブ １３，１４，１５ 走路の部分 １６ ロック手段 １７，１８ ホイル １９， バネ ２０ 制御部材 ２１ 枠プレート ２２，２３ フィンガー ２５ 密閉リング ２６ タブ ２７ 自由端 ２８ 穴 ２９ 外部植込ボルト ３０ ショルダー部 ３５ シャフト ３６ 歯車 Ａ リフトロッド Ｂ 制御ノブ
Claims (8)
- 【請求項１】・支持プレートを有し、 ・該支持プレートと接触する環状部を有し、 ・環状部内で中心軸を中心として回転するよう収納さ
れ、アウトレット部材とともに回転するよう取り付けら
れる設計となっているカムを有し、該カムと該環状部
で、１以上の可変部分走路を規定しており ・該中心軸を中心として該支持プレートに対して回転す
るように取り付けられた制御部材を有し、 ・該走路で移動するよう取り付けられたロック手段を有
し；該ロック手段は通常はロック状態であって、該ロッ
ク手段と該環状部および該カムとが共動して、該制御部
材を動かさない場合は、該支持プレートに対する前記カ
ムの相対的回転運動を防止するようになっており；前記
制御部材は該ロック手段をロック解除状態とすることで
該ロック手段に対して作用を及ぼして、該ロック手段に
よって、該カムは該支持プレートに対して回転できるよ
うになっており、 ・前記カムおよび前記ロック手段を収納した筐体を一部
規定する密閉リングを有し、該密閉リングは該支持プレ
ートに固定されているロッキング装置において、 該密閉リングの形が、該支持プレートから遠い方の側で
少なくとも該環状部を軸方向で覆い、該環状部を係留保
持するタブを介して前記支持プレートの方へ軸方向に延
びる簡単なプレート状であり、前記タブが該支持プレー
トに固定されて、該環状部が前記支持プレートに直接載
置されているロッキング装置。 - 【請求項２】 前記密閉リングのタブが自由端を持ち、
前記支持プレートが該自由端に合った穴を有し、該自由
端がその穴を通り、折り曲げられていることで、該密閉
リングを該支持プレートに固定している請求項１に記載
のロッキング装置。 - 【請求項３】 前記密閉リングに２個以上のタブがあ
り、前記環状部には該タブと共動する２個以上の外部植
込ボルトがあって、該環状部が該支持プレートに対して
回転するのを防止するようになっている請求項１に記載
のロッキング装置。 - 【請求項４】 前記ロック手段が、前記走路に収納され
た１対以上のホイールを有してなり、該走路には該ホイ
ールのそれぞれと共動する楔形状の２個の端部があるこ
とで、前記制御部材を動かさない場合には前記カムがロ
ックされるようになっている請求項１に記載のロッキン
グ装置。 - 【請求項５】 前記ホイール対のホイール同士が弾性部
材によって離れた状態に保持されている請求項４に記載
のロッキング装置。 - 【請求項６】 前記カムに対して空動きで回転するよう
に取り付けられ、前記走路に突出している１対以上のフ
ィンガーを有する枠プレートを前記制御部材が有し、該
２個のフィンガーが該走路で個々のホイールを押すよう
になっていることで、該制御部材を動かした時に弾性部
材を押圧して、該カムを該支持プレートに対して回転さ
せることができるようになっている請求項４に記載のロ
ッキング装置。 - 【請求項７】 前記制御部材が、前記１対のホイールの
いずれかの側で前記走路に突出している２個のフィンガ
ーを有し、一方のフィンガーは一方のホイールを押し
て、前記カムを解除して前記支持プレートに対して回転
させるようになっており、他方のフィンガーは、該制御
部材を動かした時に該支持プレートに対して該カムを回
転させるようになっている請求項６に記載のロッキング
装置。 - 【請求項８】 前記密閉リングが、切り抜きおよび打ち
抜きされた金属シート製である請求項７に記載のロッキ
ング装置。
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