JP2000102440A - リクライニング装置 - Google Patents

リクライニング装置

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JP2000102440A JP10273229A JP27322998A JP2000102440A JP 2000102440 A JP2000102440 A JP 2000102440A JP 10273229 A JP10273229 A JP 10273229A JP 27322998 A JP27322998 A JP 27322998A JP 2000102440 A JP2000102440 A JP 2000102440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット化されたリクライニング装置であっ
てシートバックの傾動可能な範囲を任意に設定でき、異
なる車種の自動車の座席にも共通化して使用できるリク
ライニング装置を提供する。 【解決手段】 ベースプレート1とギヤプレート2とを
回転可能に組み合わせ、ギヤプレート2の内周に形成さ
れた内歯21とベースプレート1に組み込まれたロック
ギヤ5の外歯5Aが噛合してベースプレート1とギヤプ
レート2とをロックするようにする。そして、ベースプ
レートに回転円周の一部をなす案内溝11を形成し、ギ
ヤプレート2にその案内溝11と係合する凸状部23を
凸設する。さらに、シートバックの傾動範囲に合わせて
凸状部23の移動を規制するストッパ部材12を選択的
に案内溝11に嵌挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックの傾
斜角を調整するシートのリクライニング装置に関し、特
に自動車の座席に適用するに好適な機構を備えたリクラ
イニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型化したリクライニング装置と
しては、ラウンドリクライニング装置とも称される、特
許第2645583号公報や、特開平6−125821
号公報に記載されたものがある。このリクライニング装
置は、円板状のベースプレートとそのベースプレート上
に回転可能に組み付けられた回動プレートを備え、ベー
スプレートと回動プレートの間にキャビティ(空間)を
設けている。そして、回動プレートの内周に内歯を形成
し、その内歯と噛合する複数のロックギヤを半径方向に
のみ移動可能にベースプレートに組み付ける。ロックギ
ヤは常時はバネにより内歯に押し付けられ、内歯にロッ
クギヤが噛合して、回動プレートはベースプレートにロ
ックされている。そして、外部の操作レバーを操作する
とカム機構によりバネの付勢力を抑圧し、内歯とロック
ギヤとの噛合が外れるようになっている。
【0003】そして、ベースプレートをシートフレーム
に、回動プレートをシートバックフレームに固定するこ
とにより、シートバックの傾斜角度を任意に設定しロッ
クすることができる。上記の構造は、ロックギヤ、バ
ネ、カム機構等の構成部品がすべてベースプレートと回
動プレートとの間のキャビティに収容されるため、リク
ライニング装置をユニット化でき、装置の外寸を小型化
できるという利点がある。
【0004】ところで、シートバックの傾動可能な角度
範囲を規制しようとした場合、従来の装置では、回動プ
レートにロックギヤの側面に当接する箇所を設けて回動
プレートの回転範囲を規制したり、あるいは、シートフ
レームにストッパピンのようなものを外付けしてシート
バックフレームの一部に当接可能にし、シートバックの
傾動可能な角度範囲を規制していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回動プ
レートにロックギヤの側面に当接する箇所を設けて回動
プレートの回転範囲を規制する方法は、シートバックの
傾動可能な角度の異なるリクライニング装置毎に異なっ
た回動プレートやベースプレートを作製しなければなら
ない。ところで、生産される自動車の種類は多種類に及
び、そのリクライニング装置に要求されるシートバック
の傾動可能な角度範囲は自動車の種類毎に少しずつ異な
る。このため、自動車の種類毎に数多くの種類のリクラ
イニング装置を製作しなければならなかった。近年、自
動車部品に対するコスト低減の要請はますます厳しくな
ってきており、このため、部品の共通化が強く叫ばれて
いる。上記の事態はこれに反するものであった。
【0006】一方、シートフレームにストッパピンのよ
うなものを外付けしてシートバックの傾動可能な角度範
囲を規制する方法は、リクライニング装置のための部材
をベースプレートと回動プレートとの間のキャビティの
外部に設けることになり、このリクライニング装置の最
大の利点であるユニット化及び小型化の利点を放棄する
事になる。ユニット化の利点を放棄することは、即、コ
ストの上昇につながる。小型化の利点を放棄すること
は、今日の自動車に要求されていることに反することに
なる。また、ストッパピンをシートフレーム等に外付け
するにしても、要求されるシートバックの傾動可能な角
度範囲に応じてストッパピンの取り付け位置を変更しな
ければならず、結局、コストアップにつながった。近
年、リクライニング装置はシート内部への取り付けが一
般的になってきており、外付けのストッパとか他のブラ
ケットへのストッパの設置はリクライニング装置全体の
機構として見た場合、小型化する上で大きな障壁となっ
ていた。
【0007】そこで本発明は、上記の問題点に鑑みなさ
れたものであり、ユニット化されたリクライニング装置
であって、シートバックの傾動範囲の異なるものにも容
易に対応でき、異なる車種の自動車にも部品を共通化で
きるリクライニング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ベースプレートと、そのベースプレート
上に回転可能に組み付けられたギヤプレートと、そのギ
ヤプレートの内周に形成された内歯と、半径方向にのみ
移動可能にベースプレートに組み付けられ前記内歯と噛
合可能な外歯を有するロックギヤと、そのロックギヤを
ギヤプレートの内歯に押し付けるように半径方向外方に
付勢するバネと、そのバネの付勢力を解除しロックギヤ
とギヤプレートとの噛合を解除することが可能なカム
と、を備えるリクライニング装置であって、前記ベース
プレート又はギヤプレートのいずれか一方に設けられ回
転円周の一部をなす案内溝と、前記ベースプレート又は
ギヤプレートのいずれか他方に凸設され前記案内溝に挿
入される凸状部とを備え、前記案内溝が、その案内溝の
一部を塞ぐことのできるストッパ部材を嵌挿可能に形成
されていることを特徴とする。
【0009】このように形成すると、凸状部が案内溝に
挿入された状態でギヤプレートとベースプレートが相対
的に回転する。回転できる角度範囲は最大で案内溝の形
成してある角度範囲である。案内溝の一端あるいは両端
にストッパ部材を嵌挿するとストッパ部材により案内溝
が塞がれ、それだけ回転できる角度範囲が規制される。
従って、案内溝に嵌挿するストッパ部材の有無及び長さ
を適当に選択することにより、リクライニング装置の可
動角度範囲を選択することができる。
【0010】ここで、凸状部や案内溝はギヤプレート又
はベースプレートの一部として形成され、ストッパ部材
もギヤプレートとベースプレートとの間のキャビティに
収納される部材であるから、リクライニング装置として
の部材がすべて上記キャビティ内に収納され、リクライ
ニング装置のユニット化を損なうことはない。また、リ
クライニング装置全体の機構として小型化を図ることが
できる。
【0011】そして、常時は、バネの付勢力によりロッ
クギヤがギヤプレートに押し付けられ、ロックギヤの外
歯がギヤプレートの内歯に噛合してベースプレートとギ
ヤプレートがロックされている。カムを操作してバネの
付勢力を解除すると、ロックギヤの外歯とギヤプレート
の内歯の噛合が外れ、ギヤプレートはストッパ部材で規
制された角度範囲内で回転可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し説明する。図1(A)は本発明に係るリクライ
ニング装置を一部破断して示す平面図、図1(B)は図
1(A)のA−A線断面図である。このリクライニング
装置は略円板状のベースプレート1と略お椀形状のギヤ
プレート2を重ね合わせ、互いに回転可能な状態で側周
部をブラケット3によりリングかしめをして一体化した
ものである。ベースプレート1とギヤプレート2の間に
はキャビティ(空間)4が有り、そのキャビティ4内に
2枚のロックギヤ5、5、カム6、2つの渦巻きバネ
7,7、レバー板8等の部材が配設されている。
【0013】図2は図1(A)のB−B線断面図であ
る。図2には図1には無かった操作軸9を付け加えて描
いている。図2から明らかなように、ベースプレート1
の内周面1Aにギヤプレート2の外周面2Aが摺接する
ようにしてベースプレート1にギヤプレート2が回転自
在に組み込まれ、ブラケット3によりかしめられて両者
1,2が一体に組み込まれている。ベースプレート1の
背面には同一円周上に複数個の円形突起1Bが形成さ
れ、ギヤプレート2の背面にも複数個の円形突起2Bが
形成されている。これらの円形突起1B、2Bはシート
フレーム又はシートバックフレームに固定するためのも
ので、通常はベースプレート1に図示しないシートフレ
ームを取り付け複数の円形突起1Bにより回転しないよ
うベースプレート1を固定する。ギヤプレート2には図
示しないシートバックフレームを取り付け複数の円形突
起2Bによりシートバックの傾動と共にギヤプレート2
が回転するようにする。勿論、ベースプレート1とギヤ
プレート2とを取り付けるフレームを逆にしても良い。
【0014】図3は図2のC−C線断面図である。装置
の構造を分かり易く示すため、環状断面で現れるギヤプ
レート2の一部を破断してその下部のベースプレート1
の構造を示している。ベースプレート1にはその内側上
面に一対のガイド凸部1C,1Dが2組形成されてい
る。そのガイド凸部1C,1Dに案内されて半径方向
(図3では上下方向)に摺動自在に板状のロックギヤ
5、5が組み付けられている。ロックギヤ5は図面上下
に2枚配設されている。各ロックギヤ5の外周側には外
歯5Aが形成されている。また、ベースプレート1には
その内側上面の図面左右に半月状突起1Eが2つ形成さ
れ、その各半月状突起1E,1Eにそれぞれ渦巻きバネ
7、7の一方のフック部が係合されている。そして、ベ
ースプレート1の中央にはカム6が配設されている。カ
ム6は板状で、両端にロックギヤ5,5の後退面に当接
するカム面6Bと、バネ7、7の他方のフック部と係合
するフック係合部6Cとを有し、中心に長方形の角孔6
Aを有する。カム6は渦巻きバネ7,7と係合し、図面
時計回転方向に強く付勢されている。カム6はロックギ
ヤ5,5に当接し時計回転方向の付勢力によりロックギ
ヤ5,5を半径外側方向に強く付勢している。カム6の
角孔6Aには図2に示した操作軸9が挿入され、操作軸
9を回転させることにより渦巻きバネ7,7の付勢力に
抗してカム6を図面反時計方向に回転させることができ
るようになっている。
【0015】図4はギヤプレート2単体を裏面から見た
平面図である。略お椀形状をしたギヤプレート2はなめ
らかな円周面からなる外周面2Aを有する。そして、内
周面には内歯21が形成されている。内歯21は内周面
の全周に渡って形成されているのではなく、内歯21の
形成されていない単なる円周面からなる平坦部22を有
している。内歯21の部分と平坦部22はそれぞれ2箇
所ずつ有り、互いに交互にくるように配置されている。
この内歯21、21は前述したロックギヤ5,5の外歯
5A,5Aと噛合するものである。そして、円周状の端
面2Cの一箇所に端面2Cから突出するように凸状部2
3が凸設されている。
【0016】再び図3を参照し説明する。ベースプレー
ト1の底面でギヤプレート2外周近傍の端面2Cが接す
る部分に、円弧状の案内溝11が削設されている。案内
溝11はギヤプレート2の回転中心と同じ回転中心を持
つ回転円周の一部をなし、約170度の角度に渡って案
内溝11が削設されている。その案内溝11にギヤプレ
ート2の凸状部23が挿入されギヤプレート2の回転に
従って案内溝11内を摺動するようになっている。そし
て、案内溝11の一端に円弧ブロック状のストッパ部材
12が嵌挿されている。
【0017】図5は案内溝11近傍の様子を説明する分
解斜視図である。図5(A)はギヤプレート2の凸状部
23近傍を示す図である。ギヤプレート2の外周面2A
がベースプレート1の内周面1Aに摺接し、ギヤプレー
ト2の端面2Cがベースプレート1の底面に摺接するよ
うにギヤプレート2とベースプレート1とが組み合わさ
れる。その時、ギヤプレート2の凸状部23がベースプ
レート1の案内溝11に挿入される。図5(B)はスト
ッパ部材12の近傍を示す分解斜視図である。ベースプ
レート1の案内溝11の一端に円弧ブロック状のストッ
パ部材12が着脱自在に嵌挿されている。ストッパ部材
12は案内溝11に着脱自在であるが、ギヤプレート2
が組み合わされるとストッパ部材12の上面にギヤプレ
ート2の下面が当接し、ストッパ部材12が案内溝11
から外れることはない。
【0018】以上説明した各図において、図面を分かり
易くするため、ギヤプレート2の内歯21やロックギヤ
5の外歯5Aのピッチ角を粗く描いたが実際にはこれら
の歯21,5Aのピッチ角は2度程度の細かいものであ
る。そして、ベースプレート1,ギヤプレート2,ロッ
クギヤ5,カム6等は鍛造加工により形成され、浸炭加
工されて十分な強度を持って製作されるものである。
【0019】以上の構成に基づき、作動について説明す
る。ベースプレート1は図示しない座席のシートフレー
ムに取り付ける。この時、円形突起1Bがシートフレー
ムと係合しベースプレート1は回転しないように固定さ
れる。ギヤプレート2は図示しないシートバックフレー
ムに取り付けられ、円形突起2Bがシートバックフレー
ムと係合しシートバックフレームの傾動と共にギヤプレ
ート2が回転するようにされる。また、操作軸9には図
示しない操作レバーが装着され、乗員が操作レバーを引
くことにより操作軸9を回転できるようにされている。
【0020】図3を参照し、常時は、渦巻きバネ7,7
の付勢力によりカム6を介して2枚のロックギヤ5,5
がギヤプレート2の内周面に強く押し付けられ、ロック
ギヤ5の外歯5Aがギヤプレート2の内歯21に噛合
し、ギヤプレート2がロックされている。つまり、座席
のシートバックはその傾斜角度を維持する。乗員が操作
レバーを引き操作軸9を回転して、渦巻きバネ7,7の
付勢力に抗してカム6を図面反時計方向に回転させる
と、2枚のロックギヤ5,5は半径方向内側に移動する
ことが可能になり、内歯21と外歯5Aとの噛合が外れ
てギヤプレート2の回転が自由になる。つまり、シート
バックの傾斜角度を自由に調整できる。調整が終了した
ら図示しない操作レバーを緩めることにより、渦巻きバ
ネ7,7の付勢力によりロックギヤ5,5の外歯5A,
5Aがギヤプレート2の内歯21、21に噛合してギヤ
プレート2をロックする。
【0021】ここで、クーペ車等の2ドア車では後席へ
の出入りのため、前席の座席のシートバックを大きく前
に倒す必要が生じる。このような車種では案内溝11の
ストッパ部材12を予め取り外しておけば、ギヤプレー
ト2は170度近く回転可能であり、十分にシートバッ
クを前傾させることができる。ここで、シートバックを
前傾させたときにロックギヤ5,5がギヤプレート2の
平坦部22に乗り上げるようにしておけば、操作レバー
を緩めても外歯5Aと内歯21が噛合せずギヤプレート
2がロックされないので便利である。
【0022】一方、セダン車等の4ドア車ではシートバ
ックを極端に前傾させる必要がない。このような車種で
は案内溝11の一端にやや長めのストッパ部材12を嵌
挿しておく。このようにすることにより、ギヤプレート
2の凸状部23がストッパ部材12に当接しギヤプレー
ト2の回転可能範囲が規制される。すなわち、シートバ
ックの傾動可能範囲がストッパ部材12により規制され
る。シートバックの後傾可能な角度範囲を規制するには
案内溝11の他端にストッパ部材12を嵌挿すればよ
い。
【0023】以上述べた2つの例では、2ドア車と4ド
ア車という極端な例について説明したが、同じような車
であっても車種によってシートバックに許容される傾動
角度範囲は微妙に少しずつ異なる。本発明に係るリクラ
イニング装置を採用すれば、ストッパ部材12を長さの
異なったものに取り替えるのみで少しずつ異なった傾動
角度範囲に規制することができる。このため、異なる車
種の自動車で傾動角度範囲の異なる座席にも、同じベー
スプレート1,同じギヤプレート2,同じロックギヤ5
等々を用いた同じリクライニング装置を共通化して使用
できる。車種に応じてストッパ部材12を変えるのみで
良いからである。そして、リクライニング装置を構成す
る部材がすべてベースプレート1とギヤプレート2の間
のキャビティ3に収納されて構成されるから、リクライ
ニング装置のユニット化及び小型化を達成することがで
きる。
【0024】以上説明した実施の形態では、ベースプレ
ート1に案内溝11を形成し、ギヤプレート2に案内溝
11と係合する凸状部23を凸設したが、逆に、ギヤプ
レートに案内溝を形成し、これと係合する凸状部をベー
スプレートに設けても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ラウン
ドリクラーであって、ベースプレート又はギヤプレート
のいずれか一方に設けられ回転円周の一部をなす案内溝
と、ベースプレート又はギヤプレートのいずれか他方に
凸設され案内溝に挿入される凸状部とを備え、その案内
溝がストッパ部材を嵌挿可能に形成されているから、リ
クライニング装置のユニット化及び小型化を可能としつ
つ、バックシートの傾動可能な角度範囲を任意に設定す
ることができるという優れた効果がある。このため、車
種の異なる自動車の座席にも同じリクライニング装置を
共通化して使用できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係るリクライニング装置を一
部破断して示す平面図であり、(B)は図1(A)のA
−A線断面図である。
【図2】図1(A)のB−B線断面図である。
【図3】図2のC−C線断面図である。
【図4】ギヤプレート単体を裏面から見た平面図であ
る。
【図5】案内溝の近傍の様子を示す分解斜視図であり、
(A)はギヤプレートの凸状部の近傍を示す図であり、
(B)はストッパ部材の近傍を示す図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 ギヤプレート 5 ロックギヤ 5A 外歯 6 カム 7 渦巻きバネ 11 案内溝 12 ストッパ部材 21 内歯 23 凸状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートと、そのベースプレート
    上に回転可能に組み付けられたギヤプレートと、そのギ
    ヤプレートの内周に形成された内歯と、半径方向にのみ
    移動可能にベースプレートに組み付けられ前記内歯と噛
    合可能な外歯を有するロックギヤと、そのロックギヤを
    ギヤプレートの内歯に押し付けるように半径方向外方に
    付勢するバネと、そのバネの付勢力を解除しロックギヤ
    とギヤプレートとの噛合を解除することが可能なカム
    と、を備えるリクライニング装置であって、 前記ベースプレート又はギヤプレートのいずれか一方に
    設けられ回転円周の一部をなす案内溝と、 前記ベースプレート又はギヤプレートのいずれか他方に
    凸設され前記案内溝に挿入される凸状部とを備え、 前記案内溝が、その案内溝の一部を塞ぐことのできるス
    トッパ部材を嵌挿可能に形成されていること、を特徴と
    するリクライニング装置
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