JPH1186490A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH1186490A
JPH1186490A JP26826397A JP26826397A JPH1186490A JP H1186490 A JPH1186490 A JP H1186490A JP 26826397 A JP26826397 A JP 26826397A JP 26826397 A JP26826397 A JP 26826397A JP H1186490 A JPH1186490 A JP H1186490A
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JP
Japan
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center frame
lower plate
disk cartridge
upper plate
disk
Prior art date
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Application number
JP26826397A
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English (en)
Inventor
Yukio Miyazaki
幸夫 宮崎
Masaru Ikebe
優 池辺
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3体構造のディスクカートリッジにおいて、
情報記録再生装置への着脱を円滑に行うとともに、セン
ターフレームの側面の強度を確保する。 【解決手段】 ディスクカートリッジ1は、上プレート
30と下プレート10とをセンターフレーム20を挟ん
で連結するとともに、センターフレーム20に形成した
収納穴22にディスク状媒体40を配置したものであ
る。ディスクカートリッジ1の上面及び下面の全領域
を、それぞれ上プレート30及び下プレート10のみで
構成する。また、センターフレーム20の側面と収納穴
22の内周面とが近接する薄肉部23に肉盗み部24a
を形成するとともに、下プレート10に突起部17を設
け、突起部17を肉盗み部24a内に入り込ませ、かつ
肉盗み部24aのセンターフレーム側壁と突起部17と
を近接させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等のデ
ィスク状媒体を収納したMD等のディスクカートリッジ
に関し、特に、上プレートと下プレートとをセンターフ
レームを挟んで連結したディスクカートリッジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクカートリッジとして、光
ディスク等のディスク状媒体を内部に収納し、下プレー
トと上プレートとを重ね合わせ、下プレートと上プレー
トとを連結した2体構造のものが知られている。一方、
室外での使用に十分耐えうる剛性の高いディスクカート
リッジの要請に応えるべく、図10に示すようなディス
クカートリッジが知られている。
【0003】図10は、従来の3体構造のディスクカー
トリッジの一例(特開昭64−78478号公報)を分
解して示す斜視図である。このディスクカートリッジ2
00は、上プレート230と下プレート210とをセン
ターフレーム220を挟んで重ね合わせた3体構造とす
ることにより、剛性を高めたものである。このように3
体構造とするのは、2体構造のディスクカートリッジの
上プレートや下プレートの肉厚を厚くすれば剛性を高め
ることができるが、ひけが発生して外観を損なうという
欠点があるためである。
【0004】ディスクカートリッジ200は、センター
フレーム220の上面側及び下面側の周縁部に断面L字
状の段差部222を設け、この段差部222と板状の上
プレート230及び下プレート210の側面とを嵌合さ
せ、ディスクカートリッジ200の上面側及び下面側を
フラットにしたものである。なお、ディスクカートリッ
ジは、その用途に応じ、高剛性や重量感が求められるも
のは図10のような3体構造とし、それ以外のものは2
体構造としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のディス
クカートリッジ200において、ディスクカートリッジ
200の上面側及び下面側に、上プレート230及び下
プレート210とセンターフレーム220との境目がで
きてしまい、この境目に段差が生じて、情報記録再生装
置への着脱を円滑に行うことができない場合があるとい
う問題がある。
【0006】この問題の解決のために、上プレート23
0及び下プレート210とセンターフレーム220との
境目をディスクカートリッジ200の側面223に設け
ることが考えられる。しかし、このような構成とした場
合には、センターフレーム220の側面223が押され
ると、センターフレーム220がたわんでしまうので、
強度上の点で問題がある。
【0007】ここで、図10の略四角形状の穴221に
代えて、図11のセンターフレーム220’のように円
形状の穴221’とすれば、センターフレーム220’
の角部の厚みが厚くなり強度を高めることができる。し
かし、側面223の中央部では、図10と同様に、セン
ターフレーム220’がたわんでしまうという問題があ
る。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、3体構造のディスクカートリッジにおいて、情報
記録再生装置への着脱時にひっかかりを生じさせないで
着脱を円滑に行えるようにするとともに、センターフレ
ームの側面の強度を確保することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、上プレートと下プレートとを
センターフレームを挟んで連結するとともに、前記セン
ターフレームに形成した収納穴にディスク状媒体を配置
したディスクカートリッジにおいて、前記ディスクカー
トリッジの上面及び下面の全領域を、それぞれ前記上プ
レート及び前記下プレートのみで構成し、前記センター
フレームの側面と前記収納穴の内周面とが近接する薄肉
部又はその近傍に肉盗み部を形成するとともに、前記上
プレート又は前記下プレートの少なくとも一方に前記セ
ンターフレーム側に突出する突起部を設け、前記突起部
を前記肉盗み部内に入り込ませ、かつ前記肉盗み部のセ
ンターフレーム側壁と前記突起部とを近接させたことを
特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、上プレートと下
プレートとをセンターフレームを挟んで連結するととも
に、前記センターフレームに形成した収納穴にディスク
状媒体を配置したディスクカートリッジにおいて、前記
ディスクカートリッジの上面及び下面の全領域を、それ
ぞれ前記上プレート及び前記下プレートのみで構成し、
前記センターフレームの側面と前記収納穴の内周面とが
近接する薄肉部又はその近傍に貫通穴を形成するととも
に、前記上プレート又は前記下プレートの少なくとも一
方に前記センターフレーム側に突出する突起部を設け、
前記突起部を前記貫通穴に嵌合させたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、上プレートと下プレー
トとをセンターフレームを挟んで連結するとともに、前
記センターフレームに形成した収納穴にディスク状媒体
を配置したディスクカートリッジにおいて、前記ディス
クカートリッジの上面及び下面の全領域を、それぞれ前
記上プレート及び前記下プレートのみで構成し、前記セ
ンターフレームの側面と前記収納穴の内周面とが近接す
る薄肉部又はその近傍に肉盗み部及び貫通穴を形成する
とともに、前記上プレート又は前記下プレートの少なく
とも一方に前記センターフレーム側に突出する第1突起
部及び第2突起部を設け、前記第1突起部を前記肉盗み
部内に入り込ませ、かつ前記肉盗み部のセンターフレー
ム側壁と前記第1突起部とを近接させ、前記第2突起部
を前記前記貫通穴に嵌合させたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、ディスクカートリッジの上
面及び下面の全領域が、それぞれ上プレート及び下プレ
ートのみで構成されているので、ディスクカートリッジ
の上面及び下面には、上プレート及び下プレートとセン
ターフレームとの境目が存在せず、段差が発生しない。
これにより、情報記録再生装置への着脱時にひっかかり
が生じることがない。
【0013】また、請求項1又は請求項3の発明におい
ては、センターフレームの薄肉部又はその近傍で、セン
ターフレームの肉盗み部に上プレートや下プレートの突
起部(第1突起部)が入り込み、肉盗み部のセンターフ
レーム側壁と突起部(第1突起部)とが近接する。同様
に、請求項2又は請求項3の発明においては、センター
フレームの貫通穴内に上プレートや下プレートの突起部
(第2突起部)が入り込み、嵌合する。これにより、セ
ンターフレームの薄肉部の側面が押されても、肉盗み部
や貫通穴の内側壁と突起部(第1突起部、第2突起部)
とが当接するので、薄肉部の側面のたわみが防止され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。 (第1実施形態)図1〜図5は、本発明によるディスク
カートリッジの第1実施形態に関する図である。図1
は、ディスクカートリッジを分解して示す斜視図であ
り、MDを例としたものである。ディスクカートリッジ
1は、前述した3体構造のものであり、上プレート30
と下プレート10とをセンターフレーム20を挟んで連
結し、内部にディスク状媒体(光ディスク)40を収納
したものである。
【0015】下プレート10及び上プレート30のそれ
ぞれの所定の1辺近傍には、ディスク状媒体40の一部
を露出させるための開口部11及び31が形成されてい
る。そして、シャッター51が上プレート30と下プレ
ート10とを挟んで開口部11及び31を開閉自在に摺
動するように取り付けられる。また、下プレート10の
略中央部には、ディスク状媒体40に取り付けられるハ
ブ41を露出させるための開口部12が形成されてい
る。
【0016】図2は、下プレートを詳細に示す斜視図で
あり、センターフレーム側を上とした図である。下プレ
ート10は、PC等の合成樹脂により、略板状に形成さ
れている(上プレート30も同様である)。さらに、下
プレート10の外形寸法は、センターフレーム20及び
上プレート30の各外形寸法と略同一である。
【0017】下プレート10の四隅近傍には、ねじ貫通
穴を有してセンターフレーム20側に突出したねじ止め
用ボス13が設けられている。また、下プレート10の
一角部近傍には、シャッターロック52を支持するため
の支持ボス16が設けられている。シャッターロック5
2は、シャッター51の閉状態を維持するためのもので
ある。
【0018】さらにまた、下プレート10の他の一角部
近傍には、誤消去防止プラグ53を取り付けるためのプ
ラグ取付部15が形成されている。誤消去防止プラグ5
3は、ディスク状媒体40に記録したデータの誤消去を
防止するためのものである。また、下プレート10の一
対の辺の外縁部には、センターフレーム20側に突出し
た突起部17が設けられている。突起部17は、各外縁
部に所定の間隔を介して2つずつ設けられている。
【0019】図3及び図4は、センターフレーム20を
詳細に示す斜視図である。図3は、上プレート30との
対向面側を上とした図であり、図4は、下プレート10
との対向面側を上とした図である。センターフレーム2
0の材料としては、耐熱性を有し、剛性を高めるため
に、例えばABS(アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂又
はPA(ポリアミド)樹脂に種々の金属粉を混合した高
比重のものが用いられる。前記金属粉としては、タング
ステン、硫酸バリウム、鉄、燐鉄、フェライト、銅、亜
鉛又は鉛等があげられる。この金属粉の添加量は、5〜
50wt%程度が好ましい。なお、外観の向上のために
センターフレーム20に塗装処理を施しても良い。
【0020】センターフレーム20は、略四角形状の枠
状体に、ディスク状媒体40を配置するための収納穴2
2を形成したものである。したがって、センターフレー
ム20は、C字状等の不連続体ではないので、その剛性
を高くすることができる。また、図3において、センタ
ーフレーム20の上面側の四隅近傍には、上プレート3
0が搭載されたときに上プレート30側のボス(図示せ
ず)と嵌合する断面凹状の係合部25が形成されてい
る。この係合部25は、裏面側にも同様に設けられてお
り(図4参照)、裏面側の係合部25は、上述の下プレ
ート10のねじ止め用ボス13と嵌合するものである。
【0021】さらにまた、図3において、センターフレ
ーム20の一角部近傍には、シャッターロック52を配
置するための薄肉(断面凹状)のシャッターロック収納
部21が形成されている。さらに、シャッターロック収
納部21の一部には、ボス貫通穴26が形成されてお
り、下プレート10上にセンターフレーム20が搭載さ
れると、下プレート10の支持ボス16がボス貫通穴2
6を通ってセンターフレーム20上に突出する構造とな
っている。
【0022】また、センターフレーム20のシャッター
ロック収納部21と対角位置にある一角部近傍の端縁部
には、センターフレーム20の一部を略凹状に切り欠い
た切り欠き部27が形成されている。この切り欠き部2
7は、センターフレーム20が下プレート10上に搭載
されたときに下プレート10のプラグ取付部15と干渉
しないようにするために、プラグ取付部15を囲むよう
に切り欠いたものである。この切り欠き部27は、セン
ターフレーム20の隅部を残してその近傍に設けられて
いるので、たとえ切り欠き部27を設けてもセンターフ
レーム20の外観を損なうことがない。
【0023】図4において、センターフレーム20の側
面と収納穴22の内周面とが近接する薄肉部23には、
センターフレーム20の高さ方向の厚みを薄くした肉盗
み部24aが形成されている。肉盗み部24aは、下プ
レート10の突起部17と対応する位置に形成されてい
る。また、同様に、薄肉部23の近傍には肉盗み部24
bが形成されている。
【0024】図5は、下プレート10上にセンターフレ
ーム20を搭載した状態を示す図であり、(a)は斜視
図を示し、(b)は、(a)のA−A断面を示す断面図
である。センターフレーム20が搭載されると、下プレ
ート10のねじ止め用ボス13がセンターフレーム20
の係合部25と嵌合するとともに、下プレート10の支
持ボス16がセンターフレーム20のボス貫通穴26を
通ってセンターフレーム20上に突出する。
【0025】そして、シャッターロック52がこの支持
ボス16に支持されるとともにセンターフレーム20の
シャッターロック収納部21に配置される。また、下プ
レート10のプラグ取付部15は、センターフレーム2
0の切り欠き部27の切り欠き内に配置されるととも
に、このプラグ取付部15に誤消去防止プラグ53が取
り付けられる。
【0026】ところで、センターフレーム20の薄肉部
23は、センターフレーム20の中で最も肉厚が薄く、
強度が弱い部分である。したがって、たとえセンターフ
レーム20が上プレート30及び下プレート10に連結
されても、薄肉部23の側面はたわみやすくなる。しか
し、本実施形態では、図5(b)に示すように、下プレ
ート10の突起部17が、センターフレーム20の肉盗
み部24aに入り込み、肉盗み部24aのセンターフレ
ーム側壁と突起部17とは、わずかの間隙を介して近接
する。
【0027】これにより、薄肉部23に図5中、B方向
の力が加わると(センターフレーム20の側面が押され
ると)、肉盗み部24aのセンターフレーム側壁と突起
部17とが当接し、薄肉部23のたわみが制限される。
よって、センターフレーム20の側面のたわみを防止し
て、強度を高めることができる。なお、肉盗み部24a
のセンターフレーム側壁と突起部17との間に間隙を設
けないで、予め両者を当接させても良い。
【0028】図5の状態において、センターフレーム2
0上に上プレート30を搭載し、下プレート10側から
ねじ54を挿入して(図1)、センターフレーム20を
挟んで下プレート10と上プレート30とをねじ止めす
ることにより、ディスクカートリッジ1が組み立てられ
る。なお、下プレート10と上プレート30との連結
は、ねじ54を用いずに溶着しても良い。
【0029】ディスクカートリッジ1が組み立てられる
と、ディスクカートリッジ1の上面及び下面の全領域
は、それぞれ上プレート30及び下プレート10のみで
構成される。したがって、ディスクカートリッジ1の上
面及び下面には、上プレート30及び下プレート10と
センターフレーム20の境目が存在しない。これによ
り、ディスクカートリッジ1の上面や下面に段差が生じ
て、情報記録再生装置への着脱時にひっかかりが生じる
こと等がなく、円滑に着脱を行うことができる。
【0030】(第2実施形態)図6〜図8は、本発明に
よるディスクカートリッジの第2実施形態に関する図で
ある。図6は、第2実施形態の下プレート10’の斜視
図であり、図2に対応するものである。また、図7は、
第2実施形態のセンターフレーム20’であって下プレ
ート10’側を上とした斜視図であり、図4に対応する
ものである。さらに図8は、下プレート10’上にセン
ターフレーム20’を搭載した状態を示す図であって、
(a)は斜視図を示し、(b)は、(a)のC−C断面
を示す断面図であり、図5に対応するものである。
【0031】図6において、下プレート10’は、図2
の下プレート10と比較して、突起部17の代わりに突
起部17’が設けられている点で異なる。この突起部1
7’は、略円筒形(ボス状)に形成されている。また、
図7において、センターフレーム20’は、図4のセン
ターフレーム20と比較して、肉盗み部24bの代わり
に貫通穴24cが設けられている点で異なる。
【0032】下プレート10’上にセンターフレーム2
0’が搭載されると、図8に示すように、下プレート1
0’の突起部17’がセンターフレーム20’の貫通穴
24cと嵌合する。第2実施形態のように形成しても、
第1実施形態と同様に、センターフレーム20’の薄肉
部23のたわみを防止して、強度を高めることができ
る。なお、貫通穴24cのように、その大きさが小さい
場合には、センターフレーム20’を貫通させても強度
上問題はない。一方、図4に示した肉盗み部24bのよ
うに、その形成範囲が広い場合には、肉盗み部24bの
深さは、強度上浅い方が好ましい。
【0033】(第3実施形態)図9は、本発明の第3実
施形態の下プレート10’’を示す斜視図である。第3
実施形態では、上述した第1実施形態と第2実施形態と
を組み合わせたものである。すなわち、図9において、
下プレート10’’は、第1実施形態で示した突起部
(第1突起部)17と第2実施形態で示した突起部(第
2突起部)17’との双方を設けたものである。一方、
第3実施形態のセンターフレームは、第2実施形態のセ
ンターフレーム20’をそのまま用いることがきる。こ
のように構成すれば、第1実施形態及び第2実施形態以
上にたわみ防止効果を高めることができる。
【0034】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、以下のような種々の変形が可能である。 (1)図8(b)において2点鎖線部で示すように、上
プレート30に、貫通穴24cと嵌合する突起部32を
設けても良い。この場合には、下プレート10’の突起
部17’と上プレート30の突起部32との双方を設け
ても良く、又は突起部32のみを設けても良い。突起部
17’又は突起部32のいずれか一方を設ける場合に
は、貫通穴24cの代わりに、センターフレーム20’
を貫通しない嵌合部を設けても良い。
【0035】(2)第1実施形態では、センターフレー
ム20の肉盗み部24bに入り込む突起部は設けていな
いが、このような突起部を上プレート10に設けても良
い。さらにこの場合に、その突起部の外面形状を肉盗み
部24bの内周壁の形状と略一致させて、突起部と肉盗
み部24bとが嵌合するようにしても良い。特に、上プ
レート30や下プレート10が透明体又は半透明体であ
るときは、突起部や肉盗み部24bが目立たなくなり、
好ましい。
【0036】(3)本実施形態では、センターフレーム
20、20’の左右両側(シャッター51の摺動辺に垂
直な2辺側)の側面のたわみを防止したが、例えばシャ
ッター51の摺動辺側やそれと対向する辺側の側面のた
わみを防止することも可能である。 (4)本実施形態では、ディスク状媒体40として光デ
ィスクを用いたMDを例に挙げたが、これ以外の磁気デ
ィスクを用いたものであっても同様に本発明を適用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、情報記録再生装置への
着脱時にひっかかりを生じさせないで、着脱を円滑に行
うことができるとともに、センターフレームの薄肉部の
側面のたわみを防止して、強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクカートリッジの第1実施
形態を分解して示す斜視図である。
【図2】図1の下プレートを示す斜視図である。
【図3】図1のセンターフレームであって、上プレート
との対向面側を示す斜視図である。
【図4】図1のセンターフレームであって、下プレート
との対向面側を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態において、下プレート上
にセンターフレームを搭載した状態を示す図であり、
(a)は斜視図を示し、(b)は、(a)のA−A断面
を示す断面図である。
【図6】本発明によるディスクカートリッジの第2実施
形態の下プレートを示す斜視図である。
【図7】本発明によるディスクカートリッジの第2実施
形態のセンターフレームであって、下プレートとの対向
面側を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態において、下プレート上
にセンターフレームを搭載した状態を示す図であり、
(a)は斜視図を示し、(b)は、(a)のC−C断面
を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態の下プレートを示す斜視
図である。
【図10】従来の3体構造のディスクカートリッジの一
例を分解して示す斜視図である。
【図11】図10のセンターフレームの変形例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 10、10’、10’’ 下プレート 11 開口部 12 開口部 13 ねじ止め用ボス 15 プラグ取付部 16 支持ボス 17 突起部(第1突起部) 17’ 突起部(第2突起部) 20、20’ センターフレーム 21 シャッターロック収納部 22 収納穴 23 薄肉部 24a、24b 肉盗み部 24c 貫通穴 26 ボス貫通穴 27 切り欠き部 30 上プレート 31 開口部 40 ディスク状媒体 51 シャッター 52 シャッターロック 53 誤消去防止プラグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上プレートと下プレートとをセンターフ
    レームを挟んで連結するとともに、前記センターフレー
    ムに形成した収納穴にディスク状媒体を配置したディス
    クカートリッジにおいて、 前記ディスクカートリッジの上面及び下面の全領域を、
    それぞれ前記上プレート及び前記下プレートのみで構成
    し、 前記センターフレームの側面と前記収納穴の内周面とが
    近接する薄肉部又はその近傍に肉盗み部を形成するとと
    もに、前記上プレート又は前記下プレートの少なくとも
    一方に前記センターフレーム側に突出する突起部を設
    け、前記突起部を前記肉盗み部内に入り込ませ、かつ前
    記肉盗み部のセンターフレーム側壁と前記突起部とを近
    接させたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上プレートと下プレートとをセンターフ
    レームを挟んで連結するとともに、前記センターフレー
    ムに形成した収納穴にディスク状媒体を配置したディス
    クカートリッジにおいて、 前記ディスクカートリッジの上面及び下面の全領域を、
    それぞれ前記上プレート及び前記下プレートのみで構成
    し、 前記センターフレームの側面と前記収納穴の内周面とが
    近接する薄肉部又はその近傍に貫通穴を形成するととも
    に、前記上プレート又は前記下プレートの少なくとも一
    方に前記センターフレーム側に突出する突起部を設け、
    前記突起部を前記貫通穴に嵌合させたことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上プレートと下プレートとをセンターフ
    レームを挟んで連結するとともに、前記センターフレー
    ムに形成した収納穴にディスク状媒体を配置したディス
    クカートリッジにおいて、 前記ディスクカートリッジの上面及び下面の全領域を、
    それぞれ前記上プレート及び前記下プレートのみで構成
    し、 前記センターフレームの側面と前記収納穴の内周面とが
    近接する薄肉部又はその近傍に肉盗み部及び貫通穴を形
    成するとともに、前記上プレート又は前記下プレートの
    少なくとも一方に前記センターフレーム側に突出する第
    1突起部及び第2突起部を設け、前記第1突起部を前記
    肉盗み部内に入り込ませ、かつ前記肉盗み部のセンター
    フレーム側壁と前記第1突起部とを近接させ、前記第2
    突起部を前記前記貫通穴に嵌合させたことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
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