JPH10340554A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH10340554A JPH10340554A JP16669397A JP16669397A JPH10340554A JP H10340554 A JPH10340554 A JP H10340554A JP 16669397 A JP16669397 A JP 16669397A JP 16669397 A JP16669397 A JP 16669397A JP H10340554 A JPH10340554 A JP H10340554A
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- JP
- Japan
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- center frame
- label
- lower plate
- disk cartridge
- upper plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ３体構造のディスクカートリッジにおいて、
装置への着脱時に引っかかり等なく、側面にラベルを良
好に貼付できるようにする。 【解決手段】 上プレート３０と下プレート１０とをセ
ンターフレーム２０を挟んで連結し、内部にディスク状
媒体４０を収納し、センターフレーム２０の側面の一部
にラベル貼付領域２８を設けたディスクカートリッジ１
において、センターフレーム２０のラベル貼付領域２８
の上縁部及び下縁部にそれぞれ上方及び下方に突出する
突起部２９を設けるとともに、上プレート３０及び下プ
レート１０の表面外形をディスクカートリッジ１の表面
外形の大きさに形成し、上プレート３０及び下プレート
１０の内表面側のセンターフレーム２０の突起部２９と
嵌合する端面部に段差部３２及び１７を設けた。
装置への着脱時に引っかかり等なく、側面にラベルを良
好に貼付できるようにする。 【解決手段】 上プレート３０と下プレート１０とをセ
ンターフレーム２０を挟んで連結し、内部にディスク状
媒体４０を収納し、センターフレーム２０の側面の一部
にラベル貼付領域２８を設けたディスクカートリッジ１
において、センターフレーム２０のラベル貼付領域２８
の上縁部及び下縁部にそれぞれ上方及び下方に突出する
突起部２９を設けるとともに、上プレート３０及び下プ
レート１０の表面外形をディスクカートリッジ１の表面
外形の大きさに形成し、上プレート３０及び下プレート
１０の内表面側のセンターフレーム２０の突起部２９と
嵌合する端面部に段差部３２及び１７を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等のデ
ィスク状媒体を収納したＭＤ等のディスクカートリッジ
に関し、特に、上プレートと下プレートとをセンターフ
レームを挟んで連結したディスクカートリッジに関する
ものである。
ィスク状媒体を収納したＭＤ等のディスクカートリッジ
に関し、特に、上プレートと下プレートとをセンターフ
レームを挟んで連結したディスクカートリッジに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は、従来のディスクカートリッジの
一例を分解して示す斜視図である。このディスクカート
リッジ１００は、ディスク状媒体４０を内部に収納し、
上プレート１３０と下プレート１１０とを重ね合わせ、
ねじ５４によって両者を連結した２体構造のものであ
る。
一例を分解して示す斜視図である。このディスクカート
リッジ１００は、ディスク状媒体４０を内部に収納し、
上プレート１３０と下プレート１１０とを重ね合わせ、
ねじ５４によって両者を連結した２体構造のものであ
る。
【０００３】上プレート１３０及び下プレート１１０に
は、ディスク状媒体４０を露出させる開口部１３１及び
１１１が形成され、さらにこれらの開口部１３１及び１
１１を開閉自在としたシャッター５１が取り付けられ
る。また、上プレート１３０及び下プレート１１０の側
面の一部には、肉厚を薄くしたラベル貼付部１３２及び
１１２が設けられており、両者が連結されたときにラベ
ル大の貼付領域が形成され、この領域に記録内容等を記
入したラベルが貼付される。
は、ディスク状媒体４０を露出させる開口部１３１及び
１１１が形成され、さらにこれらの開口部１３１及び１
１１を開閉自在としたシャッター５１が取り付けられ
る。また、上プレート１３０及び下プレート１１０の側
面の一部には、肉厚を薄くしたラベル貼付部１３２及び
１１２が設けられており、両者が連結されたときにラベ
ル大の貼付領域が形成され、この領域に記録内容等を記
入したラベルが貼付される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
ディスクカートリッジ１００において、上プレート１３
０と下プレート１１０との合わせ目を含む領域がラベル
貼付領域となるので、ラベル貼付領域が平坦になりにく
く、段差が生じやすかった。そして、段差が生じた場合
には、ラベルを貼付しにくくなるとともに、貼付したラ
ベルが歪んだり、剥がれやすくなるという問題があっ
た。
ディスクカートリッジ１００において、上プレート１３
０と下プレート１１０との合わせ目を含む領域がラベル
貼付領域となるので、ラベル貼付領域が平坦になりにく
く、段差が生じやすかった。そして、段差が生じた場合
には、ラベルを貼付しにくくなるとともに、貼付したラ
ベルが歪んだり、剥がれやすくなるという問題があっ
た。
【０００５】一方、ディスクカートリッジには、上記２
体構造の他、上プレートと下プレートとをセンターフレ
ームを挟んで重ねて３体構造とし、剛性を高めたものが
知られている（特開昭６４−７８４７８号公報）。この
３体構造のものでは、センターフレームの上下面の内周
に沿って設けられた溝内に上下プレートの外周縁が嵌合
される構造であるので、ディスクカートリッジの側面が
合わせ目とはならないため、ラベル貼付時に上述のよう
な問題は発生しない。しかし、この場合にはディスクカ
ートリッジの上下面の外縁部近傍が合わせ目となるの
で、ディスクカートリッジの装置への着脱時に、正しく
位置決めされなかったり引っかかりが生じたりするとい
う問題があった。
体構造の他、上プレートと下プレートとをセンターフレ
ームを挟んで重ねて３体構造とし、剛性を高めたものが
知られている（特開昭６４−７８４７８号公報）。この
３体構造のものでは、センターフレームの上下面の内周
に沿って設けられた溝内に上下プレートの外周縁が嵌合
される構造であるので、ディスクカートリッジの側面が
合わせ目とはならないため、ラベル貼付時に上述のよう
な問題は発生しない。しかし、この場合にはディスクカ
ートリッジの上下面の外縁部近傍が合わせ目となるの
で、ディスクカートリッジの装置への着脱時に、正しく
位置決めされなかったり引っかかりが生じたりするとい
う問題があった。
【０００６】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、３体構造のディスクカートリッジにおいて、装置
への着脱時に引っかかり等なく、側面にラベルを良好に
貼付できるようにすることである。
題は、３体構造のディスクカートリッジにおいて、装置
への着脱時に引っかかり等なく、側面にラベルを良好に
貼付できるようにすることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項１の発明は、上プレートと下プレートとを
センターフレームを挟んで連結し、内部にディスク状媒
体を収納し、前記センターフレームの側面の一部にラベ
ル貼付領域を設けたディスクカートリッジにおいて、前
記センターフレームの前記ラベル貼付領域の上縁部及び
下縁部にそれぞれ上方及び下方に突出する突起部を設け
るとともに、前記上プレート及び前記下プレートの表面
外形を前記ディスクカートリッジの表面外形の大きさに
形成し、前記上プレート及び前記下プレートの内表面側
の前記センターフレームの前記突起部と嵌合する端面部
に段差部を設けたことを特徴とする。
めに、請求項１の発明は、上プレートと下プレートとを
センターフレームを挟んで連結し、内部にディスク状媒
体を収納し、前記センターフレームの側面の一部にラベ
ル貼付領域を設けたディスクカートリッジにおいて、前
記センターフレームの前記ラベル貼付領域の上縁部及び
下縁部にそれぞれ上方及び下方に突出する突起部を設け
るとともに、前記上プレート及び前記下プレートの表面
外形を前記ディスクカートリッジの表面外形の大きさに
形成し、前記上プレート及び前記下プレートの内表面側
の前記センターフレームの前記突起部と嵌合する端面部
に段差部を設けたことを特徴とする。
【０００８】請求項２の発明は、請求項１に記載のディ
スクカートリッジにおいて、前記センターフレームの前
記ラベル貼付領域を有する側面位置を、前記上プレート
及び前記下プレートの側面位置よりラベルの厚み分だけ
内側にしたことを特徴とする。
スクカートリッジにおいて、前記センターフレームの前
記ラベル貼付領域を有する側面位置を、前記上プレート
及び前記下プレートの側面位置よりラベルの厚み分だけ
内側にしたことを特徴とする。
【０００９】
【作用】請求項１の発明においては、上プレート及び下
プレートにそれぞれ設けられた段差部と、センターフレ
ームに設けられた突起部とが嵌合する。そして、センタ
ーフレームの側面の突起部を含む領域がラベル貼付領域
となる。したがって、上プレートや下プレートとセンタ
ーフレームとの合わせ目がなく平坦であり、かつ広いラ
ベル貼付領域を設けることができる。また、請求項２の
発明においては、ラベル貼付領域にラベルが貼付される
と、ラベル表面と上下プレートの側面とが略面一とな
る。したがって、ラベルの貼付後にラベルが引っかかる
こと等をなくして、ラベルの剥がれを防止することがで
きる。
プレートにそれぞれ設けられた段差部と、センターフレ
ームに設けられた突起部とが嵌合する。そして、センタ
ーフレームの側面の突起部を含む領域がラベル貼付領域
となる。したがって、上プレートや下プレートとセンタ
ーフレームとの合わせ目がなく平坦であり、かつ広いラ
ベル貼付領域を設けることができる。また、請求項２の
発明においては、ラベル貼付領域にラベルが貼付される
と、ラベル表面と上下プレートの側面とが略面一とな
る。したがって、ラベルの貼付後にラベルが引っかかる
こと等をなくして、ラベルの剥がれを防止することがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図１は、本発明の一実
施形態であるディスクカートリッジ１を分解して示す斜
視図であり、ＭＤを例としたものである。ディスクカー
トリッジ１は、前述した３体構造のものであり、上プレ
ート３０と下プレート１０とをセンターフレーム２０を
挟んで連結し、内部にディスク状媒体（光ディスク）４
０を収納したものである。
の一実施形態について説明する。図１は、本発明の一実
施形態であるディスクカートリッジ１を分解して示す斜
視図であり、ＭＤを例としたものである。ディスクカー
トリッジ１は、前述した３体構造のものであり、上プレ
ート３０と下プレート１０とをセンターフレーム２０を
挟んで連結し、内部にディスク状媒体（光ディスク）４
０を収納したものである。
【００１１】下プレート１０及び上プレート３０の表面
外形は、ディスクカートリッジ１の表面外形の大きさに
形成されている。下プレート１０及び上プレート３０に
は、それぞれ、ディスク状媒体４０に記録された情報を
読みとり又はディスク状媒体４０に情報を記録するため
にディスク状媒体４０の一部を露出させる開口穴１１及
び３１が形成されている。そして、断面コ字状のシャッ
ター５１が、ディスクカートリッジ１を挟んで開口穴１
１及び３１を開閉自在に摺動するように取り付けられ
る。また、下プレート１０の略中央部には、ディスク状
媒体４０に取り付けられるハブ４１を露出させるための
開口穴１２が形成されている。
外形は、ディスクカートリッジ１の表面外形の大きさに
形成されている。下プレート１０及び上プレート３０に
は、それぞれ、ディスク状媒体４０に記録された情報を
読みとり又はディスク状媒体４０に情報を記録するため
にディスク状媒体４０の一部を露出させる開口穴１１及
び３１が形成されている。そして、断面コ字状のシャッ
ター５１が、ディスクカートリッジ１を挟んで開口穴１
１及び３１を開閉自在に摺動するように取り付けられ
る。また、下プレート１０の略中央部には、ディスク状
媒体４０に取り付けられるハブ４１を露出させるための
開口穴１２が形成されている。
【００１２】さらにまた、センターフレーム２０のシャ
ッター５１が摺動する辺の外縁部には、収納部２１が形
成され、この収納部２１にシャッターロック５２が配置
されている。シャッターロック５２は、シャッター５１
が開口穴１１、３１を閉じる位置にあるときに、シャッ
ター５１と係合して、シャッター５１をその位置に保持
するものである。
ッター５１が摺動する辺の外縁部には、収納部２１が形
成され、この収納部２１にシャッターロック５２が配置
されている。シャッターロック５２は、シャッター５１
が開口穴１１、３１を閉じる位置にあるときに、シャッ
ター５１と係合して、シャッター５１をその位置に保持
するものである。
【００１３】ディスクカートリッジ１において、下プレ
ート１０上に誤消去防止プラグ５３、センターフレーム
２０及びディスク状媒体４０が搭載され、さらにセンタ
ーフレーム２０上にシャッターロック５２が取り付けら
れ、この上部に上プレート３０が搭載される。そして、
下プレート１０側からねじ５４を挿入して、センターフ
レーム２０を挟んで下プレート１０と上プレート３０と
をねじ止めする。なお、下プレート１０と上プレート３
０との連結は、ねじを用いずに溶着しても良い。
ート１０上に誤消去防止プラグ５３、センターフレーム
２０及びディスク状媒体４０が搭載され、さらにセンタ
ーフレーム２０上にシャッターロック５２が取り付けら
れ、この上部に上プレート３０が搭載される。そして、
下プレート１０側からねじ５４を挿入して、センターフ
レーム２０を挟んで下プレート１０と上プレート３０と
をねじ止めする。なお、下プレート１０と上プレート３
０との連結は、ねじを用いずに溶着しても良い。
【００１４】図２（ａ）は、下プレート１０を詳細に示
す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面を示す断
面図である。下プレート１０は、ＰＣ等の合成樹脂によ
り、略板状に形成されている（上プレート３０も同様で
ある）。下プレート１０の四隅近傍には、ねじ貫通穴を
有してセンターフレーム２０側（図２中、上側）に突出
したねじ止め用ボス１３が設けられている。また、下プ
レート１０の一角部近傍には、シャッターロック５２を
回動可能に支持するための支持ボス１６が設けられてい
る。さらに、下プレート１０の他の一角部近傍には、誤
消去防止プラグ５３を取り付けるためのプラグ取付部１
５が形成されている。
す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面を示す断
面図である。下プレート１０は、ＰＣ等の合成樹脂によ
り、略板状に形成されている（上プレート３０も同様で
ある）。下プレート１０の四隅近傍には、ねじ貫通穴を
有してセンターフレーム２０側（図２中、上側）に突出
したねじ止め用ボス１３が設けられている。また、下プ
レート１０の一角部近傍には、シャッターロック５２を
回動可能に支持するための支持ボス１６が設けられてい
る。さらに、下プレート１０の他の一角部近傍には、誤
消去防止プラグ５３を取り付けるためのプラグ取付部１
５が形成されている。
【００１５】また、下プレート１０の図中、手前右側の
１辺の端面部であってプラグ取付部１５が形成された部
分以外の略全範囲には、段差部１７が形成されている。
この段差部１７が形成された範囲は、ディスクカートリ
ッジ１のラベル貼付領域となる範囲である。図２（ｂ）
に示すように、段差部１７は、下プレート１０の側面と
内表面（図中、上面）との稜部を略Ｌ字状に切り欠き、
厚みを薄くしたものである。
１辺の端面部であってプラグ取付部１５が形成された部
分以外の略全範囲には、段差部１７が形成されている。
この段差部１７が形成された範囲は、ディスクカートリ
ッジ１のラベル貼付領域となる範囲である。図２（ｂ）
に示すように、段差部１７は、下プレート１０の側面と
内表面（図中、上面）との稜部を略Ｌ字状に切り欠き、
厚みを薄くしたものである。
【００１６】図３（ａ）は、センターフレーム２０を詳
細に示す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面を
示す断面図である。センターフレーム２０の材料として
は、耐熱性を有し、剛性を高めるために、例えばＰＣや
ＡＢＳに種々の添加剤を混合したものが用いられる。前
記添加剤としては、例えばタングステン、硫酸バリウ
ム、鉄、燐鉄、フェライト、銅、亜鉛、鉛等があげられ
る。この添加剤の添加量は、５〜５０ｗｔ％であること
が好ましい。さらに、外観の向上のためにセンターフレ
ーム２０に塗装処理を施しても良い。
細に示す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面を
示す断面図である。センターフレーム２０の材料として
は、耐熱性を有し、剛性を高めるために、例えばＰＣや
ＡＢＳに種々の添加剤を混合したものが用いられる。前
記添加剤としては、例えばタングステン、硫酸バリウ
ム、鉄、燐鉄、フェライト、銅、亜鉛、鉛等があげられ
る。この添加剤の添加量は、５〜５０ｗｔ％であること
が好ましい。さらに、外観の向上のためにセンターフレ
ーム２０に塗装処理を施しても良い。
【００１７】センターフレーム２０は、ディスク状媒体
４０を囲む略円形状の穴２２を有して、枠状に形成され
ている。センターフレーム２０の四隅近傍には、上プレ
ート３０が搭載されたときに上プレート３０側のボス
（図示せず）と嵌合する断面凹状の係合部２５が形成さ
れている。なお、センターフレーム２０の図中、下面側
において係合部２５と対応する位置には、下プレート１
０のねじ止め用ボス１３と嵌合する断面凹状の係合部
（図示せず）が設けられている。
４０を囲む略円形状の穴２２を有して、枠状に形成され
ている。センターフレーム２０の四隅近傍には、上プレ
ート３０が搭載されたときに上プレート３０側のボス
（図示せず）と嵌合する断面凹状の係合部２５が形成さ
れている。なお、センターフレーム２０の図中、下面側
において係合部２５と対応する位置には、下プレート１
０のねじ止め用ボス１３と嵌合する断面凹状の係合部
（図示せず）が設けられている。
【００１８】さらにまた、センターフレーム２０の一角
部近傍には、シャッターロック５２を配置するための薄
肉部２１が形成されている。そして、この薄肉部２１の
一部には、貫通穴２６が形成されており、下プレート１
０上にセンターフレーム２０が搭載されると、下プレー
ト１０の支持ボス１６が貫通穴２１を通ってセンターフ
レーム２０上に突出する構造となっている。
部近傍には、シャッターロック５２を配置するための薄
肉部２１が形成されている。そして、この薄肉部２１の
一部には、貫通穴２６が形成されており、下プレート１
０上にセンターフレーム２０が搭載されると、下プレー
ト１０の支持ボス１６が貫通穴２１を通ってセンターフ
レーム２０上に突出する構造となっている。
【００１９】さらに、センターフレーム２０の一角部近
傍には、下プレート１０に取り付けられた誤消去プラグ
５３との干渉を避けるための略凹状の切欠部２７が形成
されている。そして、センターフレーム２０の図中、手
前右側の側面であって切欠部２７が形成された部分以外
の略全範囲が、ディスクカートリッジ１のラベル貼付領
域２８となっている。さらに図３（ｂ）に示すように、
ラベル貼付領域２８の上縁部及び下縁部には、それぞれ
上下側（上プレート３０側及び下プレート１０側）に突
出した突起部２９が設けられている。この突起部２９の
うちの下側部分は、下プレート１０の段差部１７に嵌合
する部分であり、突起部２９の高さは、下プレート１０
の段差部１７の切り欠き深さと略同一である。なお、下
プレート１０側に設けられた凹部２４は、センターフレ
ーム２０の肉厚を均一にするためのものである。
傍には、下プレート１０に取り付けられた誤消去プラグ
５３との干渉を避けるための略凹状の切欠部２７が形成
されている。そして、センターフレーム２０の図中、手
前右側の側面であって切欠部２７が形成された部分以外
の略全範囲が、ディスクカートリッジ１のラベル貼付領
域２８となっている。さらに図３（ｂ）に示すように、
ラベル貼付領域２８の上縁部及び下縁部には、それぞれ
上下側（上プレート３０側及び下プレート１０側）に突
出した突起部２９が設けられている。この突起部２９の
うちの下側部分は、下プレート１０の段差部１７に嵌合
する部分であり、突起部２９の高さは、下プレート１０
の段差部１７の切り欠き深さと略同一である。なお、下
プレート１０側に設けられた凹部２４は、センターフレ
ーム２０の肉厚を均一にするためのものである。
【００２０】図４（ａ）は、上プレート３０を詳細に示
す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＣ−Ｃ断面を示す断
面図である。上プレート３０には、上述したようにディ
スク状媒体４０の一部を露出させる開口穴３１が形成さ
れている。また、開口部３１を含む領域である薄肉部３
３は、シャッター５１の摺動面となる部分である。さら
に、上プレート３０の図中、手前右側の１辺の端面部で
あってセンターフレーム２０のラベル貼付領域２８と対
向する範囲には、下プレート１０の段差部１７と対称形
状をなす段差部３２が形成されている。
す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＣ−Ｃ断面を示す断
面図である。上プレート３０には、上述したようにディ
スク状媒体４０の一部を露出させる開口穴３１が形成さ
れている。また、開口部３１を含む領域である薄肉部３
３は、シャッター５１の摺動面となる部分である。さら
に、上プレート３０の図中、手前右側の１辺の端面部で
あってセンターフレーム２０のラベル貼付領域２８と対
向する範囲には、下プレート１０の段差部１７と対称形
状をなす段差部３２が形成されている。
【００２１】図５は、ラベル貼付領域２８における上プ
レート３０、センターフレーム２０及び下プレート１０
の嵌合状態を示す断面図であり、図２から図４までのＡ
−Ａ断面、Ｂ−Ｂ断面及びＣ−Ｃ断面に相当する箇所を
示したものである。上プレート３０と下プレート１０と
がセンターフレーム２０を挟んで連結されると、センタ
ーフレーム２０のラベル貼付領域２８では、突起部２９
が下プレート１０及び上プレート３０の各段差部１７及
び３２に嵌合する。よって、ディスクカートリッジ１の
側面のラベル貼付領域２８には上プレート３０と下プレ
ート１０との合わせ目がないので、ラベルを良好に貼付
することができる。また、ラベル貼付領域２８の上下縁
部に突起部２９を設けたことにより、ディスクカートリ
ッジ１の厚みの範囲でラベル貼付領域２８の幅を最大限
にすることができる。
レート３０、センターフレーム２０及び下プレート１０
の嵌合状態を示す断面図であり、図２から図４までのＡ
−Ａ断面、Ｂ−Ｂ断面及びＣ−Ｃ断面に相当する箇所を
示したものである。上プレート３０と下プレート１０と
がセンターフレーム２０を挟んで連結されると、センタ
ーフレーム２０のラベル貼付領域２８では、突起部２９
が下プレート１０及び上プレート３０の各段差部１７及
び３２に嵌合する。よって、ディスクカートリッジ１の
側面のラベル貼付領域２８には上プレート３０と下プレ
ート１０との合わせ目がないので、ラベルを良好に貼付
することができる。また、ラベル貼付領域２８の上下縁
部に突起部２９を設けたことにより、ディスクカートリ
ッジ１の厚みの範囲でラベル貼付領域２８の幅を最大限
にすることができる。
【００２２】さらに、ラベル貼付領域２８を有する側面
位置は、下プレート１０の側面１８及び上プレート３０
の側面３３の位置よりもラベルの厚み分だけ内側に配置
される。このように形成すれば、ラベル貼付領域２８に
ラベルが貼付されたときに、ラベル表面と下プレート１
０の側面１８及び上プレート３０の側面３３とが略面一
になり、ラベルが引っかかること等をなくし、ラベルの
剥がれを防止することができる。
位置は、下プレート１０の側面１８及び上プレート３０
の側面３３の位置よりもラベルの厚み分だけ内側に配置
される。このように形成すれば、ラベル貼付領域２８に
ラベルが貼付されたときに、ラベル表面と下プレート１
０の側面１８及び上プレート３０の側面３３とが略面一
になり、ラベルが引っかかること等をなくし、ラベルの
剥がれを防止することができる。
【００２３】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば本実施形態では、
ディスク状媒体４０として光ディスクを用いたＭＤを例
に挙げたが、これ以外の磁気ディスクを用いたＦＤ等で
あっても同様に本発明を適用することができる。また、
ラベル貼付領域２８は、ディスクカートリッジ１の一側
面に設けたが、これに限らず、複数の面に設けることも
可能である。
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば本実施形態では、
ディスク状媒体４０として光ディスクを用いたＭＤを例
に挙げたが、これ以外の磁気ディスクを用いたＦＤ等で
あっても同様に本発明を適用することができる。また、
ラベル貼付領域２８は、ディスクカートリッジ１の一側
面に設けたが、これに限らず、複数の面に設けることも
可能である。
【００２４】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、上プレートや
下プレートとセンターフレームとの合わせ目がなく平坦
であり、かつ広いラベル貼付領域をディスクカートリッ
ジの側面に設けることができる。さらに請求項２の発明
によれば、ラベル貼付後にラベル表面と上下プレートの
側面とを略面一にして、ラベルが引っかかること等をな
くし、ラベルの剥がれを防止することができる。
下プレートとセンターフレームとの合わせ目がなく平坦
であり、かつ広いラベル貼付領域をディスクカートリッ
ジの側面に設けることができる。さらに請求項２の発明
によれば、ラベル貼付後にラベル表面と上下プレートの
側面とを略面一にして、ラベルが引っかかること等をな
くし、ラベルの剥がれを防止することができる。
【図１】本発明のディスクカートリッジの一実施形態を
分解して示す斜視図である。
分解して示す斜視図である。
【図２】下プレートを詳細に示す斜視図及び要部断面図
である。
である。
【図３】センターフレームを詳細に示す斜視図及び要部
断面図である。
断面図である。
【図４】上プレートを詳細に示す斜視図及び要部断面図
である。
である。
【図５】ラベル貼付領域における上プレート、センター
フレーム及び下プレートの嵌合状態を示す断面図であ
る。
フレーム及び下プレートの嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図６】従来のディスクカートリッジの一例を分解して
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ ディスクカートリッジ １０ 下プレート １１ 開口部 １７ 段差部 ２０ センターフレーム ２７ 切欠部 ２８ ラベル貼付領域 ２９ 突起部 ３０ 上プレート ３１ 開口部 ３２ 段差部 ４０ ディスク状媒体 ５１ シャッター ５２ シャッターロック
Claims (2)
- 【請求項１】 上プレートと下プレートとをセンターフ
レームを挟んで連結し、内部にディスク状媒体を収納
し、前記センターフレームの側面の一部にラベル貼付領
域を設けたディスクカートリッジにおいて、 前記センターフレームの前記ラベル貼付領域の上縁部及
び下縁部にそれぞれ上方及び下方に突出する突起部を設
けるとともに、 前記上プレート及び前記下プレートの表面外形を前記デ
ィスクカートリッジの表面外形の大きさに形成し、前記
上プレート及び前記下プレートの内表面側の前記センタ
ーフレームの前記突起部と嵌合する端面部に段差部を設
けたことを特徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項２】 請求項１に記載のディスクカートリッジ
において、 前記センターフレームの前記ラベル貼付領域を有する側
面位置を、前記上プレート及び前記下プレートの側面位
置よりラベルの厚み分だけ内側にしたことを特徴とする
ディスクカートリッジ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16669397A JPH10340554A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ディスクカートリッジ |
| US09/095,411 US6307831B1 (en) | 1997-06-10 | 1998-06-10 | Disc cartridge having reference holes |
| DE69825941T DE69825941T2 (de) | 1997-06-10 | 1998-06-10 | Plattenkassette |
| EP98304605A EP0884728B1 (en) | 1997-06-10 | 1998-06-10 | Disc cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16669397A JPH10340554A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10340554A true JPH10340554A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15835997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16669397A Pending JPH10340554A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10340554A (ja) |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP16669397A patent/JPH10340554A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040610 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20050222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050527 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |