JPH10340559A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH10340559A
JPH10340559A JP16064297A JP16064297A JPH10340559A JP H10340559 A JPH10340559 A JP H10340559A JP 16064297 A JP16064297 A JP 16064297A JP 16064297 A JP16064297 A JP 16064297A JP H10340559 A JPH10340559 A JP H10340559A
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JP
Japan
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lower plate
center frame
boss
upper plate
disk cartridge
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Application number
JP16064297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Miyazaki
幸夫 宮崎
Masaru Ikebe
優 池辺
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3体構造のディスクカートリッジにおいて、
十分な締付け力でねじ止めし、組立時にセンターフレー
ムが下プレートから外れないようにする。 【解決手段】 上プレート30と下プレート10とをセ
ンターフレーム20を挟んで連結し、内部にディスク状
媒体40を収納したディスクカートリッジ1において、
上プレート30及び下プレート10の対向する位置にね
じ止め用ボス13等を設けるとともにセンターフレーム
20の両面側にねじ止め用ボス13等が嵌合する凹部2
5等を設け、下プレート10にねじ止め用ボス13より
高さを高くした位置決め用ボス14を設けるとともに位
置決め用ボス14が嵌合する係合孔をセンターフレーム
20に設け、組立時に位置決め用ボス14をセンターフ
レーム20の係合孔に嵌合させて搭載し、上プレート3
0と下プレート10とのねじ止め用ボス13等をセンタ
フレーム20の凹部25等を挟んでねじ止めした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上プレートと下プ
レートとをセンターフレームを挟んで連結し、内部にデ
ィスク状媒体を収納したディスクカートリッジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク状媒体を内部に収納した
ディスクカートリッジにおいて、上プレートと下プレー
トとを重ね合わせたものの他、上プレートと下プレート
とをセンターフレームを挟んで重ね合わせて3体構造と
し、剛性を高めたものが知られている(特開昭64−7
8478号公報等)。この3体構造のディスクカートリ
ッジでは、上下の各プレートは、センターフレームにね
じ止めされている。また、組立時においては、下プレー
ト上にセンターフレームを搭載し、メディア、プラグ及
びシャッターロック等を組み込んだ後、その上側に上プ
レートをセットしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
ディスクカートリッジでは、上下プレートをそれぞれセ
ンターフレームにねじ止めするので、使用するねじ数も
多くなり、さらにねじ止めする時間(製造時間)がかか
るという問題があった。また、上下プレートをそれぞれ
ねじ止めするので、全体の厚みが厚くなるという問題が
あった。したがって、下プレート又は上プレートのいず
れか一方の面からねじ止めすることが好ましい。
【0004】このようにするには、下プレート及び上プ
レートにボスを設けるとともに、一方のボスにねじ貫通
穴を、他方のボスにねじ穴を形成して、センターフレー
ムを介して両者をねじ止めすれば良い。ここで、ねじ頭
を目立たなくするためには、下プレート側からねじ止め
するのが好ましいので、下プレートのボスにはねじ貫通
穴を、上プレートのボスにはタッピンねじ穴を形成す
る。そして、上下のプレートとセンターフレームとの十
分な締付け力を確保するためには、ねじの締付け長さを
長くしなければならないので、上プレートのボスを長く
し、下プレートのボスを短くする必要がある。
【0005】しかし、組立時に下プレート上にセンタフ
レームを搭載したときに、下プレートのボスがセンター
フレームの孔等に嵌合するが、下プレートのボスの長さ
が十分でないために、組立工程で生じる振動等によりセ
ンターフレームが下プレートから外れてしまうという問
題がある。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、3体構造のディスクカートリッジにおいて、十分
な締付け力で下プレート側からねじ止めできるようにす
るとともに、組立時にセンターフレームが下プレートか
ら外れないようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、上プレートと下プレートとを
センターフレームを挟んで連結し、内部にディスク状媒
体を収納したディスクカートリッジにおいて、前記上プ
レート及び下プレートの対向する位置にねじ止め用ボス
を設けるとともに、前記センターフレームの両面側に前
記ねじ止め用ボスに嵌合する凹部を設け、前記下プレー
トのねじ止め用ボスより高さを高くした位置決め用ボス
を前記下プレートに設け、前記センターフレームに前記
位置決め用ボスと嵌合する係合孔を設け、組立時に前記
下プレートの位置決め用ボスを前記センタフレームの係
合孔に嵌合させて搭載し、前記上プレートと下プレート
とをタッピンねじでねじ止めしたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のディ
スクカートリッジにおいて、前記下プレートの前記位置
決め用ボスに割り部を設け、前記位置決め用ボスを前記
センターフレームの係合孔に圧入することを特徴とす
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のディスクカートリッジにおいて、前記上プレー
ト及び下プレートの対向する位置に反り防止用ボスを設
けるとともに前記各反り防止用ボスが嵌合する貫通穴を
前記センターフレームに設け、前記各反り防止用ボスの
上面同士を前記センターフレームの貫通穴内で当接さ
せ、その当接面を溶着したことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3に記載のディ
スクカートリッジにおいて、前記上プレート及び下プレ
ートの前記反り防止用ボスを係合爪片とし、前記センタ
ーフレームの貫通穴内で前記係合爪片を互いに係合させ
たことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、上プレートと下プレー
トとをセンターフレームを挟んで連結し、内部にディス
ク状媒体を収納したディスクカートリッジにおいて、前
記上プレート及び下プレートの対向する位置にねじ止め
用ボスを設けるとともに、前記センターフレームの両面
側に前記ねじ止め用ボスに嵌合する凹部を設け、前記上
プレート及び下プレートの対向する位置に反り防止用ボ
スを設けるとともに前記下プレートの反り防止用ボスの
高さを前記下プレートのねじ止め用ボスの高さより高く
し、前記各反り防止用ボスが嵌合する貫通穴を前記セン
ターフレームに設け、組立時に前記下プレートの反り防
止用ボスを前記センタフレームの貫通穴に嵌合させて搭
載し、前記上プレートと下プレートとをタッピンねじで
ねじ止めするとともに、前記各反り防止用ボスの上面同
士を前記センターフレームの貫通穴内で当接させ、その
当接面を溶着したことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、上プレートと下プ
レートとのねじ止め用ボスがセンターフレームの凹部を
挟んでねじ止めされることにより、上プレート、センタ
ーフレーム及び下プレートが連結される。また、組立時
において、下プレートの位置決め用ボスによってセンタ
ーフレームが下プレート上で支持され、振動の発生等に
よっても、センターフレームが下プレートから外れない
ようにすることができる。
【0013】請求項2の発明においては、下プレートの
位置決め用ボスがセンターフレームの係合孔に圧入され
るので、組立時にセンターフレームが下プレート上に確
実に固定される。請求項3の発明においては、上プレー
トと下プレートとの反り防止用ボスが溶着されるので、
ディスクカートリッジの反りを防止することができる。
請求項4の発明においては、上プレートと下プレートと
が分解可能に連結されるので、反り防止のために上プレ
ートと下プレートとを結合した後に、両者を分離するこ
とができる。
【0014】請求項5の発明においては、上プレートと
下プレートとのねじ止め用ボスがセンターフレームの凹
部を挟んでねじ止めされることにより、上プレート、セ
ンターフレーム及び下プレートが連結される。また、組
立時において、反り防止用ボスによってセンターフレー
ムが下プレート上で支持され、振動の発生等によっても
センターフレームが下プレートから外れないようにする
ことができる。さらには、上プレートと下プレートとの
反り防止用ボスが溶着されるので、ディスクカートリッ
ジの反りを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
ディスクカートリッジの第1実施形態を示す分解斜視図
であり、MDを例としたものである。ディスクカートリ
ッジ1は、内部にディスク状媒体(光ディスク)40を
収納し、センターフレーム20と、センターフレーム2
0の下面及び上面にそれぞれ取り付けられる下プレート
10及び上プレート30とから構成されている。
【0016】下プレート10及び上プレート30には、
それぞれ、ディスク状媒体40に記録された情報を読み
とり又はディスク状媒体40に情報を記録するためにデ
ィスク状媒体40の一部を露出させるための開口穴11
及び31が形成されている。そして、断面コ字状のシャ
ッター51が、ディスクカートリッジ1を挟んで開口穴
11及び31を開閉自在に摺動するように取り付けられ
る。また、下プレート10の略中央部には、ディスク状
媒体40に取り付けられるハブ41を露出させるための
開口穴12が形成されている。
【0017】さらにまた、センターフレーム20のシャ
ッター51が摺動する辺の外縁部には、収納部21が形
成され、この収納部21にシャッターロック片52が配
置されている。シャッターロック片52は、シャッター
51が開口穴11、31を閉じる位置にあるときに、シ
ャッター51と係合して、シャッター51をその位置に
保持するものである。
【0018】図2は、下プレート10を詳細に示す斜視
図である。下プレート10は、PC等の合成樹脂によ
り、略板状に形成されている(上プレート30も同様で
ある)。下プレート10の四隅近傍には、ねじ貫通穴1
3aを有してセンターフレーム20側(図2中、上側)
に突出したねじ止め用ボス13が設けられている。さら
に、下プレート10の一対の対角の近傍には、円筒状の
位置決め用ボス14が設けられている。この位置決め用
ボス14は、下プレート10とセンターフレーム20と
を位置決めするためのものであり、ねじ止め用ボス13
より高さが高く形成されている。また、下プレート10
の一角部近傍には、誤消去防止プラグ53(図1)を取
り付けるためのプラグ取付部15が形成されている。
【0019】図3は、センターフレーム20を詳細に示
す斜視図であって、図1で示す面と反対面(下プレート
10との対向面)側を示すものである。センターフレー
ム20は、ディスク状媒体40を囲む略円形状の穴22
を有して、枠状に形成されている。センターフレーム2
0の四隅近傍であって、下プレート10上にセンターフ
レーム20を搭載したときに下プレート10のねじ止め
用ボス13と対向する位置には、ねじ止め用ボス13と
嵌合する大きさの凹部23が形成されている。さらにこ
の凹部23には、ねじ貫通穴23aが形成されている。
同様に、下プレート10の位置決め用ボス14と対向す
る位置には、位置決め用ボス14と嵌合する大きさの断
面凹状の係合孔24が形成されている。
【0020】センターフレーム20の材料としては、耐
熱性を有し、剛性を高めるために、例えばPCやABS
に種々の添加剤を混合したものが用いられる。前記添加
剤としては、例えばタングステン、硫酸バリウム、鉄、
燐鉄、フェライト、銅、亜鉛、鉛等があげられる。この
添加剤の添加量は、5〜50wt%であることが好まし
い。さらに、外観の向上のためにセンターフレーム20
に塗装処理を施しても良い。
【0021】図4は、下プレート10上にセンターフレ
ーム20を搭載した状態を示す斜視図である。また、図
5は、図4のA−A断面を示す断面図である。下プレー
ト10上にセンターフレーム20が搭載されると、図5
に示すように、下プレート10のねじ止め用ボス13が
センターフレーム20の凹部23に嵌合するとともに、
下プレート10の位置決め用ボス14がセンターフレー
ム20の係合孔24に嵌合する。これにより、下プレー
ト10のねじ止め用ボス13とセンターフレーム20の
凹部23との嵌合長さは短いが、位置決め用ボス14と
係合孔24との嵌合長さが長いので、組立時において、
下プレート10上にセンターフレーム20を搭載したと
きに振動が発生しても、両者の係合が外れないようにす
ることができる。そして、下プレート10に誤消去防止
プラグ53が取り付けられ、センターフレーム20にシ
ャッターロック52が搭載された後、上プレート30が
センターフレーム20上に搭載される。
【0022】図6は、センターフレーム20上に上プレ
ート30が搭載され、下プレート10と上プレート30
とをねじ止めした状態を示す断面図である。センターフ
レーム20の上プレート30との対向面側において、凹
部23が形成された位置には、凹部23と同様の凹部2
5が形成されている。すなわち、センターフレーム20
の凹部23及び25が形成された部分は、断面H状をな
している。そして、上プレート30のセンターフレーム
20との対向面側であってセンターフレーム20の凹部
25と対向する位置には、ねじ止め用ボス32が形成さ
れている。ねじ止め用ボス32は、円筒状に形成され、
タッピンねじ穴32aを有するものである。そして、上
プレート30のねじ止め用ボス32と、センターフレー
ム20の凹部25とが嵌合する。
【0023】従って、下プレート10のねじ止め用ボス
13側からタッピンねじ54を挿入すれば、ねじ止め用
ボス13及び凹部23の各ねじ貫通穴13a及び23a
を通して上プレート30のねじ止め用ボス32のタッピ
ンねじ穴32aにねじ止めすることができる。これによ
り、下プレート10、センターフレーム20及び上プレ
ート30が連結される。ここで、図6に示すように、ね
じ止め用ボス13の高さよりもねじ止め用ボス32の高
さを高くして、タッピンねじ54の締付け長さを長くし
ているので、十分な締付け力を確保することができる。
なお、下プレート10の外面側において、ねじ止め用ボ
ス13と反対側の位置には、凹部13bが形成されてお
り、タッピンねじ54をねじ止めしたときにそのねじ頭
が沈むように形成している。
【0024】図7は、下プレート10の位置決め用ボス
14の変形例である位置決め用ボス14Aを示す斜視図
である。位置決め用ボス14Aは、円筒状体の一部の側
壁を切り欠いた割り部14aを有するものである。さら
に、位置決め用ボス14Aは、センターフレーム20の
係合孔24と圧入される大きさに形成されている。この
ように形成すれば、下プレート10をセンターフレーム
20に搭載したときに、センターフレーム20を下プレ
ート10に固定することができ、例えば組立時において
下プレート10及びセンターフレーム20が逆さになっ
た場合でも両者の分離を防止することができる。
【0025】図8及び図9は、それぞれ本発明の第2実
施形態の下プレート10A及びセンターフレーム20A
を示す斜視図である。下プレート10Aの一対の対向辺
の外縁部には、所定間隔を隔てて2つの円筒状の反り防
止用ボス16が設けられている。また、本実施形態の上
プレート30A(図10)には、下プレート10Aの反
り防止用ボス16と対向する位置に、反り防止用ボス3
6が設けられている。そして、図9に示すように、セン
ターフレーム20Aの反り防止用ボス16及び36と対
応する位置には、これらの反り防止用ボス16及び36
が嵌合する貫通穴26が形成されている。なお、その他
の構成については、第1実施形態と同様である。
【0026】下プレート10A、センターフレーム20
A及び上プレート30Aが重ねられたときは、図10に
示すように、センターフレーム20Aの貫通穴26内で
反り防止用ボス16と36との上面同士が当接し、この
当接面が溶着される。これにより、ディスクカートリッ
ジの四隅がねじ止めされるとともに、4辺のうちの2辺
の中間位置が溶着されるので、上プレート10Aや下プ
レート30Aに反りがある場合や、高温保存されて反り
が生じるおそれがある場合等でも、ディスクカートリッ
ジの反りをなくし、側面に隙間が生じることを防止する
ことができる。
【0027】図11は、図10に示した反り防止用ボス
16及び36の変形例を示す図であり、反り防止用ボス
16及び36の代わりに、それぞれ係合爪片17及び3
7を設けたものである。このように形成したときは、下
プレート10Aと上プレート30Aとを重ね合わせたと
きに、係合爪片17と37とが貫通穴26内で係合す
る。よって、上述のように溶着する必要はないので、組
立後に分解することが可能となる。
【0028】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば実施形態では、下
プレート10の位置決め用ボス14は2か所に設けた
が、3つ以上設けても良く、また、図7で示した位置決
め用ボス14Aである場合には、1つのみ設ければ、下
プレート10上にセンターフレーム20を固定すること
ができる。同様に、反り防止用ボス16は、一対の対向
辺の外縁部に2つずつ設けたが、例えばシャッター51
の摺動辺を除く3辺の外縁部にそれぞれ1つ以上設けて
も良い。
【0029】また、第2実施形態において、下プレート
10Aの反り防止用ボス16の高さを位置決め用ボス1
4と同等の高さにすれば、組立時に反り防止用ボス16
によってセンターフレーム20を下プレート10A上で
支持することができるようになり、下プレート10Aに
位置決め用ボス14を設けることなく、反り防止用ボス
16が位置決め用ボスを兼ねることができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上下のプレー
トとセンターフレームとを十分な締付け力でねじ止めす
るとともに、組立時に下プレート上にセンタフレームを
搭載した場合に、振動の発生等によってもセンターフレ
ームが下プレートから外れないようにして、組立性を高
めることができる。また、下プレート側からのねじ止め
で下プレート、センターフレーム及び上プレートをねじ
止めするようにしたので、使用ねじ数を少なくし、製造
時のねじ止め時間を削減し、さらにディスクカートリッ
ジの全体の厚みを薄くすることができる。さらに請求項
5の発明によれば、反り防止用ボスを利用して、組立時
にセンターフレームが下プレートから外れないようにす
ることができる。
【0031】請求項2の発明によれば、組立時に下プレ
ート上にセンタフレームを確実に固定することができ
る。請求項3の発明によれば、上プレートや下プレート
の反りをなくし、ディスクカートリッジの側面に隙間が
生じることを防止することができる。請求項4の発明に
よれば、ディスクカートリッジの反りをなくすととも
に、下プレート、センターフレーム及び上プレートを組
立後に分解可能な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクカートリッジの第1実施
形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の下プレートを詳細に示す斜視図である。
【図3】図1のセンターフレームを詳細に示す斜視図で
あって、図1で示す面と反対面側を示すものである。
【図4】下プレート上にセンターフレームを搭載した状
態を示す斜視図である。
【図5】図4のA−A断面を示す断面図である。
【図6】センターフレーム上に上プレートが搭載され、
下プレートと上プレートとをねじ止めした状態を示す断
面図である。
【図7】下プレートの位置決め用ボスの変形例を示す斜
視図である。
【図8】本発明の第2実施形態の下プレートを示す斜視
図である。
【図9】本発明の第2実施形態のセンターフレームを示
す斜視図である。
【図10】第2実施形態において、下プレート、センタ
ーフレーム及び上プレートが重ねられたときの状態を示
す断面図である。
【図11】図10の反り防止用ボスの変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 10 下プレート 13 ねじ止め用ボス 13a ねじ貫通穴 14 位置決め用ボス 20 センターフレーム 23 凹部 23a ねじ貫通穴 24 係合孔 25 凹部 30 上プレート 32 ねじ止め用ボス 32a タッピンねじ穴 40 ディスク状媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上プレートと下プレートとをセンターフ
    レームを挟んで連結し、内部にディスク状媒体を収納し
    たディスクカートリッジにおいて、 前記上プレート及び下プレートの対向する位置にねじ止
    め用ボスを設けるとともに、前記センターフレームの両
    面側に前記ねじ止め用ボスに嵌合する凹部を設け、 前記下プレートのねじ止め用ボスより高さを高くした位
    置決め用ボスを前記下プレートに設け、前記センターフ
    レームに前記位置決め用ボスと嵌合する係合孔を設け、 組立時に前記下プレートの位置決め用ボスを前記センタ
    フレームの係合孔に嵌合させて搭載し、前記上プレート
    と下プレートとをタッピンねじでねじ止めしたことを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスクカートリッジ
    において、 前記下プレートの前記位置決め用ボスに割り部を設け、
    前記位置決め用ボスを前記センターフレームの係合孔に
    圧入することを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のディスク
    カートリッジにおいて、 前記上プレート及び下プレートの対向する位置に反り防
    止用ボスを設けるとともに前記各反り防止用ボスが嵌合
    する貫通穴を前記センターフレームに設け、 前記各反り防止用ボスの上面同士を前記センターフレー
    ムの貫通穴内で当接させ、その当接面を溶着したことを
    特徴とするディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のディスクカートリッジ
    において、 前記上プレート及び下プレートの前記反り防止用ボスを
    係合爪片とし、前記センターフレームの貫通穴内で前記
    係合爪片を互いに係合させたことを特徴とするディスク
    カートリッジ。
  5. 【請求項5】 上プレートと下プレートとをセンターフ
    レームを挟んで連結し、内部にディスク状媒体を収納し
    たディスクカートリッジにおいて、 前記上プレート及び下プレートの対向する位置にねじ止
    め用ボスを設けるとともに、前記センターフレームの両
    面側に前記ねじ止め用ボスに嵌合する凹部を設け、 前記上プレート及び下プレートの対向する位置に反り防
    止用ボスを設けるとともに前記下プレートの反り防止用
    ボスの高さを前記下プレートのねじ止め用ボスの高さよ
    り高くし、前記各反り防止用ボスが嵌合する貫通穴を前
    記センターフレームに設け、 組立時に前記下プレートの反り防止用ボスを前記センタ
    フレームの貫通穴に嵌合させて搭載し、前記上プレート
    と下プレートとをタッピンねじでねじ止めするととも
    に、前記各反り防止用ボスの上面同士を前記センターフ
    レームの貫通穴内で当接させ、その当接面を溶着したこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117126A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Heiwa Corp 遊技機における電装基板の取付構造
JP2007234081A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Fujifilm Corp 感光性記録媒体用カートリッジ
JP2007234074A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Fujifilm Corp 感光性記録媒体用カートリッジ
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