JPH0547133A - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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JPH0547133A
JPH0547133A JP22362291A JP22362291A JPH0547133A JP H0547133 A JPH0547133 A JP H0547133A JP 22362291 A JP22362291 A JP 22362291A JP 22362291 A JP22362291 A JP 22362291A JP H0547133 A JPH0547133 A JP H0547133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
recording
stopper
disk
recording disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP22362291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nakajima
裕治 中島
Takejiro Oguchi
竹次郎 小口
Kiyoshi Morikawa
清志 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0547133A publication Critical patent/JPH0547133A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、衝撃による記録ディスクの記
録面への損傷を防止し、しかも損傷防止動作によっても
各部材へ影響を与えない。 【構成】 カートリッジケース1の上ケース1aと下ケ
ース1bの内壁の各隅部分に、表面硬度が高く、かつ耐
摩耗性に優れた材料からなるストッパ20を設け、カート
リッジケース1に衝撃が加わった時に、ストッパ20と記
録ディスク2の外端部2aとが当接して、記録ディスク
2の記録面とカートリッジケース1内部の構成部材とを
当接させない。ストッパ20は、記録ディスク2の外端部
2aと当接しても摩損に耐えられるので、発塵を生じさ
せて各部へ影響を与えることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク,ハードデ
ィスクなどの記録ディスクを収納したディスクカートリ
ッジに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の磁気ディスクカートリッジ
の断面図であり、41は上ケース41aと下ケース41bとから
なるカートリッジケース、42は磁気ディスク、43は磁気
ディスク42の中央に設けられ、かつ一端面が下ケース41
bの外に露呈するハブ、44は磁気ディスク42の中央に設
けられたクランププレート、45は下ケース41bに一端が
支持され、他端が前記ハブ43の一部と当接するクランプ
アーム、46はクランプアーム45を下ケース41bの内壁に
押圧する板ばね、47は板ばね46の一端を保持する板ばね
押え体、48は下ケース41bの両隅部に設けられ、かつ磁
気ディスク42の外端部(記録有効範囲外)に当接する突起
体である。
【0003】同図において、上ケース41aと下ケース41b
とからなるカートリッジケース41に磁気ディスク42を組
み込む時に、磁気ディスク42が傾いて板ばね46や板ばね
押え体47などの構成部材と当接する前に、磁気ディスク
42の外端部が下ケース41bの突起体48と当接するように
しており、磁気ディスク42の中央面部分の記録面が損傷
を受けることを防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のディスク
カートリッジでは、磁気ディスク42のカートリッジケー
ス41への組み込み時に記録面が損傷を受けることを防止
しているが、ディスクカートリッジを誤って落とすなど
して、ディスクカートリッジに衝撃を与えた場合に、磁
気ディスク42が、カートリッジケース41の内部で動き、
カートリッジケース41の歪を生じた部位、あるいは前記
構成部材と衝突して記録面に損傷を与えてしまうことを
防止することはできなかった。
【0005】本発明の目的は、簡単な構成で、衝撃によ
る記録ディスクの記録面への損傷を防止でき、しかも損
傷防止動作によっても各部材へ影響を与えることがない
ディスクカートリッジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、記録ディスクを収納するケースの内壁の
上下の隅部分に、記録ディスクの外端部と当接し、ケー
スの内部の構成部材と記録ディスクの記録面とを当接さ
せないようにした複数のストッパを設け、さらに前記ケ
ースを耐衝撃性に優れた材料で形成し、前記ストッパを
表面硬度が高く、かつ耐摩耗性に優れた材料で形成した
ことを特徴とする。
【0007】また中央に溝部を有するコ字状体の対向壁
部を前記ストッパとし、前記溝部に記録ディスクの外端
部が位置するように、前記コ字状体をケースの内側部に
嵌合したことを特徴とする。
【0008】さらに前記ストッパをケースに対して一体
成形したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の手段を採用したため、ケースに衝撃が加
ると、記録ディスクの記録面がケース内の凸部、あるい
は各種部材などの構成部材に衝突する前に、ケースの内
壁の上下の隅部分に複数設けられたストッパのいずれか
が記録ディスクの記録有効範囲外の外端部と当接し、記
録面の損傷を防げ、またストッパの材質が表面硬度が高
く、かつ耐摩耗性に優れているので記録ディスクの外端
部と当接しても、摩損による発塵を防げるため、塵埃に
よるエラーレートの低下あるいは記録再生用のヘッドへ
の悪影響はなくせる。
【0010】また複数のストッパが、コ字状体をケース
の内側部の数箇所に嵌合することで設置でき、設置構成
が簡単で、しかも作業性が良好になる。
【0011】さらに各ストッパをケースに対して一体成
形することで、ストッパの組付工程が省略され、生産性
が向上し、しかも取付強度のばらつきが発生せず、信頼
性を高めることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本発明のディスクカートリッジの第
1実施例の要部を示す断面図、図2は図1の実施例の分
解斜視図であり、1は耐衝撃性に優れた材料、例えばポ
リカーボネート樹脂(以下、PCという)からなる上ケー
ス1aと下ケース1bとで構成されるカートリッジケー
ス、2はハードディスク,光ディスクなどの記録ディス
ク、3は記録ディスク2の中央に設けられ、かつ一端面
が下ケース1bの外に露呈するハブアッセンブリ、4は
記録ディスク2の中央に設けられたクランププレート、
5はディスクプロテクタ、6はシャッタ、7はスライ
ダ、8a,8bはねじりコイルばね9a,9bの作用を受け
て前記ハブアッセンブリ3を支持しているアームクラン
プ、10はライトプロテクタ、11はフィルタ、12は循環フ
ィルタ、13はエアダストカバー、14は上ケース1aと下
ケース1bを固定するタッピングネジ、15は記録ディス
ク2を介してハブアッセンブリ3とクランププレート4
を固定する丸平ネジ、16は上ケース1aと下ケース1bの
記録ディスク2が配置される部分の起立壁17の近傍に一
対ずつ複数箇所(図では4箇所を示した)設けられたボ
ス、18は前記クランププレート4と対向する上ケース1
aの内壁に複数個設けられた突起、19は下ケース1bの前
記ハブアッセンブリ3の一部とアームクランプ8a,8b
とが設けられた中央凹部である。
【0014】また20は、中央に突起部20aが突設された
凸状のストッパであり、表面硬度が高く、かつ耐摩耗性
に優れた材料、例えばポリアセタール樹脂(以下、PO
Mという)からなり、図3(a),(b)に示した説明図のよ
うに、突起部20aの両側に形成された透孔20bを前記ボス
16に挿入し(図3(a))、透孔20bから突出したボス16の頭
部を加熱して行う熱カシメによって、上ケース1aと下
ケース1bに固定される(図3(b))前記ストッパ20は、上
ケース1aと下ケース1bの上述した位置に相対向し設置
され、図4に示したように、記録ディスク2の外端部
(記録有効範囲外)に形成された面取り部2aの角度α
と、突起部20aの傾斜面Sの角度βとは等しく(α=β)
なるようにしてある。また突起部20aの上ケース1aと下
ケース1bからの突出量は、記録ディスク2がカートリ
ッジケース1の内部で移動しても、下ケース1bの中央
凹部19の反対側の凸部19aやエアダストカバー13などの
構成部材と記録ディスク2の中央面部分の記録面とが当
接せずに、記録ディスク2の外端部の面取り部2aと突
起部20aの傾斜面Sとが当接するような距離にする。
【0015】図5,図6はカートリッジケース1に衝撃
が加わった時の内部の状態を示す説明図であり、衝撃が
加わってもカートリッジケースは、PCで形成されて強
度が大きいので、破壊に至らない。図5はカートリッジ
ケース1に加わった衝撃によって、記録ディスク2が傾
いた場合を示しており、この場合には記録ディスク2の
外端部の面取り部2aが上ケース1aと下ケース1bのス
トッパ20の突起部20aにおける傾斜面Sと当接し、記録
ディスク2の記録面が前記構成部材13,19aと接触する
ことを防止している。
【0016】図6は衝撃によって上ケース1aが変形
し、カートリッジケース1の内方に入り込んだ場合を示
しており、この場合には記録ディスク2の外端部の面取
り部2aが下ケース1bの突起部20aの傾斜面Sと当接す
ると共に、上ケース1aに設けられた突起18がクランプ
プレート4に当接することにより、上ケース1aの内方
への沈み込みが抑制され、記録ディスク2の記録面が前
記構成部材13,19aと接触することを防止している。
【0017】上述した記録ディスク2の外端部の面取り
部2aと突起部20aの傾斜面Sとが当接しても、突起部20
aはPOMで形成されているため、摩損による発塵を防
げる。従って、記録ディスク2や図示しないディスクド
ライブ装置の記録再生用のヘッドに塵埃が付着して生じ
るエラーレートの低下やヘッドクラッシュのおそれをな
くせる。
【0018】図7は本発明の第2実施例の要部を示す断
面図であり、この第2実施例は、例えばPOMで形成さ
れ、かつ中央部に溝部25aを形成するコ字状体25の対向
壁部25bをストッパとし、このコ状状体25の上下部を、
PCで形成された上ケース1aと下ケース1bに形成した
嵌合凹部26に嵌合固定したものである。
【0019】上記の第2実施例では、図8(a)のよう
に、下ケース1bの嵌合凹部26にコ字状体25の下部を嵌
合し、図8(b)の状態で図示しない上ケース1aの嵌合凹
部26へ嵌合させることで、第1実施例と同様のストッパ
の設置が簡単にできる。前記コ字状体25を用いることに
より、第1実施例における熱カシメ工程が不要になり、
しかもカシメ作業で生じ易いばらつきによる不都合がな
くなる。
【0020】図9は本発明の第3実施例の要部を示す断
面図であり、この第3実施例は、ストッパ30を上ケース
1a,下ケース1bに対して一体成形したものである。
【0021】具体的には、図10(a)のようにPCを用い
た上,下ケース1a,1bの成形時に、ストッパ設置箇所
に設置孔31を形成し、図10(b)のように、2回目の成形
時にPOMを用いてストッパ30を形成する。この第3実
施例では、上,下ケース1a,1bの部品の段階で既にス
トッパ30が設置されるので、上記の第1,第2実施例の
ようなストッパ組付工程が不要になり、生産性が向上
し、しかも取付強度のばらつきが発生せず、信頼性を高
めることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のストッパのいずれかが記録ディスクの外端部と当
接することによって、ケース内の構成部材と記録ディス
クの記録面とが当接しないようにできるため、記録面の
損傷を防止でき、しかも前記当接によるストッパの摩損
による発塵を防げ、塵埃によるエラーレートの低下ある
いは記録再生用のヘッドへの悪影響を抑制でき、またス
トッパを、コ字状体をケースの内側部に嵌合したり、あ
るいは一体成形にて設置できるので、ストッパ組付工程
が簡素化され、作業性,生産性が向上し、信頼性を高め
られ、簡単な構成で、衝撃による記録ディスクの記録面
への損傷を防止でき、しかも損傷防止動作によっても各
部材へ影響を与えることがないディスクカートリッジを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの第1実施例の
要部を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の分解斜視図である。
【図3】図1のストッパの組付の説明図である。
【図4】記録ディスクとストッパとの設置状態を示す拡
大断面図である。
【図5】カートリッジケースに衝撃が加わった時の内部
の状態を示す説明図である。
【図6】カートリッジケースに衝撃が加わった時の内部
の状態を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図8】第2実施例のコ字状体の組付の説明図である。
【図9】本発明の第3実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図10】第3実施例のストッパの成形の説明図であ
る。
【図11】従来のディスクカートリッジの断面図であ
る。
【符号の説明】
1…カートリッジケース、 1a…上ケース、 1b…下
ケース、 2…記録ディスク、 2a…外端部(面取り
部)、 3…ハブアッセンブリ、 4…クランププレー
ト、 5…ディスクプロテクタ、 8a,8b…アームク
ランプ、 12…循環フィルタ、 13…エアダストカバ
ー、 16…ボス、 17…起立壁、 18…突起、19…中央
凹部、 19a…凸部、 20,25b,30…ストッパ、 20a
…突起部、 20b…透孔、 S…傾斜面、 25…コ字状
体、 25a…溝部、 26…嵌合凹部、 31…設置孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクを収納するケースの内壁の
    上下の隅部分に、記録ディスクの外端部と当接し、ケー
    スの内部の構成部材と記録ディスクの記録面とを当接さ
    せないようにした複数のストッパを設け、さらに前記ケ
    ースを耐衝撃性に優れた材料で形成し、前記ストッパを
    表面硬度が高く、かつ耐摩耗性に優れた材料で形成した
    ことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 中央に溝部を有するコ字状体の対向壁
    部を前記ストッパとし、前記溝部に記録ディスクの外端
    部が位置するように、前記コ字状体をケースの内側部に
    嵌合したことを特徴とする請求項1のディスクカートリ
    ッジ。
  3. 【請求項3】 前記ストッパをケースに対して一体成形
    したことを特徴とする請求項1のディスクカートリッ
    ジ。
JP22362291A 1991-08-09 1991-08-09 デイスクカートリツジ Pending JPH0547133A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040032454A (ko) * 2002-10-09 2004-04-17 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 디스크 보호장치
JP4591624B1 (ja) * 2010-03-12 2010-12-01 株式会社安川電機 産業用ロボット

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