JPH11176127A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JPH11176127A
JPH11176127A JP36253497A JP36253497A JPH11176127A JP H11176127 A JPH11176127 A JP H11176127A JP 36253497 A JP36253497 A JP 36253497A JP 36253497 A JP36253497 A JP 36253497A JP H11176127 A JPH11176127 A JP H11176127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
disk
center frame
shaped medium
lower plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36253497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Miyazaki
幸夫 宮崎
Masaru Ikebe
優 池辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP36253497A priority Critical patent/JPH11176127A/ja
Publication of JPH11176127A publication Critical patent/JPH11176127A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 センターフレーム自体の剛性を高めると共
に、ディスク状媒体の傷や削れ発生となることはなく、
ドロップアウトのエラー発生原因となることなく信頼性
のある製品として使用できる安全なディスクカートリッ
ジを安価に提供することを目的とする。 【解決手段】 上プレート1と下プレート2との間にダ
イカスト製センターフレーム3を挟んで固定手段によっ
て連結した三層構造から構成され、その内部に記録再生
可能なディスク状媒体8を収納したディスクカートリッ
ジであって、センターフレーム3は前記ディスク状媒体
8を取り囲むように平面形状で中央にディスク状媒体挿
入孔30のある外周フレームに形成し、かつ前記ディス
ク状媒体挿入孔30の内側に対応する位置に前記上プレ
ート1または/および下プレート2からリブ10,20
を延設配備した構成として、取扱上落下や振動によって
カートリッジ内でディスク状媒体8が持ち上がった場合
でも、ディスク状媒体8の外周がセンターフレーム3に
当接することがない構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等のデ
ィスク状媒体を収納したMDなどのディスクカートリッ
ジ、特に上プレートと下プレートとをセンターフレーム
を挟んで連結して、その内部にディスク状媒体を収納し
たディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク状媒体を内部に収納した
ディスクカートリッジにおいて、上下ケースとを重ね合
わせたものの他、上プレートと下プレートとをセンター
フレームを挟んで重ね合わせて3体構造とし、センター
フレームを高剛性合成樹脂部材或いはダイカスト製とす
ることで、捩じれや経年変化による変形を防止する構成
としたものが知られている(特開昭64−78478号
公報等)。 この3体構造のディスクカートリッジで
は、上下の各プレートは、センターフレームにねじ止め
されていて、また、組立時においては、下プレート上に
センターフレームを搭載し、デイスク状媒体のメディ
ア、プラグ及びシャッターロック等を組み込んだ後、そ
の上側に上プレートをセットしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
ディスクカートリッジでは、四角形の上下プレートの間
に介在される四角形のセンターフレームの中央にあるデ
ィスク状媒体挿入孔にディスク状媒体が収納されてい
て、取扱上落下や振動によってディカートリッジ内では
ディスク状媒体が持ち上がった場合に、ディスク状媒体
の外周がセンターフレームに当接することになり傷が付
きやすい。そして通常ディスク状媒体の基板は合成樹脂
で構成されているため、センターフレームが合成樹脂で
構成されている場合には、傷や削れ発生となることはな
く問題が少ないが、センターフレームが金属製の場合に
はディスク状媒体の外周が傷つき或いは削れ現象が生
じ、削れ粉などによりドロップアウトのエラー発生原因
となって品質低下して問題があった。
【0004】本発明は、これら従来の欠点を排除しよう
とするもので、剛性を高めるためにダイカスト製センタ
ーフレームをもちいても、取扱いの際にディスク状媒体
の傷や削れ発生となることはなく、ドロップアウトのエ
ラー発生原因となることなく信頼性のある製品として使
用できる安全なディスクカートリッジを安価に提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上プレートと
下プレートとの間にダイカスト製センターフレームを挟
んで固定手段によって連結し、その内部に記録再生可能
なディスク状媒体を収納したディスクカートリッジにお
いて、前記センターフレームはディスク状媒体を取り囲
むように四角平面形状で中央にディスク状媒体挿入孔の
ある外周フレームに形成し、かつ、前記ディスク状媒体
挿入孔の内側に対応する位置に前記上プレートまたは/
および下プレートからリブを延設配備してディスク状媒
体がセンターフレームに接触しないようにしたものであ
る。
【0006】
【発明の実施態様】本発明の実施態様では、上プレート
と下プレートとの間にセンターフレームを挟んで固定手
段によって連結し、その内部に記録再生可能なディスク
状媒体を収納した前記センターフレームが、ディスク状
媒体を取り囲むように四角平面形状で中央にディスク状
媒体挿入孔のある外周フレームに形成したアルミニウム
合金ダイカスト製或いは亜鉛合金ダイカスト製の金属部
材からなり、かつ前記ディスク状媒体挿入孔の内側に対
応する位置に前記上プレートまたは下プレートの少なく
とも一方からリブを延設配備してディスク状媒体がセン
ターフレームに接触しないようにした構成としてあるの
で、取扱上落下や振動によってディカートリッジ内でデ
ィスク状媒体が持ち上がった場合でも、ディスク状媒体
の外周がセンターフレームに当接することなくリブに接
触して傷が付き難く安全に保護して、削れ現象も防止し
てドロップアウトのエラー発生原因なることなく安全に
使用でき信頼性のある製品とすることができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5のミニディス
ク(MD)の例で説明すると、ケースは、ほぼ正方形で
平板状の上プレート1と下プレート2との間に、ほぼ正
方形で平面形状のセンターフレーム3を挟んで取り付け
ネジ9或いは溶着部の固定手段によって連結した三層構
造から構成され、その内部に記録再生可能なディスク状
媒体8を収納したディスクカートリッジであって、前記
上プレート1及び下プレート2はその四隅の対向する位
置にネジ止め部を設けるとともに、センターフレーム3
は前記ディスク状媒体8を取り囲むように平面形状で中
央にディスク状媒体挿入孔30のある外周フレームに形
成したダイカスト製センターフレーム3とし、かつ前記
ディスク状媒体挿入孔30の内側に対応する位置に前記
上プレート1または下プレート2のいずれか一方或いは
いずれからもリブ10,20を延設配備して、ディスク
状媒体8がセンターフレーム3に接触しない構成として
あるので、取扱上落下や振動によってディカートリッジ
内でディスク媒体が持ち上がった場合でも、ディスク状
媒体8の外周がセンターフレーム3に当接することがな
い構成となっている。
【0008】前記上プレート1と下プレート2とには、
ヘッド導入孔11,21や駆動軸挿入孔22が設けら
れ、該ヘッド導入孔11,21は断面コ字状のシャッタ
5によって、カートリッジ不使用時には塞がれるように
なっていると共に、カートリッジ不使用時にシャッタ5
が開くのを防止するためにシャッタロック4が備えられ
ている。このシャッタロック4の配備されている対角線
上の反対側には誤消去防止プラグ6が配備されている。
【0009】なお、上下プレート1,2の外形寸法は、
センターフレーム3で上下面を構成しないように製品の
外形寸法と同一にすることで、カートリッジの上下面に
は不要な段差が生じることなく平面性を損なうことがな
いように配慮してある。
【0010】前記センターフレーム3としては、アルミ
ニウム合金ダイカスト製或いは亜鉛合金ダイカスト製で
あつて、略正方形の平面形状で中央にディスク状媒体8
を収納できる円形の孔30が設けられ、その外周は切れ
目なく繋がる剛性の高い外周フレームとなっていて、欠
損事故がなく安全に取り扱えるようになっている。即
ち、金属部材とすることで、補強材入り合成樹脂のセン
ターフレームよりも更に剛性を高めることができる。
【0011】前記センターフレーム3には、シャッタロ
ック部4の挿入部34、誤消去防止プラグ6を嵌合する
切欠部36やタッピング部37の部品が組み込まれる部
分と、装置と関連する基準穴38、ヘッド挿入凹部35
および係合部33とが、薄肉または穴とで形成されてい
て、剛性を高めるためにその他の領域は厚肉になってい
る。
【0012】前記上プレート1の表面にシャッタ摺動エ
リア12とラベル貼着エリア13とを形成してあり、下
プレート2にもシャッタ摺動エリア(図示せず)が設け
られている。 そして断面コ字状の前記シャッター5
が、ディスクカートリッジを挟んでヘッド導入孔11,
21や駆動軸挿入孔22を開閉自在に摺動するように取
り付けられる。また、下プレート2の略中央部には、デ
ィスク状媒体8に取り付けられるクランピングプレート
7に連結する駆動軸を挿入する駆動軸挿入孔22が形成
されている。
【0013】なお、 前記ディスク状媒体挿入孔30の
内側に対応する位置に前記上プレート1または下プレー
ト2のいずれか一方或いはいずれからも延設配備したリ
ブ10,20は、図5に示すように、例えば前記上プレ
ート1及び下プレート2の両方からリブ10,20を対
向して延設配備した構成(図5a)としたり、或いは下
プレート2のみからリブ20を突設した構成(図5b)
としたり、さらには上プレート1のみからリブ10を突
設した構成(図5c)としたりすることができる。
【0014】この場合、部分的に前記上プレート1及び
下プレート2の両方からリブ10,20を上下に突出し
たものでは、互い違いにしてもよいし、該リブ10,2
0の上下は当接してもよいし、多少隙間があいてもよ
い。いずれにしても取扱上落下や振動によってディカー
トリッジ内でディスク状媒体8が持ち上がった場合でも
ディスク状媒体8の外周がセンターフレーム3に当接す
ることがないし、組立作業時には、前記リブ10,20
が、センターフレーム3の前記ディスク状媒体挿入孔3
0の内側に対応する位置にあるので、センターフレーム
3がずれたり、外れたりすることなくセットでき作業性
が簡便な構成となっている。以上、本発明の一実施形態
について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限
定されることなく、種々の変形が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、上プレートと下プレー
トとの間にダイカスト製センターフレームを挟んで固定
手段によって連結し、その内部に記録再生可能なディス
ク状媒体を収納したディスクカートリッジであって、前
記センターフレームはディスク状媒体を取り囲むように
四角平面形状で中央にディスク媒体挿入孔のある外周フ
レームに形成し、かつ、前記ディスク媒体挿入孔の内側
に対応する位置に前記上プレートまたは/および下プレ
ートからリブを延設配備してディスク状媒体がセンター
フレームに接触しないようにしたことにより、カートリ
ッジを三層構造とすることで剛性を強くすることができ
ると共に、センターフレームをダイカスト製としてある
ので補強材入り合成樹脂製のものよりもカートリッジの
剛性は高く、しかもカートリッジの上下面は上下プレー
トのみであるため段差がなく平面性が良好であり、カー
トリッジの装置への着脱時に引っ掛かる支障がなく安全
に取り扱え、さらにセンターフレームのディスク状媒体
収納部内側にはリブが存在しているので、センターフレ
ームの組立作業を的確にでき作業効率を向上できるし、
落下衝撃によってもディスク状媒体がセンターフレーム
に接触することなくディスク状媒体を確実に保護するこ
とができ、削れ現象をも防止して削れ粉によるドロップ
アウトのエラー発生原因となることなく信頼性のある製
品として安全に取り扱える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクカートリッジの実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】図1の組立状態を示し、(a)はセンターフレ
ームを下プレートに搭載した状態の拡大斜視図、(b)
は、三層構造に組み立てた状態の拡大斜視図である。
【図3】図2のセンターフレームを下プレートに搭載し
た状態の平面図である。
【図4】図2のセンターフレームの詳細に示す斜視図で
ある。
【図5】図2aにおけるA−A線の拡大縦断面図を示
し、(a)は上下プレートにリブを設けた例、(b)は
下プレートにリブを設けた例、(c)は上プレートにリ
ブを設けた例である。
【符号の説明】
1 上プレート 2 下プレート 3 センターフレーム 4 シャッタロック 5 シャッタ 6 誤消去防止プラグ 7 クランピングプレート 8 ディスク状媒体 9 取り付けネジ 10,20 リブ 11,21 ヘッド導入孔 12 シャッタ摺動エリア 13 ラベル貼着エリア 22 駆動軸挿入孔 30 ディスク状媒体挿入孔 33 係合部 34 シャッタロック挿入部 35 ヘッド挿入凹部 36 切欠部 37 タッピング部 38 基準穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上プレートと下プレートとの間にダイカ
    スト製センターフレームを挟んで固定手段によって連結
    し、その内部に記録再生可能なディスク状媒体を収納し
    たディスクカートリッジにおいて、 前記センターフレームはディスク状媒体を取り囲むよう
    に四角平面形状で中央にディスク状媒体挿入孔のある外
    周フレームに形成し、かつ、前記ディスク状媒体挿入孔
    の内側に対応する位置に前記上プレートまたは/および
    下プレートからリブを延設配備してディスク状媒体がセ
    ンターフレームに接触しないようにしたことを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
JP36253497A 1997-12-15 1997-12-15 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH11176127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36253497A JPH11176127A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 ディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36253497A JPH11176127A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 ディスクカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11176127A true JPH11176127A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18477104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36253497A Withdrawn JPH11176127A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 ディスクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11176127A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003005364A1 (fr) * 2001-07-04 2003-01-16 Tdk Corporation Cartouche de disque
US7523758B2 (en) * 2003-06-17 2009-04-28 Whirlpool Corporation Dishwasher having rotating zone wash sprayer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003005364A1 (fr) * 2001-07-04 2003-01-16 Tdk Corporation Cartouche de disque
US7047546B2 (en) 2001-07-04 2006-05-16 Tdk Corporation Disc cartridge
US7523758B2 (en) * 2003-06-17 2009-04-28 Whirlpool Corporation Dishwasher having rotating zone wash sprayer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110890111B (zh) 盘装置
JP2002081547A (ja) 電子機器の密閉構造
US6519111B2 (en) Disk drive apparatus, hard disk drive, filter, and method for inspecting disk drive apparatus
JPH11176127A (ja) ディスクカートリッジ
US5326608A (en) Disc cartridge
JPS62279586A (ja) 磁気デイスク駆動装置
JPS62279587A (ja) 磁気デイスク駆動装置
US6512729B2 (en) Optical disk drive protection device
AU2002359081B2 (en) Disk cartridge
JPH10340559A (ja) ディスクカートリッジ
US6301078B1 (en) Disc cartridge and shutter
JPH03260980A (ja) 磁気ディスク装置
JP2005276324A (ja) ディスクカートリッジ
JPH11176125A (ja) ディスクカートリッジ
JP4680580B2 (ja) 磁気ディスク装置用ケースおよび磁気ディスク装置
JPH11150378A (ja) 筐体の防塵構造
KR100497923B1 (ko) 디스크 카트리지
JP2003331552A (ja) ディスクカートリッジ
JPS60247874A (ja) デイスクカ−トリツジ
JPH10154385A (ja) ディスクカートリッジ
JPH1125633A (ja) ディスクカートリッジ
JPS63175277A (ja) 記録媒体デイスク
JPH0973748A (ja) ディスクカートリッジ
JPH081739B2 (ja) ディスクカートリッジ
KR20000051594A (ko) 디스크 카트리지 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301