JPH081739B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JPH081739B2 JPH081739B2 JP63101058A JP10105888A JPH081739B2 JP H081739 B2 JPH081739 B2 JP H081739B2 JP 63101058 A JP63101058 A JP 63101058A JP 10105888 A JP10105888 A JP 10105888A JP H081739 B2 JPH081739 B2 JP H081739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torsion spring
- shutter
- disk cartridge
- opening
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディスクを収納した状態で、ドライブ装置
に装着するようにカセット化されたディスクカートリッ
ジに関するものである。
に装着するようにカセット化されたディスクカートリッ
ジに関するものである。
[従来の技術] 近年、情報記録媒体として光ディスクが情報・データ
管理の分野で利用されている。光ディスクは媒体上に記
録面を有し、その媒体面の両側を保護被膜で覆っている
が、光ディスクの記録面からの情報の読み取りにレーザ
ー光等の光学信号を用いるため、保護被膜面に傷、塵
埃、汚れ等が付着した場合には、情報の読み取りが不可
能となる。そこで、光ディスクをケースに収納すること
が考えられるが、使用の度にケースから出し入れするこ
とは不便であり、直接手で触れることになるので傷、塵
埃、汚れ等が付着する可能性が大きい。これを解消する
ために、現在では光ディスクを出し入れすることなく使
用できるシャッタ機構付ディスクカートリッジが使用さ
れている。
管理の分野で利用されている。光ディスクは媒体上に記
録面を有し、その媒体面の両側を保護被膜で覆っている
が、光ディスクの記録面からの情報の読み取りにレーザ
ー光等の光学信号を用いるため、保護被膜面に傷、塵
埃、汚れ等が付着した場合には、情報の読み取りが不可
能となる。そこで、光ディスクをケースに収納すること
が考えられるが、使用の度にケースから出し入れするこ
とは不便であり、直接手で触れることになるので傷、塵
埃、汚れ等が付着する可能性が大きい。これを解消する
ために、現在では光ディスクを出し入れすることなく使
用できるシャッタ機構付ディスクカートリッジが使用さ
れている。
第4図はディスクカートリッジ1の外観斜視図であ
り、(a)はシャッタ2が閉止している状態、(b)は
シャッタ2が開いている状態を示している。第5図はデ
ィスクカートリッジ1を略解した分解斜視図であり、底
部3と蓋部4は第4図に示すように嵌合し、その間に円
板状の光ディスクDが収納できるようにされている。ま
た、底部3及び蓋部4には外壁5が設けられ、その内側
にディスクDの収納のための円形部6aと矩形部6bとを組
み合わせた略鍵穴状の内壁6が形成され、円形部6aの中
心部周囲と矩形部6bとを結ぶ位置に略長方形状の開口部
7が設けられている。底部3及び蓋部4には、第4図に
示すように開口部4を開閉する前述のシャッタ2がそれ
ぞれ設けられている。
り、(a)はシャッタ2が閉止している状態、(b)は
シャッタ2が開いている状態を示している。第5図はデ
ィスクカートリッジ1を略解した分解斜視図であり、底
部3と蓋部4は第4図に示すように嵌合し、その間に円
板状の光ディスクDが収納できるようにされている。ま
た、底部3及び蓋部4には外壁5が設けられ、その内側
にディスクDの収納のための円形部6aと矩形部6bとを組
み合わせた略鍵穴状の内壁6が形成され、円形部6aの中
心部周囲と矩形部6bとを結ぶ位置に略長方形状の開口部
7が設けられている。底部3及び蓋部4には、第4図に
示すように開口部4を開閉する前述のシャッタ2がそれ
ぞれ設けられている。
第6図は底部3の内部の平面図を示し、(a)はシャ
ッタが閉止した状態、(b)はシャッタが開いている状
態である。底部3の内壁6の矩形部6bの側端部にはリブ
状のシャッタガイド8が設けられ、この案内用部材8上
にはシャッタと連動するスライダ9が摺動可能に設置さ
れ、またスライダ9にはばね取付孔10aが設けられ、こ
のばね取付孔10aには中間にループ状の巻回部を有する
トーションばね11の一端部が挿し込まれ、トーションば
ね11の他端部は底部3上に設けられたばね取付孔10bに
挿し込まれている。
ッタが閉止した状態、(b)はシャッタが開いている状
態である。底部3の内壁6の矩形部6bの側端部にはリブ
状のシャッタガイド8が設けられ、この案内用部材8上
にはシャッタと連動するスライダ9が摺動可能に設置さ
れ、またスライダ9にはばね取付孔10aが設けられ、こ
のばね取付孔10aには中間にループ状の巻回部を有する
トーションばね11の一端部が挿し込まれ、トーションば
ね11の他端部は底部3上に設けられたばね取付孔10bに
挿し込まれている。
このようにして、シャッタはトーションばね11によっ
てスライダ9を介して開口部4を閉じるように付勢され
ている。しかし、このようにトーションばね11を単に取
付孔10a、10bに挿し込んで固定するような方法では、ト
ーションばね11を確実に固定するために、端部を取付孔
10a、10bに通してから折り曲げる等の作業を必要とする
ため、ディスクカートリッジ1の組立時における作業能
率が低下するという欠点がある。また、単に挿し込むだ
けでは、落下等の衝撃によりトーションばね10の端部は
外れ易いという欠点もある。
てスライダ9を介して開口部4を閉じるように付勢され
ている。しかし、このようにトーションばね11を単に取
付孔10a、10bに挿し込んで固定するような方法では、ト
ーションばね11を確実に固定するために、端部を取付孔
10a、10bに通してから折り曲げる等の作業を必要とする
ため、ディスクカートリッジ1の組立時における作業能
率が低下するという欠点がある。また、単に挿し込むだ
けでは、落下等の衝撃によりトーションばね10の端部は
外れ易いという欠点もある。
[発明の目的] 本発明の目的は、トーションばねの取り付けを工夫
し、衝撃に対してもトーションばねが外れることがない
ようにし、組立能率を向上させると共に、シャッタ開閉
動作の信頼性を高めたディスクカートリッジを提供する
ことにある。
し、衝撃に対してもトーションばねが外れることがない
ようにし、組立能率を向上させると共に、シャッタ開閉
動作の信頼性を高めたディスクカートリッジを提供する
ことにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、収納し
たディスクの情報記録面の一部を外部に露呈するための
開口部を有する底部及び蓋部を嵌合して成るケース内
に、トーションばねによって前記開口部を閉止する方向
に付勢するシャッタを設けたディスクカートリッジにお
いて、前記トーションばねは一端に円環部を設け、該円
環部を前記底部及び蓋部の内側に形成した互いに嵌合す
るボス部の周囲に回動自在に取り付け、前記トーション
ばねの他端を前記シャッタ部材に固定したことを特徴と
するディスクカートリッジである。
たディスクの情報記録面の一部を外部に露呈するための
開口部を有する底部及び蓋部を嵌合して成るケース内
に、トーションばねによって前記開口部を閉止する方向
に付勢するシャッタを設けたディスクカートリッジにお
いて、前記トーションばねは一端に円環部を設け、該円
環部を前記底部及び蓋部の内側に形成した互いに嵌合す
るボス部の周囲に回動自在に取り付け、前記トーション
ばねの他端を前記シャッタ部材に固定したことを特徴と
するディスクカートリッジである。
[発明の実施例] 本発明を第1図〜第3図に図示の実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、第4図〜第6図と同一の符号は同
一の部材を示している。
細に説明する。なお、第4図〜第6図と同一の符号は同
一の部材を示している。
第1図は本発明に係るディスクカートリッジ1の底部
3の内部構造を示す正面図であり、シャッタが閉じた状
態を示している。シャッタを閉方向に付勢するトーショ
ンばね20の一端には、トーションばね20を巻回して形成
した円環部20aが設けられ、底部3の突出されたボス部2
1に回転自在に取り付けられている。第2図はディスク
カートリッジ1の部分断面図であり、蓋部4には底部3
に設けられたボス部21と嵌合可能なボス部22が設けられ
ており、ボス部21、22同志はボルト23により固着されて
いる。そして、トーションばね20の円環部20aは一体化
したボス部21、22の周囲に回転可能に嵌合されている。
3の内部構造を示す正面図であり、シャッタが閉じた状
態を示している。シャッタを閉方向に付勢するトーショ
ンばね20の一端には、トーションばね20を巻回して形成
した円環部20aが設けられ、底部3の突出されたボス部2
1に回転自在に取り付けられている。第2図はディスク
カートリッジ1の部分断面図であり、蓋部4には底部3
に設けられたボス部21と嵌合可能なボス部22が設けられ
ており、ボス部21、22同志はボルト23により固着されて
いる。そして、トーションばね20の円環部20aは一体化
したボス部21、22の周囲に回転可能に嵌合されている。
このような構成により、第1図に示すようなシャッタ
を閉止した状態からスライダ9が外力によって摺動し、
第3図に示すようにシャッタが開いた状態になるとき、
トーションばね20は円環部20aによってボス部21、22を
支点として回動し、シャッタを閉止する方向にスライダ
9を付勢する。次に、スライダ9が外力から解放される
と、トーションばね20はボス部21、22を支点として再び
逆方向に回動し、シャッタは直ちに閉止する方向に移動
する。
を閉止した状態からスライダ9が外力によって摺動し、
第3図に示すようにシャッタが開いた状態になるとき、
トーションばね20は円環部20aによってボス部21、22を
支点として回動し、シャッタを閉止する方向にスライダ
9を付勢する。次に、スライダ9が外力から解放される
と、トーションばね20はボス部21、22を支点として再び
逆方向に回動し、シャッタは直ちに閉止する方向に移動
する。
このようにトーションばね20の円環部20aは、ボス部2
1、22の周囲に完全に嵌合されているので、トーション
ばね20が捩れることもなく、一端部はばね取付孔10aに
取り付けた状態でも、外部からの衝撃によってトーショ
ンばね20が外れることはない。
1、22の周囲に完全に嵌合されているので、トーション
ばね20が捩れることもなく、一端部はばね取付孔10aに
取り付けた状態でも、外部からの衝撃によってトーショ
ンばね20が外れることはない。
なお、第1図ではトーションばね20の一端のみを円環
部20aとしたが、両端部を円環状とし、スライダ9に嵌
合可能なボス部を設けてもよい。
部20aとしたが、両端部を円環状とし、スライダ9に嵌
合可能なボス部を設けてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るディスクカートリッ
ジは、トーションばねの一端又は両端に円環部を設け、
この円環部をボス部の周囲に回転可能に嵌合しているの
で、外部からの衝撃によってトーションばねが外れるこ
とはなく、信頼性の高いシャッタ開閉動作ができる。ま
た、ディスクカートリッジの組立て時の作業能率もトー
ションばねを嵌め込み式に固定するため、従来のように
折り返しを要する挿し込み作業をする必要はなく能率的
である。
ジは、トーションばねの一端又は両端に円環部を設け、
この円環部をボス部の周囲に回転可能に嵌合しているの
で、外部からの衝撃によってトーションばねが外れるこ
とはなく、信頼性の高いシャッタ開閉動作ができる。ま
た、ディスクカートリッジの組立て時の作業能率もトー
ションばねを嵌め込み式に固定するため、従来のように
折り返しを要する挿し込み作業をする必要はなく能率的
である。
図面第1図〜第3図は本発明に係るディスクカートリッ
ジの実施例を示し、第1図はシャッタが開いた状態の底
部の平面図、第2図は部分断面図であり、第3図はシャ
ッタが閉止した状態の底部の平面図であり、第4図
(a)、(b)はディスクカートリッジの外観斜視図、
第5図はその分解斜視図、第6図(a)、(b)は従来
例の底部の平面図である。 符号1はディスクカートリッジ、2はシャッタ、3は底
部、4は蓋部、8はシャッタガイド、9はスライダ、20
はトーションばね、20aは円環部、21、22はボス部であ
る。
ジの実施例を示し、第1図はシャッタが開いた状態の底
部の平面図、第2図は部分断面図であり、第3図はシャ
ッタが閉止した状態の底部の平面図であり、第4図
(a)、(b)はディスクカートリッジの外観斜視図、
第5図はその分解斜視図、第6図(a)、(b)は従来
例の底部の平面図である。 符号1はディスクカートリッジ、2はシャッタ、3は底
部、4は蓋部、8はシャッタガイド、9はスライダ、20
はトーションばね、20aは円環部、21、22はボス部であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】収納したディスクの情報記録面の一部を外
部に露呈するための開口部を有する底部及び蓋部を嵌合
して成るケース内に、トーションばねによって前記開口
部を閉止する方向に付勢するシャッタ部材を設けたディ
スクカートリッジにおいて、前記トーションばねは一端
に円環部を設け、該円環部を前記底部及び蓋部の内側に
形成した互いに嵌合するボス部の周囲に回動自在に取り
付け、前記トーションばねの他端を前記シャッタ部材に
固定したことを特徴とするディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63101058A JPH081739B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63101058A JPH081739B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01271983A JPH01271983A (ja) | 1989-10-31 |
JPH081739B2 true JPH081739B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14290514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63101058A Expired - Fee Related JPH081739B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081739B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020045455A1 (ja) | 2018-08-29 | 2020-03-05 | Ntn株式会社 | 複列自動調心ころ軸受、およびそれを備えた風力発電用主軸支持装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734550Y2 (ja) * | 1988-04-28 | 1995-08-02 | 大日本印刷株式会社 | ディスクカートリッジの固定装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346669A (ja) * | 1987-06-24 | 1988-02-27 | Sony Corp | ディスクカセット |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP63101058A patent/JPH081739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020045455A1 (ja) | 2018-08-29 | 2020-03-05 | Ntn株式会社 | 複列自動調心ころ軸受、およびそれを備えた風力発電用主軸支持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01271983A (ja) | 1989-10-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |