JPH1186488A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH1186488A
JPH1186488A JP26826097A JP26826097A JPH1186488A JP H1186488 A JPH1186488 A JP H1186488A JP 26826097 A JP26826097 A JP 26826097A JP 26826097 A JP26826097 A JP 26826097A JP H1186488 A JPH1186488 A JP H1186488A
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JP
Japan
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lower plate
disk cartridge
center frame
disk
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JP26826097A
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Inventor
Yukio Miyazaki
幸夫 宮崎
Masaru Ikebe
優 池辺
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
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Original Assignee
TDK Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3体構造のディスクカートリッジにおいて、
情報記録再生装置への着脱時にひっかかりを生じさせな
いで、着脱を円滑に行えるようにする。 【解決手段】 ディスクカートリッジ1は、上プレート
30と下プレート10とをセンターフレーム20を挟ん
で連結し、内部にディスク状媒体40を収納したもので
あり、ディスクカートリッジ1の上面及び下面の全領域
は、それぞれ、上プレート30及び下プレート10のみ
で構成されており、情報記録再生装置の係合部が入り込
むディスクカートリッジ1の被係合部である基準穴17
A等及びノッチ部18A等は、下プレート10のみで構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等のデ
ィスク状媒体を収納したMD等のディスクカートリッジ
に関し、特に、上プレートと下プレートとをセンターフ
レームを挟んで連結したディスクカートリッジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のディスクカートリッジ
の一例を分解して示す斜視図である。この例のディスク
カートリッジ100は、ディスク状媒体40を内部に収
納し、下プレート110と上プレート130とを重ね合
わせ、ねじ54によって両者を連結した2体構造のもの
である。ディスクカートリッジ100の下プレート11
0及び上プレート130には、それぞれ、ディスク状媒
体40を露出させる開口部111及び131が形成さ
れ、さらにこの開口部111及び131を開閉可能とす
る断面コ字状のシャッター51が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のディス
クカートリッジ100において、例えば室外での使用に
十分に耐えうるように剛性を高くする要請がある。ここ
で、上プレート110や下プレート130の肉厚を厚く
すれば、剛性を高めることができるが、ひけが発生して
外観を損なうという欠点がある。
【0004】そこで、図11に示すディスクカートリッ
ジ200のように、上プレート230と下プレート21
0とをセンターフレーム220を挟んで重ね合わせて3
体構造とすることにより、剛性を高めたものが知られて
いる(特開昭64−78478号公報)。そして、ディ
スクカートリッジの用途に応じて、高剛性や重量感が求
められるものは3体構造とし、それ以外のものは2体構
造としている。
【0005】ここで、図11のディスクカートリッジ2
00は、センターフレーム220の上面側及び下面側の
周縁部に断面L字状の段差部221を設け、この段差部
221と板状の上プレート230及び下プレート210
の側面とを嵌合させ、ディスクカートリッジ200の上
面側及び下面側をフラットにしたものである。しかし、
ディスクカートリッジ200の上面側及び下面側に、上
プレート230及び下プレート210とセンターフレー
ム220との境目ができてしまい、この境目に段差が生
じて、情報記録再生装置への着脱を円滑に行うことがで
きない場合があるという問題がある。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、3体構造のディスクカートリッジにおいて、情報
記録再生装置への着脱時にひっかかりを生じさせない
で、着脱を円滑に行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、上プレートと下プレートとを
センターフレームを挟んで連結し、内部にディスク状媒
体を収納したディスクカートリッジにおいて、前記ディ
スクカートリッジの上面及び下面の全領域は、それぞ
れ、前記上プレート及び前記下プレートのみで構成され
ており、情報記録再生装置の係合部が入り込む前記ディ
スクカートリッジの被係合部は、前記下プレートのみで
構成されていることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のディ
スクカートリッジにおいて、前記被係合部は、前記情報
記録再生装置の基準ピンと係合する基準穴であり、前記
基準穴の外周回りには、前記センターフレーム側に突出
する突部が設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載のディ
スクカートリッジにおいて、前記被係合部は、前記情報
記録再生装置の基準ピンと係合する基準穴であり、前記
センターフレームの前記基準穴に対応する部分には、前
記基準穴より大きい逃げ穴が形成されていることを特徴
とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3に記載のディ
スクカートリッジにおいて、前記基準穴の外周回りに
は、前記センターフレーム側に突出する突部が設けられ
ていることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のディスクカートリッジにお
いて、前記被係合部は、前記情報記録再生装置のディス
クカートリッジ引き込み部と係合するノッチ部であり、
前記ノッチ部は、前記下プレートに立設した側壁部及び
天壁部から構成されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、ディスクカートリ
ッジの上面及び下面の全領域と、情報記録再生装置の係
合部が入り込むディスクカートリッジの被係合部は、上
プレート又は下プレートのみで構成されている。したが
って、これらの箇所には、上プレート又は下プレートと
センターフレームとの間の境目がない。これにより、情
報記録再生装置への着脱時に、ひっかかりを生じさせな
い。
【0013】請求項2から請求項5までの発明において
は、情報記録再生装置への着脱時に、情報記録再生装置
の基準ピン又はカートリッジ引き込み部材と、ディスク
カートリッジの基準穴又はノッチ部とがひっかかること
がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
ディスクカートリッジの一実施形態を分解して示す斜視
図であり、MDを例としたものである。ディスクカート
リッジ1は、前述した3体構造のものであり、上プレー
ト30と下プレート10とをセンターフレーム20を挟
んで連結し、内部にディスク状媒体(光ディスク)40
を収納したものである。
【0015】下プレート10及び上プレート30のそれ
ぞれの所定の1辺近傍には、従来例と同様に、ディスク
状媒体40の一部を露出させるための開口部11及び3
1が形成されている。そして、従来例と同様のシャッタ
ー51が、上プレート30と下プレート10とを挟んで
開口部11及び31を開閉自在に摺動するように取り付
けられる。また、下プレート10の略中央部には、ディ
スク状媒体40に取り付けられるハブ41を露出させる
ための開口部12が形成されている。
【0016】ディスクカートリッジ1において、誤消去
防止プラグ53等を取り付けた下プレート10上に、セ
ンターフレーム20及びディスク状媒体40が搭載さ
れ、このセンターフレーム20上にシャッターロック5
2が取り付けられ、さらにこの上部に上プレート30が
搭載される。そして、下プレート10側からねじ54を
挿入して、センターフレーム20を挟んで下プレート1
0と上プレート30とをねじ止めする。なお、下プレー
ト10と上プレート30との連結は、ねじ54を用いず
に溶着しても良い。
【0017】次に、下プレート10、センターフレーム
20及び上プレート30を詳細に説明する。図2及び図
3は、下プレート10を詳細に示す図である。図2中、
(a)は、内面側を上とした斜視図であり、(b)はそ
の平面図である。また、図3は、外面側を上とした斜視
図である。下プレート10は、PC等の合成樹脂によ
り、略板状に形成されている(上プレート30も同様で
ある)。さらに、下プレート10の外形寸法は、センタ
ーフレーム20及び上プレート30の各外形寸法と略同
一である。
【0018】下プレート10の四隅近傍には、ねじ貫通
穴を有してセンターフレーム20側(図2中、上側)に
突出したねじ止め用ボス13が設けられている。また、
下プレート10の一角部近傍には、シャッターロック5
2を支持するための支持ボス16が設けられている。さ
らにまた、下プレート10の他の一角部近傍には、誤消
去防止プラグ53を取り付けるためのプラグ取付部15
が形成されている。
【0019】また、下プレート10には、略円形状の基
準穴17A及び略小判型の基準穴17Bが形成されてい
る。これらの基準穴17A及び17Bは、情報記録再生
装置の係合部である基準ピンP(図9)が入り込む穴
(被係合部)であり、情報記録再生装置にディスクカー
トリッジ1が装着されたときにディスクカートリッジ1
を位置決めするためのものである。そして、これらの基
準穴17A及び17Bの外周回りには、それぞれ上方向
(センターフレーム20側)に突出する突部17a及び
17bを有している。突部17a及び17bの内壁面
は、それぞれ基準穴17A及び17Bの内周壁面と一致
している。
【0020】さらに、下プレート10の3辺の端縁部に
は、それぞれノッチ部18(18A〜18C)が設けら
れている。ノッチ部18は、情報記録再生装置の係合部
であるディスクカートリッジ引き込み部材(図示せず)
と係合する被係合部であり、情報記録再生装置内の所定
の支持位置にディスクカートリッジ1を案内するための
ものである。このノッチ部18は、略半円状又は略半小
判状の領域をセンターフレーム20側に突出させたもの
である。すなわち、ノッチ部18は、略半円状又は略半
小判状の領域を有する天壁部18bと、この天壁部18
bの外周円弧部分と下プレート10とを連結する側壁部
18aとから構成されている。
【0021】さらにまた、下プレート10においてシャ
ッター51の摺動辺と対向する辺の端縁部には、センタ
ーフレーム20側に突出した突起19が設けられてい
る。また、図2(b)中、右下側一角部のねじ止め用ボ
ス13の近傍には、誤消去防止プラグ53を取り付ける
ためのプラグ取付部15が設けられている。なお、ボス
14は、下プレート10上にセンターフレーム20を搭
載するときに、センターフレーム20を位置決めするた
めのものである。
【0022】図4及び図5は、センターフレーム20を
詳細に示す斜視図である。図4は、上プレート30との
対向面側(上面側)を示し、図4は、下プレート10と
の対向面側(下面側)を示す。センターフレーム20の
材料としては、耐熱性を有し、剛性を高めるために、例
えばABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂又はPA
(ポリアミド)樹脂に種々の添加剤を混合したものが用
いられる。前記添加剤としては、例えばタングステン、
硫酸バリウム、鉄、燐鉄、フェライト、銅、亜鉛、鉛等
があげられる。この添加剤の添加量は、5〜50wt%
であることが好ましい。さらに、外観の向上のためにセ
ンターフレーム20に塗装処理を施しても良い。
【0023】センターフレーム20は、ディスク状媒体
40を囲む略円形状の穴22を有して、略枠状に形成さ
れている。したがって、C字状等、不連続となっている
部分がないので、剛性を高くすることができる。センタ
ーフレーム20の上面側の四隅近傍には、上プレート3
0が搭載されたときに上プレート30側のボス32(図
6参照)と嵌合する断面凹状の係合部25が形成されて
いる。この係合部25は、裏面側にも同様に設けられて
おり、裏面側の係合部25は、下プレート10のねじ止
め用ボス13と嵌合するものである。
【0024】さらにまた、センターフレーム20の上面
側の一角部近傍には、シャッターロック52を配置する
ための薄肉部21が形成されている。また、薄肉部21
の一部には、貫通穴26が形成されており、下プレート
10上にセンターフレーム20が搭載されると、下プレ
ート10の支持ボス16が貫通穴26を通ってセンター
フレーム20上に突出する構造となっている。さらに、
下プレート10上にセンターフレーム20が搭載された
ときに、下プレート10の基準穴17A及び17Bと対
向する位置には、それぞれ逃げ穴23A及び23Bが形
成されている。これらの逃げ穴23A及び23Bは、そ
の開口領域が下プレート10側の基準穴17A及び17
bの開口領域よりわずかに大きく形成されている。
【0025】また、センターフレーム20の薄肉部21
と対角位置にある一角部近傍の端縁部には、センターフ
レーム20の一部を略凹状に切り欠いた切り欠き部27
が形成されている。この切り欠き部27は、センターフ
レーム20が下プレート10上に搭載されたときに下プ
レート10のプラグ取付部15と干渉しないように切り
欠いたものである。このように、隅部を残してその近傍
に切り欠き部27を設けているので、たとえ切り欠き部
27を設けても外観を損なうことがない。同様に、セン
ターフレーム20には、下プレート10の突起19と干
渉しないように切り欠いた切り欠き部29が形成されて
いる。
【0026】同様に、センターフレーム20が下プレー
ト10上に搭載されたときに下プレート10の各ノッチ
部18A〜18Cに対応するセンターフレーム20の位
置には、それぞれノッチ部18A〜18Cと嵌合する切
り欠き部28A〜28Cが形成されている。
【0027】図6は、上プレート30を詳細に示す図で
あり、(a)は内面側(センターフレーム20側)を上
とした斜視図であり、(b)はその平面図である。上プ
レート30には、上述したようにディスク状媒体40の
一部を露出させる開口部31が形成されている。また、
四隅近傍には、上述したセンターフレーム20の係合部
25に嵌合するボス32が設けられている。また、円形
状のリブ34は、ディスク状媒体40のハブ41の動き
を規制するためのものである。さらに、上プレート30
の下辺の端縁部には、突起33が設けられている。突起
33は、上プレート30がセンターフレーム20を挟ん
で下プレート10と連結したときに、下プレート10の
突起19と対向する位置に設けられている。
【0028】図7は、下プレート10上にセンターフレ
ーム20を搭載した状態を示す斜視図である。この状態
においては、下プレート10のねじ止め用ボス13がセ
ンターフレーム20の係合部25と嵌合するとともに、
下プレート10の支持ボス16がセンターフレーム20
の貫通穴26を通ってセンターフレーム20上に突出す
る。そして、シャッターロック52がこの支持ボス16
に支持されるとともにセンターフレーム20の薄肉部2
1に配置される。
【0029】また、下プレート10のプラグ取付部15
は、センターフレーム20の切り欠き部27の切り欠き
内に配置される。さらに、下プレート10の各ノッチ部
18A〜18Cは、センターフレーム20の切り欠き部
28A〜28Cと嵌合する。さらにまた、下プレート1
0の突起19は、センターフレーム20の切り欠き部2
9の切り欠き内に配置される。
【0030】図8は、図7の状態にさらに上プレート3
0が搭載されたときの、図7中、A−A断面に相当する
箇所を示す断面図である。下プレート10と上プレート
30とが嵌合すると、下プレート10の突起19と上プ
レート30の突起33の各天面同士が当接する。そし
て、センターフレーム20と上プレート30とで、情報
記録再生装置の部材と係合するガイド溝2が形成される
が、突起19及び33は、このガイド溝2の図中、右端
部の壁を構成するとともに、ディスクカートリッジ1の
背面孔3の壁を構成する。
【0031】図9は、図7の状態にさらに上プレート3
0が搭載されたときの、図7中、B−B断面に相当する
箇所を示す断面図である。下プレート10の基準穴17
Aは、センターフレーム20の逃げ穴23Aと対向配置
される。なお、図示しないが、下プレート10の基準穴
17Bも同様に、センターフレーム20の逃げ穴23B
と対向配置される。
【0032】ここで、逃げ穴23Aの下面(下プレート
10側の面)の周囲部は、断面凹状に形成されており、
この断面凹状部分に基準穴17Aの突部17aが入り込
む。そして、突部17aの上面と逃げ穴23Aの周囲部
の断面凹状部分とは当接せずに、両者間にはわずかの間
隙が設けられる。また、逃げ穴23Aの周囲部の断面凹
状部分より外側の当接領域20a(図5中、斜線部領
域)が、下プレート10の上面と当接する。このように
形成することで、センターフレーム20と下プレート1
0との間に隙間が発生することを防止している。
【0033】図8において、ノッチ部18は、上述のよ
うに情報記録再生装置のディスクカートリッジ引き込み
部材が入り込むが、ノッチ部18が下プレート10のみ
で形成されていることから、前記ディスクカートリッジ
引き込み部材が入り込んだ場合でも、ひっかかり等が生
じることがない。また、図9において、情報記録再生装
置の基準ピンPが下プレート10の基準穴17Aに入り
込んだ場合には、基準ピンPの先端部(とがった部分)
を除く部分(円筒状の部分)が下プレート10の基準穴
17Aと係合する。ここで、基準ピンPは、下プレート
10の基準穴17Aとのみ係合し、センターフレーム2
0側の逃げ穴23Aとは係合しない。ただし、基準ピン
Pの先端部がセンターフレーム20側の逃げ穴23A内
にわずかに入り込む。
【0034】なお、センターフレーム20側の逃げ穴2
3Aは、下プレート10の基準穴17Aより大きく形成
されているので、基準穴17Aと逃げ穴23Aとの位置
関係が多少ずれても基準穴17Aの開口領域を確保する
ことができる。したがって、上述と同様に、基準ピンP
が入り込んだ場合に、ひっかかりが生じることがない。
以上の構成は、基準穴17Bについても同様である。
【0035】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、以下のような種々の変形が可能である。 (1)本実施形態では、ディスク状媒体40として光デ
ィスクを用いたMDを例に挙げたが、これ以外の磁気デ
ィスクを用いたFD等であっても同様に本発明を適用す
ることができる。
【0036】(2)また、ノッチ部18A等の天壁部1
8bは、下プレート10と一体で形成したが、センター
フレーム20で形成しても良い。ただし、本実施形態の
ように側壁部18aと天壁部18bとを下プレート10
で一体に形成すれば、ノッチ部18A等の強度を高める
ことができ、好ましい。 (3)さらに、下プレート10側に突起19を設け、上
プレート30側に突起33を設けたが、センターフレー
ム20側にこれらの突起19及び33を設けても良い。
ただし、これらの突起19及び33は、肉厚が薄いの
で、強度上の観点からは、本実施形態のように下プレー
ト10及び上プレート30に設けることが好ましい。
【0037】(4)下プレート10の基準穴17Aには
突部17aを設けたが、下プレート10の厚みが厚いと
きは突部17aを設ける必要はない。例えば、基準ピン
Pのディスクカートリッジ1内への入り込み量が1.2
mmである場合において、下プレート10の厚みが1.
0mmであるときは、0.3mm程度の高さの突部17
aを設ける必要があるが、下プレート10の厚みが1.
3mmであるときは、突部17aを設ける必要はない。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ディスクカー
トリッジを3体構造としてその剛性を高めるとともに、
情報記録再生装置への着脱時にひっかかりを生じさせな
いで、着脱を円滑に行えるようにすることができる。ま
た、請求項2から請求項5までの発明によれば、情報記
録再生装置への着脱時に、情報記録再生装置の基準ピン
又はカートリッジ引き込み部材と、ディスクカートリッ
ジの基準穴又はノッチ部とがひっかかることなく、着脱
を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの一実施形態を
分解して示す斜視図である。
【図2】下プレートを詳細に示す図であり、(a)は内
面側を上とした斜視図であり、(b)はその平面図であ
る。
【図3】下プレートを詳細に示す図であり、外面側を上
とした斜視図である。
【図4】センターフレームを詳細に示す斜視図であり、
上プレートとの対向面側を示す図である。
【図5】センターフレームを詳細に示す斜視図であり、
下プレートとの対向面側を示す図である。
【図6】上プレートを詳細に示す図であり、(a)は内
面側を上とした斜視図であり、(b)はその平面図であ
る。
【図7】下プレート上にセンターフレームを搭載した状
態を示す斜視図である。
【図8】下プレート、センターフレーム及び上プレート
の嵌合状態を示す断面図であり、図7のA−A断面に相
当する箇所を示す。
【図9】下プレート、センターフレーム及び上プレート
の嵌合状態を示す断面図であり、図7のB−B断面に相
当する箇所を示す。
【図10】従来の2体構造のディスクカートリッジを分
解して示す斜視図である。
【図11】従来の3体構造のディスクカートリッジを分
解して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 10 下プレート 11 開口部 12 開口部 13 ねじ止め用ボス 15 プラグ取付部 16 支持ボス 17A、17B 基準穴(被係合部) 17a、17b 突部 18(18A、18B、18C) ノッチ部(被係合
部) 18a 天壁部 18b 側壁部 19 突起 20 センターフレーム 20a 当接領域 23A、23B 逃げ穴 27 切り欠き部 28(28A、28B、28C) 切り欠き部 29 切り欠き部 30 上プレート 31 開口部 33 突起 40 ディスク状媒体 51 シャッター 52 シャッターロック P 基準ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上プレートと下プレートとをセンターフ
    レームを挟んで連結し、内部にディスク状媒体を収納し
    たディスクカートリッジにおいて、 前記ディスクカートリッジの上面及び下面の全領域は、
    それぞれ、前記上プレート及び前記下プレートのみで構
    成されており、 情報記録再生装置の係合部が入り込む前記ディスクカー
    トリッジの被係合部は、前記下プレートのみで構成され
    ていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスクカートリッジ
    において、 前記被係合部は、前記情報記録再生装置の基準ピンと係
    合する基準穴であり、前記基準穴の外周回りには、前記
    センターフレーム側に突出する突部が設けられているこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディスクカートリッジ
    において、 前記被係合部は、前記情報記録再生装置の基準ピンと係
    合する基準穴であり、前記センターフレームの前記基準
    穴に対応する部分には、前記基準穴より大きい逃げ穴が
    形成されていることを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のディスクカートリッジ
    において、 前記基準穴の外周回りには、前記センターフレーム側に
    突出する突部が設けられていることを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のディスクカートリッジにおいて、 前記被係合部は、前記情報記録再生装置のディスクカー
    トリッジ引き込み部と係合するノッチ部であり、前記ノ
    ッチ部は、前記下プレートに立設した側壁部及び天壁部
    から構成されていることを特徴とするディスクカートリ
    ッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7007292B2 (en) * 1999-11-12 2006-02-28 Sony Corporation Disk cartridge device operative with disk cartridges of different sizes and height

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