JP2001023342A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JP2001023342A
JP2001023342A JP11197330A JP19733099A JP2001023342A JP 2001023342 A JP2001023342 A JP 2001023342A JP 11197330 A JP11197330 A JP 11197330A JP 19733099 A JP19733099 A JP 19733099A JP 2001023342 A JP2001023342 A JP 2001023342A
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JP
Japan
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case
substrate
memory
lower case
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP11197330A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Shima
元彦 志摩
Hiroshi Kaneda
博志 金田
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の情報を記録したICメモリを、テ
ープカートリッジに所定の角度で取り付け得るようにす
ること。 【解決手段】 テープ状媒体を巻装するテープリールを
収容する上下ケースよりなるケース内に、前記ケースの
側壁に対して任意の角度をもってICメモリ基板を装着
したテープカートリッジにおいて、前記下ケースには、
前記角度に相当する傾斜した壁を形成し、ICメモリ基
板には位置決め部を形成すると共に、この位置決め部に
対応する下ケースには前記位置決め部に係止する係合部
が形成され、前記上ケースには、それを下ケースに被せ
た時に下ケースの前記傾斜した壁に支持されるIC基板
の面の一部に接するリブを形成し、前記下ケースの前記
傾斜した壁と前記上ケースの前記リブとで前記IC基板
を挟み込んで上下方向の位置決め固定をしたことを特徴
とするテープカートリッジ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に用いられるテープカートリッジ。特にケース内部にI
Cメモリを搭載したテープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−312065号には、磁気記
録テープの情報を読み取り又は書き込み可能なICメモ
リ部を搭載したIC基板よりなるICメモリ基板をテー
プカートリッジを上下ハーフで固定する技術が記載され
ている。即ち、図8に示したように、上下ハーフ10
2、103の周壁の内面とそれらに平行な壁とにより狭
いポケットを設け、そこにICメモリ部115と引出端
子接点部117aを有する端子板117とよりなるIC
メモリ基板116を挿入し、ICメモリ基板116の上
下端面116a及び116bを弾性部材119、118
でそれぞれ抑えてICメモリ基板のがたつきを無くし、
安定に保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のテープカ
セットでは、ICメモリ基板はカセットの側壁近傍で、
側壁とほぼ平行(底壁に対して略垂直)に備えられてい
る。しかしながら、装置との関係からICメモリ基板を
任意の角度に傾けて取り付けるタイプのテープカートリ
ッジも提案されている。しかし、この場合、ICメモリ
基板を収容するスペースが大きくなるのでIC基板のが
たつきを生じてしまい所定の角度の確保が困難である。
従って、ICメモリ基板を確実に定められた角度に固定
することが必要であり、また、組み立て途中に位置ずれ
等を起さないようにすることも重要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープ状媒体
を巻装するテープリールを収容する上下ケースよりなる
ケース内に、ケースの側壁に対して任意の角度を持って
ICメモリ基板を装着したテープカートリッジにおい
て、下ケースには、この角度に相当する傾斜した壁を形
成し、ICメモリ基板には位置決め部を形成すると共
に、この位置決め部に対応する下ケースにはこの位置決
め部に係止する係合部が形成されており、これによりI
C基板のケース底面に平行な方向への位置決めと傾斜を
規制し、上ケースにはそれを被せた時に下ケースの傾斜
した壁に支持された前記ICメモリ基板の一部に接する
リブを形成し、下ケースの傾斜した壁と上ケースのリブ
でIC基板を挟み込んで上下方向の位置決め固定をする
ことにより、上記の課題を解決する。ICメモリ基板
は、好ましくは連続するフイルム状の基板に形成される
もので、基板の側面近傍には順送用の孔が形成されてい
るもので、この順送用の孔をICメモリ基板の位置決め
部とする。これにより、ICメモリ基板をテープカート
リッジ内に確実に固定でき、又組み立て性も良好で、信
頼性の高いテープカートリッジを提供できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例に関連して本
発明を詳しく説明する。図1は本発明の実施例を示す1
リールタイプのテープカートリッジの分解斜視図であ
る。本カートリッジは上下ケース1,2からなる本体ケ
ース内にテープを巻回した1つのテープリール3が回転
可能に収納されている。下ケースには装置の駆動軸が挿
入される開口21を有する。上下ケース1,2にはテー
プ引き出し用の開口12,22が形成されている。テー
プリール3は上フランジ31と、下フランジ33を一体
に形成したハブ32とハブ32の下面に設けた金属板3
4とで一体に形成されている。金属板34の外周部には
装置の駆動軸と係合する係合歯(図示せず)が設けられ
る。金属板34は軟磁性材料から製作され、装置の駆動
軸の磁性手段により吸着されてテープリール3が回転す
る。ハブ32の内面には係合歯部35があり、ブレーキ
ロック5と係合して不使用時にテープリール3の不要な
回転を防止する。ブレーキロック5は下面側に歯部51
を有し、ハブ32の歯部35と係合する。ブレーキロッ
ク5はブレーキスプリング4によって常時ブレーキ位置
に押圧されている。テープの先端はリーダー部材8に固
定される。リーダー部材8は、ピン部材81、リーダー
ブロック82からなる。テープはリーダーブロック82
の凹部83に挿入され、その上からピン部材81が嵌め
込まれることで固定される。装置に装着すると、リーダ
ー部材8が装置の保持部材に保持されてテープが引き出
されるようになっている。
【0006】ケースのテープ引き出し開口と反対側の後
面側にはこのカートリッジに関する情報が記録されるI
Cメモリ基板7が備えられている。本実施例では、IC
メモリ基板7は側壁23に対し45度に傾斜して固定さ
れるものである。
【0007】図2〜図4は第一の実施例を示す図であ
る。図2は下ケース2のICメモリ基板7の装着部を示
す斜視図である。分かりやすくするために、リールエリ
ア区画壁25の一部とねじ止め用ボス24を削除して表
示した。本実施例のICメモリの装置による認識は非接
触センサーにより行われるため、ケースには従来技術の
ような接点用の開口は形成されていない。下ケース2に
はICメモリ基板7を所定の角度(この例では45度)
にセットできるようにするための傾斜壁26が形成され
ている。図2のように、ICメモリ基板7の長手方向の
両側には切欠71が形成されており、ICメモリ基板7
が傾斜壁26上にセットされた時にICメモリ基板7の
切欠71と傾斜壁に形成された突起27が係合して傾斜
壁上面26aに対して平行な方向の位置決めを行ってい
る。なお、突起27は傾斜壁26上に設けたが、ここに
限られるものではない。図3に示したように、上ケース
1には下ケース2の傾斜壁26に対応する位置にリブ1
3が設けられ、図4のように、上下ケース1,2を合わ
せた時に傾斜壁26とリブ13でICメモリ基板7を挟
み込んで固定する。リブ13の傾斜壁16に対向する面
は傾斜壁の上面26aと平行になるように傾斜している
ことが好ましい。なお、この実施例では、一方の傾斜壁
に対向する位置のみにリブが形成されているが、他方側
にも形成しても良い。また、リブ13はICメモリ基板
の上方側のみを押さえているが、その範囲を広くするこ
とも可能である。
【0008】ICメモリ基板7の構造の一例を図5に示
す。図示のように、連続するフイルム状(薄板)基板7
4上にメモリ部72を形成し、その後切断されてカート
リッジに組み込まれる。このような形態のメモリ基板7
は連続してメモリ部72を形成したり切断するために、
これを形成し易いように、フイルム状基板74の上下端
部に順送用の孔73が形成されている。図2の実施例で
はICメモリ基板7に位置決め用の切欠71を形成した
が、本実施例においては、この順送用の孔73をそのま
ま位置決め部とする。切断後のICメモリ基板7を図6
に示す。上下一方の順送孔73は切断され片側の順送孔
73が残されている。図7は、このICメモリ基板7を
下ケース2に取り付けたものである。下ケースの底面に
は、位置決め用のボス28が形成され、順送孔73が差
し込まれている。これによって位置決めをしている。こ
の実施例では、4本のボス28を形成してあるが、2本
でも良い。また、ボスをかしめ用として利用し、ICメ
モリ基板装着後に、溶着によって確実に取り付けても良
い。
【0009】
【発明の効果】以上の実施例のように、ICメモリ基板
は下ケースに装着された時に、その角度、前後左右の位
置決めがなされ、上下ケースを合わせた時に上下方向か
ら挟み込んで固定されるので、簡単な構成で確実にセッ
トできるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すテープカートリッジの分
解斜視図である。
【図2】図2(a)は、下ケース要部とICメモリ基板
の斜視図(組み込み前)であり、図2(b)は、下ケー
ス要部とICメモリ基板の斜視図(組み込み後)であ
る。
【図3】上下ケースの要部斜視図である。
【図4】上下ケース組み合わせ後の要部断面図である。
【図5】ICメモリ基板の連続品を示す平面図である。
【図6】図5の基板の切断後の平面図である。
【図7】図6の基板を下ケースに組み込んだ斜視図であ
る。
【図8】ICメモリ基板を搭載した従来のテープカセッ
トの部分断面図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 テープリール 4 ブレーキスプリング 7 ICメモリ基板 13 リブ 23 側壁 24 ねじ止めボス 25 リールエリア区画壁 26 傾斜壁 27 突起 28 ボス 31 上フランジ 32 ハブ 33 下フランジ 35 歯部 71 切欠 73 順送用の孔(位置決め部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状媒体を巻装するテープリールを
    収容する上下ケースよりなるケース内に、前記ケースの
    側壁に対して任意の角度をもってICメモリ基板を装着
    したテープカートリッジにおいて、前記下ケースには、
    前記角度に相当する傾斜した壁を形成し、ICメモリ基
    板には位置決め部を形成すると共に、この位置決め部に
    対応する下ケースには前記位置決め部に係止する係合部
    が形成され、前記上ケースには、それを下ケースに被せ
    た時に下ケースの前記傾斜した壁に支持される前記IC
    メモリ基板の一部に接するリブを形成し、前記下ケース
    の前記傾斜した壁と前記上ケースの前記リブとで前記I
    C基板を挟み込んで上下方向の位置決め固定をしたこと
    を特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテープカートリッジに
    おいて、ICメモリ基板は、連続するフイルム状の基板
    に形成されたものを切断して使用されるもので、基板の
    側面近傍には順送用の孔が形成されており、この順送用
    の孔をICメモリ基板の位置決め部としたことを特徴と
    するテープカートリッジ。
JP11197330A 1999-07-12 1999-07-12 テープカートリッジ Pending JP2001023342A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021150001A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021150001A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
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