JPH1186010A - グラフ表示装置 - Google Patents

グラフ表示装置

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JPH1186010A
JPH1186010A JP23674297A JP23674297A JPH1186010A JP H1186010 A JPH1186010 A JP H1186010A JP 23674297 A JP23674297 A JP 23674297A JP 23674297 A JP23674297 A JP 23674297A JP H1186010 A JPH1186010 A JP H1186010A
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JP
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graph
enlarged
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JP23674297A
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English (en)
Inventor
Mikio Sugioka
幹生 杉岡
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフの全体とグラフの細部とを容易に比較
することができるグラフ表示装置を提供する。 【解決手段】 色彩データに基づくグラフである色度図
を作成し、全体表示領域に表示する(S1〜S2)。全
体表示領域に表示される色度図上の任意の範囲を、指定
手段によって指定する(S3)。指定された範囲の色度
図を拡大表示領域に表示するとともに、色度図の全体を
全体表示領域に表示する(S4〜S5)。オペレータ
は、拡大表示領域を任意の大きさまで拡大または縮小す
る。この拡大表示領域の大きさの変化に応じて、全体表
示領域の大きさを、拡大表示領域に重ならないように縮
小または拡大する(S6)。したがって、色度図の全体
と、指定された範囲の色度図の細部とを容易に比較、観
察することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工業計測や化学
分析などによって得られるデータに基づくグラフを表示
して、計測結果または分析結果を把握するのに使用され
るグラフ表示装置に係り、特に、グラフを表示するため
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のグラフ表示装置は、オペレータか
らの指示を伝えるキーボードやマウスなどの指示装置
と、磁気ディスクからデータを呼び出すディスクドライ
ブと、データを記憶するメモリと、データに基づくグラ
フを出力するモニタやプリンタなどの出力装置と、CP
Uなどの制御部とから構成されている。
【0003】上記グラフ表示装置によって、モニタ画面
に表示されるグラフの任意の場所を拡大表示してグラフ
を観察する場合を、図7、図8を参照して説明する。図
中、符号70は、モニタ画面を示す。モニタ画面70に
は、命令表示部70aとグラフ表示領域71とマウスカ
ーソル1とが表示される。グラフ表示領域71には、例
えば色彩データに基づくグラフである色度図72が表示
されている。マウスカーソル1は、図示しないマウスの
操作に連動して動くとともに、希望の位置においてマウ
スに装備されているボタンをクリックすることで、この
位置を選択することができる。同様に、対角線方向にマ
ウスカーソル1を移動させながらマウスのボタンをドラ
ッグすることで、任意の領域を選択することもできる。
命令表示部70aは、「ファイル」や「グラフ表示」な
どの命令項目を表示している。この命令項目をマウスカ
ーソル1によって選択すると、選択された項目の命令を
実行する。なお、グラフ表示領域71は、マウスカーソ
ル1によってドラッグすることで、モニタ画面70内の
任意の位置に移動することができる。
【0004】オペレータは、マウスカーソル1によって
命令表示部70aの「グラフ表示」を選択する。「グラ
フ表示」が選択されると、制御部は、モニタ画面70に
グラフ表示領域71を表示するとともに、予め指定され
ている色彩データに基づく色度図72をグラフ表示領域
71に表示する。さらに、グラフ表示領域71に表示さ
れている色度図72の一部分を詳細に観察する場合に
は、色度図72の詳細に観察したい範囲を囲むように例
えばマウスカーソル1によって始点P1 から終点P2
で対角線方向にドラッグすることで拡大範囲73を指定
する。拡大範囲73が指定されると、制御部は、図8に
示すように拡大範囲73内の色度図72をグラフ表示領
域71に拡大表示する。したがって、オペレータは、こ
の拡大された範囲の色度図72の詳細を把握することが
できる。なお、色度図とは、複数個のサンプルの色彩を
計測することで得た色彩データを、色彩の度合いを示す
舟形枠74内に表示したグラフである。色度図に示す舟
形枠74は、舟形枠74の近くに存在する色彩データほ
ど色彩は鮮やかであり、舟形枠74の中心付近に近づく
ほど色彩は鈍くなることを表すものである。なお、この
従来例で示した色度図は、xy色度図と呼ばれるものであ
る。また、色度図には、xy色度図の他にL*a*b*色度図、
Lab色度図などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来のグラフ表示装置では、例えば色
度図72上の拡大表示したい範囲に舟形枠74を含まな
い範囲を指定した場合、この範囲の拡大表示だけを観察
しても、舟形枠74に対する位置が正確に判らないの
で、この範囲内の色彩データが、鮮やかな色彩なのか、
それとも鈍い色彩なのかを判断することができないとい
う問題がある。つまり、色度図72のように、特定の領
域にデータが密集して存在するようなグラフにおいて
は、拡大表示された範囲のグラフと、グラフ全体とを比
較して観察することができないので、グラフの詳細を正
確に把握することができないという問題がある。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、グラフ全体に対する指定された範囲
のグラフの詳細を効率よく把握することができるグラフ
表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、グラフの任意の範囲を拡
大表示するグラフ表示装置であって、(a)前記グラフ
を表示する表示手段と、(b)前記表示手段に前記グラ
フの全体を表示するための全体表示領域を設定する全体
表示領域設定手段と、(c)前記全体表示領域に表示さ
れるグラフの任意の範囲を指定する指定手段と、(d)
前記指定手段で指定された範囲内のグラフを拡大表示す
るための拡大表示領域を前記表示手段に設定する拡大表
示領域設定手段と、(e)前記表示手段に設定された拡
大表示領域の大きさを変化させると、この変化に連動し
て、前記全体表示領域の大きさを前記拡大表示領域と重
ならないように調整する表示領域調整手段とを備えたこ
とを特徴とするするものである。
【0008】〔作用〕この発明の作用は次のとおりであ
る。全体表示領域設定手段は、グラフの全体を表示する
ための全体表示領域を表示手段に設定し、グラフの全体
をこの全体表示領域に表示する。オペレータは、この全
体表示領域に表示されているグラフ上の任意の範囲を指
定手段によって指定する。拡大表示領域設定手段は、表
示手段に拡大表示領域を設定し、この拡大表示領域に指
定された範囲のグラフを拡大表示する。オペレータによ
って拡大表示領域の大きさが変更されると、表示領域調
整手段は、拡大表示領域の大きさの変化に応じて、全体
表示領域の大きさを拡大表示領域に重ならないように調
整する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。図1は実施例に係るグラフ表示装
置の概略構成をあらわすブロック図である。図1に示す
ように実施例のグラフ表示装置は、複数のハードウエア
を動作させたり、データに基づくグラフの作成等の演算
処理をしたりするためのプログラムに従って、各種の処
理命令を実行するCPU等で構成される制御部2を備え
る。この制御部2には、命令信号等を伝達するためのデ
ータバスを介して、メモリ3、ディスクドライブ4、キ
ーボード5、マウス6、モニタ7およびプリンタ8が接
続されている。後述する動作説明で明らかになるよう
に、制御部2は、この発明における全体表示領域設定手
段、拡大表示領域設定手段および表示領域調整手段に相
当する。
【0010】メモリ3は、プログラムメモリ3a、デー
タメモリ3b、第1グラフメモリ3cおよび第2グラフ
メモリ3dで構成される。プログラムメモリ3aには、
制御部2を動作させるためのプログラムを予め記憶して
いる。データメモリ3bは、ディスクドライブ4からデ
ータバスを介して送られてくるデータを記憶するもので
ある。第1グラフメモリ3cは、このデータに基づいて
作成されたグラフを記憶するものである。第2グラフメ
モリ3dは、第1グラフメモリ3cに記憶されるグラフ
の中から、オペレータによって指定された範囲のグラフ
だけを記憶するものである。
【0011】ディスクドライブ4は、制御部2の命令に
よって図示しない磁気ディスクから目的のプログラムや
データを呼び出したり、磁気ディスクにデータ等を書き
込んだりするものである。呼び出された目的のデータ
は、データバスを介して上述したデータメモリ3bに記
憶される。
【0012】キーボード5は、図示しないキーを操作す
ることで、目的のデータを手入力したり、グラフ表示装
置で行われる処理に対して指示を与えたりするものであ
る。なお、キーボード5のキーを操作することで、後述
するマウスカーソルを動作させることもできる。
【0013】マウス6は、モニタ7の画面に表示される
マウスカーソルを動作させるためのものである。このマ
ウス6には、図示しないボタンが装備されており、モニ
タ画面上の所定の位置にまでマウスカーソルを移動させ
て、この位置でボタンをクリックすることで、所定の命
令を制御部2に与えるものである。また、後述する全体
表示領域および拡大表示領域の周辺枠をドラッグするこ
とで、各領域の大きさを変更することができる。さら
に、前記各領域内において、対角線方向にドラッグする
ことで、任意の範囲を指定することができる。マウス6
は、この発明における指定手段に相当する。
【0014】モニタ7は、前記制御部2の命令にしたが
って、所定の画面を表示させたり、後述する全体表示領
域や拡大表示領域にグラフを表示したり、マウスカーソ
ルを表示したりする。モニタ7は、この発明における表
示手段に相当する。
【0015】プリンタ8は、制御部2の命令によって、
モニタ7に表示されるグラフ全体や拡大されたグラフな
どを、用紙に印刷したりするものである。
【0016】制御部2は、メモリ3aに記憶されている
プログラムに従って、図3に示す画面をモニタ7に表示
する。図3(a)〜(c)を参照して、このモニタ画面
30上でのマウスカーソル1の操作について説明する。
モニタ画面30には、各種の命令を指示するための命令
表示部30a、命令の選択等を行うためのマウスカーソ
ル1が表示されている。例えば、全体表示領域31を表
示する場合、マウスカーソル1を命令表示部30aの
「グラフ表示」上に持ってくる。この「グラフ表示」上
でマウス6のボタンをクリックすると、全体表示領域3
1が表示される。
【0017】図3(a)に示すように、全体表示領域3
1のタイトル表示部33上にマウスカーソル1を置い
て、マウス6をドラッグしながらマウスカーソル1を移
動させることで、全体表示領域31をモニタ画面30上
を自由に移動させることができるとともに、マウスカー
ソル1によって指定する位置に全体表示領域31を表示
することができる。
【0018】また、図3(b)に示すように全体表示領
域31の周辺枠32上にマウスカーソル1を持ってくる
と、マウスカーソル1aやマウスカーソル1bのような
形状となる。このマウスカーソル1aまたは1bをドラ
ッグしながら移動させると、全体表示領域31は、この
マウスカーソル1aまたは1bの移動に伴って、横方向
または縦方向に変形する。
【0019】さらに、図3(c)に示すように全体表示
領域31の角部にマウスカーソル1を持ってくると、マ
ウスカーソル1cのような形状となる。このマウスカー
ソル1cをドラッグしながら対角線方向に移動させる
と、全体表示領域31は、このマウスカーソル1cの移
動に伴って、縦横の比率を変化させることなく、大きさ
が変化する。
【0020】以下、図2のフローチャートおよび図4〜
図6を参照して、この実施例で行なわれる色度図を拡大
表示するための処理手順について説明する。なお、ここ
では、色彩データに基づく色度図に付いて説明するが、
この発明はこれに限定するこのではなく、棒グラフ、線
グラフ、分布図などの種々のグラフについて適用するこ
とができる。
【0021】ステップS1(色度図を作成) オペレータは、マウスカーソル1によって「ファイル」
を選択する。制御部2は、「ファイル」が選択されると
ディスクドライブ4にセットされた磁気ディスクから例
えば色彩データを読み出し、データメモリ3bに記憶す
る。次に、「グラフ表示」が選択されると、制御部2
は、このデータメモリ3bに記憶された色彩データに基
づくグラフである色度図を作成し、第1グラフメモリ3
cに色度図を記憶する。
【0022】ステップS2(色度図を表示) オペレータによって「グラフ表示」が選択されると、図
4に示すように、制御部2は、モニタ画面30上に色度
図40の全体を常に表示するための領域である全体表示
領域50をモニタ画面30内に最大に表示されるように
設定する。続いて、第1グラフメモリ3cに記憶されて
いる色度図40を、全体表示領域50に表示する。ステ
ップS2は、この発明における全体表示領域設定手段の
機能に相当する。
【0023】ステップS3(拡大範囲を指定) オペレータは、全体表示領域50に表示されている色度
図40の拡大したい範囲をマウスカーソル1によって指
定する。この拡大範囲の指定は、次のように行う。オペ
レータはマウス6を操作して、マウスカーソル1を始点
1 に持ってくる。始点P1 にあるマウスカーソル1
を、マウス6をドラッグしながら終点P2まで移動させ
てからドラッグを終了すると、始点P1 と終点P2 とを
結ぶ直線を対角線とする拡大範囲枠51が設定される。
色度図40において、この拡大範囲枠51内の色度図4
0の情報が、マウスカーソル1によって指定される拡大
範囲である。このマウスカーソル1を操作するマウス6
は、この発明における指定手段である。なお、指定手段
をキーボード5として、このキーボード5によってマウ
スカーソル1を操作することもできる。
【0024】ステップS4(拡大範囲を記憶) 全体表示領域50上に拡大範囲枠51が設定されると、
制御部2は、この拡大範囲枠51内の色度図40の情報
を拡大情報として、第1グラフメモリ3c内に記憶され
ている色度図40から読み取る。この拡大情報を第2グ
ラフメモリ3dに記憶する。
【0025】ステップS5(色度図を拡大表示) 拡大情報が第2グラフメモリ3dに記憶されると、図5
に示すように、制御部2は、全体表示領域50を所定の
大きさにまで縮小するとともに、モニタ画面30の何も
表示されていない領域に所定の大きさに設定された拡大
表示領域60に拡大情報を表示する。
【0026】具体的には、次のような処理が行われる。
モニタ画面30に最初に設定される全体表示領域50と
拡大表示領域60との大きさの比率を6:4として、プ
ログラム上に予め入力しておく。したがって、制御部2
によって、モニタ画面30に最初に表示される全体表示
領域50と拡大表示領域60との大きさの関係は、比率
6:4となる。この拡大表示領域60に、第2グラフメ
モリ3dに記憶されている拡大情報を拡大して表示する
とともに、全体表示領域50には、第1グラフメモリ3
cに記憶されている色度図40を表示する。ステップS
5は、この発明における拡大表示領域設定手段の機能に
相当する。
【0027】ステップS6(色度図の表示領域を調整) オペレータはマウスカーソル1によって、図5に示す拡
大表示領域60に表示されている拡大ボタン60aまた
は縮小ボタン60bを選択することで、図6に示すよう
に拡大表示領域60を希望する大きさにまで、拡大また
は縮小することができる。制御部2は、例えば拡大ボタ
ン60aが1度選択されると、最初に表示された拡大表
示領域60の縦横比を変化させずに、拡大表示領域60
を拡大するとともに、全体表示領域50を縮小する。具
体的には、ステップS5で最初に表示された全体表示領
域50と拡大表示領域60との大きさの比率6:4が例
えば比率5:5になるように、全体表示領域50と拡大
表示領域60との大きさを設定する。そして、全体表示
領域50に色度図40を表示するとともに、拡大表示領
域60に拡大情報を表示する。もし、拡大ボタン60a
が、3度選択されれば、同様にして全体表示領域50と
拡大表示領域60との大きさの比率6:4が、比率3:
7になるように、全体表示領域50と拡大表示領域60
とを設定し、色度図40と拡大情報とを表示する。な
お、ここでは拡大表示領域60の拡大について説明した
が、拡大表示領域60を縮小する場合には、縮小ボタン
60bを選択することで、制御部2は拡大表示領域60
を縮小するとともに、全体表示領域50を拡大する。な
お、ステップ6では、拡大ボタン60aまたは縮小ボタ
ン60bを複数回に分けて選択したが、この発明はこれ
に限定するものではない。例えば、拡大ボタン60aま
たは縮小ボタン60b上でマウス6のボタンを押し続け
ることで、拡大表示領域60を連続的に徐々に拡大また
は縮小させることもできる。ステップS6で行われる処
理は、この発明における表示領域調整手段に機能に相当
する。
【0028】また、最初に指定した拡大範囲枠51の位
置を変更したい場合には、マウスカーソル1によって、
任意の位置まで拡大表示枠51を移動させればよい。な
お、拡大範囲枠51内の拡大情報は逐次更新されるの
で、拡大表示領域60内の表示は、常に拡大範囲枠51
内の表示を拡大して表示する。
【0029】上述したようにモニタ画面30には、色度
図40の全体を常に表示する全体表示領域50と、指定
した範囲を拡大して表示する拡大表示領域60とを重な
らないように同時に表示するので、色度図40の全体と
指定した拡大範囲とを容易に比較することができる。ま
た、全体表示領域50には、拡大した範囲を示す拡大範
囲枠51を表示するので、色度図40の何処を拡大して
表示しているかを、容易に知ることができる。さらに、
拡大範囲枠51を全体表示領域50内を移動させること
で、任意に場所を容易に拡大表示することができる。し
たがって、グラフを正確かつ容易に観察し、把握するこ
とができる。
【0030】この発明は以下のように変形実施すること
が可能である。 (1)上述した実施例では、この発明の表示領域調整手
段として、拡大ボタン60aと縮小ボタン60bとの操
作に基づいて、拡大表示領域60の大きさを変化させる
とともに、拡大表示領域60に連動させて全体表示領域
50の大きさを設定した。この拡大ボタン60aおよび
縮小ボタン60bの代わりに、マウスカーソル1によっ
て、拡大表示領域60の周辺枠や角部をドラッグするこ
とで、拡大表示領域60の大きさを変化させる。この大
きさの変化に基づいて、全体表示領域50の大きさを変
化させることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、表示手段の全体表示領域に表示されるグラ
フから、拡大したい範囲を指定手段によって容易に指定
することができる。この指定された範囲を拡大表示する
ための拡大表示領域と、グラフの全体を表示する全体表
示領域とが表示されるので、グラフ全体に対して指定し
た範囲のグラフの詳細とを容易に比較することができ
る。また、全体表示領域の大きさは、拡大表示領域の大
きさの変化に伴って、拡大表示領域と全体表示領域とが
重ならないように調整されるので、グラフ全体と指定さ
れた範囲のグラフの詳細とが、常に見やすい状態であ
り、グラフを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るグラフ表示装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施例に係るグラフ表示装置で行われる処理手
順を示すフローチャートである。
【図3】実施例のグラフ表示装置のモニタ画面における
マウスカーソルによる画面の操作を示す模式図である。
【図4】実施例のステップS2〜S3で表示されるモニ
タ画面を示す図である。
【図5】実施例のステップS5で表示されるモニタ画面
を示す図である。
【図6】実施例のステップS6で表示されるモニタ画面
を示す図である。
【図7】従来例のグラフ表示装置のモニタ画面における
マウスカーソルによる画面の操作を示す図である。
【図8】従来例のグラフ表示装置によって表示されるグ
ラフの拡大表示を示す図である。
【符号の説明】
1 … マウスカ─ソル 2 … 制御部 3 … メモリ 4 … ディスクドライブ 5 … キーボード 6 … マウス 7 … モニタ 40 … 色度図 50 … 全体表示領域 51 … 拡大範囲枠 60 … 拡大表示領域 60a… 拡大ボタン 60b… 縮小ボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフの任意の範囲を拡大表示するグラ
    フ表示装置であって、(a)前記グラフを表示する表示
    手段と、(b)前記表示手段に前記グラフの全体を表示
    するための全体表示領域を設定する全体表示領域設定手
    段と、(c)前記全体表示領域に表示されるグラフの任
    意の範囲を指定する指定手段と、(d)前記指定手段で
    指定された範囲内のグラフを拡大表示するための拡大表
    示領域を前記表示手段に設定する拡大表示領域設定手段
    と、(e)前記表示手段に設定された拡大表示領域の大
    きさを変化させると、この変化に連動して、前記全体表
    示領域の大きさを前記拡大表示領域と重ならないように
    調整する表示領域調整手段とを備えたことを特徴とする
    グラフ表示装置。
JP23674297A 1997-09-02 1997-09-02 グラフ表示装置 Pending JPH1186010A (ja)

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