JPH1166330A - グラフ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフを拡大する範囲を正確に指定すること
ができるグラフ表示装置を提供する。 【解決手段】 データに基づくグラフをグラフ記憶領域
に記憶する（Ｓ１）。グラフ記憶領域内にグラフを拡大
表示するための範囲を決める矩形領域を設定する（Ｓ
２）。グラフ記憶領域に基づいて、グラフおよび矩形領
域を表示する（Ｓ３）。オペレータは、表示された矩形
領域を観察しながら、矩形領域を操作して拡大範囲を指
定する（Ｓ４）。この矩形領域内のグラフを拡大表示す
る（Ｓ５〜Ｓ６）。この指定された以外の部分を拡大し
たい場合には、Ｓ３〜Ｓ６を繰り返し行う（Ｓ７）。し
たがって、グラフを拡大したい範囲を、予め設定された
矩形領域によって指定するので、希望する拡大範囲を正
確に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、工業計測や化学
分析などによって得られるデータに基づくグラフを表示
して、計測結果または分析結果を把握するのに使用され
るグラフ表示装置に係り、特に、グラフを拡大表示する
ための技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のグラフ表示装置は、オペレータか
らの指示を伝えるキーボードやマウスなどの指示装置
と、磁気ディスクからデータを呼び出すディスクドライ
ブと、データを記憶するメモリと、データに基づくグラ
フを出力するモニタやプリンタなどの出力装置と、ＣＰ
Ｕなどの制御部とから構成されている。

【０００３】上記グラフ表示装置によって、モニタ画面
に表示されるグラフの任意の場所を拡大表示してグラフ
を観察する場合を、図７、図８を参照して説明する。図
中、符号６０は、モニタ画面を示す。モニタ画面６０に
は、命令表示部６０ａとグラフ表示領域６１とマウスカ
ーソル１とが表示される。グラフ表示領域６１には、例
えばグラフ６１ａが表示されている。マウスカーソル１
は、図示しないマウスの操作に連動して動くとともに、
希望の位置においてマウスに装備されているボタンをク
リックすることで、この位置を選択することができる。
同様に、対角線方向にマウスカーソル１を移動させなが
らマウスのボタンをドラッグすることで、任意の領域を
選択することもできる。命令表示部６０ａは、「ファイ
ル」や「グラフ表示」や「グラフ拡大」などの命令項目
を表示している。この命令項目をマウスカーソル１によ
って選択すると、選択された項目の命令を実行する。な
お、グラフ表示領域６１は、マウスカーソル１によって
ドラッグすることで、モニタ画面６０内の任意の位置に
移動することができる。

【０００４】まず、オペレータは、マウスカーソル１に
よって命令表示部６０ａの「グラフ表示」を選択する。
「グラフ表示」が選択されると、制御部は、モニタ画面
６０にグラフ表示領域６１を表示するとともに、予め指
定されているデータに基づくグラフ６１ａをグラフ表示
領域６１に表示する。さらに、グラフ表示領域６１に表
示されているグラフ６１ａの一部分を詳細に観察する場
合には、グラフ６１ａの詳細に観察したい範囲を含むよ
うに例えばマウスカーソル１によって始点Ｐ₁から終点
Ｐ₂ まで対角線方向にドラッグすることで拡大範囲６２
を指定する。拡大範囲６２が指定されると、制御部は、
図８に示すように拡大範囲６２内のグラフ６１ａをグラ
フ表示領域６１に拡大表示する。したがって、オペレー
タは、この拡大された範囲のグラフ６１ａを観察するこ
とで、グラフ６１ａの細部まで把握することができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、上述した手法では、まず、始点Ｐ₁ を
決めてから対角線方向にドラッグした後で終点Ｐ₂ を決
めることで拡大範囲６２を指定するので、始点Ｐ₁ を一
度決めてしまうと、終点Ｐ₂ を決めるまで、始点Ｐ₁ を
変更することができない。したがって、始点Ｐ₁ を決め
た位置が、希望する位置と異なっていることに途中で気
がついたとしても、終点Ｐ₂ を決め、拡大範囲６２を拡
大表示させた後で、グラフ６１ａの全体を表示させ、再
度始点Ｐ₁ を決めなければならず作業効率が悪いという
問題がある。また、始点Ｐ₁ および終点Ｐ₂ を決めると
直ちに拡大範囲６２が拡大表示されるので、グラフ６１
ａの全体に対して、何処の範囲を拡大したのかを正確に
確認することができないという問題もある。

【０００６】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、グラフの細部を観察する際に、グラ
フを拡大する範囲を正確に設定することができるととも
に、拡大表示させるまでの作業効率を向上させることが
できるグラフ表示装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項１に記載の発明は、グラフの任意の範囲を拡
大表示するグラフ表示装置であって、（ａ）前記グラフ
をグラフ記憶領域に記憶するグラフ記憶手段と、（ｂ）
前記グラフ記憶領域内に、グラフを部分的に拡大表示す
るための範囲を決める拡大領域枠を設定する拡大領域枠
設定手段と、（ｃ）前記グラフ記憶領域に基づいて、前
記グラフおよび前記拡大領域枠を表示する表示手段と、
（ｄ）前記表示手段に表示された前記拡大領域枠の大き
さおよび位置を指定する指定手段と、（ｅ）前記指定手
段によって指定された拡大領域枠内のグラフを拡大して
前記表示手段に表示する拡大表示手段とを備えたことを
特徴とするものである。

【０００８】〔作用〕この発明の作用は次のとおりであ
る。グラフ記憶手段は、グラフをグラフ記憶領域に記憶
する。拡大領域枠設定手段は、グラフ記憶領域内にグラ
フを部分的に拡大する範囲を決めるための拡大領域枠を
設定する。表示手段は、拡大領域枠が設定されたグラフ
記憶領域に基づいて、グラフおよび拡大領域枠を表示す
る。オペレータは、表示手段に表示された拡大領域枠を
観察しながら指定手段によって拡大領域枠を希望の位置
にまで移動させるとともに、拡大したい範囲である拡大
領域枠の大きさを指定する。拡大表示手段は、拡大領域
枠内のグラフを拡大表示する。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。図１は実施例に係るグラフ表示装
置の概略構成をあらわすブロック図である。図１に示す
ように実施例のグラフ表示装置は、複数のハードウエア
を動作させたり、データに基づくグラフの作成等の演算
処理をしたりするためのプログラムに従って、各種の処
理命令を実行するＣＰＵ等で構成される制御部２を備え
る。この制御部２には、命令信号等を伝達するためのデ
ータバスを介して、メモリ３、ディスクドライブ４、キ
ーボード５、マウス６、モニタ７およびプリンタ８が接
続されている。後述する動作説明で明らかになるよう
に、制御部２は、この発明における拡大領域枠設定手段
および拡大表示手段に相当する。

【００１０】メモリ３は、プログラムメモリ３ａ、デー
タメモリ３ｂ、第１グラフメモリ３ｃおよび第２グラフ
メモリ３ｄで構成される。プログラムメモリ３ａには、
制御部２を動作させるためのプログラムを予め記憶され
ている。データメモリ３ｂは、ディスクドライブ４から
データバスを介して送られてくるデータを記憶するもの
である。第１グラフメモリ３ｃは、このデータに基づい
て作成されたグラフを記憶するものである。第２グラフ
メモリ３ｄは、第１グラフメモリ３ｃに記憶されるグラ
フの中から、オペレータによって指定された範囲のグラ
フだけを記憶するものである。第１グラフメモリ３ｃ
は、この発明におけるグラフ記憶手段に相当する。

【００１１】ディスクドライブ４は、制御部２の命令に
よって図示しない磁気ディスクから目的のデータを呼び
出したり、磁気ディスクにデータを書き込んだりするも
のである。呼び出された目的のデータは、データバスを
介して上述したデータメモリ３ｂに記憶される。

【００１２】キーボード５は、図示しないキーを操作す
ることで、目的のデータの手入力したり、グラフ表示装
置で行われる処理に対して指示を与えたりするものであ
る。なお、キーボード５のキーを操作することで、後述
するマウスカーソルを動作することもできる。

【００１３】マウス６は、モニタ７の画面に表示される
マウスカーソルを動作させるためのものである。このマ
ウス６には、図示しないボタンが装備されており、モニ
タ画面上の所定の位置にまでマウスカーソルを移動させ
て、この位置でボタンをクリックまたはドラッグするこ
とで、所定の命令を制御部２に与えるものである。マウ
ス６は、この発明における指定手段に相当する。

【００１４】モニタ７は、第１グラフメモリ３ｃに記憶
されているグラフを表示したり、マウスカーソルを表示
したりする。また、制御部２の命令によって、各種の表
示を行うものである。モニタ７は、この発明における表
示手段に相当する。

【００１５】プリンタ８は、モニタ７に表示される画面
を用紙に印刷したり、第１グラフメモリ３ｃや第２グラ
フメモリ３ｄに記憶されているグラフを、用紙に印刷し
たりするものである。

【００１６】具体的に以下のように動作する。制御部２
の命令によって、ディスクドライブ４は、目的のデータ
が記憶された磁気ディスクから、データを呼び出す。制
御部２は、磁気ディスクから呼び出したデータをデータ
メモリ３ｂに記憶する。オペレータからのグラフ表示の
指示をキーボード５やマウス６を通じて受けとると、制
御部２は、データメモリ３ｂに記憶されているデータに
基づいてグラフを作成し、モニタ７に表示するととも
に、このグラフを第１グラフメモリ３ｃに記憶する。続
いて、オペレータからのグラフ拡大表示の指示を受けと
ると、制御部２は、第１グラフメモリ３ｃに記憶されて
いるグラフの拡大範囲内のグラフを呼出し、第２グラフ
メモリ３ｄに記憶するとともに、モニタ７に表示する。
また、プリンタ７は、制御部２からの印刷命令によって
第１グラフメモリ３ｃまたは第２グラフメモリ３ｄに記
憶されているグラフを用紙に印刷をする。

【００１７】上記動作によって、モニタ７に表示されて
いる初期画面を図３を参照して説明する。符号３０は、
モニタ画面を示す。モニタ画面３０には、各種の命令を
指示するための命令表示部３０ａ、命令の選択等を行う
ためのマウスカーソル１、グラフを表示するグラフ全体
表示領域３１などが表示されている。マウスカーソル１
は、マウス６を操作することで、モニタ画面３０内を自
由に移動できるとともに、マウス６に装備されているボ
タンをクリックやドラッグすることで、命令の選択やグ
ラフ全体表示領域３１の大きさを変更または移動などを
することができる。例えば、マウスカーソル１を命令表
示部３０ａの「グラフ表示」上に移動させてマウス６の
ボタンをクリックすると「グラフ表示」が選択されて、
グラフ全体表示領域３１がモニタ画面３０に表示され
る。また、グラフ全体表示領域３１の周辺枠をドラッグ
すれば、マウスカーソル１の形状がマウスカーソル１ａ
のような形状となり、ドラッグしたままの状態でマウス
カーソル１ａを移動させれば、この移動に追従してグラ
フ全体表示領域６１の大きさが縦または横方向に変化す
る。さらに、グラフ全体表示領域３１の角部をドラッグ
すれば、グラフ全体表示領域３１の縦横比を変化させる
ことなく大きさだけを変えることができる。なお、後述
する矩形領域４１も同様にして、位置の移動および大き
さの変更をすることができる。

【００１８】以下、図２のフローチャートおよび図３〜
図６を参照して、この実施例で行なわれるグラフを拡大
表示するための処理手順について説明する。

【００１９】ステップＳ１（グラフ作成） オペレータは、マウスカーソル１によって「ファイル」
を選択する。制御部２は、「ファイル」が選択されると
ディスクドライブ４にセットされた磁気ディスクからデ
ータを読み出し、データメモリ３ｂに記憶する。次に、
「グラフ表示」が選択されると、制御部２は、このデー
タメモリ３ｂに記憶されたデータに基づいて、例えば３
本のグラフＡ、Ｂ、Ｃを作成し、第１グラフメモリ３ｃ
にグラフを記憶する。第１グラフメモリ３ｃでは、図４
に示すようにグラフＡ、Ｂ、Ｃの全体をグラフ記憶領域
４０に記憶する。このグラフ記憶領域４０は、グラフ全
体表示領域３１の表示に対応するように、予め第１グラ
フメモリ３ｃに仮想的に設定されているものである。な
お、グラフＡ、Ｂ、Ｃの全体をグラフ記憶領域４０に記
憶する処理は、この発明におけるグラフ記憶手段の機能
に相当する。

【００２０】ステップＳ２（矩形領域を設定） 制御部２は、グラフ記憶領域４０内にグラフＡ、Ｂ、Ｃ
を記憶すると、グラフ記憶領域４０内に矩形領域４１を
設定する。この矩形領域４１は、所定の大きさおよびグ
ラフ記憶領域４０内の所定の位置に仮想的に設定される
ものである。なお、矩形領域４１は、この発明における
拡大領域枠に相当する。また、ステップＳ２で行われる
処理は、この発明の拡大領域枠設定手段の機能に相当す
る。

【００２１】なお、この矩形領域４１は、上述したよう
にマウスカーソル１によって、矩形領域４１の周辺枠や
角部をドラッグすることで、矩形領域４１の大きさを縦
または横方向に変化させたり、グラフ全体表示領域３１
の縦横比を変化させることなく大きさだけを変えること
ができる。さらに、矩形領域４１の内側の領域をドラッ
グしたままの状態で移動させることで、任意の位置にま
で移動することができる。

【００２２】ステップＳ３（グラフを表示） オペレータによって「グラフ表示」が選択されると、図
５に示すように、制御部２は、モニタ画面３０上にグラ
フ全体表示領域３１を設定する。続いて、グラフ記憶領
域４０に基づいて、グラフ全体表示領域３１にグラフ
Ａ、Ｂ、Ｃの全体を表示する。また、「グラフ拡大」を
選択すると、矩形領域４１を表示する。

【００２３】ステップＳ４（グラフ拡大範囲を指定） オペレータは、グラフ全体表示領域３１に表示されてい
るグラフＡ、Ｂ、Ｃの拡大を希望する位置にまで、マウ
スカーソル１によって矩形領域４１を移動させる。次
に、グラフＡ、Ｂ、Ｃを拡大したい範囲にまで、矩形領
域４１の大きさを変化させる。グラフを拡大する範囲が
矩形領域４１によって決まれば、オペレータはグラフ全
体表示領域３１に表示されているＯＫボタン３１ａを選
択する。この選択によって、グラフを拡大する範囲を決
定することできる。また、キャンセルボタン３１ｂを選
択すれば、グラフ全体表示領域３１をモニタ画面３０上
から消すことができる。また、拡大枠消去ボタン３１ｃ
を選択すれば、矩形領域４１を消すことができる。

【００２４】なお、矩形領域４１の移動および変形は、
上述したように矩形領域４１の内側および周辺枠をドラ
ッグすることで、移動および任意の大きさまで変化させ
ることができる。オペレータは、グラフ全体表示領域３
１を観察しながら、矩形領域４１を操作するが、このグ
ラフ全体表示領域３１は、グラフ記憶領域４１に基づい
て表示されている。したがって実際には、第１グラフメ
モリ３ｃのグラフ記憶領域４０内の矩形領域４１を操作
している。

【００２５】ステップＳ５（拡大範囲を設定） グラフ全体表示領域３１に表示されているＯＫボタン３
１ａが選択されると、制御部２は、グラフ記憶領域４０
の矩形領域４１内の情報を読み取とともに、この矩形領
域４１内の情報だけを第２グラフメモリ３ｄに記憶す
る。

【００２６】ステップＳ６（グラフ拡大表示） 制御部２は、矩形領域４１内の情報が第２グラフメモリ
３ｄに記憶されると、図６に示すように、モニタ画面３
０にグラフ拡大表示領域５０を設定する。続いて第２グ
ラフメモリ３ｄに記憶されている情報に基づいて、グラ
フ拡大表示領域５０に矩形領域４１によって指定された
領域の情報であるグラフＡ、Ｂ、Ｃを拡大表示する。ス
テップＳ６で行われる処理は、この発明における拡大表
示手段の機能に相当する。

【００２７】ステップＳ７（終了？） 別の領域を拡大表示したい場合、オペレータはマウスカ
ーソル１によって、グラフ拡大表示領域５０を閉じてか
ら、ステップＳ３以降の処理を繰り返し行うことで、希
望する領域を拡大表示することができる。

【００２８】上述したようにグラフ拡大表示領域５０に
は、グラフ全体表示領域３１においてグラフの全体を把
握しながら拡大したい領域を、矩形領域４１によって指
定することができるので、容易に拡大範囲を指定でき
る。また、矩形領域４１によって指定した後に、ＯＫボ
タン３１ａによって拡大範囲を決定するので、ＯＫボタ
ン３１ａを選択するまでは、自由に拡大範囲を変更する
ことができるとともに、拡大範囲を正確に把握すること
ができる。

【００２９】この発明は以下のように変形実施すること
が可能である。 （１）上述した実施例では、この発明の拡大領域枠とし
て、矩形領域４１を設定したが、この発明では次のよう
に変形実施することもできる。例えば、円形領域や楕円
形領域として設定することもできる。この場合には、円
形領域または楕円形領域で囲まれた領域内のグラフを、
グラフ拡大表示領域５０に表示するようにすればよい。

【００３０】（２）上述した実施例では、第１グラフメ
モリ３ｂのグラフ記憶領域４０に対して矩形領域４１を
設定しが、この発明では次のように変形実施することも
できる。例えば、第２グラフメモリ３ｄに対してグラフ
記憶領域４０に相当する領域を設定する。この領域に矩
形領域４１で指定された範囲のグラフを記憶する。この
領域内に新たな矩形領域を設定して、この新たな矩形領
域によってさらに拡大範囲を指定することもできる。こ
うすれば、拡大されたグラフをさらに拡大することがで
きるので、よりグラフの細部を観察することができる。

【００３１】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、表示手段はグラフ記憶領域に記憶されたグ
ラフと、グラフ記憶領域に設定された拡大領域枠とを表
示する。この表示された拡大領域枠の大きさおよび位置
を観察しながら、グラフの拡大したい範囲を決める。し
たがって、グラフの拡大範囲を正確に指定することがで
きるとともに、希望するグラフの部分を拡大表示するま
での作業効率を向上させることができる。また、拡大領
域枠の大きさおよび位置は、指定手段によって指定する
ので、容易に拡大範囲を指定することができる。さら
に、拡大表示手段によって、拡大された部分を観察する
ことで、グラフを細部まで把握することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例に係るグラフ表示装置の概略構成を示す
ブロック図である。

【図２】実施例に係るグラフ表示装置で行われる処理手
順を示すフローチャートである。

【図３】実施例のグラフ表示装置のモニタ画面における
マウスカーソルによる画面の操作を示す模式図である。

【図４】実施例の第１グラフメモリのグラフ記憶領域内
におけるグラフを示す模式図である。

【図５】実施例のステップＳ４で行われる矩形領域の操
作を示す図である。

【図６】実施例に係るグラフ表示装置によって表示され
るグラフの拡大表示を示す模式図である。

【図７】従来例のグラフ表示装置のモニタ画面における
マウスカーソルによる画面の操作を示す模式図である。

【図８】従来例に係るグラフ表示装置によって表示され
るグラフの拡大表示を示す模式図である。

【符号の説明】

１ … マウスカ─ソル ２ … 制御部 ３ … メモリ ３ｃ… 第１グラフメモリ ３ｄ… 第２グラフメモリ ４ … ディスクドライブ ５ … キーボード ６ … マウス ７ … モニタ ３１ … グラフ全体表示領域 ４０ … グラフ記憶領域 ４１ … 矩形領域

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 グラフの任意の範囲を拡大表示するグラ
   フ表示装置であって、（ａ）前記グラフをグラフ記憶領
   域に記憶するグラフ記憶手段と、（ｂ）前記グラフ記憶
   領域内に、グラフを部分的に拡大表示するための範囲を
   決める拡大領域枠を設定する拡大領域枠設定手段と、
   （ｃ）前記グラフ記憶領域に基づいて、前記グラフおよ
   び前記拡大領域枠を表示する表示手段と、（ｄ）前記表
   示手段に表示された前記拡大領域枠の大きさおよび位置
   を指定する指定手段と、（ｅ）前記指定手段によって指
   定された拡大領域枠内のグラフを拡大して前記表示手段
   に表示する拡大表示手段とを備えたことを特徴とするグ
   ラフ表示装置。