JP2001042989A - ウィンドウ制御装置および記録媒体 - Google Patents

ウィンドウ制御装置および記録媒体

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JP2001042989A
JP2001042989A JP21193799A JP21193799A JP2001042989A JP 2001042989 A JP2001042989 A JP 2001042989A JP 21193799 A JP21193799 A JP 21193799A JP 21193799 A JP21193799 A JP 21193799A JP 2001042989 A JP2001042989 A JP 2001042989A
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JP21193799A
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Satoshi Mikota
聡 三小田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、効果的なウィンドウの制御を実現
する技術を提供し、ユーザの操作負担を軽減するウィン
ドウの制御を実現する技術を提供する。 【解決手段】 所望の項目を選択するための選択部と、
前記選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示さ
せるオブジェクト表示部と、選択された表示オブジェク
トに対応するウィンドウの制御を行うウィンドウ制御部
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィンドウの制御
に関するものである。
【0002】現在、オペレーティングシステムの主流は
マルチウィンドウシステムとなっている。
【0003】このマルチウィンドウシステムは、実行指
示がされたアプリケーションプログラム(ソフト)を個
別のウィンドウとして表示し、処理を行うものである。
【0004】そして、ユーザはそのマルチウィンドウシ
ステムを用いて複数のアプリケーションプログラムを起
動させ、各アプリケーションプログラムに対応するウィ
ンドウを切り替えて作業をすることが可能である。
【0005】さらに、MDI(Multi Docum
ent Interface)のアプリケーションプロ
グラム(ソフトウェア)も主流となっている。
【0006】MDIアプリケーションプログラムは、親
ウィンドウと呼ばれる1つのウィンドウ内に、オープン
されたデータファイル(ドキュメント)に対応するウィ
ンドウを子ウィンドウとして表示し、各子ウィンドウを
使用して複数のデータファイルに対する作業が行えるも
のである。なお、親ウィンドウはMDIフレームウィン
ドウとも呼ばれる。
【0007】このMDIアプリケーションプログラム
は、データファイルごとにアプリケーションプログラム
を起動しないためにメモリの使用容量を削減することが
でき、かつデータファイルに対応する子ウィンドウが親
ウィンドウ内のみで表示可能であるため画面の表示スペ
ースを有効に利用することが可能となる。
【0008】
【従来の技術】図16および図17は従来の技術を示す
図である。
【0009】図16は従来のMDIアプリケーションプ
ログラムの例を示す図である。
【0010】図16に示されるように、マルチウィンド
ウシステムにおける従来の一般的なMDIアプリケーシ
ョンプログラムにおいては、実行指示がされると、メニ
ュー101を備えた親ウィンドウ100が表示される。
【0011】このメニュー101は一般的に階層的なメ
ニューとなっており、ファイル、編集などのメニュー項
目が通常表示されており、そのメニュー項目を選択する
と該メニュー項目に関連付けられたサブメニュー項目が
表示される。ユーザはメニュー101をマウスカーソル
により選択し、表示されるサブメニュー項目から所望の
ものを選択するという操作を行う。
【0012】作業対象となるデータファイルをオープン
するときは、メニュー101のメニュー項目である「フ
ァイル」のサブメニュー項目である「開く」(図示しな
い)を選択し、それにより表示されるダイアログボック
スを用いて所望のデータファイルを選択する操作を行
う。
【0013】この操作により作業対象のデータファイル
がオープンされると、各データファイルに対応する子ウ
ィンドウが表示される。図16に示される例において
は、作業対象のデータファイルとしてファイル7および
ファイル8がオープンされており、各データファイルに
対応する子ウィンドウ102が表示されている。
【0014】このようにオープンされた子ウィンドウ1
02に対応するデータファイル名は、メニュー101に
おける「ウィンドウ」というメニュー項目のサブメニュ
ー項目として表示される。そして、ユーザがメニュー1
01のメニュー項目である「ウィンドウ」を選択して表
示されるデータファイル名の中から所望のものを選択す
ると、選択されたデータファイル名に対応する子ウィン
ドウ102がアクティブ表示となる。
【0015】ここで、アクティブ表示とは、一般的に、
ウィンドウを最前面に表示しデータの入力や編集および
各種操作を可能とすることである。また、ウィンドウを
最前面に表示させなくても、データの入力や編集、各種
操作が可能となる状態にすることもアクティブ表示と呼
ばれる。
【0016】子ウィンドウをアクティブ表示にする方法
としては、マウスカーソルを用いてアクティブ表示にし
たい子ウィンドウを直接指定する方法もある。
【0017】ユーザがメニュー101から処理を行うサ
ブメニュー項目を選択すると、現在アクティブ表示とな
っている子ウィンドウ102に対応するデータに対し、
選択されたサブメニュー項目に対応する処理が行われ
る。
【0018】また、図示していないが、オープンしたデ
ータファイル名は使用履歴としてメニュー項目の「ファ
イル」のサブメニュー項目として表示され、そのサブメ
ニュー項目として表示されているデータファイル名を選
択することにより、該データファイルをオープンするこ
とも可能である。
【0019】次に、他の従来技術として、オペレーティ
ングシステムであるマルチウィンドウシステムについて
説明する。
【0020】図17は、従来のマルチウィンドウシステ
ムにおける画面表示例を示す図である。
【0021】図17に示されるように、マルチウィンド
ウシステムにおいては、実行されたアプリケーションプ
ログラムがそれぞれウィンドウ111として画面110
に表示される。
【0022】また、このマルチウィンドウシステムにお
いては、オープンされたウィンドウ111にそれぞれ対
応するボタン114がタスクバー112と呼ばれる表示
領域に表示され、所望のボタン114をマウスカーソル
などで選択することにより、選択されたボタン114に
対応するウィンドウ111をアクティブ表示とすること
が可能である。
【0023】図17の例においては、ファイル5および
ファイル6を作業対象とする各アプリケーションプログ
ラムが起動され、それらに対応するウィンドウ111が
表示されており、そのウィンドウ111に対応するボタ
ン114がタスクバー112に表示されている。
【0024】このようにアプリケーションプログラムを
起動するためには、タスクバー112に表示されている
スタートボタン113を選択することで階層的なメニュ
ー115が表示され、そのメニュー115の中から該当
するメニュー項目を選択すればよい。
【0025】また、ファイラーと呼ばれるファイル管理
ツールを用いて所望のデータファイルに対する実行指示
をすることで、該データファイルの種別に関連付けられ
たアプリケーションプログラムを起動することもでき
る。このような操作で指定されたデータファイルは、起
動されるアプリケーションプログラムの作業対象として
オープンされる。
【0026】この起動されるアプリケーションプログラ
ムが上述のようなMDIアプリケーションプログラムで
あれば、上記指定されたデータファイルに対応する子ウ
ィンドウとして親ウィンドウ内に表示される。
【0027】さらに、作業対象としてオープンされたデ
ータファイルの履歴は、メニュー115のメニュー項目
である「最近使ったファイル」のサブメニュー項目とし
て表示される。そして、メニュー115の「スタートボ
タン」、表示されるメニュー115の「最近使ったファ
イル」、サブメニュー項目として表示される「ファイル
名」と選択操作することで、所望のデータファイルをオ
ープンすることも可能である。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなMDIア
プリケーションプログラムにおいては、子ウィンドウは
親ウィンドウ内に制限されて表示されるので、なるべく
データ全体を見える状態にして作業を効率的に行うのが
一般的である。
【0029】従って、現在作業対象としている子ウィン
ドウを親ウィンドウ内で最大表示して利用されるのが一
般的である。
【0030】このような状態では現在オープンされてい
る他の子ウィンドウ(データファイル)を確認すること
ができない。従って、このような状態で現在オープンさ
れている子ウィンドウを確認する場合には、メニュー項
目の「ウィンドウ」を選択してオープンされているデー
タファイルの一覧を表示させなければならない。
【0031】また、所望の子ウィンドウをアクティブ表
示にする(子ウィンドウを切り換える)場合も同様で、
メニュー項目の「ウィンドウ」を選択してオープンされ
ているデータファイルの一覧を表示させ、表示されるデ
ータファイル名の中から所望のものを選択するという操
作をしなければならない。
【0032】よって、頻繁に、現在オープンされている
子ウィンドウを確認する場合やアクティブ表示にする子
ウィンドウを切り換える場合には、上記操作をその度に
行わなければならず操作が面倒である。
【0033】さらに、現在オープンされている子ウィン
ドウ(データファイル)がメニュー項目の「ウィンド
ウ」のサブメニュー項目として表示されるものであるた
め、その機能の存在に気付かれにくい。このことから、
子ウィンドウ(データファイル)をオープンする通常の
操作をしてしまうユーザもいる。
【0034】また、特定のデータファイルを頻繁に参
照、編集する機会が多いが、その特定のデータファイル
をオープンする場合には、MDIアプリケーションプロ
グラムにおいてはアプリケーションプログラムを起動す
る度に上述のようなデータファイルをオープンする操作
をしなければならないし、マルチウィンドウシステムに
おいてはファイル管理ツールを用いてそのデータファイ
ルをオープンする操作をする必要がある。
【0035】このように、従来の技術においては、特定
のデータファイルをオープンする場合に操作が煩雑であ
る。
【0036】さらには、従来の技術においては、ウィン
ドウ(データファイル)を開くという機能とウィンドウ
をアクティブ表示にする(ウィンドウを切り換える)と
いう機能は独立しており、その操作方法が全く異なる。
従って、ユーザはそれぞれの機能を利用するための操作
方法を覚える必要があり、効率的な作業を実現する上で
の負担となっている。
【0037】本発明は、上記問題点に鑑み、効果的なウ
ィンドウの制御を実現する技術を提供するものである。
さらに詳細には、本発明は、ユーザの操作負担を軽減す
るウィンドウの制御を実現する技術を提供するものであ
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】以下の本発明の構成によ
り上記課題を解決することができる。
【0039】所望の項目を選択させ、選択された項目に
応じた表示オブジェクトを表示し、選択された表示オブ
ジェクトに対応するウィンドウの制御を行わせるよう構
成する。
【0040】また、第1の項目が選択されるとき、現在
オープンされている各ウィンドウに対応する表示オブジ
ェクトを表示させ、選択された表示オブジェクトに対応
するウィンドウをアクティブ表示にさせるよう構成す
る。
【0041】また、使用されたファイルの履歴を記録さ
せ、第2の項目が選択されるとき、前記履歴の各ファイ
ルに対応する表示オブジェクトを表示させ、選択された
表示オブジェクトに対応するファイルを使用するウィン
ドウをオープンさせるよう構成する。
【0042】また、所望のファイルを処理対象ファイル
として登録させ、第3の項目が選択されるとき、前記登
録された各ファイルに対応する表示オブジェクトを表示
させ、選択された表示オブジェクトに対応するファイル
を使用するウィンドウをオープンさせるよう構成する。
【0043】さらに、以下のような本発明の構成より上
記課題を解決することができる。
【0044】親ウィンドウ内に表示される子ウィンドウ
を制御させる技術であり、所望の項目を選択させ、前記
選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示させ、
選択された表示オブジェクトに対応する子ウィンドウの
制御を行わせるよう構成する。
【0045】また、第1の項目が選択されるとき、現在
オープンされている各子ウィンドウに対応する表示オブ
ジェクトを表示させ、選択された表示オブジェクトに対
応する子ウィンドウをアクティブ表示にさせるよう構成
する。
【0046】また、使用されたファイルの履歴を記録
し、第2の項目が選択されるとき、前記履歴の各ファイ
ルに対応する表示オブジェクトを表示させ、選択された
表示オブジェクトに対応するファイルを使用する子ウィ
ンドウをオープンさせるよう構成する。
【0047】また、所望のファイルを処理対象ファイル
として登録し、第3の項目が選択されるとき、前記登録
された各ファイルに対応する表示オブジェクトを表示さ
せ、選択された表示オブジェクトに対応するファイルを
使用するウィンドウをオープンさせるよう構成する。
【0048】上記構成は、装置、制御方法、コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムによ
る実行制御により実現される。
【0049】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概略について図1
および図2を用いて説明する。
【0050】図1は本発明の概略を示す画面表示の例で
あり、図2はその処理フフローチャートである。
【0051】図1において、1は選択部であり、選択可
能な項目の一覧を表示し、選択された項目を表示するも
のである。2は表示オブジェクトであり、選択部1によ
り選択された項目に応じて異なるものが表示される。
【0052】3はバー状のウィンドウであり、選択部1
および表示オブジェクト2が表示される。また、ウィン
ドウ3は移動操作および変形操作が可能であり、この変
形操作に応じて選択部1および表示オブジェクト2が再
配置される。
【0053】4はウィンドウであり、選択部1により選
択された項目に応じて表示された各表示オブジェクト2
に対応し、操作された表示オブジェクト2に応じて制御
が行われるものである。
【0054】以上説明した図1で示される画面表示によ
る処理について図2を用いて説明する。
【0055】まず、選択部1に対するユーザの操作を検
出し、ユーザにより選択された項目を検出する。(ステ
ップS1) ステップS1により、選択された項目が現在の項目と異
なることを検出した場合には、現在表示されている表示
オブジェクト2を消去し、ユーザによって選択された項
目に応じた表示オブジェクト2を表示する。(ステップ
S2) ステップS2により、選択された項目に対応する表示オ
ブジェクト2に対するユーザの操作を検出する。(ステ
ップS3) ステップS3により、表示オブジェクト2のいずれかに
対するユーザの操作、具体的にはマウスカーソルを用い
た選択指示を検出すると、その選択された表示オブジェ
クト2に対応するウィンドウの制御を行う。(ステップ
S4) このステップ4によるウィンドウの制御としては、ウィ
ンドウの新規オープンやアクティブ表示がある。
【0056】次に、本発明の処理を実行する一般的なコ
ンピュータの構成を説明する。
【0057】図3は、コンピュータの概略構成を示す図
である。
【0058】コンピュータ10は、主に、CPU11,
RAM12,HDD(ハードディスクドライブ)13,
CD−ROMドライブ14,FDD(フロッピィディス
クドライブ)15,NCU(ネットワーク制御ユニッ
ト)16,ディスプレイ17,キーボード18,マウス
19から構成される。
【0059】図中、CPU11はプログラムにより各種
処理、制御を実行するものであり、本発明のプログラム
による各種処理、制御においても使用される。
【0060】また、RAM12はCPU11による各種
処理や制御のための一時的なデータの保持や、ディスプ
レイ17に表示するためのデータを保持するために使用
される。
【0061】ハードディスクドライブ13およびフロッ
ピィディスクドライブ15は、プログラムや制御データ
を不揮発性の記録媒体(ハードディスクやフロッピィデ
ィスク21)に記録したり、該記録媒体からプログラム
や制御データを読み出すためのデバイスである。
【0062】CD−ROMドライブ14はCD−ROM
20に記録されたプログラムや制御データを読み出すた
めのデバイスである。
【0063】ネットワーク制御ユニット16は、ネット
ワークに接続し、ネットワークを介して他の装置とのデ
ータのやり取りを行うものであって、遠隔のサーバから
プログラムやデータのダウンロードにも使用できる。こ
のネットワーク制御ユニット16は、モデムであっても
いいし、LANカードであってもよい。
【0064】本発明のプログラムはハードディスクドラ
イブ13に格納されており、そのプログラムは実行指示
を受けてハードディスクドライブ13から読み出されて
RAM12にロードされ、CPU11によって制御する
ことで本発明の処理をコンピュータ10に実行させるも
のである。
【0065】なお、本発明のプログラムは、可搬形の記
録媒体であるCD−ROM20やフロッピィディスク2
1に記録されているものを記録媒体に対応するドライブ
(CD−ROMドライブ14やフロッピィディスクドラ
イブ15)を用いて読み出し、ハードディスクドライブ
13に格納したものである。
【0066】また、可搬形の記録媒体を用いる代わり
に、ネットワーク制御ユニット16を用いてネットワー
クを介して本発明のプログラムをダウンロードし、ハー
ドディスクドライブ13に格納するようにしてもよい。
【0067】さらに、本発明の実施の形態について詳細
に説明する。
【0068】図4乃至図9は本発明を適用したMDIア
プリケーションプログラムの例を示す図である。
【0069】図4乃至図6は画面の表示例を示す図であ
り、図7乃至図9は処理フローチャートを示したもので
ある。
【0070】図4は第1の項目である「現在開いている
文書」が選択されたときの画面表示の例を示す図であ
る。また、この例は本発明をワープロソフトに適用した
場合を示している。
【0071】図4において、50は親ウィンドウであ
り、その内部領域であるフレームウィンドウに子ウィン
ドウ55が表示されるものである。
【0072】51はバー状のウィンドウであり、リスト
ボックス52、文書ボタン53、スクロールボタン54
がその内部領域に表示されるものである。このウィンド
ウ51は、通常のウィンドウと同様にユーザの移動操作
により移動可能で、形状も変更可能なものである。
【0073】52はリストボックスであり、ユーザによ
り選択可能な複数の項目を一覧表示し、ユーザにより選
択された項目を表示するものである。下矢印の部分を選
択すると選択可能な項目の一覧が表示され、その中から
1つが選択されると、一覧の表示は消去され該選択され
た項目のみが表示されるものである。
【0074】詳細は後述するが、本例ではこの選択可能
な項目として、「現在開いている文書」、「最近開いた
文書」、「よく使う文書」の3つの項目がある。
【0075】また、一覧表示される各項目に対応して関
連する文書の個数も表示される。この例においては、
「現在開いている文書」に関連する文書数は2文書、
「最近開いた文書」に関連する文書数は8文書、「よく
使う文書」に関連する文書数は1文書である。
【0076】53は文書ボタンであり、リストボックス
52により選択された項目に応じて表示されるものであ
る。この文書ボタン53には対応する文書名やファイル
名が表示される。
【0077】この文書ボタン53はユーザによって選択
されるものであり、文書ボタン53を選択すると該文書
ボタン53に対応する子ウィンドウ55がアクティブ表
示されたり、対応するデータファイル(文書)が子ウィ
ンドウ55として表示される。このように選択された文
書ボタン53は、他の文書ボタン53と区別がつくよう
異なる表示形態とされる。
【0078】そして、この文書ボタン53は子ウィンド
ウがオープンされた順、またはデータファイルが登録さ
れた順に所定方向に並べられて表示される。図4の例で
は、文書ボタン53は左から右の水平方向に順に表示さ
れている。
【0079】54はスクロールボタンであり、左スクロ
ールボタンおよび右スクロールボタンを備える。このス
クロールボタン54は、文書ボタン53がウィンドウ5
1内の表示領域に表示しきれない場合に、表示する文書
ボタン53を変更するためのものである。
【0080】そして、このスクロールボタン54は文書
ボタン53がウィンドウ51内の表示領域に表示しきれ
ない場合に操作が有効となるよう設定されるものであ
り、表示すべき文書ボタン53が全て表示される場合に
は操作が無効となるよう設定されるものである。
【0081】また、スクロールボタン54が有効と設定
される場合であっても、現在表示されている文書ボタン
53の位置に応じて、左スクロールボタン、右スクロー
ルボタンの双方の有効/無効が設定される。つまり、最
初の文書ボタン53が表示されているときには、左スク
ロールボタンは無効に、そして右スクロールボタンは有
効に設定され、最終の文書ボタン53が表示されている
ときには、左スクロールボタンは有効に、そして右スク
ロールボタンは無効に設定される。
【0082】55は子ウィンドウであり、リストボック
ス52で選択された項目に応じて表示される文書ボタン
53に対応するものである。そして、文書ボタン53の
選択に応じて対応する子ウィンドウ55は、アクティブ
表示にされたり、新たにオープンされる。
【0083】この図4に示されるように、第1の項目で
ある「現在開いている文書」がリストボックス52で選
択されると、現在開かれている各文書(各子ウィンドウ
55)に対応する文書ボタン53が表示される。
【0084】この図4においては、現在文書1に対応す
る子ウィンドウ55がアクティブ表示になっている。こ
の状態で、文書2に対応する文書ボタン53を選択指示
すると、文書2に対応する子ウィンドウ55がアクティ
ブ表示にされ、文書1の子ウィンドウ55の前面に文書
2に対応する子ウィンドウ55が表示される。
【0085】次に、処理フローチャートについて説明す
る。
【0086】図7は、本発明が適用されたMDIアプリ
ケーションプログラムの起動時の処理を説明するための
図である。
【0087】また、初期設定として他の項目である「最
近開いた文書」、「よく使う文書」のいずれかが設定さ
れていれば、別途説明する処理フローチャートの処理が
アプリケーションプログラムの起動時の処理に用いられ
る。
【0088】アプリケーションプログラムが起動する
と、まず、親ウィンドウ(フレームウィンドウ)50の
横幅に応じた横幅と所定の縦幅からなるバー状のウィン
ドウ51を作成する(ステップS10) ここでは、予め設定されている初期設定においてウィン
ドウ51の表示位置を「下」として設定されている場合
の例を説明している。
【0089】ウィンドウ51の表示位置は「上」、
「下」、「左」、「右」として設定可能であり、このウ
ィンドウ51の表示位置が「上」として設定されている
場合も同様の処理にてウィンドウ51が作成される。
【0090】また、初期設定でウィンドウ51の表示位
置を「左」または「右」として設定されている場合は、
ウィンドウ51の横幅を所定幅とし、縦幅を親ウィンド
ウ(フレームウィンドウ)50の横幅に応じて求められ
る。
【0091】ステップS10によりウィンドウ51が作
成されると、リストボックス52を作成する。(ステッ
プS11) 図4に示している例では、初期設定で第1の項目である
「現在開いている文書」が設定されており、このステッ
プS11においては、「現在開いている文書」、「最近
開いた文書」、「よく使う文書」の3つの項目を選択項
目とし、「現在開いている文書」が選択された状態とす
る。
【0092】ステップS11によりリストボックス52
が作成されると、文書ボタン53を作成する。(ステッ
プS12) このステップS12においては、アプリケーションプロ
グラムが保持している子ウィンドウデータのリストを参
照し、リストに登録されている順に各子ウィンドウ55
に対応する文書ボタン53を作成する。
【0093】初期設定として、アプリケーションプログ
ラム起動時に親ウィンドウのみを表示する設定の場合
は、子ウィンドウ55は1つもないので子ウィンドウデ
ータリストにはデータがない。従って、文書ボタン53
は1つも作成しない。
【0094】また、初期設定として、アプリケーション
プログラム起動時に子ウィンドウ55を作成する設定の
場合には、子ウィンドウデータリストに1つの子ウィン
ドウ55のデータが存在するので、該子ウィンドウ55
に対応する文書ボタン53を作成する。
【0095】ステップS12により文書ボタン53が作
成されると、ステップS10〜S12により作成された
各オブジェクトおよび他のオブジェクトを画面上に表示
すると共に各種設定を行う。(ステップS13) このステップS13においては、ステップS10におい
て作成されたウィンドウ51を親ウィンドウ50の下部
に表示する。ここで、ウィンドウ51の表示位置が
「下」と設定されている場合の例を説明しているが、設
定に応じた表示位置(上、下、左、右、自由)に表示さ
れる。
【0096】また、ステップS11において作成された
リストボックス52をウィンドウ51の表示位置に応じ
た位置に表示する。このリストボックス52の表示位置
はウィンドウ51の表示位置と相対的に決められている
ものである。
【0097】この例では、リストボックス52により
「現在開いている文書」が選択されている場合を説明し
ているが、「よく使う文書」が選択された場合には登録
ボタン56が表示される。この登録ボタン56の表示位
置もウィンドウ51の表示位置と相対的に決められてい
る。この登録ボタン56の機能については後述する。
【0098】さらに、スクロールボタン54を表示す
る。このスクロールボタン54の表示内容は、ウィンド
ウ51の表示位置により可変である。
【0099】ウィンドウ51の表示位置が「上」または
「下」の場合は、スクロールボタン54の表示内容とし
て左矢印および右矢印を表示するよう設定され、ウィン
ドウ51の表示位置が「左」または「右」の場合は、ス
クロールボタン54の表示内容として上矢印および下矢
印を表示するよう設定される。
【0100】さらに、ステップS12において作成され
た文書ボタン53を表示するが、文書ボタン53は以下
のようにして表示される。なお、文書ボタン53の最小
サイズおよび最大サイズは予め設定されている。
【0101】ウインドウ51におけるリストボックス5
2、登録ボタン56、スクロールボタン54の表示位置
および表示サイズから文書ボタン53が表示可能な領域
のサイズを求め、求めた領域のサイズを文書ボタン53
の最小サイズで割る。
【0102】この最小サイズで割った値が表示すべき文
書ボタン53の個数以下のとき、この最小サイズの文書
ボタン53を上記領域に配置した場合に余る領域の幅分
のドット内で1ドットずつ各文書ボタン53の表示サイ
ズを増加していく。
【0103】上記処理により、上記領域の幅分のドット
を全て使用する前に文書ボタン53の最大サイズに達す
れば、その最大サイズを文書ボタン53のサイズとして
設定する。また、文書ボタン53の最大サイズに達する
前に上記領域の幅分のドットを全て文書ボタン53に割
り振ってしまった場合は、そのときのサイズを文書ボタ
ン53のサイズとして設定する。
【0104】このようにして求められた各文書ボタン5
3の表示内容として各文書ボタンに対応する子ウィンド
ウ55名(データファイル名)を設定し、各文書ボタン
53を表示する。また、スクロールボタン54を用いた
スクロール指示に対応する処理ができるよう、現在表示
されている文書ボタン53とその個数も管理している。
【0105】文書ボタン53に対する上記処理により文
書ボタン53が表示しきれない場合には、スクロールボ
タン54が選択指示可能なように設定する。
【0106】次に、通常の作業状態において、リストボ
ックス52により「現在開いている文書」が選択された
ときの処理フローチャートを説明する。
【0107】図8は第1の項目である「現在開いている
文書」が選択された場合の処理フローチャートを示す図
である。
【0108】まず、リストボックス52において「現在
開いている文書」が選択されると、文書ボタン53を作
成し、各オブジェクトの表示と各種設定を行う。(ステ
ップS20,S21) このオブジェクトの表示と各種設定の処理は、前述の図
7のステップS12およびステップS13と同様の処理
であるため詳細な説明は省略する。
【0109】ステップS21により各オブジェクトを表
示した後、ユーザの操作を検出する。(ステップS2
2) ステップS22においてユーザが文書ボタン53のいず
れかを選択したことを検出すると、該文書ボタン53に
対応する子ウィンドウ55をアクティブ表示にする要求
(子ウィンドウ55の切換要求)をオペレーティングシ
ステムに発行する。(ステップS23) オペレーティングシステムにおいてはアプリケーション
プログラムからの子ウィンドウ55のアクティブ表示要
求に基づき、指定された子ウィンドウ55をアクティブ
表示とする。
【0110】そして選択された文書ボタン53を押され
た状態の表示形態にし、押された状態の表示形態であっ
た他の文書ボタン53を元の表示形態に戻す。
【0111】ステップS22においてユーザがデータフ
ァイルの新規オープンを指示したことを検出すると、該
データファイルをデータファイルリストに登録し(ステ
ップS24)、該データファイルに対応する文書ボタン
53を作成し、表示する。ここで、データファイルリス
トはRAM12に管理データとして保持されており、文
書ボタン53の作成などに利用される。
【0112】なお、この文書ボタン53の作成および表
示はステップS20,S21と同様の処理である。
【0113】また、オペレーティングシステムは、上記
ユーザによるデータファイルの新規オープンの指示に基
づき、該データファイルをオープンし、子ウィンドウ5
5を新たにオープンして該データファイルの内容を表示
する。
【0114】スクロールボタン54が有効に設定されて
おり、ステップS22においてユーザが有効なスクロー
ル操作を指示したことを検出すると、表示する文書ボタ
ン53をスクロールさせて変更する。(ステップS2
5) ステップS22においてリストボックス52により他項
目が選択された場合は、この処理フローチャートを終了
する。
【0115】次に、リストボックス52により「最近開
いた文書」または「よく使う文書」が選択されたときの
処理フローチャートを説明する。ここで、「最近開いた
文書」と「よく使う文書」に関する処理は、参照するデ
ータが異なるだけでその処理内容はほぼ同じであるため
一括して説明する。
【0116】図9は第2の項目である「最近開いた文
書」、または第3の項目である「よく使う文書」が選択
された場合の処理フローチャートを示す図である。
【0117】まず、リストボックス52において「最近
開いた文書」または「よく使う文書」が選択されると、
文書ボタン53を作成し、各オブジェクトの表示と各種
設定を行う。(ステップS30,S31) ここで、「最近開いた文書」とは、アプリケーションプ
ログラムで過去に扱った文書(データファイル)の履歴
のことであり、取り扱った所定数の最近の文書名(デー
タファイル名)が履歴データとしてハードディスクドラ
イブ13に記録されている。
【0118】また、「よく使う文書」とは、ユーザが頻
繁に利用する文書(データファイル)のことであり、ユ
ーザによる登録作業により登録された文書名(データフ
ァイル名)が管理データとしてハードディスクドライブ
13に記録されている。
【0119】このステップS30では、選択された項目
に応じて上記履歴データまたは管理データを用いて文書
ボタン53の作成が行われる。
【0120】また、オブジェクトの表示と各種設定の処
理は、前述の図7のステップS12およびステップS1
3と同様の処理であるため詳細な説明は省略する。
【0121】ステップS31により各オブジェクトを表
示した後、ユーザの操作を検出する。(ステップS3
2) ステップS32においてユーザが文書ボタン53のいず
れかを選択したことを検出すると、該文書ボタン53に
対応するデータファイルのオープン要求(子ウィンドウ
55の新規オープン要求)をオペレーティングシステム
に発行する。(ステップS33) オペレーティングシステムにおいてはアプリケーション
プログラムからのデータファイルのオープン要求に基づ
き、その要求で指定されているデータファイルをオープ
ンし、子ウィンドウ55を新たにオープンして該データ
ファイルの内容を表示させる。
【0122】そして、「現在開いている文書」の文書ボ
タン53の作成処理に用いられる管理データであるデー
タファイルリストに、該データファイル名を登録する。
(ステップS34) また、スクロールボタン54が有効に設定されており、
ステップS22においてユーザが有効なスクロール操作
を指示したことを検出すると、表示する文書ボタン53
をスクロールさせて変更する。(ステップS35) 「よく使う文書」が選択されたときのみ表示される登録
ボタン56が選択されたことをステップS32で検出し
た場合には、ファイルを選択させるためのダイアログボ
ックスを表示させ、それを用いてユーザにより選択され
るデータファイル名を上記管理データに登録する。(ス
テップS36) ステップS32においてリストボックス52により他項
目が選択された場合は、この処理フローチャートを終了
する。
【0123】以上のような処理により、本発明を適用し
たMDIアプリケーションプログラムにおいては、子ウ
ィンドウのアクティブ表示(子ウィンドウの切り換え)
が容易に行え、また、同じ操作方法により子ウィンドウ
のアクティブ表示と子ウィンドウのオープンが行える。
【0124】次に、本発明をマルチウィンドウシステム
に適用した例について説明する。
【0125】図10乃至図15は本発明を適用したマル
チウィンドウシステムの例を示す図である。
【0126】図10乃至図12は画面の表示例を示す図
であり、図13乃至図15は処理フローチャートを示し
たものである。
【0127】図10は第1の項目である「現在開いてい
るファイル」が選択されたときの画面表示の例を示す図
である。
【0128】図10において、61はタスクバーであ
り、リストボックス62、文書ボタン63、スクロール
ボタン64がその内部領域に表示されるものである。こ
のタスクバー61は、通常のウィンドウと同様にユーザ
の移動操作により移動可能で、形状も変更可能なもので
ある。
【0129】62はリストボックスであり、ユーザによ
り選択可能な複数の項目を一覧表示し、ユーザにより選
択された項目を表示するものである。下矢印の部分を選
択すると選択可能な項目の一覧が表示され、その中から
1つが選択されると、一覧の表示は消去され該選択され
た項目のみが表示されるものである。
【0130】詳細は後述するが、本例ではこの選択可能
な項目として、「現在開いているファイル」、「最近開
いたファイル」、「よく使うファイル」の3つの項目が
ある。
【0131】また、一覧表示される各項目に対応して関
連するファイルの個数も表示される。この例において
は、「現在開いているファイル」に関連するファイル数
は2ファイル、「最近開いたファイル」に関連するファ
イル数は8ファイル、「よく使う文書」に関連するファ
イル数は1ファイルである。
【0132】63はボタンであり、リストボックス62
により選択された項目に応じて表示されるものである。
このボタン63は起動されたアプリケーションプログラ
ムに対応して表示されるウィンドウ65に対応し、該ボ
タン63にはアプリケーションプログラム名やファイル
名が表示される。この例では、ボタンにはファイル名の
みが表示されている。
【0133】このボタン63はユーザによって選択され
るものであり、ボタン63を選択すると該ボタン63に
対応するウィンドウ65がアクティブ表示されたり、ア
プリケーションプログラムが起動され対応するウィンド
ウ65が表示されたり、指定しているデータファイルを
作業対象としたアプリケーションプログラムが起動され
対応するウィンドウ65が表示されるものである。
【0134】このようにユーザによって選択されたボタ
ン63は、他の文書ボタン63と区別がつくよう異なる
表示形態とされる。
【0135】そして、このボタン63はウィンドウ65
がオープンされた順、またはデータファイルが登録され
た順に所定方向に並べられて表示される。図10の例で
は、ボタン63は左から右の水平方向に順に表示されて
いる。
【0136】64はスクロールボタンであり、左スクロ
ールボタンおよび右スクロールボタンを備える。このス
クロールボタン64は、ボタン63がタスクバー61内
の表示領域に表示しきれない場合に、表示する文書ボタ
ン53を変更するためのものである。
【0137】そして、このスクロールボタン64はボタ
ン63がタスクバー61内の表示領域に表示しきれない
場合に操作が有効となるよう設定されるものであり、表
示すべきボタン63が全て表示される場合には操作が無
効となるよう設定されるものである。
【0138】また、スクロールボタン64が有効と設定
される場合であっても、現在表示されているボタン63
の位置に応じて、左スクロールボタン、右スクロールボ
タンの双方の有効/無効が設定される。つまり、最初の
ボタン63が表示されているときには、左スクロールボ
タンは無効に、そして右スクロールボタンは有効に設定
され、最終の文書ボタン63が表示されているときに
は、左スクロールボタンは有効に、そして右スクロール
ボタンは無効に設定される。
【0139】65はウィンドウであり、リストボックス
62で選択された項目に応じて表示されるボタン63に
対応するものである。そして、ボタン63の選択に応じ
て対応するウィンドウ65は、アクティブ表示にされた
り、新たにオープンされる。
【0140】この図10に示されるように、第1の項目
である「現在開いているファイル」がリストボックス6
2で選択されると、現在起動されている各アプリケーシ
ョンプログラム(各ウィンドウ65)に対応するボタン
63が表示される。
【0141】この図10においては、現在ファイル1を
作業対象とする第1のアプリケーションプログラムに対
応するウィンドウ65がアクティブ表示になっている。
この状態で、ファイル2を作業対象とする第2のアプリ
ケーションプログラムに対応するボタン63を選択指示
すると、第2のアプリケーションプログラムに対応する
ウィンドウ65がアクティブ表示にされ、第1のアプリ
ケーションプログラムに対応するウィンドウ65の前面
に第2のアプリケーションプログラムに対応するウィン
ドウ65が表示される。
【0142】次に、処理フローチャートについて説明す
る。
【0143】図13は、本発明が適用されたマルチウィ
ンドウシステムの起動時の処理を説明するための図であ
る。
【0144】また、初期設定として他の項目である「最
近開いたファイル」、「よく使うファイル」のいずれか
が設定されていれば、別途説明する処理フローチャート
の処理がマルチウィンドウシステムの起動時の処理に用
いられる。
【0145】マルチウィンドウシステムが起動すると、
まず、画面の横幅に応じた横幅と所定の縦幅からなるバ
ー状のタスクバー61を作成する(ステップS40)こ
こでは、予め設定されている初期設定においてタスクバ
ー61の表示位置を「下」として設定されている場合の
例を説明している。
【0146】タスクバー61の表示位置は「上」、
「下」、「左」、「右」として設定可能であり、このタ
スクバー61の表示位置が「上」として設定されている
場合も同様の処理にてタスクバー61が作成される。
【0147】また、初期設定でタスクバー61の表示位
置を「左」または「右」として設定されている場合は、
タスクバー61の横幅を所定幅とし、縦幅を画面のの横
幅に応じて求められる。
【0148】ステップS40によりタスクバー61が作
成されると、リストボックス62を作成する。(ステッ
プS41) 図13に示している例では、初期設定で第1の項目であ
る「現在開いているファイル」が設定されており、この
ステップS41においては、「現在開いているファイ
ル」、「最近開いたファイル」、「よく使うファイル」
の3つの項目を選択項目とし、「現在開いているファイ
ル」が選択された状態とする。
【0149】ステップS41によりリストボックス62
が作成されるとボタン53を作成する。(ステップS4
2) このステップS42においては、マルチウィンドウシス
テムが保持しているウィンドウデータのリストを参照
し、リストに登録されている順に各ウィンドウ65に対
応するボタン63を作成する。
【0150】初期設定として、起動時にアプリケーショ
ンプログラムを実行する設定がされていない場合は、ウ
ィンドウ65は1つも存在しないのでウィンドウデータ
リストにはデータがない。従って、ボタン63は1つも
作成しない。
【0151】また、初期設定として、起動時にアプリケ
ーションプログラムを実行する設定がされていない場合
には、実行されたアプリケーションプログラムに関する
データがウィンドウデータリストに登録され、それぞれ
に対応するウィンドウ65がオープンされるので、該ウ
ィンドウ65に対応するボタン63を作成する。
【0152】ステップS42によりボタン63が作成さ
れると、ステップS40〜S42により作成された各オ
ブジェクトおよび他のオブジェクトを画面上に表示する
と共に各種設定を行う。(ステップS43) このステップS43においては、ステップS40におい
て作成されたタスクバー61を画面の下部に表示する。
ここで、タスクバー61の表示位置が「下」と設定され
ている場合の例を説明しているが、設定に応じた表示位
置(上、下、左、右、自由)に表示される。
【0153】また、ステップS41において作成された
リストボックス62をタスクバー61の表示位置に応じ
た位置に表示する。このリストボックス62の表示位置
はタスクバー61の表示位置と相対的に決められている
ものである。
【0154】この例では、リストボックス62により
「現在開いているファイル」が選択されている場合を説
明しているが、「よく使う文書」が選択された場合には
登録ボタン56が表示される。この登録ボタン66の表
示位置もタスクバー61の表示位置と相対的に決められ
ている。この登録ボタン66の機能については後述す
る。
【0155】さらに、スクロールボタン64を表示す
る。このスクロールボタン64の表示内容は、タスクバ
ー61の表示位置により可変である。
【0156】タスクバー61の表示位置が「上」または
「下」の場合は、スクロールボタン64の表示内容とし
て左矢印および右矢印を表示するよう設定され、タスク
バー61の表示位置が「左」または「右」の場合は、ス
クロールボタン64の表示内容として上矢印および下矢
印を表示するよう設定される。
【0157】さらに、ステップS42において作成され
たボタン63を表示するが、ボタン63は以下のように
して表示される。なお、ボタン63の最小サイズおよび
最大サイズは予め設定されている。
【0158】タスクバー61におけるリストボックス6
2、登録ボタン66、スクロールボタン64の表示位置
および表示サイズからボタン63が表示可能な領域のサ
イズを求め、求めた領域のサイズをボタン63の最小サ
イズで割る。
【0159】この最小サイズで割った値が表示すべきボ
タン63の個数以下のとき、この最小サイズのボタン6
3を上記領域に配置した場合に余る領域の幅分のドット
内で1ドットずつ各ボタン63の表示サイズを増加して
いく。
【0160】上記処理により、上記領域の幅分のドット
を全て使用する前にボタン63の最大サイズに達すれ
ば、その最大サイズをボタン63のサイズとして設定す
る。また、ボタン63の最大サイズに達する前に上記領
域の幅分のドットを全てボタン63に割り振ってしまっ
た場合は、そのときのサイズをボタン63のサイズとし
て設定する。
【0161】このようにして求められた各ボタン63の
表示内容として各ボタンに対応するウィンドウ65名
(データファイル名)を設定し、各ボタン63を表示す
る。また、スクロールボタン64を用いたスクロール指
示に対応する処理ができるよう、現在表示されているボ
タン63とその個数も管理している。
【0162】ボタン63に対する上記処理によりボタン
63が表示しきれない場合には、スクロールボタン64
が選択指示可能なように設定する。
【0163】次に、通常の作業状態において、リストボ
ックス62により「現在開いているファイル」が選択さ
れたときの処理フローチャートを説明する。
【0164】図14は第1の項目である「現在開いてい
るファイル」が選択された場合の処理フローチャートを
示す図である。
【0165】まず、リストボックス62において「現在
開いているファイル」が選択されると、ボタン63を作
成し、各オブジェクトの表示と各種設定を行う。(ステ
ップS50,S51) このオブジェクトの表示と各種設定の処理は、前述の図
13のステップS42およびステップS43と同様の処
理であるため詳細な説明は省略する。
【0166】ステップS51により各オブジェクトを表
示した後、ユーザの操作を検出する。(ステップS5
2) ステップS52においてユーザがボタン63のいずれか
を選択したことを検出すると、該ボタン63に対応する
ウィンドウ65をアクティブにする(ウィンドウ65を
切り換える)。(ステップS53) そして、選択されたボタン63を押された状態の表示形
態にし、押された状態の表示形態であった他のボタン6
3を元の表示形態に戻す。
【0167】ステップS52においてユーザがアプリケ
ーションプログラム(データファイルの新規オープン指
示により起動されるアプリケーションプログラムも含
む)の実行を指示したことを検出すると、該アプリケー
ションプログラムに対応するウィンドウ65に関連する
情報を管理リストに登録し(ステップS54)、該ウィ
ンドウ65に対応するボタン63を作成し、表示する。
ここで、管理リストはRAM12に管理データとして保
持されており、ボタン63の作成などに利用される。
【0168】また、データファイルの新規オープン指示
によりアプリケーションプログラムが起動された場合に
は、該データファイルの内容を該ウィンドウ65に表示
させる。
【0169】なお、このボタン63の作成および表示は
ステップS40,S41と同様の処理である。
【0170】スクロールボタン64が有効に設定されて
おり、ステップS42においてユーザが有効なスクロー
ル操作を指示したことを検出すると、表示するボタン6
3をスクロールさせて変更する。(ステップS55) ステップS52においてリストボックス62により他項
目が選択された場合は、この処理フローチャートを終了
する。
【0171】次に、リストボックス62により「最近開
いたファイル」または「よく使うファイル」が選択され
たときの処理フローチャートを説明する。ここで、「最
近開いたファイル」と「よく使うファイル」に関する処
理は、参照するデータが異なるだけでその処理内容はほ
ぼ同じであるため一括して説明する。
【0172】図15は第2の項目である「最近開いたフ
ァイル」、または第3の項目である「よく使うファイ
ル」が選択された場合の処理フローチャートを示す図で
ある。
【0173】まず、リストボックス62において「最近
開いたファイル」または「よく使うファイル」が選択さ
れると、ボタン63を作成し、各オブジェクトの表示と
各種設定を行う。(ステップS60,S61) ここで、「最近開いたファイル」とは、アプリケーショ
ンプログラムで過去に扱ったデータファイルの履歴のこ
とであり、取り扱った所定数の最近のデータファイル名
が履歴データとしてハードディスクドライブ13に記録
されている。
【0174】また、「よく使うファイル」とは、ユーザ
が頻繁に利用するデータファイルのことであり、ユーザ
による登録作業により登録されたデータファイル名が管
理データとしてハードディスクドライブ13に記録され
ている。
【0175】このステップS60では、選択された項目
に応じて上記履歴データまたは管理データを用いてボタ
ン63の作成が行われる。
【0176】また、オブジェクトの表示と各種設定の処
理は、前述の図13のステップS42およびステップS
43と同様の処理であるため詳細な説明は省略する。
【0177】ステップS61により各オブジェクトを表
示した後、ユーザの操作を検出する。(ステップS6
2) ステップS62においてユーザがボタン63のいずれか
を選択したことを検出すると、該ボタン63に対応する
データファイルのオープン(データファイルに関連付け
られたアプリケーションプログラムに対応するウィンド
ウ65の新規オープン)を行う。(ステップS63) そして、「現在開いているファイル」のボタン63の作
成処理に用いられる管理データである管理リストに、該
データファイル名およびアプリケーションプログラム名
を登録する。(ステップS64) また、スクロールボタン64が有効に設定されており、
ステップS62においてユーザが有効なスクロール操作
を指示したことを検出すると、表示するボタン63をス
クロールさせて変更する。(ステップS65) 「よく使うファイル」が選択されたときのみ表示される
登録ボタン66が選択されたことをステップS62で検
出した場合には、ファイルを選択させるためのダイアロ
グボックスを表示させ、それを用いてユーザにより選択
されるデータファイル名を上記管理データに登録する。
(ステップS66) ステップS62においてリストボックス62により他項
目が選択された場合は、この処理フローチャートを終了
する。
【0178】以上のような処理により、本発明を適用し
たマルチウィンドウシステムにおいては、ウィンドウの
アクティブ表示(ウィンドウの切り換え)が容易に行
え、また、同じ操作方法によりウィンドウのアクティブ
表示とウィンドウのオープンが行える。
【0179】本発明をマルチウィンドウシステムに適用
したときに、「最近開いたファイル」および「よく使う
ファイル」を選択した際に表示されるボタンにデータフ
ァイルを対応付けた例を示しているが、プログラムファ
イルを対応付けるように構成してもよい。
【0180】また、本発明を適用する例として、マルチ
ウィンドウシステムの機能として実現した例を示した
が、必ずしもマルチウィンドウシステム自体に本発明の
機能を組み込む必要なない。
【0181】本発明の機能を備えたアプリケーションプ
ログラムとして実現し、上記表示処理およびユーザの操
作に対応する処理を行い、ウィンドウのアクティブ表示
(ウィンドウの表示切り換え)やウィンドウのオープン
をマルチウィンドウシステムに要求するように構成して
もよい。
【0182】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、以下も本発明である。 (発明1)ウィンドウの切り換え機能に対応する第1の
項目とウィンドウのオープン機能に対応する第2の項目
の中から所望の項目を選択するための選択部と、前記選
択された項目に応じた表示オブジェクトを表示させるオ
ブジェクト表示部と、選択された表示オブジェクトに対
応するウィンドウの制御を行うウィンドウ制御部と、を
備えるウィンドウ制御装置。 (発明2)ウィンドウの切り換え機能に対応する第1の
項目とウィンドウのオープン機能に対応する第2の項目
の中から所望の項目を選択するための選択部と、前記選
択された項目に応じたウィンドウ対応の表示オブジェク
トを表示させるオブジェクト表示部と、選択された表示
オブジェクトに対応したウィンドウの切り換え、または
ウィンドウのオープン制御を行うウィンドウ制御部と、
を備えるウィンドウ制御装置。 (発明3)発明1または発明2において、第2の項目に
対応する各表示オブジェクトにそれぞれファイルが関連
付けられており、選択された表示オブジェクトに関連付
けられたファイルを作業対象としたウィンドウをオープ
ンするウィンドウ制御装置。
【0183】これら発明1〜発明3においては、ウィン
ドウの切り換え機能とウィンドウのオープン機能(ファ
イルのオープン機能)を同じ操作方法で行うことが可能
であるため、従来のようにユーザはそれぞれの機能に固
有の操作方法として覚える必要がなくなる。従って、操
作性が向上し、作業効率を向上することができる。 (発明4)所望の項目を選択するための選択部と、前記
選択された項目に応じたボタン状の表示オブジェクトを
表示させるオブジェクト表示部と、選択された表示オブ
ジェクトに対応するウィンドウの制御を行うウィンドウ
制御部と、を備えるウィンドウ制御装置。
【0184】この発明4においては、ボタン状の表示オ
ブジェクトであるので、ユーザはその表示オブジェクト
を指示するだけで所望の処理を行わせることが可能であ
り、操作性が向上する。 (発明5)所望の項目を選択するための選択部と、前記
選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示させる
オブジェクト表示部と、前記選択部と前記表示オブジェ
クトがその表示領域内に表示される単一の表示オブジェ
クトを前記選択部および前記表示オブジェクトは該領域
と共に移動させるオブジェクト制御部と、選択された表
示オブジェクトに対応するウィンドウの制御を行うウィ
ンドウ制御部と、を備えるウィンドウ制御装置。
【0185】この発明5によると、単一の表示オブジェ
クトに対する移動操作に応じて選択部および表示オブジ
ェクトが移動されるので、ユーザの好みの位置に移動さ
せて利用することが可能であり、作業の効率化を図るこ
とができる。 (発明6)所望の項目を選択するための選択部と、前記
選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示させる
オブジェクト表示部と、前記選択部と前記表示オブジェ
クトがその表示領域内に表示される形状が可変な単一の
表示オブジェクトであり、該単一の表示オブジェクトに
対する形状変更操作に応じて前記選択部および前記表示
オブジェクトを再配置させるオブジェクト制御部と、選
択された表示オブジェクトに対応するウィンドウの制御
を行うウィンドウ制御部と、を備えるウィンドウ制御装
置。
【0186】この発明6によると、単一の表示オブジェ
クトの変形操作が可能であり、かつその変形操作による
単一表示オブジェクトの形状に応じて選択部および表示
オブジェクトが再配置されるので、ユーザの好みの形状
に変更させて利用することが可能であり、作業の効率化
を図ることができる。
【0187】以上の発明1〜6は制御装置として説明し
ているが、その制御方法および制御装置としてコンピュ
ータに機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体としても実現可能である。
【0188】また、これら発明1〜6を実施するための
詳細な処理内容は、前述の発明の実施の形態に開示した
ものである。
【0189】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、MDIア
プリケーションプログラムにおいては、子ウィンドウを
アクティブ表示にする操作(ウィンドウの切り換え操
作)が簡単になり、操作性を向上させることが可能であ
る。従って、ユーザの操作負担が軽減し効率的な作業を
行うことが可能となる。
【0190】また、マルチウィンドウシステムに適用し
た場合も同様で、ウィンドウに対する操作が簡単になり
上記効果を得ることができる。
【0191】さらに、従来のようにメニューを選択する
操作をしなくても、選択可能なオブジェクトとして表示
されているので、このオブジェクトを利用した操作をユ
ーザに促すことができる。また、ファイル(ウィンド
ウ)のオープンが簡単にできるようになる。
【0192】さらには、ウィンドウをアクティブ表示に
する機能とファイル(ウィンドウ)をオープンする機能
というように異なる機能を同様の操作により実現できる
ため、操作方法を理解しやすく効率的な作業を行うこと
が可能となる。
【0193】また、それら機能の切り換えも、リスト表
示される項目の中から選択するという簡単な操作であ
り、ユーザの操作負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を示す画面表示の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の概略処理フローチャートを示す図であ
る。
【図3】コンピュータの概略構成を示す図である。
【図4】本発明を適用したMDIアプリケーションプロ
グラムの画面表示例を示す図である。(その1)
【図5】本発明を適用したMDIアプリケーションプロ
グラムの画面表示例を示す図である。(その2)
【図6】本発明を適用したMDIアプリケーションプロ
グラムの画面表示例を示す図である。(その3)
【図7】本発明を適用したMDIアプリケーションプロ
グラムの処理フローチャートを示す図である。(その
1)
【図8】本発明を適用したMDIアプリケーションプロ
グラムの処理フローチャートを示す図である。(その
2)
【図9】本発明を適用したMDIアプリケーションプロ
グラムの処理フローチャートを示す図である。(その
3)
【図10】本発明を適用したマルチウィンドウシステム
の画面表示例を示す図である。(その1)
【図11】本発明を適用したマルチウィンドウシステム
の画面表示例を示す図である。(その2)
【図12】本発明を適用したマルチウィンドウシステム
の画面表示例を示す図である。(その3)
【図13】本発明を適用したマルチウィンドウシステム
の処理フローチャートを示す図である。(その1)
【図14】本発明を適用したマルチウィンドウシステム
の処理フローチャートを示す図である。(その2)
【図15】本発明を適用したマルチウィンドウシステム
の処理フローチャートを示す図である。(その3)
【図16】従来のMDIアプリケーションプログラムの
例を示す図である。
【図17】従来のマルチウィンドウシステムにおける画
面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・選択部 2・・・表示オブジェクト 3・・・バー状ウィンドウ 4・・・ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C082 AA01 AA22 AA24 AA37 BA02 BA12 BB01 CA02 CA63 CB05 DA87 MM09 5E501 AA02 AC37 BA05 CA03 DA15 EA05 EA10 EA11 EB05 FA03 FA05 FA06 FB02 FB34

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の項目を選択するための選択部と、 前記選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示さ
    せるオブジェクト表示部と、 選択された表示オブジェクトに対応するウィンドウの制
    御を行うウィンドウ制御部と、 を備えるウィンドウ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記選択部により第1の項目が選択され
    るとき、前記オブジェクト表示部は現在オープンされて
    いる各ウィンドウに対応する表示オブジェクトを表示さ
    せ、 前記ウィンドウ制御部は選択された表示オブジェクトに
    対応するウィンドウをアクティブ表示にする請求項1記
    載のウィンドウ制御装置。
  3. 【請求項3】 使用されたファイルの履歴を記録する履
    歴記録部を備え、 前記選択部により第2の項目が選択されるとき、前記オ
    ブジェクト表示部は前記履歴の各ファイルに対応する表
    示オブジェクトを表示させ、 前記ウィンドウ制御部は選択された表示オブジェクトに
    対応するファイルを使用するウィンドウをオープンさせ
    る請求項1または2記載のウィンドウ制御装置。
  4. 【請求項4】 所望のファイルを処理対象ファイルとし
    て登録可能な登録部を備え、 前記選択部により第3の項目が選択されるとき、前記オ
    ブジェクト表示部は前記登録された各ファイルに対応す
    る表示オブジェクトを表示させ、 前記ウィンドウ制御部は選択された表示オブジェクトに
    対応するファイルを使用するウィンドウをオープンさせ
    る請求項1乃至3のいずれか1つに記載のウィンドウ制
    御装置。
  5. 【請求項5】 親ウィンドウ内に表示される子ウィンド
    ウを制御するウィンドウ制御装置であって、 所望の項目を選択するための選択部と、 前記選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示さ
    せるオブジェクト表示部と、 選択された表示オブジェクトに対応する子ウィンドウの
    制御を行うウィンドウ制御部と、 を備えるウィンドウ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記選択部により第1の項目が選択され
    るとき、前記オブジェクト表示部は現在オープンされて
    いる各子ウィンドウに対応する表示オブジェクトを表示
    させ、 前記ウィンドウ制御部は選択された表示オブジェクトに
    対応する子ウィンドウをアクティブ表示にする請求項5
    記載のウィンドウ制御装置。
  7. 【請求項7】 使用されたファイルの履歴を記録する履
    歴記録部を備え、 前記選択部により第2の項目が選択されるとき、前記オ
    ブジェクト表示部は前記履歴の各ファイルに対応する表
    示オブジェクトを表示させ、 前記ウィンドウ制御部は選択された表示オブジェクトに
    対応するファイルを使用する子ウィンドウをオープンさ
    せる請求項5または6記載のウィンドウ制御装置。
  8. 【請求項8】 所望のファイルを処理対象ファイルとし
    て登録可能な登録部を備え、 前記選択部により第3の項目が選択されるとき、前記オ
    ブジェクト表示部は前記登録された各ファイルに対応す
    る表示オブジェクトを表示させ、 前記ウィンドウ制御部は選択された表示オブジェクトに
    対応するファイルを使用するウィンドウをオープンさせ
    る請求項5乃至7のいずれか1つに記載のウィンドウ制
    御装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、 所望の項目を選択させる第1の手順と、 前記選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示す
    る第2の手順と、 選択された表示オブジェクトに対応するウィンドウの制
    御を行う第3の手順と、 を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 第1の手順により第1の項目が選択さ
    れるとき、第2の手順において現在オープンされている
    各ウィンドウに対応する表示オブジェクトを表示し、 第3の手順により選択された表示オブジェクトに対応す
    るウィンドウをアクティブ表示にする前記プログラムを
    記録した請求項9記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 前記プログラムは、使用されたファイ
    ルの履歴を記録する第4の手順をさらにコンピュータに
    実行させ、 第1の手順により第2の項目が選択されるとき、第2の
    手順により前記履歴の各ファイルに対応する表示オブジ
    ェクトを表示し、 第3の手順により選択された表示オブジェクトに対応す
    るファイルを使用するウィンドウをオープンする前記プ
    ログラムを記録した請求項9または10記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記プログラムは、所望のファイルを
    処理対象ファイルとして登録する第5の手順を備え、 第1の手順により第3の項目が選択されるとき、第2の
    手順により前記登録された各ファイルに対応する表示オ
    ブジェクトを表示し、 第3の手順により選択された表示オブジェクトに対応す
    るファイルを使用するウィンドウをオープンする前記プ
    ログラムを記録した請求項9乃至11のいずれか1つに
    記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、 親ウィンドウ内に表示される子ウィンドウを制御させる
    第1の手順と、 所望の項目を選択させる第2の手順と、 前記選択された項目に応じた表示オブジェクトを表示す
    る第3の手順と、 選択された表示オブジェクトに対応する子ウィンドウの
    制御を行う第4の手順と、 を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 第2の手順により第1の項目が選択さ
    れるとき、第3の手順により現在オープンされている各
    子ウィンドウに対応する表示オブジェクトを表示し、 第4の手順により選択された表示オブジェクトに対応す
    る子ウィンドウをアクティブ表示にする前記プログラム
    を記録した請求項13記載のコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記プログラムは、使用されたファイ
    ルの履歴を記録する第5の手順をさらにコンピュータに
    実行させ、 第2の手順により第2の項目が選択されるとき、第3の
    手順により前記履歴の各ファイルに対応する表示オブジ
    ェクトを表示し、 第4の手順により選択された表示オブジェクトに対応す
    るファイルを使用する子ウィンドウをオープンする前記
    プログラムを記録した請求項13または14記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記プログラムは、所望のファイルを
    処理対象ファイルとして登録する第6の手順をさらにコ
    ンピュータに実行させ、 第2の手順により第3の項目が選択されるとき、第3の
    手順により前記登録された各ファイルに対応する表示オ
    ブジェクトを表示し、 第4の手順により選択された表示オブジェクトに対応す
    るファイルを使用するウィンドウをオープンする前記プ
    ログラムを記録した請求項13乃至15のいずれか1つ
    に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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