JPH1181402A - 水栓の高さ調整装置 - Google Patents
水栓の高さ調整装置Info
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- JPH1181402A JPH1181402A JP24919897A JP24919897A JPH1181402A JP H1181402 A JPH1181402 A JP H1181402A JP 24919897 A JP24919897 A JP 24919897A JP 24919897 A JP24919897 A JP 24919897A JP H1181402 A JPH1181402 A JP H1181402A
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Abstract
とともに、吐水ヘッドの吐水圧による水栓支持管の回転
が阻止され、また、水栓を高さ方向へ移動させる際の摺
動が重くならない水栓の高さ調整装置の提供。 【解決手段】 往復動可能でその軸線回りに回転可能な
水栓支持管2bと、水栓支持管2bをその往復動方向の
任意の位置で保持する保持装置3と、水栓支持管2bの
往復動方向への移動は自在とし吐水口支持管の回転方向
に対しては摩擦リング10で回転筒9に摩擦抵抗を与え
て回転を規制する回転規制手段とからなる水栓の高さ調
整装置。
Description
台に備えられたハンドシャワー等の水栓の高さを変えて
使用できるようにするための水栓の高さ調整装置に関す
る。
向へ作用する吐水水圧により回動するのを阻止できるよ
うにした洗髪水栓が、例えば、特開平8−302775
号公報に記載されている。前記洗髪水栓は、取付筒の上
端に取り付けられたキャップ内に保持部材、ブレーキリ
ング、ストッパリング及びブレーキパッキンが配置さ
れ、支持管の外周面には保持部材が入り込む上側周回溝
及び下側周回溝が形成されている。ブレーキリングは小
ブレーキ片を円環形とし、外周面にスプリングが配置さ
れ、小ブレーキ片を縮径方向に弾性的に締め付けてい
る。この洗髪水栓は、ブレーキリングが支持管の外周面
を押し付けているので、吐水ヘッドの吐水圧による支持
管の回転は阻止され、また、支持管は、高位置及び低位
置に移動させると、保持部材が上側周回溝及び下側周回
溝に入り込み固定される。
の固定位置は低位置及び高位置の2カ所に限定され、そ
れ以外の任意の位置では固定することができないため、
洗髪の際に不便を感じる場合がある。また、支持管をブ
レーキリングで直接締め付けているため、支持管の高さ
方向の移動の際の摺動が重くなるという欠点がある。
とができるとともに、吐水ヘッドの吐水圧による水栓支
持管の回転が阻止され、また、水栓を高さ方向へ移動さ
せる際の摺動が重くならない水栓の高さ調整装置を提供
するものである。
装置は、往復動可能でその軸線回りに回転可能な水栓支
持管と、該水栓支持管をその往復動方向の任意の位置で
保持する保持手段と、水栓支持管の往復動方向への移動
は自在とし、吐水口支持管の回転方向に対しては摩擦抵
抗を与えて回転を規制する回転規制手段とからなること
を特徴とする。
の軸線方向に移動自在な回転筒と、回転筒の回転を規制
する回転抵抗体とから構成する。回転規制手段として
は、回転筒の内面に軸線方向の突条又は凹溝を設け、水
栓支持管の外面に前記突条又は凹溝に合わさる凹部叉は
突部を設けることにより、回転筒に対して水栓支持管の
往復動は自在にし、回転は規制する構成とする。また、
回転規制手段は、ベースに固定されるガイドケースとガ
イドケースに一部を固定される摩擦リングにより構成す
る。
手段を解除する解除手段からなり、水栓支持管を引き上
げるときに自動的に水栓支持管のストッパー手段が解除
されて任意の位置に引き上げられ、引き上げを中止した
ときにはストッパー手段により水栓支持管を保持し、水
栓支持管を下げるときにはストッパー手段を解除する解
除手段を操作することによりストッパー手段を解除し、
水栓支持管を移動自在とし、任意の位置に下げ、解除手
段の操作を停止するとストッパー手段により水栓支持管
を保持する。
を挿通する切り欠き部を有するストッパー部材を水栓支
持管の軸線方向に揺動自在に設け、ストッパー部材の一
方端に支持部を設け、ストッパー部材の自重によりスト
ッパー部材の切り欠き部周辺の少なくとも2点が水栓支
持管の外周面に接触することにより水栓支持管を保持
し、ストッパー部材の一部を押し下げ、叉は押し上げる
ことによりストッパー部材と水栓支持管の接触を解除す
る解除手段を設ける。
ドシャワーの例の取付け構造を示す要部の切欠図、図2
は保持装置と回転規制手段部分の縦断面図、図3は摩擦
リングをガイドケースに係合した状態の縦断面、図4は
保持装置の分解斜視図、図5は回転筒とガイドケースの
分解斜視図である。
固定したままか引き上げて使えるようにしたシャワーヘ
ッド1を吐水口として備え、このシャワーヘッド1の基
端に連結したフレキシブルホース1aを取付具50の内
側で下へ垂らすと共に湯水混合水栓(図示せず)の混合
水出口にこのホース1aを連結している。このようなシ
ャワーヘッド1への湯水混合水栓からの混合水の供給
は、たとえば実公平6−1649号公報等に記載されて
いるように従来周知の構成である。そして、シャワーヘ
ッド1は、ホルダーを貫通して配置したサポート2に着
脱自在に取り付けられている。
その上端からシャワーヘッド1の基端側を差し込めるよ
うにした中空のホルダ2aと、このホルダ2aの基端に
連結され金属パイプを利用した水栓支持管2bとから構
成したものである。ホルダ2aはその内部にシール機構
を配置してホース1aを伝う滴を水切りする構造とした
ものである。また、水栓支持管2bはホルダ2aの基端
側に差し込んで連結され、ホルダ2aの下端は、水栓支
持管2bの外周から半径方向に突き出る段差を形成して
いる。さらに、水栓支持管2bの下端部には、フレキシ
ブルホース1aの凹凸部が水栓支持管2bの下端部の角
にひっかかり音が発生するのを防止するため、内周に円
弧状の凸部2cを形成する。
下端を受けるとともに水栓支持管2bを高さ調整するた
めの保持装置3が固定される。
0の下側に固定され、上端には皿状の収納座4bを形成
し、この収納座4bの中にリテーナハウジング5を落と
し込んで定位置に保持可能としている。
座4bに嵌まり込む凹状断面の保持環5aとその上面に
被せた操作環5bとを組み合わせたものであり、これら
の保持環5a及び操作環5bにはこれらを組み合わせた
ときに同軸配置となり且つ水栓支持管2bが自由に移動
できる程度の内径の開口5c,5dを開けている。ま
た、保持環5aの内部にはストッパ6の下面の一部を受
ける受座5eを底面から上に突き出して形成し、操作環
5bの外周縁には操作用のボタン5fを別部材として上
下に移動可能に備えている。
受座5e及びボタン5fが対応する姿勢として互いに重
ね合わせるものとし、ボタン5fを押せばその下端面が
受座5e上に斜めの姿勢で載っているストッパ6の一端
側を押下げ、これによってストッパ6を図示の水平姿勢
に設定することができる。また、ボタン5fと保持環5
aの底との間には、圧縮のコイルスプリング5gを組み
込むものとし、ボタン5fを押す力を外せばこのコイル
スプリング5gの復元によってボタン5fを元の位置に
戻せる構成とする。
で、自身は弾性変形しない程度の適切な肉厚を持つ金属
板を素材としたものである。このストッパ6は、リテー
ナハウジング5に収納したときには半径方向の一端側が
受座5eの上にのると共に他端側が保持環5aの底面か
ら浮いた状態で受座5e側の方が高くなる傾斜した姿勢
として保持環5aの中に落とし込める程度の外径を持
つ。そして、ストッパ6には同軸上に円形状の開口6a
を設ける。この開口6aは、ストッパ6が水栓支持管2
bと同軸すなわち水栓支持管2bの軸線とストッパ6と
が直交する関係にあるときに水栓支持管2bの外径より
も僅かに大きく、しかもストッパ6が傾斜姿勢にあると
きには開口6aの内周縁が水栓支持管2bの外周に係合
可能な程度の内径を持つ。
ング5の全体を覆うカバー7を一体に接合する。このカ
バー7は扁平な円錐台状であってその上端には水栓支持
管2bが差し込まれる円形の開口7aとその周りに平面
状に形成されホルダ2aの下端面を受ける受圧座7bを
形成し、さらに外周縁部分には操作環5bのボタン5f
を外に突き出すためのボタン孔7cを開けたものであ
る。そして、開口7aの下側には支持管2bの外周面に
密着するU字状断面のパッキン8を組み込んでいる。こ
のパッキン8は、開口7aから水がカバー7内に浸入す
るのを防止するとともに、水栓支持管2bに抵抗を与え
ることによってストッパ6の係合が外れたときに水栓支
持管2bが急激に落下してしまうのを防止する機能を持
つ。
ース4の中に組み込んだリテーナハウジング5の全体を
覆うとともに、ボタン5f周りもその上端部分を除いて
周壁で包み込むことによって、このボタン5fのみを押
す操作ができるように組み立てられる。
する樹脂製の回転筒9が配置される。回転筒9の内周に
は、軸線方向に凸条9aが180度の間隔をおいて設け
られている。この凸条9aは、水栓支持管2bの下端部
の外周に180度の間隔をおいて設けられている凹溝2
dに摺動自在に係合している。
10が弾性を有する締付リング11で締め付けられてお
り、摩擦抵抗により回転筒9に係合する水栓支持管の吐
水水圧による回転を阻止している。摩擦リング10に
は、係止突起10aが設けられ、係止突起10は回転筒
9をベース4に固定するためのガイドケース12の内周
に設けられた係止溝12aに係合している。
について説明する。
縦断面図、図7は水栓支持管へのロックを解除した状態
を示す縦断面図である。
て、サポート2の水栓支持管2bが差し込まれ、サポー
ト2のホルダ2aにはシャワーヘッド1の基端が着脱自
在に保持されている。そして、シャワーヘッド1に接続
したホース1aはホルダ2a及び水栓支持管2bに通さ
れているので、ホルダ1aの下端をカバー7の受圧座7
bに預けたままでシャワーヘッド1からの吐水が行える
ほか、シャワーヘッド1をホルダ2aから引き出して使
うこともできる。
6に対する受座5e上での押圧は作用しないので、スト
ッパ6はその自重によって傾斜した姿勢に維持されてい
る。すなわち、ストッパ6の開口6aは水栓支持管2b
に対する係合力を作用させる状態に保持されているが、
ホルダ2aを引き上げると水栓支持管2bも上に移動す
るので、この水栓支持管2bの外周に緩やかに開口6a
の開口縁が係合しているストッパ6は、水栓支持管2b
の上昇に伴って左端側が持ち上げられる。したがって、
開口6aは水栓支持管2bが速やかに通過できるような
水平姿勢となり、これによってホルダ2aを引き上げる
操作だけでストッパ6によってロック状態にあった水栓
支持管2bを引き上げることができる。
を高くする側に設定するときには、ボタン5fを押すこ
となくサポート2を手で引き上げて高さを調整した後に
手を離すだけで、ストッパ6をアンロックの状態からロ
ック状態に切り替えることができる。そして、上昇させ
た水栓支持管2bに対して、傾斜姿勢にあるストッパ6
の開口6aと水栓支持管2bの外周面との間の係合力を
作用させることによって、水栓支持管2bの下降を拘束
し、シャワーヘッド1の高さを変えてこれを使うことが
できる。
降位置に戻すには、ボタン5fを押しておけばよい。す
なわち、ボタン5fを押し続けておけばストッパ6を水
栓支持管2bと直交する姿勢に設定できるので、水栓支
持管2bに対する開口6aの開口縁による係合を解くこ
とができる。したがって、ロックが解除された水栓支持
管2bはストッパ6とは関係なく下降できるようにな
り、サポート2及びシャワーヘッド1の自重によって保
持装置3内を支持管2bが滑り落ちる。そして、ボタン
5fを押すのを止めれば、受座5e側を高くなるように
ストッパ6が傾斜した姿勢に戻り、これによって水栓支
持管2bは再びロックされる。
たい場合でも、吐水口の重さにより吐水口支持杆が正面
方向に回転することがなく、また、高さ調整のために吐
水口支持杆の慴動が重くなることもない。
はサポートだけを手で引き上げた後に手を離すだけの操
作でストッパによる拘束の解除と高さ設定位置への再拘
束ができるので、従来例のように操作摘みをいちいち操
作することは不要となり、高さ調整が簡単に行える。
を操作すればサポートは水栓を含む自重によって保持装
置の中を下に抜けていくので、同様に取扱いが簡単にな
る。そして、特に解除手段として押しボタン式のボタン
を備えるものでは、このボタンを片方の手で押すだけで
済むのでより一層使い勝手が向上すると共に、保持装置
には従来例のように二股状の摘みを設ける必要がないの
で外観が向上するほか埃の付着等の問題も解消される。
ドシャワーの例の取付け構造を示す要部の切欠図、
(b)は、G−G断面図である。
る。
断面である。
ある。
面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 往復動可能でその軸線回りに回転可能な
水栓支持管と、該水栓支持管をその往復動方向の任意の
位置で保持する保持手段と、水栓支持管の往復動方向へ
の移動は自在とし、吐水口支持管の回転方向に対しては
摩擦抵抗を与えて回転を規制する回転規制手段とからな
ることを特徴とする水栓の高さ調整装置。 - 【請求項2】 回転規制手段が、水栓支持管がその軸線
方向に移動自在な回転筒と、回転筒の回転を規制する回
転抵抗体とから構成した回転規制手段であることを特徴
とする請求項1記載の水栓の高さ調整装置。 - 【請求項3】 回転規制手段が、回転筒の内面に軸線方
向の突条又は凹溝を設け、水栓支持管の外面に前記突条
又は凹溝に合わさる凹部叉は突部を設けることにより、
回転筒に対して水栓支持管の往復動は自在にし、回転は
規制する回転規制手段であることを特徴とする請求項2
記載の水栓の高さ調整装置。 - 【請求項4】 回転規制手段が、ベースに固定されるガ
イドケースとガイドケースに一部を固定される摩擦リン
グにより構成した回転規制手段であることを特徴とする
請求項2記載の水栓の高さ調整装置。 - 【請求項5】 保持手段が、ストッパー手段とストッパ
ー手段を解除する解除手段からなり、水栓支持管を引き
上げるときに自動的に水栓支持管のストッパー手段が解
除されて任意の位置に引き上げられ、引き上げを中止し
たときにはストッパー手段により水栓支持管を保持し、
水栓支持管を下げるときにはストッパー手段を解除する
解除手段を操作することによりストッパー手段を解除
し、水栓支持管を移動自在とし、任意の位置に下げ、解
除手段の操作を停止するとストッパー手段により水栓支
持管を保持する保持手段であることを特徴とする請求項
1記載の水栓の高さ調整装置。 - 【請求項6】 保持手段として、水栓支持管と水栓支持
管を挿通する切り欠き部を有するストッパー部材を水栓
支持管の軸線方向に揺動自在に設け、ストッパー部材の
一方端に支持部を設け、ストッパー部材の自重によりス
トッパー部材の切り欠き部周辺の少なくとも2点が水栓
支持管の外周面に接触することにより水栓支持管を保持
し、ストッパー部材の一部を押し下げ、叉は押し上げる
ことによりストッパー部材と水栓支持管の接触を解除す
る解除手段を設けたことを特徴とする請求項l記載の水
栓の高さ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24919897A JP3734199B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 水栓の高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24919897A JP3734199B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 水栓の高さ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1181402A true JPH1181402A (ja) | 1999-03-26 |
JP3734199B2 JP3734199B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
ID=17189374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24919897A Expired - Lifetime JP3734199B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 水栓の高さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3734199B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001081824A (ja) * | 1999-07-13 | 2001-03-27 | Toto Ltd | 水処理器用水栓 |
JP2008050850A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Toto Ltd | 水栓用発電機 |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP24919897A patent/JP3734199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001081824A (ja) * | 1999-07-13 | 2001-03-27 | Toto Ltd | 水処理器用水栓 |
JP2008050850A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Toto Ltd | 水栓用発電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3734199B2 (ja) | 2006-01-11 |
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