JP4007759B2 - 復帰形回転椅子用の高さ調節体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は復帰形回転椅子用の高さ調節体に係り、特に回転椅子を自動的に元の位置に回転させる復帰形回転椅子用の高さ調節体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来の回転椅子用の高さ調節体を表す縦断面図である。図1に示す様に、従来の回転椅子用の高さ調節体は円筒形の外筒(600)、外筒(600)の内に挿入され固定されるスピンドルガイド(500)、そして、スピンドルガイド(500)の内周面に沿ってスライド出来るスピンドル(150)を具備する。
前記スピンドル(150)はピストンロード(110)と連結されて前記外筒の外部に延長され、ピストンロードの軸に沿って高さ調節が出来るように構成される。更に、前記スピンドルの外側の端部に設置され前記ピストンロードの軸に沿って上下の運動が可能になるようにON/OFFするプッシュボタン(133)からなる。
ピストンロード(110)の一端は円筒形の外筒(600)に固定クリップ(235)で固定される。ピストンロード(110)の下端部にはスピンドル(150)がピストンロードの軸に沿って上下運動する時にスピンドル(150)の下端部が外筒(600)に与える衝撃を吸収する為に衝撃吸収クッション部材(620:弾性部材)が挿入される。衝撃吸収クッション部材(620)の下部にはスラストベアリング(142)が挟まれる。ピストンロード(110)の下端部にはスラストベアリング(142)のストッパーである移動防止爪(135)が形成されている。
【0003】
前記衝撃吸収クッション部材(620)とスラストベアリング(142)がピストンロード(110)に挟まれる事によってスピンドル(150)にかかる衝撃を吸収しスピンドル(150)の回転摩擦力は小さくなる。
前記従来の回転椅子用の高さ調節体は、前記スピンドル(150)の外側端部にプッシュボタン(133)が形成され、該ボタンの作動によってスピンドル(150)がスピンドルガイド(500)の内周面に沿って上下移動及び回転が出来る様に構成される。
前記の構造で構成される従来の回転椅子用の高さ調節体は、高さ調節の時に利用されるプッシュボタン(133)がスピンドル(150)の端部に附着されており、図2のように回転椅子の作動レバー(188)を利用してプッシュボタン(133)をプッシュ出来る様に構成される。前記従来の回転椅子用の高さ調節体は、スピンドル(150)がスピンドルガイド(500)の中で回転自在になるので利用者が回転椅子を利用した後、回転椅子から離れた時に回転椅子の坐板(121)が元の位置から所定の角度だけ回転された状態に成っていても、回転椅子の坐板が元の位置には復帰しない。元の位置に復帰しない回転椅子の坐板を元の位置に合わせる為には、強制的に回転椅子の坐板を回転させる必要がある。
【0004】
従って、公共場所等に従来の回転椅子を多数配置すれば回転椅子の座台の位置が揃ってないので散漫さを感じるばかりでなく、座台の位置を元の位置にする為には余程の時間がかかり、頻繁に利用される回転椅子は元の位置に整理整頓するのが難しいという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記問題点を解決する為に成されたもので、使用者が回転椅子を利用した後、どの場合にも回転椅子の座台が自動的に元の位置に復帰する回転椅子用の高さ調節体の構造を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
前記目的の達成の為に本発明は、外筒と、スピンドルを具備し、前記スピンドルは前記外筒の中から外部に突出して高さ調節が出来る様に構成される回転椅子用の高さ調節体に於いて、前記スピンドルの軸方向に形成される少なくとも1個以上の溝と、前記スピンドルが回転方向と軸方向に動くことが出来る様にし、下部にカム形状の傾斜面を成して前記外筒の内周面に締結される第1カム部材と、内周側に凸起が形成され、前記凸起が前記溝に挟まれて前記スピンドルに対して軸方向に上下降出来ると共に前記スピンドルの回転方向に前記スピンドルと一緒に回転し、上端部に前記第1カム部材の傾斜面と対応するカム形状の傾斜面を持つ第2カム部材と、前記外筒の内部に設置され、一端が前記第2カム部材に結合され、他端が前記外筒に結合される弾性部材とを含む。
【0007】
前記第1カム部材は内部の直径が違う第1円筒部と第2円筒部からなり、前記第2カム部材が前記第2円筒部の中に嵌められるように配置する。
又、前記スピンドルを取り囲んで固定し、その外周面に前記溝が形成されるスリーブ部材が含まれ、前記弾性部材は一側が前記第2カム部材に結合され、他側が前記外筒によって長手方向の移動が限定され、前記スリーブ部材の回転力が除去されれば復帰弾性力により元の位置に戻って行く時に前記第2カム部材を押し付けて前記第1カム部材と前記第2カム部材の傾斜面を当接させて前記スリーブ部材を元の位置に回転させる。
【0008】
又、前記外筒の所定の位置には内周面上の円周方向に爪が形成され、前記爪と前記弾性部材の間にはワッシャーが介されて弾性部材の移動方向が制限される様になっている。
又、前記弾性部材と前記第2カム部材の間には1個以上の貫通ホールが形成されたリングとスラストベアリングを設置し、弾性部材の下端部は外筒と嵌合されるスペーサを設置する。
前記スペーサとスリーブ部材とリングとワッシャーは、アルミニウム合金、金属、非金属、樹脂等で構成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好ましい実施形態を図3乃至図14を参照して詳しく説明する。
図3は本発明の第1実施例の復帰形回転椅子用の高さ調節体の分解斜視図であり、図4は図3のスピンドルが回転されてない状態を表す縦断面図であり、図5は図3のスピンドルが回転された状態を表す縦断面図であり、図6はスプリングガイド部の構造を表す図であり、図7は図6のスプリングガイド部を利用した他の構造の断面図であり、図8は図4のA-A' 線に沿った断面図であり、図9は図4のB-B' 線に沿った断面図である。図10は第2実施例の復帰形回転椅子用の高さ調節体の分解斜視図であり、図11は 図10のスピンドルが回転されていない状態の構造を表す縦断面図であり、図12は図10のスピンドルが回転された状態を表す縦断面図であり、図13は図11のC-C' 線に沿った断面図であり、図14は図11のD-D' 線に沿った断面図である。
【0010】
実施例1
本実施例の復帰形回転椅子用の高さ調節体は、図3乃至図9に示すように、スピンドル(10)、スピンドル(10)の外面部を取り囲んで固定されるスリーブ部材(20)、スリーブ部材(20)が挿入され下部にはカム形状の傾斜面が形成されている上部カム(30:第1カム部材)、スリーブ部材(20)と結合され上部には上部カム(30)のカム形状に対応するカム形状の傾斜面を持つ下部カム(40:第2カム部材)、一側が上部カムと固定される外筒(50)、スプリング(60)を具備する。
特に、前記上部カム(30)は図4、図8及び図9の構造から解る様に内部の直径が違う第1円筒部と第2円筒部からなり、前記下部カム(40)が前記上部カムの第2円筒部の中に位置する。
【0011】
又、スピンドル(10)と結合されたスリーブ部材(20)の外周面には長手方向に沿って溝(22)が形成されている。上部カム(30)にはスリーブ部材(20)が挿入され、上部カム(30)の下部には内周面に凸起(42)が形成された下部カム(40)が形成されている。スリーブ部材(20)の材質としてはアルミニウム合金、金属又は非金属、樹脂等からなる。
上部カム(30)は円筒の形状であり、外筒(50)にエンボス又はリベット等によって固定される。上部カムの上の部分は一定の厚さの円筒形状に構成され、下の部分は薄い厚さの円形形状に構成されるものの、上の部分と下の部分は一体になる。上部カム(30)は下部カム(40)とスラストベアリング(70)とスプリング(60)を案内する役割を果たす。
【0012】
下部カム(40)の内周面には長手方向に沿ってスリーブ(20)に対応する凸起(42)が形成されスリーブ部材(20)の溝(22)に結合される。
スプリング(60)の一側は下部カム(40)に結合され、他側は外筒(50)によって長手方向の移動が制限される。下部カム(40)とスプリング(60)の間にはスラストベアリング(70)が介される。スラストベアリング(70)の材質は金属又は樹脂からなる。
外筒(50)の所定の位置には内周面上の円周方向で爪(52)が形成され、前記爪(52)と前記スプリング(60)の間にはワッシャー(80)が介されてスプリング(60)の長手方向の移動が制限される。前記ワッシャー(80)の上には図6及び図7の構造の様にスプリングのベースガイド部(81)が形成された別のスプリングガイド部(82)を設置してスプリング(60)をガイドする。
【0013】
ピストンロード(24)の一端は円筒形の外筒(50)に固定クリップ(94)で固定される。ピストンロード(24)の下端部はスピンドル(10)が上下運動する時にスピンドル(10)の下端部が外筒(50)に与える衝撃を吸収する為に衝撃吸収クッション部材(90)が挟まれる。また、スピンドルの回転摩擦力を小さくする為に衝撃吸収クッション部材(90)の下部にはスラストベアリング(92)が挟まれる。
スピンドル(10)に回転力がかかればスリーブ部材(20)が回転され、スリーブ部材(20)の溝(22)に結合された下部カム(40)の凸起(42)によって下部カム(40)が上部カム(30)の第2円筒部の中に回転する。この時、下部カム(40)は前記カム形状の傾斜面によって下の方に移動し、この移動によりスプリング(60)が押し付けられる。又、スリーブ部材(20)にかけられた回転力が除去さればスプリング(60)は復帰弾性力により下部カム(40)を押し付けて上部カム(30)とカム形状の傾斜面を当接させる。この時、スリーブ部材(20)とスピンドル(10)は自動的に元の位置に戻る。
【0014】
実施例2
本実施例による復帰形回転椅子用の高さ調節体は、図10乃至図14に示す様に、スピンドル(510)、スピンドル(510)の外面を取り囲んで固定されるスリーブ部材(520)、スリーブ部材(520)が挿入されて下部にはカム形状の傾斜面が形成されている上部カム(530:第1カム部材)、スリーブ部材(520)と結合されて上部には上部カム(530)のカム形状に対応する傾斜面を持つ下部カム(540:第2カム部材)、一側が上部カムと固定される外筒(550)、そして、スプリング(560)を具備する。
前記上部カム(530)と下部カム(540)は分離されて外筒(550)と当接し、上部カム(530)は 外筒(550)の上部に固定され、下部カム(540)は外筒(550)の内周面に沿って軸方向と回転方向と共に移動出来る様に構成される。
また、スピンドル(510)と結合されたスリーブ部材(520)の外周面には長手方向に沿って溝(522)が形成されている。上部カム(530)にはスリーブ部材(520)が挿入され、上部カム(530)の下部には内周面に凸起(542)が形成された下部カム(540)が形成される。スリーブ部材(520)の材質はアルミニウム合金、金属又は非金属、樹脂等からなる。
【0015】
前記溝が形成されたスリーブ部材(520)は回転方向と軸方向と共に駆動出来る様に構成され、外筒(550)の上部に固定される。上部カム(530)とスリーブ部材(520)及びスピンドル(510)が結合される構造は図11のC-C'線に沿った断面図、即ち、図13の様に外筒(550)の内周面に上部カム(530)の外周面が堅く固定され、上部カム(530)の円筒形の内周面にスピンドル(510)を取り囲む。又、溝(522)が形成されているスリーブ部材(520)が回転方向と軸方向で回転出来る様に挿通される。
下部カム(540)の内周面には長手方向に沿ってスリーブ部材(520)の溝(522)に対応する凸起(542)が形成されスリーブ部材(520)の溝(522)に結合される。
下部カム(540)とスリーブ部材(520)及びスピンドル(510)が結合される構造は図11のD-D'線に沿った断面図、即ち、図14の様に外筒(550)の内周面に沿って下部カム(540)の外周面が自由自在に滑る様に挿通され、下部カム(540)の円筒形の内周面に形成される凸起(542)がスリーブ部材(520)の溝(522)に挟まれてスリーブ部材(520)の回転方向に沿って下部カム(540)が共に回転される。
勿論、前記スリーブ部材(520)は下部カム(540)に対して上下降駆動する。即ち、下部カム(540)の凸起(542)によって前記下部カム(540)は前記スリーブ部材(520)に対して軸方向に限って上下降駆動されると共に前記スリーブ部材(520)の回転方向に沿って前記下部カム(540)が同時に回転されるように前記外筒(550)の中に設置される。
【0016】
一方、スプリング(560)の一側は下部カム(540)に接触され、他側は外筒(550)の内周面に嵌合されるスペーサ(579)と接触される。
前記スペーサはアルミニウム、アルミニウム合金又は非金属の樹脂材質からなる。
下部カム(540)とスプリング(560)の間にはスラストベアリング(570)と複数の貫通ホール(571)が形成されたリング(572)が介される。スラストベアリング(570)及びリング(572)の材質は金属又は樹脂からなり、下部カム(540)がスリーブ部材(520)と共に回転する時に下部カム(540)とスプリング(560)との摩擦力を小さくし、前記リングは前記スラストベアリングと前記スプリングを密着させると共にスピンドルが上下運動する時にガイドの役割を果たす。外筒(550)の端部とスピンドル(510)のピストンロード(524)が固定される部分に於いて、前記ピストンロード(524)の端部は円筒形の外筒(550)に固定クリップ(594)にて固定される。ピストンロード(524)の下端部にはスピンドル(510)が上下運動する時にスピンドル(510)の下端部が外筒(550)に与える衝撃を吸収する為に衝撃吸収クッション部材(590)が挟まれる。また、スピンドル(510)の回転摩擦力を小さくする為に衝撃吸収クッション部材(590)の下部にはスラストベアリング(592)が挟まれる。
【0017】
スピンドル(510)に回転力がかかればスリーブ部材(520)が回転し、スリーブ部材(520)の溝(522)に結合された下部カム(540)の凸起(542)によって下部カム(540)が回転する。この時、下部カム(540)は前記カム形状、即ち、図12のように上部カムの傾斜面によって撚りが発生し、この傾斜面がお互いに対称に成るように下部カム(540)が下の方に移動する。
前記スリーブ部材(520)に与えられた回転力が除去さればスプリング(560)は復帰弾性力によって下部カムを押し付けて上部カムと下部カムの傾斜面が密着接触する様に作用するので、スリーブ部材(520)とスピンドル(510)は自動的に元の位置に戻る。
【0018】
前記の様に復帰形回転椅子用の高さ調節体を構成する事によって倚子を利用した後、座台を強制的に元の位置にしなくても倚子の座台は自動的に元の位置に戻る。
【0019】
本発明は、その目的及び主要な特徴から逸脱することなく、実施例1及び実施例2の外に様々な形態で実施する事ができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、回転椅子用の高さ調節体は高さ調節が出来ると共に使用の後、回転椅子を元の位置に復帰させる事ができる。即ち、回転椅子が回転しても高さ調節体のスピンドルにかけられたその回転力が除去されれば押し付けられたスプリングの復帰弾性力と上部カム及び下部カムの作用によって回転椅子が元の位置に自動的に復帰する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の回転椅子用の高さ調節体を示す縦断面図である。
【図2】従来の回転椅子の状態図である。
【図3】本発明の第1実施例の復帰形回転椅子用の高さ調節体の分解斜視図である。
【図4】図3のスピンドルが回転されてない状態の構造を示す縦断面図である。
【図5】図3のスピンドルが回転された状態の構造を示す縦断面図である。
【図6】スプリングガイド部の構造を示す図面である。
【図7】図6のスプリングガイド部を適用した断面図である。
【図8】図4のA-A' 線に沿った断面図である。
【図9】図4のB-B' 線に沿った断面図である。
【図10】第2実施例の復帰形回転椅子用の高さ調節体の分解斜視図である。
【図11】図10のスピンドルが回転されていない状態の構造を示す縦断面図である。
【図12】図10のスピンドルが回転された状態の構造を示す縦断面図である。
【図13】図11のC-C' 線に沿った断面図である。
【図14】図11のD-D' 線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10,510 スピンドル
20,520 スリーブ部材
30,530 上部カム
40,540 下部カム
50,550 外筒
60,560 スプリング
70,570 スラストベアリング
572 リング
579 スペーサ
90,590 衝撃吸収クッション部材
92,592 スラストベアリング
94、594 固定クリップ
Claims (7)
- 外筒と、スピンドルを具備し、前記スピンドルは前記外筒の中から外部に突出して高さ調節が出来る様に構成される回転椅子用の高さ調節体に於いて、
前記スピンドルの軸方向に形成される少なくとも1個以上の溝と、
前記スピンドルが回転方向と軸方向に動くことが出来る様にし、下部にカム形状の傾斜面を成して前記外筒の内周面に締結される第1カム部材と、
内周側に凸起が形成され、前記凸起が前記溝に挟まれて前記スピンドルに対して軸方向に上下降出来ると共に前記スピンドルの回転方向に前記スピンドルと一緒に回転し、上端部に前記第1カム部材の傾斜面と対応するカム形状の傾斜面を持つ第2カム部材と、
前記外筒の内部に設置され、一端が前記第2カム部材に結合され、他端が前記外筒によって移動が制限される弾性部材とを含み、
前記第1カム部材と第2カム部材とは前記対応する傾斜面を境界にして上下に分離され、前記第1カム部材はその外周面が前記外筒に固定され、前記第2カム部材はその外周面が前記外筒と対応する面に案内されて回転方向と軸方向に移動し、
前記外筒の所定の位置には内周面上の円周方向に爪が形成され、前記爪と前記弾性部材の間にはワッシャーが介されて、前記弾性部材の移動が制限され、
前記弾性部材と前記第2カム部材の間にはスラストベアリングが介され、
前記ワッシャーの上に前記弾性部材のベースガイド部が形成されたスプリングガイド部を設置して前記弾性部材をガイドすることを特徴とする復帰形回転椅子用の高さ調節体。 - 前記第1カム部材は内部の直径がお互いに違う第1円筒部と第2円筒部からなり、前記第2カム部材が前記第2円筒部の中に嵌められるように配置されることを特徴とする請求項1記載の復帰形回転椅子用の高さ調節体。
- 前記スピンドルを取り囲んで固定し、その外周面に前記溝が形成されるスリーブ部材が含まれることを特徴とする請求項1記載の復帰形回転椅子用の高さ調節体。
- 前記スリーブ部材は、アルミニウム合金、金属、非金属、樹脂の内の一つから成ることを特徴とする請求項3記載の復帰形回転椅子用の高さ調節体。
- 前記弾性部材と前記第2カム部材の間には前記スラストベアリングを設置して、前記第2カム部材が回転する時に前記弾性部材が共に回転されない様に構成されることを特徴とする請求項1記載の復帰形回転椅子用の高さ調節体。
- 外筒と、スピンドルを具備し、前記スピンドルは前記外筒の中から外部に突出して高さ調節が出来る様に構成される回転椅子用の高さ調節体に於いて、
前記スピンドルの軸方向に形成される少なくとも1個以上の溝と、
前記スピンドルが回転方向と軸方向に動くことが出来る様にし、下部にカム形状の傾斜面を成して前記外筒の内周面に締結される第1カム部材と、
内周側に凸起が形成され、前記凸起が前記溝に挟まれて前記スピンドルに対して軸方向に上下降出来ると共に前記スピンドルの回転方向に前記スピンドルと一緒に回転し、上端部に前記第1カム部材の傾斜面と対応するカム形状の傾斜面を持つ第2カム部材と、
前記外筒の内部に設置され、一端が前記第2カム部材に結合され、他端が前記外筒によって移動が制限される弾性部材とを含み、
前記第1カム部材と第2カム部材とは前記対応する傾斜面を境界にして上下に分離され、前記第1カム部材はその外周面が前記外筒に固定され、前記第2カム部材はその外周面が前記外筒と対応する面に案内されて回転方向と軸方向に移動し、
前記弾性部材の下端部は前記外筒と嵌合されるスペーサによって支持され、前記スペーサは円筒形の形状で構成され、前記スペーサは、アルミニウム合金、金属、非金属、樹脂の内の一つから成り、
前記弾性部材と前記第2カム部材の間にはリングが介されていることを特徴とする復帰形回転椅子用の高さ調節体。 - 前記リングには前記スピンドルの軸方向に少なくとも1個以上の貫通ホールが形成されていることを特徴とする請求項6記載の復帰形回転椅子用の高さ調節体 。
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