JPS6242231Y2 - - Google Patents

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JPS6242231Y2
JPS6242231Y2 JP4539579U JP4539579U JPS6242231Y2 JP S6242231 Y2 JPS6242231 Y2 JP S6242231Y2 JP 4539579 U JP4539579 U JP 4539579U JP 4539579 U JP4539579 U JP 4539579U JP S6242231 Y2 JPS6242231 Y2 JP S6242231Y2
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JP
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pole
slide
lock lever
slide pole
hole
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JP4539579U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスライドポールの一方向スライドロツ
ク機構に係り、ロツクレバーのスライドポール貫
通孔を非円形とし、これによりスライドポールを
ロツクレバーの貫通孔内の一箇所で係止し、ロツ
ク時のスライドポールとロツクレバーの噛み込み
を防止すると共に、ロツク時でもスライドポール
を上方に引き上げた時には、それが上方に変位す
るようにしてスライドポールのロツクとロツク解
除を極めて簡単に行なうことができるよう構成し
たスライドポールの一方向スライドロツク機構を
提供することを目的とする。
例えば一般のマイクロホンスタンドは、スタン
ド基部に植立したポール内に摺動自在に保持した
スライドポールの先端部にマイクロホンを取付
け、ロツク機構の操作によりスライドポールのロ
ツク位置を変えてマイクロホンスタンドの高さを
可変する構成とされている。この種ロツク機構と
して、例えばスライドポール挿通用の貫通孔を有
するロツクレバーを、ポール上端部近傍に回動自
在に設け、貫通孔の開口部周縁とスライドポール
の外周との係止摩擦力によつてスライドポールを
スライドロツクする構成としたロツク機構が知ら
れている。
しかるに、上記従来のロツク機構は、貫通孔が
真円形状であり、ロツク時スライドポールは2箇
所でロツクレバーの貫通孔内壁に当接係止するの
で、スライドポールとロツクレバー貫通孔が互い
に噛み込みやすく、従つてロツク解除に大なる力
を必要とすることがあり、例えばスライドポール
を反重力方向に動かしてロツク解除しようとして
も簡単にロツク解除できないことがある等の欠点
を有していた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
図面とともにその一実施例につき説明する。第1
図乃至第3図は夫々本考案になるスライドポール
の一方向スライドロツク機構を適用したマイクロ
ホンスタンドの一実施例の斜視図、縦断面図及び
要部拡大縦断面図、第4、5図は夫々ロツクレバ
ーの一実施例の平面図及び縦断面図を示す。
第1図乃至第3図中、マイクロホンスタンド1
は、本実施例の場合、円盤状のスタンド基部2に
植立した中空のポール3と、この中空のポール3
内に摺動自在とされ先端部にマイクロホン4が取
付けられるスライドポール5と、スライドポール
5を所望の高さ位置でロツクするためのロツク機
構部6等から大略構成されている。ロツク機構部
6は、スライドポール5が自重により下動しない
ようロツクするものであり、スライドポール5の
上動に対しては何らロツク機能を有していないの
で、一方向スライドロツク機構と呼ばれる。
マイクロホンスタンド1を組立てるに際して
は、先ずスライドポール5の上端部にマイクロホ
ンアダプタ7をスプリングピンで固定したのち、
スライドポール5の下端部にブツシユ8をめて
固定し、さらにキヤツプ9、ブツシユ10、コイ
ルばね11、ブツシユ12、ロツクレバー13の
順でこれらをスライドポール5に装着する。ブツ
シユ10,12はばね11の座となるもので、特
にブツシユ12は下端面を傾斜させた特殊な形状
をしており、後述する如くばね11が常に均一に
変形するよう工夫されている。
次に、スライドポール5の下端部に固定したブ
ツシユ8に皮バルブ14と衝撃吸収用のコイルば
ね15をネジ止めする。その際、ネジ止め用のネ
ジ16には予めエポキシ系の接着材を塗つてお
き、ネジ止め後のゆるみを防止する。
こうして、スライドポール5に対する各部の組
付けが終了したら、こんどはポール3の下端部に
ブツシユ17を嵌合固定する。このブツシユ17
は、スライドポール5を最も低位置まで下げたと
きにコイルばね15の端部を当接係止するもので
あり、中央部に空気抜きの孔17aが形成してあ
る。
ブツシユ17をポール3に取付けたら、スライ
ドポール5をポール3内に挿入し、ロツクレバー
13、ブツシユ12、コイルばね11、ブツシユ
10、キヤツプ9に挿通せしめたのち、キヤツプ
9をポール3の先端部に螺合させる。次に、ポー
ル3の下端部をスタンド基部2に螺合させ、ポー
ル3をスタンド基部2に固定する。
ここで、ロツク機構部6のロツクレバー13
は、ポール3の上端縁部に形成した矩形状の切欠
き3a内に所定角度回動自在に係合しており、第
3図に示す如く、環状の支承部18の上面にブツ
シユ12の傾斜面が当接している。この環状の支
承部18は、第4、5図に示す如く中央部にスラ
イドポール5が挿通する非円形の貫通孔19を有
しており、把手部20が支承部19に対し略直角
に折曲形成されている。
支承部18の貫通孔19は、本実施例の場合ス
ライドポール5と同径の半円弧部19aと、この
半円弧部19aよりも僅かに大径の半円弧部19
bと、両半円弧部19aと19bを結ぶ接線部1
9cとから大略構成されている。この場合、スラ
イドポール5と同径の半円弧部19aが最小径部
を構成し、この半円弧部19aがロツクレバー1
3の回動支点から遠い側に、又最大径部である半
円弧部19bがロツクレバー13の回動支点に近
い側に位置している。
ロツク時、ロツクレバー13は第3図に実線で
示す位置にあり、スライドポール5の外周は貫通
孔19の半円弧部19bからは離間しており、半
円弧部19aの開口部周縁に当接係止されてい
る。そして、ロツクレバー13は該当接部分の係
止摩擦力によつて、スライドポール5をその自重
に抗して所定の高さ位置にロツクしている。ここ
で、貫通孔19の半円弧部19bすなわち最大径
部分はスライドポール5の外周から離間している
ので、従来のマイクロホンの如くロツク機構部6
が2箇所で噛み込んで動かなくなつてしまうとい
つたことはない。
次に、例えばマイクロホン4の高さを高くする
場合、スライドポール5をそのまま上にひき上げ
る。このとき、スライドポール5は、ロツクレバ
ー13を僅かに上方に押し上げながら、最大径部
分である半円弧部19bからは離間したまま貫通
孔19の最小径部分である半円弧部19aの開口
部周縁を摺接しつつ上方に変位する。従つてマイ
クロホン4が所望の高さ位置に達するまでスライ
ドポール5をひき上げ、そこでスライドポール5
から手を放すと、スライドポール5はそのままの
位置で自重により半円弧部19aの開口部周縁に
当接係止されてロツクされる。
次に、マイクロホン4の高さを低くする場合
は、先ずスライドポール5を一方の手で把持し、
他方の手でロツクレバー13の把持部20をばね
11に抗して下方(図中左方)に押圧する。これ
によりロツクレバー13は第3図中二点鎖線で示
す位置まで回動変位し、貫通孔19の実質的な通
路面積が大となり、スライドポール5に対するロ
ツクが解除される。ここで、前記の如く、貫通孔
19の半円弧部19bすなわち最大径部分はスラ
イドポール5の外周から離間しておりロツク機構
部6は噛み込みがないから、把手部20を僅かな
力で押すだけでロツク解除することができる。ロ
ツク解除されたスライドポール5は、ポール3内
を摺動可能とされ、マイクロホン4が所望の高さ
位置まで降下したときにロツクレバー13、スラ
イドポール5の順で手を放すことにより、スライ
ドポール5をロツクすることができる。
尚、スライドポール5が下動する際、皮バルブ
14より下方のポール3内の空気が圧縮されなが
らブツシユ17の孔17aから排気されるので、
エアブレーキが働く。従つて、ロツクを解除した
状態でスライドポール5から誤まつて手を放して
しまつても、スライドポール5が急速落下するこ
とはない。
又、把持部20を押してロツクレバー13を回
動させたとき、ブツシユ12はスライドポール5
にガイドされて変位するから、ばね11の着座面
が斜めに傾くことはなく、ロツク解除時ばね11
を常に均一に圧縮変形させることができる。さら
に又、ロツクレバー13に対する当接面が傾斜し
たブツシユ12を用いたことにより、従来装置の
如く端面を極端に傾斜させたコイルばねを用いる
必要がない。
このように、上記構成になるマイクロホンスタ
ンド1は、ロツクレバー13に手を触れることな
くスライドポール5を所望の高さ位置まで上昇さ
せることができ、又ロツクレバー13に軽く手を
触れて操作するだけで、スライドポール5を所望
の高さ位置まで降下させることができる。
尚、上記実施例において、貫通孔19の最小径
部(上記実施例では半円弧部19a)の径は、必
ずしもスライドポール5と同径とする必要はな
く、それよりも大径としてもよい。
又、上記実施例において、スタンド基部2とし
ては円盤状のものに限らず、他の例えば三脚付き
のウエイト等を用いてもよく、又皮バルブ14は
必ずしも必要ではなく、コイルばね15だけでス
ライドポール5落下時の衝撃を吸収する構成とし
てもよい。
又、上記実施例において、ロツク機構部6はマ
イクロホンスタンド1に適用した場合を例にとつ
たが、これに限らず、他のものに適用してもよ
い。
上述の如く、本考案になるスライドポールの一
方向スライドロツク機構は、中空のポールと、該
中空のポール内で摺動自在とされたスライドポー
ルと、前記ポールの上端部近傍に回動自在に設け
られたロツクレバーと、該ロツクレバーの上方に
設けられ前記ロツクレバーに対する当接面のみを
傾斜させた複数のブツシユと、該ブツシユ間に設
けられ前記傾斜ブツシユを介して前記ロツクレバ
ーの上面を均一に押圧するばね材とよりなり、前
記ロツクレバーは前記スライドポールが挿通する
非円形貫通孔を有し、該非円形貫通孔の最大径部
分が回動支点から近い側に、又最小径部分が該回
動支点から遠い側に位置し、ロツク時該貫通孔の
最大径部分はスライドポールの外周から離間して
おり、該貫通孔の最小径部分の開口部周縁がスラ
イドポールの外周に当接係止し、該当接部分の係
止摩擦力によつてスライドポールを自重に抗して
スライドロツクし、該ロツク状態よりスライドポ
ールを反重力方向に所望位置までスライドさせる
ときに該貫通孔の最大径部分はスライドポールの
外周から離間したままスライドポールが前記貫通
孔の最小径部分の開口部周縁を摺接しつつ或いは
該開口部周縁から離間して所望の位置まで変位し
スライドロツクが解除される構成としているた
め、ロツクレバーとスライドポールの当接部分を
貫通孔の最小径部分の一箇所だけとすることがで
き、一方、貫通孔の最大径部分はガイドポールの
外周から離間しているので例えばロツクレバーの
貫通孔内壁が2箇所でスライドポールに当接する
構成の従来のロツク機構の如く、スライドポール
がロツクレバーに噛み込んで動かなくなつてしま
つたりするといつた不都合はなく、又スライドポ
ールを反重力方向にロツク状態よりスライドさせ
るだけでロツクレバーに手を触れることなくスラ
イドポールを所望の高さ位置まで上昇させること
ができるから、スライドポールの高さ調整を極め
て簡単に行なうことができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は夫々本考案になるスライド
ポールの一方向スライドロツク機構を適用したマ
イクロホンスタンドの一実施例の斜視図、縦断面
図及び要部拡大縦断面図、第4、5図は夫々ロツ
クレバーの一実施例の平面図及び縦断面図であ
る。 3……ポール、5……スライドポール、6……
ロツク機構部、13……ロツクレバー、19a…
…半円弧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空のポールと、該中空のポール内で摺動自在
    とされたスライドポールと、前記ポールの上端部
    近傍に回動自在に設けられたロツクレバーと、該
    ロツクレバーの上方に設けられ前記ロツクレバー
    に対する当接面のみを傾斜させた複数のブツシユ
    と、該ブツシユ間に設けられ、前記傾斜ブツシユ
    を介して前記ロツクレバーの上面を均一に押圧す
    るばね材とよりなり、前記ロツクレバーは前記ス
    ライドポールが挿通する非円形貫通孔を有し、該
    非円形貫通孔の最大径部分が回動支点から近い側
    に、又最小径部分が該回動支点から遠い側に位置
    し、ロツク時該貫通孔の最大径部分はスライドポ
    ールの外周から離間しており、該貫通孔の最小径
    部分の開口部周縁がスライドポールの外周に当接
    係止し、該当接部分の係止摩擦力によつてスライ
    ドポールを自重に抗してスライドロツクし、該ロ
    ツク状態よりスライドポールを反重力方向に所望
    位置までスライドさせるときに該貫通孔の最大径
    部分はスライドポールの外周から離間したままス
    ライドポールが前記貫通孔の最小径部分の開口部
    周縁を摺接しつつ或いは該開口部周縁から離間し
    て所望の位置まで変位しスライドロツクが解除さ
    れるよう構成してなるスライドポールの一方向ス
    ライドロツク機構。
JP4539579U 1979-04-06 1979-04-06 Expired JPS6242231Y2 (ja)

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JPS55145794U JPS55145794U (ja) 1980-10-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61212697A (ja) * 1985-03-19 1986-09-20 Mitsubishi Electric Corp 扇風機の高さ調整装置
JP5569540B2 (ja) * 2012-01-06 2014-08-13 ヤマハ株式会社 音響機器

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