JP3734190B2 - 水栓の高さ調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば洗面化粧台に備えるハンドシャワー等の水栓の高さを変えて使えるようにするための水栓の高さ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗面化粧台に備える水栓として、たとえば洗髪にも便利に使えるようにするためにハンドシャワー式としたものが広く知られている。このハンドシャワーは、洗面器のカウンター部分を貫通させて配置したホルダにシャワーヘッドの基端部を差し込めるようにし、キャビネットの中に垂らしたホースを湯水混合栓との間で接続するというものがその基本的な構成である。
【0003】
このようなハンドシャワーに代えて、たとえば実公平5−7338号公報に記載されているように、シャワーヘッドをホルダに保持したままとしておき、シャワーヘッドの高さを自由に変えて使えるようにしたものもある。
【0004】
このシャワーヘッドの保持構造は、シャワーヘッドの基端に連結したパイプ状の支持杆を洗面器側に配置した固定機構に差し通すとともに、支持杆の外周面を拘束してその上下方向の移動を規制するストッパ部材を固定機構に備えたものである。ストッパ部材は、支持杆の外周を巡る切欠を持つ平面形状としたものであり、その姿勢が水平のときには支持杆の外周面への拘束を解き、傾けた姿勢となるときに切欠の内周縁が支持杆の外周面に2点で突き当たって、これらの2点の拘束点の捩じりモーメントを利用して支持杆を拘束する。また、このストッパ部材の切欠部周辺を支持杆の外面部に付勢係止させるためのスプリングを設け、更にストッパ部材の付勢係止を解除するための操作片をストッパ部材に一体的に連設している。そして、このようなストッパ部材の水平及び傾斜した姿勢への設定のため、固定機構の外部に突き出した上下に二股状とした摘みをストッパ部材の一端側に連接し、支持杆を上げるときも下げるときもこれらの摘みを握る操作によって支持杆の拘束を解き、これによって高さ調整が行えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、操作用の二股状の摘みが上下方向に重なり合ったものでは、これらを手で握れるようにするためには、下側の摘みの下に指先を掛けることが必要である。このため、摘みと洗面器の上面との間には指先を入り込ませることができる程度の隙間を持たせることになり、固定機構全体の洗面器上面からの突き出しが大きくなって外観を損ねるほか、摘みどうしの間及び洗面器の上面への汚れの付着等の不都合な面もある。
【0006】
また、上下配置の摘みを押し潰すように握る操作なので、摘みをコンパクトにして短くしたものでは、これらを強く握らないと十分なモーメントを作用させることができない。したがって、大人でも利き手でないと軽快な操作ができないこともあり、使い勝手上からも改善すべきものがある。
【0007】
更に、ストッパ部材を支持杆に付勢係止するためのスプリングを設けてストッパ部材を常時支持杆に押さえつけているため、支持杆を上げるときも下げるときも摘みを握って支持杆へのストッパ部材の拘束を解く必要があり、頻繁に高さを変えて使用するような場合には操作が煩わしいという問題もある。
【0008】
本発明において解決すべき課題は、ハンドシャワー等の水栓の高さ調整をより一層簡単に行え高さ調整機構も簡単にして衛生設備として好適に使えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、吐出端までの流路を形成する管状材自身、または吐出端までに設けた流路部材とは別体とした管または棒状材をサポートとし、このサポートを差し通して高さ調整可能に保持する保持装置を備えた水栓の支持構造であって、保持装置には、サポートを拘束してその設定高さに保持するストッパと、サポートに対するストッパの拘束を解く解除手段とを備え、サポートを上昇させるときにはストッパによる拘束が自動解除されると共にサポートの上昇後にはストッパにより再拘束し、サポートを上昇位置から下降させるときには解除手段を駆動してストッパによる拘束を解き、更にサポートの下降後には解除手段を非駆動としてストッパにより拘束可能としてなる水栓の高さ調整装置において、ストッパは、少なくともサポートの断面中心を通る線分と交叉するまでこのサポートの外周を巡る平面形状を持ち、保持装置には、ストッパの一端側の下面を受載する受座を備え、この受座にストッパの一端側を載せたとき前記一端側が高く他端側が下向きに傾斜した姿勢として開口の軸線をサポートの軸線と交叉する関係とし、この傾斜したストッパをサポートとほぼ直交する姿勢に設定可能な操作用のボタンを解除手段として備えてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明においては、ボタンをストッパが受座に載っている部分の上方に配置し、このボタンのストッパへの押圧によってストッパをサポートとほぼ直交する関係に設定可能としたり、ボタンをストッパの一端側を載せた受座とは対向する位置であってストッパの他端側の下側に配置し、このボタンによるストッパの押上げによってストッパをサポートとほぼ直交する関係に設定可能とする構成とすることができる。
【0013】
【実施例】
図1は本発明の水栓の支持構造を備えたハンドシャワーの取付け構造を示す要部の切欠図である。
【0014】
図において、洗面器のカウンター50の上で固定したままか引き上げて使えるようにしたシャワーヘッド1を吐水口として備え、このシャワーヘッド1の基端に連結したホース1aをカウンター50の下のキャビネットの中にループ状に垂らすと共にカウンター50に固定した湯水混合水栓(図示せず)の混合水出口にこのホース1aを連結している。このようなシャワーヘッド1への湯水混合水栓からの混合水の供給は、たとえば実公平6−1649号公報等に記載されているように従来周知の構成である。そして、シャワーヘッド1は、カウンター50を貫通して配置したサポート2に着脱自在に取り付けられている。
【0015】
サポート2は斜めに傾斜させた姿勢としてその上端からシャワーヘッド1の基端側を差し込めるようにした中空のホルダ2aと、このホルダ2aの基端に連結され金属パイプを利用した支持管2bとから構成したものである。ホルダ2aはその内部にシール機構を配置してホース1aを伝う滴を水切りする構造としたものである。また、支持管2bはホルダ2aの基端側に差し込んで連結され、ホルダ2aの下端はこの支持管2bの外周から半径方向に突き出る段差を形成している。
【0016】
カウンター50にはサポート2のホルダ2aの下端を受けるとともに支持管2bを高さ調整するための保持装置3を備える。この保持装置3は、カウンター50の取付け口50aに差し込まれてナット50bによって固定されるベース4,このベース4の中に収納したリテーナハウジング5,このリテーナハウジング5の中に傾動可能に配置したストッパ6を主な部材として構成されたもので、図2にその分解斜視図及び図3に要部の縦断面図をそれぞれ示す。
【0017】
ベース4は取付け口50aに差し込まれる雄ネジ付きのスリーブ4aを下に突き出して形成し、ナット50bによってカウンター50に固定されるもので、スリーブ4aの内径は支持管2bが自由に移動できる程度の大きさである。そして、上端にはカウンター50面の上に載せて配置される皿状の収納座4bを形成し、この収納座4bの中にリテーナハウジング5を落とし込んで定位置に保持可能としている。
【0018】
リテーナハウジング5は、ベース4の収納座4bにきっちりと嵌まり込む凹状断面の保持環5aとその上面に被せた操作環5bとを組み合わせたものであり、これらの保持環5a及び操作環5bにはこれらを組み合わせたときに同軸配置となり且つ支持管2bが自由に移動できる程度の内径の開口5c,5dを開けている。また、保持環5aの内部にはストッパ6の下面の一部を受ける受座5eを底面から上に突き出して形成し、操作環5bの外周縁には操作用のボタン5fを別部材として上下に移動可能に備えている。
【0019】
保持環5aと操作環5bとは、それぞれの受座5e及びボタン5fが対応する姿勢として互いに重ね合わせるものとし、図4に示すように、ボタン5fを押せばその下端面が受座5e上に斜めの姿勢で載っているストッパ6の一端側を押下げ、これによってストッパ6を図示の水平姿勢に設定することができる。また、ボタン5fと保持環5aの底との間には、圧縮のコイルスプリング5gを組み込むものとし、ボタン5fを押す力を外せばこのコイルスプリング5gの復元によってボタン5fを図3に示す元の位置に戻せる構成とする。
【0020】
ストッパ6は図2に示すように環状体として形成されたもので、自身は弾性変形しない程度の適切な肉厚を持つ金属板を素材としたものである。このストッパ6は、図3に示すように、リテーナハウジング5に収納したときには半径方向の一端側が受座5eの上に載ると共に他端側が保持環5aの底面から浮いた状態で受座5e側の方が高くなる傾斜した姿勢として保持環5aの中に落とし込める程度の外径を持つ。そして、ストッパ6には同軸上に円形状の開口6aを設ける。この開口6aは、ストッパ6が支持管2bと同軸すなわち支持管2bの軸線とストッパ6とが直交する関係にあるときに支持管2bの外径よりも僅かに大きく、しかも図4に示すようにストッパ6が傾斜姿勢にあるときには開口6aの内周縁が支持管2bの外周に係合可能な程度の内径を持つ。
【0021】
更に、保持装置3には、ベース4にリテーナハウジング5を組み込んだときにこれをベース4側に拘束すると共にリテーナハウジング5の全体を覆うカバー7を一体に接合する。このカバー7は扁平な円錐台状であってその上端には支持管2bが差し込まれる円形の開口7aとその周りに平面状に形成されホルダ2aの下端面を受ける受圧座7bを形成し、更に外周縁部分には操作環5bのボタン5fを外に突き出すためのボタン孔7cを開けたものである。そして、開口7aの下側には支持管2bの外周面に密着するU字状断面のパッキン8を組み込んでいる。このパッキン8は、開口7aから水がカバー7内に浸入するのを防止すると共に、支持管2bに抵抗を与えることによってストッパ6の係合が外れたときにこの支持管2bが急激に落下してしまうのを防止する機能を持つ。
【0022】
なお、カバー7は、図3に示すように、ベース4の中に組み込んだリテーナハウジング5の全体を覆うとともに、ボタン5f周りもその上端部分を除いて周壁で包み込むことによって、このボタン5fのみを押す操作ができるように組み立てられる。
【0023】
以上の構成において、図1に示すように、カウンター50に固定した保持装置3に対して、サポート2の支持管2bが差し込まれ、サポート2のホルダ2aにはシャワーヘッド1の基端が着脱自在に保持されている。そして、シャワーヘッド1に接続したホース1aはホルダ1a及び支持管2bに通されているので、ホルダ1aの下端を図示のようにカバー7の受圧座7bに預けたまでシャワーヘッド1からの吐水が行えるほか、シャワーヘッド1をホルダ1aから引き出して使うこともできる。
【0024】
一方、ボタン5fを押さない限りストッパ6に対する受座5e上での押圧は作用しないので、ストッパ6はその自重によって図3に示すように傾斜した姿勢に維持されている。すなわち、ストッパ6の開口6aは支持管2bに対する係合力を作用させる状態に保持されているが、ホルダ2aを引き上げると支持管2bも上に移動するので、この支持管2bの外周に緩やかに開口6aの開口縁が係合しているストッパ6は、支持管2bの上昇に伴って図3における左端側が持ち上げられる。したがって、開口6aは支持管2bが速やかに通過できるような水平姿勢となり、これによってホルダ2aを引き上げる操作だけでストッパ6によってロック状態にあった支持管2bを引き上げることができる。
【0025】
図5はシャワーヘッド1と共にサポート2を引き上げている状態であり、先に説明したように、ストッパ6は水平の姿勢となってその開口6aの開口縁による支持管2bへの係合を解き、支持管2bの上昇を許している。そして、図5の高さで使うときには、サポート2から手を離せばこのサポート2自身及びシャワーヘッド2の自重によって支持管2bが保持装置3内が少し下がり、このとき支持管2bの外周面に接触している開口6aの開口縁に対する摩擦力が作用してストッパ6は図3の傾斜した姿勢に戻される。
【0026】
このように、シャワーヘッド1を使う位置を高くする側に設定するときには、ボタン5fを押すことなくサポート2を手で引き上げて高さを調整した後に手を離すだけで、ストッパ6をアンロックの状態からロック状態に切り替えることができる。そして、上昇させた支持管2bに対して、傾斜姿勢にあるストッパ6の開口6aと支持管2bの外周面との間の係合力を作用させることによって、支持管2bの下降を拘束し、シャワーヘッド1の高さを変えてこれを使うことができる。
【0027】
図5の高さに設定したサポート2を再び図1に示す下降位置に戻すには、ボタン5fを押しておけばよい。すなわち、ボタン5fを図4に示すように押し続けておけばストッパ6を支持管2bと直交する姿勢に設定できるので、支持管2bに対する開口6aの開口縁による係合を解くことができる。したがって、図4のようにロックが解除された支持管2bはストッパ6とは関係なく下降できるようになり、サポート2及びシャワーヘッド1の自重によって保持装置3内を支持管2bが滑り落ち、図1の状態に戻る。そして、ボタン5fを押すのを止めれば、図3に示すように受座5e側を高くなるようにストッパ6が傾斜した姿勢に戻り、これによって支持管2bは再びロックされる。
【0028】
図6及び図7は別の実施例を示す要部の縦断面図であり、この例ではサポート12を金属管によってホルダ12aと支持管12bを一体に成形し、先の例と同様にホルダ12aにシャワーヘッドの基端を着脱自在とするとともに、このシャワーヘッドに連結したホース1aをこのサポート12に移動自在に差し通したものであり、保持装置13によって同様に支持管12bに対するロック及びその解除によって高さ調整可能としている。
【0029】
保持装置13はナット(図示せず)と螺合してカウンター50に固定するためのベース14と、先の例におけるカバーを兼ねる部材としたリテーナハウジング15とを組み合せたものである。リテーナハウジング15は支持管12aの外周面をシールするパッキン18を備えると共に、ベース14との間には受座ブロック15aを組み込み、この受座ブロック15aの上面に先の例と同様に金属素材の環状のストッパ16の一端側を載せる配置としてリテーナハウジング15の中に収納している。そして、受座ブロック15aに対して半径方向に対向する位置のリテーナハウジング15の周壁には操作口15bを開け、この操作口15bを通して操作用のボタン17を上下に揺動可能となるようにリテーナハウジング15に連接している。
【0030】
操作用のボタン17は、これを操作しないときに図6に示すように操作口15bから外に突き出た部分が斜め上に傾斜した姿勢を取り且つリテーナハウジング15内に入り込んでいる先端部分はベース14の上面に載るような形状とし、このときストッパ16の下面には係合しない関係とする。すなわち、図6の状態では、環状のストッパ16はその一端側が受座ブロック15aの上面に載っているので、ボタン17側に臨む一端側が下向きに傾斜した姿勢であり、したがってこのストッパ16の傾斜によって支持管12bに対する係合力が作用してロックされている。
【0031】
シャワーヘッドの位置を高くするときには、先の例と同様にサポート2を引き上げると、支持管12b周りのストッパ16の開口16aに対する係合摩擦によってこのストッパ16を水平の姿勢に変えることができる。このため、支持管12bは速やかに上昇し設定高さになった時点で引き上げを止めれば、開口16aに対する係合摩擦がなくなってストッパ16は図6の姿勢に戻って支持管12bをロックし、これによってサポート12はその設定高さに保持される。
【0032】
また、サポート12が引き上げられていて、図6に示すように傾斜した姿勢のストッパ16によって支持管12bが拘束されているときにサポート12の位置を下げるには、先の例と同様に操作用のボタン17を図7に示すように押し下げてストッパ16を水平姿勢に保持する。したがって、ボタン17を押し続けている間ではストッパ16による支持管12bに対する拘束力が作用しないので、サポート12はシャワーヘッドの重量も加わってこれらの自重により落下していき図6に示す状態に戻る。
【0033】
なお、実施例では洗面化粧台に設けるハンドシャワー式のシャワーヘッドを水栓の例として説明したが、これに代えてキッチン用のカウンターに備える水栓等の吐水口についても同様の構成によって高さ調整することが可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明では、水栓の位置を高くするときにはサポートだけを手で引き上げた後に手を離すだけの操作でストッパによる拘束の解除と高さ設定位置への再拘束ができるので、従来例のように操作摘みをいちいち操作することは不要となり、高さ調整が簡単に行える。
【0035】
また、サポートを下げるときだけ解除手段を操作すればサポートは水栓を含む自重によって保持装置の中を下に抜けていくので、同様に取扱いが簡単になる。そして、特に解除手段として押しボタン式のボタンを備えるものでは、このボタンを片方の手で押すだけで済むのでより一層使い勝手が向上すると共に、保持装置には従来例のように二股状の摘みを設ける必要がないので外観が向上するほか埃の付着等の問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水栓の高さ調整機構をハンドシャワーに適用した例を示す要部の縦断面図である。
【図2】 支持管の高さを調整するための保持装置の部材を分解して示す斜視図である。
【図3】 支持管に対するストッパによるロックを示す要部の縦断面図である。
【図4】 操作用のボタンによってストッパによる支持管へのロックを解除したときの要部の縦断面図である。
【図5】 サポートを引き上げた状態であってストッパによる支持管に対するロックが解除された状態を示す要部の切欠図である。
【図6】 保持装置の別の実施例であって支持管がロックされているときの要部の縦断面図である。
【図7】 図6の例において支持管に対するロックが解除されたときの要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 :シャワーヘッド
1a:ホース
2 :サポート
2a:ホルダ
2b:支持管
3 :保持装置
4 :ベース
5 :リテーナハウジング
5a:保持環
5b:操作環
5c,5d:開口
5e:受座
5f:ボタン
5g:コイルスプリング
6 :ストッパ
6a:開口
7 :カバー
8 :パッキン
12 :サポート
12a:ホルダ
12b:支持管
13 :保持装置
14 :ベース
15 :リテーナハウジング
15a:受座ブロック
16 :ストッパ
17 :ボタン
18 :パッキン
Claims (3)
- 吐出端までの流路を形成する管状材自身、または吐出端までに設けた流路部材とは別体とした管または棒状材をサポートとし、このサポートを差し通して高さ調整可能に保持する保持装置を備えた水栓の支持構造であって、保持装置には、サポートを拘束してその設定高さに保持するストッパと、サポートに対するストッパの拘束を解く解除手段とを備え、サポートを上昇させるときにはストッパによる拘束が自動解除されると共にサポートの上昇後にはストッパにより再拘束し、サポートを上昇位置から下降させるときには解除手段を駆動してストッパによる拘束を解き、更にサポートの下降後には解除手段を非駆動としてストッパにより拘束可能としてなる水栓の高さ調整装置において、
ストッパは、少なくともサポートの断面中心を通る線分と交叉するまでこのサポートの外周を巡る平面形状を持ち、保持装置には、ストッパの一端側の下面を受載する受座を備え、この受座にストッパの一端側を載せたとき前記一端側が高く他端側が下向きに傾斜した姿勢として開口の軸線をサポートの軸線と交叉する関係とし、この傾斜したストッパをサポートとほぼ直交する姿勢に設定可能な操作用のボタンを解除手段として備えてなる水栓の高さ調整装置。 - ボタンをストッパが受座に載っている部分の上方に配置し、このボタンのストッパへの押圧によってストッパをサポートとほぼ直交する関係に設定可能としてなる請求項1記載の水栓の高さ調整装置。
- ボタンをストッパの一端側を載せた受座とは対向する位置であってストッパの他端側の下側に配置し、このボタンによるストッパの押上げによってストッパをサポートとほぼ直交する関係に設定可能としてなる請求項1記載の水栓の高さ調整装置。
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JP32425096A JP3734190B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 水栓の高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32425096A JP3734190B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 水栓の高さ調整装置 |
Publications (2)
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JPH10159139A JPH10159139A (ja) | 1998-06-16 |
JP3734190B2 true JP3734190B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
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Family Applications (1)
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JP32425096A Expired - Lifetime JP3734190B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 水栓の高さ調整装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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DE102013108886A1 (de) * | 2013-08-16 | 2015-02-19 | Ideal Standard International Bvba | Höheneinstellbare Wasserleitungsarmatur |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32425096A patent/JP3734190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH10159139A (ja) | 1998-06-16 |
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