JPH08302775A - 洗髪水栓 - Google Patents
洗髪水栓Info
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- JPH08302775A JPH08302775A JP11458995A JP11458995A JPH08302775A JP H08302775 A JPH08302775 A JP H08302775A JP 11458995 A JP11458995 A JP 11458995A JP 11458995 A JP11458995 A JP 11458995A JP H08302775 A JPH08302775 A JP H08302775A
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- Japan
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- brake
- support tube
- ring
- water discharge
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
ており、このキャップ30内に保持部材31、ブレーキ
リング32、ストッパリング33及びブレーキパッキン
34が配置されている。保持部材31は支持管20の外
周面に弾性的に外嵌している。ブレーキリング32は、
円環を3分割した円弧形状の小ブレーキ片37を3個組
み合わせて円環形としたものである。このブレーキリン
グ32の外周面にスプリング39が配置され、各ブレー
キ片37をブレーキリング32の縮径方向に弾性的に締
め付けている。 【効果】 吐水ヘッドが横方向に吐水しても吐水ヘッド
やヘッドホルダが回転しない。この結果、吐水ヘッドか
らの水が予期せぬ方向に飛び散ったり、吐水ヘッドやヘ
ッドホルダが周囲物体に当ったりすることが防止され
る。また、吐水ヘッドを支える支持管を常に軽快に昇降
させることができる。
Description
節できる洗髪水栓に係り、特に吐水ヘッドの吐水時の自
転(横方向への吐出水圧による後退回動)を防止するよ
う構成された洗髪水栓に関する。
手洗いを行ない、洗髪の際には支持管と共に吐水ヘッド
を所要の高さに引上げて使用するようにした洗髪水栓が
広く用いられている。この洗髪水栓の従来例(実公平4
−40940号公報)について第7〜9図を参照して説
明する。
通されている。この取付筒1の下部内周面に雌ねじが刻
設され、外周面の全体に雄ねじが刻設されている。この
取付筒1は外周面の該雄ねじに螺合されたナット3,4
によって洗面台の天板5の水栓取付孔6に固定されてい
る。
の雌ねじに螺着されている。この緊締筒体7の下部に複
数の切欠8及び環状の突条部9が設けられている。該緊
締筒体7の下端部外周に設けた環状溝11に引張スプリ
ング12が巻装されている。このスプリング12の締付
力により、緊締筒体7の下部が縮径方向へ弾力的に付勢
されている。
れ、吐水ヘッド15に接続されている。支持管2の上端
に、吐水ヘッド15の基端部を収容するヘッドホルダ1
6が継手17を介して取り付けられている。支持管2の
下端には、抜け止め用のナット18が取り付けられてい
る。支持管2の下端近傍には周回溝19が周設されてい
る。
ヘッド15を実線で示す高位置に変位させるには、ヘッ
ドホルダ16を手で握って上方へ引く。そうすると、該
ヘッドホルダ16と共に支持管2が上昇する。
後、ヘッドホルダ16から手を離す。この状態にあって
は、引張スプリング12によって縮径方向に付勢された
緊締筒体7の下端の突条部9が支持管2を締め付け、こ
れにより、ヘッドホルダ16から手を離しても支持管2
がそのままの高さに停止するようになる。
と、突条部9が周回溝19に入り込む。
あっては、吐水ヘッドが横方向(真横又は斜め下向き方
向)を向いた状態で吐水が行なわれると、支持管2の軸
心回りに該吐水ヘッド15、ヘッドホルダ16及び支持
管2を回転させようとするトルクが発生する。
には、スプリング12の締付力が強いため、このトルク
によって吐水ヘッド15等が回転することはない。とこ
ろが、突条部9が周回溝19に入り込んだ場合には、ス
プリング12の締付力が小さくなる。(緊締筒体7の下
端が周回溝19に入り込んで縮径するため、その分だけ
スプリング12の伸びも小さくなり、スプリング12の
締付力が小さくなる。)このため、上記トルクが突条部
9の摩擦に打ち克って吐水ヘッド15、ヘッドホルダ1
6等が支持管2回りに回転してしまう。このように吐水
ヘッド15が回転すると、吐水ヘッド15からの吐水が
洗面鉢周囲に飛び散ったり、吐水ヘッド15やヘッドホ
ルダ16が周囲物体(例えば鏡)に当ったりするおそれ
がある。
12としてバネ定数の大きなものを用いれば良いのであ
るが、このようにすると支持管2を昇降させるのに要す
る力が大きくなり、吐水ヘッド15をスムーズに昇降さ
せることができなくなる。
できると共に、吐水ヘッドをスムーズに昇降させること
ができる洗髪水栓を提供することを目的とする。
洗面台の取付孔に挿通されて固定される取付筒と、該取
付筒に昇降可能に挿通された支持管と、該支持管の上端
に設けられたヘッドホルダと、該ヘッドホルダの先端に
装着された吐水ヘッドと、該支持管を上昇させた位置に
て該取付筒に対し支持させる保持部材とを備えてなる洗
髪水栓において、該支持管の周方向の回転に対し摩擦抵
抗を与えるブレーキ部材を該保持部材とは別個に設けた
ことを特徴とするものである。
て、前記取付筒の上端にキャップが固着されており、前
記ブレーキ部材は、該支持管の外周面に摩擦接触するよ
うに外嵌されたブレーキリングと、該ブレーキリングに
対し支持管周方向に回転不能に係合したストッパリング
と、該ストッパリングと該キャップ内面との間に介在さ
れ且つ双方に密着し該ストッパリングの回転を阻止して
いるブレーキパッキンとからなることを特徴とするもの
である。
個に設けたブレーキ部材によって支持管に対し摩擦抵抗
を与えるようにしており、保持部材による支持管の保持
力を適正にしつつ、ブレーキ部材による摩擦力をこの保
持力とは別個に適切なものに選定できる。これにより、
吐水ヘッド等の回転を阻止しつつ吐水ヘッドをスムーズ
に昇降させることが可能となる。
リングが支持管に摩擦を与える。このブレーキリングは
ストッパリング及びブレーキパッキンを介してキャップ
に対し回転不能に係止される。
る。
断面図、第1図(b)は(a)図のB−B線に沿う拡大
断面図、第2図(a)は支持管の縦断面図、第2図
(b)は支持管の拡大断面図である。第3〜6図は洗髪
水栓のブレーキ機構を示しており、第3図は拡大断面
図、第4〜6図は分解斜視図である。
26に取付筒27が上方から挿入され、三角パッキン2
8を介してナット29をねじ込むことにより該取付筒2
7が天板25に固定されている。この取付筒27に支持
管20が挿通されている。
筒22とからなる。合成樹脂筒21は支持管20の大部
分を構成するものであり、支持管20の上端から下端ま
で延在している。合成樹脂筒21の上端外周面に設けら
れた雄ねじに対しヘッドホルダ23が螺着されている。
合成樹脂筒21の下端外周面に設けられた雌ねじに対し
抜け止めストッパ(ナット)24が螺着されている。
されており、このキャップ30内に保持部材31、ブレ
ーキリング32、ストッパリング33及びブレーキパッ
キン34が配置されている。
材31は合成樹脂製のC形リングよりなり、支持管20
の外周面に弾性的に外嵌している。
1が入り込む上側周回溝35と下側周回溝36とが設け
られている。上側周回溝35は金属筒22に研削又は絞
り加工などにより形成されている。下側周回溝36は合
成樹脂筒21の外周面に形成された凹部よりなる。
36よりもごくわずかに大きく、且つ金属筒22の外径
(周回溝35,36の部分を除く。)よりもごくわずか
に小さなものとなっている。
は、円環を3分割した円弧形状の小ブレーキ片37を3
個組み合わせて円環形としたものである。このブレーキ
リング32の外周面には凹溝38が周設され、リング状
のスプリング39が、該凹溝38内に配置されている。
該スプリング39は各ブレーキ片37をブレーキリング
32の縮径方向に弾性的に締め付けている。
の下端から外方に下フランジ33bが突設されると共
に、上端から内方に上フランジ33cが突設された略ハ
ット形断面形状のものである。この上フランジ33cの
下面には、ブレーキ片37,37同士の当接面に入り込
む楔部33dが突設されている。
保持部材31の上側にブレーキリング32が配置され、
該ブレーキリング32に対しストッパリング33が上方
から外嵌している。キャップ30を取付筒27に螺じ込
むことにより、このストッパリング33の上フランジ3
3cがブレーキパッキン34の下面に強く押し付けら
れ、該ブレーキパッキン34がキャップ30の内面に強
く押し付けられる。
3dを介してストッパリング33に係止され、ストッパ
リング33がブレーキパッキン34に押し付けられ、ブ
レーキパッキン34がキャップ30内面に押し付けられ
ることにより、ブレーキリング32の回転が阻止され
る。なお、ブレーキパッキン34は高摩擦特性を有する
ゴムよりなり、摩擦力により回転を阻止する。
ても、ブレーキリング32がスプリング39によって支
持管20の外周面に押し付けられている。
吐水圧によって支持管20の軸心回りのトルクが吐水ヘ
ッド40及びヘッドホルダ23に加えられたとしても、
支持管20は回転しない。この結果、吐水ヘッド40か
らの水が予期せぬ方向に飛び散ったり、吐水ヘッド40
やヘッドホルダ23が周囲物体に当ったりすることが確
実に防止される。
20が上昇限及び下降限のいずれの位置にあっても周回
溝35,36には入り込まない。従って、ブレーキリン
グ32は常にスプリング39から与えられる一定の圧力
によって支持管20の外周面に押し付けられるようにな
り、支持管20に一定の摩擦力が与えられる。この摩擦
力を支持管20の回転を阻止するのに必要最少限のもの
とすることにより、支持管20を常に軽快に昇降させる
ことが可能となる。
ヘッド40が装着され、該吐水ヘッド40に接続された
ホース41が該ヘッドホルダ23及び支持管20に引き
通されている。
図(a)では下降限に位置しており、該ヘッドホルダ2
3の下端はワッシャを介してキャップ30の上端に当接
している。この状態は、吐水ヘッド40を手洗いや洗顔
に供するのに好適である。
へ移動させるには、ヘッドホルダ23を把んで上方に引
き上げる。そうすると、支持管20は保持部材31及び
ブレーキリング32と摺動し、上方に移動し、やがて保
持部材31が下側周回溝33に入り込み、軽いクリック
感が感取される。
置にあるため、吐水ヘッド40の下側に頭を差し出して
洗髪を行なえる。もちろん、必要に応じ、吐水ヘッド4
0をヘッドホルダ23から外して洗髪に使用することも
できる。
すには、ヘッドホルダ23を下方に押せば良い。
31及びブレーキリング32と摺動する部分が金属筒2
2よりなるため、バフ研磨等によりこの金属筒22の外
周面の面精度を高くしておくことにより保持部材31及
びブレーキリング32と滑らかに摺動する。
が好ましい。ステンレス筒であれば、肉薄のパイプの外
周面をバフ研磨するだけでメッキをすることなく防錆性
を有した平滑な外面仕上りを得ることができる。ただ
し、真鍮などをバフ研磨しクロム等をメッキした金属筒
をも用い得る。
大部分が合成樹脂よりなるため軽量であり、ヘッドホル
ダ23を上方に引き上げる時に要する力が小さくて済
む。この支持管20は、金属筒21をインサートするイ
ンサート成形により容易に製造できる。この合成樹脂筒
21は成形が容易で製造コストも低い。
と、吐水ヘッドが横方向に吐水しても吐水ヘッドやヘッ
ドホルダが回転しない。この結果、吐水ヘッドからの水
が予期せぬ方向に飛び散ったり、吐水ヘッドやヘッドホ
ルダが周囲物体に当ったりすることが防止される。ま
た、吐水ヘッドを支える支持管を常に軽快に昇降させる
ことができる。
ーキリングの回転が確実に阻止され、吐水ヘッドやヘッ
ドホルダの回転を確実に防止することができる。
栓の縦断面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う拡
大断面図である。
管の拡大断面図である。
る。
る。
に係る洗髪水栓の要部分解斜視図である。
に係る洗髪水栓の要部分解斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗面台の取付孔に挿通されて固定される
取付筒と、 該取付筒に昇降可能に挿通された支持管と、 該支持管の上端に設けられたヘッドホルダと、 該ヘッドホルダの先端に装着された吐水ヘッドと、 該支持管を上昇させた位置にて該取付筒に対し支持させ
る保持部材とを備えてなる洗髪水栓において、 該支持管の周方向の回転に対し摩擦抵抗を与えるブレー
キ部材を該保持部材とは別個に設けたことを特徴とする
洗髪水栓。 - 【請求項2】 請求項1において、前記取付筒の上端に
キャップが固着されており、 前記ブレーキ部材は、該支持管の外周面に摩擦接触する
ように外嵌されたブレーキリングと、該ブレーキリング
に対し支持管周方向に回転不能に係合したストッパリン
グと、該ストッパリングと該キャップ内面との間に介在
され且つ双方に密着し該ストッパリングの回転を阻止し
ているブレーキパッキンとからなることを特徴とする洗
髪水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11458995A JP3191611B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 洗髪水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11458995A JP3191611B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 洗髪水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302775A true JPH08302775A (ja) | 1996-11-19 |
JP3191611B2 JP3191611B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=14641647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11458995A Expired - Lifetime JP3191611B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 洗髪水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191611B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002004363A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Kvk Corp | 分岐口付台付き水栓 |
JP2006283347A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toto Ltd | 昇降支持装置 |
CN108894288A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-11-27 | 福建省南安兰元洁具有限公司 | 一种升降杆调节装置 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11458995A patent/JP3191611B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002004363A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Kvk Corp | 分岐口付台付き水栓 |
JP2006283347A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toto Ltd | 昇降支持装置 |
JP4626364B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-02-09 | Toto株式会社 | 昇降支持装置 |
CN108894288A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-11-27 | 福建省南安兰元洁具有限公司 | 一种升降杆调节装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3191611B2 (ja) | 2001-07-23 |
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