JPH1178949A - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置

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JPH1178949A
JPH1178949A JP9268048A JP26804897A JPH1178949A JP H1178949 A JPH1178949 A JP H1178949A JP 9268048 A JP9268048 A JP 9268048A JP 26804897 A JP26804897 A JP 26804897A JP H1178949 A JPH1178949 A JP H1178949A
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vehicle
control
torque
control means
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真之助 石田
Hiroyuki Kawagoe
浩行 川越
Tomoaki Teramoto
倫明 寺本
Kaoru Matsuno
薫 松野
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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2201/00Particular use of vehicle brake systems; Special systems using also the brakes; Special software modules within the brake system controller
    • B60T2201/08Lane monitoring; Lane Keeping Systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transportation (AREA)
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標ヨーレートを設定し、それに基づいて操
舵アシストをトルクで与える操舵アシスト制御を行うと
共に、パワーステアリングによる操舵アシスト制御を行
うものにおいて、制御の切り換え時に運転者に違和感を
与えないようにする。また、運転者の意思に応じてパワ
ーステアリングによる操舵アシスト制御に任意に切り換
える。 【解決手段】 カウンタを備え、制御の切り換え時に、
カウンタ値から両方の制御によるアシストトルク量を配
分すると共に、運転者の操舵が所定値以上のトルクある
いは操舵速度で行われたときは、パワーステアリングに
よる疑似的な制御に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用操舵装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用操舵装置として、本出願人は、例
えば特開平5−197423号および特開平9−221
054号公報などにおいて、車両が目標経路に沿って走
行するように操舵角度をアシストする技術を提案してい
る。
【0003】このように、車両の車線(レーン)逸脱を
防止しつつ微小操舵を補助することによって、運転者の
負担を大幅に軽減することができる。運転者の負担は、
特に高速道路などを長時間走行するとき顕著となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような操舵アシス
ト制御においては、運転者の操舵との干渉を考慮する
と、舵角よりもトルク(操舵力)を介してアシストする
のが望ましい。
【0005】ところで、このような操舵トルクアシスト
制御装置と共に、いわゆるパワーステアリングによる操
舵トルクアシスト制御装置を備えるとき、両者の制御を
どのように切り換えるかが問題となる。即ち、切り換え
前後のアシストトルクが急変すると、運転者に違和感を
与えるなどの不都合が発生する。
【0006】従って、この発明の目的は上記した不都合
を解消することにあり、2種の操舵アシストトルク制御
装置を備えると共に、制御の切り換え前後のアシストト
ルクを滑らかに決定し、よって運転者に違和感を与える
などの不都合が生じないようにした車両用操舵装置を提
供することにある。
【0007】また、車両が車線に沿って走行する操舵ア
シスト制御を行っているときも、車線変更や緊急回避な
どの操舵を運転者が望むときは、パワーステアリングに
よる操舵アシストトルク制御に任意に切り換えられるこ
とが望ましい。
【0008】従って、この発明の第2の目的は、車両が
車線に沿って走行する操舵アシストトルク制御を行って
いるときも、運転者の意思によって任意にパワーステア
リングによる操舵アシストトルク制御に切り換えること
ができるようにした車両用操舵装置を提供することにあ
る。
【0009】さらに、そのような運転者の意思によって
任意にパワーステアリングによる操舵アシスト制御に切
り換えるときも、制御の切り換え前後のアシストトルク
を滑らかに決定し、よって運転者に違和感を与えるなど
の不都合が生じないようにすることが望ましい。
【0010】従って、この発明の第3の目的は、運転者
の意思によって任意にパワーステアリングによる操舵ア
シスト制御に切り換えると共に、制御の切り換え前後の
アシストトルクを滑らかに決定し、よって運転者に違和
感を与えるなどの不都合が生じないようにした車両用操
舵装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1項にあっては、車両の操舵車輪を転舵
するアクチュエータを備える操向手段と、人的操作によ
って前記アクチュエータを駆動する第1の操向制御手段
と、車両進行方向道路の車線状態を検知する第1の手段
と、前記車両の運動状態を検知する第2の手段と、前記
第1および第2の手段の出力に基づき、前記車両進行方
向道路の車線状態に対する車両の位置関係を維持するた
めに必要な操舵力を算出する操舵力算出手段と、人的に
加えられた操舵トルクを検知する検知手段と、および、
前記操舵力算出手段が算出した操舵力と前記検知手段が
検知した操舵トルクに基づき、前記操舵トルクを減少さ
せるように前記第1の操向制御手段に与えるトルク指令
を求める第2の操向制御手段とを備える車両用操舵装置
であって、前記第1および第2の操向制御手段の一方に
よる前記アクチュエータの制御状態から他方による前記
アクチュエータの制御状態への移行を徐々に行う如く構
成した。これによって、2種の操舵アシスト装置を備え
るときも制御の切り換え前後のアシストトルクを滑らか
に決定し、よって運転者に違和感を与えることがない。
【0012】請求項2項にあっては、前記第1の操向制
御手段による制御状態において、前記人的に加えられた
操舵トルクまたは人的に加えられた操舵速度が所定値以
上であるとき、前記第2の操向制御手段による制御に切
り換える如く構成した。これによって、運転者の意思に
よって任意にパワーステアリングによる操舵アシスト制
御に切り換えることができると共に、切り換え前後のア
シストトルクを滑らかに決定し、よって運転者に違和感
を与えることがない。
【0013】請求項3項にあっては、前記第2の操向制
御手段による制御状態から前記第1の操向制御手段によ
る制御状態への移行を、前記人的に加えられた操舵トル
クまたは人的に加えられた操舵速度が大きいほど早く行
う如く構成した。これによって運転者の意思によって任
意にパワーステアリングによる操舵アシスト制御に切り
換えることができると共に、運転者の意思に応じて移行
処理を早めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態を説明する。
【0015】図1はこの出願に係る車両用操舵装置を全
体的に示す概略図であり、図2はその装置を操舵系に焦
点をおいて示す同様の説明図である。
【0016】以下、図1および図2を併せて参照して説
明すると、車両10において運転席12に配置されたス
テアリングホイール14は、ステアリングシャフト16
に連結され、ステアリングシャフト16はユニバーサル
ジョイント18,20を介してコネクティングシャフト
22に連結される。
【0017】コネクティングシャフト22は、ラック・
ピニオン型ステアリングギア24のピニオン26に連結
される。ピニオン26はラック28に噛み合っており、
よってステアリングホイール14から入力された回転運
動はピニオン26を介してラック28の往復運動に変換
され、フロントアクスルの両端に配置されたタイロッド
(ステアリングロッド)30およびキングピン(図示せ
ず)を介して2個の前輪(操舵輪)32を所望の方向に
転舵させる。
【0018】ラック28上には同軸に電動モータ38お
よびボールねじ機構40が配置され、モータ出力はボー
ルねじ機構40を介してラック28の往復運動に変換さ
れ、ステアリングホイール14を介して入力された操舵
力(操舵トルク)を減少する方向にラック28を駆動す
る。
【0019】ここで、ステアリングギア24の付近には
トルクセンサ42が設けられ、運転者が入力した操舵力
(操舵トルク)の方向と大きさに応じた信号を出力す
る。また、ステアリングシャフト16の付近にはロータ
リエンコーダなどからなる舵角センサ44が設けられ、
運転者が入力した操舵角度の方向と大きさに応じた信号
を出力する。
【0020】2個の前輪32の付近にはそれぞれ電磁ピ
ックアップなどからなる車輪速センサ46が配置されて
前輪1回転ごとに信号を出力すると共に、2個の後輪4
8の付近にも同種構造の車輪速センサ50がそれぞれ配
置されて後輪1回転ごとに信号を出力する(図1で左側
の後輪のみ示す)。尚、車両10においては内燃機関
(図示せず)は前輪側に配置されており、前輪32を駆
動輪、後輪48を従動輪とする。
【0021】また、2個の前輪32および2個の後輪の
サスペンション機構(図示せず)の付近には車高センサ
52,54がそれぞれ設けられ、前後輪のサスペンショ
ンのストローク(変位)を通じてその部位の車両10の
高さに応じた信号を出力する。
【0022】図1に示す如く、運転席12の上部には、
フロントウィンドウ60の内面にルームミラー62と組
み合わされてCCDカメラ64が1基、取りつけられ
る。また、車両10のフロントバンパ付近の適宜位置に
は、複数基のミリ波レーダ66が設けられ(図1で1基
のみ示す)、前方に変調波を発信する。
【0023】CCDカメラ64は車両進行方向道路を単
眼視し、撮像信号を出力する。CCDカメラ64の出力
は、図2に示す如く、マイクロコンピュータからなる画
像処理ECU68に送られ、道路上の道路区分線(白
線)が抽出される。ミリ波レーダ66の出力は同様にマ
イクロコンピュータからなるレーダ出力処理ECU70
に送られ、アンテナ(図示せず)を介して受信された受
信波とミキシングされて車両進行方向に位置する立体物
(先行車)の有無が判別される。
【0024】この出願に係る車両用操舵装置は、同様に
マイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(「S
AS ECU」と示す)74を備え、画像処理ECU6
8、レーダ出力処理ECU70および前記したトルクセ
ンサ42の出力などはSASECU74に入力される。
【0025】また、この装置は第2の電子制御ユニット
(「EPS ECU」と示す)76を備える。EPS
ECU76は、いわゆるパワーステアリングに基づく操
舵アシスト量を算出する。前記したトルクセンサ42の
出力はEPS ECU76にも入力される。
【0026】SAS ECU74とEPS ECU76
は信号線78を介して相互に通信可能に接続される。S
AS ECU74は後述の如く操舵トルクのアシスト量
を算出し、EPS ECU76に送出する。
【0027】EPS ECU76は受信した操舵トルク
のアシスト量から指令値(PWMによるデューティ比)
を算出し、モータ駆動回路80に出力する。モータ駆動
回路80は4個のパワーFETスイッチング素子からな
るブリッジ回路(図示せず)を備え、指令値に基づいて
電動モータ38を駆動する。
【0028】図1の説明に戻ると、車両10の重心位置
付近にはヨーレートセンサ82が配置され、車両重心の
鉛直(重力)軸回りのヨーレート(回転角速度)に応じ
た信号を出力する。
【0029】また、運転席12のステアリングホイール
14には感圧センサ84が適宜個数配置され、圧力、即
ち、運転者のステアリングホイール操作の有無に応じた
信号を出力すると共に、シート下部には第2の感圧セン
サ86が適宜個数配置され、圧力、即ち、運転者の着座
の有無に応じた信号を出力する。
【0030】また、ダッシュボード付近にはナビゲーシ
ョン装置88が配置される。ナビゲーション装置88
は、車両10が走行する地域の走行路位置情報(地図情
報)を記憶した記憶装置を備える。
【0031】さらに、運転席12の床面のブレーキペダ
ル(図示せず)にはブレーキセンサ90が設けられ、運
転者のブレーキペダルの踏み込み量に応じた信号を出力
すると共に、アクセルペダル(図示せず)にはアクセル
センサ92が設けられ、運転者のアクセルペダルの踏み
込み量に応じた信号を出力する。
【0032】次いで、この装置の動作を説明する。
【0033】最初に、理解の便宜上、前記したSAS
ECU74およびEPS ECU76の制御のそれぞれ
について概説する。
【0034】図3はその動作を示すフロー・チャートで
ある。尚、これはSAS ECU74が行うものとす
る。
【0035】先ず、S10においてSASモードか否
か、換言すればSAS ECU74が制御を行うべき状
態にあるか否か判断する。
【0036】この装置においては、基本的にSAS E
CU74が制御を行うものとすると共に、後述の如く、
運転者が積極的な操舵意思を示したとき、EPS EC
U76が制御を行うようにした。
【0037】尚、図1および図2に想像線で示す如く、
運転席12のダッシュボードに切り換えスイッチ100
を設けておき、そのスイッチ100の出力に応じて制御
を切り換えるようにしても良い。
【0038】S10においてSASモード、即ち、SA
S ECU74が制御を行うべき状態にあるとする判断
されると、S12に進んでステアトルクなど、即ち、前
記したトルク42の出力から運転者が入力した操舵トル
クτhを読み込むと共に、画像処理ECU68の出力な
どを読み込み、S14に進んでSAS ECU74にお
いてが車両10が車線(道路区分線)に沿って走行する
ように操舵アシストトルクが算出される。
【0039】これは図示しない別ルーチンにおいて行わ
れるが、図4ブロック図および図5説明図を参照して簡
単に説明すると、前記したCCDカメラ64の出力を入
力する画像処理ECU68で画像処理から求めた道路区
分線から目標点列が求められる。次いで、目標点列から
目標ヨーレートが求めら、その目標ヨーレートとなるよ
うに図6に示す如く車線中央からの変位に応じてアシス
トトルク量が算出される。尚、その詳細は本出願と同日
に本出願人が提案する出願において詳細に述べられてい
るので、これ以上の説明は省略する。
【0040】次いでS16に進んで算出されたアシスト
トルク量に基づいて電流指令値が決定され、前記したモ
ータ駆動回路80にトルク指令が出力される。
【0041】S10で否定されるときはS18に進み、
同様にステアトルク(運転者の入力操舵トルクτh)を
読み込み、S20に進んでパワーステアリングによる公
知の操舵アシストトルク量が算出される。このパワース
テアリングによる操舵アシストトルク特性は公知のよう
に図6にカッコで示す如くステアトルクに応じて決定さ
れる。尚、S10で否定されるときはSAS ECU7
4は信号線78を介してEPS ECU76に通信し、
S18以下の作業を行わせる。
【0042】上記を前提として図7フロー・チャートを
参照してこの装置の動作を説明する。尚、図8は同様に
その動作を機能的に示すブロック図である。
【0043】尚、この装置の動作は、SAS ECU7
4による制御とEPS ECU76による制御の切り換
えに関する。図示のプログラムはEPS ECU76が
行い、必要に応じてSAS ECU74に通信して起動
させるものとする。また、図示のプログラムは0.5m
secごとに実行される。
【0044】以下説明すると、S100においてSAS
モードか否か判断する。ここで、前回までEPS制御モ
ード(EPS ECU76による制御状態)にあり、い
まSAS制御モード(SAS ECU74による制御状
態)に切り換えられたとする。即ち、図9タイム・チャ
ートにおいて、実線で示すESPモードにあるとき、破
線で示すSASモードに切り換えられたとする。
【0045】その場合、S100の判断は肯定されてS
102に進み、移行終了か否か判断する。切り換えられ
た直後とすると、S102の判断は否定されてS104
に進み、フラグF.CHGのビットを反転、具体的には
0から1に反転させ、S106に進んでフラグF.CH
Gのビットを判断する。
【0046】S104で1にセットされたことからS1
08に進んでステアトルク(入力トルク)τhを読み込
み、S110に進んでEPS ECU76においてステ
アトルクに応じて図7に特性に従ってアシストトルクが
設定(決定)される。
【0047】次いでS112に進みモード移行処理を行
う。具体的には、図9タイム・チャートに示す如く、E
PSモードとSASモードのアシストトルクの合算値を
100%とするとき、カウンタCNTの値に応じてEP
SモードとSASモードのアシストトルクの成分比が決
定される。
【0048】より具体的には、図10の特性aに示す如
く、SASモードのアシストトルクは未だ零であること
から、決定されたEPSモードのアシストトルクがその
ままアシストトルクとして決定される。
【0049】次いでS114に進んで決定(設定)され
たアシストトルクの合算値に基づいて目標モータ電流指
令値を決定して出力し、プログラムを終了する。
【0050】次のプログラムループにおいて、S100
を経てS102に進み、移行終了か否か判断する。前記
したカウンタの値が零に達したとき、移行終了と判断さ
れるので、2回目のプログラムループにおいてはS10
2の判断は否定され、S104に進んで前記フラグのビ
ットを再び反転させて、0にリセットする。
【0051】その結果、S106を経てS116に進み
ステアトルクを読み込み、S118に進んで入力トルク
τhが所定値τhr、例えば35kgf・cm未満か否
か判断する。尚、S116,S118でステアトルクの
代わりに操舵速度(舵角θの変化量Δθ)を用いても良
く、その場合、通常のレーンチェンジよりも比較的素早
い操舵、例えば路上の落下物の回避などの際の操舵速度
を基準にして判断する。
【0052】S118で肯定、即ち、入力トルクτhが
所定値τhr未満と判断されるときはS120に進み、
図6に示す如く車線中央からの変位に応じてアシストト
ルクを設定(決定)し、S112に進んでモード移行処
理を行う。尚、上に述べた如く、操舵速度を用いると
き、前記のような基準値未満と判断されるときもS12
0に進む。
【0053】この場合も、図10に示す如く、SASモ
ードによるトルクとEPSモードによるトルクが比例配
分される。ただし、SASモードによるトルク設定(決
定)は初回であることから、SASモードによるトルク
量の占める割合は低い。次いでS114に進んでモータ
電流指令値を決定して出力し、プログラムを終了する。
【0054】3回目のプログラムループにおいてS10
4で再びフラグのビットが反転され、S108でEPS
モードによるアシストトルク設定(決定)が行われ、以
後プログラムをループするたびに、同様の処理が繰り返
される。
【0055】即ち、EPSモードによるアシストトルク
決定とSASモードによるアシストトルク決定が繰り返
されると共に、プログラムがループするたびにSASモ
ードによる成分比が増加し、カウンタ(ダウンカウン
タ)の値が減少して0になったとき、換言すればS10
2で移行終了と判断されるとき、100%SASモード
による値となる。
【0056】実際には、数100msecから3sec
程度かけて移行処理がなされるので、これによって、E
PSからSASモードへの切り換えを徐々に行うことが
できる。尚、EPSモードからSASモードに移行する
ときは2sec程度(固定値)かけて行う。
【0057】ここで、S118の処理について説明す
る。
【0058】先に述べた通り、車両が車線に沿って走行
するように操舵アシスト制御を行っているときも、運転
者が車線変更や路上に障害物があるときなど緊急回避な
どの操舵を望むときは、いつでもパワーステアリングに
よる操舵アシスト制御に切り換えられるのが望ましい。
【0059】その意図から、S118を設け、運転者が
所定値τhr以上の入力トルク(あるいは所定値Δθr
以上の操舵速度)で操舵を行ったときはS124に進
み、EPSモードによって疑似的にアシストトルクを設
定(決定)するようにした。即ち、この場合、図6の特
性において操舵トルクに応じてアシストトルクが設定さ
れる。
【0060】これによって、SASモードにあるとき
も、前方に落下物がある場合など、運転者は所定値以上
のトルクで操舵するか、あるいは所定値以上の操舵速度
で操舵することで、疑似EPSモードによる操舵トルク
に応じたアシストトルクを得ることができる。
【0061】また、運転者が横風などの外乱によってス
テアリングホイール14を取られたときも、運転者はス
テアリングホイール14を瞬間的に抑えることで、疑似
EPSモードによる操舵トルクに応じたアシストトルク
を得ることができる。尚、いずれの場合であってもS1
12において切り換えが徐々に行われることは言うまで
もない。
【0062】尚、疑似EPS制御に一旦移行した後も、
入力トルクあるいは入力操舵速度が所定値未満となれ
ば、SAS制御による制御に復帰する(その意味で「疑
似ESPモード」と称した)。また、その後にEPS制
御に切り換えられるときは、上記した手法に従って切り
換えが行われる。
【0063】次いで、そのSAS制御モードからEPS
制御モード(EPS ECU76による制御状態)に切
り換えられた場合について説明する。
【0064】その場合、S100の判断は否定されてS
122に進み、移行終了か否か判断する。切り換えられ
た直後とすると、S122の判断は否定されてS104
に進み、フラグF.CHGのビットを反転、具体的には
1から0に反転させ、S106に進んでフラグF.CH
Gのビットを判断する。
【0065】S104で0にリセットされたことからS
116に進んでステアトルク(入力トルクτhを読み込
み、S118に進んで入力トルクτhが所定値τhr未
満か否か判断し、S118で肯定されるときはS120
に進んでSASモードによってアシストトルクを設定
(決定)する。前に述べたように、S116,S118
では操舵速度を用いても良い。
【0066】尚、次回のプログラムループではS104
でフラグが反転されてS108以降に進んでEPSモー
ドによってアシストトルクが設定される。以後はプログ
ラムループの度にSASモードとEPSモードによるア
シストトルクの設定が繰り返される。
【0067】従って、SASモードからEPSモードに
切り換えられた場合も、図9および図10の特性aに示
すように、カウンタ値による成分比に応じてSASモー
ドによるトルクとEPSモードによるトルクが決定さ
れ、合算され、S114ではそれに応じてモータ電流指
令値が決定されて出力される。尚、SASモードからE
PSモードに切り換えられた場合、カウンタCNTがM
AX値(所定の時間)に達したとき、移行終了と判断さ
れる。
【0068】この実施の形態は上記の如く構成したの
で、SASモード(SAS ECU74による制御モー
ド)とEPSモード(EPS ECU76による制御モ
ード)を共に備えるとき、両者の切り換えを徐々に、あ
るいは滑らかに行うことができ、従って運転者に違和感
を与えることがない。
【0069】また、SASモードにあるときも、運転者
の意思に応じてEPSモードに任意に切り換えて車線変
更や緊急回避などを可能にすると共に、その切り換えも
同様に徐々に、あるいは滑らかに行うので、運転者に違
和感を与えることがない。
【0070】図11はこの発明の第2の実施の形態を示
す、図7フロー・チャートの部分フロー・チャートであ
る。
【0071】第2の実施の形態においては、S112で
操舵速度Δθに応じて移行処理を行うようにした。具体
的には、操舵速度Δθに応じて時定数を増加し、図10
に特性bで(および図9に想像線で)示す如く、より短
時間で完全にEPSモードに切り換えるようにした。こ
れによって、運転者が積極的に操舵しようとする意図に
応じた割合でEPSモードへの変更を完了することがで
きる。尚、カウンタ値CNTの設定値を代えても同様の
意図を達成することができる。尚、残余の構成は第1の
実施の形態と異ならず、残余の効果も同様である。
【0072】尚、この時定数の特性は、運転者の操舵感
覚に対して違和感なく移行を完了できるように、任意に
設定して良く、例えば、図10にc,d,eで示すよう
に設定しても良い。
【0073】この実施の形態においては上記の如く、車
両の操舵車輪(前輪32)を転舵するアクチュエータ
(電動モータ38)を備える操向手段(ステアリングホ
イール14、ステアリングギア24)と、人的操作によ
って前記アクチュエータを駆動する第1の操向制御手段
(EPS ECU76)と、車両進行方向道路の車線状
態を検知する第1の手段(CCDカメラ64、画像処理
ECU68)と、前記車両の運動状態を検知する第2の
手段(舵角センサ44など)と、前記第1および第2の
手段の出力に基づき、前記車両進行方向道路の車線状態
に対する車両の位置関係を維持するために必要な操舵力
を算出する操舵力算出手段(SAS ECU74)と、
人的に加えられた操舵トルクを検知する検知手段(トル
クセンサ42)と、および、前記操舵力算出手段が算出
した操舵力と前記検知手段が検知した操舵トルクに基づ
き、前記操舵トルクを減少させるように前記第1の操向
制御手段に与えるトルク指令を求める第2の操向制御手
段(SAS ECU74)とを備える車両用操舵装置で
あって、前記第1および第2の操向制御手段の一方によ
る前記アクチュエータの制御状態から他方による前記ア
クチュエータの制御状態への移行を徐々に行う(図7フ
ロー・チャートのS100からS122)如く構成し
た。
【0074】また、前記第1の操向制御手段による制御
状態において、前記人的に加えられた操舵トルクτhま
たは人的に加えられた操舵速度Δθが所定値τhrまた
はΔθr以上であるとき、前記第2の操向制御手段によ
る制御に切り換える(図7フロー・チャートのS118
およびS124)如く構成した。
【0075】また、前記第2の操向制御手段よる制御状
態から前記第1の操向制御手段による制御状態への移行
を、前記人的に加えられた操舵トルクまたは人的に加え
られた操舵速度が大きいほど早く行う(図11のS11
2)如く構成した。
【0076】尚、上記した実施の形態において、図7フ
ロー・チャートのS118で操舵トルクと操舵速度を共
に判断したが、いずれか一方のみであっても良い。その
意味で特許請求の範囲においては人的に加えられた操舵
トルクまたは人的に加えられた操舵速度が所定値以上と
記載した。
【0077】また、上記した実施の形態において、操舵
アシスト機構は公知のパワーステアリング機構と兼用と
したが、独立に設けても良い。操舵アシスト機構は電動
型としたが、油圧型であっても良い。
【0078】また、舵角センサ44などは開示した構成
以外でも良く、また配置位置も必要とする検出値が得ら
れる限り、どこに配置しても良い。
【0079】
【発明の効果】請求項1項にあっては、2種の操舵アシ
スト装置を備えるときも制御の切り換え前後のアシスト
トルクを滑らかに決定し、よって運転者に違和感を与え
ることがない。
【0080】請求項2項にあっては、運転者の意思によ
って任意にパワーステアリングによる操舵アシスト制御
に切り換えることができると共に、切り換え前後のアシ
ストトルクを滑らかに決定し、よって運転者に違和感を
与えることがない。
【0081】請求項3項にあっては、運転者の意思によ
って任意にパワーステアリングによる操舵アシスト制御
に切り換えることができると共に、運転者の意思に応じ
て移行処理を早めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る車両用操舵装置の全体を
示す概略図である。
【図2】図1の装置を操舵系に焦点をおいて示す、図1
と同様の全体概略図である。
【図3】図1の装置の中のSAS ECUとEPS E
CUの動作を示すフロー・チャートである。
【図4】図1の車両用操舵装置の動作を機能的に示すブ
ロック図である。
【図5】図4の機能ブロック図を説明する説明図であ
る。
【図6】図3フロー・チャートにおけるSAS ECU
とEPS ECUの操舵アシスト特性を説明する説明グ
ラフである。
【図7】この装置の動作を示すフロー・チャートであ
る。
【図8】この装置の動作を機能的に示すブロック図であ
る。
【図9】図7フロー・チャートの移行処理を示すタイム
・チャートである。
【図10】図7フロー・チャートの移行処理における、
SAS ECUで設定されたアシストトルクとEPS
ECUで設定されたアシストトルクのカウンタによる成
分比を示す説明図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態における動作を
示す、図7フロー・チャートの部分フロー・チャートで
ある。
【符号の説明】
10 車両 14 ステアリングホイール(操向手段) 24 ステアリングギア(操向手段) 26 ピニオン 28 ラック 32 前輪(操舵輪) 38 電動モータ(アクチュエータ) 40 ボールねじ機構(操向制御手段) 42 トルクセンサ 44 舵角センサ(舵角検知手段) 46,50 車輪速センサ 48 後輪 64 CCDカメラ(第1の手段) 68 画像処理ECU(第1の手段) 74 電子制御ユニット(SAS ECU)(操舵力
算出手段、第2の操向制御手段) 76 第2の電子制御ユニット(EPS ECU)
(第1の操向制御手段) 100 切り換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 119:00 (72)発明者 松野 薫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の操舵車輪を転舵するアクチュエー
    タを備える操向手段と、人的操作によって前記アクチュ
    エータを駆動する第1の操向制御手段と、車両進行方向
    道路の車線状態を検知する第1の手段と、前記車両の運
    動状態を検知する第2の手段と、前記第1および第2の
    手段の出力に基づき、前記車両進行方向道路の車線状態
    に対する車両の位置関係を維持するために必要な操舵力
    を算出する操舵力算出手段と、人的に加えられた操舵ト
    ルクを検知する検知手段と、および、前記操舵力算出手
    段が算出した操舵力と前記検知手段が検知した操舵トル
    クに基づき、前記操舵トルクを減少させるように前記第
    1の操向制御手段に与えるトルク指令を求める第2の操
    向制御手段とを備える車両用操舵装置であって、前記第
    1および第2の操向制御手段の一方による前記アクチュ
    エータの制御状態から他方による前記アクチュエータの
    制御状態への移行を徐々に行うように構成したことを特
    徴とする車両用操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の操向制御手段による制御状態
    において、前記人的に加えられた操舵トルクまたは人的
    に加えられた操舵速度が所定値以上であるとき、前記第
    2の操向制御手段による制御に切り換えることを特徴と
    する請求項1項記載の車両用操舵装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の操向制御手段による制御状態
    から前記第1の操向制御手段による制御状態への移行
    を、前記人的に加えられた操舵トルクまたは人的に加え
    られた操舵速度が大きいほど早く行うことを特徴とする
    請求項1項または2項記載の車両用操舵装置。
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