JPH1173172A - コンピュータシステムの表示装置によって受信されるアナログ表示信号の信号パラメータを自動的に決定する方法および装置 - Google Patents

コンピュータシステムの表示装置によって受信されるアナログ表示信号の信号パラメータを自動的に決定する方法および装置

Info

Publication number
JPH1173172A
JPH1173172A JP10162106A JP16210698A JPH1173172A JP H1173172 A JPH1173172 A JP H1173172A JP 10162106 A JP10162106 A JP 10162106A JP 16210698 A JP16210698 A JP 16210698A JP H1173172 A JPH1173172 A JP H1173172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog signal
display
test data
display device
encoded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP10162106A
Other languages
English (en)
Inventor
Alexander J Eglit
ジュリアン エグリット アレクサンダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PARADISE ELECTRON Inc
Original Assignee
PARADISE ELECTRON Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PARADISE ELECTRON Inc filed Critical PARADISE ELECTRON Inc
Publication of JPH1173172A publication Critical patent/JPH1173172A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/003Details of a display terminal, the details relating to the control arrangement of the display terminal and to the interfaces thereto
    • G09G5/006Details of the interface to the display terminal
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • G06F11/1004Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's to protect a block of data words, e.g. CRC or checksum
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0606Manual adjustment
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0673Adjustment of display parameters for control of gamma adjustment, e.g. selecting another gamma curve
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0693Calibration of display systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置によって受信されるアナログ表示信
号の信号パラメータを自動的に決定できるコンピュータ
システムを提供する。 【解決手段】 所定フォーマットのテストデータが表示
装置に送信される。テストデータは、タイミング信号な
どの表示信号パラメータを表示装置が正確に測定できる
ように符号化される。テストデータには、黒ポイントお
よび白ポイントも含まれている。これらのポイントは、
黒信号および白信号を表すために使用される電圧レベル
を表示装置が測定できるようにする。表示装置は、個々
のポイントでの輝度レベルのフルスケールを利用できる
ように、表示画面上で個々のポイントが作動される方法
を適宜調整することができる。テストデータおよび表示
データの送信に同じ通信経路が使用されるので、表示装
置にテストデータの存在を知らせるためにCRCベース
の技術が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックスシステムに関し、特に、コンピュータシステ
ムの表示装置によって受信されるアナログ表示信号の信
号パラメータを自動的に決定するシステムおよび方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置は、画像を表示するためにコン
ピュータシステム内で使用されることが多い。通常、画
像は、アナログ信号(RGB信号など)の形に符号化さ
れた状態で表示装置に送信され、表示装置は、このアナ
ログ信号によって表される画像を再生する。画像の適切
な再生のために、アナログ信号の信号パラメータ(以下
で説明する)を決定することが必要となる場合がある。
【0003】一般に、信号パラメータは、アナログ表示
信号によって表される画像を表示装置が再生できるよう
にする値である。例えば、この技術では周知なように、
アナログ表示信号は、各部分が画像の1フレームを表し
ている数個の部分を含む場合がある。このような各部分
に数個の副部分が含まれ、各副部分が水平線を表してい
る場合もある。このような水平線が数本集まって一つの
フレームを構成する。
【0004】アナログ信号によって表される画像を正確
に再生するために、表示装置は、これらの水平線および
/またはフレームの開始位置(「水平開始位置」)に対
応するアナログ表示信号上でのインスタンス(instanc
e)またはポイント(point)を正確に決定しなければな
らない場合がある。同様に、表示装置は、正確な再生の
ために、画像の垂直開始位置、高さ、幅など、他のパラ
メータを決定しなければならない場合もある。画像の正
確な再生に必要な場合のあるこのようなパラメータは、
本出願では表示信号パラメータと呼ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したパラメータの
うちの一つ以上をこのように正確に決定しないと、画像
の一部が表示装置の画面上に表示されない可能性があ
る。例を挙げると、水平開始位置が正しい水平開始位置
よりも遅い位置にあると判断された場合、水平線の左部
分の一部を表示することができない。一方、水平開始線
が正しい水平開始位置よりも早い位置にあると判断され
た場合、水平線の右部分の一部を表示することができな
い。
【0006】従来のシステムの一部は、上述の開始位置
の不正確な決定によって表示されない画像部分が必ずし
も生じないように、設計の問題としてデジタル表示画面
領域の一部分しか使用しないようにしている。すなわ
ち、この方式では、開始位置が正しい開始位置より早い
または遅いと判断されると、サンプリングされた画像を
表示画面の一部分に表示することができる。この部分
は、開始位置が正確にサンプリングされるのであれば使
用することができない。このような方式に伴う一つの問
題点は、そこで使用される設計が、正しい動作環境のも
とで表示画面領域の全体を使用しないという点である。
【0007】他の方式では、開始位置、高さおよび幅を
手動で調整する選択肢がユーザに与えられる。残念なこ
とに、このような手動方式は、特に、ユーザがこのよう
な手動機能を自発的に使用しないか、あるいはこのよう
な手動機能を使用するほど知識がない消費者市場では好
ましくない場合がある。
【0008】アナログ表示信号によって表される画像の
正確な再生に重要な場合がある表示パラメータは他にも
存在する。デジタル−アナログ変換器(DAC)の電圧
振幅は、このような他の表示パラメータの一例である。
電圧振幅とは、一般に、画像のポイントの最大輝度レベ
ルおよび最小輝度レベルを表すために使用される電圧間
の電圧値を指す。DACは、通常、コンピュータシステ
ム内に置かれ、画像のデジタルデータ表現に基づいてア
ナログ表示信号を生成する。表示装置は、一般的には、
これらのアナログ表示信号を受信し、この受信表示信号
に基づいて画像を生成する。
【0009】最大値および最小値は、通常、工業規格に
よって定められる。しかしながら、製造欠陥および不適
当な試験によって、最大電圧レベルおよび最小電圧レベ
ルから大きな偏差を有するコンピュータシステムが生じ
ることが多い。例えば、この技術分野で既知のRS−1
70規格およびVESA規格によれば、最小輝度レベル
および最大輝度レベルは、それぞれ0.0Vおよび0.
7Vに符号化されることになっている。しかし、これら
の電圧レベルは、市販の代表的な実例では0.5Vから
1Vの範囲内となることがある。
【0010】このような偏差に伴う一つの問題点は、結
果的に得られる表示品質が準最適なものとなる可能性が
あることである。例えば、最大輝度が0.7ボルトで表
されると想定するように表示装置が設計されているが、
コンピュータシステムが最大輝度に対して0.8という
電圧レベルを生成する場合、グラフィックスシステム
は、0.7を超える電圧値を持つ全てのポイントを最大
輝度レベルで表示する可能性がある。したがって、強調
表示のコントラストが失われてしまう。一方、コンピュ
ータシステムが最大輝度レベルに対して0.6Vという
電圧(つまり、正しい電圧レベル未満の電圧)を生成す
る場合、表示画面上で可能な輝度レベルの全範囲を完全
に利用することができない可能性がある。いずれの場合
でも、表示品質は最適ではない。
【0011】一部の表示装置では、輝度レベルを手動で
調整する能力がユーザに与えられ、表示装置は、想定電
圧振幅を調整するように設計されている。しかしなが
ら、ユーザが、電圧振幅レベルからの偏差を理解する知
識や希望や意志を持たない場合があるため、手動方式は
一般に望ましくない。更に、表示装置内で想定電圧振幅
レベルを手動で完全に調整することが容易でない場合も
ある。
【0012】したがって、表示装置によって受信される
アナログ表示信号の表示信号パラメータを正確かつ自動
的に決定することができる方式が要望されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ信号
表示フレーム(すなわち、表示フレームを表すアナログ
信号部分)をグラフィックスソースから受信する表示装
置に関連して説明される。この表示装置は、アナログ信
号フレーム内に符号化された画像を再生するために使用
される表示信号パラメータを自動的に決定することがで
きる。このような自動決定を可能にするために、グラフ
ィックスソースは、所定のフォーマットを有するテスト
パターン(テストデータとも呼ばれる)をアナログ信号
フレームの形に符号化し、このアナログ信号フレームを
通信経路を介して送信する。ある例では、表示装置がテ
ストデータを自動的に識別して表示信号パラメータを測
定(または決定)できるような方法でテストデータが符
号化される。
【0014】フォーマットのある例は、テストデータの
最初の水平線内の全ての位置(ピクセル)に対して白色
を入れる。テストデータアナログ信号フレームの第1水
平線を検査することによって、表示装置は、各アナログ
信号フレームに含まれる水平線の垂直開始位置、水平開
始位置および水平終了位置を決定することができる。更
に、この例のフォーマットにおける最後の線は、全ての
位置で白色を有するように符号化される。したがって、
表示装置は、垂直終了位置も決定することができる。
【0015】更に、フォーマットのある例は、少なくと
も一つの白ピクセル(最大輝度)と少なくとも一つの黒
ピクセル(最大暗度)をテストデータに含めるように設
計されている。表示装置は、黒ピクセルおよび白ピクセ
ルを表すために使用される電圧レベルを決定することが
できる。これらの電圧レベルに基づいて、表示装置は、
表示画面上で使用可能な輝度レベルの全範囲が黒と白の
間の色の範囲を表示するために確実に使用されるように
することができる。
【0016】また、このフォーマット例では、グラフィ
ックスソースが他の表示信号パラメータ値をテストデー
タに含めることができるようになっている。これらの表
示信号パラメータは、グラフィックスソースでしか使用
できないものであってもよい。このような表示信号パラ
メータ値の例は、グラフィックスソースで画像を表すた
めに使用される色の数や、グラフィックスソースにおけ
る各水平線内のサンプルの総数である。表示装置は、こ
れらの表示信号パラメータ値を決定するために、単にア
ナログ信号の復号化を必要とするにすぎない。
【0017】グラフィックスソースは、表示データを符
号化する通常のアナログ信号フレームとテストパターン
を符号化するアナログ信号フレームの両方を送信するた
めに同じ通信経路を使用する。受信アナログ信号フレー
ムが表示データを含むのか、それともテストデータを含
むのかを表示装置が自動的に判断できるようにするため
に、グラフィックスソースは、テストパターンの存在の
指示(indication)を表示装置に送る。表示装置は、こ
の指示を受け取ると、テストパターンの存在を自動的に
判断する。
【0018】このような指示を与える方式の一例では、
表示装置に送信されるテストデータに基づいてグラフィ
ックスソースがCRCコードを作成する。このコード
は、このコードが表示装置内のCRC回路によってテス
トデータとともに処理されると所定のシンドローム(sy
ndrome)が生じるように作成される。したがって、表示
装置は、所定のシンドロームがCRC回路によって生成
される場合に、受信アナログ信号フレームがテストデー
タを含んでいると判断する。
【0019】本発明の別の態様によれば、アナログ信号
フレームの各水平線内では1ビットしか符号化されな
い。これは、各水平線内のサンプルの正確な数を判定す
るための情報を表示装置が持っていない可能性があるか
らである。しかしながら、水平同期信号(HSYNC)
を用いることで、アナログ信号データを個々の水平線に
正確に対応付けることができる。各水平線内のビットの
値を伝送するために種々の符号化方式を用いることがで
きる。
【0020】このように、本発明は、表示装置による表
示信号パラメータの自動決定を可能にする。これは、所
定のフォーマットを有するテストパターンでアナログ信
号フレームを符号化し、アナログ信号フレームがテスト
パターンを含む旨の指示を表示装置に与えるグラフィッ
クスソースを含むことによって達成される。表示装置
は、表示信号パラメータ値を測定(または復号化)する
ことができる。
【0021】本発明によって、表示装置は、アナログ信
号フレームの水平開始位置、垂直開始位置、水平終了位
置および垂直終了位置を決定することができるようにな
る。これは、フレームの最初の線と最後の線の少なくと
も最初のピクセルと最後のピクセルを白色で符号化する
ことによって達成される。
【0022】本発明によって、グラフィックスソース
は、グラフィックスソースでのみ使用可能な表示信号パ
ラメータ値の数を伝送できるようになる。これは、グラ
フィックスソースでのパラメータ値を確認し、表示装置
に送られるテストパターン内のパラメータ値を符号化す
ることによって達成される。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の様々な実施形態の構造お
よび動作に加えて本発明の他の特徴および利点を添付図
面を参照しながら以下で詳細に説明する。図面において
同様の参照番号は、一般に、同一要素、機能上類似する
要素、および/または構造上類似する要素を示してい
る。
【0024】1.本発明の概要と説明 本発明は、所定のパターンがアナログ表示信号内に符号
化され、このアナログ信号が所定のパターンを表してい
ることを表示装置が「知っている」場合はグラフィック
ス装置が幾つかの表示信号パラメータを適切に決定する
ことができるという認識に基づいてる。例えば、水平線
の全体が所定のしきい値を超える電圧レベルを有する色
で符号化されていることをグラフィックス装置が「知っ
ている」場合、表示装置は、アナログ信号の電圧レベル
を調べることにより、その水平線に対する開始位置およ
び終了位置を決定することができる。
【0025】水平線上の最初のポイントの開始遅延(st
art delay)および終了遅延(end delay)を任意の付随
水平同期信号に対して測定することにより、表示装置
は、後続の水平線に対する正しい水平開始位置および水
平終了位置を決定することができる。垂直開始位置は、
所定しきい値を超える輝度を有するポイントを用いて符
号化された第1水平線の開始遅延を任意の付随垂直同期
信号に対して測定することにより決定することができ
る。
【0026】同様に、本発明に係る表示装置は、アナロ
グ信号の一つ以上の位置における最も明るい色(白)お
よび最も暗い色(黒)でアナログ信号が符号化された場
合、最も明るい色(以下では「白色」と呼ぶ)および最
も暗い色(以下では「黒色」と呼ぶ)を符号化するため
に使用される電圧レベルを決定することができる。電圧
レベル範囲を知ることにより、表示装置は、表示画面上
で利用可能な輝度レベルの全範囲がアナログ信号で表さ
れる画像を表示するために確実に使用されるようにする
ことができる。
【0027】従来の符号化方式を用いる従来の表示装置
は、所定パターンを有していない可能性があり、従って
表示信号上の個々のポイントが黒色で符号化されている
か、あるいは白色で符号化されているかを判断できない
可能性がある。従って、このような従来の方式は、表示
信号パラメータを自動的に決定することができない可能
性がある。
【0028】本発明は、アナログ表示信号内に符号化さ
れたデータパターン(テストデータとも呼ばれる)が所
定の値を含んでいることを表示装置が確実に知るように
することにより、上記のような問題を回避する。この所
定値は、アナログ信号を検査することによって表示装置
が幾つかの表示信号パラメータを自動的に決定できるよ
うに選択される。
【0029】更に、本発明は、他の表示信号パラメータ
値をアナログ表示信号内に符号化して表示装置に伝送で
きるようにする。この後、表示装置は、アナログ信号で
表される画像を再生する際にこれらの受信表示信号パラ
メータ値を用いることができる。したがって、表示装置
画面上の表示は、最適の品質を有することができる。
【0030】本発明の一つ以上の実施形態を以下で更に
詳細に説明する。本発明を更に詳細に説明する前に、本
発明を実施することが可能な環境の例を説明しておくと
便利である。本発明の作成および使用の詳細は、この説
明から明らかになる。
【0031】2.環境例 本発明は、広義では、表示装置を有する任意のコンピュ
ータシステムで実施することができる。このようなコン
ピュータシステムには、ラップトップやデスクトップの
パーソナルコンピュータシステム(PCS)、ワークス
テーション、専用コンピュータシステム、汎用コンピュ
ータシステム、その他の多くのコンピュータシステムが
含まれる。但し、これらに限定されるわけではない。本
発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェ
ア、又はこれらの組合せとして実施することができる。
【0032】図4は、本発明を実施することができるコ
ンピュータシステム200のブロック図である。コンピ
ュータシステム200は、中央処理装置(CPU)21
0、ランダムアクセスメモリ(RAM)220、一つ以
上の周辺装置230、グラフィックスコントローラ26
0、および表示装置270を含んでいる。CPU21
0、RAM220およびグラフィックスコントローラ2
60は、通常、単一の装置に実装される。このような装
置は、画像データがその装置によって生成されることか
ら、グラフィックスソース299と呼ばれる。コンピュ
ータシステム200のグラフィックスソース299内の
全ての構成要素は、バス250を介して通信を行う。こ
のバスは、実際には、適切なインタフェースによって接
続された数本の物理バスを含んでいてもよい。
【0033】RAM220は、コマンドを表すデータを
記憶し、場合によっては画像を表すピクセルデータも記
憶する。CPU210は、RAM220に記憶されたコ
マンドを実行し、種々のコマンドおよびピクセルデータ
がグラフィックスコントローラ260に転送されるよう
にする。周辺装置230は、ハードドライブやリムーバ
ブルドライブ(例えば、フロッピードライブ)のような
記憶装置部品を含んでいてもよい。周辺装置230は、
コンピュータシステム200が本発明に従って動作する
ことができるようにするコマンドおよび/またはデータ
を記憶するために使用することができる。CPU210
は、この記憶されたコマンドを実行することによって、
さまざまな構成要素の動作を調整および制御するための
電気信号および制御信号を供給する。
【0034】グラフィックスコントローラ260は、C
PU210からデータ/コマンドを受け取り、アナログ
信号および対応する基準信号を生成し、その双方を表示
装置270に供給する。アナログ信号は、例えば、CP
U210または外部エンコーダ(図示せず)から受信し
たピクセルデータに基づいて生成することができる。あ
るいは、グラフィックスコントローラ260は、例えば
CPU210から受信したコマンドに基づいて新規画像
を表すピクセルデータを生成することができる。この
後、グラフィックスコントローラ260は、このような
ピクセルデータに基づいてアナログ信号を生成する。あ
る実施形態では、このアナログ信号はRGB信号の形を
取り、基準信号は、技術上周知で以下に詳細に説明する
VSYNC信号およびHSYNC信号を含んでいる。し
かしながら、本発明は、他の規格のアナログ画像データ
および/または基準信号を用いて実施することも可能で
ある。このような規格の例としては、マッキントッシュ
(Macintosh)コンピュータシステム上で通常実施され
る複合同期規格(composite sync standard)やシンク
・オン・グリーン(Sync on Green)規格が挙げられ
る。
【0035】表示装置270は、グラフィックスコント
ローラ260からアナログ信号を受信し、表示信号を生
成する。この表示信号によって、表示装置270内に通
常設置される表示画面上に画像が生成されるようにな
る。アナログ信号に符号化された画像の正確な再生のた
め、表示装置270は、表示信号パラメータを正確に決
定する必要がある場合がある。上述のように、一部の表
示信号パラメータの決定には問題がある。したがって、
本発明は、以下で図3を参照して説明するように、この
ような表示信号パラメータの正確かつ自動的な決定を可
能にする。
【0036】3.本発明の方法 図5は、本発明に従って実行される複数のステップを示
すフローチャートである。これらのステップは、図4の
例示のコンピュータシステム200に関して説明され
る。図5のステップ310では、グラフィックスコント
ローラ260が、所定のフォーマットを有するテストパ
ターンをアナログ信号内に符号化する。フォーマット
は、通常、情報がデータストリーム中で表現および伝送
される規則を指定する。フォーマットの例は、図6を参
照して以下で説明する。
【0037】ステップ315では、グラフィックスコン
トローラ260が表示装置270にアナログ信号を送信
する。グラフィックスコントローラ260は、符号化さ
れたテストパターンを有するアナログ信号と符号化され
た画像を有するアナログ信号の双方を送信するために同
じ通信経路(例えば、バス150)を使用することがで
きる。このような画像を表すデータは、表示データと呼
ばれる。したがって、グラフィックスコントローラ26
0は、テストパターンがステップ315で送信されたこ
とを表示装置270に伝達する必要がある。
【0038】このため、ステップ320では、グラフィ
ックスコントローラ260は、ステップ315で送信さ
れたアナログ信号がテストパターンを含む旨の指示を表
示装置270に与える。以下で説明する具体例では、指
示は明示的である。すなわち、テストパターンが受信ア
ナログ信号内に符号化されていることを確認するために
使用することのできる符号化方式が選択される。しかし
ながら、本明細書で与えられる説明を読むことによって
当業者には明らかとなるように、他の方式を用いてアナ
ログ信号中のテストパターンの存在を知らせることもで
きる。例えば、コンピュータシステムは、電源投入(ブ
ート期間)シーケンス中にテストパターンを送信するよ
うに実施することができ、表示装置270は、協調的に
動作するように実施してもよい。このように、(明示的
または暗示的に)伝達を行う任意の方式を選択して、テ
ストパターンを表示装置270に送ることができる。
【0039】ステップ320は、ステップ310および
315に続くものとして説明するが、これらのステップ
が実行される順序は、本発明の範囲および趣旨から逸脱
することなく変更することができる。このように、以下
で説明する一つの実施形態では、符号化データ自体が自
身がテストパターンであることを伝達する符号化方式が
選択される。他の実施形態では、後に続くデータをパラ
メータの決定に使用することができることを示すパター
ンを最初に送信してもよい。他の変形例は、本明細書の
説明を読むことにより関連技術の当業者にとって明らか
となるだろう。
【0040】ステップ330では、表示装置270は、
符号化デジタル信号を受信し、テストパターンを検査す
ることによって表示信号パラメータを決定する。このプ
ロセスでは、一例を挙げて以下で説明するように、表示
装置170は、符号化されたデータがテストパターンを
含むことを保証する。この決定プロセスは、テストパタ
ーンに基づいてパラメータを測定するステップ、または
データに符号化された表示信号パラメータ値を受信する
ステップを含んでいてもよい。双方の決定方式は、以下
の例とともに説明する。
【0041】表示信号パラメータを決定した後、表示装
置270は、後で使用するためにパラメータ値を記憶し
てもよい。ステップ340では、表示装置270は、表
示信号を生成するにあたって後続の受信アナログ信号を
処理する際に、決定した表示信号パラメータを使用す
る。後続の表示は決定した表示信号パラメータに基づい
ているため、アナログ信号内に符号化された画像を表示
画面上に正確に再生して表示することができる。
【0042】本発明は、特別な例を用いて以下で詳細に
説明する。この説明では、表示装置170は、デジタル
モニタ(例えば、フラットパネルモニタ)であると想定
される。更に、コンピュータシステム200は、SVG
A工業規格に従って動作するものと想定される。しかし
ながら、本発明は、本発明の趣旨と範囲から逸脱するこ
となく、他のタイプのハードウェア(例えば、CRTベ
ースのモニタ)や規格で実施することができる。また、
以下の説明は、単一色用のデータを転送する単一の通信
経路(チャネル)に関して行われる。しかしながら、本
明細書の説明を読むことにより関連技術の当業者にとっ
て明らかとなるように、本発明は、本発明の範囲と趣旨
から逸脱することなく、複数のチャネルを使用して実施
することができる。
【0043】従って、まず、SVGA規格における最初
の数個の表示信号パラメータを説明する。次に、グラフ
ィックスソース299がテストパターンを有する表示信
号を符号化する方法の例を説明する。最後に、符号化表
示信号から表示信号パラメータを決定する表示装置27
0の実施形態を説明する。
【0044】4.グラフィックス環境例における表示信
号パラメータ 図1、図2および図3は、ともにSVGA用語に従った
タイミングパラメータを幾つか示している。図1は、画
像100並びにタイミング信号HSYNC、VSYN
C、HDISPおよびVDISPの図である。これらの
タイミング信号は、グラフィックスソース299内で画
像100を表すアナログ信号を生成する際にグラフィッ
クスコントローラ260によって生成される。画像10
0自体は、デジタルデータ、例えばRGB8:8:8フ
ォーマットのピクセルデータ要素、として表すことがで
きる。SVGA規格のうち本発明に適用可能と考えられ
る部分のみを本明細書では説明する。詳細な説明につい
て、読者は、米国のインターナショナル・ビジネス・マ
シーンズ社(International Business Machines Corpor
ation:IBM)から入手可能なPS−2技術参照マニュ
アルを参照することができる。このマニュアルの全体
は、参照文献として本明細書に組み込まれる。
【0045】図3は、フレーム全体および対応するタイ
ミング信号を表すアナログ信号を示している。部分17
3の各々は、水平線を表している。これについては、図
2を参照しながらより詳細に説明する。
【0046】図1および図2を参照すると、HSYNC
信号中のパルス110は、次の水平線への遷移を示して
いる。図1には一つのパルスしか示されていないが、図
2に示されるように、実際には複数のパルスが生成さ
れ、次の水平線への遷移を示している。HDISP信号
上のハイ信号レベルは、アナログ信号が対応する時刻に
画像データで符号化されることを示している。HDIS
Pは、ロー信号レベルに戻ると、水平線表示の終了を示
す。このように、ポイント131(または121)から
132まで、アナログ信号は、画像の水平線を表してい
る。ポイント131および132は、それぞれ水平開始
位置(horizontal start position)および水平終了位
置(horizontal start position)と呼ばれる。パルス
110の先頭111は、ポイント111に対するこれら
のポイントの遅延を測定する際の基準として使用するこ
とができる。
【0047】水平基準ポイント(111)と水平開始位
置(131)との間の遅延は、水平開始遅延時間(これ
は、SVGA環境ではバックポーチに相当する)と呼ば
れる。(直前の)ポイント111からポイント132ま
での時間遅延は、水平終了遅延時間と呼ばれる。ポイン
ト132からポイント111までの時間遅延は、フロン
トポーチと呼ばれる。フロントポーチおよびバックポー
チの合計持続時間は、水平帰線時間(horizontal retra
ce time)を表す。ポイント131から後続のポイント
132までの信号は、画像のアクティブな表示部分を表
している。
【0048】図1および図3を参照すると、VSYNC
信号上のパルス150は、表示の次のフレームへの遷移
を示している。VDISP信号のハイレベル160は、
一般に、有効な表示データを有する水平線が表示装置2
0に送信されていることを示す。したがって、ポイント
161は、第1ピクセルに対応するアナログ信号が生成
され、表示装置270に送信される時刻を指している。
パルス150の先頭151は、垂直遅延時間を測定する
ための基準ポイントとして使用することができる。先頭
151からポイント171および172までの時間遅延
は、それぞれ垂直開始遅延時間および垂直終了遅延時間
を指す。
【0049】二つのVSYNCパルス150の間の信号
は、一つのフレームを表している。したがって、二つの
VSYNCパルス150の間で受信されるアナログ信号
は、アナログ信号フレームと呼ばれる。各アナログ信号
フレームは、表示の1フレームを表している。
【0050】残念なことに、SVGA環境では、VDI
SP信号およびHDISP信号は、表示装置270に送
信されない。表示装置270が利用することができるの
は、アナログデータ信号およびHSYNC信号、VSY
NC信号だけである。表示装置270は、これらの二つ
の同期信号から画像100を復元しなければならない場
合がある。
【0051】このような復元には、デジタル表示環境に
おいて少なくとも二つのタスクが必要になる。第1にサ
ンプリングクロックを再生することであり、第2に開始
/終了位置(131、132、171、172)を決定
することである。クロックを再生する方式の例は、同時
係属米国特許出願「デジタル表示装置におけるクロック
再生のための方法および装置(A Method and Apparatus
for Clock Recoveryin a Digital Display Unit)」
(出願日1997年2月24日、出願番号第08/803,824号、代
理人整理番号PRDN-0002)に記載されている。この出願
は、参照文献として本明細書に組み込まれる。
【0052】開始位置および終了位置を決定するという
第2のタスクをある態様で実行することの可能な方法に
ついて、以下で更に詳細に説明する。このような決定の
ために実行されるステップは、図4を参照しながら上述
した。そこで説明したステップのうちの一つが、テスト
パターンの送信が完了したこと(あるいは送信されるこ
と、もしくは送信される予定であること)を表示装置2
70に伝達するステップであった。このような伝達のた
めの一つの方式を、これから説明する。
【0053】5.表示装置が様々な表示信号パラメータ
を決定できるようにする方式の例 図6は、グラフィックスコントローラ260がアナログ
信号中の所定のフォーマットのデータを符号化すること
ができる方法を示す図である。この例では、フレーム4
00の640本の線のうち最初の64本の線と最後の線
のみを使用する。他の表現態様は、本明細書で提供され
る説明を読むことにより当業者には明らかとなる。各線
について、この例の符号化方式に従った内容、およびそ
の内容によって果たすことができる目的が以下に説明さ
れる。
【0054】線1および線640に関しては、全てのポ
イントが白色を表すデータで符号化されているように示
されている。完全な輝度を表す電圧レベルを線全体が有
しているので、表示装置270は、完全な輝度を表すた
めにグラフィックスコントローラ260によって使用さ
れている電圧レベルを決定することができる。加えて、
線1の開始位置に白値が含まれているので、表示装置2
70は、水平開始遅延時間と垂直開始遅延時間を測定す
ることができ、したがって水平開始位置と垂直開始位置
を決定することができる。同様に、表示装置は、線1の
最後の位置から水平終了位置を求め、線640の最後の
位置から垂直終了位置を決定することができる。タイミ
ングパラメータを決定するためには、最初の線と最後の
線の全体(または最初のポイントと最後のポイント)が
所定のしきい値を上回る色値で符号化されていれば十分
な場合がある。
【0055】線2〜線33は、グラフィックスソース2
99でしか利用できない可能性がある他の表示信号パラ
メータ値の符号化に使用される。このようなタイプのパ
ラメータは、グラフィックスソース299上で確認する
ことができ、表示装置270に送ることができる。例え
ば、デジタル表示装置では、グラフィックスソース29
9上での画像表現の各水平線内のピクセルの総数(HT
OTAL)を知っていることが有用である。ある実施形
態では、HTOTALは、水平周期(horizontal perio
d)Thをグラフィックスソース299上でのドットク
ロック周波数で除算した値に等しくてもよい。デジタル
表示装置は、アナログ信号によって表される画像の正確
な再生のためにサンプリング周波数を適宜調整すること
ができる。サンプリングされた画像は、表示装置画面に
合うようにアップスケーリングまたはダウンスケーリン
グすることができる。サンプリング周波数を決定する他
の実施形態は、同時係属出願「アナログ表示信号を生成
するグラフィックスソースによって使用される周波数を
決定するためにコンピュータシステムで実施される方法
および装置(A Method and Apparatus Implemented in
a Computer Systemfor Determining the Frequency Use
d by a Graphics Source for Generating an Analog Di
splay Signal)」(出願番号未指定、本出願と同時に出
願、代理人整理番号PRDS-0005)に詳細に説明されてい
る。
【0056】画像を表すためにグラフィックスソース2
99によって使用される色の数を知っていると更に有用
である。この情報を使用すれば、表示装置側に同数の透
明色(clear color)を与えることができる。例えば、
グラフィックスソースが256色を使用して画像の各ピ
クセルを表す場合、表示装置270も8ビット符号化を
使用して各ポイントをサンプリングすると、アナログ表
現におけるある程度の偏差に関係なく画像を正確に再生
することができる。
【0057】これらの表示信号パラメータは、対応する
オペレーティングシステムにとって周知のインタフェー
スに従ってグラフィックスソースで確認することができ
る。例えば、IBM−PC互換環境では、「BIOS」
呼出しを用いてパラメータを求めることができる。本明
細書で与えられる説明を読むことによって関連技術の当
業者には明らかになるように、このような表示信号は、
数通りの既知の方法の一つによってフレーム400の一
以上の線内に符号化することができる。
【0058】符号化方式の一例では、各水平線内には1
ビットしか符号化されない。これは、表示装置270
が、水平線内での複数の位置を正確にサンプリングする
ためのクロックを有していない場合があるためである。
しかしながら、HSYNC信号は、次の水平線への遷移
を示す機能を果たすことができる。幾つかある方式の一
つを用いて、以下に説明するように各線ごとに1ビット
のデータを符号化することができる。しかしながら、本
明細書で与えられる説明を読むことによって当業者には
明らかになるように、異なる数のビットを許容する別の
符号化方式を実施することもできる。
【0059】第1の実施形態では、水平線内で値1を表
すために、線全体が白色で符号化される。ゼロ値は、線
全体を黒色で符号化することによって表される。第1の
実施形態では、線全体を黒色で符号化することによって
ゼロ値が表される。しかしながら、論理値1は、所定の
順次と比で黒ピクセルと白ピクセルを混合することによ
り表される。例えば、K個の白ピクセルが最初に送信さ
れ、次にL個の黒ピクセルが送信され、その後にN個の
白ピクセルが送信される。ここで、K、LおよびNは所
定の整数である。このような混合によって黒ピクセルと
白ピクセルをフレーム400で使用できるようになり、
これによって、表示装置で黒色と白色を符号化する際に
使用される電圧レベルの決定が容易になる。更に別の実
施形態では、黒から白への変化の周波数を用いて0値お
よび1値を符号化することができる。例えば、ハイ周波
数が論理値1を示してもよく、この場合、ロー値は論理
値0を示すことになる。
【0060】以下の説明では、論理値1が完全な水平線
の中に白色を用いて符号化され、論理値0が水平線全体
の中に黒色を用いて符号化されるものとする。したがっ
て、表示装置270は、線が中間色しきい値を上回るよ
うに符号化されるのか、それとも中間色しきい値を下回
るように符号化されるのかしか判断する必要がない。テ
ストデータを符号化するアナログ信号を表示装置270
がサンプリングする方式では、図7を参照して以下で詳
細に説明するように、水平線が0値で符号化されるの
か、それとも1値で符号化されるのかを判断するために
は、サンプル値のなかの一つの最上位ビット(MSB)
しか検査する必要がない。
【0061】符号化データを運ぶアナログ信号は、通常
の画像表示データが送信される通信経路と同じ通信経路
を介して送信される。したがって、表示信号パラメータ
を決定するために使用できるテストデータをアナログ信
号フレームが含んでいることを表示装置270に示すた
めの機構がグラフィックスソース299には必要とな
る。したがって、表示装置270は、アナログ信号符号
化フレーム400が所定のフォーマットを用いてテスト
パターンを表すことを自動的に判断することができる。
【0062】このように、線49〜線63は、アナログ
表示信号フレームが通常の表示信号を表すのか、それと
もアナログ信号パラメータを決定するために使用できる
所定のフォーマットを有するテストデータを表すのかを
特定するために役立つコード値(以下では、コードワー
ド499と呼ぶ)を符号化するために使用される。上述
の理由から、各水平線内には1ビットしか符号化するこ
とができない。
【0063】この例の方式では、線34〜線48を充填
文字データ(filler data)のために使用することがで
きる。しかしながら、黒色を符号化するために使用され
る電圧レベルを表示装置270で確めることができるよ
うに、線2〜線480内のポイント(ピクセル)の少な
くとも一つが確実に黒色を有するようになっている。テ
ストパターンの存在の検出は、一般に、テストコード
(またはコード値)499内のビットをより多く使うと
更に正確になる。通常のグラフィックスコントローラ規
格は、1フレームあたり少なくとも200本の線を含む
ので、より多くの線を用いることで、追加情報を伝達
し、より多数のビットを持つコード値499を有するよ
うにすることができる。コード値499がアナログ信号
フレーム内でのテストパターンの存在を伝達する方法に
ついては、以下で説明する。
【0064】6.所定のパターンを持つテストパターン
の存在を伝達する方式の例 上述のように、フレーム内に符号化されたデータがテス
トデータを含んでいる旨の指示は、表示装置270に送
信される。本明細書で与えられる説明を読むことによっ
て関連技術の当業者には明らかになるように、このよう
な指示を送信するために幾つかの方式を使用することが
できる。本明細書で説明する例では、誤り訂正および誤
り検出に一般的に使用される周知のCRC技術が使用さ
れる。使用するCRC技術について、本明細書では簡単
に説明する。しかしながら、より詳細な説明について
は、読者は、W.W.ピーターソン(Peterson)とE.
J.ウェルドン(Weldon)による「誤り訂正コード(Er
ror-Correcting Codes)」第2版(マサチューセッツ州
ケンブリッジMIT出版、1972年)を参照すること
ができる。この文献の全体は、参照文献として本明細書
に組み込まれる。
【0065】広義には、CRCコードは、送信されるデ
ータを所定の生成多項式で除算することによりグラフィ
ックスソース299上で生成される。その剰余は、コー
ドワード499を生成するために調整される。テストデ
ータ(コードワードを含む)が表示装置270内のCR
Cシンドローム生成器によって処理されるときに所定の
シンドロームが生じるように、コードワードは、ある値
を有するように生成される。
【0066】複数の所定シンドロームが存在する場合が
あり、各所定シンドロームは、異なる情報を提供するよ
うに設計されている可能性がある。例えば、後続の表示
信号フレームがテストパターンを有することを第1の所
定シンドロームが指示してもよい。表示信号パラメータ
の決定に役立つ実際のテストデータを示すために、後続
のフレームを別のシンドロームで符号化してもよい。し
かしながら、以下の説明では、テストデータおよびテス
トデータの存在の指示は、単一のフレーム内に符号化さ
れたものとして説明されている。
【0067】このように、デジタルデータフレーム40
0(テストデータおよびコードワードを含む)はアナロ
グ信号フレームとして符号化され、テストデータを含む
このアナログ信号フレームは表示装置270に転送され
る。アナログ信号フレーム内に符号化されたデータは、
表示装置270内のCRC生成器で復号化および処理さ
れる。表示装置270内のCRC生成器がその所定シン
ドロームを生成すると、表示装置270は、テストデー
タ(所定のフォーマットを有する)が送信されたことを
判断することができる。この後、表示装置270は、表
示信号パラメータを決定することができる。
【0068】通常、コードワード499は、グラフィッ
クスソース上で一連のソフトウェア命令を実行すること
によって生成される。しかし、表示装置270では、タ
イミングの制約のために、所定のシンドロームが生成さ
れるかどうかをハードウェア回路を用いて判断する場合
がある。このソフトウェア方式とハードウェア回路の例
については、以下で例を挙げて説明する。これらの例
は、3ビットのコードワードで送信される4ビットのデ
ータという観点から説明される。しかしながら、実際に
は、表示装置270によるテストデータの存在の偽判定
の可能性を回避するために、もっと長いコードワードを
利用することが好ましい。例えば、表示装置270は、
16ビットコードワードを含むものとして以下に説明さ
れる。
【0069】ここでの例の説明では、伝送されるデータ
が1010であり、所定の生成多項式がX3+X1+1で
あり、所定のシンドロームが111であるものとする。
所定のシンドロームが生成されるようにするコードワー
ドを生成するために、送信されるデータ1010は、最
初に3個のゼロが右側にパッドされ、1010000が
生成される。この数1010000は、生成多項式(1
011)で除算され、剰余011が生成される。この技
術では周知のように、所定シンドロームを受信端で生じ
させるために、希望のシンドロームを剰余にモジュロ2
加算する。従って、111が希望のシンドロームである
とすると、(011と111のモジュロ2加算の結果か
ら)100がコードワードとして加算される。このた
め、送信されるテストデータは1010100となり、
この場合、最後の3桁が、生成されたコードワードであ
る。このテストデータは、アナログ信号として符号化さ
れ、表示装置270に送信される。
【0070】表示装置270はアナログ信号を受信し、
アナログ信号に符号化されたデジタルデータを復号化
し、CRCシンドローム生成回路を介して復号化データ
を処理する。結果として生じるシンドロームが所定の期
待シンドローム値に等しい場合、表示装置270は、復
号化データが所定のフォーマットでテストパターンを表
し、受信したアナログ信号(および符号化データ)を信
号パラメータを決定するために使用することができると
判断または結論することができる。3ビットCRCシン
ドローム生成回路については、表示装置の具体例を参照
しながら以下で説明する。
【0071】7.表示装置の例 ある実施形態では、表示装置270は、デジタル表示装
置として実施される。デジタル表示装置は、一般に、表
示画面上の離散ポイント(ピクセルと呼ばれる)によっ
て特徴付けられる。ピクセルは、通常、画像を生成する
ために個別に活動化される。デジタル表示装置170
は、特にラップトップ(ノート型コンピュータ)で使用
されるフラットパネルモニタや、デスクトップコンピュ
ータおよびワークステーションで使用されるフラットモ
ニタという形にすることができる。この例はデジタル表
示装置に関して説明するが、本発明は、アナログ技術を
用いて(例えば、CRTモニタを用いて)実施すること
もできる。このような実施例は、本明細書中の説明を読
むことによって関連技術の当業者には明らとなるであろ
う。
【0072】図7は、全振幅決定回路(full swing det
ermination circuit)500、アナログ−デジタル変換
器(ADC)510、時間軸変換器(TBC)520、
パネルインタフェース530、クロック発振回路55
0、デジタル表示画面540、ソースタイミング測定
(STM)回路560、シグネチャ識別ブロック57
0、マイクロコントローラ580、および不揮発性メモ
リ590を含む表示装置270のブロック図である。こ
れらの構成要素の各々については、以下で詳細に説明す
る。
【0073】クロック発振器550は、クロック信号を
再生する。このクロック信号は、線501上で受信され
たアナログ信号をサンプリングするためにADC510
によって使用される。クロック発振器の具体例は、同時
係属米国特許出願「デジタル表示装置におけるクロック
再生のための方法および装置(A Method and Apparatus
for Clock Recovery in a Digital Display Unit」
(出願日1997年2月24日、出願番号第08/803,824号、代
理人整理番号PRDN-0002)に説明されている。
【0074】ADC510は、クロック発振器550か
ら受信したサンプリングクロック551に従って、線5
01上で受信されるアナログ信号をサンプリングする。
線501上で受信されるアナログ信号は、テストデータ
フレーム400か、あるいは通常の表示信号フレームを
表す。このサンプリングされたデータ値は、線512上
でTBC520およびソースタイミング測定ブロック5
60に提供される。時間軸変換器520は、アナログ信
号によって表されるソース画像を必要に応じてアップス
ケーリングまたはダウンスケーリングする。アップスケ
ーリングの具体例は、同時係属米国特許出願「画像をア
ップスケーリングする方法および装置(A Method and A
pparatus for Upscaling an Image)」(出願日1997年2
月24日、出願番号第08/804,623号、代理人整理番号PRDN
-0001)に記載されている。
【0075】ソースタイミング測定(STM)回路56
0は、同期信号(HSYNCとVSYNC)およびサン
プル値を入力として受信する。このサンプル値は、AD
C510から線512上で受信される。これらの入力を
検査することによって、STM560は、タイミングパ
ラメータ(上記図1および図2を参照して説明)を決定
することができる。例えば、STM回路560は、HS
YNCパルスの先頭と第1白ピクセルの受信との間の時
間遅延を決定することができる。テストパターンのフレ
ームの第1ビットは、上記図6を参照した説明に従っ
て、線591上で受信されるアナログ信号の水平開始位
置に対応するので、この時間遅延は、基準(図2のポイ
ント111)と水平開始位置との間の時間を表してい
る。水平開始位置を表す時間遅延を使用すると、後続の
水平線の全てを水平開始位置から正確にサンプリングす
ることができる。
【0076】基準ポイントとテストフレーム内の第1水
平線の最後の白ピクセルとの間の時間遅延を測定するこ
とによって、水平終了位置も同様に決定することができ
る。垂直位置も、同様に決定することができる。ここで
説明する時間遅延は、水平パラメータに関してはクロッ
クサイクル/チック(tick)単位で測定することがで
き、垂直パラメータに関しては水平線の数から測定する
ことができる。ある態様では、STM回路560は、タ
イミングパラメータの変化に基づいてグラフィックスモ
ードの変化を判断し、その変化をマイクロコントローラ
580に知らせる。例えば、ユーザが希望の画面解像度
を変更すると、受信アナログ信号のタイミングパラメー
タが変化する。本明細書で与えられる説明に基づいて、
関連技術の当業者には、STM回路560の幾つかの態
様を実現する方法が明らかとなるだろう。
【0077】全振幅決定回路500は、各色に対して最
大および最小輝度レベルを表すために使用される電圧レ
ベルを決定する。この決定は、グラフィックスソース2
99から受信される電圧レベルが全量子化範囲を用いて
表されるように、ADC510の構成を調整するために
使用される。全振幅決定回路500の例とADC510
を構成する際にこの決定を使用する方法については、以
下で説明する。
【0078】ある実施形態では、全振幅決定回路および
ソースタイミング測定回路560が各フレームごとに対
応するパラメータを測定する。フレームがテストパター
ンを表しているとシグネチャ識別ブロック570が判断
すると、マイクロコントローラ580は、それ以降に受
信されるアナログ信号フレーム内に符号化された画像を
再生するために使用することができる信号パラメータ値
であるとしてこの測定値を受け取る。
【0079】シグネチャ識別ブロック570は、サンプ
ル値を受け取り、フレーム内に符号化されたデータがテ
ストデータを表すかどうかを判断する。シグネチャ識別
ブロック570は、グラフィックスソース299におけ
るテストパターンの存在を示すために選択された方式に
従って実施する必要がある。上述のCRC技術に基づく
方式の例では、シグネチャ識別ブロック570は、受信
アナログ信号フレーム内におけるテストパターンの存在
を判断するためにコードワード499を使用する。この
ような判断を下す実施例は、以下で詳細に説明する。シ
グネチャ識別ブロック570は、テストパターンを受信
したと判断すると、更新線578上の信号をアサートす
る。
【0080】マイクロコントローラ580は、更新線5
78上でシグネチャ識別ブロック570からテストパタ
ーンの受信の指示を受け取る。この後、マイクロコント
ローラ580は、さまざまな構成要素によって決定され
る信号パラメータを検索し、それらを不揮発性メモリ5
90に格納する。このようにして、マイクロコントロー
ラ580は、ソースタイミング測定(STM)回路57
0からタイミングパラメータを受け取る。電圧振幅パラ
メータは、以下に説明するように、全振幅決定回路50
0から受信される。マイクロコントローラ580は、不
揮発性メモリ590に全ての受信パラメータを格納す
る。
【0081】不揮発性メモリ590は、数個のパラメー
タセットを記憶するために使用することができる。ここ
で、各パラメータセットは、一つの動作モードに対応す
る。例えば、あるセットがあるグラフィックスモード
(SVGA)用に記憶され、別のセットがSVGAモー
ド用に記憶されてもよい。ある態様では、不揮発性メモ
リ590がEEPROMを用いて実施される。
【0082】記憶が完了すると、これらの値セットは、
画像再生動作を制御する際にマイクロコントローラ58
0によって検索され、使用される。このように、マイク
ロコントローラ580は、テストパターンから求められ
た開始時刻に基づいて後続の水平線用のクロック信号を
クロック発振器550に生成させることができる。この
ような制御を達成することができる方法は、関連技術の
当業者には明らかである。
【0083】このように、マイクロコントローラ580
は、シグネチャ識別ブロック570によってアサートさ
れる信号に基づいて、所定のフォーマットを有するテス
トパターンの存在を判断する。シグネチャ識別ブロック
570が本発明の一態様においてこのような判断を行う
方法は、以下で詳細に説明する。
【0084】8.シグネチャ識別ブロックの例 上述のように、シグネチャ識別ブロックの実施例は、テ
ストパターンの存在の適切な判断のためにグラフィック
スソース上での実施例と一貫している必要がある。本明
細書で与えられる説明を読むことによって、関連技術の
当業者には、幾つかの方式が明らかになるだろう。この
セクションでは、図6を参照して説明したフォーマット
および方式とともに動作する実施例を以下で説明する。
【0085】図8は、フリップフロップ610、遅延要
素620、CRC生成器630、XNORゲート65
0、ワンショット回路660、シフトレジスタ660、
およびバッファ680を含むシグネチャ識別ブロック5
70の実施例のブロック図である。HSYNC信号は、
これらの構成要素の各々にクロック信号を与える。広義
には、CRCシンドローム生成器630およびXNOR
ゲート650は、共に、テストパターンが受信されたか
どうかを示す信号を生成する。ワンショット660、シ
フトレジスタ670およびバッファ670は、共に、所
定の水平線内に符号化されたビットを記憶するように動
作する。これらの水平線は、信号パラメータ値を記憶す
る(例えば、図6の線2〜線33)。
【0086】S−Rフリップフロップ610は、ADC
の出力の最上位ビットを線601上で受信する。フリッ
プフロップ610は、HSYNC信号によってクリアさ
れる。このようにして、フリップフロップ610は、水
平線が白色で符号化されたのか、それとも黒色で符号化
されたのかに応じて、それぞれ1または0を受け取る。
遅延要素620は、HSYNCによってクロックされ、
前の水平線の間に受信されたデータビットを記憶するよ
うに動作する。
【0087】CRC生成器630は、遅延要素620か
ら63ビットのデータ(図6の線2〜線64に図示)の
各々を連続して受信し、シンドローム値を生成する。こ
のシンドローム値は、テストパターンが受信信号フレー
ム内に符号化されるかどうかを判断するために使用され
る。すでに述べたように、この判断は、一般に、生成コ
ード値499、すなわちシンドロームのビット数が多い
ほど信頼できる。このようにして、CRC生成器630
は、16ビットシンドロームを生成するように実施され
る。この長さは、上述のフレーム400内に符号化され
たテストコード499の16ビットと一致している。し
かしながら、簡単のため、CRCコード生成とシンドロ
ーム生成の例は、やはり上述のようにわずか3ビットの
長さで説明する。
【0088】VSYNCパルスは、CRC生成器630
の状態をリセットし、HSYNCパルスは、データが処
理されて次の段階に移行されるようにする。CRC生成
器630の出力は、算出されたシンドロームの全ビット
を含んでいる。XNORゲート650は、線605で受
信された期待シンドロームを用いて算出シンドロームの
論理XNOR演算を実行する。この期待シンドローム値
は、プログラマブルレジスタから受け取ることができ
る。すでに説明したように、期待シンドローム値の各々
は、異なるメッセージを伝達するために使用することが
できる。
【0089】XNORゲート650の出力における(各
ビットに対する)論理値1は、線605上で受信される
希望シンドロームに等しい値をCRCシンドローム生成
器630が生成したことを示す。このような希望シンド
ローム値の一つに対して、表示装置270は、テストパ
ターンが受信されたと判断する。このような指示に応じ
て、マイクロコントローラ580は、ソースタイミング
測定回路560によって測定されるパラメータ値、全振
幅決定回路500から入手可能な電圧振幅パラメータ、
およびグラフィックスソースから送信されるその他の表
示パラメータを受け取る。このような他の表示パラメー
タは、以下に説明されるように、バッファ680で利用
することができる。
【0090】上記の説明では、テストパターンの存在
は、一つの表示信号フレーム内で受信されたデータに基
づいて判断される。このような判断に伴う一つの問題点
は、ある順序の非テストデータ(通常のユーザデータ)
によって、テストデータパターンの存在の誤った判断が
下される可能性があることである。このような誤った判
断を回避するために、ある変形例では、テストパターン
の存在の判断は、複数の連続して受信されるフレームに
基づいている。ある規約によれば、このような連続して
受信されるフレームは、所定の順序のシンドローム値を
戻す必要がある。簡単と明瞭さのため、以降では、テス
トフレームの存在の判断は単一のフレームに基づく(つ
まり、XNORゲートによる)ものとする。より複雑で
はあるが信頼できる方式は、本明細書で与えられる説明
を読むことによって関連技術の当業者には明らかとなる
だろう。
【0091】ワンショット回路660は、線626上で
最初の論理1値を受け取った後に、Mクロックサイクル
の期間中、線667上にキャプチャ信号(論理レベル
1)を生成する。HSYNC信号はクロック信号を提供
し、VSYNCは、ワンショット回路660が線626
上で最初の論理1値を待機する準備をする。テストパタ
ーン内の最初の線が白色で符号化されるので(図6およ
び上記説明を参照)、最初の論理1値は、遅延要素62
0によって導入される遅延に相当する時間だけ遅延して
受信される。ホストコンピュータ側から送信された表示
信号パラメータは第2の線からのみ符号化されるので、
最初のビットは無視されることがある。したがって、最
初の論理値1は、1クロックサイクルの遅延をもって線
626上でSTART入力に与えられる。
【0092】更に、値Mは、フレーム400内の表示信
号パラメータを記憶する線の数に対応する。図6を参照
して説明される例では、M=32である。すなわち、表
示信号パラメータ値を表す32ビットのデータがフレー
ム400内に符号化される。したがって、ワンショット
回路660は、32クロックサイクル(HSYNCパル
ス)に等しい時間にわたって線667上にキャプチャ信
号を生成する。市販されている幾つかの回路のうちの一
つをワンショット回路660に使用することができる。
図10は、ワンショット回路660の動作を更に説明す
るタイミング図である。キャプチャ信号は、最初の論理
レベル1が線626上で受信された後に一つの論理ハイ
レベルHSYNCパルスに遷移するように示されてい
る。キャプチャ信号は、M個のHSYNCパルスにわた
ってハイ論理レベルのままであり、Mビットをシフトレ
ジスタ670で捕捉できるようにしている。
【0093】図8に関する説明を続けると、シフトレジ
スタ670は、線627上で連続してビットを受け取
り、キャプチャ信号が線667上でアサートされると各
受信ビットを記憶する。このようにして、シフトレジス
タ670は、32個の連続するHSYNCパルスに応答
して希望の32ビットを記憶する。VSYNCパルスが
アサートされると、Mビットがバッファ680に転送さ
れる。したがって、マイクロプロセッサ580は、アナ
ログ信号の現在のフレームが終了した後にバッファ68
0からこれらの表示信号パラメータ値を検索することが
できる。マイクロコンピュータ580は、連続して受信
されるアナログ信号フレーム内の画像をこれらのパラメ
ータを用いて再生(表示)する。
【0094】したがって、シグネチャ識別ブロック57
0は、受信アナログ信号におけるテストデータの存在を
示す信号をアサートするとともに、グラフィックスソー
ス299から送られる表示信号パラメータも提供する。
上述したように、CRC生成器630は、受信アナログ
信号フレームにおけるテストデータの存在を検出する。
CRCシンドローム生成器630の設計と実施は、簡単
のため、3ビットシンドローム値を生成する回路を用い
て説明する。
【0095】9.CRC生成器の例 図9は、受信データがテストパターンを含むかどうかに
関する判断を可能にする3ビットシンドロームを生成す
るCRC生成器700のブロック図である。CRC生成
器700は、所定の生成多項式X3+X1+1に基づいた
除算を実施する。CRC生成器700は、遅延要素71
0、711および712、XOR3ゲート720、72
1を含んでいる。
【0096】動作中、受信テストパターンの各ビット
(図6の線1〜線64の最初のビット)は、各クロック
サイクル中、入力線623上で連続してXORゲートに
供給される。テストデータの各ビットが1本の水平線内
に符号化され、各水平線はHSYNCパルスで識別する
ことができるため、各ビットは容易に復号化できる。こ
れらのビットは、各HSYNCパルスに応答してXOR
ゲート720、721を介して修正および/または伝搬
される。全てのビットが入力線702上に供給された
後、遅延要素720、721および722の出力は、シ
ンドローム値を表すビットを有することになる。
【0097】すでに述べたように、3ビットシンドロー
ムを生成する回路は、例示のためだけに説明する。実際
の応用では、テストデータの存在の誤った指示を回避す
るために、更に多くのビットを有するシンドロームを使
用する必要がある。上記設計に従って生成されたシンド
ローム値は、全てのビットが1に等しいかどうかを判断
するために、上述のようにXNORゲート650への入
力として与えられる。生成されたシンドロームが期待シ
ンドロームに等しい場合、テストパターンが受信された
という指示がマイクロコンピュータ580に供給され
る。
【0098】10.全振幅決定回路の例 上述のように、全振幅決定回路は、画像の黒ピクセルお
よび白ピクセルを表すために使用される電圧レベルを決
定する。テストデータは、黒ピクセルおよび白ピクセル
の各々について少なくとも1個のポイントを含むように
設計されるので、電圧レベルを決定することが可能であ
る。図11は、電圧振幅パラメータを決定する回路の例
のブロック図である。
【0099】全振幅決定回路500は、最小/最大計算
器(min/max calculator)910、黒レベルラッチ92
0および白レベルラッチ930を含んでいる。VSYN
C信号は、最小/最大計算器910を所定の開始状態に
リセットする。各SCLK信号(クロック発振器550
によって生成)を使用して、最小/最大回路は、ADC
510によってサンプリングされたピクセルデータ値を
受け取る。最小/最大計算器910は、二つのレジスタ
(「最小レジスタと最大レジスタ」)を含んでいる。一
方は、最小のサンプル値を記憶するためのものであり、
もう一方は、最大のサンプル値を記憶するためのもので
ある。これらの二つのレジスタは、VSYNC信号によ
って初期化される。
【0100】動作中、受信サンプル値の各々について、
最小/最大計算器910は、データ値が記憶された最小
値より小さいかどうか、あるいは記憶された最大値より
大きいかどうかをチェックする。最小レジスタおよび最
大レジスタは、この比較に従って更新される。VSYN
Cパルスが受信されると、最小レジスタの値が黒レベル
ラッチ920に転送され、最大レジスタの値が白レベル
ラッチ930に転送される。
【0101】VSYNCパルスは各フレームごとに受信
されるので、ラッチ920および930は、各フレーム
についてアナログ信号をサンプリングする一方で、それ
ぞれ最小および最大サンプル値を記憶する。フレーム内
に符号化されたテストデータの場合、最大サンプル値は
白色を表し、最小値は黒色を表す。理想的には、最大サ
ンプル値および最小サンプル値は、全て1および0に等
しくなければならない。これらの値は、黒色および白色
を符号化する際にAC510によって使用される電圧レ
ベルとグラフィックスソース299によって使用される
電圧レベルの不一致のために、全て0または全て1とな
らない可能性がある。この不一致は、ADC510また
はグラフィックスソース299のいずれかにおける誤差
に起因する可能性がある。
【0102】したがって、本発明のある態様では、AD
C510の動作は、図12を参照して後述するように、
このような偏差を考慮に入れるように修正される。説明
のため、ADC510は、量子化範囲が0〜255とな
るように、量子化のために8ビットを使用するとする。
更に、値10が黒色のために戻され、値237が白色の
ために戻されたものとする。
【0103】図12は、VREF回路1010とともに
ADC510を示している。ADC510は、二つの入
力VbおよびVtを有している。電圧レベルVbは、そ
れを下回る全ての電圧レベルが黒であるとみなされる電
圧レベルを指定している。電圧レベルVtは、それを上
回る全ての電圧レベルが白であるとみなされる電圧レベ
ルを指定している。
【0104】VREF回路1010は、ラッチ920お
よび930内の最大値および最小値を入力として受け取
り、ADC510のフルスケールがアナログ表示信号上
で受け取られる電圧レベルの範囲内に調整されるように
VtおよびVbを生成する。上述の例のシナリオでは、
Vt電圧は引き下げられ、Vbは引き上げられる。VR
EF回路920の実施例は、本明細書に与えられる説明
を読むことによって関連技術の当業者には明らかとなる
だろう。このような調整の効果は、ADC510の量子
化レベルの全範囲を使用することにある。量子化値の全
範囲を使用することで、個々のピクセルを作動させるこ
との可能な輝度レベルの全範囲を使用することができ
る。この結果、表示品質を高めることができる。
【0105】このように、全振幅決定回路500は、黒
色および白色を表すためにグラフィックスソース299
によって使用される電圧を求め、この情報は、表示画面
上で使用可能な輝度レベルの全範囲が電圧振幅を表示す
るために確実に使用されるようにするために用いられ
る。更に、ソースタイミング測定回路560は、開始位
置および終了位置を決定する。これらの位置は、画像を
表す表示信号データの正確なサンプリングを可能にす
る、全振幅決定回路500やソースタイミング測定回路
560のような表示信号パラメータを測定する回路は、
表示信号パラメータ測定回路と呼ぶことができる。シグ
ネチャ識別ブロック570内に実装されるような、単に
画像データを復号化して追加の表示信号パラメータを決
定する回路は、表示信号パラメータ測定回路とともに、
表示信号パラメータ決定回路と呼ぶことができる。これ
らの回路は、上述したように個々のブロックとして実装
してもよく、あるいは機能の一部を一つのブロックに統
合してもよい。
【0106】更に、グラフィックスソース299上で実
現する必要のある全ての機能は、ソフトウェア命令を用
いて実現することができる。したがって、本発明は、ユ
ーザの要求時に、または自動的に(例えば、コンピュー
タセットアップ期間中や、新しい表示装置がプラグアン
ドプレイ機能から認識されるときに)呼び出すことがで
きるソフトウェアユーティリティとして実施することが
できる。
【0107】11.結論 以上、本発明の様々な態様を説明してきたが、これらは
例示のために提示したものに過ぎず、本発明を限定する
ものではない。したがって、本発明の広さと範囲は、上
述の好適な実施形態のいずれによっても制限されず、特
許請求の範囲とその均等物によってのみ定義されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】例示の環境でアナログ信号内に符号化された画
像を再生するために必要なタイミングパラメータの一部
を示す図である。
【図2】例示の環境でアナログ信号内に符号化された画
像を再生するために必要なタイミングパラメータの一部
を示す図である。
【図3】例示の環境でアナログ信号内に符号化された画
像を再生するために必要なタイミングパラメータの一部
を示す図である。
【図4】本発明を実施することの可能なコンピュータシ
ステムの一例のブロック図である。
【図5】表示装置が本発明に従って自動的に表示信号パ
ラメータを決定できるようにする実行ステップを示すフ
ローチャートである。
【図6】テストパターンが受信アナログ信号内に符号化
されたことを表示装置に知らせるために使用されるフレ
ームフォーマットの一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の表示装置の一実施形態のブロック図で
ある。
【図8】シグネチャ識別ブロックの一実施形態のブロッ
ク図であり、内部の構成要素を示している。
【図9】シグネチャ識別ブロック内に実装されたCRC
生成器の一例のブロック図である。
【図10】シグネチャ識別ブロックに含まれるワンショ
ットクロック回路の動作を説明するタイミング図であ
る。
【図11】電圧振幅パラメータを決定する電圧振幅決定
回路の設計および動作を説明するブロック図である。
【図12】受信信号中の電圧レベルの範囲内でADCの
量子化範囲を位置決めするためにADCの動作を修正す
る方式を説明するブロック図である。
【符号の説明】
200…コンピュータシステム、210…CPU、22
0…RAM、230…周辺装置、250…バス、260
…グラフィックスコントローラ、270…表示装置。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィックスソースと、通信経路を介
    して前記グラフィックスソースに結合された表示装置
    と、を含み、前記グラフィックスソースは、複数のアナ
    ログ信号フレーム内に符号化された複数の連続画像を前
    記通信経路上で前記表示装置に送信し、前記表示装置
    は、前記複数のアナログ信号フレームのなかの対応する
    一つを受信したことに応答して前記複数の画像の各々を
    表示するようになっているコンピュータシステムにおい
    て、前記複数の画像を再生および表示するために使用さ
    れる一以上の表示信号パラメータを前記表示装置内で自
    動的に決定する方法であって、 (a)前記表示装置が前記一以上の表示信号パラメータ
    を決定することができるように設計された所定のフォー
    マットを有するテストデータを生成するステップと、 (b)複数の水平線を含むアナログ信号フレームとして
    前記テストデータを符号化するステップと、 (c)前記テストデータで符号化された前記アナログ信
    号フレームを前記グラフィックスソースから前記表示装
    置に前記通信経路上で送信するステップであって、前記
    複数の画像を符号化する前記複数のアナログ信号フレー
    ムも前記通信経路上で送信されるようになっているステ
    ップと、 (d)前記テストデータを符号化する前記アナログ信号
    フレームに対応する指示を前記表示装置に送信するステ
    ップであって、前記指示は、前記テストデータが前記対
    応アナログ信号フレーム内に符号化されたことを前記表
    示装置に指示するようになっているステップと、 (e)ステップ(c)で送信された前記アナログ信号フ
    レームおよびステップ(d)で送信された前記指示を前
    記表示装置内で受信するステップと、 (f)前記対応指示に従って前記テストデータが前記ア
    ナログ信号フレーム内に符号化されていると前記表示装
    置内で判断するステップと、 (g)ステップ(e)で受信した前記アナログ信号フレ
    ームを検査して、前記一以上の表示信号パラメータを決
    定するステップと、を備え、 この決定された表示信号パラメータを用いて、後続の受
    信アナログ信号フレーム内に符号化された画像を表示す
    ることができるようになっている方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)は、 (h)前記テストデータを符号化する前記アナログ信号
    フレームの水平線の一以上の位置に所定の輝度レベルを
    上回る輝度を表すデータを含めるステップであって、輝
    度を表す前記データにより、前記水平線の水平開始位置
    および水平終了位置を前記表示装置が決定できるように
    なっているステップと、 (i)白色および黒色を表すデータを前記テストデータ
    に含めるステップであって、白色および黒色を表す前記
    データにより、最大輝度レベルおよび最小輝度レベルを
    それぞれ符号化するために前記グラフィックスソースに
    よって使用される電圧レベルを前記表示装置が決定でき
    るようになっているステップと、 (j)一以上の表示信号パラメータ値を前記テストデー
    タに含めるステップであって、前記一以上の表示信号パ
    ラメータ値を前記グラフィックスソースで確かめること
    ができ、前記表示装置が、前記テストデータを符号化す
    る前記アナログ信号を復合化して前記表示信号パラメー
    タ値を決定できるようになっているステップと、を含ん
    でいる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(j)は、前記複数の画像
    を表す際に前記グラフィックスソースによって使用され
    る色の数を示す値と前記グラフィックスソースでの各水
    平線内のピクセルの総数を示す値とを含めるステップを
    備えている、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(a)、(b)、(c)お
    よび(d)は、 (k)コード値を生成するステップであって、このコー
    ド値は、前記テストデータとともに処理されると、前記
    テストデータで符号化された前記アナログ信号フレーム
    内に前記テストデータが符号化されているかどうかを前
    記表示装置が判断できるようになるコード値であるステ
    ップと、 (l)前記コード値を前記テストデータとともに前記ア
    ナログ信号フレーム内に符号化するステップと、 (m)前記テストデータおよび前記コード値を含む前記
    アナログ信号フレームを前記表示装置に送信するステッ
    プと、を含んでおり、前記指示が前記コード値を含んで
    いる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(k)は、巡回冗長検査
    (CRC)方式に従って前記コード値を生成し、このC
    RCコード値を修正することにより、このCRCコード
    を有するテストデータが前記CRC方式に従って処理さ
    れると希望のシンドローム値が生成されるようにするス
    テップを含んでいる、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記テストデータを符号化する前記アナ
    ログ信号フレーム内に含まれる前記複数の水平線に対応
    するように、前記グラフィックスソースから前記表示装
    置に水平同期信号を送信するステップを更に備え、前記
    ステップ(b)が、前記複数の水平線の各々の中に単一
    のビットを符号化するステップを更に備えており、前記
    ステップ(g)が、前記水平同期信号を用いて前記ビッ
    トの各々を受信するステップを備えている、請求項4記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータシステムの表示装置内で使
    用するための回路であって、前記表示装置は、通信経路
    を介してグラフィックスソースに結合されており、前記
    グラフィックスソースは、複数の画像を表すアナログ信
    号を前記通信経路上で前記表示装置に送信し、前記表示
    装置は、前記アナログ信号の受信に応じて前記複数の画
    像を表示するようになっており、前記複数の画像を再生
    および表示するために使用される一以上の表示信号パラ
    メータを前記表示装置内で自動的に決定する回路であっ
    て、 前記グラフィックスソースから前記通信経路上で前記ア
    ナログ信号を受信する表示信号パラメータ決定回路であ
    って、前記アナログ信号は、表示データで符号化された
    複数のアナログ信号フレームと、テストデータで符号化
    された少なくとも一つの別のアナログ信号フレームと、
    を含んでおり、前記表示データは、前記複数の画像を表
    し、前記テストデータは、この表示信号パラメータ測定
    回路が前記一以上の表示信号パラメータを決定できるよ
    うにする所定のフォーマットを有している、表示信号パ
    ラメータ決定回路と、 前記アナログ信号が前記テストデータで符号化されたア
    ナログ信号フレームを含むときに、前記アナログ信号フ
    レームが前記テストデータを含むことを示す指示を受信
    するシグネチャ識別ブロックであって、前記指示に従っ
    て前記受信アナログ信号フレームが前記テストデータを
    含んでいると判断するシグネチャ識別ブロックと、 前記テストデータが受信されたと前記シグネチャ識別ブ
    ロックが判断する場合に、前記表示信号パラメータ決定
    回路によって決定された前記一以上の表示信号パラメー
    タを受信するマイクロコントローラと、を備え、 前記表示装置は、前記アナログ信号内に符号化された後
    続の受信画像を表示するために前記受信表示信号パラメ
    ータを使用するようになっている回路。
  8. 【請求項8】 前記テストデータは、前記テストデータ
    を符号化する前記アナログ信号フレームの水平線の一以
    上の位置に所定の輝度レベルを上回る輝度を表すデータ
    値を含んでおり、前記表示信号パラメータ決定回路は、
    所定の輝度レベルを上回る輝度を表す前記データを検査
    することによって前記水平線の水平開始位置および水平
    終了位置を決定するソースタイミング測定回路を備えて
    いる、請求項7記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記テストデータは、前記テストデータ
    内に白色および黒色を含んでおり、前記表示信号パラメ
    ータ決定回路は、前記グラフィックスソースによって使
    用される電圧レベルを決定し、前記白色および前記黒色
    を表す前記アナログ信号の部分を検査することによって
    最大輝度レベルおよび最小輝度レベルをそれぞれ符号化
    する全振幅決定回路を備えている、請求項7記載の回
    路。
  10. 【請求項10】 前記指示は、CRCコードを含んでお
    り、このCRCコードは、前記テストデータとともにC
    RCシンドローム生成器によって処理されると希望のシ
    ンドロームを生成するように設計されており、前記シグ
    ネチャ識別手段は、前記テストデータが受信されたとき
    に前記希望のシンドロームを生成する前記CRCシンド
    ローム生成器を備えている、請求項7記載の回路。
  11. 【請求項11】 前記テストデータの各ビットは、前記
    テストデータを符号化する前記アナログ信号フレームの
    一つの水平線内に符号化され、前記シグネチャ決定ブロ
    ックは、前記テストデータを符号化する前記アナログ信
    号フレームとともに受信される水平同期信号を用いて前
    記テストデータの各ビットを受信する、請求項7記載の
    回路。
  12. 【請求項12】 複数の連続画像を表示するコンピュー
    タシステムであって、 各々が前記複数の連続画像の一つを表している複数の連
    続アナログ信号フレームを受信し、前記複数の連続フレ
    ーム内に符号化された前記複数の連続画像を表示するた
    めに使用される複数の表示信号パラメータに基づいて前
    記複数の連続アナログ信号フレームから前記複数の連続
    画像の各々を再生する表示装置と、 通信経路を介して前記表示装置に結合され、前記複数の
    画像を表す前記複数の連続アナログ信号フレームを生成
    するグラフィックスソースであって、前記通信経路上に
    前記複数の連続画像を送信するように設計されているグ
    ラフィックスソースと、を備え、 前記グラフィックスソースは、前記一以上の表示信号パ
    ラメータを前記表示装置が決定できるようにするように
    設計された所定のフォーマットを有するテストデータを
    生成し、 前記グラフィックスソースは、複数の水平線を含むアナ
    ログ信号フレームとして前記テストデータを符号化し、
    前記テストデータで符号化された前記アナログ信号フレ
    ームを前記通信経路上で前記グラフィックスソースから
    前記表示装置に送信し、 前記グラフィックスソースは、前記テストデータが前記
    アナログ信号内に符号化されたことを示す指示を前記表
    示装置に更に送信し、 前記表示装置は、前記指示に従って前記テストデータで
    符号化された前記アナログ信号フレームが前記テストデ
    ータを含んでいると判断し、前記テストデータで符号化
    された前記アナログ信号フレームを検査することによっ
    て前記表示信号パラメータを決定するようになっている
    コンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 前記グラフィックスソースは、前記ア
    ナログ信号フレームの水平線の全ての位置において所定
    の輝度レベルを上回る輝度を表すデータ値を前記テスト
    データ内に含めるようになっており、 前記表示装置は、 所定の輝度レベルを上回る輝度を表す前記データを検査
    することによって前記水平線の水平開始位置および水平
    終了位置を決定するソースタイミング測定回路を含んで
    いる、請求項12記載のコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 前記グラフィックスソースは、白色お
    よび黒色を表すデータを前記テストデータ内に含めるよ
    うになっており、 前記表示装置は、 前記グラフィックスソースによって使用される電圧レベ
    ルを決定し、前記白色および前記黒色を表す前記アナロ
    グ信号の部分を検査することによって最大輝度レベルお
    よび最小輝度レベルをそれぞれ符号化する全振幅決定回
    路を含んでいる、請求項12記載のコンピュータシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記グラフィックスソースは、データ
    表示信号パラメータ値を前記テストデータ内に含めるよ
    うになっており、前記グラフィックスソースは、前記テ
    ストデータを符号化する前記アナログ信号フレーム内に
    含まれる前記複数の水平線に対応するように水平同期信
    号を送信し、前記グラフィックスソースは、前記複数の
    水平線の各々の中に1ビットだけを符号化し、前記1ビ
    ットは、このビットが値0を有する場合には黒色として
    符号化され、値1を有する場合には白色として符号化さ
    れるようになっており、 前記表示装置は、 前記テストデータを符号化する前記アナログ信号フレー
    ムをサンプリングクロックを用いてサンプリングし、複
    数のサンプル値を生成するアナログ−デジタル変換器
    (ADC)と、 前記複数のサンプル値の最上位ビットを受信するフリッ
    プフロップであって、前記複数の水平線の各々の中に符
    号化された前記ビットがこのフリップフロップ内に記憶
    されるように前記水平同期信号によってクロックされる
    フリップフロップと、 前記フリップフロップに結合され、前記フリップフロッ
    プに記憶された前記ビットを受信するバッファであっ
    て、このバッファによって受信される前記ビットが、前
    記アナログ信号フレーム内に符号化された表示信号パラ
    メータ値を表しているバッファと、を更に備えている、
    請求項12記載のコンピュータシステム。
  16. 【請求項16】 前記ホストは、巡回冗長検査(CR
    C)方式を用いてコードワードを生成するとともに、前
    記テストデータを符号化する前記アナログ表示フレーム
    内に前記コードワードを符号化し、 前記表示装置は、 前記テストデータを符号化する前記アナログ信号フレー
    ムをサンプリングクロックを用いてサンプリングし、複
    数のサンプル値を生成するアナログ−デジタル変換器
    (ADC)と、 前記サンプル値の一以上のビットを処理することによっ
    てシンドローム値を生成するCRC生成器と、を更に備
    えており、 前記表示装置は、前記シンドローム値が所定の値に等し
    い場合に前記サンプル値が前記テストデータを表してい
    ると判断するようになっている、請求項12記載のコン
    ピュータシステム。
  17. 【請求項17】 グラフィックスソースと、通信経路を
    介して前記グラフィックスソースに結合された表示装置
    と、を含み、前記グラフィックスソースは、複数のアナ
    ログ信号フレーム内に符号化された複数の連続画像を前
    記通信経路上で前記表示装置に送信し、前記表示装置
    は、前記複数のアナログ信号フレームのなかの対応する
    一つを受信したことに応答して前記複数の画像の各々を
    表示するようになっているコンピュータシステム内で、
    前記複数の画像を再生および表示するために使用される
    一以上の表示信号パラメータを前記表示装置内で自動的
    に決定する装置であって、 前記グラフィックスソース内に含まれ、所定のフォーマ
    ットを有するテストデータを生成する手段であって、前
    記フォーマットは、前記表示装置が前記一以上の表示信
    号パラメータを決定できるようにするように設計されて
    いる手段と、 前記グラフィックスソース内に含まれ、複数の水平線を
    含む一つのアナログ信号フレームとして前記テストデー
    タを符号化する手段と、 前記テストデータで符号化された前記アナログ信号フレ
    ームを前記通信経路上で前記グラフィックスソースから
    前記表示装置に送信する手段と、 前記テストデータが前記アナログ信号内に符号化された
    ことを示す指示を前記表示装置に送信する手段と、 この送信されたアナログ信号を前記表示装置内で受信す
    る手段と、 前記指示に従って前記テストデータが前記アナログ信号
    内に符号化されていることを前記表示装置内で判断する
    手段と、 前記テストデータで符号化された前記アナログ信号フレ
    ームを検査して前記一以上の表示信号パラメータを決定
    する手段と、を備え、 この決定された前記表示信号パラメータを用いて、後続
    の受信アナログ信号フレーム内に符号化される画像を表
    示することができるようになっている装置。
  18. 【請求項18】 テストデータを生成する前記手段は、 前記アナログ信号フレームの水平線の一以上の位置に所
    定の輝度レベルを上回る輝度を表すデータを含める手段
    であって、輝度を表す前記データは、前記アナログ信号
    フレームを検査する手段が前記水平線の水平開始位置お
    よび水平終了位置を決定できるようにするデータである
    手段と、 白色および黒色を表すデータを前記テストデータに含め
    る手段であって、白色および黒色を表す前記データは、
    前記アナログ信号フレームを検査する手段が前記グラフ
    ィックスソースによって使用される電圧レベルを決定し
    て最大輝度レベルおよび最小輝度レベルをそれぞれ符号
    化できるようにするデータである手段と、 表示信号パラメータ値を前記テストデータに含める手段
    であって、前記アナログ信号フレームを検査する手段
    が、前記テストデータを符号化する前記アナログ信号を
    復号化することで前記表示信号パラメータ値を決定でき
    るようになる手段と、を備えている請求項17記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 前記グラフィックスソースから前記表
    示装置に送信する前記手段は、前記テストデータを符号
    化する前記アナログ信号フレーム内に含まれる前記複数
    の水平線に対応するように水平同期信号を送信し、前記
    符号化する手段は、前記複数の水平線の各々の中に単一
    のビットを符号化し、前記アナログ信号フレームを検査
    する手段は、前記水平同期信号を使用して前記ビットの
    各々を受信する、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータシステムの表示装置内で
    使用するための回路であって、前記表示装置は、通信経
    路を介してグラフィックスソースに結合されており、前
    記グラフィックスソースは、複数のアナログ信号フレー
    ム内に符号化された複数の連続画像を前記通信経路上で
    前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記複数のア
    ナログ信号フレームの対応する一つを受信したことに応
    答して前記複数の画像の各々を表示するようになってお
    り、前記複数の画像を再生および表示するために使用さ
    れる一以上の表示信号パラメータを前記表示装置内で自
    動的に決定する回路であって、 前記複数のアナログ信号フレームと所定のフォーマット
    を有するテストデータで符号化された別のアナログ信号
    フレームとを前記グラフィックスソースから受信し、前
    記別のアナログ信号フレームが前記テストデータで符号
    化されていることを示す指示を前記グラフィックスソー
    スから更に受信する手段と、 前記指示に従って前記テストデータが前記アナログ信号
    内に符号化されていることを前記表示装置内で判断する
    手段と、 前記別のアナログ信号フレームを検査して、前記一以上
    の表示信号パラメータを決定する手段と、を備え、 この決定された表示信号パラメータを前記表示装置が使
    用することで、後続の受信アナログ信号フレーム内に符
    号化された画像を表示することができるようになってい
    る回路。
  21. 【請求項21】 前記指示は、前記複数のアナログ信号
    フレーム内に符号化されたデータを含んでいる、請求項
    1記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記指示は、前記複数のアナログ信号
    フレーム内に符号化されたデータを含んでいる、請求項
    7又は20記載の回路。
  23. 【請求項23】 前記指示は、前記複数のアナログ信号
    フレーム内に符号化されたデータを含んでいる、請求項
    12記載のコンピュータシステム。
  24. 【請求項24】 前記指示は、前記複数のアナログ信号
    フレーム内に符号化されたデータを含んでいる、請求項
    17記載の装置。
JP10162106A 1997-06-10 1998-06-10 コンピュータシステムの表示装置によって受信されるアナログ表示信号の信号パラメータを自動的に決定する方法および装置 Ceased JPH1173172A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/872,764 US5987624A (en) 1997-06-10 1997-06-10 Method and apparatus for automatically determining signal parameters of an analog display signal received by a display unit of a computer system
US08/872764 1997-06-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1173172A true JPH1173172A (ja) 1999-03-16

Family

ID=25360256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10162106A Ceased JPH1173172A (ja) 1997-06-10 1998-06-10 コンピュータシステムの表示装置によって受信されるアナログ表示信号の信号パラメータを自動的に決定する方法および装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5987624A (ja)
JP (1) JPH1173172A (ja)
KR (1) KR100339765B1 (ja)
TW (1) TW413798B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356753A (ja) * 2000-06-09 2001-12-26 Canon Inc 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法および記憶媒体
JP2004280075A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Microsoft Corp 信号較正によるモニタ接続の補償

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6329981B1 (en) * 1998-07-01 2001-12-11 Neoparadigm Labs, Inc. Intelligent video mode detection circuit
US6670964B1 (en) * 1998-09-18 2003-12-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Automatic scaler mode detection
US7193600B2 (en) * 2000-02-03 2007-03-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Display device and pixel corresponding display device
JP4017335B2 (ja) * 2000-10-25 2007-12-05 三菱電機株式会社 映像信号の有効期間検出回路
JP2003131641A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Mitsubishi Electric Corp 画像調整方法および画像表示システム、画像表示装置、画像データ発生装置
KR100464415B1 (ko) * 2002-05-07 2005-01-03 삼성전자주식회사 디스플레이 장치의 액티브 비디오 영역 검출 회로, 검출방법 및 검출된 액티브 비디오 영역을 이용한 좌표 매핑방법
US7002565B2 (en) * 2002-08-28 2006-02-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Signaling display device to automatically characterize video signal
US7106342B2 (en) * 2002-09-27 2006-09-12 Lg Electronics Inc. Method of controlling brightness of user-selected area for image display device
JP4175234B2 (ja) * 2003-10-07 2008-11-05 セイコーエプソン株式会社 表示制御装置、携帯型情報端末及び表示制御方法
WO2006102331A1 (en) * 2005-03-18 2006-09-28 Displaymate Technologies Corporation A method for the fully automatic and/or semi-automatic interactive configuration, set up, adjustment, calibration, and control of a video system for improving image quality and ease of use
KR101206418B1 (ko) * 2005-11-03 2012-11-29 삼성전자주식회사 모니터 및 모니터의 표시모드 자동 조정방법
CN102331916A (zh) * 2010-07-13 2012-01-25 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 自动调整显示器参数的系统及方法
US9275377B2 (en) 2012-06-15 2016-03-01 Nvidia Corporation System, method, and computer program product for determining a monotonic set of presets
US10509658B2 (en) 2012-07-06 2019-12-17 Nvidia Corporation System, method, and computer program product for simultaneously determining settings for a plurality of parameter variations
US10668386B2 (en) 2012-07-06 2020-06-02 Nvidia Corporation System, method, and computer program product for simultaneously determining settings for a plurality of parameter variations
US9250931B2 (en) 2012-07-06 2016-02-02 Nvidia Corporation System, method, and computer program product for calculating settings for a device, utilizing one or more constraints
US9201670B2 (en) 2012-07-06 2015-12-01 Nvidia Corporation System, method, and computer program product for determining whether parameter configurations meet predetermined criteria
US9286247B2 (en) 2012-07-06 2016-03-15 Nvidia Corporation System, method, and computer program product for determining settings for a device by utilizing a directed acyclic graph containing a plurality of directed nodes each with an associated speed and image quality
JP2019132922A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置および表示システム
TWI697865B (zh) * 2019-01-24 2020-07-01 神雲科技股份有限公司 具圖形處理運算資源配置功能之電子裝置與其控制方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01188896A (ja) * 1988-01-25 1989-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビットマップ表示装置
JPH0749680A (ja) * 1993-08-06 1995-02-21 Hitachi Ltd ディジタル画像表示システム
US5550556A (en) * 1993-11-01 1996-08-27 Multivideo Labs, Inc. Transmitting data and commands to display monitors
JPH09197999A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Canon Inc 画像表示システムおよびその表示方法
JPH09200710A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Sony Corp テレビジョン送受信システムおよびテレビジョン受信装置
JPH1011035A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Hitachi Ltd コンピュータ、ディスプレイ装置およびコンピュータシステム

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US33916A (en) * 1861-12-10 Improvement in wheels
US4086579A (en) * 1976-09-10 1978-04-25 Rca Corporation Video digital display device with analog input
US4230974A (en) * 1979-04-16 1980-10-28 Teletype Corporation Cathode ray tube deflection circuit having display format selection
US4849880A (en) * 1985-11-18 1989-07-18 John Fluke Mfg. Co., Inc. Virtual machine programming system
US4707638A (en) * 1987-01-27 1987-11-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Luminance adjusting system for a flat matrix type cathode-ray tube
DE3722169C2 (de) * 1987-07-04 1997-06-05 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens zur Anpassung eines Mehrbetriebsarten-Monitors an einen Personal Computer
US4991023A (en) * 1989-05-22 1991-02-05 Hewlett-Packard Company Microprocessor controlled universal video monitor
US5241281A (en) * 1990-03-19 1993-08-31 Capetronic Group Ltd. Microprocessor controlled monitor
US5216412A (en) * 1990-11-30 1993-06-01 Zenith Electronics Corporation Display monitor image size regulation
JP3088767B2 (ja) * 1991-02-25 2000-09-18 国際電気株式会社 ドットクロック周波数検出回路
US5579029A (en) * 1992-07-31 1996-11-26 Hitachi, Ltd. Display apparatus having automatic adjusting apparatus
JP3305339B2 (ja) * 1991-08-01 2002-07-22 株式会社日立製作所 マルチスキャンディスプレイ
US5285197A (en) * 1991-08-28 1994-02-08 Nec Technologies, Inc. Method and apparatus for automatic selection of scan rates for enhanced VGA-compatible monitors
DE69125630T2 (de) * 1991-09-27 1997-12-18 Inwave Corp Leichtgewichtanzeigegerät und verfahren zur herstellung und gebrauch desselben.
JPH05130648A (ja) * 1991-11-07 1993-05-25 Mitsubishi Electric Corp テストパターン信号発生装置
KR940004737B1 (ko) * 1991-11-22 1994-05-28 삼성전관 주식회사 슈퍼 브이지에이 모니터 인터페이스 회로
JP2935307B2 (ja) * 1992-02-20 1999-08-16 株式会社日立製作所 ディスプレイ
US5764209A (en) * 1992-03-16 1998-06-09 Photon Dynamics, Inc. Flat panel display inspection system
US5302950A (en) * 1992-07-17 1994-04-12 International Business Machines Corp. Method of and apparatus for providing automatic determination of information sampling rate
US5351201A (en) * 1992-08-19 1994-09-27 Mtl Systems, Inc. Method and apparatus for automatic performance evaluation of electronic display devices
US5572444A (en) * 1992-08-19 1996-11-05 Mtl Systems, Inc. Method and apparatus for automatic performance evaluation of electronic display devices
JP2521026B2 (ja) * 1993-07-30 1996-07-31 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 表示装置およびそのコントロ―ラにおける黒情報信号の生成および利用手段
US5483260A (en) * 1993-09-10 1996-01-09 Dell Usa, L.P. Method and apparatus for simplified video monitor control
JP3048812B2 (ja) * 1993-12-15 2000-06-05 三菱電機株式会社 ディスプレイモニタ
JP2692564B2 (ja) * 1993-12-28 1997-12-17 日本電気株式会社 水平表示位置自動補正回路
US5565897A (en) * 1994-01-14 1996-10-15 Elonex Technologies, Inc. Interactive system for calibration of display monitors
KR960003448A (ko) * 1994-06-09 1996-01-26 김광호 텔레비젼 화면 조정용 테스트 패턴 디스플레이 방법 및 그 장치
US5499040A (en) * 1994-06-27 1996-03-12 Radius Inc. Method and apparatus for display calibration and control
US5537145A (en) * 1994-12-06 1996-07-16 Sun Microsystems, Inc. Evaluation method and system for performance of flat panel displays and interface hardware
JP3315277B2 (ja) * 1994-12-09 2002-08-19 株式会社日立製作所 画像表示装置
JPH08202330A (ja) * 1995-01-23 1996-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号入力装置およびその制御方法
GB2305571B8 (en) * 1995-09-22 2000-01-31 Ibm Display apparatus with gamma correction
GB2305570A (en) * 1995-09-22 1997-04-09 Ibm Video display apparatus with gamma correction
US5847701A (en) * 1997-06-10 1998-12-08 Paradise Electronics, Inc. Method and apparatus implemented in a computer system for determining the frequency used by a graphics source for generating an analog display signal

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01188896A (ja) * 1988-01-25 1989-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビットマップ表示装置
JPH0749680A (ja) * 1993-08-06 1995-02-21 Hitachi Ltd ディジタル画像表示システム
US5550556A (en) * 1993-11-01 1996-08-27 Multivideo Labs, Inc. Transmitting data and commands to display monitors
JPH09197999A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Canon Inc 画像表示システムおよびその表示方法
JPH09200710A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Sony Corp テレビジョン送受信システムおよびテレビジョン受信装置
JPH1011035A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Hitachi Ltd コンピュータ、ディスプレイ装置およびコンピュータシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356753A (ja) * 2000-06-09 2001-12-26 Canon Inc 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法および記憶媒体
JP2004280075A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Microsoft Corp 信号較正によるモニタ接続の補償

Also Published As

Publication number Publication date
KR100339765B1 (ko) 2002-07-18
KR19990007002A (ko) 1999-01-25
US5987624A (en) 1999-11-16
TW413798B (en) 2000-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1173172A (ja) コンピュータシステムの表示装置によって受信されるアナログ表示信号の信号パラメータを自動的に決定する方法および装置
US6778168B2 (en) Method for displaying image, image display system, host system, image display apparatus, and interface for display
US6877106B2 (en) Image display method, image display system, host device, image display device and display interface
JP3066597B2 (ja) ラスターデータの変化を検出するための方法および装置
US5862150A (en) Video frame signature capture
US8311126B2 (en) Method and system for transmitting or receiving N-bit video data over a serial link
JP4468322B2 (ja) ビット誤り測定装置
US6839055B1 (en) Video data error detection
JPH0373017A (ja) 標準プリンタでプリント可能にビデオ情報を変換する方法及び装置
KR20130127468A (ko) 정적 프레임 제공 방법 및 장치
JP2002169532A (ja) デジタル映像表示機器のdviコネクター検出装置及び方法
KR20010112638A (ko) 영상이 수신되는 주파수에 무관한 좁은수평라인주파수범위 내의 영상주사
CN101355641A (zh) 视频设备和用于识别视频设备的数字接口的方法
US5847701A (en) Method and apparatus implemented in a computer system for determining the frequency used by a graphics source for generating an analog display signal
CN110913262B (zh) 图像叠加方法和装置
CN112804532A (zh) 一种图像数据获取方法、系统及相关装置
US5745097A (en) Apparatus and method for automatic image display alignment
CN108694339B (zh) 信号转接装置及信号转接方法
US6778170B1 (en) Generating high quality images in a display unit without being affected by error conditions in synchronization signals contained in display signals
JP6702602B2 (ja) 自己画像診断方法、自己画像診断プログラム、ディスプレイ装置、及び自己画像診断システム
US20030174895A1 (en) Method and apparatus for decoding compressed image data and capable of preventing error propagation
US7573534B2 (en) Digital display appliance and method for outputting video data
JP4191206B2 (ja) 画像表示システム、および画像表示装置
US8538062B1 (en) System, method, and computer program product for validating an aspect of media data processing utilizing a signature
US20040153936A1 (en) Data recovery circuit and method and data receiving system using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080131

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080527

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20080924