JP3305339B2 - マルチスキャンディスプレイ - Google Patents

マルチスキャンディスプレイ

Info

Publication number
JP3305339B2
JP3305339B2 JP21420991A JP21420991A JP3305339B2 JP 3305339 B2 JP3305339 B2 JP 3305339B2 JP 21420991 A JP21420991 A JP 21420991A JP 21420991 A JP21420991 A JP 21420991A JP 3305339 B2 JP3305339 B2 JP 3305339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
information
period
horizontal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21420991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0535240A (ja
Inventor
郁也 荒井
浩二 木藤
純 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21420991A priority Critical patent/JP3305339B2/ja
Publication of JPH0535240A publication Critical patent/JPH0535240A/ja
Priority to US08/617,558 priority patent/US6008791A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3305339B2 publication Critical patent/JP3305339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/02Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of inorganic substances
    • H01B3/04Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of inorganic substances mica

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力映像信号の水平偏
向周波数及び垂直偏向周波数が異なる場合でも、それに
応じて該映像信号を正しく表示することのできる、いわ
ゆるマルチスキャンディスプレイに係り、特に、入力映
像信号のブランキング期間や映像表示期間などの表示タ
イミングが異なる信号に対しても自動的に対応して、最
適な映像表示を提供し得るマルチスキャンディスプレイ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータ端末等のディスプレ
イでは、画面上における映像の表示位置や表示サイズ、
及び入力される映像信号の偏向周波数が多種多様となっ
ている。このため、1台のディスプレイであらゆる映像
信号(ビデオ信号)に対応可能な、汎用性の高いマルチ
スキャンディスプレイが使用されるようになってきた。
【0003】この種のディスプレイでは、マイクロコン
ピュータやメモリLSIなどを用いて各種映像信号毎に
最適な映像表示を提供しようとするものがある。このよ
うな従来技術としては、例えば、実開昭64−4491
号公報に記載のものを掲げることができる。
【0004】この既提案例では、マイクロコンピュータ
を用いて、予め映像信号毎の映像の表示位置及び表示サ
イズの情報を記憶しているメモリを制御し、入力映像信
号に応じて、最適な映像の表示位置及び表示サイズの情
報をそのメモリより読み出し、この読み出された情報に
基づきマルチスキャンディスプレイの偏向回路を制御す
るようになっている。ここで、映像信号が何であるかの
判断は入力同期信号の周期を検出することにより行われ
ている。従って、予めマルチスキャンディスプレイに入
力される映像信号が既知のものであれば最適な映像表示
を提供することができる。
【0005】また、マルチスキャンディスプレイに入力
される映像信号が既知のものでない場合にも、対応して
最適な映像表示を提供しようとするものがある。この従
来技術としては、特開平1−321475号公報に記載
のものを掲げることができる。
【0006】この既提案例では、既知の映像信号に対し
ては上記従来技術と同様の動作を行い、それ以外の映像
信号に対してはマルチスキャンディスプレイ外部から映
像の表示位置及び表示サイズ等を調整するための指示信
号を手動入力し、この入力情報に基づきマイクロコンピ
ュータが偏向回路の制御信号を生成する。この際、この
制御信号は、映像の表示位置及び表示サイズの新たな情
報として上記メモリに登録可能であり、次回からは当該
映像信号が入力されると、既知の信号として取り扱うこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、既知
の映像信号に対する映像の表示位置及び表示サイズの情
報を工場出荷時に上記メモリに記憶する工程が必要であ
る。この際、記憶される情報は対応する映像信号によっ
て異なるのはもちろんのこと、同一映像信号であって
も、マルチスキャンディスプレイ毎のばらつきにより、
記憶すべき情報も多少違うものとなる場合がある。この
ため、各種映像信号毎に最適な映像表示を与えるための
表示位置及び表示サイズの情報は、各マルチスキャンデ
ィスプレイ毎に設定してメモリに記憶する必要がある。
従って、メモリに上記情報を書き込むための調整装置及
び調整時間が必要となる。
【0008】更に、従来技術では、入力同期信号周波数
または周期の違いによって入力映像信号の判断を行うた
め、同期信号周波数が同じでも映像の表示タイミング
(例えば、ブランキング期間,映像表示期間あるいはフ
ロントポーチ期間)が異なる別の映像信号が入力された
場合には、最適な映像表示が得られないという問題点が
あった。
【0009】また、未知の映像信号がマルチスキャンデ
ィスプレイに入力された場合には、マルチスキャンディ
スプレイの使用者が最適な映像表示を得るために手動調
整を行う必要があり、使い勝手の面で煩わしさがあっ
た。
【0010】本発明の目的は、各種映像信号に対する映
像の表示位置及び表示サイズの情報をメモリに書き込む
ための調整装置や調整時間が不要であり、また、同期信
号周波数が同じだが映像の表示タイミングの異なる映像
信号が入力された場合でも、最適な映像表示を得ること
ができ、さらには、未知の映像信号が入力された場合で
も、使用者が手動調整を行う必要のないマルチスキャン
ディスプレイを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、複数種類の入力映像信号及び同期信号に
対応して映像の表示を行うマルチスキャンディスプレイ
において、映像の水平表示位置及び水平表示サイズを自
動調整するための自動調整手段を備えた。
【0012】前記自動調整手段は、前記入力映像信号及
び同期信号を用いて、映像信号の一水平周期、一水平周
期における映像表示期間及びフロントポーチ期間に関す
る情報を検出する検出手段と、該検出手段からの検出情
報に基づき、一水平周期における映像表示期間の割合を
示す第1の比率情報と、一水平周期におけるフロントポ
ーチ期間の割合を示す第2の比率情報とを求める算出手
段と、該算出手段により求められた前記第1の比率情報
に応じて前記水平表示サイズを調整するための第1の制
御情報と、前記算出手段により求められた前記第2の比
率情報に応じて前記水平表示位置を調整するための第2
の制御情報とを演算する演算手段と、を有する。
【0013】前記自動調整手段は、更に、前記第1及び
第2の制御情報を記憶するメモリを有する。
【0014】また、上記目的を達成するために本発明で
は、前記メモリに記憶された前記第1及び第2の制御情
報が、電源の立ち上げ時に読み出されるようにする。
【0015】また、上記目的を達成するために本発明で
は、前記メモリは、更に、前記検出手段により検出され
た映像表示期間及びフロントポーチ期間に関する情報も
記憶するようにする。
【0016】また、前記算出手段と前記演算手段が、前
記自動調整手段としてのCPUに内臓されるようにす
る。
【0017】また、上記目的を達成するために本発明で
は、前記自動調整手段は、更に、前記第1及び第2の制
御情報に基づいてブランキング期間の開始位置及び終了
位置に関する情報を演算するブランキング期間演算手段
と、該ブランキング期間演算手段により演算されたブラ
ンキング期間の開始位置及び終了位置に関する情報を用
いて、当該映像信号に対応したブランキング信号を作成
するブランキング信号作成手段とを有するようにする。
【0018】また、上記目的を達成するために本発明で
は、前記自動調整手段は、更に、前記入力映像信号及び
同期信号を用いて、映像信号の一垂直周期、一垂直周期
における映像表示期間及びフロントポーチ期間に関する
情報を検出する検出手段と、該検出手段からの検出情報
に基づき、垂直表示サイズを調整するための第3の制御
情報と垂直表示位置を調整するための第4の制御情報と
を演算する第2の演算手段と、を有するようにする。
【0019】
【作用】本発明によれば、マルチスキャンディスプレイ
に入力される映像信号の表示タイミングに適合する表示
サイズ及び表示位置の制御を自動的に行えるため、マル
チスキャンディスプレイ1台毎に行う表示位置及び表示
サイズの情報(初期設定データ)のメモリ書き込みのた
めの調整装置や調整時間が不要であり、工場設定工程を
省くことが可能であり、生産性の向上が図れる。また、
同期信号周波数が同じだが映像の表示タイミングの異な
る映像信号が入力された場合でも、最適な映像表示を得
ることができる。また、未知の映像信号が入力された場
合でも、自動調整可能であるため、使用者による手動調
整等の煩わしさもなくなり使い勝手の一層の向上が望め
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロック図
である。図1において、101はコンパレータ、102
は基準電圧源、103はカウンタ回路、104は微分回
路、105及び109は論理積回路(以下、AND)、
106、107及び108はラッチ回路、110及び1
11は比較回路、112はインバータ、113はクロッ
ク発生回路、114は演算制御回路(以下、CPU)、
115はメモリ、116は2出力のディジタルアナログ
変換回路(以下、DAC)、である。
【0021】以下に、本実施例の動作について図2を用
いて説明する。図2は図1における要部信号の波形を示
す波形図である。図2において、信号a〜hは図1のa
〜hの符号と対応している。コンパレータ101の非反
転信号入力端子にはマルチスキャンディスプレイに入力
される図2の映像信号aが分配される。コンパレータ1
01のもう一方の反転信号入力端子には基準電圧源10
2の基準電圧が入力され、コンパレータ101は映像信
号aとの比較を行う。この様にして、コンパレータ10
1は映像表示期間yを示す図2の検出信号bを発生す
る。
【0022】一方、カウンタ回路103はクロック発生
回路113の出力する第1のクロックiを計数する。ま
た、微分回路104はマルチスキャンディスプレイに入
力される図2の水平同期信号hの立ち下がりもしくは立
ち上がりエッジを検出し、クロックiの1クロック幅を
持つ図2の信号gを作成する。信号gは上記カウンタ回
路103のリセット信号として働き、従って、カウンタ
回路103は一水平周期の計数動作を行う。
【0023】ラッチ回路106,比較回路110及びA
ND105からなる部分では、映像信号aにおける映像
表示期間yの開始位置でのカウンタ回路103の計数値
をラッチ回路106に保持するように働く。
【0024】即ち、比較回路110は、このラッチ回路
106の出力を第1の入力値Aとし、カウンタ回路10
3の計数値を第2の入力値Bとして、比較動作を行い、
第1の入力値Aが第2の入力値Bよりも大なるときに出
力信号cはハイレベルとなる。尚、初期状態ではラッチ
回路106の出力は最大値(ハイレベル)となっている
ため、出力信号cもハイレベルとなる。
【0025】従って、コンパレータ101からの検出信
号bが立ち上がると、AND105から図2の信号dが
出力され、ラッチ回路106のラッチクロックとして動
作する。この結果、ラッチ回路106は、検出信号bの
立ち上がり時点、つまり水平同期信号hの立ち下がりか
ら時間t1の時点でのカウンタ回路103の計数値を保
持する。よって、比較回路110の第1の入力値Aが第
2の入力値B以下となるため、比較回路110の出力信
号cはローレベルとなり、AND105によりラッチ回
路106のラッチクロックdをゲートする。
【0026】次に、カウンタ回路103のリセット信号
gが入力されると、計数値がリセットされるため、比較
回路110の第1の入力値Aが第2の入力値Bよりも大
となり、比較回路110の出力信号cは再びハイレベル
となる。カウンタ回路103のリセット信号gの入力
後、時間t1まで計数する間に、コンパレータ101か
らの検出信号bが再び立ち上がると、AND105から
ラッチクロックdが出力され、新たな計数値がラッチ回
路106に保持される。この様にして、ラッチ回路10
6には、映像信号aにおける映像表示期間yの開始位置
(即ち、映像信号aにおける水平方向の最初の立ち上が
り位置)のうち、或る一定期間における最も早い開始位
置を示す情報が保持されることとなる。
【0027】また、ラッチ回路107,比較回路11
1,AND109及びインバータ112で構成される部
分では、映像信号aにおける映像表示期間yの終了位置
を示す情報を保持する。
【0028】この動作は、上述の逆であり、即ち、比較
回路111は、カウンタ回路103の計数値を第1の入
力値Aとし、ラッチ回路107の出力を第2の入力値B
として、比較動作を行い、比較回路110と同様に第1
の入力値Aが第2の入力値Bよりも大なるときに図2の
出力信号eはハイレベルとなる。尚、初期状態ではラッ
チ回路107の出力は最小値(ローレベル)となってい
るため、出力信号eもハイレベルとなる。
【0029】また、コンパレータ101からの検出信号
bはインバータ112で極性が反転されてAND109
に入力されている。従って、コンパレータ101からの
検出信号bが立ち下がると、AND109から図2の信
号fが出力され、ラッチ回路107のラッチクロックと
して動作する。
【0030】この結果、ラッチ回路107には、検出信
号bの立ち下がり時点、つまり水平同期信号hの立ち下
がりから時間t2の時点でのカウンタ回路103の計数
値が保持される。計数値が保持されると、比較回路11
1の第1の入力値Aが第2の入力値B以下となるため、
比較回路111の出力信号eはローレベルとなり、ラッ
チクロックfはパルス状となる。
【0031】次に、カウンタ回路103のリセット信号
gが入力されると、時間t2まではラッチ回路107に
保持される値よりも計数値が小さいため、比較回路11
1の出力信号eはローレベルとなり、時間t2を過ぎる
と計数値よりも大となるのでハイレベルとなる。この時
間t2以降にコンパレータ101からの検出信号bが再
び立ち下がると、その時点での計数値をラッチ回路10
7は保持する。この様にして、ラッチ回路107には、
映像信号aにおける映像表示期間yの終了位置(即ち、
映像信号aにおける水平方向の最後の立ち下がり位置)
のうち、或る一定期間における最も遅い終了位置を示す
情報が保持されることとなる。ラッチ回路108は水平
同期信号hをラッチクロックとして、一水平周期にわた
る計数値を保持し、水平周期情報を出力する。
【0032】次に、CPU114が、以上の様にして得
られた映像信号aに関する各情報を入力し、それらの情
報をもとに一水平周期における映像表示期間yの割合や
フロントポーチ期間xの割合を算出する。その後、一水
平周期における映像表示期間yの割合から水平表示サイ
ズの制御情報を、一水平周期におけるフロントポーチ期
間xの割合から水平表示位置の制御情報を、それぞれ演
算により作成する。尚、CPU114の動作クロック信
号jはクロック発生回路113で作成されたものであ
り、クロック信号iをN(ここで、Nは自然数)分周し
たものである。
【0033】次に、CPU114にて作成された水平表
示サイズ及び水平表示位置の制御情報はDAC116に
出力されて、水平表示サイズ及び水平表示位置の制御電
圧としてマルチスキャンディスプレイの水平偏向回路
(図示せず)に送られ、画面上における映像の表示サイ
ズ及び表示位置を制御する。尚、図1では、DAC11
6は多出力タイプのもので示してあるが、もちろん単出
力タイプのものを複数個使用することも可能である。ま
た、DAC116の制御はCPU114によって行われ
る。
【0034】さらに、CPU114にて作成された水平
表示サイズ及び水平表示位置の制御情報は書き込み可能
な読み出し専用メモリ(不揮発性メモリ)115にも書
き込まれる。このメモリの制御もCPU114によって
行われる。
【0035】以上により、マルチスキャンディスプレイ
に入力される各種映像信号の表示タイミングに適した映
像の表示サイズ及び表示位置での表示可能であり、しか
も、使用者がマルチスキャンディスプレイに手を触れず
に自動的に調整が行われる。
【0036】次に、図3は図1におけるCPU114の
動作の流れを示すフローチャートをである。以下に図3
の説明を行う。ステップ1では、先ず、マルチスキャン
ディスプレイ本体の電源が投入されると、図1のCPU
114が初期化され、図示せざるCPU114内の読み
だし専用メモリに格納されプログラムが順次実行され
る。ステップ2では、図1のラッチ回路106,107
に保持される映像表示期間yの開始位置及び終了位置の
情報が確定する所定時間まで、次の処理を待つ。ここ
で、確定条件としては所定間隔で該情報を取り込み、取
り込んだ値が前回と同一の場合に確定とみなす。さらに
は、予め定めた所定の時間を越えた場合にはそこで情報
が確定したとみなす。
【0037】次に、ステップ3では、CPU114が情
報が確定したと判断した後、映像表示期間yの開始位置
及び終了位置の情報と水平周期情報を取り込む。ステッ
プ4では、該情報より一水平周期における映像表示期間
yの割合やフロントポーチ期間xの割合を算出する。
【0038】ステップ5では、一水平周期における映像
表示期間yの割合から水平表示サイズの制御情報を、一
水平周期におけるフロントポーチ期間xの割合から水平
表示位置の制御情報を、それぞれ演算により作成する。
この演算方法としては、例えば、映像表示期間yの割合
が90パーセントの時を最大水平表示サイズの制御情報
とし、60パーセントの時を最小水平表示サイズの制御
情報とし、90パーセントから60パーセントまでの間
はその比例配分に応じた水平表示サイズの制御情報とす
るような演算を行う。同様に、フロントポーチ期間xの
割合が10パーセントの時を最小水平表示位置の制御情
報とし、40パーセントの時を最大水平表示位置の制御
情報とし、10パーセントから40パーセントまでの間
はその比例配分に応じた水平表示位置の制御情報とする
ような演算を行う。
【0039】ステップ6では、ステップ5で求めた各制
御情報を図1のDAC116へ出力し、水平表示サイズ
及び水平表示位置の制御電圧に変換する。ステップ7で
は、ステップ5で求めた各制御情報を図1の書き込み可
能な読み出し専用メモリ115に書き込む。次に、ステ
ップ8では、映像信号aの水平周期情報を監視し、変化
の有無を検出する。変化がない場合にはステップ8を繰
り返し、変化があると判断された場合にはステップ2に
戻る。以上の処理により水平表示サイズ及び水平表示位
置の自動調整が行える。
【0040】図4は図1におけるCPU114の別の動
作の流れを示すフローチャートである。図4において、
ステップ1からステップ4までは前記図3の同一処理番
号の処理と同様である。ステップ11では、読み出し専
用メモリ115に記憶されている情報の中から、ラッチ
回路108より出力された水平周期情報と、ステップ4
で算出した一水平周期における映像表示期間y及びフロ
ントポーチ期間xの割合を示す情報と、に対応する水平
表示サイズ及び水平表示位置の制御情報が存在するかど
うかの検索を行う。ここで、対応する制御情報が存在す
る場合にはステップ12でその対応する制御情報を読み
出し、次のステップ14でDAC116に出力する。
【0041】そして、ステップ16へ進み、ラッチ回路
108より出力される水平周期情報を監視し、その変化
の有無を検出する。ここで、変化がなければ、ステップ
16を繰り返し、変化があれば、ステップ2へ戻る。
【0042】一方、ステップ11で対応する制御情報が
存在しない場合には、ステップ13において、ステップ
4で算出した一水平周期における映像表示期間y及びフ
ロントポーチ期間xの割合を示す情報をもとに、水平表
示サイズ及び水平表示位置の制御情報を演算により作成
し、ステップ14へ進む。
【0043】次に、ステップ15において、ステップ1
3で作成した水平表示サイズ及び水平表示位置の制御情
報を、ラッチ回路108より出力された水平周期情報
と、ステップ4で算出した一水平周期における映像表示
期間y及びフロントポーチ期間xの割合を示す情報と、
共に、読み出し専用メモリ115へ書き込み、ステップ
16へ進む。
【0044】この処理により、次回、マルチスキャンデ
ィスプレイの電源が立ち上がった時には、ラッチ回路1
08より出力された水平周期情報と、算出した一水平周
期における映像表示期間y及びフロントポーチ期間xの
割合を示す情報と、に基づいて、すぐさま、それに対応
する水平表示サイズ及び水平表示位置の制御情報が読み
出し専用メモリ115から読み出される。従って、制御
情報の作成による演算時間を省略できる。
【0045】図5は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。図5において、図1と同一機能を有するも
のには同一の番号を付した。本実施例における動作は、
図1の実施例とほぼ同様であるが、以下の点でことな
る。即ち、本実施例では、図5に示すように、映像信号
の一垂直周期における映像表示期間及びフロントポーチ
期間の割合を求めるため、微分回路104の入力信号と
して垂直同期信号を、また、微分回路104とカウンタ
回路103のクロック入力として水平同期信号を、それ
ぞれ入力する。カウンタ回路103は一垂直期間の水平
同期信号数を計数する。
【0046】また、ラッチ回路108は、垂直同期信号
をラッチクロックとして、一垂直周期にわたる計数値を
保持し、垂直周期情報を出力する。その他のラッチ回路
106及び107には図1と同様に、それぞれ映像信号
aにおける垂直方向の映像表示期間の開始位置及び終了
位置を示す情報が保持される。これら情報をもとに、C
PU114では、垂直表示サイズ及び垂直表示位置の制
御情報を作成し、DAC116で制御電圧に変換する。
以上により、垂直方向の調整に関しても自動化が可能で
ある。
【0047】図6は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。図6において、図1と同一機能を有するも
のには同一の番号を付した。その他、601は手動設定
スイッチ、602はエンコーダ、603は4出力タイプ
のディジタルアナログ変換回路(以下、DAC)であ
る。以下、図6の動作について説明する。
【0048】CPU114は、図1または図6で述べた
ように、算出した一水平周期または一垂直周期における
映像表示期間やフロントポーチ期間の割合を示す情報を
もとに、映像の表示サイズ及び表示位置の制御情報を演
算により作成する他、表示映像のブライトとコントラス
トの制御情報も演算により併せて作成する。
【0049】CPU114にて作成された表示サイズと
表示位置の制御情報及び表示映像のブライトとコントラ
ストの制御情報はDAC603に出力されて、表示サイ
ズもしくは表示位置の制御電圧及びブライトもしくはコ
ントラストの制御電圧としてマルチスキャンディスプレ
イの水平偏向回路(図示せず)等に送られ、画面の表示
サイズもしくは表示位置、及び表示映像のブライトもし
くはコントラストを制御する。
【0050】また、手動設定スイッチ601には、水平
及び垂直の表示サイズと表示位置、更に表示映像のブラ
イト及びコントラストの各調整を選択するための選択ス
イッチと、調整量を設定するためのデータアップ・ダウ
ンスイッチと、設定値を登録するためのデータエントリ
ースイッチ等があり、それらスイッチによって手動調整
を行う。
【0051】ここで設定された各データは、エンコーダ
602によりCPU114に入力し易いように適当に符
号化される。CPU114はエンコーダ602からの符
号化データを受け取り、CPU114内で作成された制
御情報のうち、設定された制御情報の増減を行う。ま
た、各制御情報は読み出し専用メモリ115にも書き込
まれ、次回からの自動調整用情報として使用される。
【0052】以上述べたように、本実施例では、画面の
表示サイズ及び表示位置の自動調整機能に加えて、表示
映像のブライト及びコントラストの自動調整機能が設け
られ、更に、手動調整機能により好みのサイズ,位置,
ブライトまたはコントラストで映像表示ができるため、
使い勝手の向上が図れる。
【0053】次に、図7は本発明の第4の実施例を示す
ブロック図である。以下、本実施例について説明する。
図7において、図1及び図6と同一機能を有するものに
は同一の番号を付した。その他、701はマルチスキャ
ンディスプレイの表示管前面に取り付られるパネル、7
02,703,704及び705は受光素子、706は
インターフェイス回路、707及び709はカウンタ回
路、708及び710はラッチ回路である。図7の動作
は以下の通りである。
【0054】パネル701は表示管面上に取り付けられ
る着脱自在な透明パネルであり、その上下左右にはフォ
トトランジスタなどの受光素子702,703,704
及び705が取り付けられている。受光素子702,7
03,704及び705の取り付け位置は表示管面上で
映像が最適な表示サイズ及び表示位置となる外周上に配
置される。
【0055】また、各受光素子702,703,704
及び705はパネル701の取り付け位置での表示管の
発光を検出し、電気信号に変換する。各受光素子70
2,703,704及び705は透明電極で接続されて
おり、変換された電気信号はインターフェイス回路70
6に入力されて、CPU114の入力レベルに合った映
像検出信号に符号化される。
【0056】CPU114では、映像検出信号により表
示管面上のどの部分が光っているかを判断し、その判断
をもとに水平若しくは垂直の表示サイズ及び表示位置の
制御情報を、それぞれ演算により作成し、DAC603
に出力する。ここで、CPU114の演算方法について
は後ほど詳述する。
【0057】DAC603からの各制御電圧によりマル
チスキャンディスプレイの画面に映し出される映像の表
示サイズ及び表示位置が適切なものとなると、CPU1
14はカウンタ回路707とラッチ回路708で得られ
る水平周期情報と、カウンタ回路709とラッチ回路7
10で得られる垂直周期情報を取り込み、現在調整を行
っている映像信号の情報として、上記した表示サイズ及
び表示位置の制御情報と共に書き込み可能な読み出し専
用メモリ115に書き込む。
【0058】この様にして、書き込まれた制御情報は次
回マルチスキャンディスプレイの電源が投入されたとき
に、マルチスキャンディスプレイ本体に入力される同期
信号の周期が読み出し専用メモリ115に書き込まれた
ものと一致する場合に読み出され、上記の初期調整のた
めの演算を不要とする。
【0059】次に、CPU114での制御情報を作成す
るための演算方法について述べる。図8は図7における
CPU114の動作の流れを示すフローチャートであ
る。図8に示すように、先ず、ステップ71では、マル
チスキャンディスプレイの電源が投入されると、表示サ
イズ及び表示位置の制御情報の初期値が読み出し専用メ
モリ115、もしくはCPU114内蔵のメモリから読
み出されて、DAC603へ出力される。ここで、表示
サイズの初期値としては最大値が、表示位置の初期値と
してはセンター値が読み出される。
【0060】次に、ステップ72では、マルチスキャン
ディスプレイに入力される映像信号の周期情報を取り込
む。ステップ73では、読み出し専用メモリ115に記
憶されている情報の中から、ステップ72で取り込んだ
周期情報に対応する表示サイズ及び表示位置の制御情報
が存在するかどうかを検索する。ここで、対応する制御
情報が存在する場合はステップ85へ進み、存在しない
場合はステップ74へ進む。
【0061】ステップ74へ進んだ場合、先ず、受光素
子703及び705がマルチスキャンディスプレイの表
示画面上の所定位置において所定輝度を検出しているか
どうかを判断する。検出している場合にはステップ75
へ、検出していない場合にはステップ79へ進む。ステ
ップ75では、どの受光素子が所定輝度を検出している
かの判断を行う。受光素子703及び705の両方とも
に検出している場合にはステップ76に、受光素子70
5のみ検出している場合にはステップ77へ、受光素子
703のみ検出している場合にはステップ78へそれぞ
れ進む。
【0062】ステップ76では、現在表示を行っている
水平表示サイズの情報から1を引く動作を行い、表示サ
イズを小さくする。ステップ77では、現在表示を行っ
ている水平表示位置の情報から1を引く動作を行い、表
示位置を左へずらす。ステップ78では、ステップ77
とは逆に水平表示位置の情報に1を足す動作を行い、表
示位置を右へずらす。以上、ステップ76,77あるい
は78の各処理が終了すると、新たな制御情報をDAC
603へ出力し、ステップ74へ戻る。
【0063】ステップ74からステップ79へ進んだ場
合、受光素子702及び704が所定輝度を検出してい
るかどうかの判断をする。検出している場合はステップ
80へ、検出していない場合はステップ84へ進む。ス
テップ80は、ステップ75の処理と同様に、どの受光
素子が所定輝度を検出しているかの判断をする。両方の
受光素子ともに検出していると判断するとステップ81
へ、受光素子702のみの場合はステップ82へ、受光
素子704のみの場合はステップ83へ進む。
【0064】ステップ81では、現在の垂直表示サイズ
の情報から1を引き、表示サイズを小さくする。ステッ
プ82では、垂直表示位置の情報から1を引き、表示位
置を下へさげる。ステップ83では、垂直表示位置の情
報に1を足し、表示位置を上へあげる。ステップ81,
82あるいは83の処理が終了すると、新たな制御情報
をDAC603へ出力し、ステップ79へ戻る。
【0065】ステップ79で輝度の検出が無いと判断す
るとステップ84へ進む。ステップ84では、上記各処
理後の制御情報をステップ72で取り込んだ周期情報と
共に読み出し専用メモリ115へ書き込む。書き込みが
終了すると、ステップ85へ進む。ステップ85では、
制御情報をDAC603へ出力して、表示サイズと表示
位置の調整を終了する。以上の処理により、画面上にお
ける映像の表示は受光素子702から705で囲まれた
表示サイズ及び表示位置に最適化できる。
【0066】次に、図9は本発明の第5の実施例を示す
ブロック図である。図9において、図1,図6または図
7と同一機能を有するものには同一の番号を付した。そ
の他、901は水平同期信号の極性検出回路、902は
垂直同期信号の極性検出回路である。本実施例は、図7
の実施例において、同期信号の極性検出機能と表示サイ
ズ及び表示位置等の調整を手動でも行える手動調整機能
を付加したものである。
【0067】水平同期極性検出回路901及び垂直同期
極性検出回路902は、水平,垂直同期信号の極性をそ
れぞれ判別して、例えば、正極性同期信号ならばハイレ
ベルを、負極性同期信号ならばローレベルを出力する。
これら極性検出信号はCPU114に入力され、ラッチ
回路708及び710で得られる周期情報と共に、映像
信号情報として用いられる。
【0068】これにより、同一映像信号入力時の表示サ
イズ及び表示位置の制御情報の読み出しがより確実とな
る。また、使用者による自由な表示サイズや表示位置の
設定が行えるため、一層使い勝手の向上が図れる。
【0069】ところで、従来においては、マルチスキャ
ンディスプレイに用いられるブランキング信号は、入力
される映像信号に関わらず一定であって、回路定数によ
って一義的に決まっていたため、例えば、入力される映
像信号によっては画面上で帰線が見えてしまうなどの問
題があった。そこで、これを解決する実施例として、以
下のような実施例が考えられる。
【0070】図10は本発明の第6の実施例を示すブロ
ック図である。図10において、図1と同一機能を有す
るものには同一の番号を付した。その他、1はデコー
ダ、2及び3はラッチ回路、4及び5は一致検出回路、
6はセットリセットフリップフロップ回路(以下、FF
回路)、ACBUSはCPU114から出力されるアド
レス/コントロールバス、DBUSはデータバスであ
る。以下に、図10の動作について説明する。
【0071】図10において、CPU114は、作成し
た表示サイズ及び表示位置の制御情報をもとに、マルチ
スキャンディスプレイに入力される映像信号aのブラン
キング期間の開始位置及び終了位置の情報を演算により
作成する。ブランキング期間の開始位置の情報はDBU
Sを経て、ラッチ回路2へ入力される。この際、ACB
USには、この位置の情報に対応するアドレス信号と一
般的にCPUから出力されるものと同様な制御信号が、
CPU114から出力される。デコーダ回路1は、上記
アドレス信号を識別してラッチ回路2にラッチクロック
を出す。この様にして、ラッチ回路2にはブランキング
期間の開始位置の情報が保持される。
【0072】まったく同様にして、DBUSにブランキ
ング期間の終了位置の情報が出力されると、ACBUS
には、この情報に対応するアドレス信号が出力され、デ
コーダ回路1は、このアドレス信号を識別してラッチ回
路3にラッチクロックを出す。そして、ラッチ回路3に
は、ブランキング期間の終了位置の情報が保持される。
【0073】ラッチ回路2及び3の出力はそれぞれ一致
検出回路4及び5に入力され、カウンタ回路103の計
数値と比較される。この時、一致検出回路4の両入力が
一致すると、一致検出回路4はFF回路6のセット入力
端子にパルスを出力する。そうすると、FF回路6はブ
ランキング信号の出力を開始する。
【0074】次に、一致検出回路5の両入力が一致する
と、一致検出回路5はFF回路6のリセット入力端子に
パルスを出力し、FF回路6のブランキング信号の出力
を終了させる。以上のようにして、FF回路6からは常
に、入力される映像信号aに対応したブランキング信号
が得られる。尚、上記説明は図1の実施例に適用した場
合であるが、同様にして図5,図6,図7及び図9の各
実施例にも適用可能である。
【0075】図11は本発明の第7の実施例を示すブロ
ック図である。本実施例は、図10の実施例と同様の効
果を得ることが可能な実施例である。図11において、
図1または図6と同一機能を有するものには同一の番号
を付した。その他、11及び12は抵抗、13及び14
は容量、15及び16はトランジスタ、17及び18は
モノマルチバイブレータ回路(以下、MM回路)であ
る。以下、図11の動作について説明する。
【0076】図11において、CPU114は、作成し
た表示サイズ及び表示位置の制御情報をもとに、映像信
号aのブランキング期間の開始位置の情報とブランキン
グ期間の情報を演算により作成する。そして、作成され
た各情報をDAC603でブランキング期間の開始位置
の制御電圧、ブランキング期間の制御電圧にそれぞれ変
換する。
【0077】ブランキング期間の開始位置の制御電圧は
トランジスタ15のベース電極に入力され、抵抗11,
トランジスタ15及び容量13から構成されるMM回路
17の時定数設定部分を制御する。MM回路17は、設
定された時定数により、入力水平同期信号の立ち下がり
もしくは立ち上がりから所定期間遅延して、映像信号a
のブランキング期間の開始位置に対応するパルスを出力
する。
【0078】また、ブランキング期間の制御電圧はトラ
ンジスタ16のベース電極に入力され、抵抗12,トラ
ンジスタ16及び容量14で構成されるMM回路18の
時定数設定部分を制御する。MM回路18は、設定され
た時定数に従い、MM回路17の出力パルスに対して、
所定期間の幅を設定し、ブランキング信号を出力する。
以上のようにして、MM回路18からは、入力される映
像信号aに対応したブランキング信号が得られる。尚、
本実施例のブランキング信号作成部分は図5,図6,図
7及び図9の各実施例に対しても有効であり、また同様
の効果も得られる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、マルチスキャンディス
プレイに入力される映像信号の表示タイミングに適合す
る表示サイズ及び表示位置の制御を自動的に行えるた
め、マルチスキャンディスプレイ1台毎に行う表示位置
及び表示サイズの情報(初期設定データ)のメモリ書き
込みのための調整装置や調整時間が不要であり、工場設
定工程を省くことが可能であり、生産性の向上が図れ
る。また、同期信号周波数が同じだが映像の表示タイミ
ングの異なる映像信号が入力された場合でも、最適な映
像表示を得ることができる。また、未知の映像信号が入
力された場合でも、自動調整可能であるため、使用者に
よる手動調整等の煩わしさもなくなり使い勝手の一層の
向上が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における要部信号の波形を示す波形図であ
る。
【図3】図1におけるCPUの動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図4】図1におけるCPUの別の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】図7におけるCPUの動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第6の実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明の第7の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
101…コンパレータ、103…カウンタ回路、10
6,107,108…ラッチ回路、114…演算制御回
路、115…メモリ、116,603…ディジタルアナ
ログ変換回路、601…手動設定スイッチ、602…エ
ンコーダ、702,703,704,705…受光素
子。 発明の名称 マルチスキャンディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (56)参考文献 特開 昭63−247792(JP,A) 特開 平1−321475(JP,A) 特開 昭63−97994(JP,A) 特開 平2−170194(JP,A) 特開 平3−182791(JP,A) 特開 平4−124700(JP,A) 特開 平5−27698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G09G 1/16 H04N 3/27

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の入力映像信号及び同期信号に
    対応して映像の表示を行うマルチスキャンディスプレイ
    において、 映像の水平表示位置及び水平表示サイズを自動調整する
    ための自動調整手段を備え、該自動調整手段は、前記入
    力映像信号及び同期信号を用いて、映像信号の一水平周
    期、一水平周期における映像表示期間及びフロントポー
    チ期間に関する情報を検出する検出手段と、該検出手段
    からの検出情報に基づき、一水平周期における映像表示
    期間の割合を示す第1の比率情報と、一水平周期におけ
    るフロントポーチ期間の割合を示す第2の比率情報とを
    求める算出手段と、該算出手段により求められた前記第
    1の比率情報に応じて前記水平表示サイズを調整するた
    めの第1の制御情報と、前記算出手段により求められた
    前記第2の比率情報に応じて前記水平表示位置を調整す
    るための第2の制御情報とを演算する演算手段と、を有
    することを特徴とするマルチスキャンディスプレイ。
  2. 【請求項2】 前記自動調整手段は、更に、前記第1及
    び第2の制御情報を記憶するメモリを有することを特徴
    とする請求項1に記載のマルチスキャンディスプレイ。
  3. 【請求項3】 前記メモリに記憶された前記第1及び第
    2の制御情報が、電源の立ち上げ時に読み出されること
    を特徴とする請求項2に記載のマルチスキャンディスプ
    レイ。
  4. 【請求項4】 前記メモリは、更に、前記検出手段によ
    り検出された映像表示期間及びフロントポーチ期間に関
    する情報も記憶することを特徴とする請求項2に記載の
    マルチスキャンディスプレイ。
  5. 【請求項5】 前記算出手段と前記演算手段が、前記自
    動調整手段としてのCPUに内臓されることを特徴とす
    る請求項1に記載のマルチスキャンディスプレイ。
  6. 【請求項6】 前記自動調整手段は、更に、前記第1及
    び第2の制御情報に基づいてブランキング期間の開始位
    置及び終了位置に関する情報を演算するブランキング期
    間演算手段と、該ブランキング期間演算手段により演算
    されたブランキング期間の開始位置及び終了位置に関す
    る情報を用いて、当該映像信号に対応 したブランキング
    信号を作成するブランキング信号作成手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチスキャンディス
    プレイ。
  7. 【請求項7】 前記自動調整手段は、更に、前記入力映
    像信号及び同期信号を用いて、映像信号の一垂直周期、
    一垂直周期における映像表示期間及びフロントポーチ期
    間に関する情報を検出する検出手段と、該検出手段から
    の検出情報に基づき、垂直表示サイズを調整するための
    第3の制御情報と垂直表示位置を調整するための第4の
    制御情報とを演算する第2の演算手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のマルチスキャンディスプ
    レイ。
JP21420991A 1991-08-01 1991-08-01 マルチスキャンディスプレイ Expired - Fee Related JP3305339B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21420991A JP3305339B2 (ja) 1991-08-01 1991-08-01 マルチスキャンディスプレイ
US08/617,558 US6008791A (en) 1991-08-01 1996-03-19 Automatic adjusting apparatus of multiscan display

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21420991A JP3305339B2 (ja) 1991-08-01 1991-08-01 マルチスキャンディスプレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0535240A JPH0535240A (ja) 1993-02-12
JP3305339B2 true JP3305339B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=16652041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21420991A Expired - Fee Related JP3305339B2 (ja) 1991-08-01 1991-08-01 マルチスキャンディスプレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3305339B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5987624A (en) * 1997-06-10 1999-11-16 Paradise Electronics, Inc. Method and apparatus for automatically determining signal parameters of an analog display signal received by a display unit of a computer system
US5847701A (en) * 1997-06-10 1998-12-08 Paradise Electronics, Inc. Method and apparatus implemented in a computer system for determining the frequency used by a graphics source for generating an analog display signal
WO1999013450A1 (fr) * 1997-09-05 1999-03-18 Sony Corporation Procede et appareil d'affichage d'images
JP3812126B2 (ja) 1998-02-26 2006-08-23 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置
JP2007251821A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置およびこれを用いた表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0535240A (ja) 1993-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5579029A (en) Display apparatus having automatic adjusting apparatus
EP1968042B1 (en) Image display device
US20020180812A1 (en) Method and apparatus for adjusting contrast and sharpness for regions in a display device
JP3867296B2 (ja) 画像再生装置、プロジェクタ、画像再生システム及び情報記憶媒体
US6812915B2 (en) Liquid crystal display device
US20080297511A1 (en) Mode detecting circuit and method thereof
US6008791A (en) Automatic adjusting apparatus of multiscan display
KR20010010482A (ko) 액정 디스플레이 장치의 화면상태 자동조정장치 및 그 방법
JP3305339B2 (ja) マルチスキャンディスプレイ
JPS62262894A (ja) 表示システム
US6211855B1 (en) Technique for controlling screen size of monitor adapted to GUI environment
JP2001051652A (ja) 投写型映像表示装置
JPS63188120A (ja) Lcdのコントラスト制御方式
JPH1011035A (ja) コンピュータ、ディスプレイ装置およびコンピュータシステム
KR100323012B1 (ko) 화이트 밸런스 조정 장치
JP3326627B2 (ja) ドットクロック位相調整装置,その方法および液晶表示装置
JP3413740B2 (ja) 自動白バランス補正機能付きマルチ周波数対応ディスプレイ
JPH053534B2 (ja)
JP2972808B2 (ja) 表示装置用制御回路
JPH01295297A (ja) ディジタル制御ディスプレイモニター
JP2001013944A (ja) サンプリングクロック発生装置、及びサンプリングクロックの発生制御プログラムが格納された記憶媒体
JP2573573B2 (ja) プラズマ表示装置
JP2911301B2 (ja) 画面表示装置
JP2969674B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH06105346A (ja) ユニフォミティー補正方法およびディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees