JPH08202330A - 映像信号入力装置およびその制御方法 - Google Patents

映像信号入力装置およびその制御方法

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JPH08202330A
JPH08202330A JP7008428A JP842895A JPH08202330A JP H08202330 A JPH08202330 A JP H08202330A JP 7008428 A JP7008428 A JP 7008428A JP 842895 A JP842895 A JP 842895A JP H08202330 A JPH08202330 A JP H08202330A
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JP
Japan
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signal
video signal
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error
digital video
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JP7008428A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Amano
善則 天野
Tamotsu Akeyama
保 明山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パソコンの違いによるアナログ映像信号と水
平同期信号との位相のずれを自動的に調整する映像信号
入力装置、およびその制御方法を提供することを目的と
する。 【構成】 アナログ映像信号からディジタル映像信号に
変換する手段と、前記アナログ映像信号用の水平同期信
号を一定量ごとに遅延させ、入力に対し複数の遅延量を
有する信号を出力する多段タップ付きの遅延回路と、前
記ディジタル映像信号と予め準備された基準データとを
比較して誤差を算出し算出結果を得る手段と、前記算出
結果に応じて、前記遅延回路の複数の出力信号から一つ
の出力信号を選択する手段とを備える。また、別の構成
では、予め基準データを用意せず、アナログ映像信号を
変換して生成したディジタル映像信号を基準データとす
る手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
ー(以後パソコンとする)等のアナログ映像信号を入力
してディジタル映像信号に変換するための映像信号入力
装置およびその制御方法装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンでは、モニターに出力される水
平同期信号とアナログ映像信号との位相誤差についてN
TSC信号(テレビ信号)のような厳密な規格がないた
め同一の機種であっても前述した位相が異なるものが見
受けられる。このために発生する問題として図6を参照
して説明する。図6は従来の映像入力装置の入力部のブ
ロック図を示すものである。
【0003】パソコンから出力される水平同期信号53
をフェース゛ト゛ロックト゛ ルーフ゜(PLL)部51に入力し、水平
同期信号53に対しゲンロックをかけ、PLL部51よ
り得られるドットクロック55を用いてパソコンからの
アナログ映像信号52をA/D変換部50によりディジ
タル映像信号54に変換するものであるが、A/D変換
する際、異なるパソコンA、パソコンBにおいて水平同
期信号53とアナログ映像信号52との位相が異なるた
め、水平同期信号53を元に生成されたドットクロック
55とアナログ映像信号とのタイミングは例えば図7の
ようになる。
【0004】図7では、パソコンAからのアナログ映像
信号52とPLL部51で生成されたドットクロック5
5との位相差がT1、一方パソコンBからのアナログ映
像信号52とドットクロック55との位相差がT2であ
ることを示している。このためにA/D変換部50でア
ナログ映像信号52をサンプリングする際のサンプリン
グ点がパソコンによって異ってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の方法
では、あるパソコンに対しアナログ映像信号とドットク
ロックとの位相を調整してA/D変換部で安定にサンプ
リングが行なえるようにしても別のパソコンを接続する
とアナログ映像信号とドットクロックとの位相が変わっ
てしまうため再度位相の調整を行なわなければならなく
なる。
【0006】本発明は上記の欠点を解消するものでパソ
コンから出力されるアナログ映像信号とドットクロック
の位相を自動的に調整する映像信号入力装置、およびそ
の制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこの目的を達成
するために、次の構成をとる。
【0008】すなわち、本願第1の発明の映像信号入力
装置では、アナログ映像信号からディジタル映像信号に
変換する手段と、前記アナログ映像信号用の水平同期信
号を一定量ごとに遅延させ、入力に対し複数の遅延量を
有する信号を出力する多段タップ付きの遅延回路と、前
記ディジタル映像信号と予め準備された基準データとを
比較して誤差を算出し算出結果を得る手段と、前記算出
結果に応じて、前記遅延回路の複数の出力信号から一つ
の出力信号を選択する手段とを備える。
【0009】また、本願第2の発明の映像信号入力装置
では、アナログ映像信号からディジタル映像信号に変換
する手段と、前記アナログ映像信号用の水平同期信号を
一定量ごとに遅延させ、入力に対し複数の遅延量を有す
る信号を出力する多段タップ付きの遅延回路と、前記ア
ナログ映像信号を変換して生成したディジタル映像信号
を基準データとする手段と、前記基準データを生成した
ディジタル映像信号とは異なる前記ディジタル映像信号
と前記基準データとを比較して誤差を算出し算出結果を
得る手段と、前記算出結果に応じて、前記遅延回路の複
数の出力信号から一つの出力信号を選択する手段を備え
る。
【0010】
【作用】第1の発明において、アナログ映像信号として
一定の時間単位で繰り返される信号とし、この一定の時
間単位で繰り返される信号と同一のディジタル信号を基
準データとして持ち、水平同期信号を遅延して得られる
一つの出力信号に対し、前記アナログ映像信号を変換し
て生成されるディジタル映像信号と基準データとを逐次
比較し誤差を算出し、次にディジタル映像信号をシフト
させながら同様に基準データ列との誤差を算出して、誤
差が最小となった時の値をこの出力信号を選択したとき
の誤差とし、次に水平同期信号を遅延して得られる別の
出力信号に対しても同様の処理を行ない、最終的に最も
誤差が小さくなった時の出力信号を選択するものであ
る。
【0011】第2の発明において、アナログ映像信号と
して水平ラインごとに同一の信号とし、水平同期信号を
遅延して得られる一つの出力信号に対し、アナログ映像
信号の任意の水平ラインの信号(但し、ブランキング期
間を除く)を変換して生成したディジタル映像信号を基
準データとし、前記水平ラインと異なる水平ラインの信
号を変換して生成したディジタル映像信号と前記基準デ
ータとを比較して誤差を算出し、次に水平同期信号を遅
延して得られる別の出力信号に対しても同様の処理を行
ない、最終的に最も誤差が小さくなった時の出力信号を
選択するものである。
【0012】また、第2の発明において、水平同期信号
を遅延して得られる一つの出力信号に対し、アナログ映
像信号として静止画像を用い、ある時刻に入力されたア
ナログ映像信号変換して生成したディジタル映像信号を
基準データとし、前記時刻と異なる時刻の信号を変換し
て生成したディジタル映像信号と前記基準データ列とを
比較して誤差を算出し、次に水平同期信号を遅延して得
られる別の出力信号に対しても同様の処理を行ない、最
終的に最も誤差が小さくなった時の出力信号を選択する
ものである。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例1による映像信号入力
装置の構成を示したブロック図である。図1において、
1はA/D変換部、2はメモリ部、3は遅延回路部、4
は選択部、5はPLL部、6はD/A変換部、7はコン
トロール部、8は演算部である。
【0014】図2を参照しながら、図1の映像信号入力
装置の動作について説明する。基準データ22としてA
1、A2、A3、・・・Anのようなn個のデータと
し、この基準データを繰り返したディジタル信号列をパ
ソコン上で発生し、このディジタル信号列をアナログ信
号に変換し、変換されたアナログ信号をアナログ映像信
号9としてA/D変換部1に入力する。A/D変換部1
でディジタル映像信号11に変換された後、メモリ部2
に記録される。
【0015】メモリ部2に記録されたディジタル映像信
号11はコントロール部7で生成されるメモリ制御信号
17によってメモリ出力信号12としてD/A変換部6
に入力されアナログ信号13となってモニター等に送ら
れる。一方、水平同期信号23は遅延回路部3に入力さ
れ一定時間tづつ遅延され、水平同期信号23よりt時
間遅れた出力信号10A、2t時間遅れた10B、3t
時間遅れた10C、4t時間遅れた10D、・・・を生
成する。
【0016】出力信号10A、10B、10C、10
D、・・・は選択部4に入力されセレクト信号21によ
り一つの出力信号14が選択されPLL(Phased
Locked Loop)部5への入力信号となる。
PLL部では選択部4からの出力信号14に対しゲンロ
ックをかけドットクロック15、および映像信号入力装
置の基準信号となる水平同期信号24を発生し、パソコ
ンからの垂直同期信号25とともにコントロール部7に
入力し、A/D制御信号16、メモリ制御信号17、D
/A制御信号18、演算部制御信号19を生成する。
【0017】まず、選択部4で選ばれた出力信号14が
遅延回路部3の一つの出力信号10Aの場合について以
下の処理を行なう。
【0018】この時、水平同期信号23からt時間遅延
した信号を基準にPLL部5においてドットクロック1
5が生成され、このドットクロック15によりA/D変
換部1で前述したアナログ映像信号9をサンプリング
し、図2に示すB1、B2、B3、・・・、Bnの繰り
返し信号としてディジタル映像信号11を得る。パソコ
ン上ではA1、A2、A3、・・・Anのディジタル信
号列の繰り返された信号であるが、一旦、アナログ信号
になっているのでディジタル映像信号11は完全にB
1、B2、B3、・・・、Bnの繰り返し信号となら
ず、あるサイクルのB1と別のサイクルのB1とは誤差
を含んでいるため等しくなるとは限らないし、同様にB
2、B3・・・に対しても言えることであるが、図2で
は便宜上同じ記号で扱っている。
【0019】このようにして得られたディジタル映像信
号11をメモリ部2に記録し、コントロール部7のメモ
リ制御信号17に基づいて1サイクル以上のデータ20
を演算部8に入力し、これに対し、A1、A2、A3、
・・・Anの基準データ22も演算部8に入力し、演算
部8ではデータ20と基準データ22を一つづつ比較し
てその誤差を算出する。この時、メモリ部2から読み出
すデータ20の繰り返し信号のサイクルの先頭は分から
ないため取り合えず演算部8に取り込んだデータ20と
基準データ22を順番に比較する。このときのデータ比
較を図2の(1)で示す。
【0020】図ではA1とB3、A2とB4、・・・の
データを順次比較していることを示しており、このとき
の誤差をK1とする。誤差K1の算出の仕方は単純な差
の総和でもいいし、平均自乗誤差として算出してもよく
特定するものではない。次に(1)に対し基準データ2
2をサイクリックにシフトし(2)に示すようにA2と
B3、A3とB4、・・・のデータを順次比較し誤差K
2を算出する。同様に順次基準データ22をシフトし誤
差K1、K2、・・・Knを求め、その中で最も小さい
値を遅延回路部3の出力信号10Aを選択部4で選んだ
ときの誤差とする。
【0021】次に演算部8で生成されるセレクト信号2
1を切り替え、遅延回路部3の出力信号10Bが選択部
4で選ばれるようにし、出力信号10Aが選択された場
合と同じ処理を行ない、この時の誤差を求める。同様に
出力信号10C、10D、・・・の場合についても同じ
処理を行ない、算出された誤差の値で最も小さかった場
合の選択部4で選ばれていた遅延回路部3からの出力信
号を選択部4で選び、選択部4の出力信号14として用
いる。
【0022】また、前述した説明では、基準データ22
をシフトしながらデータ比較を行なったが、基準データ
のかわりにメモリ部2からのデータ20をシフトしても
よく結果はどちらも同じになる。
【0023】このように、実施例1では、パソコンで生
成した繰り返しのデータと同一のデータを1サイクル
分、映像入力装置の基準データとして持つことで、入力
されるアナログ映像信号を最適なポイントでサンプリン
グすることができ、予め決められた信号をパソコンから
送るだけで、あとは人が介在することなく自動的に水平
同期信号とアナログ映像信号の位相のずれを調整するこ
とができる。
【0024】図3は本発明の実施例2による映像信号入
力装置の構成を示したブロック図である。
【0025】図3において、図1と異なるところは演算
部8に基準データ22を入力しない点であり、あとは同
じ構成である。
【0026】実施例2では2とおりの制御方法があり、
まず第1の方法について図4を参照して説明する。
【0027】各水平ラインのデータが同一になるような
ディジタル信号列をパソコン上で発生し、このディジタ
ル信号列をアナログ信号に変換し、変換されたアナログ
信号をアナログ映像信号9としてA/D変換部1に入力
する。A/D変換部1でディジタル映像信号11に変換
された後、メモリ部2に記録される。メモリ部2に記録
されたディジタル映像信号11はコントロール部7で生
成されるメモリ制御信号17によってメモリ出力信号1
2としてD/A変換部6に入力されアナログ信号13と
なってモニター等に送られる。
【0028】一方、水平同期信号23は遅延回路部3に
入力され一時間量tづつ遅延され水平同期信号23より
t時間遅れた出力信号10A、2t時間遅れた10B、
3t時間遅れた10C、4t時間遅れた10D、・・・
を生成する。出力信号10A、10B、10C、10
D、・・・は選択部4に入力されセレクト信号21によ
り一つの出力信号14が選択されPLL部5への入力信
号となる。PLL部では選択部4からの出力信号14に
対しゲンロックをかけドットクロック15、および映像
信号入力装置の基準信号となる水平同期信号24を発生
し、パソコンからの垂直同期信号25とともにコントロ
ール部7に入力し、A/D制御信号16、メモリ制御信
号17、D/A制御信号18、演算部制御信号19を生
成する。
【0029】まず、選択部4で選ばれた出力信号14が
遅延回路部3の一つの出力信号10Aの場合について以
下の処理を行なう。
【0030】水平同期信号23からt時間遅延した信号
を基準にPLL部5においてドットクロック15が生成
され、このドットクロック15によりA/D変換部1で
前述したアナログ映像信号9をサンプリングし、ディジ
タル映像信号11を得る。パソコン上では各水平ライン
が全く同一の信号であるが、一旦、アナログ信号になっ
ているのでディジタル映像信号11では各水平ラインの
信号が同じとならず、誤差を含んだものとなる。
【0031】このようにして得られたディジタル映像信
号11において、図4に示すように、水平ラインLnの
データがn1、n2、n3、・・・、水平ラインLmの
データがm1、m2、m3、・・・であるとする。コン
トロール部7で生成するメモリ制御信号17により、ま
ず水平ラインLnのデータn1、n2、n3、・・・を
メモリ部2より順次読みだし出力信号20として演算部
8の内部に蓄えておく。
【0032】次に、水平ラインLmのデータm1、m
2、m3、・・・をメモリ部2より順次読みだし出力信
号20として演算部8に入力する。演算部8では入力さ
れた水平ラインLnのデータを基準データとし、水平ラ
インLmのデータと順番に一つづつ比較してその誤差を
算出する。
【0033】このときの誤差の算出の仕方は、実施例1
と同様、単純な差の総和でもいいし、平均自乗誤差とし
て算出してもよく特定するものではない。
【0034】次に演算部8で生成されるセレクト信号2
1を切り替え、遅延回路部3の出力信号10Bを選択部
4で選び、出力信号10Aが選択された場合と同じ処理
を行ない、この時の誤差を求める。同様に出力信号10
C、10D、・・・の場合も同じ処理を行ない、算出さ
れた誤差の中で最も小さかった場合の遅延回路部3から
の出力信号を選択部4で選び、選択部4の出力信号14
として用いる。
【0035】上述の説明では、説明を簡単にするために
水平ラインLmと水平ラインLnのみの比較を行なった
が、更に多くのラインのデータを使って誤差を求めても
よいし、このとき基準データとして常に水平ラインLn
のデータを用いる必要もなく、基準データを更新して使
用してもよい。
【0036】次に、第2の制御方法について図5を参照
して説明する。ここでは、パソコン上で発生した静止画
像とし、この静止画像をアナログ信号に変換し、変換さ
れたアナログ信号をアナログ映像信号9として用いる。
第1の制御方法と同様、選択部4で遅延回路部3から得
られる出力信号10A、10B、10C、10D、・・
・を順次切り替えて出力しながら、演算部8において、
データの比較を行ない、誤差を求め、求められた誤差の
値で最も小さい時の遅延回路部3の一つの出力信号を選
択部4で選び出力信号14として使用する。
【0037】次に、この場合の基準データ、および基準
データと比較するデータの生成について説明する。
【0038】基準データとしては、ある時刻Aにアナロ
グ映像信号9として入力され、ディジタル信号に変換さ
れたディジタル映像信号11を用いる。図5においてa
11、a12、a13、・・・、a21、a22、a2
3、・・・、a31、a32、a33、・・・で示して
いる。一方、基準データと比較するデータは、基準デー
タを得たのと同一の静止画像を用い、時刻Aとは異なる
時刻Bにアナログ映像信号9として入力され生成された
ディジタル映像信号11であり、図5ではb11、b1
2、b13、・・・、b21、b22、b23、・・
・、b31、b32、b33、・・・で示している。
【0039】時刻Aで入力されたディジタル映像信号1
1を一旦メモリ部2に記録し、メモリ制御信号17によ
りメモリ部2から読み出され、演算部8の内部に基準デ
ータとして蓄えられる。一方、時刻Bで入力されたディ
ジタル映像信号11もまたメモリ部2に一旦記録された
後、演算部8に送られ、ここでa11とb11、a12
とb12、a13とb13、・・・と順次比較し誤差の
算出が行なわれる。
【0040】このように実施例2では基準データを映像
信号入力装置の内部に予め持っておく必要もなく、パソ
コン上で発生する信号も、第1の制御方法では水平ライ
ンがすべて同一の信号であればよく、第2の制御方法で
は静止画像でありさえすればよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による映像
入力装置、およびその制御方法では、どのようなパソコ
ンと接続しようとも、パソコンから出力される水平同期
信号とデータとの位相のずれを自動的に調整し、最適な
ポイントでパソコンの出力信号を映像入力装置に入力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における構成を示すブロック
【図2】実施例1における動作説明図
【図3】本発明の実施例2における構成を示すブロック
【図4】実施例2における第1の制御方法のための説明
【図5】実施例2における第2の制御方法のための説明
【図6】従来の映像入力装置における入力部の構成を示
すブロック図
【図7】従来の映像入力装置における課題を説明するた
めの信号波形図
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 メモリ部 3 遅延回路部 4 選択部 5 PLL部 7 コントロール部 8 演算部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ映像信号からディジタル映像信号
    に変換する手段と、前記アナログ映像信号用の水平同期
    信号を一定量ごとに遅延させ、入力に対し複数の遅延量
    を有する信号を出力する多段タップ付きの遅延回路と、
    前記ディジタル映像信号と予め準備された基準データと
    を比較して誤差を算出し算出結果を得る手段と、前記算
    出結果に応じて、前記遅延回路の複数の出力信号から一
    つの出力信号を選択する手段を備えたことを特徴とする
    映像信号入力装置。
  2. 【請求項2】一定の時間単位で繰り返されるデータをア
    ナログ信号に変換した信号をアナログ映像信号とし、前
    記アナログ映像信号をディジタル信号に変換して生成さ
    れるディジタル映像信号をシフトさせながら予め準備さ
    れた基準データと逐次比較し誤差を算出し、あるいは前
    記ディジタル映像信号のかわりに前記基準データをシフ
    トしながら前記ディジタル映像信号と逐次比較をして誤
    差を算出し、前記誤差を算出する処理を前記シフト量を
    替えた場合、および請求項1記載の遅延回路の複数の出
    力信号を順次選択した場合について行ない、誤差が最小
    となったときの前記遅延回路の一つの出力信号を選択す
    るようにした特許請求の範囲請求項1に記載の映像信号
    入力装置の制御方法。
  3. 【請求項3】アナログ映像信号を変換して生成したディ
    ジタル映像信号を基準データとする手段を備えた請求項
    1に記載の映像信号入力装置。
  4. 【請求項4】アナログ映像信号として水平ラインごとに
    同一の信号とし、水平同期信号を遅延して得られる一つ
    の出力信号に対し、アナログ映像信号の任意の水平ライ
    ンの信号(但し、ブランキング期間を除く)を変換して
    生成したディジタル映像信号を基準データとし、前記水
    平ラインと異なる水平ラインの信号を変換して生成した
    ディジタル映像信号と前記基準データとを比較して誤差
    を算出し、次に前記水平同期信号を遅延して得られる別
    の出力信号に対しても同様の処理を行ない、最も誤差が
    小さくなった時の出力信号を選択するようにした請求項
    3に記載の映像信号入力装置の制御方法。
  5. 【請求項5】アナログ映像信号として静止画像を用い、
    水平同期信号を遅延して得られる一つの出力信号に対
    し、ある時刻に入力されたアナログ映像信号変換して生
    成したディジタル映像信号を基準データとし、前記時刻
    と異なる時刻の信号を変換して生成したディジタル映像
    信号と前記基準データとを比較して誤差を算出し、次に
    水平同期信号を遅延して得られる別の出力信号に対して
    も同様の処理を行ない、最も誤差が小さくなった時の出
    力信号を選択する請求項3に記載の映像信号入力装置の
    制御方法。
JP7008428A 1995-01-23 1995-01-23 映像信号入力装置およびその制御方法 Pending JPH08202330A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5847701A (en) * 1997-06-10 1998-12-08 Paradise Electronics, Inc. Method and apparatus implemented in a computer system for determining the frequency used by a graphics source for generating an analog display signal
US5987624A (en) * 1997-06-10 1999-11-16 Paradise Electronics, Inc. Method and apparatus for automatically determining signal parameters of an analog display signal received by a display unit of a computer system

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