JPH1170920A - 容器を滅菌し、充填し、かつ閉鎖するための装置 - Google Patents
容器を滅菌し、充填し、かつ閉鎖するための装置Info
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- JPH1170920A JPH1170920A JP10171127A JP17112798A JPH1170920A JP H1170920 A JPH1170920 A JP H1170920A JP 10171127 A JP10171127 A JP 10171127A JP 17112798 A JP17112798 A JP 17112798A JP H1170920 A JPH1170920 A JP H1170920A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流れの届きにくい角隅内で細菌が生き残っ
て、この細菌が容器および製品内に混入しないようにす
る。 【解決手段】 送風機37が滅菌室12の入口17と充
填・閉鎖室14の出口18との間の導管結合部45,5
6内に配置されており、かつ、送風機37の搬送方向が
逆転可能である。
て、この細菌が容器および製品内に混入しないようにす
る。 【解決手段】 送風機37が滅菌室12の入口17と充
填・閉鎖室14の出口18との間の導管結合部45,5
6内に配置されており、かつ、送風機37の搬送方向が
逆転可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器を滅菌し、充填
し、かつ閉鎖するための装置であって、閉鎖可能な入口
を備えた滅菌室と、冷却室と、閉鎖可能な出口を備えた
充填・閉鎖室と、滅菌室、冷却室及び充填・閉鎖室を結
合するための流れ開口と、滅菌室、冷却室及び充填・閉
鎖室を通して容器を搬送するための搬送装置と、滅菌媒
体発生器及び又は無菌空気フィルタから、滅菌室、冷却
室及び充填・閉鎖室に結合されていて弁により遮断可能
な導管を通して滅菌室、冷却室及び充填・閉鎖室内へガ
ス状の滅菌媒体及び又は無菌空気を供給するための装置
と、滅菌媒体及び又は無菌空気を搬送する送風機とを有
している形式のものに関する。
し、かつ閉鎖するための装置であって、閉鎖可能な入口
を備えた滅菌室と、冷却室と、閉鎖可能な出口を備えた
充填・閉鎖室と、滅菌室、冷却室及び充填・閉鎖室を結
合するための流れ開口と、滅菌室、冷却室及び充填・閉
鎖室を通して容器を搬送するための搬送装置と、滅菌媒
体発生器及び又は無菌空気フィルタから、滅菌室、冷却
室及び充填・閉鎖室に結合されていて弁により遮断可能
な導管を通して滅菌室、冷却室及び充填・閉鎖室内へガ
ス状の滅菌媒体及び又は無菌空気を供給するための装置
と、滅菌媒体及び又は無菌空気を搬送する送風機とを有
している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の個々の室並びにその中に
組み込まれた充填装置及び閉鎖装置は各運転開始前にこ
れらがガス状又は蒸気状の滅菌媒体例えば過酸化水素・
空気混合物により所定の時間にわたり負荷されかつ通流
させられることにより滅菌される。そのことのために、
室内へかつ室を通して滅菌媒体を供給するための装置
は、滅菌媒体が室を相前後して1方向に通流されるよう
に設計されている。時折、流れの届きにくい角隅内で細
菌が生き残り、この細菌が容器及び充填されるべき製品
内に混入する。
組み込まれた充填装置及び閉鎖装置は各運転開始前にこ
れらがガス状又は蒸気状の滅菌媒体例えば過酸化水素・
空気混合物により所定の時間にわたり負荷されかつ通流
させられることにより滅菌される。そのことのために、
室内へかつ室を通して滅菌媒体を供給するための装置
は、滅菌媒体が室を相前後して1方向に通流されるよう
に設計されている。時折、流れの届きにくい角隅内で細
菌が生き残り、この細菌が容器及び充填されるべき製品
内に混入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は製品内への細
菌のこのような混入を排除することにある。
菌のこのような混入を排除することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば請求項1に記載したように、送風機が滅菌室の入口と
充填・閉鎖室の出口との間の導管結合部内に配置されて
おり、かつ、送風機の搬送方向が逆転可能であることに
より解決される。
ば請求項1に記載したように、送風機が滅菌室の入口と
充填・閉鎖室の出口との間の導管結合部内に配置されて
おり、かつ、送風機の搬送方向が逆転可能であることに
より解決される。
【0005】
【発明の効果】請求項1に記載した特徴を備えた本発明
にもとづく装置が有する利点は、滅菌室及び充填・閉鎖
室内の滅菌媒体の流れ方向を逆転することにより、1方
向の流れ内では風陰(Windschatten)つまり流れの陰に
なっていた箇所が、流れ方向の逆転の際に通流され、そ
の結果、滅菌確実性が著しく向上することにある。別の
利点は、滅菌確実性が向上するにもかかわらず、装置を
滅菌するための時間が短縮され、かつこれにより滅菌媒
体消費量が削減されることにある。
にもとづく装置が有する利点は、滅菌室及び充填・閉鎖
室内の滅菌媒体の流れ方向を逆転することにより、1方
向の流れ内では風陰(Windschatten)つまり流れの陰に
なっていた箇所が、流れ方向の逆転の際に通流され、そ
の結果、滅菌確実性が著しく向上することにある。別の
利点は、滅菌確実性が向上するにもかかわらず、装置を
滅菌するための時間が短縮され、かつこれにより滅菌媒
体消費量が削減されることにある。
【0006】請求項2以下に記載の手段によれば請求項
1に記載された装置の有利な構成が可能である。
1に記載された装置の有利な構成が可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】次ぎに図示の実施例につき本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0008】箱状のケーシング10内に断熱性の中間壁
により仕切られて、流れ開口15,16を介して互いに
結合された滅菌室12、冷却室13及び充填・閉鎖室1
4が互いに並んで配置されている。流れ開口15,16
に対して同軸的に向けられて、滅菌室12に入口17
が、充填・閉鎖室14に出口18が設けられており、入
口の前にはスルースゲート21が、かつ出口の後にはス
ルースゲート22が配置されている。両方のスルースゲ
ート21,22はフラップ23,24により閉鎖可能で
ある。瓶、アンプル又この種の熱負荷可能な包装容器の
ような、滅菌し、充填しかつ閉鎖すべき容器を、それぞ
れの室を通して搬送する、例えばエンドレスな搬送チェ
ーン25のような直線搬送装置が入口17から出口18
までそれぞれの室を通して延びている。滅菌室12内に
は滅菌温度まで容器を加熱するための加熱装置26が、
かつ充填・閉鎖室14内には充填装置27と閉鎖装置2
8とが組み込まれている。冷却室13及び充填・閉鎖室
14の天井は細密フィルタ29により形成されており、
このフィルタは上方で空気分配室30に境を接してい
る。
により仕切られて、流れ開口15,16を介して互いに
結合された滅菌室12、冷却室13及び充填・閉鎖室1
4が互いに並んで配置されている。流れ開口15,16
に対して同軸的に向けられて、滅菌室12に入口17
が、充填・閉鎖室14に出口18が設けられており、入
口の前にはスルースゲート21が、かつ出口の後にはス
ルースゲート22が配置されている。両方のスルースゲ
ート21,22はフラップ23,24により閉鎖可能で
ある。瓶、アンプル又この種の熱負荷可能な包装容器の
ような、滅菌し、充填しかつ閉鎖すべき容器を、それぞ
れの室を通して搬送する、例えばエンドレスな搬送チェ
ーン25のような直線搬送装置が入口17から出口18
までそれぞれの室を通して延びている。滅菌室12内に
は滅菌温度まで容器を加熱するための加熱装置26が、
かつ充填・閉鎖室14内には充填装置27と閉鎖装置2
8とが組み込まれている。冷却室13及び充填・閉鎖室
14の天井は細密フィルタ29により形成されており、
このフィルタは上方で空気分配室30に境を接してい
る。
【0009】包装すべきかつ容器内に包装された、例え
ば痘苗、医薬品又は食品のような液状の製品の高品位の
滅菌を保証するために、装置の完全に滅菌された雰囲気
内で容器が細菌除去され、充填され、かつ閉鎖されるこ
とが重要である。それゆえ、容器を搬送して通過させる
室(12,13,14)及び充填及び閉鎖するための装
置は、運転に先立ってガス状の滅菌媒体、例えば過酸化
水素・空気混合物により予備滅菌され、かつ運転中には
無菌の空気雰囲気の軽い正圧下に保持される。
ば痘苗、医薬品又は食品のような液状の製品の高品位の
滅菌を保証するために、装置の完全に滅菌された雰囲気
内で容器が細菌除去され、充填され、かつ閉鎖されるこ
とが重要である。それゆえ、容器を搬送して通過させる
室(12,13,14)及び充填及び閉鎖するための装
置は、運転に先立ってガス状の滅菌媒体、例えば過酸化
水素・空気混合物により予備滅菌され、かつ運転中には
無菌の空気雰囲気の軽い正圧下に保持される。
【0010】そのことのために、滅菌室12、冷却室1
3、充填・閉鎖室14は滅菌媒体発生器31と、無菌空
気フィルタ32とに結合可能である。導管35が無菌空
気フィルタ32から弁36、搬送方向切換可能な送風機
37及び第2の弁38を介して空気分配室30内に通じ
ている。滅菌媒体発生器31を起点として延びていて弁
41により遮断可能な第2の導管42が、送風機37と
無菌空気フィルタ32に近い弁36との間で導管35内
の分配器43へ通じている。さらに、この分配器43か
らは、導管45が弁46を介して出口18のスルースゲ
ート22へ、かつ導管47が弁48を介して冷却室13
と充填・閉鎖室14の底部へ通じており、そのところ
で、導管47が分岐して複数の分岐51,52,53,
54を介して冷却室13もしくは充填・閉鎖室14内に
開口している。さらに、弁57を備えた導管56が、送
風機37と空気分配室30との間の導管35と入口17
のスルースゲート21とを結合せしめている。
3、充填・閉鎖室14は滅菌媒体発生器31と、無菌空
気フィルタ32とに結合可能である。導管35が無菌空
気フィルタ32から弁36、搬送方向切換可能な送風機
37及び第2の弁38を介して空気分配室30内に通じ
ている。滅菌媒体発生器31を起点として延びていて弁
41により遮断可能な第2の導管42が、送風機37と
無菌空気フィルタ32に近い弁36との間で導管35内
の分配器43へ通じている。さらに、この分配器43か
らは、導管45が弁46を介して出口18のスルースゲ
ート22へ、かつ導管47が弁48を介して冷却室13
と充填・閉鎖室14の底部へ通じており、そのところ
で、導管47が分岐して複数の分岐51,52,53,
54を介して冷却室13もしくは充填・閉鎖室14内に
開口している。さらに、弁57を備えた導管56が、送
風機37と空気分配室30との間の導管35と入口17
のスルースゲート21とを結合せしめている。
【0011】上述の装置は運転のために次のように準備
される。
される。
【0012】まず最初に、導管と、冷却室13及び充填
・閉鎖室14内の細密フィルタ29が過酸化水素・空気
混合物により除菌される(図1)。そのことのために、
フラップ23,24により閉鎖されたスルースゲート2
1,22の弁46,57と、無菌空気フィルタ32の弁
36とが閉鎖され、その他の弁41,48,38が開放
される。送風機37が作動接続され、その結果、送風機
が空気分配室30から分配器43まで媒体を搬送する。
弁41の開放後に、ガス状の滅菌媒体が滅菌媒体発生器
31から導管42,47と分岐51,52,53,54
を介して下方から冷却室13及び充填・閉鎖室14を通
して流れ、その内部の組込み物を擦過し、細密フィルタ
29の細孔を浸透して空気分配室30を介して送風機3
7に達し、この送風機がこの滅菌媒体を分配器43を介
して回路内の導管47内に搬送する。付加的な滅菌媒体
が正圧下で滅菌媒体発生器31からさらに供給される。
・閉鎖室14内の細密フィルタ29が過酸化水素・空気
混合物により除菌される(図1)。そのことのために、
フラップ23,24により閉鎖されたスルースゲート2
1,22の弁46,57と、無菌空気フィルタ32の弁
36とが閉鎖され、その他の弁41,48,38が開放
される。送風機37が作動接続され、その結果、送風機
が空気分配室30から分配器43まで媒体を搬送する。
弁41の開放後に、ガス状の滅菌媒体が滅菌媒体発生器
31から導管42,47と分岐51,52,53,54
を介して下方から冷却室13及び充填・閉鎖室14を通
して流れ、その内部の組込み物を擦過し、細密フィルタ
29の細孔を浸透して空気分配室30を介して送風機3
7に達し、この送風機がこの滅菌媒体を分配器43を介
して回路内の導管47内に搬送する。付加的な滅菌媒体
が正圧下で滅菌媒体発生器31からさらに供給される。
【0013】導管及び細密フィルタ29がほぼ5分程処
理された後、次いで弁38,48が閉鎖され、かつスル
ースゲート21,22の弁46,57が開放され(図
2)、その結果、滅菌媒体発生器31から到来した滅菌
媒体が分配器43から導管45を通ってスルースゲート
22へ、かつそこから出口18を通って充填・閉鎖室1
4及び冷却室13内へ流入する。滅菌媒体は流れ開口1
5を通って滅菌室12内へ、かつそこから入口17を通
ってスルースゲート21へ、かつ導管56を通って送風
機37へ達する。正圧下で供給されるさらなる滅菌媒体
の添加の下で、回路内で搬送される滅菌媒体は数分間こ
の循環方向で流れる。滅菌媒体は充填・閉鎖室14及び
冷却室13を通流する際に、それらの壁と、充填装置2
7及び閉鎖装置28のような組込み物の表面を擦過す
る。
理された後、次いで弁38,48が閉鎖され、かつスル
ースゲート21,22の弁46,57が開放され(図
2)、その結果、滅菌媒体発生器31から到来した滅菌
媒体が分配器43から導管45を通ってスルースゲート
22へ、かつそこから出口18を通って充填・閉鎖室1
4及び冷却室13内へ流入する。滅菌媒体は流れ開口1
5を通って滅菌室12内へ、かつそこから入口17を通
ってスルースゲート21へ、かつ導管56を通って送風
機37へ達する。正圧下で供給されるさらなる滅菌媒体
の添加の下で、回路内で搬送される滅菌媒体は数分間こ
の循環方向で流れる。滅菌媒体は充填・閉鎖室14及び
冷却室13を通流する際に、それらの壁と、充填装置2
7及び閉鎖装置28のような組込み物の表面を擦過す
る。
【0014】前述の部分を循環して流れる際に、流れの
陰になる領域が滅菌媒体によりわずかにしか負荷されな
いため、所定の処理時間の後に流れの方向が逆転され
る。そのことのために、送風機37が逆転に切換られ、
その結果、送風機は滅菌媒体を逆の搬送方向で搬送する
(図3)。この切換え時に、滅菌媒体は導管56を通っ
てスルースゲート21内へ、かつ入口17を通ってまず
滅菌室12内へ、かつそこから流れ開口15を通って冷
却室13及び充填・閉鎖室14内へ、さらに出口18を
介してこの充填・閉鎖室を出て、閉じたスルースゲート
22と導管45とを通って送風機37へ戻される。送風
機37は滅菌媒体のこの循環を所定時間維持し、その
際、連続的に滅菌媒体発生器31から付加的な滅菌媒体
が添加される。
陰になる領域が滅菌媒体によりわずかにしか負荷されな
いため、所定の処理時間の後に流れの方向が逆転され
る。そのことのために、送風機37が逆転に切換られ、
その結果、送風機は滅菌媒体を逆の搬送方向で搬送する
(図3)。この切換え時に、滅菌媒体は導管56を通っ
てスルースゲート21内へ、かつ入口17を通ってまず
滅菌室12内へ、かつそこから流れ開口15を通って冷
却室13及び充填・閉鎖室14内へ、さらに出口18を
介してこの充填・閉鎖室を出て、閉じたスルースゲート
22と導管45とを通って送風機37へ戻される。送風
機37は滅菌媒体のこの循環を所定時間維持し、その
際、連続的に滅菌媒体発生器31から付加的な滅菌媒体
が添加される。
【0015】有利には、滅菌されるべき滅菌室12、冷
却室13、充填・閉鎖室14を通る流れの方向は複数回
変えられ、その結果最終的には、滅菌されるべき滅菌室
12、冷却室13、充填・閉鎖室14及びそれらの内部
の組込み物の、流れの陰内に位置していた領域も細菌除
去される。
却室13、充填・閉鎖室14を通る流れの方向は複数回
変えられ、その結果最終的には、滅菌されるべき滅菌室
12、冷却室13、充填・閉鎖室14及びそれらの内部
の組込み物の、流れの陰内に位置していた領域も細菌除
去される。
【0016】約20分の予備滅菌の後に、滅菌室12、
冷却室13、充填・閉鎖室14並びにそれらの装置も無
菌空気により掃気される(図4)。弁41の閉鎖により
滅菌媒体の供給が停止された後に、スルースゲート2
1,22の弁が閉鎖され、導管35内の弁36,38並
びに導管47内の弁48が開放される。送風機37が、
無菌空気フィルタ32から空気分配室30への搬送方向
に切換えられることにより、空気は無菌空気フィルタか
ら弁36,38を介して空気分配室30へ、かつそこか
ら、有利にはLFフィルタ(Laminar−Flow
−Filter)である細密フィルタ29を通って層流
で冷却室13及び充填・閉鎖室14内へ流入する。細密
フィルタ29は細菌及びダスト粒子を抑留し、その結
果、冷却室13及び充填・閉鎖室14内には無菌雰囲気
がわずかな正圧で形成されて維持される。底部のところ
で分岐51,52,53,54により引き出されて導管
47を通って分配器43を介して送風機37により吸い
込まれた空気が循環する。
冷却室13、充填・閉鎖室14並びにそれらの装置も無
菌空気により掃気される(図4)。弁41の閉鎖により
滅菌媒体の供給が停止された後に、スルースゲート2
1,22の弁が閉鎖され、導管35内の弁36,38並
びに導管47内の弁48が開放される。送風機37が、
無菌空気フィルタ32から空気分配室30への搬送方向
に切換えられることにより、空気は無菌空気フィルタか
ら弁36,38を介して空気分配室30へ、かつそこか
ら、有利にはLFフィルタ(Laminar−Flow
−Filter)である細密フィルタ29を通って層流
で冷却室13及び充填・閉鎖室14内へ流入する。細密
フィルタ29は細菌及びダスト粒子を抑留し、その結
果、冷却室13及び充填・閉鎖室14内には無菌雰囲気
がわずかな正圧で形成されて維持される。底部のところ
で分岐51,52,53,54により引き出されて導管
47を通って分配器43を介して送風機37により吸い
込まれた空気が循環する。
【0017】充填運転の開始のために、掃気の若干時間
の後にスルースゲート21,22のフラップ23,24
が開放される(図4)。充填されるべき容器が搬送チェ
ーン25上に供給され、次いでこれらの容器はまず滅菌
室12を通して案内される。滅菌室内で容器は高い滅菌
温度まで加熱され、その際、付着していた細菌が死滅す
る。冷却室13内での冷却後に、次いで容器は充填・閉
鎖室14内で充填されかつ閉鎖され、しかる後にスルー
スゲート22を通って装置から搬出される。開放された
スルースゲート21,22を通って流出した空気は無菌
空気フィルタからの新鮮空気の吸込により置き換えられ
る。
の後にスルースゲート21,22のフラップ23,24
が開放される(図4)。充填されるべき容器が搬送チェ
ーン25上に供給され、次いでこれらの容器はまず滅菌
室12を通して案内される。滅菌室内で容器は高い滅菌
温度まで加熱され、その際、付着していた細菌が死滅す
る。冷却室13内での冷却後に、次いで容器は充填・閉
鎖室14内で充填されかつ閉鎖され、しかる後にスルー
スゲート22を通って装置から搬出される。開放された
スルースゲート21,22を通って流出した空気は無菌
空気フィルタからの新鮮空気の吸込により置き換えられ
る。
【図1】容器を滅菌し、充填し、かつ閉鎖するための本
発明にもとづく装置を予備滅菌中の1つの切換位置で示
す略示図である。
発明にもとづく装置を予備滅菌中の1つの切換位置で示
す略示図である。
【図2】図1に続く切換位置で本発明にもとづく装置を
示す略示図である。
示す略示図である。
【図3】図2に続く切換位置で本発明にもとづく装置を
示す略示図である。
示す略示図である。
【図4】図3に続く充填運転のための切換位置で本発明
にもとづく装置を示す略示図である。
にもとづく装置を示す略示図である。
10 ケーシング、 12 滅菌室、 13 冷却室、
14 充填・閉鎖室、 15,16 流れ開口、 1
7 入口、 18 出口、 21,22 スルースゲー
ト、 23,24 フラップ、 25 搬送装置、 2
6 加熱装置、27 充填装置、 28 閉鎖装置、
29 細密フィルタ、 30 空気分配室、 31 滅
菌媒体発生器、 32 無菌空気フィルタ、 35 導
管、36 弁、 37 送風機、 38 弁、 41
弁、 42 導管、 43分配器、 45 導管、 4
6 弁、 47 導管、 48 弁、 51〜54分
岐、 56 導管、 57 弁
14 充填・閉鎖室、 15,16 流れ開口、 1
7 入口、 18 出口、 21,22 スルースゲー
ト、 23,24 フラップ、 25 搬送装置、 2
6 加熱装置、27 充填装置、 28 閉鎖装置、
29 細密フィルタ、 30 空気分配室、 31 滅
菌媒体発生器、 32 無菌空気フィルタ、 35 導
管、36 弁、 37 送風機、 38 弁、 41
弁、 42 導管、 43分配器、 45 導管、 4
6 弁、 47 導管、 48 弁、 51〜54分
岐、 56 導管、 57 弁
フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ヴェーバー ドイツ連邦共和国 ヴァインシュタット− ボイテルスバッハ アム ヴァッサーファ ル 3
Claims (3)
- 【請求項1】 容器を滅菌し、充填し、かつ閉鎖するた
めの装置であって、閉鎖可能な入口(17)を備えた滅
菌室(12)と、冷却室(13)と、閉鎖可能な出口
(18)を備えた充填・閉鎖室(14)と、滅菌室(1
2)、冷却室(13)及び充填・閉鎖室(14)を結合
するための流れ開口(15,16)と、滅菌室(1
2)、冷却室(13)及び充填・閉鎖室(14)を通し
て容器を搬送するための搬送装置(25)と、滅菌媒体
発生器(31)及び又は無菌空気フィルタ(32)か
ら、滅菌室(12)、冷却室(13)及び充填・閉鎖室
(14)に結合されていて弁(36,38,41,4
6,48,57)により遮断可能な導管(35,45,
47,56)を通して滅菌室(12)、冷却室(13)
及び充填・閉鎖室(14)内へガス状の滅菌媒体及び又
は無菌空気を供給するための装置と、滅菌媒体及び又は
無菌空気を搬送する送風機(37)とを有している形式
のものにおいて、 送風機(37)が滅菌室(12)の入口(17)と充填
・閉鎖室(14)の出口(18)との間の導管結合部
(45,56)内に配置されており、かつ、送風機(3
7)の搬送方向が逆転可能であることを特徴とする、容
器を滅菌し、充填し、かつ閉鎖するための装置。 - 【請求項2】 滅菌室(12)の入口(17)と充填・
閉鎖室(14)の出口(18)との間の導管結合部(4
5,56)が弁(46,57)によって短絡可能であ
る、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 滅菌室(12)の入口(17)と充填・
閉鎖室(14)の出口(18)とがそれぞれスルースゲ
ート(21,22)を備えており、これらのスルースゲ
ートに、短絡可能な導管結合部(45,56)が接続さ
れている、請求項2記載の装置。
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