JP2003146427A - 容器搬送装置 - Google Patents

容器搬送装置

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JP2003146427A
JP2003146427A JP2001348524A JP2001348524A JP2003146427A JP 2003146427 A JP2003146427 A JP 2003146427A JP 2001348524 A JP2001348524 A JP 2001348524A JP 2001348524 A JP2001348524 A JP 2001348524A JP 2003146427 A JP2003146427 A JP 2003146427A
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chamber
conveyor
opening
transfer
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Mamoru Kokubo
護 小久保
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】チャンバー2内を密閉して完全な滅菌を可能に
するとともに、内部に設けられた容器処理装置を運転中
に、外部の汚染物質が侵入することを防止する。 【解決手段】チャンバー2内に室内側搬送コンベヤ32
が、チャンバー2外に外部側搬送コンベヤ36が設置さ
れ、これらの上方に、容器4を吊り下げて搬送する搬送
装置38が設けられている。吊り下げ搬送装置38の上
流端は室内側搬送コンベヤ32の下流端に、また、下流
端は外部側搬送コンベヤ36の上流端にオーバーラップ
している。チャンバー2の出口側壁面2bは、吊り下げ
搬送装置38の下流端と外部側搬送コンベヤ36の上流
端とを隔離できるように傾斜している。この壁面2b
に、容器4が起立した状態で通過可能な開口部34が設
けられている。この開口部34は、閉鎖用扉48によっ
て密閉することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、容器搬送装置に係
り、特に、チャンバー内から容器を外部に搬出し、また
は、逆に外部からチャンバー内に容器を搬入する容器搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医薬品や食品等の充填を行なう場
合に、リンサー、フィラーおよびキャッパ等を無菌チャ
ンバー内に配置し、無菌雰囲気中で充填や打栓等の各工
程を行なうようにした無菌充填システムが広く用いられ
ている。このような無菌充填システムでは、無菌チャン
バー内と外部の非無菌ゾーンとを遮断し、無菌チャンバ
ー内に外部から雑菌等が侵入しないようにしなければな
らない。
【0003】しかしながら、無菌チャンバーの出口では
搬送コンベヤによって、無菌チャンバーの内部から外部
へ物品を搬出するようになっている。こうした無菌チャ
ンバー内からの物品の搬出を、一本の連続したコンベヤ
で行なうと、このコンベヤが無菌チャンバーの内外を循
環するため、無菌チャンバー外の汚れをチャンバー内に
持込んでしまうという問題があった。
【0004】そこで、外部の雑菌塵埃等の汚染物を無菌
チャンバー内に持ち込まないようにした搬送装置が、す
でに提案されている(特開平11−79385号公報、
特開平11−105833号公報、特開平11−240
599号公報等)。
【0005】前記第1の公報(特開平11−79385
号)に記載された容器搬送装置(搬送コンベヤ装置)
は、無菌チャンバー内に第1コンベヤを配置し、無菌チ
ャンバーの外部に第2コンベヤを配置し、さらに、第1
コンベヤの下流端と第2コンベヤの上流端にそれぞれオ
ーバーラップする中間コンベヤを配置している。そし
て、中間コンベヤの下方に、殺菌用の薬液を貯留する薬
液プールを設け、中間コンベヤのリターン側をこの薬液
中を通過させるようにしている。
【0006】また、第2の公報(特開平11−1058
33号)に記載された容器搬送装置は、コンベヤがクリ
ーンルームの内外で分断されて形成され、分断部分の容
器の移送は、この分断部の上方をまたいだ状態で配置さ
れ、容器の一部を挟んだ状態で回動するグリップコンベ
ヤによって行うようになっている。
【0007】さらに、第3の公報(特開平11−240
599号)に記載された容器搬送装置は、クリーンルー
ムの内外に、第1搬送装置および第2搬送装置がそれぞ
れ配置されており、クリーンルームの内外を連続して配
置された螺旋状の容器案内溝が形成されたスクリュー式
搬送機と、容器の他の側面を案内する搬送ガイドとによ
って、前記第1搬送装置から第2搬送装置へと容器が受
け渡されるようになっている。そして、弧状凹部を有す
るシャッタープレートによって、クリーンルームの開口
部を閉鎖するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の公報に記載
された装置は、中間コンベヤのリターン側を薬液中に浸
して殺菌した後、無菌チャンバー内に戻すようにしてい
るが、殺菌には一定以上の時間が必要であり、短時間で
通過すると殺菌が不十分になるため、高速化を図ること
が困難であった。また、無菌チャンバーの内部と外部と
の境界に中間コンベヤが設けられているため、無菌チャ
ンバー内を殺菌、または滅菌する際に、無菌チャンバー
の開口部を完全に密閉することが困難であり、ガスによ
る滅菌等には不向きである。
【0009】また、第2の公報に記載された装置は、容
器を挟んだ状態で搬送するグリップコンベヤが、クリー
ンルームの内外にまたがって設置されているので、外部
の汚染がクリーンルーム内に持ち込まれてしまい、クリ
ーンルーム内の無菌性を維持できないという問題があっ
た。
【0010】さらに、第3の公報に記載された装置は、
クリーンルームの内外を連続して配置されたスクリュー
式搬送機に、螺旋状の溝が形成されているため、シャッ
タープレートを閉じても完全に密閉することはできずに
隙間が空いてしまう。従って、ガスによる滅菌等には適
していない。
【0011】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、運転中に外部の汚染が無菌チャンバー内に
持ち込まれるおそれがなく、しかも、チャンバー内を滅
菌する際には、その開口部を完全に密閉することができ
る容器搬送装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る容器搬送装置は、容器が起立した状態で通過可能な
開口部が形成されたチャンバーと、このチャンバー内を
陽圧に制御する圧力制御手段と、前記チャンバー内に設
置され、容器の底部以外の部分を支持して搬送する第1
搬送手段と、前記チャンバー外に設置され、容器の底面
を支持して搬送する第2搬送手段とを備えており、前記
第1搬送手段の一部を、第2搬送手段の上方にオーバー
ラップさせて配置するとともに、前記開口部が形成され
たチャンバーの壁面を、第1搬送手段と第2搬送手段と
を隔離可能な位置に配置したことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項2に記載の発明に係る容器搬
送装置は、前記チャンバー内を滅菌する滅菌手段を設け
るとともに、前記開口部を密閉する閉鎖手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明に係る容器
搬送装置は、搬送される容器がフランジ部を有する樹脂
容器であり、前記第1搬送手段は、フランジの下面を支
持して容器を搬送することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る容器搬送装置の構成を簡略化して示す側面図、図2
は図1のA−A線に沿う断面図である。この容器搬送装
置は、無菌チャンバー2内に設置された図示しないフィ
ラー等の容器処理装置によって充填等の処理が行われた
容器4を、搬送して無菌チャンバー2から排出するよう
になっている。
【0016】この無菌チャンバー2には、過酸化水素ガ
ス発生装置6等の滅菌手段が設けられている。この過酸
化水素ガス発生装置6は、無菌チャンバー2の天板2a
に設けられたガス供給口8と側壁2bの上部に設けられ
た排気口10との間を接続する配管12に設けられてい
る。この配管12の供給口8側にはフィルタ14が介装
されている。また、配管12の供給口8側と排気口10
側にそれぞれバルブ16、18が設けられており、これ
らバルブ16、18を開閉することにより、過酸化水素
ガス発生装置6と無菌チャンバー2内を連通して滅菌ガ
ス(過酸化水素ガス)を供給し、または遮断して供給を
停止することができる。
【0017】前記供給口8側に設けられたフィルタ14
には、別の配管(無菌エア供給用配管)20を介して給
気ブロア22が接続されている。この無菌エア供給用配
管20にも、バルブ24が設けられており、バルブ24
を開放して給気ブロア22から無菌チャンバー2内に無
菌エアを供給できるようになっている。また、前記排気
口10には、バルブ26を有する排気管28を介して排
気ブロア30が接続されており、生産運転中には、前記
給気ブロア22によって無菌チャンバー2内に無菌エア
を送り込むとともに、この排気ブロア30によって無菌
チャンバー2内の排気を行うようになっている。特に、
この実施の形態では、生産運転中は、図示しない圧力制
御手段によって、これら給気ブロア22および排気ブロ
ア30の出力を制御して無菌チャンバー2内を陽圧に維
持するようになっている。
【0018】前記無菌チャンバー2内には、容器搬送コ
ンベヤ32が設置されており、この無菌チャンバー2内
に設けられた容器処理装置(図示せず)によって充填そ
の他の処理が行われた容器4が、無菌チャンバー2の出
口(開口部34)近くまで搬送される。また、無菌チャ
ンバー2の外部には、この室内側搬送コンベヤ32の下
流側に一定の間隔を空け、かつ、前記室内側搬送コンベ
ヤ32と同一の搬送高さで、外部側の容器搬送コンベヤ
36が設置されている。
【0019】さらに、前記室内側搬送コンベヤ32の下
流端32aと、外部側搬送コンベヤ36の上流端36a
の上方に、容器4を吊り下げた状態で搬送する吊り下げ
搬送装置38が、その上流端38aと下流端38bを前
記両搬送コンベヤ32、36の上方にオーバーラップさ
せて設けられている。
【0020】この吊り下げ搬送装置38は、容器4の搬
送方向の上方両側に、無菌チャンバー2の天板2aの下
方に向けて取り付けられた4本の鉛直な回転軸40A、
40B、40C、40Dと、これら回転軸40A、40
B、40C、40Dの下端に、それぞれ取り付けられた
ホイール42A、42B、42C、42Dと、前記容器
4の搬送方向の両側に、それぞれ配置された上流側およ
び下流側の2個のホイール42C、42Aおよび42
D、42Bに、掛け回された無端状の搬送ベルト44
A、44Bと、下流側の2本の回転軸40A、40Bに
連結されて、回転駆動する駆動モータ46A、46Bと
を備えている。これら両駆動モータ46A、46Bによ
って、両回転軸40A、40Bに取り付けられたホイー
ル(駆動側のホイール)42A、42Bを互いに逆方向
に回転させることにより、両側のベルト44A、44B
の内側の部分を上流側から下流側へ向かって走行させる
ようになっている。なお、前記室内側搬送コンベヤ3
2、外部側搬送コンベヤ36および吊り下げ搬送装置3
8は、容器4の受け渡しの際に安定して搬送できるよう
に、等速で走行している。
【0021】前記両側の無端状ベルト44A、44B
は、外方へ向けて張り出す鍔状の部分(フランジ支持
部)44Aa、44Baを有しており、このフランジ支
持部44Aa、44Baが、容器4の首部に形成された
フランジ4aの下面側を両側から支持してこの容器4を
吊り下げた状態で搬送する。なお、この実施の形態で
は、両側にそれぞれ駆動モータ46A、46Bを設置し
ているが、一方の回転軸にだけモータを設けて、他方側
はこのモータの駆動を伝達して回転させるようにしても
良い。
【0022】無菌チャンバー2の出口側の壁面2bは、
前記吊り下げ搬送装置38(第1搬送手段)の下流端3
8bと、この下流端38bの下方にオーバーラップして
いる外部側容器搬送コンベヤ36(第2搬送手段)の上
流端36aとを隔離するように、傾斜して設置されてい
る。そして、この傾斜した壁面2bに、前記容器4が排
出される出口(開口部34)が形成されている。さら
に、この傾斜した壁面2bには、開口部34を密閉する
閉鎖用扉(閉鎖手段)48が設けられており、生産運転
時には、この扉48を開放して無菌チャンバー2内から
容器4を順次排出し、容器処理装置の運転前または運転
後に、この無菌チャンバー2内を滅菌する際には、閉鎖
用扉44によって開口部34を密閉するようになってい
る。
【0023】前記構成の容器搬送装置の作動について説
明する。無菌チャンバー2内に設けられた充填機等の容
器処理装置(図示せず)の運転前に、先ず、無菌チャン
バー2内を滅菌する。この場合には、無菌チャンバー2
の出口側の傾斜した壁面2bに設けられている開口部3
4を、閉鎖用扉48によって密閉する。次に、過酸化水
素ガス発生装置6の配管12内に設けられているバルブ
16、18を開放して過酸化水素ガス発生装置6を作動
させる。過酸化水素ガス発生装置6内で生成した過酸化
水素ガスを、供給口8から無菌チャンバー2内に送り込
むとともに、排気口10から無菌チャンバー2内のエア
を吸引し循環させることにより、無菌チャンバー2内を
滅菌する。
【0024】また、無菌チャンバー2内の滅菌を行った
後に、無菌チャンバー2内の容器処理装置を運転する際
には、過酸化水素ガス発生装置6の作動を停止させ、そ
の前後のバルブ16、18を閉じる。そして、無菌エア
供給用配管20のバルブ24を開放して給気ブロア22
を作動させることにより、無菌チャンバー2内に無菌エ
アを供給するとともに、排気管28のバルブ26を開放
し、排気ブロア30を駆動して無菌チャンバー2内のエ
アを排出する。無菌チャンバー2内への給気量と無菌チ
ャンバー2内からの排気量を、図示しない圧力制御手段
によって制御することにより、この無菌チャンバー2内
を常に所定の陽圧に維持する。
【0025】無菌チャンバー2内の容器処理装置によっ
て処理された容器4は、室内側搬送コンベヤ32によっ
て起立した状態で出口側に向かって搬送される。室内側
搬送コンベヤ32の下流端32aの上方には、吊り下げ
搬送装置38の上流部38aがオーバーラップするよう
にして設置されており、この吊り下げ搬送装置38の両
側のベルト44A、44Bに設けられたフランジ支持部
44Aa、44Baが、両側から容器4の首部に形成さ
れているフランジ4aの下側に入り込む。室内側搬送コ
ンベヤ32によって搬送されている容器4が、その下流
端32aを過ぎると、前記吊り下げ搬送装置38によっ
て吊り下げられた状態で搬送される。
【0026】吊り下げ搬送装置38によって搬送されて
きた容器4が、無菌チャンバー2の出口側開口部34に
到達すると、この開口部34は傾斜した壁面2bに形成
されているので、底部側から次第に外部に露出する(図
1の容器4A参照)。吊り下げ搬送装置38の下流端3
8bは、外部側搬送コンベヤ36の上流端36aの上方
にオーバーラップしており、容器4は吊り下げられた状
態のまま外部側搬送コンベヤ36上に到達する。そし
て、底面が外部側搬送コンベヤ36上に載ると、容器4
はこの搬送コンベヤ36に引き渡されて、起立した状態
で搬送され、開口部34から完全にチャンバー2の外部
に出た後、次の工程に送られる。
【0027】この容器搬送装置では、容器4の首部に形
成されているフランジ4aの下側を支持して搬送する吊
り下げ搬送装置38が、無菌チャンバー2の内部に配置
されており、従来の装置のように、無菌チャンバー2の
内部と外部を行き来することがないので、外部の汚染を
無菌チャンバー2内に持ち込むことがない。しかも、開
口部34が下方を向いているので、塵や埃などの不純物
が上方から入り込みにくく、さらに、運転中は、無菌チ
ャンバー2内を常時陽圧に維持しているので、開口部3
4から外部の汚染が入り込むおそれもない。また、前述
のように、無菌チャンバー2の出口側壁面2bが、前記
吊り下げ搬送装置38の下流端38bと、外部側搬送コ
ンベヤ36の上流端36aとの間を隔離できるように傾
斜して設けられているので、前記閉鎖用扉48によって
無菌チャンバー2の開口部34を完全に密封することが
できる。従って、滅菌ガス等によって無菌チャンバー2
内を確実に滅菌することが可能である。
【0028】なお、前記実施の形態では、第1搬送手段
(吊り下げ搬送装置38)が、容器4のフランジ4aの
下面を支持して吊り下げた状態で搬送するようにしてい
たが、フランジ4aの下面を支持するものに限らず、容
器4の胴部等その他の部分を支持するようにしても良
い。また、フランジ4aの下面を支持して搬送する吊り
下げ装置として、回転式のネック搬送ホイールを用いる
こともできる。さらに、前記実施の形態では、無菌チャ
ンバー2内に室内側搬送コンベヤ32を設置し、この搬
送コンベヤ32から吊り下げ搬送装置38に引き渡すよ
うにしているが、無菌チャンバー2内には搬送コンベヤ
を設置せず、吊り下げ搬送装置38だけで搬送するよう
にしても良い。また、滅菌手段6として過酸化水素ガス
発生装置を用いたが、滅菌媒体はガスに限るものではな
く、滅菌水(例えば過酸化水素水)を用いることもでき
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
器が起立した状態で通過可能な開口部が形成されたチャ
ンバーと、このチャンバー内を陽圧に制御する圧力制御
手段と、前記チャンバー内に設置され、容器の底部以外
の部分を支持して搬送する第1搬送手段と、前記チャン
バー外に設置され、容器の底面を支持して搬送する第2
搬送手段とを備え、前記第1搬送手段の一部を、第2搬
送手段の上方にオーバーラップさせて配置するととも
に、前記開口部が形成されたチャンバーの壁面を、第1
搬送手段と第2搬送手段とを隔離可能な位置に配置した
ことにより、第1搬送手段がチャンバーの外部に出るこ
とがないので、外部の汚染をチャンバー内に持ち込むこ
とがない。また、チャンバー内を陽圧に制御しているの
で、開口部を通って外部の汚染された雰囲気が侵入する
こともない。
【0030】また、請求項2に記載の発明は、前記チャ
ンバー内を滅菌する滅菌手段を設けるとともに、前記開
口部を密閉する閉鎖手段を設けたことにより、無菌チャ
ンバー内を密封することができるので、その内部を完全
に滅菌することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る容器搬送装置の構
成を簡略化して示す側面図である。
【図2】前記図1のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2 チャンバー 2b チャンバーの壁面 4 容器 4a 容器のフランジ部 6 滅菌手段(過酸化水素ガス発生装置) 34 開口部 36 第2搬送手段(外部側搬送コンベヤ) 38 第1搬送手段(吊り下げ搬送装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65B 55/04 B65B 55/04 N 55/10 55/10 A // A61L 2/18 A61L 2/18 Fターム(参考) 4B021 LA04 LA29 LP07 LT02 LT08 MC01 4C058 AA21 AA22 AA24 AA25 BB07 CC04 EE01 JJ07 JJ16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器が起立した状態で通過可能な開口部
    が形成されたチャンバーと、このチャンバー内を陽圧に
    制御する圧力制御手段と、前記チャンバー内に設置さ
    れ、容器の底部以外の部分を支持して搬送する第1搬送
    手段と、前記チャンバー外に設置され、容器の底面を支
    持して搬送する第2搬送手段とを備え、前記第1搬送手
    段の一部を、第2搬送手段の上方にオーバーラップさせ
    て配置するとともに、前記開口部が形成されたチャンバ
    ーの壁面を、第1搬送手段と第2搬送手段とを隔離可能
    な位置に配置したことを特徴とする容器搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記チャンバー内を滅菌する滅菌手段を
    設けるとともに、前記開口部を密閉する閉鎖手段を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の容器搬送装置。
  3. 【請求項3】 搬送される容器はフランジ部を有する樹
    脂容器であり、前記第1搬送手段は、フランジの下面を
    支持して容器を搬送することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の容器搬送装置。
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