JP3160006B2 - 包装材を滅菌する方法及び装置 - Google Patents

包装材を滅菌する方法及び装置

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JP3160006B2 JP12423291A JP12423291A JP3160006B2 JP 3160006 B2 JP3160006 B2 JP 3160006B2 JP 12423291 A JP12423291 A JP 12423291A JP 12423291 A JP12423291 A JP 12423291A JP 3160006 B2 JP3160006 B2 JP 3160006B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging
    • B65B55/10Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging by liquids or gases

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填及び密閉機械の分
離された滅菌室内で滅菌剤、例えばH2O2蒸気及び熱滅
菌空気を用いて積重ねられた包装材、特にプラスチック
からなる種々異なった壁厚さを有するカップを全面滅菌
(Rundumsterilieren:all-over sterilisation)する
方法並びに該方法を実施する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】積重ね可能な容器の滅菌(西独国特許第
2310661号明細書)の際には、該容器は滅菌剤の
流入中に相互に間隔が開けられる。これは巡回するチェ
ーンコンベアに取り付けられたグリッパ装置によって行
われる。容器のスタックを引出すことにより、容器のそ
れぞれの内側壁と外側壁との間に、滅菌剤、例えば35
%のH2O2溶液をスプレーノズルから噴射する際に容器
の内側壁と外側壁を完全に湿潤させることができる程の
大きさのギャップが生じる。滅菌剤をスプレーした後
に、後続の乾燥室内で熱気が吹き付けられる。この際、
残余の滅菌剤は蒸発しかつ熱作用により過酸化水素は水
と酸素に分解される。
【0003】無菌条件下で無菌包装材に滅菌した充填製
品を充填する際には、例えば液状又はペースト状製品、
例えばミルク、ヨーグルト、泡立て生クリーム、インス
タントスープ等を収容するためのプラスチックからなる
カップのような包装材の滅菌により、一面では所望のな
いしは必要な滅菌作用効果が達成されかつ皮膜としてカ
ップの内側壁及び外側壁に施されたH2O2が完全にカッ
プ表面から除去され、かつ他面ではカップの熱障害が回
避されるように注意しなければならない。
【0004】過酸化水素で滅菌する際には、高めた温度
(60〜80℃)で濃縮された過酸化水素溶液(濃度3
5%)の強力に酸化する作用が前提条件とされ、この際
抵抗力のある微生物(Bacillus胞子)の撲滅さえも可能
になる。中性の充填物の無菌充填のためには、包装の際
に内容物2lまで少なくとも1/104の抵抗力のある
細菌(Bacillus subtilis胞子)の減少率が必要である
と見なされる。
【0005】過酸化水素の滅菌作用並びにその濃度及び
H2O2の温度の間に依存性が生じることは公知である。
そのように過酸化水素の殺菌作用は濃度の上昇に伴い増
大する。最後に、過酸化水素溶液の滅菌作用は温度上昇
により決定的に改良することができる。
【0006】微生物の撲滅効果のための尺度として、い
わゆるD値(1/10減少時間)が使用される。この値
は一定の温度で存在する微生物数の90%を撲滅するた
めに必要である時間を分で表す。滅菌装置で必要とされ
るような、秒範囲内での頑固な胞子形成体の撲滅は、約
30%及びそれ以上のH2O2濃度を80〜90℃の最低
温度で適用する際にのみ保証される。
【0007】例えばアメリカのFDAによる国際レベル
では、撲滅効果もしくは非滅菌率に関する厳しい方針が
必要とされた。この要求を満たすには、H2O2溶液の温
度を十分な撲滅率を達成するために高めるのが極めて簡
単である。しかしながら、包装材としてのフィルムの処
理に比較して、容器の滅菌は、特に該容器がプラスチッ
クからなる場合には、それほど簡単ではない。既製のプ
ラスチックカップは勿論、リップ、アンダーカット、突
出した棚等によって生ぜしめられる積重ね要素を必要と
する。これらの領域は、有効な撲滅効果のためだけでな
く長く持続しかつ高い熱作用を必要とするが、それに対
して容器の比較的薄い壁はこのような作用に耐えられな
いかないしは変形又は損傷される。
【0008】本発明に到達する考察は、この問題点のた
めに、包装材の細菌負荷は極めて重要であるという認識
から出発する。包装材表面の細菌数が少ないほどに、益
々簡単に包装材を滅菌することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、簡単かつなかんずく経済的に厳しい要求を満足する
滅菌を可能にし、しかも包装材が害されずかつ/又は滅
菌剤の残留分排除が困難にならないように、積重ねられ
た包装材、特に種々異なった壁厚を有するプラスチック
からなるカップの全面滅菌のために好適である方法を提
供することであった。同様に、前記課題を極めて少ない
構成費用でかつ極めて狭いスペースで解決することがで
きる装置を提供することであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題は、本発
明により、冒頭に記載された形式の方法において解決さ
れ、該方法は、包装材をそれが滅菌室に侵入する前に及
び該滅菌室内で行われるH2O2蒸気及び熱滅菌空気によ
る滅菌前に滅菌室から流出するH2O2蒸気含有空気で前
滅菌することを特徴とする。この前滅菌は、包装材、例
えばプラスチックからなるカップを積重ねて十分な時間
前滅菌し、次いで後続の、従来の滅菌が行われる滅菌室
に供給する形式で実施することができる。前滅菌のため
のH2O2含有空気は、原理的には滅菌剤に左右されずに
滅菌室内で調製してもよい。
【0011】装材の前滅菌を滅菌室から流出するH2
O2蒸気含有空気で行うことにより、滅菌室からのH2O
2排気を直接前滅菌のために利用することができるとい
う利点が達成される。この際、H2O2蒸気含有空気はな
お2000〜2500ppmの濃度を有するべきであ
る。実施した実験では、H2O2蒸気含有空気の温度が少
なくとも90℃であるべきであり、かつ包装材を少なく
とも30秒間前滅菌すべきであることが判明した。
【0012】H2O2含有空気を前滅菌室から吸出すのが
最も簡単である。
【0013】前記第2の課題は、本発明により、本発明
の前記方法を実施するための、積重ねられた包装材、特
にプラスチックからなる種々異なった壁厚さを有するカ
ップを全面滅菌する装置であって、充填及び密閉機械に
配置されかつ分離された滅菌装置からなり、該滅菌装置
が2つ処理室を有し、その第1の処理室が入口及び出口
を備えた前処理室としてかつ第2の処理室が同様に入口
及び出口を備えた滅菌室として構成されており、該滅菌
室に包装材が前処理室から滅菌剤による滅菌のために引
渡される形式のものにより解決され、該装置は、滅菌室
が前処理室(前滅菌室)と流出導管を介して接続されて
おり、該流出導管を通して滅菌剤及び滅菌熱空気の混合
物からなるH2O2含有空気を滅菌室から前処理室(前滅
菌室)に移行させることができることを特徴とする。
渡しは原則的に手動で行うことができる。滅菌室は滅
菌室とそれらのH2O2蒸気含有空気の流出導管を介して
相互に接続されていることにより、極めて狭いスペース
に充填機械及び閉鎖機械を取り付けることができる完全
な構造単位が生じる。
【0014】特に経済的な操作形式は、前滅菌室に吸引
導管が接続されており、かつ更に流出導管及び吸引導管
が大体において前調合室の対向した側面に開口している
際に生じる。これにより前調合室の十分かつ均一な貫流
が生じる、従ってその中に存在する容器は総ての面が十
分に洗浄される。
【0015】同じ目的のために、滅菌室及び/又は前滅
菌室が、貫通口を備えた中間壁によって制限された滅菌
室を有し、該滅菌室の領域に流出導管及び吸引導管のた
めの接続位置が設けられているように構成するのも有効
である。
【0016】更に、中間壁の貫通口が少なくともそれぞ
れの入口側でカップ又はそれに類似したものの内部に下
向きに傾斜しているが有利である。この構成により、同
様にH2O2滅菌剤ないしはH2O2含有空気の良好な分配
が保証される。
【0017】更に、良好な分配のためには、滅菌室及び
前滅菌室の分配室の領域内の流入側に貫通口を備えたそ
らせ板が配置されており、かつ最後に滅菌室及び前滅菌
室の流入側がほぼ直径方向で対向した側面に配置されて
いるのが有利である。
【0018】前滅菌室がどこに配置されているかは、そ
れ自体は重要でない。しかしながら、構造上の理由か
ら、前滅菌室を滅菌室の上に配置することを提案する。
それによりまた、滅菌室及び前滅菌室内に配置された搬
送機構を有利に構成することが著しく容易になる。搬送
機構としては、滅菌室及び前滅菌室内同じ又は有利には
同じでないピッチを有する貫通して延びるスクリュウコ
ンベアが適当である。
【0019】また勿論、それぞれ複数の滅菌室及び前滅
菌室が並列して配置されていてもよく、かつその際適当
な導管系を介して流出導管及び吸引導管に接続されてい
る。
【0020】
【実施例】次に図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
【0021】図1だけに示された充填及び閉鎖機械は、
無菌条件下での滅菌した充填製品の無菌包装材への充填
を可能にする。充填製品としては、液状及びペースト状
食料品、例えば牛乳、ヨーグルト、泡立て生クリーム、
インスタントスープ等が該当する。包装材としては、プ
ラスチックからなる既製のカップ14を使用する。原則
的には、アルミニウム又は複合材からなるカップも該当
する。該カップは底部、隅部及び周縁部に側壁に比較し
て補強された壁を有する。該カップは型付けされたシー
トからなるプラスチック蓋又はアルミフラット蓋で確実
に密封することができる。滅菌空気加圧下にある充填及
び閉鎖機械のケーシング2の内部に、巡回するチェーン
コンベアの形のカップ搬送機構が配置されている。更
に、充填及び閉鎖機械は、滅菌装置5を備えたカップス
タック個別化及び投入位置4を有する。該滅菌装置は滅
菌室18及び以下に詳細に説明する前滅菌室10を有す
る。
【0022】カップスタック個別化及び投入位置4はス
タックマガジン13を有し、該スタックマガジン中で滅
菌されるべきカップ14は直接連続してその開口を上に
向けて導入される。例えば互いに間隔をもって配置され
たロッドによって形成されていてもよいスタックマガジ
13の下に、前滅菌室10が配置されている。ここで
は、前滅菌室10もまた滅菌室18も申し分のない滅菌
作用のために必要なあらゆる位置がシールされているこ
とに留意すべきである。前滅菌室10の真下に、外壁1
6並びに中間壁17を有するケーシング15を備えた滅
菌室18が存在する(図3も参照)。中間壁によって、
本来の滅菌室18が形成され、該滅菌室内をカップ14
は以下に詳細に説明する形式で通過せしめられる。カッ
プ14の通過後に、該カップは図示されていないグリッ
パ又は吸着装置によって把持されかつチェーンコンベア
の有孔板19に掛けられる。チェーンコンベアは間歇的
に矢印21の方向に運動せしめられる。滅菌室18はカ
ップの入出のために入口22及び出口23を有する。更
に、滅菌室18は滅菌剤、例えば35%のH2O2蒸気混
合物のための流入口24を有し、該蒸気混合物は2成分
ノズル25及び加熱室30′を介して流入することがで
きる。以下に詳細に説明する形式でカップに施されるH
2O2蒸気混合物は該カップ上に凝縮物皮膜として分配さ
れる。カップの後続の乾燥は、流入口26を介して導入
される無菌の、約200℃の加熱空気で行われる。流入
口26は分配室27と接続されており、該分配室内には
貫通口30を備えたそらせ板28が存在する。これによ
り熱気の良好な分配が保証される。分配室27から、
菌熱気は流入側に設けられた中間壁17内の下向きの貫
通孔29を介して滅菌室18内に流入する。熱気によ
り、H2O2は原子酸素と水に分解される。蒸気の形の残
留過酸化物は、意図的に滅菌室18から、詳細には流出
導管31と、前滅菌室10と接続されかつ吸引ファン6
に組み込まれた吸引導管32とを介して、吸引される。
【0023】図1には、1つの滅菌室18及び1つの前
滅菌室10のみが図示されているが、このような室の複
数個を、例えば図2及び図3に示されているように、
後に並べて配置することもできる。この場合には、個々
の室はそれぞれ相応して構成された導管系を介して流入
口24、流出口31及び吸引導管32と接続されてい
る。
【0024】前滅菌室10は同様に、外壁8及び中間壁
20を有するケーシング7によって包囲されている。こ
の場合、中間壁20は入口側に下向きの貫通口20′及
び流出側に上向き貫通口20′を有する。この場合、図
示の簡明化のために図1には、記入された矢印によって
特徴付けられているように、流動関係をより良く提示す
ることができるように、それぞれ滅菌室18及び前滅菌
室10内に中間壁のみが図示されていることに留意され
るべきである。前滅菌室10のケーシング7もまた分配
室11を有し、該分配室の流入側に貫通口12′を備え
たそらせ板12が配置されている。
【0025】滅菌室18から流出導管31を介して流出
する、温度少なくとも90℃及び濃度2000〜250
0ppmを有するH2O2含有空気は、分配室11から前
滅菌室10の中間壁20中の貫通口20′を介して本来
の前滅菌室10に達する。該前滅菌室内で、以下に詳細
に説明する形式で相互に引出されるカップ14は全面的
にH2O2含有空気によって湿潤されかつこうして前滅菌
される。前滅菌時間は、少なくとも30秒であるべきで
ある。
【0026】カップはスクリュウコンベア33によって
前滅菌室10及び滅菌室18を貫通せしめられる。該ス
クリュウコンベア33は一体構成されていてもよい。同
期回転して駆動されるスクリュウコンベア33はピニオ
ン34及び図示されていない駆動機構によって駆動され
る。前滅菌室10の領域では、該スクリュウコンベアは
滅菌室の領域内におけるよりも小さいピッチを有する、
従って前滅菌室の領域内ではカップは滅菌室におけるよ
りも小さい対向間隔を有する。有利には、該比は約1:
2である。
【0027】図4には、前滅菌を行った場合と、前滅菌
を行わなかった場合の典型的滅菌過程(Bacillus subti
lis胞子)のための実験から導かれた2つのグラフを示
す図である。この場合、横軸には滅菌ないしは前滅菌の
ために設定した時間を秒で、かつ縦軸には細菌減少率が
logでプロットされている。滅菌すべき対象物として
は、プラスチックカップを使用した。滅菌剤としては、
35%のH2O2溶液を利用した。記号(1),(2),
(3)は以下のものを表す: (1) =前滅菌せず(細菌減少率=4.02log) (2) =前滅菌(細菌減少率=2.3log)。
【0028】()+(3)=前滅菌と、引き続いての
滅菌(細菌減少率=5.75log)勿論、本発明は前
記実施例のみに制限されるものではなく、特許請求の範
囲の範囲内で変更することができる。そのように、原則
的に、前滅菌室10を滅菌室の側面に並べて配置しかつ
室内を通過するカップを運動させるための搬送機構とし
てのスクリュウコンベアの代わりに別の適当な搬送機
構、例えばグリッパを有するチェーン又はそれに類似し
たものを設けることも考えられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】積重ねたカップのたの滅菌室及び前滅菌室を備
えた滅菌装置の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った前滅菌室の部分的
に破断した略示図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った滅菌室の図2
に相応する断面図である。
【図4】前滅菌を行った場合と、前滅菌を行わなかった
場合の典型的滅菌過程のための実験から導かれた2つの
グラフを示す図である。
【符号の説明】
10 前滅菌室、 12,28 そらせ板、 14 包
装材(カップ)、 17,20 中間壁、 18 滅菌
室、 29,20′,30,12′ 貫通孔、31 流
出導管、 32 吸引導管、 33 スクリュウコンベ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 55/10

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填及び密閉機械の分離された滅菌室
    (18)内で滅菌剤を用いて積重ねられた包装材(1
    4)を全面滅菌する方法において、包装材(14)をそ
    れが滅菌室に侵入する前に及び該滅菌室内で行われるH
    2O2蒸気及び熱滅菌空気による滅菌前に滅菌室(18)
    から流出するH2O2蒸気含有空気で前滅菌することを特
    徴とする、包装材を滅菌する方法。
  2. 【請求項2】 H2O2蒸気含有空気を前滅菌室(18)
    から吸出す請求項記載の方法。
  3. 【請求項3】 H2O2蒸気含有空気が2000〜250
    0ppmの濃度を有する請求項1又は2項記載の方法。
  4. 【請求項4】 H2O2蒸気含有空気の温度が少なくとも
    90℃である請求項1からまでのいずれか1項記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 包装材(14)を少なくとも30秒間前
    滅菌する請求項1からまでのいずれか1項記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1からまでのいずれか1項記載
    の方法を実施するための、積重ねられた包装材を全面
    菌する装置であって、充填及び密閉機械に配置されかつ
    分離された滅菌装置からなり、該滅菌装置が2つ処理室
    (10,18)を有し、その第1の処理室が入口及び出
    口を備えた前処理室(10)としてかつ第2の処理室が
    同様に入口及び出口を備えた滅菌室(18)として構成
    されており、該滅菌室に包装材(14)が前処理室(1
    0)から滅菌剤による滅菌のために引渡される形式のも
    のにおいて、滅菌室(18)が前処理室(前滅菌室1
    0)と流出導管(31)を介して接続されており、該流
    出導管を通して滅菌剤及び滅菌熱空気の混合物からなる
    H2O2含有空気を滅菌室(18)から前処理室(前滅菌
    室10)に移行させることができることを特徴とする、
    包装材を滅菌する装置。
  7. 【請求項7】 前滅菌室に吸引導管(32)が接続され
    ている請求項記載の装置。
  8. 【請求項8】 前滅菌室(10)が滅菌室(18)の上
    に配置されている請求項又は記載の装置。
  9. 【請求項9】 流出導管(31)及び吸引導管(32)
    が大体において前滅菌室(10)の対向した側面に開口
    している請求項又は記載の装置。
  10. 【請求項10】 滅菌室(18)及び/又は前滅菌室
    (10)が貫通孔(29,20′)を備えた中間壁(1
    7,20)によって制限された分配室(27,11)を
    有し、該分配室の領域に流出導管(31)及び吸引導管
    (32)のための接続位置が設けられている請求項
    までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】中間壁(17,20)の貫通口(29,
    20′)が少なくともそれぞれの入口側でカップ又はそ
    れに類似したものの内部に下向きに傾斜している請求項
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 滅菌室(18)及び前滅菌室(10)
    の分配室(27,11)の領域内の流入側に貫通口(3
    0,12′)を備えたそらせ板(28,12)が配置さ
    れている請求項から10までのいずれか1項記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 滅菌室(18)及び前滅菌室(10)
    の流入側がほぼ直径方向で対向した側面に配置されてい
    る請求項から11までのいずれか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】 前滅菌室(10)が滅菌室(18)の
    上に配置されている請求項から12までのいずれか1
    項記載の装置。
  15. 【請求項15】 それぞれ複数の滅菌室及び前滅菌室
    (18,10)が並列して配置されておりかつ導管系を
    介して流出導管(31)及び吸引導管(32)に接続さ
    れている請求項から14までのいずれか1項記載の装
    置。
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