JPH1167527A - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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Publication number
JPH1167527A
JPH1167527A JP9221734A JP22173497A JPH1167527A JP H1167527 A JPH1167527 A JP H1167527A JP 9221734 A JP9221734 A JP 9221734A JP 22173497 A JP22173497 A JP 22173497A JP H1167527 A JPH1167527 A JP H1167527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
valve body
coil
coil assembly
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP9221734A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Ohashi
勝博 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanmei Electric Co Ltd filed Critical Sanmei Electric Co Ltd
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Publication of JPH1167527A publication Critical patent/JPH1167527A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルアッシーのケースが金属ケース、樹脂
ケースのいずれのソレノイドに対しても適用でき、部品
点数の減少を図りコストを低減させること。 【解決手段】 バルブ本体に固着されるチューブアッシ
ー3と、このチューブアッシー3の外周面に嵌め込み可
能なコイルアッシー2と、このコイルアッシー2をバル
ブ本体に固定させるための固定手段7とを備える。固定
手段7は、プレス加工されたキャップからなり、このキ
ャップ7は、チューブアッシー3に係止される係止穴部
7eと、コイルアッシー2をバルブ本体に向かって弾性
的に押圧する脚部7cとを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブ本体に装着
されバルブ本体と共に電磁弁を構成するソレノイドに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧回路等の構成要素となる電
磁弁は、油流路等を開閉するスプールが内蔵されたバル
ブ本体に、上記スプールを作動する同一構造からなる左
右一対のソレノイド(電磁石装置ともいう。)を装着し
て構成される。
【0003】図4は、この種の左右一対のソレノイドの
一方のソレノイドの従来例の断面図を示している。
【0004】図4に示すソレノイド1は、油浸型の電磁
弁等に広く使用されているソレノイドである。このソレ
ノイド1は、コイルアッシー2とチューブアッシー3と
ナット(固定手段)4とを備える。
【0005】コイルアッシー2は、樹脂製ボビン21
と、このボビン21に巻回されたソレノイドコイル22
と、ソレノイドコイル22が励磁されたとき図示破線矢
印で示す磁気回路MCの一部を形成するドーナツ板状の
複数のヨーク23と、同じく磁気回路MCの一部を形成
する中空円筒状の磁性体24と、ソレノイドコイル22
に外部から電流を取り入れるためのターミナルピン25
とを備え、これらの部品21〜25を金型にセットして
樹脂材料を注入することにより、樹脂ケース26内に上
記各部品21〜25がモールドされて一体に形成されて
いる。
【0006】チューブアッシー3は、コイルアッシー2
のボビン21の中空部に挿入されている。チューブアッ
シー3は、図示しないバルブ本体に形成された雌ねじに
ねじ込まれる雄ねじ31aを有する固定鉄心31と、ソ
レノイドコイル22の励磁時に固定鉄心31から磁気吸
引力を受ける可動鉄心(プランジャー)32と、一端が
固定鉄心31に溶着され他端がストッパー34に溶着さ
れ、可動鉄心32を軸方向に摺動可能に収容した非磁性
体からなるパイプ33と、可動鉄心32の図4における
上端位置を規制するストッパー34とから一体に形成さ
れている。ストッパー34の貫通孔には、シール性を確
保しながら手動操作ピン39が摺動可能に挿入されてい
る。手動操作ピン39は、外部からの操作により可動鉄
心32及びプッシュピン35を介してバルブ本体内のス
プール(図示せず)を手動で作動させるためのものであ
る。
【0007】ナット(固定手段)4は、チューブアッシ
ー3のストッパー34の雄ねじ34aにねじ込まれる樹
脂ナットであり、チューブアッシー3とコイルアッシー
2とを一体化させてコイルアッシー2をバルブ本体に固
定させるために用いられる。すなわち、バルブ本体への
コイルアッシー2の固定方法は、チューブアッシー3の
固定鉄心31の雄ねじ31aをバルブ本体の雌ねじにね
じ込み、チューブアッシー3の外周面にコイルアッシー
2を嵌め込んだ状態で、チューブアッシー3のストッパ
ー34の雄ねじ34aにナット4をねじ込み、ナット4
の端面でコイルアッシー2の樹脂ケース26の端面を押
し付けるようにする。
【0008】なお、可動鉄心32の下端面にはプッシュ
ピン35の上端面が当接しており、このプッシュピン3
5は、固定鉄心31の上下方向の貫通孔31bを通って
バルブ本体のスプール(図示せず)に当接している。ま
た、ソレノイドコイル22の消磁時かつ他方のソレノイ
ド(バルブ本体を挟んで図4図示のソレノイドとは反対
側に位置し、図4図示のソレノイドと同一構造を有す
る)のソレノイドコイルの励磁時には、スプール(図示
せず)がスプリング(図示せず)の弾性力に抗してプッ
シュピン35を押し、可動鉄心32は固定鉄心31から
離隔される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のソレノイド
1は、ナット(固定手段)4として成形が容易な樹脂ナ
ットを用い、かつ、コイルアッシー2のケース26とし
て樹脂ナット4に対する摩擦係数が比較的大きく樹脂ナ
ット4が緩みにくい樹脂ケースを用いている。しかし、
樹脂ケース26の代わりに金属ケースを用いたソレノイ
ドに樹脂ナット4を使用した場合、樹脂ナット4の端面
と金属ケース26の端面との摩擦係数が小さいため、樹
脂ナット4が緩み易くなる。
【0010】そこで、従来から、コイルアッシー2のケ
ース26として金属ケースを用いたソレノイドの場合に
は、樹脂ナット4の代わりに薄型ナットと金属カラーを
用いてコイルアッシーをバルブ本体に固定させる方法が
とられている。
【0011】しかし、このようなソレノイドによると、
薄型ナットと金属カラーの二部品を用いることから部品
点数が多くなりコスト高になるという問題があった。
【0012】本発明は、チューブアッシー及びコイルア
ッシーが上述したような構成とされているソレノイドの
みに適用されるものではないが、上記問題点を解決し、
コイルアッシーのケースが金属ケース、樹脂ケースのい
ずれのソレノイドに対しても適用でき、部品点数の減少
を図りコストを低減させることができるソレノイドを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のソレノイドは、
バルブ本体に固着されるチューブアッシーと、このチュ
ーブアッシーの外周面に嵌め込み可能なコイルアッシー
と、このコイルアッシーを前記バルブ本体に固定させる
ための固定手段とを備えるソレノイドにおいて、前記固
定手段は、プレス加工されたキャップからなり、このキ
ャップは、前記チューブアッシーに係止される係止穴部
と、前記コイルアッシーを前記バルブ本体に向かって弾
性的に押圧する脚部とを備えて構成されることを特徴と
する。
【0014】
【発明の作用効果】本発明によると、プレス加工された
キャップを用いてコイルアッシーをバルブ本体に固定す
るようにしたため、部品点数の減少を図りコストを低減
させることができる。また、キャップの脚部がコイルア
ッシーのケース端面をバルブ本体に向かって弾性的に押
圧するため、コイルアッシーのケースが金属ケース、樹
脂ケースのいずれの場合であっても、コイルアッシーを
バルブ本体に良好に固定させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1は、一実施例によるソレノイドの断面
図を示す。
【0017】本実施例のソレノイド1は、コイルアッシ
ー2とチューブアッシー3とキャップ(固定手段)7と
を備える。
【0018】コイルアッシー2は、樹脂製ボビン21
と、このボビン21に巻回されたソレノイドコイル22
と、ソレノイドコイル22が励磁されたとき図示破線矢
印で示す磁気回路MCの一部を形成するドーナツ板状の
複数のヨーク23と、同じく磁気回路MCの一部を形成
する中空円筒状の磁性体24と、ソレノイドコイル22
に外部から電流を取り入れるためのターミナルピン25
とを備え、これらの部品21〜25を金型にセットして
樹脂材料を注入することにより、樹脂ケース26内に上
記各部品21〜25がモールドされて一体に形成されて
いる。
【0019】チューブアッシー3は、コイルアッシー2
のボビン21の中空部に挿入されている。チューブアッ
シー3は、図示しないバルブ本体に形成された雌ねじに
ねじ込まれる雄ねじ31aを有する固定鉄心31と、ソ
レノイドコイル22の励磁時に固定鉄心31から磁気吸
引力を受ける可動鉄心(プランジャー)32と、一端が
固定鉄心31に溶着され他端がストッパー34に溶着さ
れ、可動鉄心32を軸方向に摺動可能に収容した非磁性
体からなるパイプ33と、可動鉄心32の図1における
上端位置を規制するストッパー34とから一体に形成さ
れている。ストッパー34の貫通孔には、シール性を確
保しながら手動操作ピン39が摺動可能に挿入されてい
る。手動操作ピン39は、外部からの操作により可動鉄
心32及びプッシュピン35を介してバルブ本体内のス
プール(図示せず)を手動で作動させるためのものであ
る。
【0020】キャップ7は、コイルアッシー2をバルブ
本体に固定させるものである。
【0021】キャップ7は、プレス加工によって製造さ
れ、図1、図2及び図3に示すように、中空円筒形状の
胴部7aと、この胴部7aの図面上端から延在する蓋部
7bと、胴部7aの図面下端から延在する複数の脚部7
cとから構成される。蓋部7bの中央には、内側に向か
って複数の突出片7dが形成された円形の係止穴部7e
が形成されている。係止穴部7eは、チューブアッシー
3のストッパー34の雄ねじ(係止部)34aにねじ込
まれて係止されるものである。脚部7cは、コイルアッ
シー2の樹脂ケース26の端面を弾性的に押圧するもの
である。
【0022】次に、キャップ7を用いてコイルアッシー
2をバルブ本体に固定させる方法を説明する。
【0023】まず、チューブアッシー3の固定鉄心31
の雄ねじ31aをバルブ本体の雌ねじにねじ込むことに
よってチューブアッシー3をバルブ本体に固着させる。
次に、チューブアッシー3の外周面にコイルアッシー2
を嵌め込んだ状態で、チューブアッシー3のストッパー
34の雄ねじ34aにキャップ7の係止穴部7eを、キ
ャップ7の脚部7cがその弾性力によってコイルアッシ
ー2をバルブ本体に向かって十分に押圧するようになる
までねじ込むようにする。このようにして、コイルアッ
シー2は、チューブアッシー3に係止されたキャップ7
によってバルブ本体に押し付けられて固定される。
【0024】なお、可動鉄心32の下端面にはプッシュ
ピン35の上端面が当接しており、このプッシュピン3
5は、固定鉄心31の上下方向の貫通孔31bを通って
バルブ本体のスプール(図示せず)に当接している。ま
た、ソレノイドコイル22の消磁時かつ他方のソレノイ
ド(バルブ本体を挟んで図1図示のソレノイドとは反対
側に位置し、図1図示のソレノイドと同一構造を有す
る)のソレノイドコイルの励磁時には、スプール(図示
せず)がスプリング(図示せず)の弾性力に抗してプッ
シュピン35を押し、可動鉄心32は固定鉄心31から
離隔される。
【0025】以上説明したように、本実施例によると、
プレス加工されたキャップを用いてコイルアッシーをバ
ルブ本体に固定するようにしたため、部品点数の減少を
図りコストを低減させることができる。
【0026】また、上述した実施例ではコイルアッシー
2のケース26が樹脂ケースであるソレノイド1につい
て説明したが、本発明は、キャップ7の脚部7cがコイ
ルアッシー2のケース26の端面をバルブ本体に向かっ
て弾性的に押圧するため、コイルアッシー2のケース2
6が金属ケースの場合であっても、コイルアッシー2を
バルブ本体に良好に固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例によるソレノイドの断面図である。
【図2】キャップの斜視図である。
【図3】同ソレノイドの要部の断面図である。
【図4】従来のソレノイドの断面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド 2 コイルアッシー 21 ボビン 22 ソレノイドコイル 23 ヨーク 26 ケース 3 チューブアッシー 31 固定鉄心 32 可動鉄心 33 パイプ 34 ストッパー 34a 雄ねじ(係止部) 7 キャップ(固定手段) 7c 脚部 7e 係止穴部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体に固着されるチューブアッシ
    ーと、このチューブアッシーの外周面に嵌め込み可能な
    コイルアッシーと、このコイルアッシーを前記バルブ本
    体に固定させるための固定手段とを備えるソレノイドに
    おいて、 前記固定手段は、プレス加工されたキャップからなり、
    このキャップは、前記チューブアッシーに係止される係
    止穴部と、前記コイルアッシーを前記バルブ本体に向か
    って弾性的に押圧する脚部とを備えて構成されることを
    特徴とするソレノイド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記チューブアッシーは、非磁性体からなるパイプ内に
    可動鉄心を軸線方向に摺動可能に収容し、前記パイプの
    一端に前記バルブ本体にねじ込まれる固定鉄心が固着さ
    れるとともに他端にストッパーが固着されて構成され、 前記コイルアッシーは、ソレノイドコイルが巻回された
    ボビンとヨークとケースとを備えて構成され、 前記キャップは、前記係止穴部を前記ストッパーの外周
    面に形成されている係止部に係止し、かつ、前記脚部に
    よって前記コイルアッシーの前記ケースの端面を前記バ
    ルブ本体に向かって弾性的に押圧することによって、前
    記コイルアッシーを前記バルブ本体に固定させることを
    特徴とするソレノイド。
JP9221734A 1997-08-18 1997-08-18 ソレノイド Pending JPH1167527A (ja)

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JP9221734A JPH1167527A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ソレノイド

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ID=16771419

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JP (1) JPH1167527A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253763A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Rohm Co Ltd コンパレータ回路、それを利用した容量電圧変換回路、ならびに電子機器
JP2012164857A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Kayaba Ind Co Ltd ソレノイド
JP2012174909A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Kayaba Ind Co Ltd ソレノイド
JP2013187232A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Ichiro Koda 自己保持型ソレノイド

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021126