JPS6017854Y2 - 直進型ソレノイド - Google Patents

直進型ソレノイド

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Publication number
JPS6017854Y2
JPS6017854Y2 JP2429979U JP2429979U JPS6017854Y2 JP S6017854 Y2 JPS6017854 Y2 JP S6017854Y2 JP 2429979 U JP2429979 U JP 2429979U JP 2429979 U JP2429979 U JP 2429979U JP S6017854 Y2 JPS6017854 Y2 JP S6017854Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
bobbin
base
flange
solenoid
Prior art date
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Expired
Application number
JP2429979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55124813U (ja
Inventor
俊雄 岡野
良助 浅見
Original Assignee
新電元工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新電元工業株式会社 filed Critical 新電元工業株式会社
Priority to JP2429979U priority Critical patent/JPS6017854Y2/ja
Publication of JPS55124813U publication Critical patent/JPS55124813U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直進型ソレノイドの構造に関するもので、特に
組立工数を低減した量産に好適な構造簡単、安価なソレ
ノイドの提案を目的とするものである。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第1図a、 bは本考案の一実施例構造を示す断面図及
び左側面図で、図において、1は絶縁樹脂製のボビンで
筒状巻枠1cの端部にフランジ1aが形成され、又、該
フランジ1aの周縁には一対のピン状端子3av3”の
夫々一端が埋設(固着)されており、又、その側面には
凸部(突起)1bが形成され、該巻枠内壁部には段差部
1dが形成されている。
2は前記ボビン1の巻枠1cに巻装されたツレメイドコ
イルで夫々巻初端及び巻終端は前記ビン状端子3ay3
3’に接続される。
4は前記コイルボビン1のフランジ側面を挟持してこれ
を保持するケースを兼ねた断面コ字状ヨーク(継鉄)で
前記フランジ1aの側面に形成された凸部1bとの対向
(接触)面には孔4aが形成され、組立時に予めソレノ
イドコイル2を巻装したボビン1の開口端より筒内にベ
ース5を該内壁部の段差部1dに突き当るまで挿入して
おき、次いで該ボビン1をヨーク4の開口部より底面に
向けて、該ヨークの弾性に抗して挿入せしめることによ
って該フランジ1aの凸部1bがヨーク4の孔4aに挿
着される。
6は、ヨーク4の一面に設けた孔を介して該ボビン1の
他方の開口端から前記ベース5に対向する如く配置され
たプランジャー(可動鉄心)、7は残留磁気防止用ワッ
シャである。
このような構成をもつ本考案のソレノイドは、■ 従来
ソレノイドのようにヨーク4とベース5をかしめる等の
工数が不要であり、しかも該ベース5は組立時に予めボ
ビン1に内蔵せしめて該ボビン1と共にヨーク4の弾性
に抗して軽く挿入(圧入)するのみで容易に組立ができ
る。
従って組立工数を大巾に低減できると共に他の機械的手
段を用いて容易に自動組立が可能なために量産に好適で
あり経済的効果が大きい。
■ ベース5はボビン1の段差部とヨーク4の−端(面
)間で該ヨーク4の弾性を利用して挟持(保持)される
ので、ヨーク4と良好な接触状態で保持され、しかも組
立後はフランジ1aの凸部1bがヨーク4の孔4aに挿
着されるためにボビン1がヨーク4に堅固に保持され、
該ベース5はボビン1と共にヨーク4から離脱する恐れ
は全くない。
等の効果がある。以上実施例においては、ベースをボビ
ンに内蔵せしめて挟持する例について説明したが、この
他該ベースを例えばボビンの開口端とヨークとの間で保
持せしめるようにしてもよく、又、その際にベース及び
該ベースと接触するボビンもしくはヨークの夫々接触端
部を凹凸関係になるように構成すればヨークとの嵌合力
を増し離脱が防止できる。
又、上記実施例においてはフランジとヨークを突起と孔
の関係に構成して保持せしめる例について説明したが、
凹凸関係にしても同様に実施できる。
因みに本考案ソレノイドの動作について説明すると、ソ
レノイドコイル2に直流電圧を加えるとピン状端子3a
−コイル2→ピン状端子3a′の経路で給電されソレノ
イドコイル2が励磁されてヨーク4、ベース5、プラン
ジャー6とで磁路が形威される。
このためプランジャー6はベース5の方向に吸引される
そしてコイル2の励磁を開放するとプランジャー6に負
荷装置等(図示せず)が接続されていない状態において
は上記位置に不安定な状態即ち、移動自在状態で保持さ
れる。
又、負荷装置或は復帰バネが設けられていれば、該負荷
装置或は復帰バネに規定された位置に復帰する。
(なお、第1図の構造を変形してベース5を対称的に配
置すると共に夫々ベース及びヨークにプランジャーの貫
通孔を形威し、この間にプランジャーを挿着し更にボビ
ンに独立した2つのコイルを巻装してこれらに交互に通
電すれば所謂リーゲージ型ツレメイドを構成して両方向
直進型ソレノイドとすることができる。
)以上の説明から明らかなように本考案によれば組立工
数の低減された製作簡単にして量産に好適なソレノイド
が安価に提供できるので実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 bは本考案の実施例を示す縦断面図及び左
側面図である。 図にいおて、1はコイルボビン、1a、1b。 lc、ldはそのフランジ凸部(突起)・筒状巻枠及び
段差部、2はソレノイドコイル、3a、3a′はピン状
端子、4,4aはヨーク(継鉄)及びその孔、5はベー
ス(固定鉄心)、6はプランジャー(可動鉄心)、7は
ワッシャである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルを巻装したボビン、プランジャー、ベース及びヨ
    ークを備えた直進型ソレノイドにおいて巻枠端部にフラ
    ンジが形成され、前記フランジ側面に凸部が設けられた
    ボビンの該巻枠内壁部に段差部を設け、又、前記ボビン
    のフランジの側面を挟持するケースを兼ねた断面コ字状
    ヨークの前記フランジ凸部との対向面に凹部もしくは孔
    を設け、前記ベースを該ボビンの段差部及び該ヨークの
    一面間で該ヨークの弾性を利用して挟持せしめると共に
    該フランジの凸部を該ヨークの凹部、又は孔に挿着する
    ことにより該ヨークから該ボビン及びベースの離脱を防
    止するようにしたことを特徴とする直進型ソレノイド。
JP2429979U 1979-02-27 1979-02-27 直進型ソレノイド Expired JPS6017854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2429979U JPS6017854Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27 直進型ソレノイド

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JP2429979U JPS6017854Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27 直進型ソレノイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55124813U JPS55124813U (ja) 1980-09-04
JPS6017854Y2 true JPS6017854Y2 (ja) 1985-05-31

Family

ID=28862518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2429979U Expired JPS6017854Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27 直進型ソレノイド

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JPS55124813U (ja) 1980-09-04

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