JP4056632B2 - 電磁継電器とその製造方法 - Google Patents

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    • H01H2050/446Details of the insulating support of the coil, e.g. spool, bobbin, former

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等に搭載される車載用設備や音響用設備、パソコン等に組み込まれる電磁継電器に係り、特に制御電力の増大と専有面積の縮小が可能で部品の製造および組立が容易な電磁継電器の構造に関する。
【0002】
近年、車載用部品の電動化が進みモータやソレノイド等を制御する手段として多くの電磁継電器が利用されているが、限られた空間に数多く実装されるため車載用部品と共に組み込まれる電磁継電器は専有面積の小さいことが要求される。
【0003】
また、比較的大電流が流れるモータやソレノイド等の動力源を制御する電磁継電器は制御電力の高容量化が要求され、しかも、数多くの電磁継電器が実装されるため部品の製造および組立が容易がコストの低減が可能なことが要求される。
【0004】
しかし、現在使用されている大電力用電磁継電器は一般に専有面積および容積が大きく上記用途への適用が困難であり、各種信号の制御等に用いられる小型電磁継電器は高密度な実装に適するが構造上制御電力の高容量化には限度がある。
【0005】
そこで制御電力の増大と専有面積の縮小が可能で部品の製造および組立が容易な電磁継電器の開発が要望されている。
【0006】
【従来の技術】
図4は従来の電磁継電器の構造を示す分解斜視図、図5はコイルからげ部へのコイル端末の接続を示す図である。
【0007】
従来の電磁継電器は図4に示す如くベース3とブレーク側固定接点ばね4Aとメーク側固定接点ばね4Bとを具備し、ベース3に圧入されたブレーク側固定接点ばね4Aとメーク側固定接点ばね4Bの上方には駆動部5が配置されている。
【0008】
ブレーク側固定接点ばね4Aは第1の接点固定腕41および第1の接点固定腕41と交差する第1リード端子部42を有し、第1のリード端子部42は樹脂からなるベース3に設けられた角孔33に対し上方から垂直に圧入されベース3を貫通する。
【0009】
メーク側固定接点ばね4Bは第2の接点固定腕43および第2の接点固定腕43と交差する第2のリード端子部44を有し、第2のリード端子部44が側方からベース3の切欠き34に嵌挿されるとベース3の角孔35に圧入される固定片45を有する。
【0010】
一方、駆動部5は片側に一対のコイル端子51が植設された樹脂製のボビン52とボビン52に巻回されたコイル53を有し、ベース3に設けられた舌片36が嵌入し駆動部5をベース3に係着する掛止部54がボビン52の両側下端に設けられている。
【0011】
ボビン52の下方に植設された一対のコイル端子51はコイル53の端末を巻付けてはんだ付けするコイルからげ部55を有し、コイル53を巻回する際は図5(a) に示す如くコイルからげ部55を折り曲げて捲線領域の外に逃がした後で巻回される。
【0012】
引き出されたコイル53の端末はそれぞれボビン52に沿って延長されて折り曲げられたコイルからげ部55に巻き付けられ、コイルからげ部55にコイル53の端末がはんだ付けされた後折り曲げられたコイルからげ部55が元の状態に延ばされる。
【0013】
駆動部5はまたボビン52を貫通する鉄心56とボビン52に添設され鉄心56の先端に固着されるL字状の継鉄57とを具え、鉄心56は一端に形成された角形の頭頂部58を有し他端は継鉄57の短片側に設けられた貫通孔59に嵌挿されかしめられる。
【0014】
ボビン52は両側に鉄心56の頭頂部58と継鉄57の短片側をそれぞれ収容する凹部60、61(凹部60は図示省略)を具備し、鉄心56の他端を継鉄57の短片側にかしめるときには鉄心56の頭頂部58と継鉄57の短片側は凹部60、61に収容されている。
【0015】
駆動部5は更に継鉄57の下に鉄心56と平行に配設され一端が鉄心56の頭頂部58に固着されるL字状の可動接点ばね71と、可動接点ばね71に固着され頭頂部58の側面および継鉄57の側面と対向する接極子72とからなる接極子組立7を有する。
【0016】
接極子72は下面に設けられた突起を可動接点ばね71の貫通孔(共に図示省略)に嵌挿しかしめることにより固着され,接極子組立7は可動接点ばね71の貫通孔73を頭頂部58が有する突起(図示省略)に嵌挿してかしめることで固着される。
【0017】
可動接点ばね71は頭頂部58に固着される側から側方に延伸され且つ下方に屈曲させた一対のリード端子74を具えており、一対のコイル端子51およびリード端子74はベース3上の対応する位置に設けられた角孔37、38にそれぞれ嵌挿される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の電磁継電器は図示の如くコイルからげ部を具えた一対のコイル端子がボビンの下方に植設されており、接続に際して引き出されたコイルの両端末はボビンに沿って下方に延長されそれぞれコイルからげ部に巻き付けられる。
【0019】
このときコイルとコイルからげ部との間に介在する線材が張り詰めていると組立時の加熱や振動によって断線が生じ、コイルとコイルからげ部との間の線材が長いと線材の位置が定まらず組立時に他の部材に接触する等によって断線する。
【0020】
また、従来の電磁継電器は図示の如くコイル端子側方に設けられたコイルからげ部がボビンの捲線領域に突出しており、捲線に先立ちコイルからげ部を捲線領域外に逃がすと共に捲線が完了後コイルからげ部を元の位置に戻す必要がある。
【0021】
このようにコイルからげ部がボビンの捲線領域に突出している従来の電磁継電器は捲線の前後に余計な作業を必要とし、捲線後の端末をコイルからげ部に巻き付ける際に断線の要因を低減するため充分な注意を要するという問題があった。
【0022】
本発明の目的は制御電力の増大と専有面積の縮小が可能で部品の製造および組立が容易な電磁継電器を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明になる電磁継電器の主要部を示す分解斜視図である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で表している。
【0024】
上記課題は両端にフランジ部15を具えコイル13が巻回されたボビン12と、角形の頭頂部58を具えボビン12を貫通する円柱状の鉄心56と、ボビン12の下方に添設され鉄心56に固着されるL字状の継鉄57と、継鉄57の下方に鉄心56と平行に配設され一端が頭頂部58に固着された可動接点ばね71と、可動接点ばね71によって揺動自在に保持され頭頂部58の側面と継鉄57の側面とに対向する接極子72とを有し、ボビン12は、一方のフランジ部15にインサート成形された複数のコイル端子片11を具え、コイル端子片11は、フランジ部15の上部に突出しコイル13の端末が接続されるコイルからげ部16と、フランジ部15の下方に突出するコイル端子部17と、該コイルからげ部16と該コイル端子部17とを連結する連結部18とを有し、該コイルからげ部16と該コイル端子部17と該連結部17は、金属板を用いて一体形成され、該連結部 18 は、該コイルからげ部 16 および該コイル端子部 17 の面に対し直角に折り曲げられているとともに、該コイルからげ部 16 と該コイル端子部 17 との面がフランジ部 15 と平行に配置されるように該フランジ部 15 に設けられた開口部 20 の両側にインサート成形され、該コイルからげ部 16 は、コイルの端末がはんだ付けされ折り曲げられて該フランジ部 20 の切欠き 21 に収納されるように構成された電磁継電器によって解決される。
【0025】
このようにコイルが巻回されるボビンと、角形の頭頂部を具えボビンを貫通する円柱状の鉄心と、ボビンの下方に添設され鉄心に固着されるL字状の継鉄と、継鉄の下方に鉄心と平行に配設され一端が頭頂部に固着された可動接点ばねと、可動接点ばねによって揺動自在に保持され頭頂部の側面と継鉄の側面とに対向する接極子とを有する本発明の電磁継電器は、ボビンの長さを比較的自由に選択できるためコイル直径を大きくすることなく所定の吸引力が得られ、制御電力の増大が可能になると同時に専有面積の縮小が可能になる。
【0026】
また、ボビンが、一方のフランジ部にインサート成形された複数のコイル端子片を具え、コイル端子片が、フランジ部の上部に突出しコイルの端末が接続されるコイルからげ部と、フランジ部の下方に突出するコイル端子部とを具えている本発明の電磁継電器は、引き出されたコイルの両端末がコイルの近傍に位置するコイルからげ部に巻き付けられるため、従来の電磁継電器のようにコイルの両端末をボビンに沿って下方に延長する必要がなく、組立時の加熱や振動によって生じる線材の断線や、線材の位置が定まらず組立時に他の部材に接触する等によって生じる線材の断線を無くすことができる。
【0027】
更に、従来の電磁継電器のようにボビンにインサートされたコイルからげ部が捲線領域に突出していないため、捲線に先立ちコイルからげ部を捲線領域外に逃がし、捲線が完了後コイルからげ部を元の位置に戻すという作業が不要になる。
【0028】
その結果、駆動部の構成部品を始めとしてベースやブレーク側およびメーク側固定接点ばねは量産に適した構造を有し、駆動部の組立の自動化、ブレーク側およびメーク側固定接点ばねの圧入、駆動部の装着の自動化等が一層容易になる。
【0029】
即ち、制御電力の増大と専有面積の縮小が可能で部品の製造および組立が容易な電磁継電器を実現することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下添付図により本発明の実施例について説明する。なお図2はコイル端子片の形成方法を示す斜視図、図3はボビンの形成方法を示す斜視図である。
【0031】
本発明になる電磁継電器は図示省略されているが従来の電磁継電器と同様にベースと、ベースに圧入されたブレーク側およびメーク側固定接点ばねを具備し、ブレーク側およびメーク側固定接点ばねの上方には駆動部1が配置されている。
【0032】
駆動部1は図1に示す如く片側に一対のコイル端子片11が植設されたボビン12とボビン12に巻回されたコイル13を有し、ベースに設けられた舌片が嵌入して駆動部1をベース上に係着する掛止部14がボビン12の両側下端に設けられている。
【0033】
ボビン12の一方のフランジ部15にインサート成形されている一対のコイル端子片11は、フランジ部15の上部両側に突出してコイル13の端末が接続されるコイルからげ部16と、フランジ部15の下方に突出するコイル端子部17とを具えている。
【0034】
前記コイル端子片11の構造を更に詳細に説明すると図2に示す如くコイルからげ部16およびコイル端子部17を具備し、コイルからげ部16とコイル端子部17は中間に介在し両者を連結する連結部18と共に金属板を用いて一体形成されている。
【0035】
金属板で形成されたコイルからげ部16とコイル端子部17は図1に示す如く面がフランジ部15と平行になるよう配置され、連結部18はフランジ部15内に収納するためコイルからげ部16およびコイル端子部17に対し直角に折り曲げられている。
【0036】
コイル13の端末は図5(b) に示す如くそれぞれフランジ部15の上部に突出しているコイルからげ部16に巻き付けられ、コイルからげ部16はコイル13の端末がはんだ付けされた後根元から折り曲げられフランジ部15の切欠き21に収納される。
【0037】
駆動部1はまたボビン12を貫通する鉄心56とボビン12に添設され鉄心56の先端に固着されるL字状の継鉄57とを具え、鉄心56は一端に形成された角形の頭頂部58を有し他端は継鉄57の短片側に設けられた貫通孔59に嵌挿されかしめられる。
【0038】
ボビン12は両側に鉄心56の頭頂部58と継鉄57の短片側をそれぞれ収容する凹部60、61(凹部60は図示省略)を具備し、鉄心56の他端を継鉄57の短片側にかしめるときには鉄心56の頭頂部58と継鉄57の短片側は凹部60、61に収容されている。
【0039】
駆動部1は更に継鉄57の下に鉄心56と平行に配設され一端が鉄心56の頭頂部58に固着されるL字状の可動接点ばね71と、可動接点ばね71に固着され頭頂部58の側面および継鉄57の側面と対向する接極子72とからなる接極子組立7を有する。
【0040】
接極子72は下面に設けられた突起を可動接点ばね71の貫通孔(共に図示省略)に嵌挿しかしめることにより固着され,接極子組立7は可動接点ばね71の貫通孔73を頭頂部58が有する突起(図示省略)に嵌挿してかしめることで固着される。
【0041】
可動接点ばね71は頭頂部58に固着される側から側方に延伸され且つ下方に屈曲させた一対のリード端子74を具えており、一対のコイル端子17およびリード端子74は、例えばベース上の対応する位置に設けられた角孔にそれぞれ嵌挿される。
【0042】
本発明になる電磁継電器の製造はコイル端子片の形成工程とコイル端子片をインサート形成するボビン形成工程を有し、コイル端子片形成工程においてボビン形成時にインサートされる複数のコイル端子片11が図2に示す如く形成される。
【0043】
即ち、フープ状の金属板を用いて複数のコイル端子片11とコイル端子片11を支持するフレーム部19とが一体形成され、コイルからげ部16とコイル端子部17の先端がフレーム部19に結合されてコイル端子片11が所定の位置に位置決めされる。
【0044】
また、ボビン形成工程では図3に示す如くコイル端子片形成工程において形成されたコイル端子片11が金型に供給され、絶縁性樹脂からなり一対のコイル端子片11が一方のフランジ部15にインサートされたボビン12が連続して成形される。
【0045】
なお、コイル端子片11は直角に折り曲げられた連結部18がフランジ部15に設けられた開口部20の両側にインサートされ、コイルからげ部16とコイル端子部17とがフランジ部15と平行に配置されてもボビン12の外形が大きくなることはない。
【0046】
このようにコイルが巻回されるボビンと、長方形状の頭頂部を具えボビンを貫通する円柱状の鉄心と、ボビンの下方に添設され鉄心に固着されるL字状の継鉄と、継鉄の下方に鉄心と平行に配設され一端が頭頂部に固着された可動接点ばねと、可動接点ばねによって揺動自在に保持され頭頂部の側面と継鉄の側面とに対向する接極子とを有する本発明の電磁継電器は、ボビンの長さを比較的自由に選択できるためコイル直径を大きくすることなく所定の吸引力が得られ、制御電力の増大が可能になると同時に専有面積の縮小が可能になる。
【0047】
また、ボビンが、一方のフランジ部にインサート成形された複数のコイル端子片を具え、コイル端子片が、フランジ部の上部に突出しコイルの端末が接続されるコイルからげ部と、フランジ部の下方に突出するコイル端子部とを具えている本発明の電磁継電器は、引き出されたコイルの両端末がコイルの近傍に位置するコイルからげ部に巻き付けられるため、従来の電磁継電器のようにコイルの両端末をボビンに沿って下方に延長する必要がなく、組立時の加熱や振動によって生じる線材の断線や、線材の位置が定まらず組立時に他の部材に接触する等によって生じる線材の断線を無くすことができる。
【0048】
更に、従来の電磁継電器のようにボビンにインサートされたコイルからげ部が捲線領域に突出していないため、捲線に先立ちコイルからげ部を捲線領域外に逃がし、捲線が完了後コイルからげ部を元の位置に戻すという作業が不要になる。
【0049】
その結果、駆動部の構成部品を始めとしてベースやブレーク側およびメーク側固定接点ばねは量産に適した構造を有し、駆動部の組立の自動化、ブレーク側およびメーク側固定接点ばねの圧入、駆動部の装着の自動化等が一層容易になる。
【0050】
即ち、制御電力の増大と専有面積の縮小が可能で部品の製造および組立が容易な電磁継電器を実現することができる。
【0051】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば制御電力の増大と専有面積の縮小が可能で部品の製造および組立が容易な電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる電磁継電器の主要部を示す分解斜視図である。
【図2】 コイル端子片の形成方法を示す斜視図である。
【図3】 ボビンの形成方法を示す斜視図である。
【図4】 従来の電磁継電器の構造を示す分解斜視図である。
【図5】 コイルからげ部へのコイル端末の接続を示す図である。
【符号の説明】
1 駆動部 7 接極子組立
11 コイル端子片 12 ボビン
13 コイル 14 掛止部
15 フランジ部 16 コイルからげ部
17 コイル端子部 18 連結部
19 フレーム部 20 開口部
21 切欠き 56 鉄心
57 継鉄 58 頭頂部
59 貫通孔 60、61 凹部
71 可動接点ばね 72 接極子
73 貫通孔 74 リード端子

Claims (2)

  1. 両端にフランジ部を具えコイルが巻回されたボビンと、角形の頭頂部を具え該ボビンを貫通する円柱状の鉄心と、該ボビンの下方に添設され該鉄心に固着されるL字状の継鉄と、該継鉄の下方に該鉄心と平行に配設され一端が該頭頂部に固着された可動接点ばねと、
    該可動接点ばねによって揺動自在に保持され該頭頂部の側面と該継鉄の側面とに対向する接極子とを有し、
    該ボビンは、一方のフランジ部にインサート成形された複数のコイル端子片を具え、
    該フランジ部はボビンの軸線方向に対し垂直な垂直面を有し、
    該コイル端子片は、該フランジ部の上部に突出し該コイルの端末が接続されるコイルからげ部と、該フランジ部の下方に突出するコイル端子部と、該コイルからげ部と該コイル端子部とを連結する連結部とを有し、該コイルからげ部と該コイル端子部と該連結部は、
    板厚方向の厚み寸法よりも板幅方向の幅寸法が大きい矩形断面を有する金属板を用いて一体形成され、
    該連結部の板幅方向の幅広面は、該コイルからげ部および該コイル端子部の板幅方向の 幅広面に対し直角に折り曲げられているとともに、該コイルからげ部と該コイル端子部との板幅方向の幅広面がフランジ部の垂直面と平行に配置されるように該フランジ部に設けられた開口部の両側にインサート成形され、
    該コイルからげ部は、コイルの端末がはんだ付けされ折り曲げられて捲線領域に突出し ないように全体が該フランジ部の切欠きに収納されることを特徴とする電磁継電器。
  2. 両端にフランジ部を具えコイルが巻回されたボビンと、角形の頭頂部を具え該ボビンを貫通する円柱状の鉄心と、該ボビンの下方に添設され、該鉄心に固着されるL字状の継鉄と、該継鉄の下方に該鉄心と平行に配設され一端が該頭頂部に固着された可動接点ばねと、該可動接点ばねによって揺動自在に保持され該頭頂部の側面と該継鉄の側面とに対向する接極子と、該フランジ部の一方の、上部に突出し該コイルの端末が接続されるコイルからげ部と下方に突出するコイル端子部と、該コイルからげ部と該コイル端子部とを連結する連結部とからなる複数のコイル端子片とを有する電磁継電器の製造方法において、
    コイル端子片形成工程とボビン形成工程とを有し、
    該コイル端子片形成工程では、板厚方向の厚み寸法よりも板幅方向の幅寸法が大きい矩 形断面を有する複数のコイル端子片を、該コイルからげ部およびコイル端子部の板幅方 の幅広面に対して板幅方向の幅広面が直角に折り曲げられた連結部を介して連結された該コイルからげ部の先端と該コイル端子部の先端とがフレーム部に結合されて所定の位置に位置決めされるようにフープ状の金属板を用いて一体に形成し、
    該ボビン形成工程では、該連結部を、該コイルからげ部とコイル端子部との板幅方向の 幅広面がフランジ部のボビンの軸線方向に対し垂直な垂直面と平行に配置されるように該フランジ部に設けられた開口部の両端にインサート成形され、
    該コイルからげ部は、コイルの端末がはんだ付けされ折り曲げられて捲線領域に突出し ないように全体が該フランジの切欠きに収納されることを特徴とする電磁継電器の製造方法。
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