JPH0547450Y2 - - Google Patents

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JPH0547450Y2
JPH0547450Y2 JP11176389U JP11176389U JPH0547450Y2 JP H0547450 Y2 JPH0547450 Y2 JP H0547450Y2 JP 11176389 U JP11176389 U JP 11176389U JP 11176389 U JP11176389 U JP 11176389U JP H0547450 Y2 JPH0547450 Y2 JP H0547450Y2
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yoke
head
thin
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plunger
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JP11176389U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばカメラの絞り制御やシヤツタ
ー制御、オーデイオ機器、ビデオデツキにおける
テープ回転方向制御やスタート、ストツプ制御、
あるいは家庭電化製品その他の電源を要する機器
に用いられ、ボビンにヨークの一部を挿通した構
造を有する小型プランジヤにおけるヨークの形状
に関する。
(従来の技術) 第6図および第7図はそれぞれ特開昭63−
173306号に開示された従来の小型プランジヤを示
す平面図およびそのヨークの斜視図であり、1は
取付け孔2を頭部1aに穿設した二又状のヨー
ク、3はヨーク1内に取付けた永久磁石、4は永
久磁石3による磁気吸着力により吸着させる磁性
材でなる可動片、5は巻線6を巻装したボビンで
あり、巻線6に永久磁石3による磁界と反対方向
の磁界を発生させることにより、ヨーク1の先端
に吸着された可動片4をばね7の力により離すも
のである。
前記ヨーク1の頭部1aはプレスによつて薄形
に形成することにより、磁気抵抗を大とし、永久
磁石3による磁束の多くが吸着される可動片4側
の吸着力として作用すると共に、ヨークの左右の
足1b,1bが頭部1aにおいて一体化される。
この構造は、分割化したヨークを台座の溶接によ
り一体化する場合に比較し、部品点数が減少する
という利点がある。
(考案が解決すべき課題) しかしこの従来のヨーク構造によると、頭部1
aを平板状にプレスして薄形化し、その薄形化し
た部分に取付け孔2を設けているので、頭部1a
から永久磁石3装着部分の長さlが長くなり、プ
ランジヤの全長が長くなるという問題点がある。
また、頭部1aを均一の厚さにプレスするために
高い成形圧を要し、大型の成形機を要するという
問題点がある。
本考案は、上述のような問題点を解決し、ヨー
クの長さを短くし、かつ小型の成形機により容易
に薄形部を形成できる小型プランジヤのヨークを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、U字形に
構成されるヨークの足部を、樹脂製ボビンの一対
の筒部に挿入してなる小型プランジヤにおいて、
ヨークの頭部の中央に周囲が弧状をなす薄肉部を
形成し、該頭部の両側の厚肉部に取付け孔を形成
したことを特徴とする。
(作用) 本考案においては、頭部を薄肉に形成すること
により磁気抵抗が増大し、可動片吸着時において
は、永久磁石からの磁束の多くが可動片の吸着力
として作用する。また、薄肉部の周囲が弧状をな
すように形成することにより、成形時において、
中心に円状の孔を穿設した後プレスによつて円形
凹状の薄肉部を形成し、その後打抜きによつてヨ
ークの全体形状を形成するという手順により、薄
肉部ないしはその周囲の部分の肉厚が均一に形成
される。
(実施例) 第1図は本考案によるヨークの一実施例を備え
たプランジヤを示す平面図、第2図はその側面
図、第3図は該実施例のヨークの斜視図である。
8は本考案によるヨーク、9は樹脂製ボビン、1
0はボビン9の対をなす筒部9aに巻かれた可動
片11引き離し磁界発生用巻線、12a,12b
はそれぞれ巻線10の端部を接続する垂直あるい
は水平端子で、ボビン9の一方の鍔9bに植設さ
れており、適用部品に応じて垂直端子12aある
いは水平端子12bに巻線10の端部が固定され
る。ヨーク8の左右の足部8bは頭部8aにおい
て一体化されてU字形をなし、頭部8aの二又部
分に永久磁石17が磁気吸引力を利用して装着
(嵌着あるいは接着等によつても良い)され、一
対の足部8bがボビン9の左右の筒部9aに挿入
される。頭部8aには、外縁側が広げられ、周囲
aが弧状をなす略半円形の薄肉部13が形成さ
れ、頭部8aの両側の厚肉部に取付け孔14が穿
設されている。
このヨーク8は、第4図に示す工程により製造
される。まずAに示すように、帯状の磁性板8A
に円孔15を穿設した後、Bに示すように、円孔
15を中心とする円形の凹部16をプレス成形に
より形成する。このとき、円孔15は、その周囲
からプレスによつて延出する部分によつて埋まる
ので、凹部16およびその周囲共、歪のない均一
な肉厚に形成される。続いてCに示すように、薄
肉に形成された凹部16の約半分を残し、取付け
孔14を含め、ヨークの全形状が形成されるよう
に打ち抜く。
この構造によれば、薄肉部13がほぼ半円形を
なし、その両側の厚肉部に取付け孔14が形成し
たので、第6図、第7図に示した従来構造のよう
に、薄肉部が長方形に形成される場合に比較し、
第2図に示すように、頭部8aの端部よりボビン
9に到る部分の長さLを短くすることができる。
本実施例においては、ヨーク8の薄肉部13を
ヨーク8の一端より永久磁石装着部bにわたつて
形成した例を示したが、第5図に示すように、薄
肉部13と永久磁石装着部bとの間が狭い隔壁c
によつて隔てられた構造としてもよい。第5図の
構造によれば、前記隔壁cの存在により頭部8a
の磁気抵抗が減少するが、折り曲げに対する強度
が大きくなるという利点が生じる。
(考案の効果) 本考案によれば、2本の足部を、薄肉部を有す
る頭部において一体に結合したヨークの構造を有
することにより、台座が不要で部品点数の少いプ
ランジヤが実現されることは勿論のこと、薄肉部
の周囲が弧状をなすように形成し、かつヨーク頭
部の両側の厚肉部に取付け孔を設けたので、頭部
の短いヨークが形成され、プランジヤの小形化に
寄与する。
また、本考案のヨークは、材料板の円孔穿設と
円形凹部のプレス成形による薄肉部形成により、
均一で歪のない薄肉部ないしはその周囲の部分の
形成が行なえ、かつ成形圧の低い小型の成形機に
よる成形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるヨークの一実施例を装備
したプランジヤを示す平面図、第2図は該実施例
の側面図、第3図は該実施例のヨークの斜視図、
第4図は該実施例のヨークの斜視図、第4図A〜
Cは該実施例のヨークの製造工程を示す平面図、
第5図は本考案によるヨークの他の実施例を示す
斜視図、第6図は従来のプランジヤを示す平面
図、第7図は従来のヨークを示す斜視図である。 8……ヨーク、8a……頭部、8b……足部、
9……ボビン、9a……筒部、10……巻線、1
1……可動片、12a,12b……端子、13…
…薄肉部、14……取付け孔、15……円孔、1
6……円形凹部、17……永久磁石、a……薄肉
部の周囲、b……永久磁石装着部、c……隔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. U字形に構成されるヨークの足部を、樹脂製ボ
    ビンの一対の筒部に挿入してなる小型プランジヤ
    において、ヨークの頭部の中央に周囲が弧状をな
    す薄肉部を形成し、該頭部の両側の厚肉部に取付
    け孔を形成したことを特徴とする小型プランジヤ
    のヨーク。
JP11176389U 1989-09-25 1989-09-25 Expired - Lifetime JPH0547450Y2 (ja)

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JP11176389U JPH0547450Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25

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JP11176389U JPH0547450Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25

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JPH0350304U JPH0350304U (ja) 1991-05-16
JPH0547450Y2 true JPH0547450Y2 (ja) 1993-12-14

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JP11176389U Expired - Lifetime JPH0547450Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25

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DK1796849T3 (da) * 2004-08-09 2010-10-25 Sulzer Mixpac Ag Dispenserindretning med en dispenserenhed og en flerkomponentsprøjte

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JPH0350304U (ja) 1991-05-16

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