JPH039289Y2 - - Google Patents

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JPH039289Y2
JPH039289Y2 JP7124485U JP7124485U JPH039289Y2 JP H039289 Y2 JPH039289 Y2 JP H039289Y2 JP 7124485 U JP7124485 U JP 7124485U JP 7124485 U JP7124485 U JP 7124485U JP H039289 Y2 JPH039289 Y2 JP H039289Y2
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JP
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coil
lead wire
protrusion
flanges
bobbin
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JP7124485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はソレノイド用コイルボビンに関する。
(ロ) 従来技術 従来、一般的なボンネツト形のソレノイドで
は、第4図で示されるようにコイルの巻線とリー
ド線とのはんだ付部aはコイルbの腹部cにあつ
たので、このはんだ付部aとその絶縁部分のふく
らみでボンネツトdを大きくしなければならない
という欠点があつた。
また、最近はソレノイドの小形化の要求に答え
るために、第5図に示されるようにコイルの巻線
端末eとリード線fとの接続部をボビンgのフラ
ンジhの外側に置く構造が用いられている。この
構造では、リード線が引つ張られたときの抜け止
めのため又は後述するモールドする場合にはんだ
付部分が動かないようにするため、フランジhの
外側の部分にピンjを打込み、このピンを介して
コイル巻線端末eとリード線fとのはんだ付けを
行い、その後絶縁のために別部品の蓋kを取り付
けるか又はコイル全体を樹脂でモールドする構造
(図示せず)がとられている。この二つの構造の
うち前者すなわち樹脂でモールドしないで蓋kを
取り付ける構造では、組立工数が増加し、またリ
ード線が引つ張られたときこれが抜けて接続部が
断線するおそれがいまだ残り、後者すなわちコイ
ル全体を樹脂でモールドする構造では、高価なモ
ールド用金型を必要とする欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題は、ボンネツト
形ソレノイドで外形が小さく、かつコイル巻線端
末とリード線との接続が確実で引つ張りに強く、
しかも安価なソレノイドを得るようなコイルボビ
ンを提供することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案のコイルボビンは、両端にフランジが形
成されかつ該フランジ間でコイルが巻線される筒
状ボビンにおいて、少なくとも一方のフランジの
外面にほぼ環状の凹部を形成しかつ外周面にリー
ド線挿通用の穴が空けられた突起を形成し、該突
起とほぼ反対の位置にコイル巻線引出用の切欠き
を形成し、該突起と該切欠きのほぼ中間において
該凹部内に隔壁を設け、該隔壁に該リード線の外
径よりやや小さい溝を形成して構成されている。
(ホ) 作用 上記構成において、リード線を通してコイル巻
線に通電すると、コイルが励磁されボビンの軸心
に挿通されているプランジヤが軸心方向に移動し
て、ソレノイドとしての機能を発揮する。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図ないし第3図において、1は本考案によ
るコイルボビンであつて、上下2個のフランジ2
及び3とこれらとそれぞれ直角をなすように一体
的に成形された軸管4とから構成されている。
一方のフランジ(第1図ないし第3図では上の
フランジ)2の外面(第1図で上面)にほぼ環状
の溝すなわち凹部20が成形され、このフランジ
2の外周面には1箇所に突起21が形成されてい
る。この突起にはリード線挿通用穴22a,22
bが貫通して形成されている。
ボビンの軸に対してこの突起21の反対の位置
にフランジ2の底部23を貫通してコイル巻線引
出用の切欠き24が形成されている。更に、フラ
ンジ2の凹部20内には突起21と切欠き24の
ほぼ中間位置に隔壁25a,25bが形成され、
これらの隔壁にリード線5a,5bの外径よりや
や小さい幅の溝26a,26bが形成されてい
る。
上記構成のコイルボビン1において、第2図に
示されるように、リード線5a,5bを突起21
の穴22a,22bに挿通し、これらと切欠き2
4から引き出したコイル6の巻線の端末61a,
61bとをはんだ付けして結合し、次にリード線
5a,5bを隔壁の溝26a,26bに挟んで固
定する。次に第3図に示されるようにフランジ2
の凹部20のすきま全体に樹脂7を流し込んで巻
線端末61a,61bとリード線5a,5bとの
接続部を絶縁しかつ固定する。
(ト) 効果 本考案によるコイルボビンは、はんだ付用のピ
ンをフランジに打込む必要がなく、コイル全体を
樹脂でモールドすることなくコイル巻線端末とリ
ード線とのはんだ付部だけをモールドするため、
安価で接続部が確実に絶縁固定されかつ外形が小
さなソレノイドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコイルボビンの斜視図、
第2図はこのコイルボビンを使用したソレノイド
のモールド前の斜視図、第3図は同じくモールド
後の斜視図、第4図は従来技術によるコイルボビ
ンを使用したソレノイドの一部の説明図、第5図
は同じく別のコイルボビンを使用したソレノイド
の斜視図である。 1:コイルボビン、2:フランジ、21:突
起、22a,22b:リード線挿通穴、24:切
欠き、25a,25b:隔壁、26a,26b:
溝、3:フランジ、4:軸管、5a,5b:リー
ド線、6:コイル、61a,61b:コイル巻線
端末、7:樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端にフランジが形成されかつ該フランジ間で
    コイルが巻線される筒状ボビンにおいて、少なく
    とも一方のフランジの外面にほぼ環状の凹部を形
    成しかつ外周面にリード線挿通用の穴が空けられ
    た突起を形成し、該突起とほぼ反対の位置にコイ
    ル巻線引出用の切欠きを形成し、該突起と該切欠
    きのほぼ中間において該凹部内に隔壁を設け、該
    隔壁に該リード線の外径よりやや小さい溝を形成
    したことを特徴とするコイルボビン。
JP7124485U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH039289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7124485U JPH039289Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7124485U JPH039289Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS61186211U JPS61186211U (ja) 1986-11-20
JPH039289Y2 true JPH039289Y2 (ja) 1991-03-08

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JP7124485U Expired JPH039289Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61186211U (ja) 1986-11-20

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