JPH1165542A - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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JPH1165542A
JPH1165542A JP9246140A JP24614097A JPH1165542A JP H1165542 A JPH1165542 A JP H1165542A JP 9246140 A JP9246140 A JP 9246140A JP 24614097 A JP24614097 A JP 24614097A JP H1165542 A JPH1165542 A JP H1165542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力画像信号の同期信号の周期よりも出力画像
信号の同期信号の周期が短い場合に発生するアドレスの
追い越しを防止する。 【解決手段】 出力画像信号の基準垂直同期信号R−V
S2の周期が入力画像信号の垂直同期信号VSYNC1
の周期とほぼ等しいか、または短いときには、垂直同期
信号VSYNC1と同じ周期を有し、かつ、出力画像信
号の基準水平同期信号R−HS2に同期した同期化垂直
同期信号LK−VS2を生成し、この同期化垂直同期信
号LK−VS2に基づいて生成された読出制御信号によ
って画像メモリから出力画像信号を読み出す。また、垂
直同期信号VSYNC1の周期よりも基準垂直同期信号
R−VS2の周期の方が長いときには、基準垂直同期信
号R−VS2に基づいて読出制御信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力画像信号の
同期信号とは異なった同期信号を有する出力画像信号を
出力する画像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に代表される平面表示装置
やパソコン用モニタ等に通常のビデオ信号(画像信号)
を表示する場合には、一般に、画像信号の同期信号に同
期した書込クロックに従って画像信号を画像メモリに書
き込み、表示する装置の仕様に対応した同期信号に同期
した読出クロックに従って画像メモリに書き込まれた画
像信号を読み出して、表示用の画像信号としいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5は、従来の画像信
号処理装置における問題点を示す説明図である。画像の
書き込み時には、図5(a)に示す入力画像信号の垂直
同期信号の周期で、図5(c)の実線で示すように画像
メモリの書込アドレスが制御され、この結果、図5
(d)に示すように1垂直同期信号周期に対応した画像
データが画像メモリに書き込まれる。一方、画像の読み
出し時には、図5(b)に示す出力画像信号の垂直同期
信号の周期で、図5(c)の破線で示すように画像メモ
リの読出アドレスが制御され、この結果、図5(e)に
示すように1垂直同期信号周期に対応した画像データが
画像メモリから読み出される。
【0004】ここで、図5(a)に示すように、入力画
像信号の垂直同期信号の周期TIよりも出力画像信号の
垂直同期信号の周期TOが短い場合には、図5(c)に
示されているように、書込アドレスの制御周期よりも読
出アドレスの制御周期のほうが短い。このため、図5
(c)のタイミングTJ1以降、および、TJ2以降に
おいて、アドレスの追い越し状態が発生する。ここで、
「アドレスの追い越し状態」とは、1画面分の画像信号
の出力の途中で、読出アドレスの値が書き込みアドレス
の値を追い越してしまう状態を言う。図5(c)のタイ
ミングTJ1,TJ2は、読出アドレスの値が書込アド
レスの値を追い越す時点をそれぞれ示している。このよ
うなアドレスの追い越し状態が発生すると、1画面分の
出力の途中で、1つ手前の画像信号に入れ替わってしま
うように見える。具体的には、図5(e)に示すよう
に、タイミングTJ1、TJ2において、現在表示すべ
き画像データ(4D、6D)から既に表示された旧画像
データ(3D、5D)切り替わり、画像には、現在表示
すべき画像と旧画像との境が横線として見えてしまうよ
うな画像の乱れが発生してしまう。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、入力画像信号の
同期信号の周期よりも出力画像信号の同期信号の周期が
短い場合に発生するアドレスの追い越しを防止する技術
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題を解決するため、本発明の画像信号処理装置
は、入力された画像信号の同期信号に基づいて生成され
た書込制御信号によって該入力画像信号を画像メモリに
書き込み、書き込まれた画像信号を前記入力画像信号の
同期信号とは異なる同期信号に基づいて生成された読出
制御信号によって前記画像メモリから読み出して表示用
の画像信号を出力する画像信号処理装置において、前記
入力画像信号の垂直同期信号の第1の周期よりも前記出
力画像信号の固有の垂直同期信号の第2の周期の方が短
いときに、前記第1の周期とほぼ等しい周期を有し、か
つ、前記出力画像信号の水平同期信号に同期した同期化
垂直同期信号を生成する同期化垂直同期信号生成手段
と、前記同期化垂直同期信号に基づいて読出制御信号を
生成するとともに、前記読出制御信号を前記画像メモリ
に供給して前記出力画像信号を読み出す読出制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、1垂直同期信号周期分
(1画面分)の画像信号は、入力画像信号の垂直同期信
号周期にほぼ等しい周期で、画像メモリから読み出され
るので、アドレスの追い越しが発生することはない。し
たがって、入力画像信号の同期信号の周期よりも出力画
像信号の同期信号の周期が短い場合に、簡単にアドレス
の追い越しを防止することができる。
【0008】上記画像信号処理装置において、さらに、
前記第1の周期よりも前記第2の周期の方が短いときに
は前記同期化垂直同期信号を選択し、前記第1の周期よ
りも前記第2の周期の方が長いときには前記出力画像信
号の固有の垂直同期信号を選択する選択手段を備えるこ
とが好ましい。
【0009】このようにすれば、選択された信号に基づ
いて生成された読出制御信号に対応して画像メモリから
画像信号を読み出すことができるので、アドレスの追い
越しが発生することはない。したがって、入力画像信号
の同期信号と出力画像信号の同期信号との関係にかかわ
らず、簡単にアドレスの追い越しを防止することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】
A.画像信号処理装置の全体構成:次に、本発明の実施
の形態を実施例に基づき説明する。図1は、この発明の
実施例としての画像信号処理装置の全体構成を示すブロ
ック図である。この画像信号処理装置は、同期分離回路
20と、A−D変換器22と、画像メモリ24と、書込
クロック生成回路26と、書込制御回路28と、基準同
期信号生成回路30と、読出同期信号制御回路32と、
読出制御回路34と、表示調整回路36と、液晶ディス
プレイ駆動回路38と、液晶ディスプレイパネル40
と、処理条件設定レジスタ42と、CPU44とを備え
るコンピュータシステムである。
【0011】この画像信号処理装置の全体は、液晶プロ
ジェクタ内に設けられており、液晶ディスプレイパネル
40に表示する画像を処理するための装置である。液晶
ディスプレイパネル40に表示された画像は、図示しな
い光学系を用いて投写スクリーン上に投写される。
【0012】処理条件設定レジスタ42は、本画像信号
処理装置における処理の条件を記憶するレジスタであ
る。これらの条件は、バスを介してCPU44によって
設定される。図1において、「*」が付されているブロ
ックは、処理条件設定レジスタ42にそれぞれ接続され
ており、処理条件設定レジスタ42に設定された条件に
従って、それぞれの処理を実行する。
【0013】同期分離回路20は、入力されたアナログ
画像信号AV1から垂直同期信号VSYNC1と水平同
期信号HSYNC1を分離し、また、コンポーネント画
像信号(同期信号を含まない画像信号)を出力する。ア
ナログ画像信号AV1としては、例えばパーソナルコン
ピュータから出力されたコンピュータ画面を表す画像信
号や、ビデオレコーダやテレビから出力された動画画像
信号等が供給される。なお、予め同期信号が分離された
画像信号が入力されるような場合には、同期分離回路2
0は省略可能である。また、同期分離回路20の全段に
複数の画像信号から1つの画像信号を選択するビデオセ
レクタを備えるようにしても良い。
【0014】同期分離回路20から出力されたコンポー
ネント画像信号は、A−D変換器22によってデジタル
画像信号に変換される。A−D変換器22は、画像信号
の周波数を有するサンプリングクロックDCLK1に従
ってアナログ信号をデジタル信号に変換する。
【0015】書込クロック生成回路26は、同期分離回
路20から供給される水平同期信号HSYNC1に従っ
てドットクロック信号DCLK1を生成する。書込クロ
ック生成回路26は、図示しないPLL回路を有してい
る。このPLL回路における分周比は、処理条件設定レ
ジスタ42から与えられる。
【0016】書込制御回路28は、処理条件設定レジス
タ42から与えられる書込制御条件に基づいて、ドット
クロック信号DCLK1と、同期信号VSYNC1,H
SYNC1とに同期して、A−D変換器22から出力さ
れたデジタル画像信号を画像メモリ24に書き込むため
のメモリアドレスや書込制御信号を生成する。A−D変
換器22によって変換されたデジタル画像信号は、書込
制御回路28から出力された制御信号に従って画像メモ
リ24に記憶される。
【0017】基準同期信号生成回路30は、液晶ディス
プレイパネル40の表示制御に適した周波数を有する基
準垂直同期信号R−VS2、基準水平同期信号R−HS
2および基準クロック信号R−CLKを生成する。な
お、これらの信号は、同期信号VSYNC1,HSYN
C1およびドットクロック信号DCLK1とは非同期で
ある。読出同期信号制御回路32は、基準同期信号生成
回路30から出力された基準同期信号R−VS2,R−
HS2および基準クロック信号R−CLK2から、画像
の表示制御に実際に用いられる同期信号VSYNC2,
HSYNC2およびドットクロック信号DCLK2を生
成する。読出同期信号制御回路32の詳細は後述する。
【0018】読出制御回路34は、処理条件設定レジス
タ42から与えられる読出制御条件に基づいて、同期信
号VSYNC2,HSYNC2およびドットクロック信
号DCLK2に同期して、画像メモリに記憶されたデジ
タル画像信号を読み出すためのメモリアドレスや読出制
御信号を生成する。画像メモリ24に記憶されたデジタ
ル画像信号は、読出制御回路34から出力された制御信
号に従って読み出され、表示調整回路36に入力され
る。
【0019】表示調整回路36は、画像メモリ24から
読み出されたデジタル画像信号に拡大/縮小等の処理を
施したり表示サイズを調整したり、表示画面中の表示位
置を調整したりして、調整後のデジタル画像信号を出力
する。
【0020】表示調整回路36から出力されたデジタル
画像信号は、液晶ディスプレイ駆動回路38に供給され
る。液晶ディスプレイ駆動回路38は、このデジタル画
像信号を、表示用の同期信号VSYNC2,HSYNC
2およびドットクロック信号DCLK2に応じて、液晶
ディスプレイパネル40に画像を表示する。
【0021】B.読出同期信号制御回路の構成と動作:
図2は、読出同期信号制御回路32の構成の一例を示す
概略ブロック図である。読出同期信号制御回路32は、
フリップフロップ回路(FF回路)50と、n段のシフ
トレジスタ回路(SF回路)52と、NOT回路54
と、NAND回路56と、セレクタ回路58とを備えて
いる。
【0022】図3は、読出同期信号制御回路32の動作
を示すタイミングチャートである。読出同期信号制御回
路32は、入力画像信号の垂直同期信号VSYNC1の
周期TI(図3(a))よりも出力画像信号の固有の垂
直同期信号(基準垂直同期信号)R−VS2の周期TO
(図3(b))の方が短いときに、垂直同期信号VSY
NC1と同じ周期TIを有する同期化垂直同期信号LK
−VS2(図3(c))を生成する機能を有している。
なお、図3(d)〜(j)は、図3(a)〜(c)の左
端付近にある破線の区間の動作を拡大して詳細に説明し
たものである。
【0023】図2に示すように、FF回路50のデータ
入力端子(D)には、入力画像信号AV1から同期分離
回路20(図1)によって分離された垂直同期信号VS
YNC1が入力され、クロック端子(CK)には、液晶
ディスプレイパネル40(図1)の表示周波数に対応し
た基準水平同期信号R−HS2が入力されている。FF
回路50は、図3(f)に示した垂直同期信号VSYN
C1を図3(e)に示した基準水平同期信号R−HS2
の立ち下がりエッジでラッチして、図3(g)に示すよ
うに基準水平同期信号R−HS2に同期したラッチ信号
S−VS1を出力端子(Q)から出力する。
【0024】SF回路52には、ラッチ信号S−VS1
がデータ入力端子(DI)に、基準水平同期信号R−H
S2がクロック端子(CK)に、シフト量設定データS
FDが設定入力端子(SETD)に入力されている。な
お、シフト量設定データSFDは、処理条件設定レジス
タ42(図1)から供給される。このシフト量は、垂直
同期信号VSYNC2(LK−VS2)のブランキング
期間を設定するためのパラメータであり、垂直同期信号
VSYNC2のブランキング期間が垂直同期信号VSY
NC1のブランキング期間終了のタイミングよりも遅く
終了することのないように決定されるものである。本実
施例では、シフト量として3が設定されていることとす
る。SF回路52は、図3(g)に示したラッチ信号S
−VS1を、基準水平同期信号R−HS2の3周期分遅
延させたシフト信号S−VS1N(図3(i))を生成
して、出力端子(DO)から出力する。
【0025】NAND回路56には、ラッチ信号S−V
S1をNOT回路54で反転させたラッチ信号S−VS
1#と、シフト信号S−VS1Nとが入力されている。
NAND回路56は、図3(j)に示す同期化垂直同期
信号LK−VS2を生成する。この同期化垂直同期信号
LK−VS2は、ラッチ信号S−VS1#の立ち上がり
エッジで立ち下がり、シフト信号S−VS1Nの立ち下
がりエッジで立ち上がる信号である。この同期化垂直同
期信号LK−VS2は、次のような特徴を有している。
第1に、基準水平同期信号R−HS2(図3(e))に
同期したエッジを有している。第2に、入力画像信号の
垂直同期信号VSYNC1(図3(f))とほぼ同じ周
期を有している(図3(c))。換言すれば、同期化垂
直同期信号LK−VS2は、入力画像信号の垂直同期信
号VSYNC1の周期とほぼ等しい周期を有し、かつ、
出力画像信号の固有の水平同期信号R−HS2に同期し
た信号である。
【0026】セレクタ回路58には、基準垂直同期信号
R−VS2と、同期化垂直同期信号LK−VS2とが入
力されている。セレクタ回路58は、図3(b)に示し
た基準垂直同期信号R−VS2の周期TOが図3(a)
に示した入力画像信号AV1の垂直同期信号VSYNC
1の周期TIに等しいか、または短い場合には、選択信
号VSELに応じて同期化垂直同期信号LK−VS2が
選択され、垂直同期信号VSYNC2として出力する。
一方、基準垂直同期信号R−VS2の周期TOが垂直同
期信号VSYNC1の周期TIよりも長い場合には、基
準垂直同期信号R−VS2が選択されて垂直同期信号V
SYNC2として出力される。なお、選択信号VSEL
は、処理条件設定レジスタ42(図1)から供給され
る。基準水平同期信号R−HS2や基準クロック信号R
−CLKは、そのまま水平同期信号HSYNC2やドッ
トクロック信号DCLK2として出力される。
【0027】垂直同期信号VSYNC2、水平同期信号
画像HSYNC2およびドットクロック信号DCLK2
は、読出制御回路34や液晶ディスプレイ駆動回路38
(図1)に供給されて、メモリ24(図1)からの読出
や液晶ディスプレイ40への表示を制御するために用い
られる。
【0028】上述の読出同期信号制御回路32を用いる
ことによって、以下に説明するような効果が得られる。
図4は、画像メモリ24に書き込まれる画像信号(書込
データ)と、画像メモリ24から読み出される画像信号
(読出データ)との関係を示す説明図である。上述した
ように、図4(a)に示した基準垂直同期信号R−VS
2の周期TOが、図4(b)に示した垂直同期信号VS
YNC1の周期TIよりも短い場合には、図4(c)に
示したVSYNC2として同期化垂直同期信号LK−V
S2が用いられる。図4(d)に実線で示すように、垂
直同期信号VSYNC1の1周期分の区間TW1,TW
2,TW3…毎に書込アドレスが順に出力される。この
書込アドレスは、各周期毎に繰り返し出力される。そし
て、図4(e)に示すように、1画面分の画像信号1
D,2D,3D…が垂直同期信号VSYNC1の1周期
分の区間TW1,TW2,TW3,…毎に画像メモリ2
4(図1)に書き込まれる。また、図4(d)に破線で
示すように、垂直同期信号VSYNC2の1周期分の区
間TR1,TR2,TR3,…毎に読出アドレスが順に
出力される。この読出アドレスも、各周期毎に繰り返し
出力される。そして、図4(f)に示すように、1画面
分の画像信号1D,2D,3D…が垂直同期信号VSY
NC2の1周期分の区間TR1,TR2,TR3,…毎
に画像メモリ24(図1)から読み出される。なお、書
込周期TW1と読出周期TR1とは、ほぼ同位相で変化
し、読出周期TR1で読み出される読出データは、一つ
前の書込周期TW0で書き込まれた書込データである。
【0029】このとき、画像メモリ24(図1)から読
出データを読み出すためのドットクロック信号DCLK
2は、上述したように基準クロック信号R−CLKのま
まであるため(図2)、読出アドレスの変化の期間は、
図4(d)に示すように、基準垂直同期信号R−VS2
の周期に等しく、読出データは図4(e)に示すように
基準垂直同期信号R−VS2の周期に等しい期間中に読
み出される。しかし、読出周期TR1の間に基準垂直同
期信号R−VS2の周期に等しい期間で読出データ1D
が読み出されても、次の読出周期TR2が開始するまで
は、読出アドレスは変化せず、読出制御回路34(図
1)から出力される制御信号も発生しないため、次の読
出データ2Dが読み出されることはない。したがって、
読出データの読出周期は書込データの書込周期にほぼ等
しく、また、読み出しは書き込みよりもほぼ1周期遅れ
て実行されるので、発明が解決しようとする課題で説明
したようなアドレスの追い越しによる画像の乱れを防止
することができる。なお、読出データ1Dが読み出され
た後から次の読出データ2Dの読み出しが開始されるま
での期間は、液晶ディスプレイパネル40に何ら画像信
号が供給されない状態となるが、通常この期間は、液晶
ディスプレイパネル40に供給されるマスク信号によっ
てマスクされるので、この期間は何ら画像に影響を及ぼ
すものではない。
【0030】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0031】(1)上記実施例において、図2に示した
読出制御回路は一例であり、要するに、入力画像信号の
垂直同期信号VSYNC1とほぼ同じ周期を有し、か
つ、表示装置の表示周波数に対応した水平同期信号HS
YNC2(R−HS2)で同期化した垂直同期信号を生
成するような種々の回路構成を採用することができる。
こうすれば、簡単に入力画像信号の同期信号の周期より
も出力画像信号の固有の同期信号の周期の方が短い場合
に、簡単にアドレスの追い越しを防止することができ
る。
【0032】(2)上記実施例では、画像メモリの書込
/読出制御信号として書込/読出アドレスや書込/読出
制御信号を出力するようなランダムアクセス型のメモリ
を使用する場合を例に説明しているが、シリアルアクセ
ス型のメモリを使用するようにしてもよい。この場合に
は、書込/読出制御回路からは書込/読出アドレスを出
力する必要はない。
【0033】(3)上記実施例では、液晶ディスプレイ
パネルを用いた画像信号処理装置を例に説明している
が、本発明は、要するに、入力された画像信号の同期信
号に基づいて生成された書込制御信号によって入力画像
信号を画像メモリに書き込み、書き込まれた画像信号を
入力画像信号の同期信号とは異なる同期信号に基づいて
生成された読出制御信号によって前記画像メモリから読
み出して表示用の画像信号を出力するような任意の画像
信号処理装置に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例としての画像信号処理装置の
全体構成を示すブロック図。
【図2】読出同期信号制御回路32の構成の一例を示す
概略ブロック図。
【図3】読出同期信号制御回路32の動作を示すタイミ
ングチャート。
【図4】画像メモリ24に書き込まれる画像信号(書込
データ)と、画像メモリ24から読み出される画像信号
(読出データ)との関係を示す説明図。
【図5】従来の画像信号処理装置における問題点を示す
説明図。
【符号の説明】
20…同期分離回路 22…A−D変換器 24…画像メモリ 26…書込クロック生成回路 28…書込制御回路 30…基準同期信号生成回路 32…読出同期信号制御回路 34…読出制御回路 36…表示調整回路 38…液晶ディスプレイ駆動回路 40…液晶ディスプレイパネル 42…処理条件設定レジスタ 44…CPU 50…FF回路 52…SF回路 54…NOT回路 56…NAND回路 58…セレクタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/05 H04N 5/05 5/66 102 5/66 102B 7/01 7/01 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号の同期信号に基づい
    て生成された書込制御信号によって該入力画像信号を画
    像メモリに書き込み、書き込まれた画像信号を前記入力
    画像信号の同期信号とは異なる同期信号に基づいて生成
    された読出制御信号によって前記画像メモリから読み出
    して表示用の画像信号を出力する画像信号処理装置にお
    いて、 前記入力画像信号の垂直同期信号の第1の周期よりも前
    記出力画像信号の固有の垂直同期信号の第2の周期の方
    が短いときに、前記第1の周期とほぼ等しい周期を有
    し、かつ、前記出力画像信号の水平同期信号に同期した
    同期化垂直同期信号を生成する同期化垂直同期信号生成
    手段と、 前記同期化垂直同期信号に基づいて読出制御信号を生成
    するとともに、前記読出制御信号を前記画像メモリに供
    給して前記出力画像信号を読み出す読出制御手段と、を
    備えることを特徴とする画像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像信号処理装置であっ
    て、さらに、 前記第1の周期よりも前記第2の周期の方が短いときに
    は前記同期化垂直同期信号を選択し、前記第1の周期よ
    りも前記第2の周期の方が長いときには前記出力画像信
    号の固有の垂直同期信号を選択する選択手段を備える画
    像信号処理装置。
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