JPH1160140A - コンテナ多段積用スプレッダ - Google Patents

コンテナ多段積用スプレッダ

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JPH1160140A
JPH1160140A JP9228750A JP22875097A JPH1160140A JP H1160140 A JPH1160140 A JP H1160140A JP 9228750 A JP9228750 A JP 9228750A JP 22875097 A JP22875097 A JP 22875097A JP H1160140 A JPH1160140 A JP H1160140A
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浩 塩田
Masaki Nishioka
正樹 西岡
Kanji Obata
寛治 小幡
Takeshi Murakami
健 村上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンテナ下端検出が正確で、コーナフリッパ
のコンテナ下隅金具への高さ合わせ制御が容易に正確に
でき、スプレッダとフリッパビーム間の油圧ホース・電
気ケーブル接続ラインの損傷を防止すること。 【解決手段】 スプレッダ1のエンドビーム5端面沿い
に昇降移動可能にコーナフリッパ8を有するフリッパビ
ーム7を設け、エンドビーム双胴ドラムからの左右2本
のワイヤ14,14をエンドビーム両端縁沿いに垂直下
方へ導き各ワイヤの端をフリッパビーム及びコーナフリ
ッパの断面重心を跨ぐ位置に繋着する。コーナフリッパ
の垂直側面部にスプレッダ又はコンテナ50の下隅金具
50bの側面開口にロックピン9aを有する着脱手段9
を設け、双胴ドラムと連動させてフリッパビームの上下
移動量検出用のロータリエンコーダ23を設け、フリッ
パビーム上にコンテナの各下隅部を水平面内で斜めに透
過するコンテナ下端を検出するセンサ26を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ多段積用
スプレッダに関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナヤード等で使用されるコンテナ
多段積用スプレッダの概要を図10〜図12に示す(特
開平9−77453号公報)。図10は従来のコンテナ
多段積用スプレッダの左半分の斜視図、図11は図10
のXI−XI矢視の正面図、図12は図11のXII−XII矢視
の断面図、図13(a)(b)は従来のコンテナ下端高
さ検出用のセンサ配置図である。
【0003】なお、図10では、斜め左上方向をクレー
ンの前方、斜め右下方向をクレーンの後方、斜め左下方
向をクレーンの左側、斜め右上方向をクレーンの右側と
し、スプレッダ1の左半部を斜視図で示している。
【0004】図10に示すように、スプレッダ1は、図
示されないクレーンから繰出される巻上索4により4点
吊りしたスプレッダ本体部2と、クレーン上から接続さ
れた電源及び制御ケーブルを介しスプレッダ本体部2内
の駆動機構で長手方向に対称に伸縮されるスプレッダ伸
縮部3とで構成されている。
【0005】スプレッダ伸縮部3の各突出端にはエンド
ビーム5が形成され、エンドビーム5の両端コラム部内
には、図11に示すように、周知のツイストロックピン
6が設けられており、このツイストロックピン6をコン
テナ50の上隅金具50aに上から着脱結合してコンテ
ナ50を吊り又は放すことができる。
【0006】エンドビーム5には、後述するように、フ
リッパビーム7がワイヤ14にて吊り下げられると共に
フリッパビーム7の両端に一対の対称なコーナフリッパ
8が一体に固定して設けられ、更に、コーナフリッパ8
の垂直側面部にフリッパロックピン着脱手段9が設けら
れている。
【0007】エンドビーム5上の中央には、一対の双胴
ドラム10が相互に隣接して平行に配置されると共に各
双胴ドラム10に互いに噛合する同期ギヤ11が取り付
けられ、更に、一方の双胴ドラム10に駆動モータ12
が接続されている。エンドビーム5の両端コラム部の支
持台15上には各一対のガイドシーブ13が設けられて
いる。
【0008】また、前記一対の双胴ドラム10に、前後
各一対のワイヤ14の一端部が巻付けられ、これらのワ
イヤ14はエンドビーム5両端の各ガイドシーブ13を
通り下方向へ導かれ、その他端部をフリッパビーム7及
びコーナフリッパ8の断面重心を跨ぐ2点位置にそれぞ
れ繋着され、フリッパビーム7を支持している。また、
エンドビーム5の両端コラム部の側面には、前記フリッ
パロックピン着脱手段9と結合する上下2つの結合用開
口5a,5bが設けてある。
【0009】上開口5aはフリッパ8の格納時のフリッ
パピン結合部、下開口5bはフリッパ8の所定のコーナ
ガイド位置でのフリッパピン結合部である。エンドビー
ム5の両側部とフリッパビーム7の両側部間には、図1
1に示すように、伸縮ロッド式のスイング抑制手段17
が接続されている。
【0010】スイング抑制手段17は、エンドビーム5
両端の低い取付台15aの内側部にスプレッダ長さ方向
へ傾動可能に水平軸18aにより支持した短い円筒ガイ
ド18と、この円筒ガイド18内に摺動自由に且つ上端
部の抜止めフランジ19aで円筒ガイド18に支持され
る第2円筒ガイド19と、この第2円筒ガイド19内に
摺動自由に且つ上端部の抜止めフランジ20aで第2円
筒ガイド19に支持される伸縮ロッド20と、前記取付
台15a上に傾動可能に設けられ駆動端を円筒ガイド1
8の上部と傾動可能に接続したスイング調節用のシリン
ダ21とで構成されている。
【0011】伸縮ロッド20は、伸縮可能な状態のもと
で、伸縮ロッド20の下端に設けたアイプレート20b
を、コーナフリッパ8から張出したブラケット8bに軸
20cで接続している。従って、前記シリンダ21の縮
小駆動で円筒ガイド18は、図11中反時計方向へ回動
し、第2円筒ガイド19と伸縮ロッド2bを介して一対
のコーナフリッパ8が、コンテナ端面に押し当てられ、
このとき丁度フリッパロックピン着脱手段9の中心が、
コンテナ50の隅金50a,50bの側面孔の縦中心線
上に一致するように構成している。
【0012】また、前記シリンダ21の伸長駆動で円筒
ガイド18は、図11中時計方向へ回動し、コーナフリ
ッパ8を一定距離コンテナ50の端面から離して、昇降
できるようにしている。前記フリッパロックピン着脱手
段9の直下には、図12に示すように、一対のコーナフ
リッパ8内に対向方向にコンテナ下端検出用の光電スイ
ッチ52が設けられている。
【0013】即ち、光電スイッチ52は、コンテナ50
の下端から下端金具50bの孔中心までの高さ距離L1
と、光電スイッチ52の作動位置(コンテナ下端)から
フリッハービータ7の下降停止までの下降距離L2とを
合わせた距離(L1+L2)だけフリッパロックピン着脱
手段9の中心から下に離して設けられ、光電スイッチ5
2の作動でフリッパロックピン着脱手段9の中心が、下
隅金具50bの孔中心高さに停止するように設計されて
いる。なお、図12中で9aは、フリッパロックピン着
脱手段9により挿脱されるロックピン、8aはコーナフ
リッパ8のテーパガイド面である。
【0014】更に、スプレッダ上からフリッパビーム7
上に接続する図示しない油圧ホースと電気ケーブルは、
スプレッダ上の自動巻取り式リールなどに保持され、フ
リッパビーム7の下降に従動して油圧ホースと電気ケー
ブルが自動巻取り式リールから引き出され、フリッパビ
ーム7の上昇と共に油圧ホースと電気ケーブルが自動巻
取り式リールヘ巻取られるようにされている。
【0015】上述したスプレッダ1によるコンテナ50
の荷役作業は次のように行う。先ず、双胴ドラム10に
よるワイヤ14の巻出しと、フリッパロックピン着脱手
段9によるロックピン9aの着脱で、コーナフリッパ8
を、スプレッダ1上の上開口5a位置から下開口5b位
置へ移し、フリッパビーム7を吊り上げるべきコンテナ
50上に下降させる。各コーナフリッパ8のテーパ面8
aによる案内で、スプレッダ1がコンテナ50上に嵌合
い着床したのち、ツイストロックピン6をコンテナ上隅
金具50aの上面孔に結合し、スプレッダ1を上昇させ
水平搬送する。
【0016】次に、搬送するコンテナ50をヤードの他
のコンテナ上に段積みする場合は、この水平搬送中に、
フリッパロックピン9aをスプレッダ1の下開口5bか
ら外し、双胴ドラム10の駆動でフリッパビーム7を下
降し、コンテナ50の下隅金具50bの側面孔にフリッ
パピン9aを挿入結合させ、この状態でヤード上の他の
コンテナ上に下降させる。搬送したコンテナ50は、下
隅金具50bに装着されたコーナフリッパ8の案内で、
他のコンテナの上に嵌合い着床する。
【0017】その後、フリッパロックピン9aをコンテ
ナ下隅金具50bから外し、双胴ドラム10の駆動でフ
リッパビーム7を上昇させ、フリッパロックピン9aを
スプレッダ1の下開口5bに挿入結合させ、ツイストロ
ックピン6を搬送したコンテナ50から放し、スプレッ
ダ1のみを上昇させ、次の搬送すべきコンテナ50位置
へ移動し、コンテナ搬送を繰り返す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスプレ
ッダ1には、次に述べる問題点がある。即ち、コンテナ
50の流通時に頻繁に床に接するコンテナ50の底面に
は、フレームと底板との隙間にダンボール片や薄板片が
噛み込んだり、底フレームのフラットな部分に粘着物等
を介して紙やビニール片等が付着したりすることがあ
る。そして、このコンテナ50の底面に付着した異物
が、前述したフリッパビーム7をコンテナ50の下隅金
具50bの位置に付け替える作業を困難にしている。
【0019】例えば、前記スプレッダ1のコンテナ下端
を検出する光電スイッチ52として、図13(a)のよ
うに、投光器52aと受光器52bを用いる透過型の場
合には、フリッパビーム7がコンテナ50沿いに下降
し、コンテナ50の下端を越えた位置で、コンテナ50
のフレーム下面に異物53が付着していると、この異物
53に遮られて光電スイッチ52が作動せず、異物53
を越えた位置で遅れて光電スイッチ52が作動すること
になる。この光電スイッチ52の作動遅れは、極く小さ
い異物53によっても発生する。
【0020】このため、コンテナ50の荷役運転中に、
コーナフリッパ8をコンテナ下隅金具50aに位置合わ
せ固定できない状態を生じ、荷役作業を中断して、点検
・異常回復を行なわなければならないケースが発生する
こともある。また、光電スイッチ52が正常の位置でコ
ンテナ下端を検出した場合においても、フリッパビーム
7の下降停止までの距離L2に変動の生じるのを避けら
れず、フリッパロックピン9aをコンテナ下隅金具50
bの側面孔中心に一致させ難い問題がある。
【0021】また、前記光電スイッチ52として、図1
3(b)のように、単一の投受光器52cを用いる反射
型の場合には、コンテナ壁面の凹凸による光の乱反射で
正確な光電スイッチ52cの作動が得られ難く、コンテ
ナ下面に付着した異物53によっても光電スイッチ52
cの作動が妨げられる問題がある。また、スプレッダ1
からフリッパビーム7へ接続した油圧ホース・電気ケー
ブルが、引出し巻き取りの繰返しによって磨耗し、フリ
ッパビーム7の昇降移動時にコンテナ端面と擦れ合っ
て、損傷する問題がある。
【0022】本発明は、上述した従来の問題に対し、光
電スイッチによるコンテナ下端検出を正確にすること、
前記コーナフリッパのコンテナ下隅金具への高さ合わせ
制御を容易に正確にできるようにすること、スプレッダ
とフリッパビーム間の油圧ホース・電気ケーブル接続ラ
インの損傷を防止することを課題とした。
【0023】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を達成する本
発明の請求項1に係るコンテナ多段積用スプレッダは、
スプレッダのエンドビーム端面沿いに昇降移動可能に一
対のコーナフリッパを有するフリッパビームを設け、エ
ンドビーム上の一対の双胴ドラムから繰出す左右2本の
ワイヤをエンドビーム両端縁沿いに垂直下方へ導き左右
各2本のワイヤの端を前記フリッパビーム及びコーナフ
リッパの断面重心を跨ぐ位置にそれぞれ繋着して支持
し、前記コーナフリッパの垂直側面部にスプレッダ又は
コンテナの下隅金具の側面開口に挿脱自在なロックピン
を有するフリッパロックピン着脱手段を設けるととも
に、前記双胴ドラムと連動させてフリッパビームの上下
移動量検出用のロータリエンコーダを設け、前記フリッ
パビーム上にコンテナの各下隅部を水平面内で斜めに透
過する配置でコンテナ下端を検出する下端検出センサを
備えたことを特徴とする。
【0024】上記課題を達成する本発明の請求項2に係
るコンテナ多段積用スプレッダは、請求項1において、
前記エンドビームとフリッパビームとの間にエンドビー
ム端面に沿って折りたたみ可能にリンクアームを軸連結
し、前記リンクアーム上にエンドビームからフリッパビ
ームヘ接続する油圧ホース及び電気ケーブルを保持させ
るように構成したことを特徴とする。
【0025】上記課題を達成する本発明の請求項3に係
るコンテナ多段積用スプレッダは、請求項1又は2にお
いて、前記ロータリエンコーダによりフリッパビームの
下降移動量を検知しながらフリッパビームを下降移動
し、前記下端検出センサによりコンテナ下端高さを検出
してフリッパビームの下降を停止し、計算された補正量
に応じてフリッパビームを微速上昇させ、前記ロックピ
ンをコンテナ下隅金具の側面孔中心位置に高さ合わせす
る制御部を備えたことを特徴とする。
【0026】上記課題を達成する本発明の請求項4に係
るコンテナ多段積用スプレッダは、請求項1又は2にお
いて、前記ロータリエンコーダによりフリッパビームの
移動量を検知・監視しながらフリッパビームを下降移動
させ、前記下端検出センサによりコンテナ下端高さを検
出してフリッパビームの下降を停止させ、且つフリッパ
ビームの微速上昇を開始させ、前記下端検出センサがコ
ンテナ下端高さを逆方向から検出した信号によりフリッ
パビームの微速上昇を停止させ、前記ロックピンをコン
テナ下隅金具の側面孔中心位置に高さ合わせする制御部
を備えたことを特徴とする。
【0027】上記課題を達成する本発明の請求項5に係
るコンテナ多段積用スプレッダは、請求項3又は4にお
いて、前記ロータリエンコーダによるフリッパビーム昇
降移動時の昇降距離検出と、前記下端検出センサによる
コンテナ下端の検出とにより、前記スプレッダにより吊
り上げるコンテナの高さを、個別に検出可能に構成され
たことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面に示
す実施例を参照して詳細に説明する。本発明の一実施例
に係るコンテナ多段積用スプレッダを図1〜図6に示
す。図1は本実施例にかかるコンテナスプレッダの側面
図、図2は図1のII−II矢視の水平断面図、図3は図2
のIII−III矢視の側面図、図4図2のIV−IV矢視の正面
図、図5は休止時のコンテナスプレッダの側面図、図6
コンテナ吊り上げ時のスプレッダの側面図である。
【0029】本実施例は、前述した従来のコンテナスプ
レッダを基礎としたものであり、従来技術と同一の部分
には、同一符号を付し、重複する説明を省略する。ここ
で、図1は、コーナフリッパ8を下段コンテナ50’の
ガイドに使用する高さにセットした状態である。図1に
示すように、エンドビーム5上には双胴ドラム10と連
動するロータリエンコーダ23が設けられている。
【0030】このロータリエンコーダ23は、双胴ドラ
ム10の回転数を検出し、検出されたドラム10の回転
数に基づき、双胴ドラム10から繰り出されるワイヤ1
4の長さを検出するために用いる。エンドビーム5の端
面前側部とフリッパビーム7の前側部間には、折たたみ
式リンクアーム24が接続されている。
【0031】折たたみ式リンクアーム24は、上アーム
片24aと下アーム片24bとを相互に軸24cで回動
可能に接続し、上アーム片24aの他端と下アーム片2
4bの他端を、エンドビーム5側、フリッパビーム7側
に、それぞれ、エンドビーム5の端面沿いに回動可能に
軸24cにより接続して構成される。折たたみリンクア
ーム24の各アーム片24a,24b上には駆動用の油
圧ホース及び電気ケーブル25が支持され、スプレッダ
1側からフリッパビーム7へ導かれている。
【0032】スプレッダ1上とフリッパビーム7上の油
圧ホース・電気ケーブル25の配線は図示省略した。各
フリッパビーム7、コーナフリッパ8上には、図2〜図
4に示すように、コンテナ50の4つの隅部をそれぞれ
水平面内で斜め方向に透過するよう、2組ずつ光電スイ
ッチ26が設けられている。
【0033】各光電スイッチ26は、投光器26aと受
光器26bからなり、フリッパロックピン着脱手段9よ
りも僅か下位の高さで、一方をフリッパビーム7内に、
且つ他方をコンテナ側面と対向するコーナフリッパ8の
コンテナ長さ方向の外面に支持して相互に光透過可能に
対向させて取付けている。コーナフリッパ8の外面に設
ける投光器26a又は受光器26bには、図4に示す防
水カバー27を設ける。
【0034】図7に示すように、本実施例では、フリッ
パビーム7の上下位置合わせ制御部30が設けられてい
る。即ち、位置合わせ制御部30は、上下移動量検出・
監視部31と、下降制御部32と、補正距離算出部33
と、補正上昇制御部34とから構成されている。上下移
動量検出・監視部31は、ロータリエンコーダ23から
受入れる信号を基にフリッパビーム7の上下移動量を求
めて、その下降を監視する手段である。
【0035】下降制御部32は、フリッパビーム7が比
較的高速で下降するよう、ドラム駆動モータ12を介し
て双胴ドラム10の巻き出しを制御する手段である。補
正距離算出部33は、光電スイッチ26及び上下移動量
検出・監視部31から受入れる信号を基に、フリッパビ
ーム7が下降停止後に上昇するべき補正距離を求める手
段である。
【0036】補正上昇制御部34は、フリッパビーム7
が下降停止後、フリッパビーム7を微速で上昇するよ
う、ドラム駆動モータ12を介して双胴ドラム10の引
き上げを制御する手段である。位置合わせ制御部30
は、一例として、フリッパビーム7の下降を500mm
/sec程度、補正上昇を50mm/sec程度の移動
速度で、それぞれ制御するようにしている。尚、スプレ
ッダ1の他の部分は、図10〜図12に示した従来のも
のと同様の構成で良い。
【0037】上記構成を有する本実施例のコンテナ多段
積用スプレッダは、図8に示すフローチャートに従い、
次のようにコンテナ荷役作業を行う。
【0038】先ず、コンテナの荷役作業を開始するとき
には、図5に示すコーナフリッパ8を格納高さに収納し
た状態において、エンドビーム5の上開口5aからフリ
ッパロックピン9aを外し、双胴ドラム10を巻出し駆
動して、図6に示すようにコーナフリッパ8のフリッパ
ロックピン9aをエンドビーム5の下開口5bに結合さ
せて通常の使用高さにセットする(ステップS1)。
【0039】次に、図6に示す状態のスプレッダ1を、
吊り上げるべきコンテナ50上に移動下降し、コーナフ
リッパ8のガイドでコンテナ50上に嵌合着床させる
(ステップS2)。引き続き、ツイストロックピン6を
コンテナ50の上隅金具50aの上面孔に結合したの
ち、スプレッダ1の巻上げ搬送を行う(ステップS
3)。
【0040】このとき、搬送するコンテナ50を他のコ
ンテナ50’上に多段積みする場合は(ステップS
4)、この搬送移動中に、フリッパロックピン9aをス
プレッダ1の下開口5bから外し(ステップS5)、ス
イング調節用シリンダ21の伸長駆動でフリッパビーム
7をコンテナ端から僅かに離れるようにスイングさせ
(ステップS6)、500mm/sec程度の巻出し速
度で下降させる(ステップS7)。
【0041】この方法による下降で、コンテナ50の端
面に付着した異物などにより、フリッパビーム7の下降
が妨げられることがなくなる。その後、下降するフリッ
パビーム7に内蔵する光電スイッチ26が、コンテナ5
0の下端を越える位置で作動し、フリッパビーム7の下
降が自動停止される(ステップS8)。
【0042】このとき、光電スイッチ26は、コンテナ
50の下隅金具50bの下を水平に斜め方向に透過して
コンテナ50の下端通過を検出することになる。光電ス
イッチ26の検出する位置である下隅金具50bの下面
部は荷重の伝達部分であるため、異物53の付着する割
合が少なく、片側1つの光電スイッチ26が正常位置で
コンテナ50の下端を検出し作動すれば良いから、異物
53の付着による光電スイッチ26の作動遅れ発生が著
しく減少し、荷役運転の効率が高まる。
【0043】更に、フリッパビーム7の下降が自動停止
した位置で、図7に示す位置合わせ制御部30の上下移
動量検出・監視部31が移動距離を算出し、この移動距
離を基にしてスプレッダ1に支持したコンテナ50の高
さサイズが自動判定されコンピュータ内に記憶される。
【0044】同時に補正上昇距離算出部33が停止位置
から上方向への補正距離を求め、補正上昇制御部34を
通して50mm/sec程度の上昇速度でフリッパビー
ム7を上昇移動し(ステップS9)、且つスイング調節
シリンダ21の縮小駆動でフリッパビーム7がコンテナ
50の端面と接する位置へ戻すことによって(ステップ
S10)、フリッパロックピン9aがコンテナ50の下
隅金具50bの側面孔中心に位置合わせされる。
【0045】このとき、補正距離は、コンテナ50の下
端から実際のフリッパビーム7の下降停止までの距離L
2を、上下移動量検出・監視部31で判定されたコンテ
ナ50高さとの差として求める。即ち、実際のフリッパ
ビーム7の下降停止までの距離L2が変動した場合に
は、その変動値を補正距離22として算出し、この距離
2を基に微速上昇補正を行う。
【0046】また、この補正上昇制御では、上下移動量
検出・監視部31で検出されるフリッパビーム7の実際
の移動距離をフィードバックして制御することが可能で
ある。従って、フリッパビーム7上のフリッパロックピ
ン9aと、コンテナ下隅金具50bの側面孔中心との高
さ方向の位置合わせ精度が飛躍的に高められ、自動位置
合わせを円滑にする効果が得られる。
【0047】また、上述した位置合わせ制御部30によ
る位置合わせでは、上下移動量検出・監視部31及び補
正上昇距離算出部33により移動状態を監視し、下降制
御部32により500mm/sec程度の高速でフリッ
パビーム7を下降させ、光電スイッチ26によるコンテ
ナ下端検出信号でフリッパビーム7の下降を停止し、且
つ補正上昇制御34によるフリッパビーム7の50mm
/sec程度の微速上昇を開始させ、フリッパビーム7
の両側の光電スイッチ26が逆方向からコンテナ下端を
検出したOFF信号により、フリッパビーム7の上昇を
停止させる方法によっても、フリッパロックピン9aを
コンテナ50の下隅金具50bの側面孔中心高さに正確
に位置合わせすることが可能である。
【0048】位置合わせ終了状態で、フリッパロックピ
ン9aをコンテナ下隅金具50bに結合し(ステップS
11)、スプレッダ1を段積みすべき他のコンテナ5
0’上に下降し、コーナフリッパ8のガイドにより着床
させる(ステップS12)。次いで、フリッパロックピ
ン9aをコンテナ下隅金具50bから外し(ステップS
13)、スプレッダ1の下開口5b高さに上昇させて
(ステップS14)、下開口5bに挿入結合し(ステッ
プS15)、ツイストロックピン6をコンテナ上隅金具
50aから開放して(ステップS16)、スプレッダ1
だけを巻上げ(ステップS17)、次のコンテナ荷役位
置へ移動させ、同様のコンテナ荷役を繰返すことができ
る(ステップS18)。
【0049】他方、多段積みを行わない場合には(ステ
ップS4)、フリッパビーム7は、図6の状態にセット
したままで、コンテナ50を吊り上げ搬送し、地上やト
レーラーのシャーシ上などにコンテナ50を下ろす作業
を繰返すことができる(ステップS19〜21)。
【0050】また、上述したコンテナの多段積み荷役に
伴うフリッパビーム7の昇降・付替えに際して、油圧ホ
ース・電気ケーブル25は、折たたみリンクアーム24
のアーム片25a,24b上に固定支持されて折たたみ
式に保持されるから、油圧ホース・電気ケーブル25
の、引出しや巻取りによる磨耗や、コンテナ端面との擦
れ合いによる損傷が確実に防止される。
【0051】本発明の他の実施例に係るコンテナ多段積
用スプレッダを図9に示す。本実施例は、コンテナ段積
み保管ヤードで、段積み保管ヤードを跨ぐ橋型クレーン
35の移動トロリー36上に、前記構成のコンテナスプ
レッダ1を適用したものである。コンテナ50は、幅が
一定(8フィート)で、長さ、高さの異なるものが使用
されている。
【0052】この内、コンテナ高さは、例えば、8フィ
ート、8.5フィート、9フィート、9.5フィートの
ものが一般に用いられている。コンテナヤードでのコン
テナ保管では、従来、番地・積み段毎のコンテナの高さ
サイズの情報は、正確には管理されておらず、このた
め、ヤード内でのコンテナクレーンによるコンテナ50
の段積み作業では、図9中に点線50’で示すように、
最大高さサイズ9.5フィートのコンテナ50が最大数
段積みされているものと仮定し、スプレッダ1によるコ
ンテナ水平搬送時のコンテナ吊り上げ必要高さh1をキ
ープする方法で、コンテナ段積み、または取出し作業を
行ってきた。
【0053】このため、高さサイズの小さいコンテナ5
0が段積みされている段積み列では、余分な高さまで迂
回してコンテナ荷役を繰返すケースもある。本実施例の
コンテナスプレッダ1によると、段積みするコンテナ5
0を吊り上げる都度、フリッパビーム7をコンテナ下端
検出高さまで下降させることによって、個々のコンテナ
高さを検出できるようになり、このコンテナ高さ情報を
コンテナヤードの管理用コンピュータに記録することが
可能になる。
【0054】また、段積みしないコンテナの荷役に際し
ても、搬送途中にフリッパビーム7を光電スイッチ26
が作動する高さまで縦に往復移動させる操作を行うこと
で、個々のコンテナ高さを検出し、このコンテナ高さ情
報を管理用コンピュータに記録することが可能になる。
従って、コンテナ荷役の都度、管理用コンピュータか
ら、コンテナクレーン35ヘ、ヤード内の置場番地毎
の、置場幅方向全体の最大積上げ総高さや、個々のコン
テナ高さなどの情報を、取出すことが可能になる。
【0055】このため、コンテナヤードヘのコンテナの
新たな段積みや、取出しに際して、荷役作業の都度、管
理コンピュータから取出される置場幅方向全体の最大積
上げ総高さを基準として、無駄のないコンテナ吊り上げ
高さで、スプレッダ1を移動させることによって、最少
の搬送サイクル時間で、高能率のコンテナ荷役を行うこ
とが可能になる効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明の請求項1に係るコンテナ多段積用ス
プレッダは、スプレッダのエンドビーム端面沿いに昇降
移動可能に一対のコーナフリッパを有するフリッパビー
ムを設け、エンドビーム上の一対の双胴ドラムから繰出
す左右2本のワイヤをエンドビーム両端縁沿いに垂直下
方へ導き左右各2本のワイヤの端を前記フリッパビーム
及びコーナフリッパの断面重心を跨ぐ位置にそれぞれ繋
着して支持し、前記コーナフリッパの垂直側面部にスプ
レッダ又はコンテナの下隅金具の側面開口に挿脱自在な
ロックピンを有するフリッパロックピン着脱手段を設け
るとともに、前記双胴ドラムと連動させてフリッパビー
ムの上下移動量検出用のロータリエンコーダを設け、前
記フリッパビーム上にコンテナの各下隅部を水平面内で
斜めに透過する配置でコンテナ下端を検出する下端検出
センサを備えたため、異物の付着する可能性の少ない下
隅金具の下降位置を上記下端検出センサにより確実に検
出でき、フリッパビーム上のフリッパロックピンと、コ
ンテナ下隅金具の側面孔中心との高さ方向の位置合わせ
精度が飛躍的に高められ、自動位置合わせを円滑にする
効果が得られる。
【0057】また、本発明の請求項2に係るコンテナ多
段積用スプレッダは、請求項1において、前記エンドビ
ームとフリッパビームとの間にエンドビーム端面に沿っ
て折りたたみ可能にリンクアームを軸連結し、前記リン
クアーム上にエンドビームからフリッパビームヘ接続す
る油圧ホース及び電気ケーブルを保持させるように構成
したため、フリッパビームの昇降・付け替えに際して、
油圧ホース及び電気ケーブルがリンクアームにより折り
畳まれて保持され、油圧ホース、電気ケーブルの摩耗や
擦れ合いによる損傷を防げるという効果を奏する。
【0058】また、本発明の請求項3に係るコンテナ多
段積用スプレッダは、請求項1又は2において、前記ロ
ータリエンコーダによりフリッパビームの下降移動量を
検知しながらフリッパビームを下降移動し、前記下端検
出センサによりコンテナ下端高さを検出してフリッパビ
ームの下降を停止し、計算された補正量に応じてフリッ
パビームを微速上昇させ、前記ロックピンをコンテナ下
隅金具の側面孔中心位置に高さ合わせする制御部を備え
たため、フリッパビームを高速で下降させて、上記下端
検出センサによる検出位置が下方に行き過ぎた場合に
も、計算された補正値により正確に高さ合わせすること
ができる。
【0059】また、本発明の請求項4に係るコンテナ多
段積用スプレッダは、請求項1又は2において、前記ロ
ータリエンコーダによりフリッパビームの移動量を検知
・監視しながらフリッパビームを下降移動させ、前記下
端検出センサによりコンテナ下端高さを検出してフリッ
パビームの下降を停止させ、且つフリッパビームの微速
上昇を開始させ、前記下端検出センサがコンテナ下端高
さを逆方向から検出した信号によりフリッパビームの微
速上昇を停止させ、前記ロックピンをコンテナ下隅金具
の側面孔中心位置に高さ合わせする制御部を備えたた
め、フリッパビームを高速で下降させて、上記下端検出
センサによる検出位置が下方に行き過ぎた場合にも、上
記下端検出センサで逆方向に検出して正確に高さ合わせ
することができる。
【0060】また、本発明の請求項5に係るコンテナ多
段積用スプレッダは、請求項3又は4において、前記ロ
ータリエンコーダによるフリッパビーム昇降移動時の昇
降距離検出と、前記下端検出センサによるコンテナ下端
の検出とにより、前記スプレッダにより吊り上げるコン
テナの高さを、個別に検出可能に構成されたため、個々
のコンテナ高さを検出できるようになり、このコンテナ
高さ情報をコンテナヤードの管理用コンピュータに記録
することにより、無駄のないコンテナ吊り上げ高さで、
スプレッダを移動させることによって、最少の搬送サイ
クル時間で、高能率のコンテナ荷役を行うことが可能に
なる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるコンテナ多段積用ス
プレッダの側面図である。
【図2】図1のII−II矢視の水平断面図である。
【図3】図2のIII−III矢視の側面図である。
【図4】図2のIV−IV矢視の正面図である。
【図5】休止時のコンテナスプレッダの側面図である。
【図6】コンテナ吊り上げ時のスプレッダの側面図であ
る。
【図7】フリッパビームの位置合わせ制御部の構成例の
ブロック図である。
【図8】スプレッダによるコンテナ荷役作業の概略のフ
ロー図である。
【図9】本発明の他の実施例にかかるコンテナ多段積用
スプレッダを用いたクレーンの荷役状態の正面図であ
る。
【図10】従来のコンテナ多段積用スプレッダの左半分
の斜視図である。
【図11】図10のXI−XI矢視の正面図である。
【図12】図11のXII−XII矢視の断面図である。
【図13】従来のコンテナ下端高さ検出用のセンサ配置
図である。
【符号の説明】
1 スプレッダ 5 エンドビーム 6 ツイストロックピン 7 フリッパビーム 8 コーナフリッパ 9 フリッパロックピン着脱装置 10 双胴ドラム 11 同期ギヤ 12 駆動モータ 13 ガイドシーブ 14 フリッパビーム吊ワイヤ 15 支持台 17 スイング抑制手段 23 ロータリエンコーダ 24 連結軸 25 油圧ホース・電気ケーブル 26 斜め透過型光電スイッチ 30 フリッパビーム位置合わせ制御部 31 上下移動量検出・監視部 32 下降制御部 33 補正上昇距離算出部 34 補正上昇制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 健 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレッダのエンドビーム端面沿いに昇
    降移動可能に一対のコーナフリッパを有するフリッパビ
    ームを設け、エンドビーム上の一対の双胴ドラムから繰
    出す左右2本のワイヤをエンドビーム両端縁沿いに垂直
    下方へ導き左右各2本のワイヤの端を前記フリッパビー
    ム及びコーナフリッパの断面重心を跨ぐ位置にそれぞれ
    繋着して支持し、前記コーナフリッパの垂直側面部にス
    プレッダ又はコンテナの下隅金具の側面開口に挿脱自在
    なロックピンを有するフリッパロックピン着脱手段を設
    けるとともに、前記双胴ドラムと連動させてフリッパビ
    ームの上下移動量検出用のロータリエンコーダを設け、
    前記フリッパビーム上にコンテナの各下隅部を水平面内
    で斜めに透過する配置でコンテナ下端を検出する下端検
    出センサを備えたことを特徴とするコンテナ多段積用ス
    プレッダ。
  2. 【請求項2】 前記エンドビームとフリッパビームとの
    間にエンドビーム端面に沿って折りたたみ可能にリンク
    アームを軸連結し、前記リンクアーム上にエンドビーム
    からフリッパビームヘ接続する油圧ホース及び電気ケー
    ブルを保持させるように構成したことを特徴とする請求
    項1記載のコンテナ多段積用スプレッダ。
  3. 【請求項3】 前記ロータリエンコーダによりフリッパ
    ビームの下降移動量を検知しながらフリッパビームを下
    降移動し、前記下端検出センサによりコンテナ下端高さ
    を検出してフリッパビームの下降を停止し、計算された
    補正量に応じてフリッパビームを微速上昇させ、前記ロ
    ックピンをコンテナ下隅金具の側面孔中心位置に高さ合
    わせする制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のコンテナ多段積用スプレッダ。
  4. 【請求項4】 前記ロータリエンコーダによりフリッパ
    ビームの移動量を検知・監視しながらフリッパビームを
    下降移動させ、前記下端検出センサによりコンテナ下端
    高さを検出してフリッパビームの下降を停止させ、且つ
    フリッパビームの微速上昇を開始させ、前記下端検出セ
    ンサがコンテナ下端高さを逆方向から検出した信号によ
    りフリッパビームの微速上昇を停止させ、前記ロックピ
    ンをコンテナ下隅金具の側面孔中心位置に高さ合わせす
    る制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のコンテナ多段積用スプレッダ。
  5. 【請求項5】 前記ロータリエンコーダによるフリッパ
    ビーム昇降移動時の昇降距離検出と、前記下端検出セン
    サによるコンテナ下端の検出とにより、前記スプレッダ
    により吊り上げるコンテナの高さを、個別に検出可能に
    構成されたことを特徴とする請求項3又は4記載のコン
    テナ多段積用スプレッダ。
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