JPH1159986A - ロール状長尺耐熱性フィルム - Google Patents

ロール状長尺耐熱性フィルム

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JPH1159986A
JPH1159986A JP22342497A JP22342497A JPH1159986A JP H1159986 A JPH1159986 A JP H1159986A JP 22342497 A JP22342497 A JP 22342497A JP 22342497 A JP22342497 A JP 22342497A JP H1159986 A JPH1159986 A JP H1159986A
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JP
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film
roll
present
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heat
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JP22342497A
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Takashi Fujiwara
隆 藤原
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2515/00Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
    • B65H2515/12Density

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性に優れたロール状長尺耐熱性フィルム
を提供する。 【解決手段】 幅300mm以上かつ長さ500m以上
でロール状に捲上げられたヤング率が700〜2500
kg/mm2 、吸湿膨張係数が3〜50ppm/%R
H、平均厚さが1〜10μmのフィルムにおいて、微細
粒子を0.001〜10重量%含有し、少なくとも一方
の面において0.01〜0.05μm高さの微細突起が
102 〜107 個/mm2 存在し、0.81μm以上の
高さの突起が0〜0.5個/100cm2 であるフィル
ムであって、平均捲硬度が95〜100であり、かつ捲
硬度のバラツキが0〜5であることを特徴とするロール
状長尺耐熱性フィルム。 【効果】 ロール状からの解除性に優れ、またスパッタ
リング・蒸着・コーティング・ラミネーション等の加工
性に優れたロール状長尺耐熱性フィルムを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺ロール状の耐熱性
フィルムに関するものであり、さらに詳しくは、特別な
要件を備えたが故に加工性に優れた長尺ロール状耐熱性
フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】アラミドフィルムやポリイミドフィルム
は、耐熱性に優れたフィルムとして、特開昭49−13
1247号公報、特開昭51−81854号公報、特開
昭51−81880号公報、特開昭52−82953号
公報、特開昭52−84245号公報、特開昭52−8
5251号公報、特開昭58−42649号公報、特開
昭59−45124号公報、特開昭61−246918
号公報、特開昭62−70421号公報、特開昭60−
15436号公報、特開昭60−15437号公報、特
開昭62−48726号公報などにより知られている。
【0003】しかし、これらに開示されたフィルムに
は、フィルムの加工性が極めて重要であるにもかかわら
ず、加工性に言及した公知資料が殆ど見られない。こと
に、これらの耐熱性のフィルムは、吸脱湿による寸法変
化が避けられないために、ロール状フィルムの場合、捲
姿の低下やそれに伴うロール状からの解除性の低下をひ
きおこし、また、乾燥状態で加工(例えば蒸着やスパッ
タリング)される時及び湿潤状態で加工(例えばメッキ
等)される時、フィルムの局部的な寸法変化が発生し、
このためにフィルムの平坦性の低下やしわの発生が避け
られず、これらの結果として、加工収率の低下や不均一
な加工しか行われない等の問題があった。
【0004】フィルムがカールを起こすという問題に関
して、特開昭51−81854号公報には、フィルム中
のイオン含量を減らすことで耐熱性フィルムのカールを
抑える方法が開示されている。しかし、この方法だけで
は、耐熱性フィルムの加工性改良という課題は完全に解
決されるには至っていない。
【0005】特開平8−230124号公報には、皺を
発生させにくいアラミドフィルムロールとして、フィル
ムを2層以上の積層構造としかつ比較的高い捲硬度にす
る技術を開示している。しかし、この技術はそのままで
は一層のフィルムには適用できない。即ち、少なくとも
一方の面には表面の凹凸を積極的に導入した層を積層し
た構造にすることを前提にした技術であり、例えば磁気
テープのベースフィルムとして望まれる平滑性を備えた
フィルムには適用困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高剛性耐熱フィルム
は、磁気テープのベースフィルム等として有用である
が、表面の平滑性が要求され、それ故に一般に滑り性が
劣り、薄いフィルムが要求されるため高ヤング率ではあ
るものの腰の強さに欠け、さらにアラミドもポリイミド
も一定量の吸湿とそれに伴う膨張が避けられないため、
ロール状長尺フィルムとしたとき、良好な捲姿にするこ
と、捲姿を経時的に変化させない(例えば皺などを発生
させない)こと、それらの結果としてフィルムに皺やク
セをつけないことが困難である。
【0007】本発明の課題は、このような問題を解決し
て、平滑性に優れた薄いフィルムにおいてもフィルムの
皺やクセの発生がなく、平坦性の低下がなく、このため
加工性に優れたロール状長尺耐熱性フィルムを提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題を
解決するため、磁気テープのベースフィルムなどに好ま
れる平滑性に優れた10μm以下の薄い耐熱性フィルム
について、多方面から研究するうちに、ロール状に捲上
げたフィルムに関して捲硬度を高いレベルに保つだけで
なく、ロール内における捲硬度のバラツキを小さくする
ことが、特に経時的な捲姿の低下の防止に必須であるこ
とを突き止め、更に詳細な研究を重ねて本発明に至った
ものである。
【0009】即ち、本発明は、幅300mm以上かつ長
さ500m以上でロール状に捲上げられたヤング率70
0〜2500kg/mm2 、吸湿膨張係数3〜50pp
m/%RH、平均厚さ1〜10μmのフィルムにおい
て、微細粒子を0.001〜10重量%含有し、少なく
とも一方の面において0.01〜0.05μm高さの微
細突起が102 〜107 個/mm2 存在し、0.81μ
m以上の高さの突起が0〜0.5個/100cm2 であ
るフィルムであって、平均捲硬度が95〜100であ
り、かつ捲硬度のバラツキが0〜5であることを特徴と
するロール状長尺耐熱性フィルム、である。
【0010】本発明の耐熱性フィルムとしては、アラミ
ドフィルムやポリイミドフィルムが用いられる。本発明
に用いられるアラミドとしては、次の構成単位からなる
群より選択された単位より実質的に構成される。 −NH−Ar1 −NH− (1) −CO−Ar2 −CO− (2) −NH−Ar3 −CO− (3) ここでAr1 、Ar2 およびAr3 は、少なくとも1個
の芳香環を含み、同一でも異なっていてもよく、これら
の代表例としては化1が挙げられる。
【0011】
【化1】
【0012】また、これらの芳香環の環上の水素の一部
が、ハロゲン基、ニトロ基、アルキル基、アルコキシ基
などで置換されているものも含む。また、Xは−O−、
−CH2 −、−SO2 −、−S−、−CO−などであ
る。特に、全ての芳香環の80モル%以上がパラ位にて
結合されているアラミドが好ましい。
【0013】本発明に用いられるポリイミドとしては、
ポリマーの繰り返し単位の中に芳香環とイミド基をそれ
ぞれ1個以上含むものであり、化2または化3の一般式
で表されるものである。
【0014】
【化2】
【0015】
【化3】
【0016】ここで、Ar4 およびAr6 は少なくとも
1個の芳香環を含む炭化水素基であり、イミド環を形成
する2個のカルボニル基はAr4 を構成する芳香環上の
隣接する炭素原子に結合している。このAr4 は、芳香
族テトラカルボン酸またはその無水物に由来する。代表
例としては化4がある。
【0017】
【化4】
【0018】ここで、Yは−O−、−CO−、−CH2
−、−S−、−SO2−などである。また、Ar6 は無
水トリカルボン酸、あるいはそのハライドに由来するも
のであり、その代表例として化5がある。
【0019】
【化5】
【0020】Ar5 、Ar7 は、少なくとも1個の芳香
環を含み、芳香族ジアミン、芳香族イソシアネートに由
来するものであり、その代表例として化6がある。
【0021】
【化6】
【0022】ここで、これらの芳香環の環上の水素の一
部がハロゲン基、ニトロ基、アルキル基、アルコキシ基
などで置換されているものも含む。Zは−O−、−CH
2−、−S−、−SO2 −、−CO−などである。特
に、Ar5 、Ar7 の80%以上がパラ位に結合された
芳香環であるポリイミドが好ましい。
【0023】また、本発明のアラミドフィルムまたはポ
リイミドフィルムには、フィルムの物性を損ねたり、本
発明の目的に反しない限り、酸化防止剤、その他の添加
剤などや、他のポリマーが含まれていてもよい。本発明
の技術は、吸湿膨張係数が3〜50ppm/%RHの範
囲のフィルムに適用される。吸湿膨張係数が3ppm/
%RH未満の場合、湿度寸法変化安定性に極めて優れて
いるため、もはや本発明の技術を適用する必要性が薄く
なる。一方、吸湿膨張係数が50ppm/%RHを超え
るフィルムは、湿度寸法安定性が実用に耐えがたいレベ
ルになる。本発明において単に吸湿膨張係数と称すると
きはフィルム面と平行な方向の吸湿膨張係数を指し、こ
れは、ポリマー種の選定、製膜中の延伸倍率の設定、熱
処理等によって設計が可能である。
【0024】本発明において、ロール状フィルムは、2
5℃、60%相対湿度での平衡吸湿率の10〜90%の
平均吸湿率をもっているのが好ましい。このような平均
吸湿率をもっていることによって、加工前及び加工中の
温湿度環境の変化に対しても寸法変化率の局部的なバラ
ツキが小さく、種々の加工が均一に、安定して、品質良
く、収率良く行えるからである。このような吸湿率は、
ロール状に捲取る前に加湿処理を行うこと等によって、
幸便に達成できる。
【0025】本発明において、フィルム内の任意の箇所
で測定した吸湿率のバラツキが平均吸湿率の±30%以
内であることが望ましい。平均吸湿率の±30%を超え
る吸湿率のバラツキがあると、ロール状フィルムにあっ
ては、捲姿が悪くなったり、フィルムの平坦性の不足や
特別な時には波うちが起こることもあるからであり、更
に、このようなフィルムを蒸着・スパッタリングやメッ
キなどの加工に供すると、これらの加工の温湿度環境に
置いた時もフィルムの平坦性の不足や波うちが残り、加
工の均一性・収率が悪くなるからである。
【0026】本発明はヤング率(Mi)700〜250
0kg/mm2 のフィルムに適用できる。ヤング率が7
00kg/mm2 未満のフィルムは、もはや高剛性フィ
ルムという範ちゅうのフィルムでなくなり、本発明の技
術要件を適用する必要性がうすくなるからである。一
方、2500kg/mm2 を超えるアラミドまたはポリ
イミドフィルムは、裂け易く且つ脆くなってもはやフィ
ルムとしての有用性が少なくなってしまうからである。
高ヤング率のフィルムは、分子構造的にパラ配向成分を
多くすること、製造時に相対的に高い延伸倍率を適用し
て、分子鎖を高配向化することで実現できる。
【0027】本発明は、水蒸気透過率が0.01〜50
g/m2 /24hr/0.1mmの範囲にあるフィルムに好
ましく適用でき、更に好ましくは0.1〜20 g/m2
/24hr/0.1mmに適用できる。このようなフィルム
は水蒸気の透過速度のかなり小さいフィルムであり、従
って湿度環境の変化にともなうフィルムの吸湿率変化及
びそれに伴う寸法変化の追随に時間がかかるため、フィ
ルムの吸湿率の局部的なムラが生じ易く、フィルムの寸
法変化量の局部的なバラツキ及びそれに付随するフィル
ム平坦性の欠如を結果し易く、このようなフィルムに本
発明の技術の適用が好都合である。水蒸気透過率の小さ
いフィルムは、ポリマー種の選択、凝集構造緻密化のた
めの凝固条件・熱処理条件などの適正化によって達成で
きる。
【0028】本発明は、フィルムの物性がフィルム面内
の全方向に一定のいわゆるバランスタイプには勿論のこ
と、長さ方向または幅方向に強化されたテンシライズド
タイプにも適用することができる。本発明は、平均厚み
が約1〜10μmのフィルムに適用できるが、平均厚み
に対する厚みバラツキの比が0〜5%であることが好ま
しく、更に好ましくは、この比は0〜4%である。比が
大きくなると、ロール状に捲上げたフィルムの捲姿が悪
くなり、ロールからの解除そのものや解除後のフィルム
の加工性が悪くなるからである。
【0029】本発明のフィルムは、好ましくは15〜1
00%の伸度を持っている。15%未満の伸度のフィル
ムは脆いことがおうおうにして見られるからである。一
方、伸度は一般に大きい方が望ましいが、実際的には1
00%程度が上限になる。伸度は、ポリマーの種類、重
合度や延伸配向度、結晶化度等の調整によって達成でき
る。
【0030】本発明のフィルムにおいて、フィルム厚さ
方向の吸湿膨張係数についても、0〜600ppm/%
RHであるのが好ましいことが判明した。より好ましく
は、0〜500ppm/%RHである。フィルム厚さ方
向の吸湿膨張係数が大きすぎるとフィルムをロール状に
捲いた時の捲姿が悪くなることがあり、その結果として
フィルムの平坦性の悪化や加工性の低下をきたす。吸湿
膨張係数の低減化は、ポリマー種の選択、延伸配向度・
結晶化度・ポリマー末端基の調整などにより達成でき
る。
【0031】本発明のフィルムとして、200℃での熱
収縮率が0〜0.5%のものが好ましい。何故なら、熱
収縮が大きいと、フィルムの加工工程等で高温履歴を受
けたとき、フィルムの平坦性などが低下することがある
からである。熱収縮率の低減化は、ポリマー種の選択、
熱セットなどによって達成できる。熱収縮率の小さいフ
ィルムは、フィルムが耐熱性をもっていることの証左の
1つでもある。
【0032】本発明のフィルムは、好ましくは金属鏡面
との動摩擦係数が0.02〜0.35の範囲にあり、更
に好ましくは0.02〜0.25である。摩擦係数が小
さすぎると加工工程での取扱が不安定になり、逆に大き
すぎると加工工程でのしわ・歪の発生や傷つきが多くな
るからである。摩擦係数の調整は、易滑剤の添加量・種
類・粒度・分散度等の選択によって達成できる。
【0033】本発明のフィルムにおける微細粒子とは、
例えば、シリカ(二酸化珪素)、炭酸カルシウム、酸化
チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、アルミナ等の
無機粒子やテフロン等の有機粒子である。これらのう
ち、有機溶剤や無機酸に不活性で、これらの溶剤中で凝
集する傾向の少ないシリカ、酸化チタン、アルミナ等の
無機酸化物の粒子がより好ましい。微細粒子は、フィル
ム中に一種類含有されていても、二種類以上含有されて
いてもよい。また、微細粒子の形状としては、凝集する
傾向の少ない比表面積の小さい球状のものが好ましく、
粒子の長径/短径が3以下、特に1.5以下のものが好
ましい。微細粒子の平均一次粒径は、フィルム中に含有
させる濃度によって種々選ぶことが可能であり、特に限
定されないが、0.005〜0.3μmのものがよく用
いられる。微細粒子の形状或いは/及び一次粒子の大き
さを一種類にしても二種類以上にしてもよい。
【0034】本発明のフィルムの微細粒子の含有量は、
ポリマーに対して0.001〜10重量%であり、特に
0.005〜3重量%であることが好ましい。0.00
1重量%未満ではフィルムの滑り性を確保することが困
難であり、一方10重量%を超えるとフィルムの平滑性
が失われる。本発明のフィルムは、その少なくとも一方
の面において0.81μm以上の高さの突起が0〜0.
5個/100cm2 であるべきで、好ましくは0〜0.
1個/100cm2 である。上記の高さの突起が上記個
数を超えて存在すると、フィルムの滑り性が問題なくな
り加工性が向上するものの、例えば磁気テープとしたと
き、出力の低下、ドロップアウトの増加、ノイズの増加
等の電磁変換特性の低下という好ましくない現象を結果
するするため、本発明では高い突起の増大という手段で
加工性を確保するのではなく、突起は必要な範囲に抑え
て平滑な表面にする前提下に加工性を飛躍的に改良せん
とするものである。高い突起の数の抑制は、含有させる
微細粒子の粒子サイズの選定、含有量の選定、微細粒子
分散度の向上、凝集した微細粒子の濾別等の手段で達成
できる。本発明のフィルムにおいて、より好ましくは、
0.54以上0.81μm未満の高さの突起が0〜1個
/10cm2 である。
【0035】本発明のフィルムは、前記した微細粒子の
含有と関連して0.01〜0.05μmの高さの微細突
起が102 〜107 個/mm2 存在している必要があ
る。この範囲を超えて微細突起が存在すると、フィルム
の平滑性が損なわれてしまう。一方、この範囲より少な
い微細突起数では、滑り性が極度に低下する。これらの
うち、103 〜106 個/mm2 の微細突起数のフィル
ムが特に好ましい。微細突起数の調整は、含有させる微
細粒子の粒子サイズの選定、含有量の選定、微細粒子分
散度の向上等で実現できる。
【0036】本発明のフィルムは、微細粒子を特定量含
有しているため、表面に適度な凹凸を有している。本発
明のフィルムの一方の面の中心面平均粗さ(Ra)は、
一般的に0.0002〜0.01μmである。本発明の
フィルムとして、1.35〜1.54g/cm3 の密度
をもっているのが好ましい。より好ましくは、フィルム
から任意にサンプリングした密度のバラツキが、0.0
1g/cm3 以下である。これは、フィルムが緻密であ
り、かつ緻密さにバラツキが小さく歪みや経時的変形が
起こりにくいことを意味するからである。密度の測定
は、例えば、四塩化炭素/トルエン中25℃でいわゆる
密度勾配管法によって行うことができ、バラツキは任意
の10点サンプリングでの密度測定における最大値と最
小値の差で表される。フィルムの密度は、ポリマー種の
選定、ポリマー濃度の選定、乾燥温度の設定、熱処理条
件の設定により達成でき、密度のバラツキはこれらの製
膜条件の時間的及び幅方向の場所的変動の抑制で実現で
き、実際、後述する本発明の実施例のフィルムは全て
1.40〜1.45g/cm3 の密度を持ち、バラツキ
は0.005g/cm3 以下であった。
【0037】本発明は、幅300mm以上かつ長さ50
0m以上のロール状に捲き上げられたフィルムに適用で
きる。これらの寸法より小さいロール状フィルムでは、
加工性の問題が重要ではないからである。本発明のロー
ル状長尺フィルムにおいて、平均捲硬度が95〜100
であり、かつ捲硬度のバラツキが0〜5であることが肝
要である。この数字は、捲硬度が非常に大きいこと、か
つ硬度の幅方向のバラツキが小さいことを意味してい
る。平均捲硬度が95未満になると、ロール状フィルム
の捲姿が経時変化を起こし易くなり、皺などが入りやす
くなってしまい、ロール状からの解除性が悪くなった
り、加工性が低下するからである。また、捲硬度のバラ
ツキが5を超えると、硬度の大きい部分と小さい部分で
捲張力のかかり方が異なり、空気中水分の吸湿速度の
差、捲上げ時の抱込み空気量の差及びその逸散速度の
差、クリープ変形量の差等を結果し、フィルムに皺や変
形が入り易くなってしまうからである。好ましくは、平
均捲硬度が96〜100であり、捲硬度のバラツキが0
〜3である。
【0038】本発明のフィルムの製造法については、そ
れぞれのポリマーに適した製造法が取られてよいが、製
膜後、ロール状に捲取るまでの間について、フィルムの
厚みバラツキなどに対応して、特別の注意義務のもとに
行う必要がある。まず、アラミド樹脂については、有機
溶剤可溶のものでは、直接溶剤中で重合するか、一旦ポ
リマーを単離した後再溶解するなどして溶液とし、つい
で乾式法または湿式法にて製膜し、また、ポリパラフェ
ニレンテレフタルアミド(PPTA)等の有機溶剤に難
溶のものについては、濃硫酸などに溶解して溶液とし、
ついで乾式法または湿式法にて製膜する。
【0039】一方、ポリイミド樹脂については、有機溶
剤中にてテトラカルボン酸無水物と芳香族ジアミンを反
応させて、ポリアミド酸とし、この溶液をそのまま、ま
たは一旦閉環処理してポリイミドとし、再度溶剤に溶解
して溶液を得、それらを乾式法または湿式法にて製膜す
る。乾式法では、溶液はダイから押し出され、金属ドラ
ムやエンドレスベルトなどの支持体上にキャストされ、
キャストされた溶液が自己支持性あるフィルムを形成す
るまで乾燥またはイミド化反応を進める。
【0040】湿式法では、溶液はダイから直接凝固液中
に押し出すか、乾式と同様に金属ドラムまたはエンドレ
スベルト上にキャストした後、必要ならば溶剤の除去を
一部行った後、凝固液中に導き、凝固する。ついでこれ
らのフィルムは、フィルム中の溶剤や無機塩などを洗浄
し、延伸、乾燥、熱処理などの処理をする。
【0041】以上何れの製膜方法に於いても、製膜後の
フィルムが700〜2500kg/mm2 のヤング率、
3〜50ppm/%RHのフィルム面方向の吸湿膨張係
数、1〜10μmの平均厚み、0.001〜10重量%
の微細粒子の含有、少なくとも一方の面において102
〜107 個/mm2 存在する0.01〜0.05μmの
微細突起および0〜0.5個/100cm2 存在する
0.81μm以上の高さの突起をもつように、ポリマー
種や種々の製膜条件を設定する必要がある。
【0042】本発明のフィルムは、製膜後のフィルムを
ロール状に捲取るまでに、新規な特別の方法を適用する
ことによって初めて得られる。即ち、捲硬度を大きくす
るために捲取機の張力を大きく且つ捲取ロールへの抑え
ロール圧を大きくすること、またフィルムの幅方向の厚
みバラツキを出来るだけ小さくすることとともに厚みバ
ラツキの主ピッチの約1.2〜3倍の大きさでフィルム
を揺動(オシレート)させながら捲取ることである。
【0043】本発明において、微細粒子の添加は、アラ
ミド樹脂またはポリイミドもしくはポリイミドの前駆体
であるポリアミド酸の溶液中に、微細粒子を混入し、こ
の溶液を製膜することにより製造する。この際、微細粒
子の分散を良くするために、超音波方式や撹拌方式のホ
モジナイザーが好ましく用いられる。また、分散せずに
凝集したままの一部の微細粒子をフィルターで濾別する
ことは適宜行われる。
【0044】フィルムには、染料や顔料などの着色剤、
難燃剤、帯電防止剤、酸化防止剤、その他の改質剤につ
いても、それが本発明の目的に反しない限り含まれてい
てもよい。 (特性の測定法)本発明の特性値の測定法は次の通りで
ある。
【0045】(1)フィルムの厚み、強度、伸度、ヤン
グ率の測定法 フィルムの厚みは、直径2mmの測定面を持つダイヤル
ゲージで測定する。強度、伸度、ヤング率は、定速伸長
型強伸度測定機を用い、測定長100mm、引張り速度
50mm/分で測定したものである。 (2)熱収縮率の測定法 フィルムから2cm×5cmの試料片を切り出し、4c
mの間隔に刃物で傷をつけて標識とし、予め25℃、5
5%相対湿度の雰囲気下に72時間放置した後、標識間
の距離を読み取り顕微鏡にて測定し、次いで200℃の
熱風式オーブンに2時間拘束することなく放置した後、
再度25℃、55%相対湿度の雰囲気下に72時間放置
した後、標識間の距離を読み取り顕微鏡にて測定して求
めた。
【0046】(3)フィルム面方向の吸湿膨張係数の測
定法 熱力学特性測定機(TMA、真空理工株式会社製TM7
000型)に幅5mmのサンプルを取り付け、荷重0.
3g下で、一旦300℃まで昇温してサンプルの残留歪
を除去した後、乾燥窒素気流下に冷却し、23℃におい
て、乾燥窒素と空気との間の湿度変化及びフィルムの寸
法変化を測定し、計算にて求めた。
【0047】(4)水蒸気透過率の測定法 JIS Z−0208の方法によって測定した。 (5)動摩擦係数の測定法 金属鏡面として、鏡面に研磨されたステンレス製の固定
ロール(直径60mm)に、90゜の抱角になるように、
幅1cmのフィルムの一端に50gの荷重をかけ、他端を
20cm/分の速度で引っ張り、この時のフィルムの引張
張力から、オイラーの式を用いて算出した。
【0048】(6)表面の突起の測定法 フィルムの表面に約20nmの厚みにアルミニウムを均
一に真空蒸着し、ハロゲン単色光多重干渉反射式顕微鏡
(ニコン社製、MM−11U)を用い、200倍の倍率
で任意の100cm2 のアルミニウム蒸着面を観察し、
10回測定の平均値を用いた。顕微鏡視野中の突起物の
突起高さに対応して生じる3環以上(R3:0.81μ
m以上)、2環(R2:0.54μm以上0.81μm
未満)の干渉縞を持つ突起数を数えた。
【0049】(7)フィルム表面の微細突起数の測定法 小坂研究所製三次元微細形状測定器ET−30Kを用
い、触針0.5μmRにて、荷重0.05mN以下、カ
ットオフ0.025mmでX測定長100μm、Y字送
りピッチ0.2μmで100μm×50μm(X軸×Y
軸)の表面を20万倍で測定して粗さ曲面を得た。
【0050】小坂研究所製MARMEC−3Dを用い
て、得られた粗さ曲面の中心面を基準面(高さ=0)と
し、これと平行な面で高さ0.01μm、0.05μm
にしてスライスしたときの山の数から高さ0.01〜
0.05μmの微細突起数を求めた。測定は、5回行
い、その平均値を用いた。 (8)ロール状フィルムの捲硬度の測定法 ロール状フィルムの外側から高分子計器(株)製のハー
ドネステスタータイプCを押し当てて測定した。測定点
は、フィルムロールの両端部10mmずつを除いて幅方
向に20mm間隔とした。本発明において最も幅の狭い
300mmのときで14点の測定となり、従って平均捲
硬度は14点以上の測定の平均値とする。捲硬度のバラ
ツキは、これら14点以上の測定値の最大値と最小値の
差で表した。
【0051】
【実施例1】ポリパラフェニレンテレフタルアミド(P
PTA)を、99.8%濃硫酸に、ポリマー濃度が12
%になるように溶解し、5μmカットフィルターで濾過
した後、約100μmのスリット間隔のダイからエンド
レスベルト上にキャストした。濃硫酸には、予め0.0
4μmのシリカ粒子をPPTAに対し0.2重量%とな
るように超音波撹拌機により分散させておいた。ベルト
上で加熱と同時に吸湿処理して、ドープを液晶相から等
方相に相転換した後、0℃の25%硫酸中にて凝固さ
せ、中和、水洗し、長さ方向に1.05倍の延伸を施し
た後クリップテンターにより1.05倍に横延伸し次に
定長状態を保ちつつ150℃で熱風乾燥し、次いで45
0℃で緊張熱処理、300℃でフリー熱処理した後、2
00mピッチで45mmのオシレーションを掛けなが
ら、高張力・高抑えロール圧下に樹脂製ボビンにロール
状に捲き上げた。フィルムは、幅方向に約4%の厚みバ
ラツキをもっており、その主ピッチはフーリエ解析の結
果約28mmであったので、主ピッチの約1.6倍のオ
シレーションを掛けたことになる。ここで、横延伸及び
乾燥時にフィルムの幅方向に5℃以上の温度むらが生じ
ないように、また緊張熱処理のヒータの温度分布も中央
部と端部とで5℃以上の差が出ないように工夫した。
【0052】幅500mm、長さ約2000mで得られ
たロール状のPPTAフィルムは、捲硬度が高く、且つ
そのバラツキが小さく均一に捲き取られていて、皺等が
全くなく捲姿が良好だった。フィルムは、長尺方向、幅
方向に物性差は殆ど無く、表1に示す通りだった。この
ロール状フィルムを、2日間、25℃、60%RHの室
内に静置したところ、ロール表面に少し皺が入ったが約
2周分剥ぎ取ると皺は全く見られなくなった。更に1週
間ロール状フィルムをポリエチレン製の袋に入れて静置
したが、全く変化が見られなかった。
【0053】次に、このロール状フィルムから塗布型磁
気テープを試作したが、ロールからの解除を含めた加工
性及びテープ特性ともに良好だった。
【0054】
【比較例1】実施例1において、オシレーションを取り
やめた以外は実施例1と全く同一にして、フィルムをロ
ール状に捲上げた。得られたロール状フィルムは、捲硬
度が幅方向の位置によって、93〜100にばらついて
いた。フィルムの物性を表1に示した。
【0055】ロール状フィルムを、2日間、25℃、6
0%RHの室内に静置したところ、ロール全体に皺が入
り、特に捲硬度の小さかった部分の皺の程度が大きく、
かなり内部までこの状態になっていた。剥ぎ取った部分
の皺は永久変形を起こしていた。約100m分剥ぎ取っ
て、皺の程度の少なくなったロール状フィルムをポリエ
チレン製の袋に入れて、1週間静置したが、最内部まで
皺がついていて、加工に耐えられなくなった。
【0056】
【比較例2】実施例1において、捲張力を小さくした以
外は実施例1と全く同一でロール状フィルムを捲取っ
た。得られたロール状フィルムは捲硬度が小さかった。
フィルムの物性を表1に示した。ロール状フィルムを、
2日間、25℃、60%RHの室内に静置したところ、
ロール全体に皺が入り、かなり内部まで皺が入ってい
た。約20m剥ぎ取って、皺の少なくなったロール状フ
ィルムをポリエチレン製の袋に入れて、1週間静置した
が、かなり内部まで皺が入っていて、捲姿の良い部分の
比率が少なかった。
【0057】
【実施例2】実施例1において、ポリマー対比0.03
重量%のコロイダルシリカを用い、ダイのスリット間隔
を約150μmにし、捲取り時に60mmのオシレーシ
ョン(厚みバラツキの主ピッチは25mmであったの
で、これの2.4倍)を掛けた以外は、実施例1と同じ
操作・条件でロール状フィルムを捲取った。
【0058】表2に示しているように、バラツキの少な
い捲硬度の高いロール状フィルムが得られ、その捲姿は
良好で、ポリエチレン製の袋に入れて2週間静置して
も、捲姿は殆ど悪くなっていなかった。このロール状フ
ィルムから、加工性良く、蒸着型の磁気テープに出来
た。
【0059】
【実施例3】ポリパラフェニレン−2−クロロテレフタ
ルアミド(PPClTA)をポリマー濃度が13重量%
になるように溶解し、約100μmのスリット間隔のダ
イからエンドレスベルト上にキャストした。濃硫酸に
は、予め0.02μmの酸化チタン微粒子をPPClT
Aに対し0.1重量%となるように超音波分散機により
分散させておいた。熱処理温度を400℃に変えた以外
は、実施例1と同様の操作を加えてフィルムをつくり、
ロール状に捲上げた。
【0060】600mm幅、1000m長さで得られた
ロール状フィルムの性能を表2に示した。捲姿は良好
で、実施例2と同じ経時試験でも捲姿の変化はなかっ
た。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、平坦性の良いロール状
長尺耐熱性フィルムが得られ、また、捲形状が良く且つ
その経時的な悪化が極めて小さいために、フィルムに皺
や局部的な変形、クセの付加がなく、ロール状態からの
解除性に優れ、表面処理、スリッティング、コーティン
グ、ラミネーティング等の加工がしやすい。つまり、加
工の時にフィルムが取扱い易く、加工時のフィルム品位
の低下(例えば、傷つき等)が少なく、品質の良い高収
率の加工が可能である。
【0064】特に、蒸着やスパッタリング、イオンビー
ム等の加工時に、それに先だってフィルムを高真空下に
置く処理をしても、フィルムの局部的な寸法変化の差が
小さく平坦性に優れているので、これらの加工を均一に
出来、しかも好ましい態様においては表面平滑性に優れ
たフィルムに関してこれらの特徴が発揮できるので、太
陽電池(アモルファスシリコンの蒸着またはスパッタリ
ング)、磁気メディア(磁性材料の蒸着またはスパッタ
リング)等に非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 79/08 C08L 79/08 // B29K 77:00 B29L 7:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅300mm以上かつ長さ500m以上
    でロール状に捲上げられたヤング率700〜2500k
    g/mm2 、吸湿膨張係数3〜50ppm/%RH、平
    均厚さ1〜10μmのフィルムにおいて、微細粒子を
    0.001〜10重量%含有し、少なくとも一方の面に
    おいて0.01〜0.05μm高さの微細突起が102
    〜107 個/mm2 存在し、0.81μm以上の高さの
    突起が0〜0.5個/100cm2 であるフィルムであ
    って、平均捲硬度が95〜100であり、かつ捲硬度の
    バラツキが0〜5であることを特徴とするロール状長尺
    耐熱性フィルム。
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