JPH1152926A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH1152926A
JPH1152926A JP9210382A JP21038297A JPH1152926A JP H1152926 A JPH1152926 A JP H1152926A JP 9210382 A JP9210382 A JP 9210382A JP 21038297 A JP21038297 A JP 21038297A JP H1152926 A JPH1152926 A JP H1152926A
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Hisatake Sato
久武 佐藤
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Oki Micro Design Miyazaki Co Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央処理装置(CPU)の処理を介さずにス
クロール表示を行うことができる表示装置を提供する。 【解決手段】 RAM20から並列に読み出された表示
データS20は、シフト部30に与えられ、ロード信号
LOADによってロードされた後、シフト信号SCKに
よって直列方向にシフトされる。シフトされた表示デー
タS30は、ラッチ部40で保持されて液晶表示器(L
CD)10に表示される。更にシフトされた表示データ
S30は、セレクタ60を介してRAM20の入力デー
タ端子DI1〜DInに戻されて、再度このRAM20
の同一アドレスに保持される。LCD10の次のY方向
の走査時には、RAM20からシフトされた表示データ
が読み出されるので、CPU120の処理を介さずにス
クロール表示が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットマトリクス
型の表示装置、特に表示内容を左右にずらしながら表示
するスクロール表示技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のドットマトリクス型の表
示装置の構成図である。この表示装置は、液晶表示器
(以下、「LCD」という)1と、このLCD1に対す
る表示データを格納するためのランダム・アクセス・メ
モリ(以下、「RAM」という)2を有している。LC
D1は、例えば120本のX電極1xと、これに直交す
る32本のY電極1yを持ち、これらの各交点に形成さ
れる横120ドット×縦32ドットの表示ドットによる
画面表示を行うものである。RAM2は、LCD1上の
横120ドット×縦32ドットの表示データを格納する
ための記憶装置である。RAM2の出力側には、ラッチ
部3の入力側が接続されている。ラッチ部3は、RAM
2から出力された120ドットのドットパターンを保持
して出力するものであり、この出力側にはXドライバ4
の入力側が接続されている。Xドライバ4は、ドットパ
ターンをLCD1のX電極1xに与えるための駆動電圧
に変換するものであり、この出力側がLCD1の各X電
極1xに接続されている。
【0003】表示装置は、更に、表示タイミングの基準
となるクロック信号CKが印加されるカウンタ5を有し
ている。カウンタ5は、クロック信号CKをカウントす
ることにより、LCD1の表示ライン(Y電極1y)を
指定するアドレス信号ADRaを生成するものであり、
この出力側がデコーダ6の入力側に接続されている。デ
コーダ6は、アドレス信号ADRaをデコードすること
により、LCD1の32本のY電極1yを上から下へ順
番に1本ずつ駆動するための走査信号を生成するもので
ある。デコーダ6の出力は、Yドライバ7の入力側に接
続されている。Yドライバ7は、走査信号をLCD1の
Y電極1yに与えるための駆動電圧に変換するものであ
り、この出力側がLCD1の各Y電極1yに接続されて
いる。カウンタ5の出力側には、更にセレクタ8の入力
端子Aが接続され、このセレクタ8の入力端子Bには中
央処理装置(以下、「CPU」という)9のアドレス端
子ADが接続されている。セレクタ8は、選択端子Sに
与えられる選択信号SELに基づいて入力端子A,Bの
いずれか一方を選択して出力端子Xに出力するものであ
り、この出力端子Xが、RAM2のアドレス端子ADに
接続されている。
【0004】CPU9は、LCD1に表示に対する表示
データをRAM2に格納するためのものであり、そのデ
ータ端子D1〜Dn及び書き込み制御端子Wが、RAM
2のデータ入力端子DI1〜DIn及び書き込み制御端
子Wに、それぞれ接続されている。更に、CPU9の制
御端子Cはセレクタ8の選択端子Sに接続されている。
このような表示装置において、CPU9の制御端子Cか
ら出力する選択信号SELによって、セレクタ8を入力
端子B側に切り替えるとともに、アドレス信号ADR
b、データ信号D1〜Dn、及び書き込み制御信号WE
によって、RAM2の所定のアドレスに表示用のデータ
を書き込む。書き込みが終了すると、CPU9は、セレ
クタ8に対する選択信号SELによって入力端子A側に
切り替えるとともに、書き込み制御信号WEを不活性化
する。これにより、RAM2に格納された表示データ
は、クロック信号CKに基づいて順次カウントアップさ
れて与えられるカウンタ5からのアドレス信号ADRa
に従って読み出され、LCD1の1行分に相当する12
0ドットのドットパターンがラッチ部3に保持される。
ラッチ部3に保持されたドットパターンは、Xドライバ
4によってLCD1のX電極1xに対応する駆動電圧に
変換され、それぞれのX電極1xに印加される。
【0005】一方、カウンタ5から出力されるアドレス
信号ADRaは、デコーダ6にも与えられており、LC
D1のX電極1xに与えられたドットパターンに同期し
て、このデコーダ6から対応するY電極1yに対する走
査信号が出力される。デコーダ6から出力された走査信
号は、Yドライバ7によってLCD1のY電極1yに対
応する駆動電圧に変換されて、該当するY電極1yに印
加される。このように、Yドライバ7によってLCD1
のY電極1yを上から下に順次走査するとともに、その
走査されたY電極1yに対応する各ドット位置のドット
パターンがRAM2から読み出され、Xドライバ4を介
して各X電極1xに印加されて、グラフィック画面表示
が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置では、次のような課題があった。例えば、LC
D1に表示されている画面を、左から右へ順次ずらしな
がら表示するスクロール表示を行う場合、スクロールに
応じてその都度CPU9からRAM2の全データを書き
替える必要があった。このため、CPU9によるスクロ
ール処理の負担が大きくなり、スクロール表示動作中に
他の処理ができなくなってしまったり、またCPU9の
書き込み処理速度が遅い場合には、スクロール表示が不
自然になるという課題があった。本発明は、前記従来技
術が持っていた課題を解決し、CPU9の処理を介さず
にスクロール表示を行うことができる表示装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の内の第1の発明は、表示装置において、平
行に配置された複数のX電極及び該X電極に直交して配
置された複数のY電極を有し、該X電極に印加される表
示用の駆動電圧及び該各Y電極に順次印加される走査用
の駆動電圧に応じて、これらのX電極及びY電極の各交
点における画素の表示が行われるドットマトリクス型の
表示手段と、次のような記憶手段、シフト手段、保持手
段、第1及び第2の駆動手段、及び表示制御手段を備え
ている。記憶手段は、書き込み信号に従って前記表示手
段の画素に対応する表示データを記憶するとともに、順
次与えられるアドレス信号に従って、該アドレス信号に
対応する該表示データを前記複数のX電極に対する並列
データ形式で出力するものである。シフト手段は、前記
記憶手段から順次出力される並列データ形式の表示デー
タをシフト信号に従って直列方向にシフトし、該シフト
された並列形式の表示データを前記記憶手段に再度記憶
させるための表示データ、並びに前記表示手段に表示さ
せるための表示信号として出力するものである。保持手
段は、前記シフト手段から出力される表示信号を保持信
号に従って保持するとともに、該保持した表示信号を出
力するものである。
【0008】第1の駆動手段は、前記保持手段の出力信
号を前記表示手段のX電極に対する駆動電圧に変換して
該X電極を駆動するものであり、第2の駆動手段は、走
査信号に基づいて前記表示手段の走査用の駆動電圧を生
成して前記Y電極を駆動するものである。そして、表示
制御手段は、前記アドレス信号、書き込み信号、シフト
信号、及び保持信号を順次生成して出力するものであ
る。第2の発明は、第1の発明の表示装置におけるシフ
ト手段を、第1から第N(但し、Nは2以上の整数)ま
での入力端子と、第1から第Nまでの出力端子と、選択
端子とを有し、該シフト端子に前記シフト信号が与えら
れていないときには、該第1から第Nまでの入力端子に
与えられた信号を、それぞれ該第1から第Nまでの出力
端子に出力し、該選択端子に該シフト信号が与えられた
ときには、該第I(但し、IはN未満の整数)から第N
までの入力端子に与えられた信号を、それぞれ該第1か
ら第N−I+1までの出力端子に出力する選択回路で構
成している。
【0009】第3の発明は、表示装置において、第1の
発明と同様の表示手段と、書き込み信号に従って前記表
示手段の画素に対応する表示データを記憶するととも
に、順次与えられるアドレス信号に従って、該アドレス
信号に対応する該表示データを前記複数のX電極に対す
る並列データ形式で出力する記憶手段と、前記記憶手段
から順次出力される並列データ形式の表示データをシフ
ト信号に従って直列方向にシフトし、該シフトされた並
列形式の表示データを前記表示手段に表示させるための
表示信号として出力するシフト手段と、第1の発明と同
様の保持手段、並びに第1及び第2の駆動手段と、前記
アドレス信号、シフト信号、及び保持信号を順次生成し
て出力する表示制御手段とを備えている。第4の発明
は、第1から第3の発明の表示装置における記憶手段
を、m(但し、mは2以上の整数)ワードの記憶領域に
対応してそれぞれn+1(但し、nは2以上の整数)個
のメモリセルを有し、第1のアドレス信号が与えられた
ときには、該第1のアドレス信号で指定された該ワード
のn+1個のメモリセルに格納された第1の表示データ
を並列に出力するように構成している。また、第2のア
ドレス信号及びnビットの第2の表示データが与えられ
たときには、該第2のアドレス信号で指定された該ワー
ドの内の第2番目から第n+1番目までのn個のメモリ
セルに該第2の表示データを格納し、第3のアドレス信
号及びmビットの第3の表示データが与えられたときに
は、該記憶領域の第1ワード目から第mワード目までの
各ワードの第1番目のメモリセルに該第3の表示データ
を1ビットずつ格納する構成としている。
【0010】第1及び第2の発明によれば、以上のよう
に表示装置を構成したので、次のような作用が行われ
る。例えば、CPU等から表示データが記憶手段に書き
込まれると、この表示データはアドレス信号に応じて記
憶手段から並列データ形式で出力され、シフト手段に与
えられる。シフト手段に与えられた並列データは直列方
向にシフトされ、再度記憶手段に記憶させるための表示
データとして出力される。このシフトされた表示データ
は、同時に保持手段にも与えられて保持され、第1の駆
動手段によって駆動電圧に変換されて、表示手段のX電
極に与えられる。表示制御手段において、記憶手段、シ
フト手段、及び保持手段に対する各種の制御信号が順次
生成され与えられるので、表示手段のX電極に沿って順
次シフトする表示が行われる。第3の発明によれば、次
のような作用が行われる。記憶手段に記憶された表示デ
ータはアドレス信号に応じて並列データ形式で出力さ
れ、シフト手段に与えられる。シフト手段に与えられた
並列データは、与えられるシフト信号に応じて直列方向
にシフトされ、表示信号として出力される。表示信号は
保持手段によって保持され、第1の駆動手段によって駆
動電圧に変換されて、表示手段のX電極に与えられる。
表示制御手段において、記憶手段、シフト手段、及び保
持手段に対する各種の制御信号が順次生成されて与えら
れるので、表示手段のX電極に沿って順次シフトする表
示が行われる。
【0011】第4の発明によれば、次のような作用が行
われる。例えば、表示制御手段から第1のアドレスが与
えられると、その第1のアドレスで指定されたワードに
格納されたn+1ビットの表示データが第1の表示デー
タとして出力される。この第1の表示データはシフト手
段によってシフトされ、第2の表示データとして第2の
アドレス信号とともに記憶手段に与えられる。そして、
第2のアドレス信号で指定されたワードの第2から第n
+1ビットのメモリセルに格納される。CPU等から記
憶手段に第3のアドレス信号とmビットの表示データと
が与えられると、このmビットの表示データは各ワード
の第1番目のメモリセルに1ビットずつ格納される。シ
フト手段によりシフトされた第1の表示データは、保持
手段により保持され、第1の駆動手段によって駆動電圧
に変換されて、表示手段のX電極にあたあえられる。表
示制御手段において、記憶手段、シフト手段、及び保持
手段に対する各種の制御信号が順次生成されて与えられ
るので、表示手段のX電極に沿って順次シフトする表示
が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す表示装置の構成
図である。この表示装置は、ドットマトリクス型の表示
手段(例えば、LCD)10と、このLCD10に対す
る表示データを格納するための記憶手段(例えば、RA
M)20を有している。LCD10は、例えば,120
本のX電極11と、これに直交する32本のY電極12
を持ち、これらの各交点に形成される横120ドット×
縦32ドットの表示ドットによる画面表示を行うもので
ある。RAM20は、LCD10上の横120ドット×
縦32ドットの表示データを格納するための随時読み書
き可能な記憶装置である。RAM20のデータ出力端子
DO1〜DOnには、シフト手段(例えば、シフト部)
30のデータ入力端子DI1〜DInがそれぞれ接続さ
れている。シフト部30は、ロード端子Lにロード信号
LOADが与えられたときに、データ入力端子DI1〜
DInに与えられているデータを並列に取り込み、シフ
ト端子SCに与えられたシフト信号SCKに従って、そ
の取り込んだデータを順次直列方向にシフトする機能を
有している。そして、取り込まれてシフトされたデータ
は、データ出力端子DO1〜DOnから並列に出力され
るようになっている。
【0013】シフト部30のデータ出力端子DO1〜D
Onには、保持手段(例えば、ラッチ部)40の入力側
が接続されている。ラッチ部40は、シフト部30から
出力されたn(ここでは、n=120)ビットのドット
パターンを、ラッチ信号LATに従って保持して出力す
るのもであり、この出力側には第1の駆動手段(例え
ば、Xドライバ)50の入力側が接続されている。Xド
ライバ50は、ドットパターンをLCD10のX電極1
1に与えるための駆動電圧に変換するものであり、この
出力側がLCD10の各X電極11に接続されている。
シフト部30のデータ出力端子DO1〜DOnは、また
セレクタ60の入力端子Aに接続されている。セレクタ
60は、入力端子Aの他に入力端子Bを有し、選択端子
Sに与えられる選択信号SELに従って、入力端子A,
Bのいずれか一方の入力信号を出力端子Xに出力するも
のである。セレクタ60の出力端子Xは、RAM20の
データ入力端子DI1〜DInに接続されている。この
表示装置は、更に、表示用の各種のタイミング信号を生
成する表示制御手段(例えば、表示制御部)70を有し
ている。この表示制御部70では、LCD10の表示ラ
イン(Y電極12)を指定するためのアドレス信号AD
R1、RAM20のデータをシフト部30へ取り込むた
めのロード信号LOAD、シフト部30へ取り込んだデ
ータをシフトするためのシフト信号SCK、シフト部3
0から出力されるデータをラッチ部40に取り込むため
のラッチ信号LAT、及びシフト部30によってシフト
されて出力されたドットパターンを再度RAM20に格
納するための書き込み信号WE1を生成する機能を有し
ている。
【0014】表示制御部70から出力されるロード信号
LOAD、シフト信号SCKは、それぞれシフト部30
のロード端子L、シフト端子SCに与えられ、ラッチ信
号LATはラッチ部40に与えられている。表示制御部
70から出力されるアドレス信号ADR1は、デコーダ
80に与えられている。デコーダ80は、アドレス信号
ADR1をデコードすることにより、LCD10の32
本のY電極12を上から下へ順番に1本ずつ駆動するた
めの走査信号を生成するものであり、この出力側が第2
の駆動手段(例えば、Yドライバ)90の入力側に接続
されている。Yドライバ90は、走査信号をLCD10
のY電極12に与えるための駆動電圧に変換するもので
あり、この出力側にLCD10の各Y電極12が接続さ
れている。表示制御部70のアドレス信号ADR1は、
更にセレクタ100の入力端子Aに与えられ、書き込み
信号WE1はセレクタ110の入力端子Aに与えられて
いる。セレクタ100,110は、セレクタ60と同様
の機能を有しており、それらの出力端子Xは、それぞれ
RAM20のアドレス端子AD、及び書き込み制御端子
Wに接続されている。
【0015】また、この表示装置は、LCD10に表示
するためのデータを生成してRAM20に書き込むため
のCPU120を有しており、このCPU120のデー
タ端子D1〜1nがセレクタ60の入力端子Bに、アド
レス端子ADがセレクタ100の入力端子Bに、書き込
み制御端子Wがセレクタ110の入力端子Bに、それぞ
れ接続されている。更に、CPU120の制御端子Cに
は、セレクタ60,100,110の選択端子Sが共通
接続されており、このCPU120からRAM20へデ
ータを書き込むときに、選択信号SELによって各セレ
クタの60,100,110の入力端子B側が選択され
るようになっている。図3は、図1中のシフト部30の
一例を示す構成図である。このシフト部30は、n個の
セレクタ31〜31を有しており、これらのセレク
タ31〜31の入力端子Aに、データ入力端子DI
1〜DInがそれぞれ接続されている。セレクタ31
〜31の出力端子Xは、遅延型のフリップフロップ
(以下、「FF」という)32〜32の入力端子D
に、それぞれ接続されている。FF32〜32n-1
出力端子Qは、それぞれセレクタ31〜31の入力
端子Bに接続されるとともに、データ出力端子DO1〜
DOn-1 に接続されている。また、セレクタ31の入
力端子Bは、例えば接地電位GNDに接続され、FF3
の出力端子Qがデータ出力端子DOnに接続されて
いる。更に、各セレクタ31〜31の選択端子S
は、ロード端子Lに共通接続され、各FF32〜32
のクロック端子Cは、シフト端子SCに共通接続され
ている。
【0016】図4は、図1の表示装置の動作シーケンス
を示すタイムチャートである。以下、図3及び図4を参
照しつつ、図1の表示装置の動作を説明する。まず、C
PU120からRAM20に、LCD10に対する表示
データを書き込む場合、このCPU120の制御端子C
から出力される選択信号SELによって、セレクタ6
0,100,110は、それぞれ入力端子B側に切り替
えられる。そして、CPU120からアドレス信号AD
R2、データ信号D1〜Dn、及び書き込み制御信号W
E2が出力され、RAM20の所定のアドレスに表示デ
ータが書き込まれる。書き込みが終了すると、CPU1
20は、選択信号SELによってセレクタ60,10
0,110を入力端子A側に切り替える。これによっ
て、CPU120は、RAM20から切り離される。次
に、図4の時刻t1において、表示制御部70のアドレ
ス信号ADR1が、例えば、0番地に変化すると、これ
に伴って、RAM20の0番地に格納された表示データ
DT0(例えば、“1111・・・11”)が読み出さ
れ、信号S20としてシフト部30のデータ入力端子D
I1〜DInに、並列に与えられる。時刻t2におい
て、ロード信号LOADが立ち上がると、シフト部30
内の各セレクタ31〜31では入力端子A側が選択
されて、データ入力端子DI1〜DInに入力されたデ
ータDT0がそれぞれのFF32〜32の入力側に
与えられる。
【0017】時刻t3において、シフト信号SCKが立
ち上がると、各FF32〜32の入力側に与えられ
た表示データDT0は、これらのFF32〜32
取り込まれ、各FF32〜32の出力側に出力され
る。時刻t4において、ロード信号LOADが立ち下が
ると、各セレクタ31〜31では入力端子B側が選
択されて、前段のFF32〜32n-1 の出力信号が後
段のFF32〜32の入力側に与えられる。また、
FF32の入力側には、セレクタ31の入力端子B
に与えられた固定値(例えば、“0”)が与えられる。
時刻t5において、シフト信号SCKが立ち上がると、
各FF32〜32の入力側に与えられていた表示デ
ータがこれらのFF32〜32に取り込まれて、F
F32〜32の出力側に出力される。即ち、これに
よって、RAM20からシフト部30に与えられた表示
データDT0は、1ビットだけシフトされる。これによ
って、シフト部30の出力信号S30は、表示データD
T0(=“0111・・・・11”)となる。
【0018】更に、時刻t6において、シフト信号SC
Kが立ち上がると、各FF32〜32の入力側に与
えられていたデータがこれらのFF32〜32に取
り込まれて、FF32〜32の出力側に出力され
る。即ち、これによって、RAM20からシフト部30
に与えられたデータDT0は、2ビットだけシフトされ
る。そして、2ビットシフトされた表示データDT0
(=“0011・・・・11”)が、シフト部30のデ
ータ出力端子DO1〜DOnからの出力信号S30とし
て出力される。時刻t7において、ラッチ信号LATと
書き込み制御信号WE1が立ち上がる。この時、シフト
部30から出力される表示データDT0は、セレクタ
60を介してRAM20のデータ入力端子DI1〜DI
nに与えられているので、書き込み制御端子WE1の立
ち上がりにより、このRAM20の0番地の内容は、表
示データDT0に書き替えられる。また、ラッチ信号
LATの立ち上がりにより、シフト部30から出力され
る表示データDT0が、1行分の120ドットのドッ
トパターンとしてラッチ部40に保持される。ラッチ部
40に保持されたドットパターンは、Xドライバ50に
よって、LCD10のX電極11に対応する駆動電圧に
変換され、それぞれのX電極11に印加される。
【0019】一方、表示制御部70から出力されるアド
レス信号ADR1は、デコーダ80に与えられ、LCD
10のX電極11に与えられたドットパターンに同期し
て、このデコーダ80から対応するY電極12に対する
走査信号が出力される。デコーダ80から出力された走
査信号は、Yドライバ90によってLCD10のY電極
12に対応する駆動電圧に変換され、該当するY電極1
2に印加される。0番地の処理が終了すると、時刻t8
において、アドレス信号ADR1が1番地に変更され、
同様の処理が行われる。このように、アドレス信号をA
DR1を順次変更して、Yドライバ90によって、LC
D10のY電極12を上から下に順次走査するととも
に、その走査されたY電極12に対応する各ドット位置
のドットパターンがRAM20から読み出され、シフト
部30で例えば2ビット右にシフトされて、ラッチ部4
0で保持される。シフトされ、ラッチ部40に保持され
たドットパターンは、Xドライバ50を介して各X電極
11に印加されて、グラフィック画面表示が行われる。
また、シフトされたドットパターンは、次の表示タイミ
ングに備えて、RAM20に保持される。以上のよう
に、第1の実施形態では、RAM20から読み出された
データをシフトするシフト部30と、シフトされたデー
タを再びRAM20に格納するための制御を行う表示制
御部70とを有している。これにより、CPU120に
よってRAM20のデータを書き替えることなく、表示
画面を右方向に順次ずらして表示することが可能にな
り、CPU120の負荷を軽減し、かつ滑らかなスクロ
ール表示を行うことができる。
【0020】第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示す表示装置の構成
図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。この実施形態の表示装置では、第1の実
施形態の図1の表示装置のシフト部30に代えてこれと
構成の異なるシフト部30Aを、表示制御部70に代え
てこれと若干機能が異なる表示制御部70Aを、それぞ
れ設けている。その他の構成は図1と同様である。シフ
ト部30Aは、データ入力端子DI1〜DIn、データ
出力端子DO1〜DOn、及びシフト端子SFを有して
おり、シフト端子SFに与えられるシフト信号SFT
が、例えば論理値“0”のときには、データ入力端子D
I1〜DInに与えられた信号を、それぞれデータ出力
端子DO1〜DOnに出力するものである。一方、シフ
ト信号SFTが論理値“1”のとき、シフト部30A
は、データ入力端子DI1〜DIn-1 に与えられた信号
を1ビットずらして、それぞれデータ出力端子DO2〜
DOnに出力する機能を有している。表示制御部70A
は、図1の表示制御部70と同様の、LCD10の表示
ライン(Y電極12)を指定するためのアドレス信号A
DR1、シフト部30Aから出力される表示データをラ
ッチ部40に取り込むためのラッチ信号LAT、及びシ
フト部30Aによってシフトされて出力されるデータを
再度RAM20に記憶させるための書き込み信号WE1
を生成するとともに、シフト部30Aに対するシフト信
号SFTを生成して出力する機能を有している。
【0021】図6は、図5中のシフト部30Aの一例を
示す構成図である。このシフト部30Aは、n個のセレ
クタ33〜33を有している。セレクタ33の入
力端子Aは、例えば接地電位GNDに接続され、入力端
子Bはデータ入力端子DI1に接続されている。また、
セレクタ33i(但し、i=2〜n)の入力端子Aは、
データ入力端子DIi-1 に接続され、入力端子Bが、デ
ータ入力端子DIiが接続されている。セレクタ33
〜33の出力端子Xは、それぞれデータ出力端子DO
1〜DOnに接続され、これらのセレクタ33〜33
の選択端子Sが、シフト端子SFに共通接続されてい
る。
【0022】このような表示装置において、CPU12
0からRAM20への表示データの書き込み、及びラッ
チ部40で保持されたドットパターンのCLD10への
表示動作は、図1の表示装置における動作と同様であ
る。一方、RAM20から出力された表示データは、最
初、シフト信号SFTが“0”にされることによりシフ
ト部30Aを通してそのままラッチ部40に与えられて
保持される。その後、シフト信号SFTが“1”にされ
ることによって、RAM20から読み出された表示デー
タは、1ビットずつずらされてシフト部30Aのデータ
出力端子DO1〜DOnに出力される。そして、シフト
部30Aによってシフトされた表示データは、RAM2
0のデータ入力端子DI1〜DInに与えられ、このR
AM20の同一番地に書き込まれる。従って、第1の実
施形態と同様にCPU120によってRAM20のデー
タを書き替えることなく、表示画面を右方向に順次ずら
して表示することが可能になり、CPU120の負荷を
軽減し、かつ滑らかなスクロール表示を行うことができ
る。
【0023】第3の実施形態 図7は、本発明の第3の実施形態を示す表示装置の構成
図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。この実施形態の表示装置では、第1の実
施形態の図1の表示装置におけるセレクタ60,110
を削除し、RAM20のデータ入力端子DI1〜DIn
にCPU120のデータ端子D1〜Dnを、RAM20
の書き込み制御端子WにCPU120の書き込み制御端
子Wを、それぞれ接続している。更に、表示制御部70
に代えて、これと機能が若干異なる表示制御部70Bを
設けている。その他の構成は図1と同様である。このよ
うな表示装置におけるCPU120からRAM20への
表示データの書き込み動作と、ラッチ部40で保持され
たドットパターンのLCD10への表示動作は、図1の
表示装置における動作と同様である。一方、シフト部3
0におけるシフト動作とシフトされた表示データの処理
が、図1の表示装置における動作と異なっている。
【0024】図8は、図7の動作シーケンスを示すタイ
ムチャートである。以下、図8を参照しつつ、図7の表
示装置におけるシフト動作を説明する。まず、図8の時
刻t11において、表示制御部70Bからアドレス信号
ADR1として0番地が出力される。これにより、RA
M20の0番地に格納されたnビットの表示データDT
0(例えば、“1111・・・11”)が読み出され
て、信号S20としてシフト部30のデータ入力端子D
I1〜DInに、並列に与えられる。時刻t12におい
て、ロード信号LOADが立ち上がると、シフト部30
内の各セレクタ31〜31では入力端子A側が選択
されて、データ入力端子DI1〜DInに入力されたn
ビットの表示データDT0が、それぞれのFF32
32の入力側に与えられる。時刻t13において、シ
フト信号SCKが立ち上がると、各FF32〜32
の入力側に与えられた表示データDT0は、これらのF
F32〜32に取り込まれ、各FF32〜32
の出力側に出力される。時刻t14において、ロード信
号LOADが立ち下がると、各セレクタ31〜31
では入力端子B側が選択されて、前段のFF32〜3
n-1 の出力信号が後段のFF32〜32の入力側
に与えられる。また、セレクタ31の入力端子Bに与
えられた固定値(例えば、“0”)が、FF32の入
力側に与えられる。
【0025】時刻t15aにおいて、シフト信号SCK
が立ち上がると、各FF32〜32の入力側に与え
られていた表示データが、これらのFF32〜32
に取り込まれ、FF32〜32から出力される。こ
れによって、RAM20からシフト部30に与えられた
表示データDT0は、1ビットだけシフトされ、このシ
フト部30の出力信号S30は、表示データDT0
(=“0111・・・・11”)となる。更に、時刻
t15b,t15c,…,t15iにおけるシフト信号
SCKの立ち上がり毎に、各FF32〜32に与え
られていた表示データが、これらのFF32〜32
に取り込まれ、FF32〜32から出力される。即
ち、時刻t15aからi(但し、iは自然数)回の連続
するシフト信号SCKの立ち上がりによって、RAM2
0からシフト部30に与えられた表示データDT0は、
iビットだけ右にシフトされ、信号S30としてラッチ
部40に与えられる。そして、時刻t16において、ラ
ッチ信号LATが立ち上がると、シフト部30から出力
される信号S30は、1行分の120ドットのドットパ
ターンとしてラッチ部40に保持される。ラッチ部40
に保持されたドットパターンは、Xドライバ50によっ
て、LCD10のX電極11に対応する駆動電圧に変換
され、それぞれのX電極11に印加される。
【0026】一方、表示制御部70Bから出力されるア
ドレス信号ADR1は、デコーダ80に与えられ、この
デコーダ80から、LCD10のX電極11に与えられ
たドットパターンに同期した走査信号が出力される。デ
コーダ80から出力された走査信号は、Yドライバ90
によってLCD10のY電極12に対応する駆動電圧に
変換され、該当するY電極12に印加される。0番地の
処理が終了すると、時刻t17において、アドレス信号
ADR1が1番地に変更され、同様の処理が行われる。
このように、アドレス信号ADR1を順次変更すること
によって、LCD10のY電極12が上から下に順次走
査され、その走査されたY電極12に対応する各ドット
位置のドットパターンがRAM20から読み出される。
読み出されたドットパターンは、シフト部30でiビッ
トだけ右にシフトされて、ラッチ部40で保持される。
シフトされラッチ部40に保持されたドットパターン
は、更にXドライバ50を介して各X電極11に印加さ
れて、グラフィック画面表示が行われる。
【0027】次に、アドレス信号が再び0番地に戻った
ときには、今度は、シフト部30におけるシフト数がi
+1ビットに変更され、LCD10上に、前回よりも右
側に1ビットだけずれた画面表示が行われる。このよう
に、各画面の走査毎に、シフト部30におけるシフト数
を順次増加させることによって、左から右へ順次移動す
るように表示されるスクロール表示が可能になる。以上
のように、第3の実施形態では、RAM20から読み出
されたデータをシフト信号SCKに基づいてシフトする
シフト部30と、画面毎にシフト数を変更する表示制御
部70Bを有している。これにより、CPU120によ
ってRAM20のデータを書き替えることなく、表示画
面を右方向に順次ずらして表示することが可能になり、
CPU120の負荷を軽減し、かつ滑らかなスクロール
表示を行うことができる。
【0028】第4の実施形態 図9は、本発明の第4の実施形態を示す表示装置の構成
図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。この実施形態の表示装置では、第1の実
施形態の図1の表示装置における一般的なRAM20に
代えて、これと構成の異なるRAM20Aを設けてい
る。更に、シフト部30に代えて、1ビットだけ入力ビ
ット数を増加させて、n+1ビットのデータ入力端子D
I0〜DInを有するシフト部30Bを設けている。ま
たCPU120に代えて、制御端子C1,C2を有する
CPU120Aを設けている。一方、これらのRAM2
0A及びシフト部30Bを設けたことに伴って、セレク
タ100,110を削除している。RAM20Aは、複
数のアドレス信号によって、同時に独立して読み書きの
アクセスが可能なマルチポートRAMであり、アドレス
信号ADR1が与えられる第1のアドレス端子AD1、
及びアドレス信号ADR2が与えられる第2のアドレス
端子AD2を有している。また、アドレス信号ADR
1,ADR2で指定されたアドレスに格納されたデータ
を出力するn+1ビットのデータ出力端子DO0〜DO
n、及びこれらのアドレス信号ADR1,ADR2で指
定されたアドレスに格納するデータを入力するnビット
のデータ入力端子DI1〜DInを有している。更にR
AM20Aは、データ出力端子DO0に対応するデータ
を書き込むための記憶領域、この記憶領域を指定するた
めのアドレス端子AD0、及びこの記憶領域に格納する
データを入力するためのデータ入力端子DI01〜DI
0mを有している。
【0029】RAM20Aのアドレス端子AD1には、
表示制御部70からのアドレス信号ADR1が与えら
れ、また、アドレス端子AD2にはCPU120Aから
のアドレス信号ADR2が与えられている。RAM20
Aのデータ入力端子DI01〜DI0mは、CPU12
0Aのデータ端子D1〜Dnの内のmビットのデータ端
子D1〜Dmに接続されている。そして、CPU120
Aの制御端子C1はRAM20Aのアドレス端子AD0
に、制御端子C2はセレクタ60の選択端子Sに、それ
ぞれ接続されている。その他の構成は図1と同様であ
る。図10は、図9中のRAM20Aの一例を示す概略
の構成図である。このRAM20Aは、平行に配置され
たm本のワード線WAi(但し、i=1〜m)と、これ
らのワード線WAiに直交するように配置されたn+1
組のビット線対BAj,BAj/(但し、j=0〜n、
また、「/」は反転を意味する)を有している。各ワー
ド線WAiとビット線対BAj,BAj/との交叉箇所
には、メモリセル21i,j が設けられている。各メモリ
セル21i,j は、同一の構成となっており、メモリセル
21i,j は、FF22を構成する2つのインバータ22
a,22b、このFF22とビット線対BAj,BAj
/との接続を制御するためのMOSトランジスタ(以
下、単に「MOS」という)23a,23b、及びFF
22とビット線対BBk,BBk/(但し、k=1〜
n)、及びビット線対BCi,BCi/との接続を制御
するためのMOS24a,24bを有している。
【0030】メモリセル21i,j 内のMOS23a,2
3bのゲートは、ワード線WAiに共通接続されてい
る。また、メモリセル21i,0 内のMOS24a,24
bのゲートはワード線WCに共通接続され、メモリセル
21i,k 内のMOS24a,24bのゲートが、ワード
線WBiに共通接続されている。ビット線対BAj,B
Aj/には、このビット線対BAj,BAj/に共通接
続されたメモリセル21i,j の内の、ワード線WAiで
選択されたメモリセル21に対してデータを書き込むと
ともに、選択されたメモリセル21が保持しているデー
タを読み出すためのセンスアンプ(SA)25jが接続
されている。センスアンプ25jのデータ入出力側は、
RAM20Aのデータ出力端子DO0〜DOnに接続さ
れている。また、ビット線対BBk,BBk/には、こ
のビット線対BBk,BBk/に共通接続されたメモリ
セル21i,k の内の、ワード線WBiで選択されたメモ
リセル21に対するセンスアンプ26kが接続されてい
る。このセンスアンプ26kのデータ入出力側は、RA
M20Aのデータ入力端子DI1〜DInに接続されて
いる。
【0031】更に、各センスアンプ21i,0 内のMOS
24a,24bは、それぞれビット線対BCi,BCi
/を介してセンスアンプ27iに接続されている。そし
て、このセンスアンプ27iのデータ入出力側が、RA
M20Aのデータ入力端子DI01〜DI0mに接続さ
れている。ワード線WAiは、図示しないアドレスデコ
ーダの出力側に接続されており、RAM20Aのアドレ
ス端子AD1に与えられるアドレス信号ARD1によっ
て指定された1本のワード線WAが活性化されるように
なっている。同様に、ワード線WBiは、図示しないア
ドレスデコーダの出力側に接続されており、RAM20
Aのアドレス端子AD2に与えられるアドレス信号AR
D2によって指定された1本のワード線WBが活性化さ
れるようになっている。このような表示装置において、
RAM20Aに格納された表示データが読み出され、シ
フト部30Bでシフト信号SCKに従ってシフトされ
て、ドットパターンがLCD10に表示される表示処理
は、図1の表示装置における動作とほぼ同様である。一
方、CPU120AからRAM20Aへの表示データの
書き込み処理が、図1の動作と異なっている。まず、C
PU120AからRAM20Aに対して、LCD10の
表示データを書き込む場合、このCPU120Aの制御
端子C2から出力される選択信号SELによって、セレ
クタ60が入力端子B側に切り替えられる。そして、C
PU120Aからアドレス信号ADR2、及びデータ信
号D1〜Dnが出力され、RAM20Aのメモリセル2
i,k に順次表示データが格納される。
【0032】次に、CPU120Aの制御端子C1から
RAM20Aにアドレス信号AD0が出力され、データ
端子D1〜Dmに表示データが出力される。これによっ
て、RAM20A内のメモリセル211,0 〜21
m,0 に、表示データが格納される。RAM20Aに格納
された表示データは、表示制御部70から与えられるア
ドレス信号ADR1に従って読み出され、n+1ビット
の並列データとしてシフト部30Bに与えられる。シフ
ト部30Bに与えられたn+1ビットの並列データの内
の最初のnビットは、ラッチ部40に出力されて保持さ
れる。また、シフト部30Bに与えられた並列データ
は、1ビットだけシフトされて信号S30としてセレク
タ60を介してRAM20Aのデータ入力端子DI1〜
DInに与えられる。これにより、RAM20Aのメモ
リセル21i,1 〜21i,n に格納されていた表示データ
は、ラッチ部40に保持されてLCD10に表示され、
メモリセル21i,0 〜21i,n-1 に格納されていた表示
データが、メモリセル21i,1 〜21i,n に再び格納さ
れることになる。
【0033】この様にして、1画面分の表示データが読
み出されてシフトされた後、メモリセル211,0 〜21
m,0 に対する新たな表示データが、CPU120Aから
格納される。これによって、次の1画面の左端には、新
たに格納された表示データが表示されることになり、こ
の繰り返しによって次々に表示内容が更新されるスクロ
ール表示が行われる。以上のように、第4の実施形態で
は、RAM20AにマルチポートRAMを使用し、スク
ロールによって新たに表示させる画面の表示データを画
面左端の1列に対応するメモリセル211,0 〜21m,0
に順次書き込むようにしている。これにより、CPU1
20AによってRAM20Aの1列分のデータを1画面
の表示毎に1回書き替えるだけで、表示画面を右方向に
順次ずらしながら、新たな表示データを追加して表示す
ることが可能になり、CPU120Aの負荷を軽減し、
かつ滑らかなスクロール表示を行うことができる。な
お、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形
が可能である。この変形例としては、例えば、次の
(a)〜(e)のようなものがある。
【0034】(a) すべて表示画面を左から右へずら
して表示するスクロール表示について説明したが、右か
ら左へスクロールすることも可能である。また、シフト
部30,30A,30Bに代えて、左右両方向にシフト
可能なシフトレジスタを使用することにより、左右両方
向のスクロールを行うこともできる。 (b) 図3に例示したシフト部30では、シフトの度
に最左端のデータが“0”に置き換えられるようになっ
ているが、最右端のデータを最左端に戻すようにするこ
とにより、ローテーション形のスクロール表示を行うこ
とも可能である。 (c) 図1、図5、及び図7の表示装置では、通常の
RAM20を用いているが、同時に2つの異なるアドレ
スに対してアクセス可能なマルチポートRAMを使用し
ても良い。これにより、回路構成を簡略化し、かつCP
U120からの書き込みと、表示制御部70,70A,
70Bからの読み出しの競合を回避することができる。 (d) RAM20、シフト部30、ラッチ部40、及
びLCD10のX電極11のビット数はすべて同一数
(nビット)となっているが、RAM20及びシフト部
30のビット数をラッチ部40及びLCD10のビット
数よりも多くしても良い。この様にして、RAM20側
に新たなデータを書き込むことにより、シフトされた表
示の後に新しい表示を行うことができる。 (e) 図6のシフト部30Aでは、セレクタ33iの
入力端子A,Bにそれぞれ隣接する入力データ端子DI
i−1,DIiが接続されているが、離れた入力データ
端子DI、例えば、入力データ端子DIi−1−a,D
Ii(但し、aは整数)をそれぞれ接続しても良い。こ
れにより、複数(即ち、a+1)ビット単位にシフトす
るスクロール表示を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、記憶手段から出力される並列形式の表示デー
タをシフトして表示手段に表示させるとともに、そのシ
フトした表示データを、再度記憶手段に表示データとし
て記憶させるシフト手段を設けている。これにより、C
PU等から新たにシフトした表示データを記憶手段に格
納する必要が無くなり、CPU等の負荷を軽減するとと
もに、スムーズなスクロール表示を行うことが可能にな
る。第2の発明によれば、シフト手段を選択回路で構成
しているので、第1の発明の効果に加えて、回路構成が
簡素化できるという効果がある。第3の発明によれば、
記憶手段から出力される並列形式の表示データを、表示
画面の走査毎に異なるビット数だけシフトして表示手段
に表示させるシフト手段を設けている。これにより、第
1及び第2の発明に比べて表示毎のシフト動作の回数は
多くなるが、記憶手段に再格納をする必要がなくなるの
で、第1及び第2の発明の効果に加えて、更に回路構成
を簡素化することができるという効果がある。第4の発
明によれば、シフトされた記憶領域に対して新たな表示
データを追加して書き込むことができるように構成され
た記憶手段を設けている。これにより、第1の発明の効
果に加えて、CPU等から新たに表示データを追加する
だけで順次スクロール表示を行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す表示装置の構成
図である。
【図2】従来の表示装置の構成図である。
【図3】図1中のシフト部30の一例を示す構成図であ
る。
【図4】図1の動作シーケンスを示すタイムチャートで
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す表示装置の構成
図である。
【図6】図5中のシフト部30Aの一例を示す構成図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す表示装置の構成
図である。
【図8】図7の動作シーケンスを示すタイムチャートで
ある。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す表示装置の構成
図である。
【図10】図9中のRAM20Aの一例を示す概略の構
成図である。
【符号の説明】
10 LCD 11 X電極 12 Y電極 20,20A RAM 21i,j メモリセル 30,30A,30B シフト部 40 ラッチ部 50 Xドライバ 60,100,110 セレクタ 70,70A,70B 表示制御部 80 デコーダ 90 Yドライバ 120,120A CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された複数のX電極及び該X
    電極に直交して配置された複数のY電極を有し、該X電
    極に印加される表示用の駆動電圧及び該各Y電極に順次
    印加される走査用の駆動電圧に応じて、これらのX電極
    及びY電極の各交点における画素の表示が行われるドッ
    トマトリクス型の表示手段と、 書き込み信号に従って前記表示手段の画素に対応する表
    示データを記憶するとともに、順次与えられるアドレス
    信号に従って、該アドレス信号に対応する該表示データ
    を前記複数のX電極に対する並列データ形式で出力する
    記憶手段と、 前記記憶手段から順次出力される並列データ形式の表示
    データをシフト信号に従って直列方向にシフトし、該シ
    フトされた並列形式の表示データを前記記憶手段に再度
    記憶させるための表示データ、並びに前記表示手段に表
    示させるための表示信号として出力するシフト手段と、 前記シフト手段から出力される表示信号を保持信号に従
    って保持するとともに、該保持した表示信号を出力する
    保持手段と、 前記保持手段の出力信号を前記表示手段のX電極に対す
    る駆動電圧に変換して該X電極を駆動する第1の駆動手
    段と、 走査信号に基づいて前記表示手段の走査用の駆動電圧を
    生成して前記Y電極を駆動する第2の駆動手段と、 前記アドレス信号、書き込み信号、シフト信号、及び保
    持信号を順次生成して出力する表示制御手段とを、 備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記シフト手段は、第1から第N(但
    し、Nは2以上の整数)までの入力端子と、第1から第
    Nまでの出力端子と、選択端子とを有し、該シフト端子
    に前記シフト信号が与えられていないときには、該第1
    から第Nまでの入力端子に与えられた信号を、それぞれ
    該第1から第Nまでの出力端子に出力し、該選択端子に
    該シフト信号が与えられたときには、該第I(但し、I
    はN未満の整数)から第Nまでの入力端子に与えられた
    信号を、それぞれ該第1から第N−I+1までの出力端
    子に出力する選択回路で構成したことを特徴とする請求
    項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 平行に配置された複数のX電極及び該X
    電極に直交して配置された複数のY電極を有し、該X電
    極に印加される表示用の駆動電圧及び該各Y電極に順次
    印加される走査用の駆動電圧に応じて、これらのX電極
    及びY電極の各交点における画素の表示が行われるドッ
    トマトリクス型の表示手段と、 書き込み信号に従って前記表示手段の画素に対応する表
    示データを記憶するとともに、順次与えられるアドレス
    信号に従って、該アドレス信号に対応する該表示データ
    を前記複数のX電極に対する並列データ形式で出力する
    記憶手段と、 前記記憶手段から順次出力される並列データ形式の表示
    データをシフト信号に従って直列方向にシフトし、該シ
    フトされた並列形式の表示データを前記表示手段に表示
    させるための表示信号として出力するシフト手段と、 前記シフト手段から出力される表示信号を保持信号に従
    って保持するとともに、該保持した表示信号を出力する
    保持手段と、 前記保持手段の出力信号を前記表示手段のX電極に対す
    る駆動電圧に変換して該X電極を駆動する第1の駆動手
    段と、 走査信号に基づいて前記表示手段の走査用の駆動電圧を
    生成して前記Y電極を駆動する第2の駆動手段と、 前記アドレス信号、シフト信号、及び保持信号を順次生
    成して出力する表示制御手段とを、 備えたことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、m(但し、mは2以上
    の整数)ワードの記憶領域に対応してそれぞれn+1
    (但し、nは2以上の整数)個のメモリセルを有し、第
    1のアドレス信号が与えられたときには、該第1のアド
    レス信号で指定された該ワードのn+1個のメモリセル
    に格納された第1の表示データを並列に出力し、第2の
    アドレス信号及びnビットの第2の表示データが与えら
    れたときには、該第2のアドレス信号で指定された該ワ
    ードの内の第2番目から第n+1番目までのn個のメモ
    リセルに該第2の表示データを格納し、第3のアドレス
    信号及びmビットの第3の表示データが与えられたとき
    には、該記憶領域の第1ワード目から第mワード目まで
    の各ワードの第1番目のメモリセルに該第3の表示デー
    タを1ビットずつ格納する構成としたことを特徴とする
    請求項1、2または3記載の表示装置。
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