JPH07110786A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07110786A
JPH07110786A JP5257040A JP25704093A JPH07110786A JP H07110786 A JPH07110786 A JP H07110786A JP 5257040 A JP5257040 A JP 5257040A JP 25704093 A JP25704093 A JP 25704093A JP H07110786 A JPH07110786 A JP H07110786A
Authority
JP
Japan
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address
bank
column address
output
semiconductor memory
Prior art date
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Application number
JP5257040A
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English (en)
Inventor
Keizo Sumida
圭三 隅田
Toshiki Mori
俊樹 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体記憶装置の列アドレスのサイズに関わ
らず画像データのサイズを選択でき、アクセスする矩形
領域のサイズを選択でき、アクセスする方向を選択でき
る高速で簡単な構成の半導体記憶装置を提供する。 【構成】 バンク制御回路4がバンクアドレス“3”を
受け取り、カウンタ2、3が外部列アドレス“dd”を
分担して記憶し、レジスタ1が“1”を記憶すると、カ
ウンタ3の出力Qとカウンタ2の出力Qとが合成されて
内部列アドレスが出力される。これにより、バンクアド
レス“3”で指定されるバンクの前記内部列アドレスで
指定されるデータが出力される。その後、レジスタ1の
出力Qは“1”のためカウンタ3は動作せずカウンタ2
のみが動作することによって水平方向のデータの読み出
しが順次行なわれる。そして、カウンタ2の出力Qが
“f”となりキャリー出力Cが“1”となると、バンク
制御回路4はバンクアドレスを“2”に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報等の多次元デ
ータを演算し又は表示するために一時的に蓄えておく半
導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報をデジタルで記憶し通信
するために、画像データを圧縮して記憶し送信を行ない
表示時に伸張することが行なわれるようになってきてい
る。画像データの圧縮、伸張は、画像データの二次元的
依存性と時間軸方向の空間的依存性とを利用して行なわ
れる。前記の理由から、画像の微小な矩形領域に対応す
る画像データの読み出し及び書き込み(以後アクセスと
記す)を、高速に且つ任意に行なうことができる半導体
記憶装置が要望されている。
【0003】また、高速化するマイクロプロセッサやデ
ジタルシグナルプロセッサに対応するため、シンクロナ
スDRAM(以後SDRAM と略す)が製品化されつつある。例
えば、電子情報通信学会1993年春期大会併催講演会
p16 〜p20 に記載されるように、SDRAM はロウアクセス
タイムやカラムアクセスタイムは従来のDRAMとあまり変
わらないが、列アドレスを順次内部で発生する機能を持
ちパイプライン動作を行なうことによって、連続した同
一行列アドレスのデータに対して高速にアクセスでき
る。
【0004】以下、半導体記憶装置の従来例としての従
来のSDRAM について図20〜図23を参照しながら説明
する。
【0005】本従来例では8ビット×2MのSDRAM を想
定しており、行アドレス11ビット、バンクアドレス1
ビット、列アドレス9ビットでアドレッシングされる。
画像データを1画素当たり8ビットのデータとして記憶
し、水平方向に最大512画素、垂直方向に最大409
6画素のデータを蓄える。
【0006】図20は従来のSDRAM を示すブロック図で
あり、図20において、10はロウデコーダ、13はカ
ラムデコーダ、11はメモリセルアレイ、12はセンス
アンプであり、ロウデコーダ10とカラムデコーダ13
とメモリセルアレイ11とセンスアンプ12とにより1
つのバンクが構成され、本従来例では、2つのバンク
(バンク(0) 14、バンク(1) 15) が設けられてい
る。16はアドレスコントロラ、17は入出力バッフ
ァ、18はクロックジェネレータである。なお、図20
では簡略化のため制御信号は書き込んでいない。
【0007】図21は従来のSDRAM が備えたアドレスコ
ントロラ16の内部の列アドレス制御部を示すブロック
図であり、図21において、20はバンク制御回路、2
1はカウンタである。カウンタ21は本従来例では9ビ
ットで構成される。
【0008】図22は従来のSDRAM のアドレスと画像デ
ータとの対応関係を示す図である。ここで、図中の数値
は全て16進数で表示してある。
【0009】図22において、最小の長方形は1つの画
素を示し、各々の画素に対して行アドレス、バンクアド
レス、列アドレスを図のように割り当てる。画素の水平
方向のアドレスをX[8:0]、垂直方向のアドレスを
Y[11:0]で表し、従来のSDRAM の行アドレスをR
[10:0]、バンクアドレスをB[0]、列アドレス
をC[8:0]で表す(ただし、[i:j]はビットi
からビットjまでのi−j+1個のビットからなるビッ
ト列の値を示し、[i]はビットiの値即ち“1”又は
“0”を示している)と、 C[8:0]=X[8:0] B[0]=Y[0] R[10:0]=Y[11:1] で示される対応関係がある。
【0010】以上のように構成された従来のSDRAM を画
像メモリとして使い、8×8画素の矩形領域に相当する
データを読み出す場合における動作を図23に基づいて
説明する。
【0011】図23は、画像メモリとしての従来のSDRA
M において、左上点の座標(1d,3d)で示される8
×8画素の矩形領域に相当するデータを読み出す場合の
動作の前半部を示すタイミング図である。ここで、図中
の数値は全て16進数で表示してある。また、SDRAM は
複数個の外部制御信号により内部動作を決定するが、本
説明では、説明を簡単にするため複数個の外部制御信号
の“1”、“0”には言及せず、アクティブコマンドA
C、リードコマンドRC、プリチャージコマンドPCと
呼ぶ。アクティブコマンドACは、行アドレス、バンク
アドレスと共に与えられ、SDRAM 即ち半導体記憶装置は
指定されたバンクの指定された行を活性化する。リード
コマンドRCは、列アドレス、バンクアドレスと共に与
えられ、半導体記憶装置は指定されたバンクの指定され
たデータを外部に出力する。プリチャージコマンドPC
は、バンクアドレスと共に与えられ、半導体記憶装置は
指定されたバンクをプリチャージする。
【0012】図23に示すように、T1のタイミングか
らアクティブコマンドACにより、バンクアドレス
“1”、行アドレス“1e”を受け取ると、アドレスコ
ントロラ16は行アドレスを記憶しバンク(1) 行アドレ
ス信号を出力する。バンク(1) 15のロウデコーダ10
は行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリ
セルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に
繋げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモ
リセルのデータが確定する。
【0013】T2のタイミングからリードコマンドRC
により、バンクアドレス“1”、列アドレス“1d”を
受け取ると、アドレスコントロラ16はその内部のバン
ク制御回路20、カウンタ21にそれぞれバンクアドレ
ス、列アドレスを記憶し、内部列アドレスを出力する。
バンク(1) 15のカラムデコーダ13は、指定された列
アドレスによりセンスアンプ12のデータを選択してバ
ンク(1) 内部データ信号として出力する。入出力バッフ
ァ17は、内部バンクアドレスによりバンク(1) 15の
データを外部データ信号として出力する(T4のタイミ
ング)。
【0014】T3のタイミングからは、アドレスコント
ロラ16内のカウンタ21が、指定された列アドレスに
順次“1”を加算したアドレスを出力することによっ
て、水平方向のデータの読み出しが順次行なわれる。
【0015】T5のタイミングからアクティブコマンド
ACにより、バンクアドレス“0”、行アドレス“1
f”を受け取ると、アドレスコントロラ16はバンク
(0) 14の行アドレスを記憶し、バンク(0) 行アドレス
信号を出力する。バンク(0) 14のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(1) 15に対しては影響を及ぼさないので、バンク(1)
15からのデータは順次出し続けることが可能である。
【0016】T6のタイミングからリードコマンドRC
により、バンクアドレス“0”、列アドレス“1d”を
受け取ると、アドレスコントロラ16はその内部のレジ
スタ20、カウンタ21にそれぞれバンクアドレス、列
アドレスを記憶し、内部列アドレスを出力する。バンク
(0) 14のカラムデコーダ13は、指定された列アドレ
スによりセンスアンプ12のデータを選択してバンク
(0) 内部データ信号として出力する。入出力バッファ1
7は内部バンクアドレスによりバンク(0) 14のデータ
を外部データ信号として出力する。
【0017】T7のタイミングで、バンク(1) 15に対
するプリチャージコマンドPCを受け取ると、バンク
(1) 15のロウデコーダ10が非活性となりセンスアン
プ12とメモリセルアレイ11とが切り離され、その
後、センスアンプ12が非活性となり、次のアクセスに
備える。この期間においても、バンク(0) 14に対して
は全く影響を及ぼさないので、バンク(0) 14からのデ
ータは順次出し続けることが可能である。
【0018】以上の動作を行アドレスを変えながら順次
行なうことによって、所定の開始位置で指定される任意
の矩形領域に対して、1回目のロウアクセスタイムと最
後のプリチャージ時間とを除き各々のロウアクセスタイ
ム及びプリチャージ時間がパイプライン処理のために外
部から見えなくなり高速なアクセスが可能となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のSDRA
M において高速にアクセスするためには、同一行アドレ
スにアクセスするか、又は、異なる行アドレスにアクセ
スする場合には異なるバンクにアクセスし連続した列ア
ドレスへのアクセス中に異なるバンクに対してプリチャ
ージとセンスアンプの活性化とを行なう必要がある。
【0020】従って、従来のSDRAM を画像メモリとして
画像処理システムに用いた場合、矩形領域の画像データ
に対して高速アクセスを行なうためには次のような制約
を受ける。
【0021】(1)扱える画像データの水平方向のサイ
ズが、使用するSDRAM の列アドレス以下に制限される。
【0022】(2)水平走査線の読み出し画素数の最小
値が、例えば8画素以上というように制限される。
【0023】(3)アクセスする順番が、水平方向に先
に読み出した後垂直方向に1行ずつずらすというものに
限られる。
【0024】本発明は、前記に鑑みなされたものであっ
て、半導体記憶装置の列アドレスのサイズに関わらずデ
ータのサイズを選択でき、アクセスする矩形領域のサイ
ズを選択でき、アクセスする方向を選択できる高速で簡
単な構成の半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、具体的に請求項1の発明が講じた解決手段は、複数
個のメモリセルからなるメモリセルアレイを有する複数
個のバンクと、外部から外部列アドレスを入力し該外部
列アドレスから内部列アドレスを順次生成するアドレス
制御手段とを備え、前記複数個のバンクのうちバンクア
ドレスで指定されるバンクのメモリセルアレイの複数個
のメモリセルの中の行アドレス及び前記内部列アドレス
で指定されるメモリセルに対して読み出し又は書き込み
即ちアクセスが行なわれる半導体記憶装置を対象とし、
前記アドレス制御手段は、アクセス方向を記憶するアク
セス方向レジスタと、それぞれに対応して分割された前
記外部列アドレスを記憶し前記アクセス方向レジスタの
出力信号に基づいて動作状態が制御される複数のカウン
タと、前記アクセス方向レジスタの出力信号及び前記複
数個のカウンタのキャリー信号に基づいて前記バンクア
ドレスを変更するバンクアドレス変更手段とを有し、前
記複数個のカウンタの出力信号を合成して前記内部列ア
ドレスとして出力する構成とするものである。
【0026】また、請求項2の発明は、具体的には、複
数個のメモリセルからなるメモリセルアレイを有する複
数個のバンクと、外部から外部列アドレスを入力し該外
部列アドレスから内部列アドレスを順次生成するアドレ
ス制御手段とを備え、前記複数個のバンクのうちバンク
アドレスで指定されるバンクのメモリセルアレイの複数
個のメモリセルの中の行アドレス及び前記内部列アドレ
スで指定されるメモリセルに対して読み出し又は書き込
み即ちアクセスが行なわれる半導体記憶装置を対象と
し、前記アドレス制御手段は、アクセス方向を記憶する
アクセス方向レジスタと、それぞれに対応して分割され
た前記外部列アドレスを記憶する複数個のカウンタ及び
複数個の列アドレスレジスタと、前記アクセス方向レジ
スタ及び前記複数個の列アドレスレジスタの出力信号に
基づいて前記複数個のカウンタの出力信号にそれぞれ選
択的に1を加算することによって前記内部列アドレスを
同時に複数個生成する内部列アドレス生成手段とを有
し、前記複数個のバンクのそれぞれは、前記内部列アド
レス生成手段により同時に生成される複数個の前記内部
列アドレスにそれぞれ対応して設けられた複数個の列デ
コーダと、該複数個の列デコーダにより指定されるメモ
リセルにそれぞれ対応する複数個のデータのアクセス順
序を前記複数個の列アドレスレジスタの出力信号に基づ
いて決定するアクセス順序決定手段を有している構成と
するものである。
【0027】さらに、請求項3の発明は、具体的には、
請求項1又は2の発明の構成に、前記複数個のカウンタ
のそれぞれは、当該カウンタの動作条件を記憶する動作
条件レジスタと、該動作条件レジスタの出力信号に基づ
いてキャリー信号の発生条件を変更するキャリー信号発
生条件変更手段と、前記動作条件レジスタの出力信号に
基づいて選択的にビットの値を固定するビット固定手段
とを有している構成を付加するものである。
【0028】
【作用】請求項1の発明の構成により、アクセス方向レ
ジスタがアクセス方向を記憶し、複数個のカウンタが外
部列アドレスを分担して記憶する。複数個のカウンタの
動作状態はアクセス方向レジスタの出力信号に基づいて
制御することができるため、画像データに対して水平方
向及び垂直方向のアクセスを選択的に行なうことが可能
となる。また、バンクアドレス変更手段は、アクセス方
向レジスタの出力信号及び複数個のカウンタのキャリー
信号に基づいてバンクアドレスを変更することができる
ので、アクセスする矩形領域のサイズに関わらず高速な
アクセスが可能になる。さらに、最初にアクセスする方
向に対して、複数個の行アドレスを割り振ることによっ
て、画像データのサイズを半導体記憶装置の列アドレス
のサイズに依存しないようにすることができる。
【0029】また、請求項2の発明の構成により、内部
列アドレス生成手段がアクセス方向に応じて同時に複数
個の内部列アドレスを生成し、バンク内の複数の列デコ
ーダが前記複数個の内部列アドレスのデコードを例えば
2クロックの期間で並列処理することができるため、水
平方向及び垂直方向のアクセスをより高速なシステムク
ロックで動作させることが可能となる。
【0030】さらに、請求項3の発明の構成により、半
導体記憶装置を複数個同時に使用する場合にも、各半導
体記憶装置内の複数個のカウンタのそれぞれの動作条件
レジスタに当該カウンタの動作条件を設定することによ
って、複数個の半導体記憶装置の水平方向及び垂直方向
のアクセスが可能となり、高速で多機能な画像処理シス
テムを容易に構成できる。
【0031】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の第1の実施例に係る半
導体記憶装置について図1〜図4を参照しながら説明す
る。第1の実施例の説明において、従来例と同様な構成
要素については同一の符号を付し説明を省略する。
【0032】本実施例では従来例と同様に8ビット×2
Mの半導体記憶装置を想定しており、行アドレス11ビ
ット、バンクアドレス2ビット、列アドレス8ビットで
アドレッシングされる。画像データを1画素当たり8ビ
ットのデータとして記憶し、水平方向に最大1024画
素、垂直方向に最大2048画素のデータを蓄える。
【0033】図1は第1の実施例の半導体記憶装置を示
すブロック図であり、図1に示すように、本実施例では
4つのバンク(バンク(0) 30、バンク(1) 31、バン
ク(2) 32、バンク(3) 33) が設けられている。34
はアドレスコントロラ、35は入出力バッファ、36は
クロックジェネレータである。なお、図1でも簡略化の
ため制御信号は書き込んでいない。
【0034】図2は第1の実施例の半導体記憶装置が備
えたアドレスコントロラ34の内部の列アドレス制御部
を示すブロック図であり、図2において、1はアクセス
方向を記憶するレジスタである。アクセス方向を示す外
部アクセス方向制御信号は外部から列アドレスと同じタ
イミングで入力される。本実施例では、外部アクセス方
向制御信号が“1”のとき水平方向アクセスを示し、
“0”のとき垂直方向アクセスを示す。2、3はカウン
タであり外部列アドレスを分担して記憶する。本実施例
では、各カウンタは4ビットで構成され、カウンタ2が
列アドレスの下位4ビットを記憶し、カウンタ3が列ア
ドレスの上位4ビットを記憶している。カウンタ2及び
カウンタ3の出力Cはキャリー信号であり、カウンタの
値の各ビットが全て“1”の場合に“1”を出力しそれ
以外の場合には“0”を出力する。4はバンク制御回路
である。バンク制御回路4は本実施例では2ビットで構
成し、入力HVが“1”で且つ入力CHが“1”のとき
内部バンクセレクト信号の下位ビットをクロックに同期
して反転し、入力HVが“0”で且つ入力CVが“1”
のとき内部バンクセレクト信号の上位ビットをクロック
に同期して反転する機能を有している。
【0035】図3は第1の実施例の半導体記憶装置のア
ドレスと画像データとの対応関係を示す図である。ここ
で、図中の数値は全て16進数で表示してある。
【0036】図3において、下側の最小の正方形は1つ
の画素を示し、16×16画素のデータを1つのバンク
の1つの行に割り当てる。最小の正方形の内部の数値は
列アドレスを示している。同一の行アドレスで選択され
る4つのバンクの各画像データを32×32の矩形領域
(図3の上側の太線で囲まれた領域)に割り当てる。画
素の水平方向のアドレスをX[9:0]、垂直方向のア
ドレスをY[10:0]で表し、本実施例の半導体記憶
装置の行アドレスをR[10:0]、バンクアドレスを
B[1:0]、列アドレスをC[7:0]で表すと、 C[3:0]=X[3:0] C[7:4]=Y[3:0] B[0]=X[4] B[1]=Y[4] R[4:0]=X[9:5] R[10:5]=Y[10:5] で示される対応関係がある。
【0037】以上のように構成された第1の実施例の半
導体記憶装置を画像メモリとして1個使い、8×8画素
の矩形領域に対してアクセスする場合における動作を図
4に基づいて説明する。
【0038】図4は、画像メモリとしての第1の実施例
の半導体記憶装置において、左上点の座標(1d,3
d)で示される8×8画素の矩形領域に相当する画像デ
ータを読み出す場合の動作の前半部を示すタイミング図
である。ここで、図中の数値は全て16進数で表示して
ある。
【0039】図4に示すように、U1のタイミングから
アクティブコマンドACにより、バンクアドレス
“3”、行アドレス“20”を受け取ると、アドレスコ
ントロラ34は行アドレスを記憶しバンク(3) 行アドレ
ス信号を出力する。バンク(3) 33のロウデコーダ10
は行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリ
セルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に
繋げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモ
リセルのデータが確定する。
【0040】U2のタイミングからアクティブコマンド
ACにより、バンクアドレス“2”、行アドレス“2
1”を受け取ると、アドレスコントロラ34は行アドレ
スを記憶しバンク(2) 行アドレス信号を出力する。バン
ク(2) 32のロウデコーダ10は行アドレスで指定され
たワード線を活性化し、メモリセルアレイ11の1ワー
ドデータをセンスアンプ12に繋げる。その後、センス
アンプ12が活性化され各メモリセルのデータが確定す
る。
【0041】U3のタイミングからリードコマンドRC
により、バンクアドレス“3”、列アドレス“dd”、
アクセス方向制御信号“1”を受け取ると、アドレスコ
ントロラ34はその内部のレジスタ1に水平方向アクセ
スを示す“1”を記憶し、カウンタ2に列アドレスの下
位4ビットの“d”を記憶し、カウンタ3に列アドレス
の上位4ビットの“d”を記憶し、バンク制御回路4に
バンクアドレス“3”を記憶する。そして、カウンタ3
の出力4ビットを上位4ビットとし、カウンタ2の出力
4ビットを下位4ビットとする内部列アドレスが出力さ
れる。バンク(3) 33のカラムデコーダ13は、指定さ
れた列アドレスによりセンスアンプ12のデータを選択
してバンク(3) 内部データ信号として出力する。入出力
バッファ35は、内部バンクアドレスによりバンク(3)
内部データ信号を外部データ信号として出力する(U5
のタイミング)。
【0042】U3のタイミングからは、アドレスコント
ロラ34内のレジスタ1の出力が“1”なのでカウンタ
3は動作せず、カウンタ2のみが順次“1”を加算した
アドレスを出力することによって水平方向のデータの読
み出しを順次行なう。
【0043】U4のタイミングでカウンタ2の出力Qが
“f”となりキャリー出力Cが“1”となると、水平方
向アクセスなのでバンク制御回路4は内部バンクセレク
ト信号の下位ビットをクロックに同期して反転させ、以
後、内部バンクセレクト信号として“2”を出力する。
【0044】また、U4のタイミングでアクティブコマ
ンドACにより、バンクアドレス“1”、行アドレス
“40”を受け取ると、アドレスコントロラ34はバン
ク(1)31の行アドレスを記憶しバンク(1) 行アドレス
信号を出力する。バンク(1) 31のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(2) 32、バンク(3) 33に対しては全く影響を及ぼさ
ないので、バンク(2) 32、バンク(3) 33からのデー
タは順次出し続けることが可能である。
【0045】同様に、U6のタイミングでアクティブコ
マンドACにより、バンクアドレス“0”、行アドレス
“41”を受け取ると、アドレスコントロラ34はバン
ク(0) 30の行アドレスを記憶しバンク(0) 行アドレス
信号を出力する。バンク(0)30のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(2) 32、バンク(3) 33に対しては全く影響を及ぼさ
ないので、バンク(2) 32、バンク(3) 33からのデー
タは順次出し続けることが可能である。
【0046】以上までの動作により、バンク(0) 30に
おける行アドレス“41”で、バンク(1) 31における
行アドレス“40”で、バンク(2) 32における行アド
レス“21”で、バンク(3) 33における行アドレス
“20”でそれぞれセンスアンプ12が活性化された状
態にあるため、画像座標(10,30)から(2f,4
f)までの矩形領域のデータが活性化されている。以後
は、8クロック毎に順次列アドレスに“10”を加算し
ながらアクセスすることで、従来例と同様の高速アクセ
スが可能である。
【0047】垂直方向アクセスの場合にも、同様に、列
アドレスを外部から指定するタイミングで外部アクセス
方向制御信号を“0”に設定することにより、水平方向
アクセスと全く同じタイミングでアクセス可能である。
【0048】垂直方向アクセスの場合には、アドレスコ
ントロラ34内のレジスタ1の出力が“0”であり、カ
ウンタ2は動作せず、カウンタ3のみが動作してクロッ
ク毎に内部列アドレスの上位4ビットに“1”が加算さ
れ、垂直方向に並ぶ一連の画像データに対してアクセス
できる。バンクが切り替わるタイミングで、バンク制御
回路4は内部バンクセレクト信号の上位ビットをクロッ
クに同期して反転させる。
【0049】本実施例によれば、16×16画素の画素
データの行アドレス境界の元で、任意な32×32画素
の画素データに対応するセンスアンプの活性化が可能で
あるので、アクセスする矩形領域が17×17画素以下
であればアクセス中に一度設定された各バンクの行アド
レスを変更する必要がないため、低消費電力化の効果も
ある。
【0050】また、本実施例の説明では、扱う画像デー
タのサイズを1024×2048画素としたが、32×
32画素を基本単位として行アドレスと画像データとの
マッピングのみに依存するため、半導体記憶装置の容量
の許す範囲で32画素単位で水平方向のサイズを任意に
変更可能である。
【0051】以上のように、第1の実施例に係る半導体
記憶装置によると、水平方向アクセスにおける従来例と
同様な高速アクセスを維持しながら、垂直方向アクセス
においても高速にアクセスできる。また、従来例では高
速アクセスするために画像データのサイズ及びアクセス
する矩形領域のサイズに制約を受けていたが、本実施利
例によると、半導体記憶装置の列アドレスのサイズに関
わらず画像データの水平方向のサイズを選択でき、アク
セスする矩形領域のサイズを自由に選択できる。
【0052】(第2の実施例)以下、本発明の第2の実
施例に係る半導体記憶装置について図5〜図9を参照し
ながら説明する。第2の実施例の説明において、従来例
及び第1の実施例と同様な構成要素については同一の符
号を付し説明を省略する。
【0053】図5は第2の実施例の半導体記憶装置を示
すブロック図であり、図5において、50はカラムデコ
ーダ(A) 、51はカラムデコーダ(B) であり、カラムデ
コーダ(A) 50は内部列アドレスAをデコードしてセン
スアンプ12からアクセスするデータを選択し、カラム
デコーダ(B) 51は内部列アドレスBをデコードしてセ
ンスアンプ12からアクセスするデータを選択する。5
2は選択回路であり、カラムデコーダ(A) 50及びカラ
ムデコーダ(B) 51により選択された2つのアクセスす
るデータをアドレスコントロラ53の内部選択アドレス
に従ってパラレルシリアル変換して入出力バッファ35
に接続する。本実施例では内部選択アドレスが“0”の
ときカラムデコーダ(A) 50からの出力が先に選択さ
れ、内部選択アドレスが“1”のときカラムデコーダ
(B) 51からの出力が先に選択される。
【0054】図6は第2の実施例の半導体記憶装置が備
えたアドレスコントロラ53の内部の列アドレス制御部
を示すブロック図であり、図6において、40、42は
1ビットレジスタであり、本実施例では外部列アドレス
のビット0、ビット4を記憶する。41、43はカウン
タであり、外部列アドレスの他のビットを分担して記憶
する。本実施例では、各カウンタは3ビットカウンタで
あり、カウンタ41が外部列アドレスのビット3からビ
ット1を記憶し、カウンタ43が外部列アドレスのビッ
ト7からビット5を記憶している。カウンタ41及びカ
ウンタ43の出力Cはキャリー信号であり、カウンタの
値の各ビットが全て“1”の場合には“1”を出力しそ
れ以外の場合には“0”を出力する。46は加算回路で
あり、入力d1が“1”のとき入力d0に“1”を加算
した結果を出力し入力d1が“0”のとき入力d0をそ
のまま出力する。加算回路46は本実施例では3ビット
で構成している。45は加算回路46と同様な機能を持
つ加算回路であり、本実施例では4ビットで構成してい
る。44はバンク制御回路であり、第1の実施例で示し
たバンク制御回路4と同様の機能を持ち、さらに内部バ
ンクセレクト信号を切り替えるタイミングを制御できる
機能を持っている。47は選択回路であり、入力Sが
“0”のとき入力D0を出力Q0に出力し且つ入力D1
を出力Q1に出力し、入力Sが“1”のとき入力D0を
出力Q1に出力し且つ入力D1を出力Q0に出力する。
列カウンタ制御信号は列アドレスの入力のタイミングか
ら図9に示すようにCLKを分周してクロックジェネレ
ータ36により生成される。
【0055】第2の実施例の半導体記憶装置において、
その列アドレスと画像データとの間には次のような対応
関係がある。なお、本実施例の半導体記憶装置の行アド
レス及びバンクアドレスと画像データとの対応関係は図
3に示す第1の実施例と同一である。
【0056】図7は第2の実施例の半導体記憶装置の外
部列アドレスと画像データとの対応関係を示す図であ
る。ここで、図中の数値は全て16進数で表示してあ
る。
【0057】図7に示す外部列アドレスのマッピング
は、1つのバンクアドレスと1つの行アドレスとで選択
される16×16画素の画像データと外部列アドレスと
の対応関係を示しており、第1の実施例と全く同じであ
る。画素の水平方向のアドレスの下位4ビットをX
[3:0]、垂直方向のアドレスの下位4ビットをY
[3:0]で表し、外部列アドレスをC[7:0]で表
すと、 C[7:4]=Y[3:0] C[3:0]=X[3:0] で示される対応関係がある。
【0058】図8は第2の実施例の半導体記憶装置の内
部列アドレスと画像データとの対応関係を示す図であ
る。ここで、図中の数値は全て16進数で表示してあ
る。
【0059】図8に示す内部列アドレスのマッピング
は、2つの内部列アドレス(内部列アドレスA、内部列
アドレスB)と、1つのバンクアドレスと1つの行アド
レスとで選択される16×16画素の画像データとの対
応関係を示している。画素の水平方向のアドレスの下位
4ビットをX[3:0]、垂直方向のアドレスの下位4
ビットをY[3:0]で表し、内部列アドレスAをCA
[6:0]、内部列アドレスBをCB[6:0]で表す
と、 CA[6:3]=CB[6:3]=Y[3:0] CA[2:0]=CB[2:0]=X[3:1] で示される対応関係がある。ただし、X[0]とY
[0]とが一致している場合には内部列アドレスAが選
択され、一致していない場合には内部列アドレスBが選
択される。
【0060】以上のように構成された第2の実施例の半
導体記憶装置を画像メモリとして1個使い、8×8画素
の矩形領域に対してアクセスする場合の動作を図9に基
づいて説明する。
【0061】図9は、画像メモリとしての第2の実施例
の半導体記憶装置において、左上点の座標(1d,3
d)で示される8×8画素の矩形領域に相当する画像デ
ータを始めに垂直方向に読み出し、後に水平方向にずら
して読み出す場合の動作の前半部を示すタイミング図で
ある。ここで、図中の数値は全て16進数で表示してあ
る。
【0062】図9に示すように、V1のタイミングから
アクティブコマンドACにより、バンクアドレス
“3”、行アドレス“20”を受け取ると、アドレスコ
ントロラ53は行アドレスを記憶しバンク(3) 行アドレ
ス信号を出力する。バンク(3) 33のロウデコーダ10
は行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリ
セルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に
繋げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモ
リセルのデータが確定する。
【0063】V2のタイミングからアクティブコマンド
ACにより、バンクアドレス“1”、行アドレス“4
0”を受け取ると、アドレスコントロラ53は行アドレ
スを記憶しバンク(1) 行アドレス信号を出力する。バン
ク(1) 31のロウデコーダ10は行アドレスで指定され
たワード線を活性化し、メモリセルアレイ11の1ワー
ドデータをセンスアンプ12に繋げる。その後、センス
アンプ12が活性化され各メモリセルのデータが確定す
る。
【0064】V3のタイミングからリードコマンドRC
により、バンク(3) 33に対して列アドレス“dd”、
アクセス方向制御信号“0”を受け取ると、内部列アド
レスロード信号がアクティブになり、アドレスコントロ
ラ53はその内部のレジスタ1に垂直方向アクセスを示
す“0”を記憶し、レジスタ40に列アドレスのビット
0の値として“1”を記憶し、カウンタ41に列アドレ
スのビット3からビット1までの値として“6”を記憶
し、レジスタ42に列アドレスのビット4の値として
“1”を記憶し、カウンタ43に列アドレスのビット7
からビット5までの値として“6”を記憶する。
【0065】レジスタ1の出力Qが“0”なので加算回
路46の入力d1は“0”となり、内部列アドレスA及
び内部列アドレスBのビット2からビット0までの値と
しては、共に、外部から指定された列アドレスのビット
3からビット1までの値“6”が出力される。レジスタ
1の出力Qが“0”なので加算回路45の入力d1は
“1”となり、選択回路47の入力D0には外部列アド
レスのビット7からビット4までの値“d”が入力さ
れ、また、選択回路47の入力D1には外部列アドレス
のビット7からビット4までの値“d”に“1”を加算
した値“e”が入力される。レジスタ40及びレジスタ
42の出力は共に“1”なので選択回路46の入力Sは
“0”となり、内部列アドレスAのビット6からビット
3までの値としては“d”が出力され、内部列アドレス
Bのビット6からビット3までの値としては“e”が出
力される。最終的に、内部列アドレスAとしては“6
e”が、内部列アドレスBとしては“76”が、内部選
択アドレスとしては“0”が出力される。
【0066】バンク(3) 33のカラムデコーダ(A) 5
0、カラムデコーダ(B) 51は、それぞれセンスアンプ
12のデータの中からそれぞれの内部列アドレスにより
データを選択し選択されたデータを選択回路52に出力
する。選択回路52は内部選択アドレスの値が“0”な
のでカラムデコーダ(A) 50からの出力を先に入出力バ
ッファ35に出力し、次のクロックでカラムデコーダ
(B) 51からの出力を入出力バッファ35に出力する。
そして、図8に太線部分で示す、バンク(3) 33におけ
るX方向アドレス“d”、Y方向アドレス“d”のデー
タが先に読み出され、次のクロックでX方向アドレス
“d”、Y方向アドレス“e”のデータが読み出される
(図9のV5、V6のタイミング)。
【0067】V4のタイミングで、アドレスコントロラ
53内において列カウンタ制御信号が“1”となりカウ
ンタ43の出力が“1”だけインクリメントされ、カウ
ンタ43はその出力Qから“7”を出力し、出力Cから
“1”を出力する。内部列アドレスA及び内部列アドレ
スBのビット2からビット0までの値としては、共に、
外部から指定された列アドレスのビット3からビット1
までの値“6”が出力される。選択回路47の入力D0
には“f”が入力され、また、選択回路47の入力D1
には“f”に“1”を加算した値“0”が入力される。
最終的に、内部列アドレスAとしては“7e”が、内部
列アドレスBとしては“06”が、内部選択アドレスと
しては“0”が出力される。 V5のタイミングでバン
ク制御回路44の入力EN及び入力CVが共に“1”に
なり、バンク制御回路44は内部バンクセレクト信号の
ビット1をクロックに同期して反転させ“1”を出力す
る。
【0068】バンク(3) 33のカラムデコーダ(A) 5
0、カラムデコーダ(B) 51は、それぞれセンスアンプ
12のデータの中からそれぞれの内部列アドレスにより
データを選択し選択されたデータを選択回路52に出力
し、同様に、バンク(1) 31のカラムデコーダ(A) 5
0、カラムデコーダ(B) 51は、それぞれセンスアンプ
12のデータの中からそれぞれの内部列アドレスにより
データを選択し選択されたデータを選択回路52に出力
する。各々の選択回路52は内部選択アドレスの値が
“0”なのでカラムデコーダ(A) 50からの出力を先に
入出力バッファ35に出力し、次のクロックでカラムデ
コーダ(B) 51からの出力を入出力バッファ35に出力
する。入出力バッファ35は内部バンクアドレスの遷移
により初めにバンク(3) 33からのデータを出力し、次
のクロックでバンク(1) 31からのデータを出力する。
即ち、図8に示す、バンク(3) 33におけるX方向アド
レス“d”、Y方向アドレス“f”のデータが先に読み
出され、次のクロックでバンク(1) 31におけるX方向
アドレス“d”、Y方向アドレス“0”のデータが読み
出される。(V7、V8のタイミング)以下同様に繰り
返していくことで画像データの垂直方向アクセスをクロ
ックの入力のみで行なえる。
【0069】V4のタイミングからアクティブコマンド
ACによりバンクアドレス“2”、行アドレス“21”
を受け取ると、アドレスコントロラ53は行アドレスを
記憶しバンク(2) 行アドレス信号を出力する。バンク
(2) 32のロウデコーダ10は行アドレスで指定された
ワード線を活性化し、メモリセルアレイ11の1ワード
データをセンスアンプ12に繋げる。その後、センスア
ンプ12が活性化され各メモリセルのデータが確定す
る。
【0070】同様に、V6のタイミングからバンク(0)
30に対して行アドレス“41”でバンク(0) 30の各
メモリセルのデータをセンスアンプ12に繋げる。バン
ク(2) 32及びバンク(0) 30に対する前記の動作はバ
ンク(1) 31及びバンク(3)33からのデータ読み出し
動作とは独立に動作できる。
【0071】以上までの動作で、バンク(0) 30におい
て行アドレス“41”で、バンク(1) 31において行ア
ドレス“40”で、バンク(2) 32において行アドレス
“21”で、バンク(3) 33において行アドレス“2
0”でそれぞれセンスアンプ12が活性化された状態に
あるので画像座標(10,30)から(2f,4f)ま
での矩形領域のデータが活性化されている。以後は、8
クロック毎に順次列アドレスに“10”を加算しながら
アクセスすることによって従来例と同様の高速アクセス
が可能である。
【0072】例えば、V9のタイミングからリードコマ
ンドRCにより、バンクアドレス“3”、列アドレス
“de”、アクセス方向制御信号“0”を受け取ると、
同様に、内部列アドレスロード信号がアクティブにな
り、アドレスコントロラ53はその内部のレジスタ1に
垂直方向アクセスを示す“0”を記憶し、レジスタ40
に列アドレスのビット0の値としての“0”を記憶し、
カウンタ41に列アドレスのビット3からビット1まで
の値としての“7”を記憶し、レジスタ42に列アドレ
スのビット4の値としての“1”を記憶し、カウンタ4
3に列アドレスのビット7からビット5までの値として
の“6”を記憶する。レジスタ1の出力Qが“0”なの
で加算回路46の入力d1は“0”となり、内部列アド
レスA及び内部列アドレスBのビット2からビット0ま
での値としては、共に、外部から指定された列アドレス
のビット3からビット1までの値“7”が出力される。
レジスタ1の出力Qが“0”なので加算回路45の入力
d1は“1”となり、選択回路47の入力D0には外部
列アドレスのビット7からビット4までの値“d”が入
力され、また、選択回路47の入力D1には外部列アド
レスのビット7からビット4までの値“d”に“1”を
加算した値“e”が入力される。レジスタ40の出力が
“0”でレジスタ42の出力が“1”なので選択回路4
7の入力Sは“1”となり、内部列アドレスAとしては
“77”が、内部列アドレスBとしては“6f”が、内
部選択アドレスとしては“1”が出力される。
【0073】バンク(3) 33のカラムデコーダ(A) 5
0、カラムデコーダ(B) 51は、それぞれセンスアンプ
12のデータの中からそれぞれの内部列アドレスにより
データを選択し選択されたデータを選択回路52に出力
し、同様に、バンク(1) 31のカラムデコーダ(A) 5
0、カラムデコーダ(B) 51は、それぞれセンスアンプ
12のデータの中からそれぞれの内部列アドレスにより
データを選択し選択されたデータを選択回路52に出力
する。各々の選択回路52は内部選択アドレスの値が
“1”なのでカラムデコーダ(B) 51からの出力を先に
入出力バッファ35に出力し、次のクロックでカラムデ
コーダ(A) 50からの出力を入出力バッファ35に出力
する。入出力バッファ35は内部バンクアドレスが
“3”であるのでバンク(3) 33からのデータを出力す
る。即ち、図8に示す、バンク(3) 33におけるX方向
アドレス“e”、Y方向アドレス“d”のデータが先に
読み出され、次のクロックでX方向アドレス“e”、Y
方向アドレス“e”のデータが読み出される。
【0074】水平方向アクセスの場合にも、同様に、列
アドレスを外部から指定するタイミングで外部アクセス
方向制御信号を“1”に設定することによって、垂直方
向アクセスと全く同じタイミングでアクセス可能であ
る。
【0075】以上のように、第2の実施例に係る半導体
記憶装置によると、第1の実施例と同様に、水平、垂直
両方向に対して高速なアクセスを実現でき、さらに、列
アドレスのデコードを2クロックの期間で並列処理する
ことによって、より高速なシステムクロックでの動作が
可能となる。
【0076】(第3の実施例)以下、本発明の第3の実
施例に係る半導体記憶装置を2個備えた画像処理システ
ムについて図10〜図14を参照しながら説明する。第
3の実施例の説明において、従来例、第1及び第2の実
施例と同様な構成要素については同一の符号を付し説明
を省略する。
【0077】本実施例では第1の実施例と同様に8ビッ
ト×2Mの半導体記憶装置を想定しており、各半導体記
憶装置は、行アドレス11ビット、バンクアドレス2ビ
ット、列アドレス8ビットでアドレッシングされる。画
像データを1画素当たり8ビットのデータとして記憶
し、水平方向に最大1024画素、垂直方向に最大40
96画素のデータを蓄える。本実施例では画像処理装置
と半導体記憶装置との間のアクセスを高速に実行するた
め2画素分のデータを同時にアクセスする場合を想定し
ている。
【0078】図10は第3の実施例の半導体記憶装置を
画像メモリとして2個備えた画像処理システムを示すブ
ロック図であり、図10において、60は画像データ入
力装置、61は画像処理装置、62は画像データ出力装
置、63、64はそれぞれ第3の実施例に係る半導体記
憶装置(A) 、半導体記憶装置(B) であり、半導体記憶装
置(A) 63及び半導体記憶装置(B) 64は図1に示す第
1の実施例の半導体記憶装置と同様の構成である。
【0079】図11は半導体記憶装置(A) 63、半導体
記憶装置(B) 64がそれぞれ備えたアドレスコントロラ
34の内部の列アドレス制御部を示すブロック図であ
り、図11において、80、81はアドレスコントロラ
34内の列アドレス制御部に設けられたカウンタであ
り、カウンタ80、81の機能について図12を用いて
以下に説明する。
【0080】図12はカウンタ80、81を示すブロッ
ク図であり、図12において、71はセレクタであり、
入力Sが“1”のとき入力d1の値をqに出力し、入力
Sが“0”のとき入力d0の値をqに出力する。セレク
タ71は本実施例では4ビットで構成される。72はレ
ジスタであり本実施例では4ビットで構成される。73
はレジスタであり本実施例では2ビットで構成される。
レジスタ73の入力WE2はクロックジェネレータ36
によって生成される。レジスタ73には画像処理装置6
1が半導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置(B) 64
に対してデータをアクセスする前に値が設定される。7
4〜77は加算回路であり、加算回路74〜77のそれ
ぞれの出力cは入力d0とd1とのアンド出力であり、
出力qは入力d0とd1との排他論理和出力である。
【0081】本実施例の半導体記憶装置(A) 63、半導
体記憶装置(B) 64においては、アクセスを行なう前
に、アドレスコントロラ34内のカウンタ80、81の
それぞれのレジスタ73に画像処理システムのメモリ構
成に従って値を設定する必要がある。ここで、例えば、
画像処理装置61における半導体記憶装置に対するポー
トを1つとする場合(第1の実施例と同様の構成)に
は、半導体記憶装置のアドレスコントロラ34内のカウ
ンタ80、81のレジスタ73に共に“3”を設定す
る。レジスタ73に“3”を設定した場合、図12から
明らかなように、カウンタ80、81は通常の4ビット
カウンタと同じ動作をする。本実施例のように、画像処
理装置61における半導体記憶装置に対するポートを2
つにし、同一行アドレス、同一バンクアドレスで指定さ
れる画素数が1つのポートの場合に比べて水平方向に2
倍となるようにした場合には、各半導体記憶装置のアド
レスコントロラ34内のカウンタ81のレジスタ73に
“3”を、カウンタ80のレジスタ73に“1”を設定
する。
【0082】図13は第3の実施例の半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64のアドレスと画像デ
ータとの対応関係を示す図である。ここで、図中の数値
は全て16進数で表示してある。
【0083】図13において、右下に描かれた4つの最
小の正方形はそれぞれ1つの画素を示し、内部の英数字
の一文字目は半導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置
(B)64の何れかを示し、二文字目は各半導体記憶装置
の列アドレスのビット7の値を示している。図の左下の
正方形は2×2画素のデータをひとかたまりとして示し
ており、内部の数字は列アドレスのビット6〜ビット0
の値を示している。32×16画素のデータを1つのバ
ンクの1つの行に割り当てる。同一の行アドレスで選択
される4つのバンクの各画像データを64×32画素の
矩形領域(図13の上側の太線で囲まれた領域)に割り
当てる。
【0084】画素の水平方向のアドレスをX[9:
0]、垂直方向のアドレスをY[11:0]で表し、半
導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置(B) 64で共通
の行アドレスをR[10:0]、バンクアドレスをB
[1:0]、半導体記憶装置(A) 63の列アドレスをC
A[7:0]、半導体記憶装置(B) 64の列アドレスを
CB[7:0]で表すと、水平方向、垂直方向アクセス
時に共通な関係として、 CA[3:0]=CB[3:0]=X[4:1] CA[6:4]=CB[6:4]=Y[3:1] B[0]=X[5] B[1]=Y[4] R[3:0]=X[9:6] R[10:4]=Y[11:5] で示される対応関係があり、水平方向アクセス時のみの
関係として、 CA[3]=CB[3]=Y[0] で示される対応関係があり、垂直方向アクセス時のみの
関係として、 CA[3]=X[0] CB[3]=!X[0] で示される対応関係がある。ただし、「!」は反転信号
を示す。
【0085】以上のように構成された第3の実施例の半
導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置(B) 64を備え
た画像処理システムにおいて、8×8画素の矩形領域に
対してアクセスする場合における動作を図14に基づい
て説明する。
【0086】図14は、左上点の座標(1d,3d)で
示される8×8画素の矩形領域に相当する画像データを
垂直方向に読み出す場合の動作の前半部を示すタイミン
グ図である。ここで、図中の数値は全て16進数で表示
してある。
【0087】図14に示すように、半導体記憶装置(A)
63、半導体記憶装置(B) 64において、W1のタイミ
ングからアクティブコマンドACにより、バンクアドレ
ス“2”、行アドレス“10”を受け取ると、アドレス
コントロラ34は行アドレスを記憶しバンク(2) 行アド
レス信号を出力する。バンク(2) 32のロウデコーダ1
0は行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモ
リセルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12
に繋げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メ
モリセルのデータが確定する。
【0088】W2のタイミングからアクティブコマンド
ACにより、バンクアドレス“0”、行アドレス“2
0”を受け取ると、アドレスコントロラ34は行アドレ
スを記憶しバンク(0) 行アドレス信号を出力する。バン
ク(0) 30のロウデコーダ10は行アドレスで指定され
たワード線を活性化し、メモリセルアレイ11の1ワー
ドデータをセンスアンプ12に繋げる。その後、センス
アンプ12が活性化され各メモリセルのデータが確定す
る。
【0089】W3のタイミングからリードコマンドRC
により、半導体記憶装置(A) 63は、バンクアドレス
“2”、列アドレス“ee”、アクセス方向制御信号
“0”を受け取ると、アドレスコントロラ34はその内
部のレジスタ1に垂直方向アクセスを示す“0”を記憶
し、カウンタ80内のレジスタ72に“e”を記憶し、
カウンタ81内のレジスタ72に“e”を記憶する。そ
して、バンク(2) 32のカラムデコーダ13は、指定さ
れた列アドレスによりセンスアンプ12のデータを選択
してバンク(2) 内部データ信号として出力する。入出力
バッファ35は、内部バンクアドレスによりバンク(2)
内部データ信号を外部データ信号として出力する(W5
タイミング)。
【0090】同時に、半導体記憶装置(B) 64は、バン
クアドレス“2”、列アドレス“6e”、アクセス方向
制御信号“0”を受け取ると、アドレスコントロラ34
はその内部のレジスタ1に垂直方向アクセスを示す
“0”を記憶し、カウンタ80内のレジスタ72に
“6”を記憶し、カウンタ81内のレジスタ72に
“e”を記憶する。そして、バンク(2) 32のカラムデ
コーダ13は、指定された列アドレスによりセンスアン
プ12のデータを選択してバンク(2) 内部データ信号と
して出力する。入出力バッファ35は、内部バンクアド
レスによりバンク(2) 内部データ信号を外部データ信号
として出力する。
【0091】W3のタイミングからは、半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64において、アドレス
コントロラ34内のレジスタ1の出力が“0”なのでカ
ウンタ81は動作せず、カウンタ80のみが動作する。
【0092】ここで、半導体記憶装置(A) 63、半導体
記憶装置(B) 64のアドレスコントロラ内の各カウンタ
80の動作についてそれぞれ説明する。まず、半導体記
憶装置(A) 63のアドレスコントロラ内のカウンタ80
において、W4のタイミングでその内部のレジスタ72
の出力qが“f”となり、下位3ビットが全て“1”な
ので加算回路74、75、76の出力cは全て“1”と
なる。また、レジスタ73の出力qからは“1”が出力
されているためキャリー信号Cは“1”となり、加算回
路77の入力d1は“0”のままなのでレジスタ72の
入力dには“8”が入力される。アドレスコントロラ3
4内において、カウンタ80のキャリー信号Cが“1”
であり且つ垂直方向アクセスなので、バンク制御回路4
は内部バンクセレクト信号の上位ビットをクロックに同
期して反転させ以後内部バンクセレクト信号として
“0”を出力する。
【0093】同様に、半導体記憶装置(B) 64のアドレ
スコントロラ内のカウンタ80において、W4のタイミ
ングでその内部のレジスタ72の出力qが“7”とな
り、下位3ビットが全て1なので加算回路74、75、
76の出力cは全て“1”となる。また、レジスタ73
の出力qからは“1”が出力されているためキャリー信
号Cが“1”となり、加算回路77の入力d1は0のま
まなのでレジスタ72の入力dには“0”が入力され
る。アドレスコントロラ34内において、カウンタ80
のキャリー信号Cが“1”であり且つ垂直方向アクセス
なので、バンク制御回路4は内部バンクセレクト信号の
上位ビットをクロックに同期して反転させ以後内部バン
クセレクト信号として“0”を出力する。
【0094】半導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置
(B) 64において、W4のタイミングでアクティブコマ
ンドACにより、バンクアドレス“3”、行アドレス
“10”を受け取ると、アドレスコントロラ34はバン
ク(3) 33の行アドレスを記憶しバンク(3) 行アドレス
信号を出力する。バンク(3) 33のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(0) 30、バンク(2) 32に対しては影響を及ぼさない
ので、バンク(0) 30、バンク(2) 32からのデータは
順次出し続けることが可能である。
【0095】同様に、W7のタイミングでアクティブコ
マンドACにより、バンクアドレス“1”、行アドレス
“20”を受け取ると、アドレスコントロラ34はバン
ク(1) 31の行アドレスを記憶しバンク(1) 行アドレス
信号を出力する。バンク(1)31のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(0) 30、バンク(2) 32に対しては影響を及ぼさない
ので、バンク(0) 30、バンク(2) 32からのデータは
順次出し続けることが可能である。
【0096】以上までの動作により、半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64において、バンク
(0) 30、バンク(1) 31における行アドレス“20”
で、バンク(2) 32、バンク(3) 33における行アドレ
ス“10”でそれぞれセンスアンプ12が活性化された
状態にあるため、画像座標(0,20)から(3f,3
f)までの矩形領域のデータが活性化されている。以後
は、5クロック毎に順次列アドレスを変えながらアクセ
スすることでデータを2画素分ずつアクセスできる。
【0097】水平方向アクセスの場合にも、同様に、列
アドレスを外部から指定するタイミングで外部アクセス
方向制御信号を“1”に設定することにより、垂直方向
アクセスと全く同じタイミングでアクセス可能である。
【0098】以上のように、第3の実施例に係る半導体
記憶装置によると、画像処理装置のポート数を増やし画
像処理装置と半導体記憶装置との間のデータバンド幅を
増やすことによりアクセスを高速化しながら、水平方
向、垂直方向のアクセスが実現できる。
【0099】(第4の実施例)以下、本発明の第4の実
施例に係る半導体記憶装置を2個備えた画像処理システ
ムについて図15〜図19を参照しながら説明する。第
4の実施例の説明において、従来例、第1、第2及び第
3の実施例と同様な構成要素については同一の符号を付
し説明を省略する。
【0100】本実施例では第1の実施例と同様に8ビッ
ト×2Mの半導体記憶装置を想定しており、各半導体記
憶装置は、行アドレス11ビット、バンクアドレス2ビ
ット、列アドレス8ビットでアドレッシングされる。画
像データを1画素当たり8ビットのデータとして記憶
し、水平方向に最大1024画素、垂直方向に最大40
96画素のデータを蓄える。本実施例では画像処理装置
と半導体記憶装置との間のアクセスを高速に実行するた
め2画素分のデータを同時にアクセスする場合を想定し
ている。
【0101】第4の実施例の画像処理システムは図10
に示す第3の実施例の画像処理システムと同様の構成で
あり、本実施例の画像処理システムが備える半導体記憶
装置(A) 63、半導体記憶装置(B) 64は図5に示す第
2の実施例の半導体記憶装置と同様の構成である。
【0102】図15は第4の実施例の半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64がそれぞれ備えたア
ドレスコントロラ53の内部の列アドレス制御部を示す
ブロック図であり、図15において、101、102は
アドレスコントロラ53内の列アドレス制御部に設けら
れたカウンタであり、カウンタ101、102の機能に
ついて図16を用いて以下に説明する。
【0103】図16はカウンタ101、102を示すブ
ロック図であり、図16において、91はセレクタであ
り、入力Sが“1”のとき入力d1の値をqに出力し、
入力Sが“0”のとき入力d0の値をqに出力する。セ
レクタ91は本実施例では3ビットで構成される。92
はレジスタであり本実施例では3ビットで構成される。
【0104】本実施例の半導体記憶装置(A) 63、半導
体記憶装置(B) 64においては、第3の実施例と同様
に、アクセスを行なう前に、アドレスコントロラ53内
のカウンタ101のレジスタ73に“3”を、カウンタ
102のレジスタ73に“1”を設定する。
【0105】第4の実施例の半導体記憶装置(A) 63、
半導体記憶装置(B) 64において、その列アドレスと画
像データとの間には次のような対応関係がある。なお、
本実施例の半導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置
(B) 64の行アドレス及びバンクアドレスと画像データ
との対応関係は図13に示す第3の実施例と同一であ
る。
【0106】図17は第4の実施例の半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64の外部列アドレスと
画像データとの対応関係を示す図である。ここで、図中
の数値は全て16進数で表示してある。
【0107】図17に示す外部列アドレスのマッピング
は、1つのバンクアドレスと1つの行アドレスとで選択
される32×16画素の画像データと外部列アドレスと
の対応関係を示しており、最小の正方形は1つの画素を
示し、その内部の英数字の一文字目は半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64の何れかを示し、二
文字目以降は各半導体記憶装置の外部列アドレスを示し
ている。
【0108】画素の水平方向のアドレスをX[9:
0]、垂直方向のアドレスをY[11:0]で表し、半
導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置(B) 64で共通
の行アドレスをR[10:0]、バンクアドレスをB
[1:0]、半導体記憶装置(A) 63の外部列アドレス
をCA[7:0]、半導体記憶装置(B) 64の外部列ア
ドレスをCB[7:0]で表すと、第3の実施例と同様
に、水平方向、垂直方向アクセス時に共通な関係とし
て、 CA[3:0]=CB[3:0]=X[4:1] CA[6:4]=CB[6:4]=Y[3:1] B[0]=X[5] B[1]=Y[4] R[3:0]=X[9:6] R[10:4]=Y[11:5] で示される対応関係があり、水平方向アクセス時のみの
関係として、 CA[3]=CB[3]=Y[0] で示される対応関係があり、垂直方向アクセス時のみの
関係として、 CA[3]=X[0] CB[3]=!X[0] で示される対応関係がある。ただし、「!」は反転信号
を示す。
【0109】図18は第4の実施例の半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64の内部列アドレスと
画像データとの対応関係を示す図である。ここで、図中
の数値は全て16進数で表示してある。
【0110】図18に示す内部列アドレスマッピング
は、外部列アドレスマッピングと画像データの位置関係
を同一にして半導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置
(B) 64のそれぞれの内部列アドレスA、内部列アドレ
スBを示している。
【0111】以上のように構成された第4の実施例の半
導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置(B) 64を備え
た画像処理システムにおいて、8×8画素の矩形領域に
対してアクセスする場合における動作を図19に基づい
て説明する。
【0112】図19は、左上点の座標(1d,3d)で
示される8×8画素の矩形領域に相当する画像データを
垂直方向に読みだす場合の動作の前半部を示すタイミン
グ図である。ここで、図中の数値は全て16進数で表示
してある。
【0113】図19に示すように、半導体記憶装置(A)
63、半導体記憶装置(B) 64において、Z1のタイミ
ングからアクティブコマンドACにより、バンクアドレ
ス“2”、行アドレス“10”を受け取ると、アドレス
コントロラ53は行アドレスを記憶しバンク(2) 行アド
レス信号を出力する。バンク(2) 32のロウデコーダ1
0は行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモ
リセルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12
に繋げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メ
モリセルのデータが確定する。
【0114】Z2のタイミングからアクティブコマンド
ACにより、バンクアドレス“0”、行アドレス“2
0”を受け取ると、アドレスコントロラ53は行アドレ
スを記憶しバンク(0) 行アドレス信号を出力する。バン
ク(0) 30のロウデコーダ10は行アドレスで指定され
たワード線を活性化し、メモリセルアレイ11の1ワー
ドデータをセンスアンプ12に繋げる。その後、センス
アンプ12が活性化され各メモリセルのデータが確定す
る。
【0115】Z3のタイミングからリードコマンドRC
により、半導体記憶装置(A) 63は、バンクアドレス
“2”、列アドレス“ee”、アクセス方向制御信号
“0”を受け取ると、アドレスコントロラ53はその内
部のレジスタ1に垂直方向アクセスを示す“0”を記憶
し、レジスタ40、42に“0”を記憶し、カウンタ1
01、102の内部のレジスタ92に“7”を記憶す
る。内部列アドレスAは“77”を出力し内部列アドレ
スBは“7f”を出力する。そして、バンク(2) 32の
カラムデコーダ(A) 50及びカラムデコーダ(B) 51は
それぞれ指定された内部列アドレスからセンスアンプ1
2のデータを選択してバンク(2) 32の選択回路52に
それぞれ出力する。ここで、内部選択アドレスが“0”
であるのでカラムデコーダ(A) 50からのデータが先に
入出力バッファ35に出力され、次のクロックでカラム
デコーダ(B) 51からのデータが入出力バッファ35に
出力される。入出力バッファ35は選択回路52の出力
を外部データ信号として順次出力する(Z5、Z6のタ
イミング)。
【0116】同時に、Z3のタイミングからリードコマ
ンドRCにより、半導体記憶装置(B) 64は、バンクア
ドレス“2”、列アドレス“6e”、アクセス方向制御
信号“0”を受け取ると、アドレスコントロラ53はそ
の内部のレジスタ1に垂直方向アクセスを示す“0”を
記憶し、レジスタ40、42に“0”を記憶し、カウン
タ101の内部のレジスタ92に“7”を記憶しカウン
タ102の内部のレジスタ92に“3”を記憶する。内
部列アドレスAは“37”を出力し内部列アドレスBは
“3f”を出力する。そして、バンク(2) 32のカラム
デコーダ(A) 50及びカラムデコーダ(B) 51はそれぞ
れ指定された内部列アドレスからセンスアンプ12のデ
ータを選択してバンク(2) 32の選択回路52にそれぞ
れ出力する。ここで、内部選択アドレスが“0”である
のでカラムデコーダ(A) 50からのデータが先に入出力
バッファ35に出力され、次のクロックでカラムデコー
ダ(B) 51からのデータが入出力バッファ35に出力さ
れる。入出力バッファ35は選択回路52の出力を外部
データ信号として順次出力する。
【0117】Z3のタイミングからは、半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64において、アドレス
コントロラ53内のレジスタ1の出力が“0”なのでカ
ウンタ101は動作せず、カウンタ102のみが動作す
る。
【0118】ここで、半導体記憶装置(A) 63のアドレ
スコントロラ53内のカウンタ102の動作について説
明する。まず、半導体記憶装置(A) 63のアドレスコン
トロラ53内のカウンタ102において、Z4のタイミ
ングでその内部のレジスタ92の出力qが“7”とな
り、下位2ビットが全て“1”なので加算回路75、7
6の出力cは全て“1”が出力される。また、レジスタ
73の出力qからは“1”が出力されているためキャリ
ー信号Cは“1”となり、加算回路77の入力d1は
“0”のままなのでレジスタ92の入力dには“4”が
入力される。アドレスコントロラ53内において、カウ
ンタ102のキャリー信号Cが“1”であり且つ垂直方
向アクセスなので、バンク制御回路44は内部バンクセ
レクト信号の上位ビットをクロックに同期して反転させ
以後内部バンクセレクト信号として“0”を出力する。
【0119】半導体記憶装置(A) 63、半導体記憶装置
(B) 64において、Z4のタイミングでアクティブコマ
ンドACにより、バンクアドレス“3”、行アドレス
“11”を受け取ると、アドレスコントロラ53はバン
ク(3) 33の行アドレスを記憶しバンク(3) 行アドレス
信号を出力する。バンク(3) 33のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(0) 30、バンク(2) 32に対しては影響を及ぼさない
ので、バンク(0) 30、バンク(2) 32からのデータは
順次出し続けることが可能である。
【0120】同様に、Z5のタイミングでアクティブコ
マンドACにより、バンクアドレス“1”、行アドレス
“20”を受け取ると、アドレスコントロラ53はバン
ク(0) 30の行アドレスを記憶しバンク(1) 行アドレス
信号を出力する。バンク(1)31のロウデコーダ10は
行アドレスで指定されたワード線を活性化し、メモリセ
ルアレイ11の1ワードデータをセンスアンプ12に繋
げる。その後、センスアンプ12が活性化され各メモリ
セルのデータが確定する。この期間においても、バンク
(0) 30、バンク(2) 32に対しては影響を及ぼさない
ので、バンク(0) 30、バンク(2) 32からのデータは
順次出し続けることが可能である。
【0121】以上までの動作により、半導体記憶装置
(A) 63、半導体記憶装置(B) 64において、バンク
(0) 30、バンク(1) 31における行アドレス“20”
で、バンク(2) 32、バンク(3) 33における行アドレ
ス“10”でそれぞれセンスアンプ12が活性化された
状態にあるため、画像座標(0,20)から(3f,3
f)までの矩形領域のデータが活性化されている。以後
は、6クロック毎に順次列アドレスを変えながらアクセ
スすることでデータを2画素分ずつアクセスできる。
【0122】水平方向アクセスの場合にも、同様に、列
アドレスを外部から指定するタイミングで外部アクセス
方向制御信号を“1”に設定することより、垂直方向ア
クセスと全く同じタイミングでアクセス可能である。
【0123】以上のように、第4の実施例に係る半導体
記憶装置によると、第3の実施例と同様に、画像処理装
置のポート数を増やし画像処理装置と半導体記憶装置と
の間のデータバンド幅を増やすことによりアクセスを高
速化しながら、水平方向、垂直方向のアクセスが実現で
きる。さらに、列アドレスのデコードを2クロックの期
間で並列処理することによって、より高速なシステムク
ロックでの動作が可能となる。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る半導体記憶装置によると、複数個のカウンタの動作
状態をアクセス方向に基づいて制御することができるた
め、画像データに対して水平方向及び垂直方向のアクセ
スを選択的に行なうことが可能となる。また、バンクア
ドレスを変更することができるのでアクセスする矩形領
域のサイズに関わらず高速なアクセスが可能になる。さ
らに、最初にアクセスする方向に対して、複数個の行ア
ドレスを割り振ることによって、画像データのサイズを
半導体記憶装置の列アドレスのサイズに依存しないよう
にすることができる。
【0125】また、請求項2の発明に係る半導体記憶装
置によると、アクセス方向に応じて同時に複数個の内部
列アドレスを生成し、該複数個の内部列アドレスのデコ
ードを例えば2クロックの期間で並列処理することがで
きるため、水平方向及び垂直方向のアクセスをより高速
なシステムクロックで動作させることが可能となる。
【0126】さらに、請求項3の発明に係る半導体記憶
装置によると、半導体記憶装置を複数個同時に使用する
場合にも、各半導体記憶装置内の複数個のカウンタのそ
れぞれの動作条件を設定することによって、複数個の半
導体記憶装置の水平方向及び垂直方向のアクセスが可能
となり、高速で多機能な画像処理システムを容易に構成
できる。
【0127】以上のように、本発明によると、半導体記
憶装置の列アドレスのサイズに関わらずデータのサイズ
を選択でき、アクセスする矩形領域のサイズを選択で
き、アクセスする方向を選択できる高速で簡単な構成の
半導体記憶装置を提供することができる。また、画像デ
ータと高速なアクセスが必要な画像処理システムで複数
個の半導体記憶装置を使用して同時に複数個の画素デー
タにアクセスする場合においても、アクセスする方向を
選択できる高速で簡単な構成の半導体記憶装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置を
示すブロック図である。
【図2】前記第1の実施例に係る半導体記憶装置のアド
レスコントロラ内の列アドレス制御部を示すブロック図
である。
【図3】前記第1の実施例に係る半導体記憶装置のアド
レスと画像データとの対応関係を示す図である。
【図4】前記第1の実施例に係る半導体記憶装置の読み
出し動作を示すタイミング図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体記憶装置を
示すブロック図である。
【図6】前記第2の実施例に係る半導体記憶装置のアド
レスコントロラ内の列アドレス制御部を示すブロック図
である。
【図7】前記第2の実施例に係る半導体記憶装置の外部
列アドレスと画像データとの対応関係を示す図である。
【図8】前記第2の実施例に係る半導体記憶装置の内部
列アドレスと画像データとの対応関係を示す図である。
【図9】前記第2の実施例に係る半導体記憶装置の読み
出し動作を示すタイミング図である。
【図10】本発明の第3の実施例に係る半導体記憶装置
を備えた画像処理システムを示すブロック図である。
【図11】前記第3の実施例に係る半導体記憶装置のア
ドレスコントロラ内の列アドレス制御部を示すブロック
図である。
【図12】前記第3の実施例に係る半導体記憶装置のア
ドレスコントロラ内の列アドレス制御部のカウンタを示
すブロック図である。
【図13】前記第3の実施例に係る半導体記憶装置のア
ドレスと画像データとの対応関係を示す図である。
【図14】前記第3の実施例に係る半導体記憶装置の読
み出し動作を示すタイミング図である。
【図15】本発明の第4の実施例に係る半導体記憶装置
のアドレスコントロラ内の列アドレス制御部を示すブロ
ック図である。
【図16】前記第4の実施例に係る半導体記憶装置のア
ドレスコントロラ内の列アドレス制御部のカウンタを示
すブロック図である。
【図17】前記第4の実施例に係る半導体記憶装置の外
部列アドレスと画像データとの対応関係を示す図であ
る。
【図18】前記第4の実施例に係る半導体記憶装置の内
部列アドレスと画像データとの対応関係を示す図であ
る。
【図19】前記第4の実施例に係る半導体記憶装置の読
み出し動作を示すタイミング図である。
【図20】従来の半導体記憶装置を示すブロック図であ
る。
【図21】従来の半導体記憶装置のアドレスコントロラ
内の列アドレス制御部を示すブロック図である。
【図22】従来の半導体記憶装置のアドレスと画像デー
タとの対応関係を示す図である。
【図23】従来の半導体記憶装置の読み出し動作を示す
タイミング図である。
【符号の説明】
1 レジスタ 2,3 カウンタ 4 バンク制御回路 10 ロウデコーダ 11 メモリセルアレイ 12 センスアンプ 13 カラムデコーダ 30 バンク(0) 31 バンク(1) 32 バンク(2) 33 バンク(3) 34 アドレスコントロラ 35 入出力バッファ 36 クロックジェネレータ 40,42 レジスタ 41,43 カウンタ 45,46 加算回路 47 選択回路 50 カラムデコーダ(A) 51 カラムデコーダ(B) 52 選択回路 53 アドレスコントロラ 60 画像データ入力装置 61 画像処理装置 62 画像データ出力装置 63 半導体記憶装置(A) 64 半導体記憶装置(B) 71 セレクタ 72,73 レジスタ 74〜77 加算回路 80,81 カウンタ 91 セレクタ 92 レジスタ 101,102 カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のメモリセルからなるメモリセル
    アレイを有する複数個のバンクと、外部から外部列アド
    レスを入力し該外部列アドレスから内部列アドレスを順
    次生成するアドレス制御手段とを備え、前記複数個のバ
    ンクのうちバンクアドレスで指定されるバンクのメモリ
    セルアレイの複数個のメモリセルの中の行アドレス及び
    前記内部列アドレスで指定されるメモリセルに対して読
    み出し又は書き込み即ちアクセスが行なわれる半導体記
    憶装置において、 前記アドレス制御手段は、アクセス方向を記憶するアク
    セス方向レジスタと、それぞれに対応して分割された前
    記外部列アドレスを記憶し前記アクセス方向レジスタの
    出力信号に基づいて動作状態が制御される複数のカウン
    タと、前記アクセス方向レジスタの出力信号及び前記複
    数個のカウンタのキャリー信号に基づいて前記バンクア
    ドレスを変更するバンクアドレス変更手段とを有し、前
    記複数個のカウンタの出力信号を合成して前記内部列ア
    ドレスとして出力することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 複数個のメモリセルからなるメモリセル
    アレイを有する複数個のバンクと、外部から外部列アド
    レスを入力し該外部列アドレスから内部列アドレスを順
    次生成するアドレス制御手段とを備え、前記複数個のバ
    ンクのうちバンクアドレスで指定されるバンクのメモリ
    セルアレイの複数個のメモリセルの中の行アドレス及び
    前記内部列アドレスで指定されるメモリセルに対して読
    み出し又は書き込み即ちアクセスが行なわれる半導体記
    憶装置において、 前記アドレス制御手段は、アクセス方向を記憶するアク
    セス方向レジスタと、それぞれに対応して分割された前
    記外部列アドレスを記憶する複数個のカウンタ及び複数
    個の列アドレスレジスタと、前記アクセス方向レジスタ
    及び前記複数個の列アドレスレジスタの出力信号に基づ
    いて前記複数個のカウンタの出力信号にそれぞれ選択的
    に1を加算することによって前記内部列アドレスを同時
    に複数個生成する内部列アドレス生成手段とを有し、 前記複数個のバンクのそれぞれは、前記内部列アドレス
    生成手段により同時に生成される複数個の前記内部列ア
    ドレスにそれぞれ対応して設けられた複数個の列デコー
    ダと、該複数個の列デコーダにより指定されるメモリセ
    ルにそれぞれ対応する複数個のデータのアクセス順序を
    前記複数個の列アドレスレジスタの出力信号に基づいて
    決定するアクセス順序決定手段を有していることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個のカウンタのそれぞれは、当
    該カウンタの動作条件を記憶する動作条件レジスタと、
    該動作条件レジスタの出力信号に基づいてキャリー信号
    の発生条件を変更するキャリー信号発生条件変更手段
    と、前記動作条件レジスタの出力信号に基づいて選択的
    にビットの値を固定するビット固定手段とを有している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009271668A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Konica Minolta Business Technologies Inc メモリ方法およびメモリ装置
JP2010040118A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体メモリおよびメモリシステム
JP2012160256A (ja) * 2012-05-28 2012-08-23 Fujitsu Semiconductor Ltd メモリ装置,メモリコントローラ及びメモリシステム

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