JP3288327B2 - 映像メモリ回路 - Google Patents

映像メモリ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に供給さ
れる映像を記憶するメモリに適用するのに適した映像メ
モリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置に供給される映像を記憶する映
像メモリとして、シンクロナスDRAM(SDRAM)
の使用が盛んになっている。SDRAMを用いると、制
御信号のタイミング設計が容易になったり、バースト転
送が可能であることから高速データ転送を行うことがで
きる利点がある。また、近年、SDRAMを内蔵した画
像メモリ回路をASIC化することも盛んに行われてい
る。
【0003】SDRAMは、通常、複数のバンクで構成
され、各バンクは共通の行アドレス(ローアドレス)お
よび列アドレス(カラムアドレス)でアクセスされる。
よって、ローアドレスおよびカラムアドレスが共通化さ
れている複数のバンクのデータを同時にアクセスするこ
とはできない。そこで、メモリ容量の効率的利用による
LSIの小型化やアクセス速度を向上させるために、種
々のアドレッシング方式が提案されている。例えば、特
開平8−186826号公報には、奇数行の画像データ
と偶数行の画像データとを異なるバンクに記憶させる方
式が記載されている。また、特開平10−191236
号公報には、隣接するブロックの画像データを必ず異な
るバンクに記憶させる方式が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それらの方式
は映像信号の符号化回路または復号回路に適用されてい
るものであって、表示装置に供給される映像の画素デー
タを記憶するための方式ではない。表示装置に供給され
る映像の画素データを記憶する映像メモリ回路では、使
用される表示装置の表示能力にマッチさせるための処理
等を施す必要がある。そして、そのような処理も高速に
行われるようなSDRAMの効率的なアドレッシング方
式を提供することが強く望まれている。
【0005】本発明は、そのような要請に応えるための
ものであって、映像メモリとしてのSDRAMに対して
高速にデータの読み書きを行えるとともに、表示装置の
表示能力にマッチさせるための処理等も高速化すること
ができる映像メモリ回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による映像メモリ
回路は、共通の行アドレスおよび列アドレスでアクセス
される複数のバンクを有するバンク構成を2つ有するS
DRAMセルと、映像のそれぞれの奇数ラインの前半の
画素データを一方のバンク構成の一のバンクに書き込む
とともに後半の画素データを他方のバンク構成の一のバ
ンクに書き込み、それぞれの偶数ラインの前半の画素デ
ータを方のバンク構成の他のバンクに書き込むととも
に後半の画素データを方のバンク構成の他のバンクに
書き込む制御を行うメモリ制御手段とを備えたものであ
る。
【0007】メモリ制御手段は、SDRAMセルにおけ
る双方のバンク構成から奇数ラインまたは偶数ラインの
前半および後半の画素データを並行して読み出す制御を
行うように構成されている。従って、SDRAMセルか
ら表示装置側への映像データの供給を高速化することが
できる。
【0008】メモリ制御手段は、1バーストで、奇数ラ
インまたは偶数ラインの前半および後半の画素データを
SDRAMセルに対してアクセスするように構成されて
いてもよい。そのような構成によれば、1水平ラインの
画素データを1バーストで転送することができる。
【0009】映像メモリ回路は垂直補間ラインを生成す
る垂直補間回路を備え、メモリ制御手段が、垂直補間処
理時にはSDRAMセルにおける双方のバンク構成から
奇数ラインおよび偶数ラインの前半または後半の画素デ
ータを並行して読み出す制御を行うように構成されてい
てもよい。そのような構成によれば、垂直補間回路に同
時に隣接ラインの画素データが供給されるので、補間処
理も高速化することができる。
【0010】映像メモリ回路は入力画素データを一旦保
管するライトFIFOを備え、ライトFIFOとSDR
AMセルとの間に、双方のバンク構成に同時に画素デー
タを供給しうる本数のデータラインが設置されている構
成であってもよい。そのような構成によれば、データ入
力速度に関わりなく、SDRAMセルに対するアクセス
の高速化を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による映像メモリ
回路の一構成例を示すブロック図である。図1に示され
た構成では、入力データは一旦ライトFIFO1に入力
される。データ書き込み時には、メモリ制御回路2は、
メモリアレイ5のバンクを指定する信号を出力するとと
もに、CPU回路20の指示に応じて、バースト転送開
始アドレスであるローアドレスおよびカラムアドレスを
メモリセル5に設定する。なお、CPU回路20とは、
映像データを発生する装置に備えられているCPUを含
む回路である。
【0012】また、メモリ制御回路2は、メモリアドレ
ス切替/制御回路4を書き込み制御状態に設定する。メ
モリアドレス切替/制御回路4は、ライトクロックをカ
ウントするライトカウンタ3の出力をメモリアレイ5に
供給する。そして、ライトFIFO1内のデータは、ラ
イトクロックに同期して読み出され、メモリアレイ5に
供給される。
【0013】バースト転送開始アドレスが設定される
と、以後、ライトカウンタ3の出力でアドレッシングさ
れるので、メモリ制御回路2は、バースト転送が終了す
るまでアドレス信号を出力する必要はない。
【0014】読み出し時には、メモリ制御回路2は、メ
モリアレイ5のバンクを指定する信号を出力するととも
に、バースト転送開始アドレスであるローアドレスおよ
びカラムアドレスをメモリセル5に設定し、メモリアド
レス切替/制御回路4を読み出し制御状態に設定する。
メモリアドレス切替/制御回路4は、リードクロックを
カウントするリードカウンタ6の出力をメモリアレイ5
に供給する。そして、メモリアレイ5内のデータは、リ
ードカウンタ6の値に応じて読み出される。
【0015】従って、バースト転送開始アドレスが設定
されると、以後、リードカウンタ6の出力でアドレッシ
ングされるので、メモリ制御回路2は、バースト転送が
終了するまでアドレス信号を出力する必要はない。
【0016】図1に示すように、メモリアレイ5は、2
バンク(0,1)×2ブロック(A,B)で構成され
る。AブロックのバンクA0とバンクA1は、ローアド
レスおよびカラムアドレスが共通化されているので同時
にアクセスすることはできない。また、Bブロックのバ
ンクB0とバンクB1は、ローアドレスおよびカラムア
ドレスが共通化されているので同時にアクセスすること
はできない。
【0017】次に、図2および図3の説明図を参照して
具体的なアドレッシング方法について説明する。図2に
示すように、各バンクA0,A1,B0,B1が512
(ロー)×256(カラム)×64ビット構成のものを
例にする。また、映像データの1画素は32ビット構成
であるとする。よって、1アドレスに2画素分のデータ
が入出力される。
【0018】そして、この例では、映像の奇数ラインの
前半の画素データはバンクA0に入出力され、映像の奇
数ラインの後半の画素データがバンクB0に入出力され
る。また、映像の偶数ラインの前半の画素データはバン
クB1に入出力され、映像の偶数ラインの後半の画素デ
ータがバンクA1に入出力される。この例では映像デー
タの水平方向の画素数は1024であるとする。また、
垂直方向では512×2=1024ラインの画素データ
を扱うことができる。従って、前半の画素データは0〜
511画素のデータであり、後半の画素データは512
〜1023画素のデータである。
【0019】また、メモリアレイ5に入力するデータを
転送するデータライン幅は64×2、メモリアレイ5か
ら出力されるデータを転送するデータライン幅は64×
2で構成される。
【0020】すると、図3に示すように、偶数ラインの
画素データをメモリアレイ5に書き込む場合、1水平ラ
インの前半の画素データと後半の画素データを同時にメ
モリアレイ5に書き込むことができる。具体的には、偶
数ラインの前半の画素データはバンクB1に書き込ま
れ、偶数ラインの後半の画素データはバンクA1に書き
込まれる。
【0021】例えば、1水平ラインの前半の第0画素
(32ビット)のデータと第1画素(32ビット)のデ
ータを含む64ビットのデータと、後半の第512画素
(32ビット)のデータと第513画素(32ビット)
のデータを含む64ビットのデータとを同時に書き込む
ことができる。以下、前半の第n画素のデータと第(n
+1)画素のデータを含む64ビットのデータと、後半
の第(n+512)画素のデータと第(n+1+51
2)画素のデータを含む64ビットのデータとが同時に
メモリアレイ5に書き込まれる。ここで、n=2〜51
0である。
【0022】また、奇数ラインの画素データをメモリア
レイ5に書き込む場合にも、1ラインの前半の画素デー
タと後半の画素データを同時にメモリアレイ5に書き込
むことができる。具体的には、奇数ラインの前半の画素
データはバンクA0に書き込まれ、奇数ラインの後半の
画素データはバンクB0に書き込まれる。
【0023】メモリアレイ5において、バンクA0およ
びバンクB1が前半の画素データが転送されるデータラ
インに接続され、バンクBおよびA1が後半の画素デ
ータが転送されるデータラインに接続される。そして、
バースト転送の単位を256とすれば、1水平ラインの
画素データを1バーストでメモリアレイ5に書き込むこ
とができる。
【0024】なお、図3に示すように、ライトFIFO
1は、64ビット×2のデータを同時に出力できるよう
に形成される。そして、ライトFIFO1には、前半の
第n画素のデータと第(n+1)画素のデータを含む6
4ビットのデータと、後半の第(n+512)画素のデ
ータと第(n+1+512)画素のデータを含む64ビ
ットのデータとが同時出力可能なようにデータ設定され
る。ここで、n=0〜510である。また、ライトFI
FO1において、ある4画素分のデータ(128ビッ
ト)が同時出力されると、次の4画素分のデータが出力
段に転送される。
【0025】このような書き込み制御を可能にするため
に、メモリ制御回路2は、奇数ラインである第1ライン
の書き込みを行うときには、バンクA0およびバンクB
0を指定する制御信号をメモリアレイ5に与え、ローア
ドレスとして「0」を与える。従って、メモリアレイ5
において、バンクA0およびバンクB0の第0行がデー
タを書き込める状態になる。上述したように、1バース
トで、バンクA0は前半の0〜511画素のデータを順
次格納し、同時に、バンクB0は後半の512〜102
3画素のデータを順次格納する。ここで、ローアドレス
は「0」から始まるとする。従って、第1ラインのデー
タは、バンクA0およびバンクB0のローアドレス
「0」の領域に格納される。
【0026】メモリ制御回路2は、偶数ラインである第
2ラインの書き込みを行うときには、バンクB1および
バンクA1を指定する制御信号をメモリアレイ5に与
え、ローアドレスとして「0」を与える。従って、メモ
リアレイ5において、バンクB1およびバンクA1の第
0行がデータを書き込める状態になる。上述したよう
に、1バーストで、バンクB1は前半の0〜511画素
のデータを順次格納し、同時に、バンクA1は後半の5
12〜1023画素のデータを順次格納する。ローアド
レスは「0」から始まるとしているので、第2ラインの
データは、バンクB1およびバンクA1のローアドレス
「0」の領域に格納される。
【0027】以後、メモリ制御回路2は、バンクA0お
よびバンクB0に奇数ラインの画素データが書き込ま
れ、バンクB1およびバンクA1に偶数ラインの画素デ
ータが書き込まれるように、バンクの切り替えとローア
ドレスの更新を行う。
【0028】メモリアレイ5からデータを読み出すとき
には、メモリ制御回路2は、メモリアドレス切替/制御
回路4を読み出し制御状態に設定する。奇数ラインであ
る第1ラインの読み出しを行うときには、バンクA0お
よびバンクB0を指定する制御信号をメモリアレイ5に
与え、ローアドレスとして「0」を与える。従って、メ
モリアレイ5において、バンクA0およびバンクB0の
第0行からデータが読み出される。すなわち、1バース
トで、バンクA0から前半の0〜511画素のデータが
順次出力され、同時に、バンクB0から後半の512〜
1023画素のデータが順次出力される。
【0029】メモリ制御回路2は、偶数ラインである第
2ラインの読み出しを行うときには、バンクB1および
バンクA1を指定する制御信号をメモリアレイ5に与
え、ローアドレスとして「0」を与える。従って、メモ
リアレイ5において、バンクB1およびバンクA1の第
0行からデータが読み出される。すなわち、1バースト
で、バンクB1から前半の0〜511画素のデータが順
次出力され、同時に、バンクA1から後半の512〜1
023画素のデータが順次される。
【0030】以後、メモリ制御回路2は、バンクA0お
よびバンクB0から奇数ラインの画素データが読み出さ
れ、バンクB1およびバンクA1から偶数ラインの画素
データが読み出されるように、バンクの切り替えとロー
アドレスの更新を行う。
【0031】以上のように、この実施の形態では、ロー
アドレスおよびカラムアドレスが共通化されているバン
クA0およびバンクA1からなるAブロックと、ローア
ドレスおよびカラムアドレスが共通化されているバンク
B0およびバンクB1からなるBブロックとでメモリア
レイ5を構成し、映像データのうちの奇数ラインの前半
の画素データがバンクA0に格納されるとともに奇数ラ
インの後半の画素データがバンクB0に格納され、映像
データのうちの偶数ラインの前半の画素データがバンク
B1に格納されるとともに偶数ラインの後半の画素デー
タがバンクA1に格納されるように制御回路を構成した
ので、各水平ラインの画素データを1バーストで読み書
きできる。すなわち、高速で画素データを読み書きでき
る映像メモリ回路を構成できる。
【0032】また、以上のように構成された映像メモリ
回路では、映像の補間処理を高速に実行することができ
る。入力データによるドット数に対して表示装置のドッ
ト数が多いような場合には、データの補間処理を行うと
表示装置の性能をフルに活用することができる。図1に
示された垂直補間回路7は、メモリアレイ5から出力さ
れた画素データを用いて補間ラインを生成する回路であ
る。
【0033】補間ラインを生成するには、隣り合った上
下のラインの画素データを使用することが好ましい。例
えば、垂直補間回路7は、上下のラインの画素データの
平均値を補間ラインの画素データとする。従って、上下
のラインを同時に入力できれば、補間処理を高速化する
ことができ、その結果、映像表示処理を高速化すること
ができる。
【0034】この実施の形態では、映像における第n
(nは奇数とする)ラインの画素データと第(n+1)
ラインの画素データとを用いて補間処理を行うときに
は、メモリ制御回路2は、まず、バンクA0およびバン
クB1を指定する制御信号をメモリアレイ5に与え、ロ
ーアドレスとして「n−1」を与える。
【0035】ここで、奇数ラインについては、第nライ
ンのデータは、ローアドレス(n−1)に格納されてい
るとする。例えば、第1ラインのデータはローアドレス
「0」の領域に格納されている。また、偶数ラインにつ
いては、第(n+1)ラインのデータは、ローアドレス
(n−1)に格納されているとする。例えば、第2ライ
ンのデータはローアドレス「0」の領域に格納されてい
る。
【0036】従って、バンクA0およびバンクB1が指
定され、ローアドレスとして「n−1」が与えられれ
ば、バンクA0およびバンクB1の第(n−1)行から
データが読み出される。なお、ローアドレスは「0」か
ら始まっているとしている。すなわち、図4に示すよう
に、1バーストで、バンクA0から映像における第nラ
イン(奇数ライン)の0〜511画素のデータが順次出
力され、同時に、バンクB1から直後の第(n+1)ラ
インの0〜511画素のデータが順次出力される。
【0037】また、バンクB0およびバンクA1を指定
する制御信号をメモリアレイ5に与えると、バンクB0
およびバンクA1の第(n−1)行からデータが読み出
される。すなわち、図4に示すように、1バーストで、
バンクB0から映像における第nライン(奇数ライン)
の512〜1023画素のデータが順次出力され、同時
に、バンクA1から直後のラインの512〜1023画
素のデータが順次出力される。
【0038】従って、1バーストで、上下のラインの対
応する画素データが垂直補間回路7に出力される。垂直
補間回路7は、上下のラインの画素データから補間ライ
ンの画素を生成しリードFIFO8に出力する。補間処
理を行わないときには、垂直補間回路7は、メモリアレ
イ5からの画素データをそのままリードFIFO8に出
力する。なお、リードFIFO8に設定された画素デー
タは、表示装置側に読み出される。
【0039】以上のように、映像データのうちの奇数ラ
インの前半の画素データがバンクA0に格納されるとと
もに奇数ラインの後半の画素データがバンクB0に格納
され、映像データのうちの偶数ラインの前半の画素デー
タがバンクB1に格納されるとともに偶数ラインの後半
の画素データがバンクA1に格納されているので、映像
における隣り合う奇数ラインの画素データと偶数ライン
の画素データとを同時にメモリアレイ5から読み出すこ
とができる。その結果、垂直補間処理を高速に実行でき
る。
【0040】ここで、参考例を図5および図6に示す。
図5に示された構成は、バンクA0に奇数ラインの前半
の画素データが書き込まれ、バンクA1に奇数ラインの
後半が書き込まれる構成である。また、バンクB0に偶
数ラインの前半の画素データが書き込まれるとともにバ
ンクB1に偶数ラインの後半が書き込まれる構成であ
る。このような構成では、バンクA0とA1を同時にア
クセスできず、また、バンクB0とバンクB1を同時に
アクセスできないことから、各水平ラインの画素データ
を転送するのに膨大な時間がかかってしまう。
【0041】図6に示された構成は、バンクA0に奇数
ラインの前半の画素データが書き込まれるとともにバン
クB0に奇数ラインの後半が書き込まれ、バンクA1に
偶数ラインの前半の画素データが書き込まれるとともに
バンクB1に偶数ラインの後半が書き込まれる構成であ
る。このような構成でも、1バーストで1水平ラインの
画素データを読み書きすることができる。しかし、垂直
補間処理を行おうとすると、まず、バンクA0の画素デ
ータを読み出し、次に、隣接ラインの対応する画素デー
タをバンクA1から読み出すことになる。すなわち、上
下ラインの対応する画素データを1バーストで読み出す
ことができない。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、映像メ
モリ回路を、共通の行アドレスおよび列アドレスでアク
セスされる複数のバンクを有するバンク構成を2つ有す
るSDRAMセルと、映像のそれぞれの奇数ラインの前
半の画素データを一方のバンク構成の一のバンクに書き
込むとともに後半の画素データを他方のバンク構成の一
のバンクに書き込み、それぞれの偶数ラインの前半の画
素データを方のバンク構成の他のバンクに書き込むと
ともに後半の画素データを方のバンク構成の他のバン
クに書き込む制御を行うメモリ制御手段とを備えた構成
にしたので、映像メモリとしてのSDRAMに対して高
速にデータの読み書きを行えるとともに、表示装置の表
示能力にマッチさせるための処理等も高速化することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による映像メモリ回路の一構成例を示
すブロック図である。
【図2】 SDRAMを構成する各バンクと画素データ
との関係の一例を示す説明図である。
【図3】 SDRAMを構成する各バンクに対するデー
タアクセス処理を説明するための説明図である。
【図4】 補間処理時の各バンクに対するデータアクセ
ス処理を説明するための説明図である。
【図5】 SDRAMを構成する各バンクと画素データ
との関係の参考例を示す説明図である。
【図6】 SDRAMを構成する各バンクと画素データ
との関係の他の参考例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ライトFIFO 2 メモリ制御回路 3 ライトカウンタ 4 メモリアドレス切替/制御回路 5 メモリアレイ 6 リードカウンタ 7 垂直補間回路 8 リードFIFO 20 CPU回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の行アドレスおよび列アドレスでア
    クセスされる複数のバンクを有するバンク構成を2つ有
    するシンクロナスDRAMセル(5)と、 映像のそれぞれの奇数ラインの前半の画素データを一方
    のバンク構成(A)の一のバンク(A0)に書き込むと
    ともに後半の画素データを他方のバンク構成(B)の一
    のバンク(B0)に書き込み、それぞれの偶数ラインの
    前半の画素データを方のバンク構成(B)の他のバン
    (B1)に書き込むとともに後半の画素データを
    のバンク構成(A)の他のバンク(A1)に書き込む制
    御を行うメモリ制御手段(2)とを備えた映像メモリ回
    路。
  2. 【請求項2】 メモリ制御手段(2)は、シンクロナス
    DRAMセルにおける双方のバンク構成(A,B)から
    奇数ラインまたは偶数ラインの前半および後半の画素デ
    ータを並行して読み出す制御を行う請求項1記載の映像
    メモリ回路。
  3. 【請求項3】 メモリ制御手段(2)は、1バースト
    で、奇数ラインまたは偶数ラインの前半および後半の画
    素データをシンクロナスDRAMセル(5)に対してア
    クセスする請求項2記載の映像メモリ回路。
  4. 【請求項4】 垂直補間ラインを生成する垂直補間回路
    (7)を備え、 メモリ制御手段(2)は、垂直補間処理時に、シンクロ
    ナスDRAMセル(5)における双方のバンク構成
    (A,B)から奇数ラインおよび偶数ラインの前半また
    は後半の画素データを並行して読み出して前記垂直補間
    回路(7)に供給する制御を行う請求項1から請求項3
    のうちのいずれか1項に記載の映像メモリ回路。
  5. 【請求項5】 入力画素データを一旦保管するライトF
    IFO(1)を備え、 ライトFIFO(1)とシンクロナスDRAMセル
    (5)との間には、双方のバンク構成(A,B)に同時
    に画素データを供給しうる本数のデータラインが設置さ
    れている請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に
    記載の映像メモリ回路。
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