JPH1152072A - 時計用のシール付操作手段 - Google Patents

時計用のシール付操作手段

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JPH1152072A
JPH1152072A JP10163295A JP16329598A JPH1152072A JP H1152072 A JPH1152072 A JP H1152072A JP 10163295 A JP10163295 A JP 10163295A JP 16329598 A JP16329598 A JP 16329598A JP H1152072 A JPH1152072 A JP H1152072A
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    • G04B37/00Cases
    • G04B37/08Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
    • G04B37/10Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、周囲環境の圧力が過剰である場合
に、良好な封止を行うとともに周囲環境の圧力が負圧で
ある場合に、急速に圧力調整を行うことができる例えば
竜頭などの操作手段を提供する。 【解決手段】 二つの要素の間に、弾性リップを備えた
リップ・シールを配設してある。このシールは、ハウジ
ングに固定した要素に接触し、周囲環境に対して時計の
内部空間を区画している。リップが、ハウジングに固定
した要素まで周囲環境の方向に円錐状に延び、予張力が
かかった状態でこの要素に接触し、内部空間に過剰圧力
が存在する場合、ハウジングに固定した要素から離れて
圧力を解放する。逆に外側の圧力が高い場合、リップ
は、ハウジングに固定した要素に対して強く押圧され
て、周囲環境に対して内部空間が封止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに固定
した要素と、この要素に対して移動可能な操作可能要素
と、これらの二つの要素の間に配設したシールとを備
え、そのシールが周囲環境から時計の内部空間を区画す
る時計用操作手段に関する。
【0002】
【従来の技術】時計のシール操作装置には、通常、Oリ
ングが用いられる。Oリングは、必ずしも十分に時計の
内部を封止するとは限らないため、Oリングの断面形状
を広げて封止特性を向上させたシールを開発すべく、様
々な努力が長期にわたって行われてきた。
【0003】CH562468では、S字形断面を有す
る弾性変形可能なシールパッキンを備えた時計用ホコリ
避け竜頭について開示している。このシールパッキン
は、Oリングと比較した場合、内部空間側と、周囲環境
に面した側とで構成が異なるが、両方向にほぼ同じよう
に作用する。すなわち、時計の内部空間に過剰圧力が発
生すると、前記パッキンは、周囲環境に過剰圧力が発生
した場合と類似した封止挙動を示す。
【0004】ところで、このような形状をしたパッキン
によれば、時計の内部に相当高い過剰圧力が発生するこ
とがなくなる。これは、パッキンがテーパ状の部分を備
え、過剰圧力発生時に、この部分が孔の壁部から遠ざか
るためである。
【0005】ところが、このような竜頭を設けた時計の
周囲環境の圧力が、例えば潜水時に増大した場合、パッ
キンの一部の形状が上記のようにテーパ状になっている
ため、このパッキンも、時計内部への物質の侵入をわず
かに阻止するだけである。
【0006】また、このパッキンには、巻上げ軸を手に
よる設定位置から基本位置に戻した場合、ホコリの粒子
が、パッキンのテーパ状部分から時計の内側に相互移動
することがあるという問題がある。封止領域の汚染によ
り、水が浸入する恐れもかなり高くなる。
【0007】また、このような竜頭では、巻き上げシャ
フトの長さを正確に設定し、シャフトを正しく組み立て
なければならない。
【0008】CH453221には、時計のハウジング
に配設したスリーブの外壁部と接触する円錐シール面を
備えたL字形シール付操作装置が開示されている。この
スリーブは、簡単に竜頭をスリーブに配置できるよう
に、円錐状に形成されている。取り付け状態にあるシー
ルは、円錐状シール面が円筒状シール面に合致し、スリ
ーブの全周に接触し、比較的大きな予張力がかかる程度
に変形する。支持力をさらに増大させるために、シール
は、軸方向内側に向かって広がるように構成してある。
【0009】この解決方法は、一般に、両方向の封止挙
動が異なるが、時計内部への物質の侵入だけを限定的に
防止し、時計内の過剰圧力の急速な減少を不可能にする
効果がある。
【0010】CH324259によれば、竜頭の孔とス
リーブの外壁との間に、断面がV字状のシールリングが
配設してあり、このリングの楔形環状溝には、スプリン
グによって軸方向に押圧される金属製リングが設けてあ
る。スプリングの圧力によって、V字状シールリングの
二本のアームは、半径方向に延び、スリーブおよび竜頭
の孔に対して支持力を発生する。この解決方法でも、時
計内部に相当高い過剰圧力が発生することがある。
【0011】また、CH304789では、どんな場合
にも変形し、予張力がかかった状態で環状面に接触する
シール・ディスクについて開示している。このディスク
によれば、時計内の過剰圧力を減少させることができる
が、巻上げシャフトの軸方向経路には、厳しい限度が設
定してある。さらには、巻上げシャフトの長さを正確に
設定する必要もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、以下のような操作手段を提供することである。
周囲環境の圧力が過剰である場合に、良好な封止を行
う。周囲環境の圧力が負圧である場合に、急速に圧力調
整を行う。シャフトの長さを正確に設定したり、シャフ
トを正しく組み立てたりする必要がない。シャフトの移
動経路が十分に大きい。ホコリの粒子が封止領域および
時計内部に侵入するのを防止する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、シールが、基
礎領域と回転対称リップを備えるリップ・シールであ
り、その基礎領域が、シールすべき二つの要素の第一の
要素に固定して配設されており、リップが、前記二つの
要素の第二の要素のシリンダ・ジャケット形状面領域に
接触し、基礎領域から延び、周囲環境の方向に面したリ
ップが、シリンダ・ジャケット形状面領域まで円錐状に
延び、予張力がかかった状態で前記領域を接触し、内部
空間の圧力が過剰である場合に、内部空間と周囲環境と
の圧力差を調整する目的で表面領域から離脱し、周囲環
境の圧力が過剰である場合に、周囲環境に対して内部空
間を封止するように表面領域に対してさらに強く押圧さ
れることを特徴とする。
【0014】本発明による操作手段には、同心配置した
スカート形状のリップが時計の内部空間から周囲環境の
方に向くように方向を定めたリップ・シールが設けてあ
るため、周囲環境の過剰圧力が増大すると、リップが、
シリンダ・ジャケット形状表面領域に対してより強く押
圧され、その結果、良好な封止が行われる。
【0015】逆に、時計内が負圧になれば、リップはシ
リンダ・ジャケット形状表面領域から遠ざかるように押
圧され、圧力を急速に減少させるための通路を形成する
ように変形するという利点がある。したがって、リップ
・シールは、自動弁のような別の変位要素がなくても作
動する。
【0016】また、本明細書に記載した整合状態にある
リップ・シールは、ホコリを退ける働きがあり、ホコリ
の粒子が封止領域や時計の内部に侵入するのを防止する
という利点がある。このため、封止領域は常に清浄な状
態となり、水が浸入する恐れがかなり少なくなる。例え
ば、このようにして別に設けたOリングも、清浄な状態
を保ち、特に水に対する封止品質を持続する。
【0017】本発明の操作手段の実施の態様によれば、
封止領域とは、シールの接触面、シールまたは時計と接
触する操作手段の一部分の接触面、すなわち、シールの
表面領域、および例えばスリーブの内外壁、時計のハウ
ジングのカバーなどの表面領域であるものと理解された
い。
【0018】Oリングとは逆に、リップ・シールには、
非常に重要な別の利点がある。すなわち、Oリングは、
製造上の理由から、円周が最も長くなる位置に環状のシ
ームを備えている。寸法が小さいシールについては、時
計の場合と同様、表面に著しい凹凸があるという特徴が
あり、このため、封止品質が大幅に低下する。一方、リ
ップ・シールの場合、封止位置、すなわち、孔の壁部と
接触する領域にシームがない。したがって、密閉性が顕
著に向上する。
【0019】本発明による操作手段には、リップ・シー
ルを採用したために、設置が予想されるシャフトの長さ
を正確に設定したり、シャフトを正確に組み立てたりす
る必要がなく、また、このシャフトの経路を問題なく大
きくすることができるという利点もある。これについて
は、手動設定シャフト、巻上げシャフトなどの場合と同
様である。
【0020】本発明による別の好ましい実施の態様で
は、ねじを切った竜頭がさらにOリングを備え、このリ
ングは、カバーのねじ込み時に圧縮される。このため、
例えば潜水時に外部の圧力が上昇した場合に、さらに確
実な封止ができるという利点がある。ただし本発明によ
る操作手段のリップ・シールの封止特性は、潜水時にカ
バーをねじ込まなかった場合でも水が浸入しない点で優
れている。
【0021】本発明による操作手段は、ねじ切り竜頭、
非ねじ切り竜頭、プッシュピース、補正装置、スイッチ
などである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。以下、本発明実施形態の
ねじ切り竜頭10について説明する。三つの図、図1−
図3に示した部分については、同じ参照番号を付してあ
る。図を明瞭にするために、参照番号は三つの図全体に
分散させてある。
【0023】図1に示すように、ねじ切り竜頭は、基本
的に軸11について回転対称であり、一部だけを図示し
た中央部分または時計のハウジング14に圧入した連続
中空スリーブ12を備えている。時計には、図の下部に
ある内部空間16が画定されてあり、図の上部の周囲環
境18に対して密閉されている。
【0024】スリーブ12は、軸11に対して外側に面
した肩部20を具備し、この肩部は、軸11に対して環
状になった支持面22であって、ハウジング14に対向
する支持面22を備えている。この支持面22と、この
支持面に対応する、ハウジング14の支持面24との間
には、シール・ディスク26が配置してあり、このディ
スクは、外周領域に厚手の凸部または環状凸部28を備
え、この凸部は、ハウジング14から遠ざかるように延
びており、この凸部により、シール・ディスク26の断
面はほぼL字形になっている。
【0025】軸11の右側の支持面22および24を明
瞭に示すために、シール・ディスク26は、例外的に軸
11の左側部分のみを図1に示してある。スリーブ12
を圧入する、すなわち操作装置10をハウジング14に
入れるために、スリーブ12は、シリンダ・ジャケット
形状シャンク30を備え、このシャンクは、ハウジング
14を貫通する孔32内に締まりばめで固定してある。
【0026】中空スリーブ12は、内部に複数の段が形
成してあり、またハウジング14に近い側には孔34を
備えている。この孔34からハウジング14向かう方向
へ切り込まれた肩部36が形成させてある。肩部36は
軸11に対して半径方向外側に向いている。この肩部か
ら、内部ねじ部38が、別の肩部40まで上向きに延び
ている。やはり内部ねじ部38から半径方向外側に延び
る肩部40からシリンダ・ジャケット形状壁部44が上
側に延び、その壁部44で孔42を形成させている。こ
の孔42はハウジング14から遠ざかる方向に延びてい
る。最後に、スリーブ12は、ハウジング14から離れ
た側45の内側に溝46を備えている。この溝46は、
孔42に接する環状支持面48、この環状支持面から延
びるシリンダ・ジャケット形状支持面50、および軸1
1に対して円錐状に延びる支持面52、すなわち軸11
に向かって円錐状にテーパがついた支持面52によって
形成されている。溝46には、Oリング54が配置して
ある。このリングは、軸11の右側の溝46および支持
面48、50、52を明瞭に示すために、軸11の左側
部分のみ示してある。
【0027】孔42は、スリーブ12のシャンク56の
領域に配設してあり、シャンク56は、ハウジング14
から外側に突出している。また、シャンク56は、外側
にシリンダ・ジャケット形状面58を備え、スリーブの
上端部45の領域で、軸11に向いた円錐状に延びてい
る。シャンク56の表面58と、シール・ディスク26
の凸部28との間には、ほぼ楔形の環状溝の形状をした
小さな逃げ部60が設けてある。
【0028】スリーブ12には、径が小さいチューブ6
2が挿入されている。このチューブは、スリーブに対し
て軸方向に移動可能であり、カバー63に固定されてい
る。径が小さいチューブ62は、外部にシリンダ・ジャ
ケット形状面64を備え、この面で予張力を支え、Oリ
ング54が面の内側65と溝46に収容されている。径
が小さいチューブ62の下側で、面64は外部ねじ部6
6が形成され、その外部ねじ部は内部ねじ部38にはま
る。径が小さいチューブ62は、内部にほぼ完全に連続
した孔67を備えている。この孔は、下端部直前で、短
い六角ソケット68となっている。このソケットは、図
からは推定できない。
【0029】以下の参照番号は、図2に示してある。カ
バー63は、径が小さいチューブ62を短いポケット孔
70に圧入したヘッド69と、中空円筒状スカート71
とを備えている。カバー63をねじ込んだり緩めたりす
る場合につかみ易いように、外側に長手方向のロットが
け部分72を設けてある。ヘッド69とスカート71の
間でカバー63の内部の領域に、Oリング54の環状支
持面73が設けてあり、この支持面の一部は、やはり径
が小さいチューブ62で形成されている。スカート71
は、内側に孔74を備え、この孔は、ヘッド69からハ
ウジング14の方向にそって延び、段75に至る。この
段75は、軸11に対して半径方向外側に面した環状支
持面76を備え、直径が孔74よりも大きい短い孔77
への移行部を形成している。短い孔77は、シリンダ・
ジャケット形状壁部、すなわち支持面78を備え、この
支持面はハウジング14に面したスカート71の下部、
すなわち端部79まで達している。
【0030】したがって、段75が付いた孔77は、一
方の側が開いた内部環状溝または環状自由空間80を形
成し、この中にリップ・シール81が配設してある。こ
のリップ・シール81は、自由空間80、孔77、支持
面76、78を明瞭に示すために、図2では、例外的に
軸11の右側に示していない。
【0031】リップ・シール81は、回転対称弾性リッ
プ82を備え、このリップは、ハウジングの方向かつに
軸11の方向にテーパ状になっており、シリンダ・ジャ
ケット形状面58まで円錐状に延び、この面の上に予張
力を与えている。回転対称リップ82、すなわちスカー
トは、内寸すなわち内径が、ハウジング14に向かう方
向で減少し、基本的に、円錐台の内側面を形成するよう
に構成されている。第一の表面領域83と称するこの内
側面と、スリーブ12の面58との間には、断面が基本
的に楔形で、鋭角85が、例えば10°になっている回
転対称自由空間84が形成されている。
【0032】図1の下部に示した内部空間16は、Oリ
ング54まで延びている。Oリング54、リップ82、
スリーブ12、およびカバー63に囲まれるように、中
間領域86が設けてある。リップ・シール81の働きに
ついていえば、この中間空間86は、内部空間16に属
するものと見ることができる。
【0033】第一の表面領域83に加えて、リップ・シ
ール81は、第二の回転対称表面領域87を備えてい
る。この第二の表面領域87も、ハウジング14および
軸11の方向に連続的にスリーブ12の面58に接近
し、基本的には、円錐台の外側面を形成する。したがっ
て、表面領域83と87は、同じ方向、すなわちハウジ
ング14および軸11の方向に向かっている。第二の表
面領域87とスリーブ12の面58との間の角88は、
90°より小さい角度、例えば45°になっている。そ
の結果、リップ82は、例えば角度35°の環状楔形状
に形成されており、面58との接触領域に、先端がほぼ
先鋭な縁部領域90を備えている。
【0034】パッキンと見なしてもよいリップ・シール
81は、基礎領域91を備え、第一の短い孔77に圧入
したリップ・シール81が、この孔に移動不能に固定さ
れたままになるのに必要な予張力を生成する断面L字形
補強リング92が基礎領域に配設されている。回転対称
支持面76は、同時に軸止めを形成している。
【0035】円弧状移行領域93は、スカート71の端
部79から半径方向に軸11の方へ延び、その後ハウジ
ング14から離れる方向へ向かう。軸11に接近する際
に、移行湾曲部93は、曲線を描いてハウジング14の
方向に延び、最終的には第二の面87に一致する。
【0036】以下の参照番号は、図1と図2を補足する
目的で、図3に限って使用する。カバー63のヘッド6
9の内側には、圧縮螺旋スプリング95の心だしを行う
突起94が設けてある。圧縮螺旋スプリング95は、ピ
ン97のポケット孔96の内部に延びている。このピン
96は、ハウジング14に向いている側に、図示してい
ない設定および巻上げシャフトを収容する内部ねじ部9
8を内側に備え、図1から図3において、軸の左側に一
層明瞭に示した六角挿入ビット99を外側に備えてい
る。六角挿入ビット99は、六角ソケット68とかみ合
っており、回転しないようにピン97を径が小さいチュ
ーブ62に連結しているが、軸方向の相対運動の妨げと
はならない。
【0037】図1中、カバー63は、緩めて引き出した
位置、すなわちハウジング14から離れた位置にある状
態で示してある。スリーブ12のシャンク56の上部領
域にあるカバー63のスカート71に固定してあるリッ
プ・シール81は、前記の竜頭位置で、シリンダ・ジャ
ケット形状面58に接触し、スロット46内に配設して
あるOリング54は、径が小さいチューブ62の面64
の下部領域に位置している。短い六角ソケット68の上
端部が、六角挿入ビット99の上端部に接しているた
め、カバー63のこの位置で、ピン97および図示して
いない設定および巻上げシャフトは、ハウジングから引
き出された状態になっている。
【0038】図2においても、カバー63は緩めた位置
にある状態で示してあるが、巻上げ位置、すなわち引き
出していない位置になっている。また、竜頭のこの位置
で、短い六角ソケット68の上端部は、六角挿入ビット
99の上端部に接している。すなわち、チューブ62お
よびピン97は、相対的に図1の場合と同じ位置にあ
る。図2において、リップ・シール81およびOリング
54は、それぞれ面58および64の中央領域にある。
【0039】これとは対照的に、図3では、カバー63
を、ねじ込んだ位置にある状態で示してある。外部ねじ
部66および内部ねじ部38は、かみ合っており、この
場合、肩部40は、外部ねじ部66の参照番号を付して
いない端部に接し、ねじ込んだカバー63の端部位置を
決めている。ピン97の位置は、図示していないが、図
2と同じである。一方、短い六角ソケット68の上端部
は、すでに六角挿入ビット99の上端部とは接していな
い。ところが、二つの六角ソケット68と六角挿入ビッ
ト99は、依然としてかみ合っており、回転しないよう
にピン97を、径が小さいチューブ62またはカバー6
3と連結している。スリーブ12のシャンク56の下部
領域にあるスカート71に固定してあるリップ・シール
81は、シリンダ・ジャケット形状面58に接触し、O
リング54は、径が小さいチューブ62の面64の下部
領域に位置している。カバー63をねじ込んだこの位置
で、接触面73は、Oリング54を押圧し、このリング
がスリーブ12と径が小さいチューブ62との間を封止
する効果を高めている。環状凸部28は、リップ・シー
ル81まで達している。すなわち、この凸部は、リップ
82が、径が小さいチューブ62の面58にさらに強く
押圧され、これにより、さらに効果的な封止が行われる
ように、面87を押圧している。同時に小さな逃げ60
によりリップ82の先鋭な縁部領域90を収容する狭い
空間ができている。このため、リップが変形して不利に
なることがない。リップ82をねじ込むと、リップ82
がさらに強力に閉じ、Oリング54がより強力に圧縮さ
れるので、本発明による操作手段100の封止効果は二
倍になる。ただし、リップ・シール81の効果だけで、
例えば潜水時の要件を満たすには十分であることを明ら
かにしておく。例えば、潜水前にカバー63をねじ込め
ば、厳しい条件下でも、水やホコリが時計の内部空間1
6にきわめて侵入しにくくすることが可能である。
【0040】すでに述べたように、本明細書に述べたよ
うにアセンブリの方向を定めたリップ・シール81に
は、例えば先端が非常に先鋭なスカート状リップ82の
支持圧力が、周囲環境の圧力とともに増大するという利
点がある。
【0041】逆に、時計内に過剰圧力が存在すると、リ
ップ82は、面58から離れるように押され、時計の内
部空間16の圧力を効果的に解放するように変形する。
【0042】リップ・シール81が周囲環境に最も近い
構成要素であり、ホコリを除去する働きをするので、ホ
コリの粒子はそれ以上内部空間16の方向に侵入しな
い。
【0043】図2に示した角85および88は、必ずし
も選択した角度である10°または45°になっている
必要はない。楔形自由空間84の角85は、内部に過剰
圧力が存在する場合のリップ・シールの開放挙動を左右
する。そのため、一般に角85は90°より小さくなっ
ている必要がある。一方、角88は、外部に過剰圧力が
存在する場合のリップ・シールの閉鎖および封止挙動を
左右する。よって、角88も90°より小さくなってい
る必要がある。したがってリップ自体の角は、0°から
90°の範囲にあり、この場合、このリップの形状は、
図1から図3に示した形状に対応している必要はないこ
とを述べておかねばならない。例えば、二つの面、面8
3および87は、先端が鋭い縁部領域90内に広がらず
に、互いに平行に延びていることもある。縁部領域90
も、先端を尖らせて形成する必要はなく、リップ・シー
ルの要件次第では、比較的厚くなっていてもよい。ただ
し、縁部領域90の縁が鋭くなっている場合に、ホコリ
を退ける働きが、特に良好に発揮される。図1から図3
によれば、リップ82は、基本的に縁部領域90でしか
スリーブの面58に接触しない。当然ながら、リップ8
2と面58との間の接触面がかなり広く、シリンダ・ジ
ャケット形状になっている場合もある。
【0044】図1、図2、および図3によれば、リップ
・シール81は、カバー63に固定されている。ところ
で、一般に、リップ82が、カバー63内部で軸11か
ら離れる方向に円錐状に延びている場合に、リップ・シ
ール81の基礎領域91をスリーブ12内部の外側に設
けた溝に固定することも可能である。そのため、図1か
ら図3に進む際、リップ・シール81の断面を垂直軸に
対して対称的にする必要があろう。
【0045】図1から図3に示すように、ホコリのバリ
アとして働くリップ・シール81または表面領域87を
周囲環境に接触して配置する、すなわち、できるだけ操
作手段の構成要素すべてが、周囲環境18から遮断され
保護されるように、周囲環境18と内部空間16との間
に移行部を配設すると有利である。この場合、面58と
74との間にある間隙は、リップ・シール81により周
囲環境と遮断されているので、図1から図3に示す通
り、周囲環境18には属さない。本発明の実施の形態に
よれば、ホコリの粒子は、間隙、切り欠、およびOリン
グ、ねじ部など、各種構成要素には侵入できない。
【0046】また、図1から図3の場合とは異なり、リ
ップ82がハウジング14の方には向かず、ハウジング
14から遠ざかる方向に向くように配設した構成ももち
ろん可能である。これについては、図1から図3にわた
って、リップ・シール81の断面を水平軸に対して対称
にする必要があろう。図1から図3で、Oリング54が
配置してある位置にリップ・シール81が設けてある場
合は、上記のような構成が有効であると思われる。カバ
ー63の溝80に追加のシールを設けていない場合、周
囲環境18は、中間空間86にまで達する。
【0047】一般に、本実施形態による操作手段の様々
な位置にリップ・シールを配設することができるが、そ
の方向がきわめて重要である。これまでにも何度か述べ
たように、弾性リップの方向は、外部の圧力が時計内部
の圧力よりも高くなった場合にリップが閉じ、内部に過
剰圧力が存在する場合に開くように定める必要がある。
そのためには、一般に、リップがごくわずか変形するだ
けで十分である。
【0048】当然ながら、リップ・シールの効果につい
ていえば、複数のリップ・シールを前後に設けてもよ
い。
【0049】上記のように、本実施形態による操作手段
は、ねじ切り竜頭、非ねじ切り竜頭、プッシュピース、
スイッチ、補正装置などである。リップ・シールの利点
は、当然ながら竜頭に限定されるものではないため、竜
頭10に関する前記の説明で述べた内容は、同様にその
他の操作手段にも当てはまる。例えば、プッシュピース
や押圧ダイアルは、場合により、竜頭とは異なった構成
になっているため、図1から図3に示したリップ・シー
ルとは異なるリップ・シール、すなわち、例えば上記の
ように、ハウジングから遠ざかる方向を向くように構成
したリップ・シールを設ける必要がある。修正例につい
ていえば、リップが下向きでスリーブの孔の壁部に接触
している場合、リップ・シールをプランジャに固定する
のが有利となる場合もある。
【0050】作動要素の形式にしたがってどのようにリ
ップ・シールを形成し、配設するかは、個々の場合の最
適化に関する問題である。ただし、リップ・シールの整
合、すなわち、内部に過剰圧力が存在する場合、内部空
間と周囲環境との間で圧力の調整が行われ、周囲環境に
過剰圧力が存在する場合、内部空間が周囲環境から遮断
されるように弾性リップの整合を行うことが重要であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ねじ切り竜頭の形をした、本発明による操作
手段の実施の形態の軸方向断面図である。
【図2】 ねじ切り竜頭の形をした、本発明による操作
手段の実施の形態の軸方向断面図である。
【図3】 ねじ切り竜頭の形をした、本発明による操作
手段の実施の形態の軸方向断面図である。
【符号の説明】
10 竜頭 11 軸 12 スリーブ 14 ハウジング 16 内部空間 18 周囲環境 20 肩部 22 支持面 24 支持面

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(12)に固定した要素(1
    2)と、この要素に対して移動可能な操作可能要素(6
    2、63)と、これらの二つの要素(12、62、6
    3)の間に配設したシール(81)とを備え、前記シー
    ルが周囲環境から時計の内部空間(16)を区画する時
    計用操作手段(10)であって、 シール(81)が、基礎領域(91)と回転対称リップ
    (82)を備えるリップ・シールであり、 基礎領域(91)が、前記要素(12、62、63)の
    第一の要素(62、63)に固定して配設され、 リップ(82)が、前記要素(12、62、63)の第
    二の要素(12)のシリンダ・ジャケット形状面領域
    (58)に接触し、 基礎領域(91)から延び、周囲環境(18)の方向に
    面したリップ(82)が、シリンダ・ジャケット形状面
    領域(58)まで円錐状に延び、予張力がかかった状態
    で前記領域を接触し、 内部空間の圧力が過剰である場合に、内部空間(16)
    と周囲環境(18)との圧力差を調整する目的で表面領
    域(58)から離れ、 周囲環境の圧力が過剰である場合に、周囲環境に対して
    内部空間(16)を封止するように表面領域(58)に
    対してさらに強く押圧されることを特徴とする操作手
    段。
  2. 【請求項2】 リップ(82)が二つの回転対称面領域
    (83、87)を備え、第一の回転対称面領域(83)
    が時間表示手段の内部空間(16)に面し、第二の回転
    対称面領域(87)が周囲環境(18)と接触している
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作手段。
  3. 【請求項3】 基礎領域(91)から延び、周囲環境
    (18)の方向に面した第一の表面領域(83)が、基
    本的にシリンダ・ジャケット形状の表面領域(58)ま
    で円錐状に延び、第一の表面領域(83)とシリンダ・
    ジャケット形状の表面領域(58)との間に、基本的に
    断面が楔形に形成され、リップ(82)により周囲環境
    (18)と区画された回転対称の自由空間(84)を形
    成させ、および基礎領域(91)から延び、周囲環境
    (18)の方向に面した第二の表面領域(87)が、基
    本的にシリンダ・ジャケット形状の表面領域(58)ま
    で円錐状に延びていることを特徴とする請求項2に記載
    の操作手段。
  4. 【請求項4】 二つの表面領域(83、87)がシリン
    ダ・ジャケット形状表面領域(58)に向かって接近
    し、基本的に先端が尖ったリップ縁部(90)で一致し
    ていることを特徴とする請求項3に記載の操作手段。
  5. 【請求項5】 基礎領域(91)の第二の表面領域(8
    6)が、湾曲部(93)に接触していることを特徴とす
    る請求項4に記載の操作手段。
  6. 【請求項6】 リップ・シール(81)の基礎領域(9
    1)に補強要素(92)を設けたことを特徴とする請求
    項3ないし5のいずれか一項に記載の操作手段。
  7. 【請求項7】 補強要素(92)が、リップ・シール
    (81)によって完全に閉鎖されている金属製リングで
    あることを特徴とする請求項6に記載の操作手段。
  8. 【請求項8】 基礎領域(91)が、可動要素(62、
    63)内に固定して配設してあり、ハウジングに固定し
    た要素(12)の外側に、シリンダ・ジャケット形状面
    領域が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか一項に記載の操作手段。
  9. 【請求項9】 基礎領域(91)が、ハウジングに固定
    した要素(12)内に固定して配設してあり、可動要素
    (62、63)の内側にシリンダ・ジャケット形状面領
    域(58)が設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれか一項に記載の操作手段。
  10. 【請求項10】 竜頭であることを特徴とする請求項1
    ないし9のいずれか一項に記載の操作手段(10)。
  11. 【請求項11】 ねじ込み可能な竜頭であることを特徴
    とする請求項10に記載の操作手段(10)。
  12. 【請求項12】 可動要素(62、63)が竜頭カバー
    (63)であり、ハウジングに固定した要素(12)
    が、時計のハウジング(14)に固定するために設けら
    れて、少なくとも部分的に竜頭カバー(63)によって
    取り囲まれているスリーブであることを特徴とする請求
    項10または11に記載の操作手段。
  13. 【請求項13】 プッシュピースであることを特徴とす
    る請求項1ないし9のいずれか一項に記載の操作手段。
  14. 【請求項14】 補正装置であることを特徴とする請求
    項1ないし9のいずれか一項に記載の操作手段。
  15. 【請求項15】 追加のシール(54)を備えることを
    特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載の
    操作手段(10)。
  16. 【請求項16】 追加のシール(54)がリップ・シー
    ル(81)の内部空間側に配設されており、前記追加の
    シールとリップ・シール(81)との間、または周囲環
    境(18)と内部空間(16)との間に中間空間(8
    6)が形成されていることを特徴とする請求項15に記
    載の操作手段。
  17. 【請求項17】 追加のシール(54)が、Oリングで
    あることを特徴とする請求項16に記載の操作手段。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれか一項に
    記載の操作手段を備える時計。
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