JP2019020414A - 時計用安全バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】りゅうずヘッドのキャップのねじを完全に抜くのを防止するりゅうずヘッドを提供する。【解決手段】キャップ11と、時計のケース内に固定されるように設計されたチューブ20と、チューブ20と係合するように設計された中心パイプ23とを備える、時計用りゅうずヘッド10であって、過剰な流体を放出するために、バルブが開いた構成にあるとき、ケースの内側と流体でつながっていることができるように設計された放出路を備える安全バルブを備え、安全バルブはピストン32と、ピストン32と協働するように設計された弾性部材34とを備え、りゅうずヘッド10はまた、キャップ11とチューブ20の分離を防止する閉塞手段を備え、閉塞手段は、チューブ20の内壁上に配列され、かつピストン32の一部が当接することができる肩部21bの形と、中心パイプ23の基部に提供され、かつピストン32上の肩部21bと当接するリム23aの形をとる。【選択図】図1

Description

本発明は、時計のりゅうずヘッド内に一体化されるように構成された安全バルブに関する。このタイプのバルブは、詳細には、ダイバーズウォッチに最適である。
周囲圧力よりも大きな圧力をケースの内側に存在させ、その結果、水、流れ、もしくはちりがケースの内側に浸透するのを防止するためにケースの中に気体を吹き込むことを可能にするために、またはそれどころか、ケースを閉じたときにケース内に含まれる空気の影響で動くことを防止する目的でケースの内側に真空を生み出すために、バルブを備えるりゅうずヘッドを有するウォッチケースを提供することは公知である。ねじ込まれた位置では、このタイプのりゅうずヘッドは、時計の密封を強化することを確実にする。ねじを戻した位置では、りゅうずヘッドは、開いた構成になり、過剰な流体を放出することを可能にする。りゅうずヘッドは、ねじを戻されたとき、異なる軸方向位置を採用することもでき、各軸方向位置は、調節モードを実現することを可能にする。
しかしながら、ユーザは、りゅうずヘッドのキャップのねじを戻すことによりりゅうずヘッドのねじを戻すとき、ねじを戻してキャップを完全に抜く危険を冒し、その結果、キャップとりゅうずヘッドの残りの部分を分離させる。このとき、ユーザは、キャップを失う危険を冒す、または少なくとも、密封を所定の位置にさらに戻しながら、キャップを正確に再びはめ込むことが困難であるという危険を冒す。
その結果、本発明の目的は、りゅうずヘッドのキャップのねじを完全に抜くのを防止するりゅうずヘッドを提案することである。
このために、カバーおよび軸方向スカートを備えるキャップと、時計の場合、固定されるように設計されたチューブと、チューブと軸方向スカートの間に配置された密封ガスケットと、チューブと係合するように設計された中心パイプとを備える、時計用、詳細にはダイバーズウォッチ用りゅうずヘッドについて提案する。中心パイプおよびキャップは、チューブに対して異なる軸方向位置に置くことができる組立体を形成する。りゅうずヘッドはまた、過剰な流体を放出するために、バルブが開いた構成にあるとき、ケースの内側と流体でつながっていることができるように設計された放出路を備える安全バルブを備え、前記安全バルブはまた、中心パイプの内側にはめ込まれたピストンと、ケースの内側の圧力変動に従って軸方向に移動させられるように構成されたピストンと協働するように設計された弾性部材とを備える。りゅうずヘッドはまた、キャップとチューブの分離を防止する閉塞手段を備える。
本発明によれば、閉塞手段は、チューブの内壁上に配列され、かつピストンの一部が当接することができる支持表面を備える肩部と、中心パイプの基部に提供され、かつピストン上に提供された肩部と当接するように設計されたリムとを備える。
有利な一実施形態によれば、チューブの肩部と当接することができるピストンの一部は、ピストンと一体化したガイドねじのヘッドにより形成される。
第1の変形実施形態によれば、安全バルブはまた、流体の出力速度を制御するために、放出路の内側に配列された圧力調整器を備えることができる。
有利な一実施形態によれば、圧力調整器は、ボール座部と協働するように設計されたボールを備える。このボールは、ボールの上流の内圧が所定の値よりも低いとき、放出路内を流体が通過するのを妨害するなどのために、ボール座部上に配列される。ボールは、前記流体輸送路を確立するために、前記内圧が所定の値を超えるとき、ボールの座部から押しのけられる。
有利な一実施形態によれば、ボール座部、チューブ、および軸方向スカートは、キャップの回転軸(A)に対して回転対称である。座部は、放出路の入力に対応する中央開口部だけではなく、ボールと接触するように設計された支持表面も備える。
第2の変形実施形態によれば、安全バルブはまた、気体を透過させるように、かつ前記内圧が所定の値を超えるとき、ケースの内側から外側への流体輸送路を確立するように設計された膜を備えることができ、膜は、ケースの外側からケースの内側へ循環する液体を透過させない。
有利な一実施形態によれば、ピストンおよび弾性部材は、最初に、制御ロッドの変位を活動化することができるように、次に、ケース内側の圧力を調整するように設計された組立体を形成する。
本発明はまた、上記で規定するような、少なくとも調節りゅうずヘッドを備える時計に関し、詳細には、ダイバーズウォッチに関する。
本発明の他の特徴および利点は、全く限定しない例として提供されるいくつかの実施形態を、添付図面を参照して読むことにより明らかになるであろう。
第1の実施形態による、安全バルブが閉じた構成で、ねじ込まれた位置にある調節りゅうずヘッドの半断面図を示す。 調節りゅうずヘッドがねじを戻した位置にあり、かつ安全バルブが開いた構成にある、図1に類似する図である。 図2と同一であり、放出路内の流体、たとえばヘリウムの進行を概略的に示す。 安全バルブが閉じた構成で、別の実施形態による、ねじ込まれた位置にある調節りゅうずヘッドの半断面図を示す。 調節りゅうずヘッドがねじを戻した位置にあり、かつ安全バルブが開いた構成にある、図4に類似する図である。
次に、本発明の第1の実施形態による、詳細にはダイバーズウォッチ用調節りゅうずヘッド10について、図1〜図3cを参照して説明する。
りゅうずヘッド10は、ケースの中央部の中にねじ込むことにより、または追いやることにより、ウォッチケース(図示せず)上に固定されるように設計されたチューブ20を備える。チューブ20は、チューブ20の内壁21内に配置された、雌ねじを切られた部分21aだけではなく、チューブ20の外壁22の外周を囲むように配置された膨らみ22aも備える。りゅうずヘッド10はまた、カバー12と、キャップ11の回転軸Aを中心とする回転対称の軸方向スカート13とを備えるキャップ11を備える。キャップ11のカバー12および軸方向スカート13は、キャップ11のキャビティ15を画定する。りゅうずヘッド10はまた、キャップ11内のキャビティ15内に配列され、かつキャップ11と一体化した中心パイプ23を備える。りゅうずヘッド10の外壁25上に、中心パイプ23は、チューブ20の雌ねじを切られた部分21aの中にねじ込まれた、ねじ山を切られた部分25aを備える。
調節りゅうずヘッド10はまた、りゅうずヘッドがねじ込まれた第1の軸方向位置にキャップ11があろうが、りゅうずヘッドがねじを戻された第2の軸方向位置にキャップ11があろうが、それにかかわりなく、りゅうずヘッドの密封を保証するなどのために、キャップ11の軸方向スカート13とチューブ20の間に置かれた密封ガスケット17を備える。この実施形態では、この密封ガスケット17は、Oリングシールである。この密封ガスケット17は、軸方向スカート13上に提供された円形肩部14と、環状の形状を有する保持リング18との間に配列される。このリング18は、チューブ20と対向する軸方向スカート13の基部の方にある、対応する形状を有する溝16内に、たとえば追いやることにより固定される。
図1を参照すると、密封ガスケット17は、チューブ20の膨らみ22aにより加圧され、その結果、りゅうずヘッド10がいわゆるねじ込まれた構成にある第1の軸方向位置にキャップ11があるとき、密封特性は、最良になる可能性がある。
調節りゅうずヘッド10はまた、一方ではキャップ−パイプ組立体により、他方ではピストン32により画定されるキャビティ内に、中心パイプ23内の中央開口部に収容できるピストン32だけではなく、弾性部材、たとえば、ヘリカル型の圧縮ばね34も備える。ばね34は、キャップ11のカバー12とピストン32の肩部32aとの間で軸方向に圧縮され、詳細には、キャップ11をピストン32から間隔を置いて配置することを可能にする。ピストン32は、ウォッチケース内に収容できる時計ムーブメントの制御ロッド(図示せず)にキャップ11を運動学的に接続する。この制御ロッドにより、携帯者は、チューブ20に対するキャップ11の軸方向位置に従って、異なる制御を、たとえば、キャップ11が、図1に示すように第1の軸方向位置にあるとき、ウォッチを巻くことを、またはキャップ11が、図2に示すように第2の軸方向位置にあるとき、時間の補正などのある種の補正を、行うことができるようになる。
ピストン32およびばね34はまた、安全バルブのおかげで、ウォッチケースの内側の圧力の調整に関与し、このことの詳細な説明については、本明細書で以後提供する。
したがって、ピストンおよびばねは、互いに独立した、2つの主要な機能を行うこと、すなわち、一方では、さまざまな調節を行うために制御ロッドの活動化を行うこと、他方では、ウォッチケースの内側の圧力の調整を行うことに関与するという利点を有する組立体を形成する。
さらに、りゅうずヘッド10は、キャップ11およびチューブ20が分離するのを防止する閉塞手段を備える。
本発明によれば、閉塞手段は、チューブ20の内壁21上に配列され、かつピストン32の一部が当接することができる支持表面を備える、肩部21bを備える。閉塞手段はまた、中心パイプ23の基部に提供され、かつピストン32上に提供される肩部32aと当接するように設計された、リム23aを備える。
有利には、チューブ20の肩部21bと当接することができる、ピストン32の一部は、ピストン32と一体化したガイドねじ33のヘッド33aにより形成される。より詳細には、ピストン32は、ガイドねじ33がねじ込まれる雌ねじ立てを備える。ガイドねじ33はまた、円錐の形をとるくぼんだ中心部分33bだけではなく、チューブ20の内壁21まで伸長する周辺環状部分33cも備える。ガイドねじ33のヘッド33aの周辺環状部分33cは、キャップ11がその第2の軸方向位置になったとき、チューブ20のこの肩部21bと当接するように設計される。さらに、中心パイプ23の基部にあるリム23aは、前記リム23aがピストン32の肩部32aの下面と当接するとき、ピストン32の肩部32aの下面の下方に、この目的のために提供されるノッチ32cで係合するように設計される。その結果、りゅうずヘッド10がねじを戻されたとき、中心パイプ23は、ピストン32の肩部32aにより塞がれ、ピストン32の肩部32a自身、ガイドねじ33と一体化しているので、塞がれ、ガイドねじ33自身、チューブ20の肩部21bにより塞がれる。これにより、キャップ11がチューブ20から分離するようになるのを防止するなどのために、りゅうずヘッド10のねじを過剰に戻すことを防止することが可能になる。
より弱い応力をりゅうずヘッドの密封に受けさせるために、およびたとえばプランジャを表面まで持ち上げることにより生じる、ウォッチケースの内側の圧力変動をよりよく調整するために、りゅうずヘッド内に安全バルブを組み込む。
安全バルブは、ケース内の過剰な圧力を解放するために、バルブが開いた構成にあるとき、ウォッチケースの内側と流体でつながっていることができるように設計された放出路を備える。
一変形形態によれば、バルブは、気体、好ましくはヘリウムの形をとる流体を出力する速度を制御するために、放出路の内側に配列された圧力調整器を備える。このために、圧力調整器は、放出路の入力30にはめ込まれたボール座部37と協働するボール35を備える。
ボール座部37、チューブ20、および軸方向スカート13は、キャップ11の回転軸Aに対して回転対称である。ボール、およびボールの座部は、たとえば、とりわけ金属、セラミック、または熱可塑性材料に基づくことができる。
座部37は、回転軸がキャップ11の回転軸Aと一致する開口部を備える環状基部37aを備える。この開口部の直径は、ボール35の直径よりも小さい。この開口部は、バルブの放出路の入力30に対応する。座部37はまた、ボール35と接触するように設計された、傾いた円形支持表面37bと、キャップ11の回転軸Aに対してボール35を確実に中心合わせするための円筒壁37dと、ガイドねじ33のヘッド33aの周辺環状部分33cと対向して配置される周辺支持表面37cとを備える。
ガイドねじ33のヘッド33aは、ボール35と対向して配置される。ガイドねじ33および座部37を構成および位置決めすることにより、圧力の影響下でボール35を内側で移動させることができる空間の範囲を定めるケージを形成することが可能になる。
ボール35は、ボールの上流にあるウォッチケース内の圧力が所定の値よりも低いとき、放出路内を気体が通過するのを妨害するなどのために、ボール35の座部37上に配列される。この値は、状況に適合させることができ、この適合は、ピストン32の端部をボール35に対して支持し続ける圧縮ばね34を選択することにより行われる。したがって、ばね34の特性は、バルブを開く圧力を制御するために、ピストン32によりボール35に加えられる応力を制御するように選択される。りゅうずヘッド10が、ねじ込まれた構成(図1)にあるとき、ボールは、ばね34により応力を常に受け、一方、りゅうずヘッド10が、ねじを戻した構成(図2)にあるとき、ばね34は、ボール35が応力を受けない、または応力を少し受けるように適合されることが留意される。
図3a、図3b、および図3cを参照すると、りゅうずヘッド10は、ねじ込まれていない構成にあり、一方、ウォッチケースの内側の圧力は、臨界閾値を超える。過剰な圧力の影響下で、ボール35は、その座部37から押しのけられ、それにより、気体は、バルブから気体を放出することができるように、放出路の入力に到達し(図3a)、水路の出力31まで(図3c)この水路に沿って移動させられる(図3b)ことができるようになる。
次に、第2の実施形態によるダイバーズウォッチ用調節りゅうずヘッド10について、図4および図5を参照して説明する。この実施形態によるりゅうずヘッドを塞ぐための手段の動作原理は、たった今説明したものと同一である。したがって、本質的には簡潔性および明快さのために、本明細書では以後、構造上の違いだけについて説明する。
ねじ込まれた構成およびねじを戻した構成でそれぞれ調節りゅうずヘッドを示す図4および図5によれば、安全バルブは、前記内圧が所定の値を超えるとき、気体を透過させ、かつケースの内側から外側への流体輸送路を確立するように設計され、かつケースの外側からケースの内側へ循環する液体を透過させないように設計された膜40を備える。このために、チューブ20の基部の内側で、放出路の入力30に、膜支持物42をはめ込む。膜支持物42は、膜40の縁部が支持される環状基部42aを備え、回転軸がキャップ11の回転軸Aと一致する開口部を備える。この開口部は、バルブの放出路の入力30に対応する。膜支持物42はまた、基部42aに対して膜40を把持するように設計された肩部付きリング42bと、ガイドねじ33のヘッド33aの周辺環状部分33cと対向して配置された肩部42cとを備える。放出路の一部を形成するために、肩部42cと周辺環状部分33cとの間にギャップを提供する。膜は、たとえば、水を透過させず、かつ気体を透過させるポリマーフィルムから構成される。典型的には、ポリマーフィルムは、気体に対して多孔性の基板により支持される。有利には、この膜は、参照番号「Acoustic vent(アコースティックベント)GAW331」によりGore(ゴア)社が販売する膜とすることができる。
りゅうずヘッド10がねじを戻された構成にあり、一方、ウォッチケースの内側の圧力が臨界閾値を超えるとき、バルブから気体を放出できるようにするために、気体は、気体を透過させる膜40と接触するようになり、その結果、膜40を通過し、りゅうずヘッド内のさまざまな部材により形成される放出路に沿って、放出路の出力31まで移動させられることができるようになる。
キャップ11がチューブ20から分離されるようになるのを防止するために、第1の変形形態の閉塞手段に類似する閉塞手段のおかげで、りゅうずヘッド10のねじを過剰に戻すことは防止される。
本発明は、図を参照して説明した実施形態に限定されないこと、および本発明の内容から逸脱することなく、変形形態を予見することができることを認識されよう。たとえば、ピストンを単一部品とすることができる、または複数の組み立てられた部分により構成することができる。
10 調節りゅうずヘッド
11 キャップ
12 カバー
13 軸方向スカート
14 円形肩部
15 キャビティ
16 溝
17 密封ガスケット
18 保持リング
20 チューブ
21 チューブの内壁
21a 雌ねじ切られた部分
21b 肩部
22 チューブの外壁
22a 膨らみ
23 中心パイプ
23a リム
25 りゅうずヘッドの外壁
25a ねじ山を切られた部分
30 入力
31 出力
32 ピストン
32a ピストンの肩部
32c ノッチ
33 ガイドねじ
33a ガイドねじのヘッド
33b くぼんだ中心部分
33c 周辺環状部分
34 圧縮ばね
35 ボール
37 ボール座部
37a 環状基部
37b 傾いた円形支持表面
37c 周辺支持表面
37d 円筒壁
40 膜
42 膜支持物
42a 環状基部
42b 肩部付きリング
42c 肩部
A キャップの回転軸

Claims (8)

  1. 時計用、詳細にはダイバーズウォッチ用りゅうずヘッド(10)であって、カバー(12)および軸方向スカート(13)を備えるキャップ(11)と、前記時計のケース内に固定されるように設計されたチューブ(20)と、前記チューブ(20)と前記軸方向スカート(13)の間に配置された密封ガスケット(17)と、前記チューブ(20)と係合するように設計された中心パイプ(23)とを備え、前記中心パイプ(23)および前記キャップ(11)は、前記チューブ(20)に対して異なる軸方向位置に配置することができる組立体を形成し、前記りゅうずヘッド(10)はまた、過剰な流体を放出するために、安全バルブが開いた構成にあるとき、前記ケースの内側と流体でつながっていることができるように設計された放出路を備える前記安全バルブを備え、前記安全バルブはまた、前記中心パイプ(23)の内側にはめ込まれたピストン(32)と、前記ケースの内側の圧力変動に従って軸方向に移動させられるように構成された前記ピストン(32)と協働するように設計された弾性部材(34)とを備え、前記りゅうずヘッド(10)はまた、前記キャップ(11)と前記チューブ(20)の分離を防止する閉塞手段を備えるりゅうずヘッド(10)であって、前記閉塞手段は、前記チューブ(20)の内壁(21)上に配列され、かつ前記ピストン(32)の一部が当接することができる支持表面を備える肩部(21b)の形をとる、および前記中心パイプ(23)の基部に提供され、かつ前記ピストン(32)上に提供された肩部(32a)と当接するように設計されたリム(23a)の形をとることを特徴とするりゅうずヘッド(10)。
  2. 前記チューブ(20)の前記肩部(21b)と当接することができる、前記ピストン(32)の前記一部は、前記ピストン(32)と一体化したガイドねじ(33)のヘッド(33a)により形成されることを特徴とする、請求項1に記載のりゅうずヘッド。
  3. 前記安全バルブはまた、前記流体の出力速度を制御するために、前記放出路の内側に配列された圧力調整器を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のりゅうずヘッド。
  4. 前記圧力調整器は、ボール座部(37)と協働するように設計されたボール(35)を備え、前記ボールは、前記ボールの上流の内圧が所定の値よりも小さいとき、前記放出路内を流体が通過するのを妨害するなどのために、前記ボール座部上に配列され、前記ボール(35)は、前記流体輸送路を確立するために、前記内圧が前記所定の値を超えるとき、前記ボール座部(37)から押しのけられることを特徴とする、請求項3に記載のりゅうずヘッド。
  5. 前記ボール座部(37)、前記チューブ(20)、および前記軸方向スカート(13)は、前記キャップ(11)の回転軸(A)に対して回転対称であり、前記ボール座部(37)は、前記放出路の入力に対応する中央開口部(30)だけではなく、前記ボール(35)と接触するように設計された支持表面(37b)も備えることを特徴とする、請求項4に記載のりゅうずヘッド。
  6. 前記安全バルブはまた、気体を透過させるように、かつ前記内圧が所定の値を超えるとき、前記ケースの内側から外側への流体輸送路を確立するように設計された膜(40)を備え、前記膜は、前記ケースの前記外側から前記ケースの前記内側へ循環する液体を透過させないことを特徴とする、請求項1または2に記載のりゅうずヘッド。
  7. 前記ピストン(32)および前記弾性部材(34)は、最初に、制御ロッドの変位を活動化することができるように、次に、前記ケースの内側の前記圧力を調整するように設計された組立体を形成することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに記載のりゅうずヘッド。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の前記りゅうずヘッドを備える時計、詳細にはダイバーズウォッチ。
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