JP2014016349A - 弁を組み込んでいる時計の押しボタン - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲圧力の変化に優れた水密性が高い時計の押しボタンを提供する。
【解決手段】アーマチャー50の内部には、ヘッド9とステム8とから形成された押しボタン51が配置され、ヘッド9とアーマチャー50に設けられた第1の保持手段54との間に、第1の戻しばね10が配置されており、さらに押しボタン51は、ステム8の周りに巻き付けられる第2の戻しばね13を含み、この第2の戻しばね13が、時計の内部の圧力が時計の外側の圧力よりも高い場合に、弁ばねとして働くように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、円筒形のアーマチャー(保護・支持部)を含む時計の押しボタンであって、アーマチャーの内部には、ヘッドであって、ヘッドに手動の圧力が加わると、アーマチャーに作られている第1の肩部に対して当接する底面を有するヘッド、及びねじで終端しているステムであって、ねじはアーマチャー内でのステムの軸方向への移動を制限するステムから形成される押しボタン(それぞれコレクター)が長手方向に配置されている押しボタンに関する。押しボタンの第1の戻しばねはステムの周りに巻き付けられている。
上記の記載に従った押しボタンは、現行の技術水準において既知である。例えば、これらの押しボタンは、例えば日付を修正するためにクロノグラフ又は腕時計に取り付けられている。これらは、中間部分から突出している場合には「押しボタン」と呼ばれ、指で押下されると或る機能の修正を行う。押しボタンは、圧力がなくなると初期位置に戻る。押しボタンは通常、時計の中間部分に埋め込まれている場合には「コレクター」と呼ばれる。原理上は、各押しボタンは単一の機能の修正と関連しており;したがって、修正されることになる複数の機能がある場合、時計の中間部分に複数の押しボタンを取り付けなければならないが、これによって時計の封止が弱まる。
本発明の着想は、時計に更に穴をあけることを回避するために、従来の押しボタンに付加的な機能を与えることである。この付加的な機能は、ダイバーズウォッチに取り付けられる弁からなり得る。
上記で記載の理由から、特許文献1には、押しボタン、又は単一の制御装置の弁と関連付けられるねじ込み式の竜頭を既に提案している。押しボタンと弁との組み合わせについての記載又は示唆はない。
上記で引用した文献に十分に記載されているように、ダイバーズウォッチは多くの場合、ダイバーが水面に戻るときに時計が破裂することを防止するために竜頭及び弁の双方を備えている。実際、上記文献において説明されているように、プロのダイバーは、作業を行うためにかなりの水深まで潜り、次に、ダイバーの健康のために必要な減圧停止を制御する加圧チャンバーを用いて水面まで戻る。これらの減圧停止中に、基本的にヘリウムであるガスが、水又は埃が時計の内部に入ることを防止するのに実質的に適しているシールガスケットを通してダイバーズウォッチのケース内に入り込む。減圧停止中にチャンバー内の圧力が低下した場合、時計内に圧力バランス装置がなければ、周囲圧に対して過剰な圧力が時計の内部に形成される可能性があり、これによって時計が破裂する可能性がある。ダイバーズウォッチにおいて弁は、圧力バランスのための他の制御部とは別個に配置されている。しかし、この弁は、封止の問題に関して、押しボタン又はクラウンに影響を与える欠点と同じ欠点を有する。
スイス特許出願第699558号
上記で言及した欠点を回避するために、本発明は、本明細書の第1段落に記載した記述に従った押しボタンであって、前記第1の戻しばねの後に配置される第2の戻しばねは、ステムの周りに巻き付けられ;前記第2の戻しばねの一端は、前記第1の保持手段に支承され、他端は、前記アーマチャーの第2の保持手段に支承されることを更に特徴とする押しボタンを提案する。第2の戻しばねは、時計の内部の圧力が当該時計の外側で広がっている圧力よりも高い場合に、屈曲して弁として働くように、相殺する圧力に匹敵する力に調整されている。
本発明の特徴及び利点は、添付の図面を参照して与えられ、限定的な例ではなく例示として本発明の2つの有利な実施形態を提供する以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明による押しボタンの第1の実施形態を示し、一部を断面して示す側面図である。 本発明による押しボタンの第1の実施形態を示し、一部を断面して示す側面図である。 本発明による押しボタンの第1の実施形態を示し、一部を断面して示す側面図である。 図1〜図3に示されている押しボタンの代替的な実施形態を示し、一部を断面して示す側面図である。 本発明による押しボタンの他の実施形態を示し、一部を断面して示す側面図である。 本発明による押しボタンの第2の実施形態を示し、一部を断面して示す側面図である。
図1〜図3に示されている第1の実施形態では、押しボタンは、円筒形のアーマチャー(保護・支持部材)50であって、アーマチャー50の内部には、ヘッド9から形成される押しボタン51が軸線方向に配置されており、ヘッド9は、ヘッド9に手動の圧力が加わると、アーマチャー50に作られている第1の肩部52に対して当接する底面11を有する円筒形のアーマチャー50を含む。円筒形のアーマチャー50は2部品であり;第1の部品は、時計の中間部分に固定されているチューブ7から形成されている。ここで、チューブ7は、ボトムチューブ部81を介して時計の中間部分にねじ込まれており、その真ん中のチューブ部に、チューブをケースのレベルで封止するOリングジョイント83を収容する溝が設けられている隆起部82を有する。チューブ7は、時計の中間部分から突出している上部チューブ部56において終端している。この突出している上部チューブ部56には、雄ねじ6が設けられている。クラウン1はアーマチャー50の第2の部品を形成する。クラウン1の内周3に、チューブ7の雄ねじ6にねじ込むのに好適な雌ねじ5が設けられている。
押しボタン51は、時計の中央部分の方向に向うヘッド9に続くステム8を有しており、ステム8は、アーマチャー50内でのステムの軸方向の移動を制限する保持手段において終端している。図示の例では、保持手段は、ステムが軸方向に伸張したときにステム8の端面にねじ込まれるねじ53によって形成されており、それによって、ねじ53のヘッドは、時計の中間部分の側部に配置されているチューブ7の端面に当たって止まる。したがって、ねじ53は、押しボタン51をアーマチャー50に組み付けることを可能にする。
押しボタンの第1の戻しばね10は押しボタンのステム8の周りに巻き付けられている。この戻しばね10は、押しボタンのヘッド9の底面11と、アーマチャー50の一部に設けた第1の保持手段54との間に配置されている。この第1の実施形態では、第1の保持手段54は、クラウン1内に配置されている第2の肩部2を含む。第2の肩部2は、第1の戻しばね10が当接する上面57、及びステム8に固定されている円筒形のスペーサー12の上部59が当接する底面58を含む。円筒形のスペーサー12の上端部は、以下で機能を説明するカラー12aを有する。押しボタンのステム8は、スペーサー12に対して移動可能である。
前記第1の戻しばね10に続いて、第2の戻しばね13がステム8の周りに巻き付けられている。この第2の戻しばね13の一端は、前記第1の保持手段54に接して支持されており、他端は、アーマチャー50の一部に設けた第2の保持手段55に接して支持されている。
この第2の戻しばね13は、時計の内部に広がっている圧力が前記時計の外側に広がっている圧力よりも高い場合に弾性変形し、弁ばねとして働くように構成されている。ここで、第2の保持手段55は、チューブ7の内側端に配置されている第3の肩部18を含む。この第3の肩部は、第1のOリングジョイント15、それに続いてシールワッシャー又はリング14が取り付けられる上面60を有し、第2の戻しばね13は、前記リング14と前記スペーサー12の底部61との間に配置されている。
なお、実際には、限定するものではないが、第1の戻しばね10の剛性は第2の戻しばね13の剛性よりも高い。
この第1の実施形態において、第1の好ましい変形形態によると、円筒形のスペーサー12は、押しボタンを封止するように弾性変形可能な材料から作られることが判かる。好ましくは、円筒形のスペーサー12は、50〜100、より好ましくは75〜90のショア硬さを有する材料で作られる。非限定的な例として、このスペーサーは、通常はニトリルゴム(アクリロニトリルブタジエンゴム、NBR)から作ることができる。
より具体的には、図1は、押しボタン5が静止位置にある状態でクラウン1がチューブ7にねじ込まれている押しボタンの弁を示している。この状況では、弁は閉じており、第2の戻しばね13はスペーサー12とリング14との間で圧縮されている。
図2は、押しボタン51が押されて動かされ、ステム8のねじ53によって時計の修正システムが作動し、例えばダイヤル上に表示される日付を修正する同じねじ込み状況を示している。
図1及び図2は、一方では、カラー12aが肩部2の底面58とチューブ7の上部チューブ56の上端との間にクランプされる変形可能なスペーサー12によって、他方ではOリングジョイント83のチューブ−ケース接続部において、押しボタンが封止されているところを示している。
図3は、クラウン1がチューブ7から螺合が解除された押しボタン弁を示している。この状況では、第2の戻しばね13は緩んでおり、スペーサーのカラー12aによって形成されるジョイントはもはや有効ではない。したがって、ジョイント15は、時計のケースの内部の圧力が外側に広がっている圧力よりも高い場合に、第2の戻しばね13の戻し力に抗して上昇することが可能であり、これは弁が機能することを可能にする。時計内の圧縮ヘリウムは、円筒形のスペーサー12と、押しボタンのステム又はそれぞれチューブ7の内側壁との間のスペースを通って、次にクラウン1の螺合が解除されたねじ部5を通って逃げることができる。
図3において判かるように、耐水性はジョイント15によって完全に保証されており、弁はしたがって水中で螺合が解除されるようにも構成されることに留意されたい。
したがって、図1及び図2に示されているようにクラウン1がチューブ7のねじ部にねじ込まれると、弁は働かなくなり完全に水密状態になる。時計が液体媒体中において非常に深い深さで用いられる場合、ダイバーはクラウン1をねじ込み、これによって、クラウンがねじ込まれるときに第2の戻しばね13がジョイント15に対して付加的な力を形成するため、押しボタンの弁が、単にカラー12aがチューブ7の上部チューブ56の上端に対して当たるだけでなくジョイント15の付加的な効果によって完全に水密状態になる。
図4は、第1の実施形態の他の変形形態を示しており、この変形形態では、第2のOリングジョイント16は、第2の肩部2の底面58と変形不可能なスペーサー12に作られているリセス62との間に配置されて、スペーサー12に付け加えられている。クラウン1がチューブ7にねじ込まれると、第2のOリングジョイント16はチューブ7の上端63に当接する。この変形形態では、Oリングジョイント16は、図1〜図3に示されているカラー12aの役割を果たす。
なお、図5及び図6に示されている第2の実施形態では、押しボタンは、円筒形のアーマチャー50であって、アーマチャー50の内部には、ヘッド9から形成される押しボタン51が軸線方向に配置されており、ヘッド9は、ヘッド9に手動の圧力が加わると、アーマチャー50に作られている第1の肩部52に対して当接する底面11を有する円筒形のアーマチャー50を含む。この実施形態では、アーマチャー50は単一のチューブ7を含む。チューブの底部80の第1の部分90は時計の中間部分にねじ込まれ、中間に位置する部分91に、チューブを前記中間部分に対してシールするOリングジョイント83が設けられている。押しボタン51は、ヘッド9に続くステム8であって、押しボタンを組み立てるとともにアーマチャー50内でのステムの軸方向の移動を制限するヘッドを有するねじ53で終端しているステム8を有する。ねじ53のヘッドは、チューブ7の、時計の中間部分側に配置されている端面に対して当接する。
第1の戻しばね10はステム8の周りに巻き付けられている。この戻しばね10は、ヘッド9の底面11と、アーマチャー50の一部に設けた第1の保持手段54との間に配置されている。この保持手段は、チューブ7の内側壁に配置されているとともにワッシャー71が載る第2の肩部2として機能;このワッシャーの上面72は、第1の戻しばね10の支持部として働く。
前記第1の戻しばね10に続いて、ステム8の周りに巻き付けられた第2の戻しばね13があり、第2の戻しばね13の一端は前記第1の保持手段54に支承され、第2の戻しばね13の他端はアーマチャー50の一部に設けた第2の保持手段55に支承される。第2の戻しばねは、時計の内部で広がっている圧力が当該時計の外側で広がっている圧力よりも高い場合に、屈曲して弁として働くように構成されている。ここで、第2の保持手段55は、第1の実施形態に関して言及した保持手段と同じである。すなわち、チューブ7の内側端に配置されている第3の肩部18である。第3の肩部は、第1のOリングジョイント15、それに続いてリング14が取り付けられる上面60を有し;第2の戻しばね13は、前記リング14と前記ワッシャー71の底部との間に配置されている。
より具体的には、図5及び図6は、押しボタンを弁体とする弁を示しており、この押しボタンは図5では休止状態にあり、図6では作動状態にある。双方の場合に、弁は、押しボタンの位置に関係なく潜在的にアクティブであり、図1〜図4に示されている押しボタンを参照して記載したものと同じ方法で動作する。したがって、時計のケースの内部の圧力が外圧よりも高い場合に、Oリングジョイント15は、第2の戻しばね13の戻し力に抗して上昇することが可能であり、これは、時計内の圧縮空気が、押しボタンのステム8と、チューブ7の内側壁との間のスペースを通って逃げることを可能にする。図5及び図6はしたがって、自動的な弁を示しており、一方で図1〜図4は手動の弁を示している。

Claims (9)

  1. 円筒形のアーマチャー(50)を含む時計の押しボタンであって、
    前記アーマチャー(50)の内部には、ヘッド(9)とステム(8)とから形成された押しボタン(51)が配置され、
    前記ヘッド(9)には、手動による圧力が加わると前記アーマチャー(50)に設けられた第1の肩部(52)に対して当接する底部(11)を有し、
    前記ステム(8)には、その終端部に前記アーマチャー(50)内での該ステムの軸方向への移動を制限する保持手段(53)を有し;
    前記ヘッド(9)の前記底部(11)と前記アーマチャー(50)に設けられた第1の保持手段(54)との間には、前記ステムの周りに巻き付けられ第1の戻しばね(10)が配置されており、さらに押しボタン(51)は、前記ステム(8)の周りに巻き付けられる第2の戻しばね(13)を含み;
    前記第2の戻しばね(13)の一端は前記第1の保持手段(54)に支承され、他端は前記アーマチャー(50)に設けられた第2の保持手段(55)に支承され、この第2の戻しばね(13)が、前記時計の内部の圧力が時計の外側の圧力よりも高い場合に、弁ばねとして働くように構成されていることを特徴とする、押しボタン。
  2. 前記第2の戻しばね(13)は、前記ステム(8)の端に向かって前記第1の戻しばね(10)に続いて配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の押しボタン。
  3. 前記保持手段(53)は、前記ステム(8)の軸方向の端部にねじ込まれたねじを含むことを特徴とする、請求項1に記載の押しボタン。
  4. 前記円筒形のアーマチャー(50)は、前記時計の中間部分に固定されているチューブ(7)であって、雄ねじ(6)が設けられている上部チューブ(56)を有するチューブ(7)、及び該チューブ(7)の前記雄ねじ(6)にねじ込む雌ねじ部(5)が内周(3)に設けられているクラウン(1)を含むこと、前記第1の保持手段(54)は前記クラウン(1)に設けられた第2の肩部(2)を含み、該第2の肩部(2)は、前記第1の戻しばね(10)が当接する上面(57)及び前記ステム(8)に取り付けられた円筒形のスペーサー(12)の上部(59)が当接する底面(58)を有すること、並びに、前記第2の保持手段(55)は、前記チューブ(7)に設けた第3の肩部(18)を含み、該第3の肩部は、第1のOリングジョイント(15)、それに続いてリング(14)が取り付けられる上面(60)を有し、前記第2の戻しばね(13)は、前記リングと前記スペーサー(12)の底部(61)との間に配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の押しボタン。
  5. 前記円筒形のスペーサー(12)は、弾性変形可能な材料から作られていることを特徴とする、請求項4に記載の押しボタン。
  6. 前記円筒形のスペーサー(12)の前記弾性変形可能な材料は、50〜100、好ましくは75〜90のショア硬さを有することを特徴とする、請求項5に記載の押しボタン。
  7. 第2のOリングジョイント(16)は前記第2の肩部(2)の前記底面(58)と、前記スペーサー(12)内に形成されているリセス(62)との間に配置されており、前記第2のジョイント(16)は、前記クラウン(1)が前記チューブ(7)にねじ込まれると、該チューブの上端(63)に当接することを特徴とする、請求項4に記載の押しボタン。
  8. 前記円筒形のアーマチャー(50)は単一のチューブ(7)を含み、該チューブ(7)の底部(80)は前記時計の中間部分に固定されていること、前記第1の保持手段(54)は、前記チューブ(7)に形成されているとともにワッシャー(71)を支持する第2の肩部(70)を含み、該ワッシャーの上面(72)は前記第1の戻しばね(10)の支持部として働くこと、及び前記第2の保持手段(55)は、前記チューブ(7)に設けられた第3の肩部(18)を含み、該第3の肩部は、第1のOリングジョイント(15)、それに続いてリング(14)が取り付けられる上面(60)を有し、前記第2の戻しばね(13)は、前記リング(14)と前記ワッシャー(71)の底部との間に配置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の押しボタン。
  9. 前記第1の戻しばね(10)の剛性は、前記第2の戻しばね(13)の剛性よりも高いことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の押しボタン。
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