JPH1152071A - 時計用安全弁 - Google Patents

時計用安全弁

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JPH1152071A
JPH1152071A JP10163279A JP16327998A JPH1152071A JP H1152071 A JPH1152071 A JP H1152071A JP 10163279 A JP10163279 A JP 10163279A JP 16327998 A JP16327998 A JP 16327998A JP H1152071 A JPH1152071 A JP H1152071A
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lip
seal
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    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/08Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
    • G04B37/10Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems
    • G04B37/103Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of winding stems by screwing the crown onto the case

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ハウジングに固定された要素と、
この要素に対して移動可能な操作可能要素とを備える安
全弁に関する。 【解決手段】 これら二つの要素の間には、弾性リップ
を備えたリップ・シールが配設してあり、リップは、ハ
ウジングに固定された要素に接触し、時計の内部空間を
周囲環境から区画している。リップが、ハウジングに固
定された要素まで周囲環境の方向に円錐状に導かれ、予
張力がかかった状態でこの要素にのっているため、内部
空間の過剰圧力により、リップは、ハウジングに固定さ
れた要素から離脱して内部空間と周囲環境との圧力差を
調整し、また周囲環境の過剰圧力により、リップは、ハ
ウジングに固定された要素にさらに強く押圧され、周囲
環境に対して内部空間が封止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに固定
された要素と他の要素との間に配設したシールが周囲環
境から時計の内部空間を区画する時計用安全弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CH682199には、時計に安全弁を
取り付けて、一定の条件で発生する周囲環境の圧力に対
して過剰な時計内の圧力を防止することが記載されてい
る。
【0003】時計内の過剰圧力は、以下の原因によって
生じる。まず内圧が外圧に等しい状態で作動している時
計が、周囲環境の高圧にさらされると、封止手段を通っ
てなんらかの物質が時計内部に拡散し、時計内部の圧力
の増大、すなわち圧力の適応が起こる可能性がある。次
にこの時計を、比較的短い時間、周囲環境のかなり低い
圧力にさらすと、周囲環境に対して時計内部に存在する
過剰圧力により、例えば時計のガラスが破壊したり、時
計のデリケートな構成要素が破損したりすることもあ
る。
【0004】このような圧力変化は、時計が、潜水鐘の
場合のように気体環境にあるか、水中に直接置かれてい
るかに関わりなく、例えば、潜水中に発生することがあ
る。シールを通過して時計内部に拡散する場合がある物
質の中で、原子の大きさが非常に小さいヘリウム元素に
ついて特に触れておく必要がある。時計が、潜水鐘に共
通するヘリウム雰囲気にさらされると、ヘリウムが時計
に侵入するだけでなく、深海の水、すなわち高圧がかか
った水からヘリウムが遊離する。
【0005】上記の明細書CH682199に記載され
た安全弁は、Oリング二つと、ねじ込み可能な弁閉鎖カ
バーを備えている。カバーを緩めた場合、二つのシール
のうちの一方だけが機能し、カバーをねじ込んだ場合
は、前後に配置した二つのOリングが両方とも良好な封
止を行う。潜水前にカバーをねじ込込み、弁を閉じる
と、潜水中に周囲環境の圧力が増大しても、水やゴミの
粒子など、原子の大きさが大きい物質の侵入を防止する
ことができる。その後、急激に上昇したときに伴う過剰
圧力の発生を急激に減少させるには、上昇する前に、カ
バーを緩め、弁を開放してヘリウムを逃がす必要があ
る。潜水前にカバーをねじ込まないと、少量の水および
ゴミの粒子が時計に侵入し、安全弁の封止特性が低下す
る場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、周囲環境の圧力が過剰になった場合、良好な封
止を行い、周囲環境の圧力が負圧になった場合、急速に
圧力を補償するとともに、ゴミの粒子が封止領域や時計
の内部に侵入するのを防止する安全弁を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シールが、基
礎領域と回転対称リップを備えるリップ・シールであ
り、その基礎領域が二つの要素の一方の要素に固定して
配設され、基礎領域から延びるリップが、二つの要素の
第二の要素のシリンダ・ジャケット形状面領域に接触
し、その基礎領域から延び、周囲環境の方向に面したリ
ップが、シリンダ・ジャケット形状面領域まで円錐状に
延び、予張力がかかった状態で前記領域に接触してお
り、内部空間の圧力が過剰である場合に、内部空間と周
囲環境との圧力差を調整する目的で表面領域から離脱
し、周囲環境の圧力が過剰である場合に、周囲環境に対
して内部空間を封止する目的で表面領域に対してさらに
強く押圧されることを特徴とする。
【0008】本発明による安全弁には、同心配置したス
カート形状のリップが、時計の内部空間から周囲環境の
方を向くように方向を定めたリップ・シールが設けてあ
るため、周囲環境の過剰圧力が増大すると、リップが、
シリンダ・ジャケット形状面領域に対してより強く押圧
され、その結果、良好な封止が行われる。
【0009】逆に、時計内の過剰圧力によって、リップ
は、シリンダ・ジャケット形状面領域から遠ざかるよう
に押圧され、圧力を有効に減少させるための通路を形成
するように変形するという利点がある。したがって、リ
ップ・シールは、自動弁のような別の変位要素がなくて
も作動する。
【0010】また、整合状態にあるリップ・シールは、
ゴミを退ける働きがあり、ゴミの粒子が封止領域や時計
の内部に侵入するのを防止するという利点がある。この
ため、封止領域は常に清浄な状態となり、水が侵入する
恐れがかなり少なくなる。例えば、このようにして別に
設けた封止リングも、清浄な状態を保ち、特に水に対す
る封止品質を持続する。
【0011】本発明の安全弁の実施の形態によれば、封
止領域とは、シールの接触面、安全弁の接触面、または
それと接触する時計の接触面、すなわち、シールの表面
領域、および例えばスリーブの内外壁、カバーなどの表
面領域であるものと理解されたい。
【0012】Oリングに関していえば、リップ・シール
には、非常に重要な別の利点がある。すなわち、Oリン
グは、製造上の理由から、円周が最も長い位置に環状の
シームを備えている。寸法が小さいシールについては、
時計の場合と同様、このシームは表面に著しい凹凸があ
るという特徴があり、このため、封止品質が大幅に低下
する。一方、リップ・シールの場合、封止位置、すなわ
ち、孔の壁部と接触する領域にシームがない。したがっ
て、密閉性が顕著に向上する。
【0013】本発明の好ましい実施の態様によれば、例
えば、潜水時に対水ブロックとなるように、リップ・シ
ールの内部空間側に追加のシールが配設される。本発明
による安全弁のリップ・シールは、封止特性が良好であ
るため、追加の封止を行わなくても十分な結果が得られ
る。
【0014】本発明の好ましい実施の態様によるこの追
加の封止は、周囲環境の過剰圧力によって自動的に圧縮
される。リップ・シールが内部空間の方向に後退するこ
とを利用して、リップ・シールを固定した可動弁ピスト
ンを前記追加のシールに作用させる。一方、内部空間の
過剰圧力によって、弁ピストンは逆方向に駆動され、そ
の結果、追加のシールが解放される。したがって、リッ
プ・シールには、駆動手段として機能し、周囲環境の過
剰圧力および内部空間の過剰圧力により、Oリングな
ど、追加の封止要素の封止機能を強化して、この封止要
素を通過位置にするという利点もある。
【0015】本発明のさらに別の実施の態様によれば、
前記追加のシールを、周囲環境の緊急の過剰圧力を利用
して手によりさらに押圧することができる。安全弁は、
ねじ込み可能なカバーを備えており、このカバーをねじ
込むと、弁ピストンが内部空間の方向に変位するととも
に、追加の封止要素が圧縮される。
【0016】本発明による安全弁のリップ・シールの封
止特性は非常にすぐれているため、潜水時にカバーをね
じ込んでいなくても、水が侵入しない。また、外部の過
剰圧力やカバーの影響がなくても、追加の封止要素が、
あらかじめ圧縮された状態になるようにスプリングを配
設してあるので有利である。
【0017】本発明による好ましい態様の形態によれ
ば、中央部分の外側にある、スリーブの外部ねじ部は、
環状溝を備えており、初めてカバーをねじ込んだ場合、
前記の溝の働きで初めにねじ部分が変形するため、カバ
ーを紛失することがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図1に、本発明に
よる安全弁の実施の形態を示す。安全弁10は、基本的
に軸11に対して回転対称であり、連続中空スリーブ1
2を備えている。このスリーブは、一部を図示した中央
部分14すなわち時計のハウジングにねじ込まれる。時
計には、図の下部にある内部空間16があり、図の上部
の周囲環境18に対して密閉されている。
【0019】スリーブ12は、軸に対して環状になった
支持面20を有する肩部19を外側に具備し、ハウジン
グ14に対向している。この支持面と、ハウジング14
に設けた対応する環状支持面22との間には、金属製シ
ールリング23が配置してあり、この位置でリングは、
内部空間16を周囲環境18に対して封止している。
【0020】例えば、組み立てキーによってスリーブ1
2、すなわち安全弁10を中央部分にねじ込むために、
スリーブ12は、軸11に対して外側に向いたフランジ
24を備え、このフランジには歯25が付いている。フ
ランジ24の、ハウジング14に対向する側には、環状
衝合面26が設けてあり、この衝合面は、スリーブ1
2、すなわち安全弁10のねじ込み位置で、中央部分1
4のやはり環状衝合面27を強く圧迫する。この場合、
シールリング23が圧縮される。
【0021】スリーブ12は、内側に直径の異なる孔を
備えている。スリーブ12の、周囲環境18に近接した
側には、シリンダ・ジャケット形状の壁部29を伴う孔
28が、内側に向かうフランジ30まで通じている。こ
のフランジは、孔32によって内部境界を定めた環状接
触面31を備えている。内部空間16に面した、スリー
ブ12のもう一方の側にも、やはり内側に向かうフラン
ジ30まで延びる参照番号34の孔が同様に設けてあ
り、フランジ30のこちら側にも、孔32が境界を定め
る環状支持面35が設けてある。
【0022】スリーブ12には、それに対して軸方向に
移動可能なように構成されたシリンダ36が配設してあ
り、このシリンダは、孔32および34の領域で、円柱
状シャンク38を備えている。このシリンダが別の要素
を構成するものである。このシャンクは、孔28の領域
内まで突出し、ここでハウジングおよび軸11から離れ
る方向にほぼ孔28の壁部29に達するまで円錐状に広
がり、円錐台の外殻形状をした接触面39を形成してい
る。すなわち、円錐台の周囲は、周囲環境18に向かっ
て広がるように、すなわち径が長くなるように方向を定
めてあり、軸11と円錐台周囲との間の角40は、例え
ば60°になっている。
【0023】二つの接触面31、39、フランジ30の
領域に位置する孔28の一部41、孔28の内部まで延
びるシャンク38の一部42の間には、Oリング44を
受ける同心空間43が設けてある。
【0024】ハウジング14からさらに遠ざかる方向に
は、軸11に対する接触面39の外側に、環状接触面4
8によって閉鎖されたシリンダ・ジャケット形状の短い
領域46が続いている。この接触面48に続いて、シリ
ンダ・ジャケット形状の比較的短い領域50がさらに接
触面52までつながっている。この接触面52は、半径
方向外側に延び、やはり環状形状をしている。
【0025】二つの接触面48および52とシリンダ・
ジャケット形状領域50によって画定される環状自由空
間54は、弾性のある回転対称リップ58を備えたリッ
プ・シール56を収容する。リップ58は、ハウジング
14および軸11から遠ざかる方向に孔28の壁部29
まで円錐状に広がり、壁部29で予張力に耐えている。
リップ・シール56は、パッキンと見なしてもよい。
【0026】この回転対称リップ58、すなわちスカー
トは、ハウジング14から遠ざかる方向の外部寸法が基
本的には連続的に増大し、表面が円錐台の形状になるよ
うに、軸11に対する方向を定めて形成してある。第一
の表面領域60と称するこの表面と壁部29との間に
は、基本的に断面が楔形で、例えば10°の鋭角64を
備えた回転対称自由空間62が画定されている。
【0027】図1の下部に示した内部空間16は、Oリ
ング44まで延びている。Oリング44、リップ58、
スリーブ12、およびカバー82の間には、中間領域6
5が設けてある。リップ・シール56の働きを考えると
き、この中間空間65は、時計の内部空間16と考えて
も良い。
【0028】第一の表面領域60に加えて、リップ・シ
ール56は、やはり孔28に円錐状に近づきハウジング
14から離れる第二の回転対称表面領域66を備えてい
る。したがって、両方の表面領域60および66は、同
じ方向、すなわちハウジング14から遠ざかる方向を向
いている。第二の表面領域66と壁部29との間の角6
8は90°よりも小さく、例えば、45°になってい
る。したがって、リップ58は、例えば角度35°の環
状楔形になっており、壁部29をともなう接触領域に、
先端が尖ったような縁部領域67を備えている。
【0029】さらにリップ・シール56は、基礎領域7
0を備え、この領域は、予張力がかかった状態で、対向
する接触面48および52の間に配設されるとともに、
シリンダ・ジャケット形状領域50上に固定されてい
る。
【0030】接触面52から延びる円弧状移行領域72
は、まず内部空間16の方向に進み、軸11からの距離
が増大するとともに、周囲環境18の方向に曲線を描
き、最終的には第二の回転対称面領域66と一体とな
る。
【0031】周囲環境18の方向に表面領域52を過ぎ
たところで、ピストン36は、円錐テーパ付きヘッド7
4で閉じられている。この円錐テーパ付きヘッドは、外
側に向かって突起し、衝合面を形成する端面76を備え
ている。ヘッド74は、その上をリップ・シール56が
容易に滑るように円錐状に形成されている。
【0032】スリーブ12は、外側に短い内部ねじ部8
0を設けたねじ込み可能保護カバー82を収容する断続
外部ねじ部、参照番号78を備えている。図1に示した
外部ねじ部78は、中央部分14、すなわち歯25の上
側に配設されている。メートル・ファインねじの場合が
そうである。
【0033】外部ねじ部78は、第一の環状溝形状の中
断箇所84を備え、この箇所は、内部ねじ部80よりも
幾分大きくなっている。周囲環境18に向かう方向に
は、外部ねじ部78に第二の環状溝形状の中断箇所86
が設けてあり、その長さ88は、例えば、外部ねじ部7
8のピッチ高さの半分になっている。
【0034】図1の軸11の右側には、ねじ込まれてい
ない位置にある保護カバー82が示してあり、この位置
では、内部ねじ部80が第一の中断箇所84の内部にあ
る。すなわち、内部ねじ部80は、スリーブ12の外部
ねじ部78とかみ合っていない。
【0035】外部ねじ部78のねじ切り部分90は、第
二の中断箇所86の上部にあり、周囲環境18に向かい
合った、スリーブ12の端部からねじのピッチの約半分
だけ先まで延びている。そのため、スリーブ12は、端
部に凸部92を備え、この凸部は、軸11に対して同心
状に突起し、ねじ切り部分90の延長コアに対応してい
る。凸部92の高さも、同じくねじのピッチのほぼ半分
に相当してもよい。
【0036】軸11の左には、ねじ込み位置、すなわち
下降位置における保護カバー82が示してあり、ねじ切
り部分90は、保護カバー82を下降させて第二の中断
箇所86に押し込んだ状態で図示してあり、第二の中断
箇所86の自由空間94は、わずかに残るのみである。
【0037】フランジ30のもう一方の側は、内部空間
16に面しており、この側には、シャンク38の周囲環
境に配設した圧縮螺旋スプリング96が、その一端98
を接触面35に接触した状態で予張力を加えている。圧
縮螺旋スプリングのもう一方の端部100は、内部空間
16に面した、スリーブ12の端部にまで達している。
端部100は、スラスト・カラー102に接触し、この
カラーの一部は、シャンク38の環状溝106に配設し
たクリップ・リング104に接触している。必要な圧力
に合わせて、強度が対応する螺旋スプリング96を設け
てある。
【0038】時計を初めてユーザに出荷する前に、軸1
1の左側に示したスリーブ12にカバー82を完全にね
じ止めすると、このカバーは、凸部92を押圧し、ねじ
切り部分90を第二の中断箇所86の自由空間94の方
へ移動させる。すなわち、ねじ切り部分を自由空間に押
し込む。ねじ切り部分90をこのように変形させること
によって、ユーザは、確実にカバーをねじ込んだり、緩
めたりできるが、このカバーを外すことはできず、紛失
することはない。カバーをこの位置にすると、時計内部
16の余分な圧力が、短時間で調整される。
【0039】軸11の左側に示した圧縮螺旋スプリング
96の圧縮効果に加えて、潜水前に、カバー82を下げ
て、ねじ付嵌合部により第一のゴミバリアを形成する
か、ピストン36を内部空間16に向かう方向に移動し
てOリング44を圧縮することができる。
【0040】周囲環境の圧力が時計の内圧を上回ると、
リップ54が、孔28の壁部に対して押圧され、ピスト
ン36は、内部空間16の方向に移動し、このためOリ
ング44はピストン36の円錐接触面39によって押圧
され、四箇所の接触領域31、39、41、および42
に固定される。この効果は、シリンダ36のヘッド74
が円錐状になっているためさらに高まる。外部の過剰圧
力により、リップ58がさらに強力に閉じ、Oリングが
より強力に圧縮されるので、本発明による弁10の封止
効果は二倍になる。ただし、リップ・シール56の効果
だけで、例えば潜水時の要件を満たすには十分であるこ
とを明らかにしておく。上に述べたように、上記の方向
づけられたアセンブリを備えたリップ・シール56は、
例えば、先端が尖った形で突出しているスカート状リッ
プ58の支持圧力が、周囲環境の過剰圧力とともに増大
するという利点がある。
【0041】時計内の圧力が過剰な場合、リップ58が
変形し、軸11に向かって孔の壁部29から遠ざかるよ
うに縮んで、時計の内部空間16から急速に圧力が開放
される。
【0042】リップ・シール56が周囲環境18に最も
近接している構成要素であり、ゴミを除去する働きをす
るので、ゴミの粒子は、内部空間16の方向にそれ以上
侵入することができない。
【0043】図1に示した角64および68は、必ずし
も選択した10°、45°の大きさになっている必要は
ない。楔形自由空間62の角64は、内部の過剰圧力に
よるリップ・シールの開放挙動を左右するので、一般に
90°より小さくなっている必要がある。一方、角68
は、外部の過剰圧力によるリップ・シールの閉鎖、封止
挙動を左右するので、同じく一般に90°より小さくな
っている必要がある。したがって、リップ自体の角度は
0°から90°の間になり、この場合、リップの形状
は、図1の形状に対応している必要はないことを述べて
おかなければならない。例えば、二つの面64、68
が、先端が鋭い縁部領域67内に開いているのではな
く、互いに平行になっている場合もある。縁部領域67
も、先端が尖っている必要はなく、リップ・シールの要
件次第で比較的厚くなっていてもよい。ただし、特に縁
部領域67の先端が尖った状態になっている場合、ゴミ
を退ける働きが良好になる。図1によれば、リップ58
は、基本的に、その縁部領域67に限りスリーブの面2
9に接触している。当然ながら、リップ58と面29と
の接触面は、かなり広く、シリンダ・ジャケット形状を
していてもよい。
【0044】図1によると、リップ・シール56は、シ
リンダ36上に固定されている。ただし、リップは円錐
状に軸まで延び、外側からピストンに接触するが、一般
に、リップ・シールの基礎領域を、スリーブ12内に設
けた溝に固定することも可能である。これについては、
図1から、リップ・シール56の断面を垂直軸に写す必
要があろう。
【0045】また、リップ・シールをスリーブの外側、
例えば、スリーブとカバーとの間に設けることも可能で
あり、この場合、リップは時計の方向に向く。したがっ
て、これについては、図1から先に進むと、リップ・シ
ール56の断面を水平軸に写す必要があろう。また、リ
ップ・シールをスリーブ内またはカバー内に固定しても
よいが、どの場合でもリップは、もう一方の構成要素に
接触する。
【0046】外部の圧力が、時計内の圧力よりも高くな
ると、リップが閉じ、内部に過剰圧力が存在するとリッ
プが開くことがきわめて重要である。
【0047】ゴミを阻む働きをするリップ・シールを、
図1に示すように安全弁内のできるだけ外側に設けるこ
とが一般に有利である。すなわち、できれば、安全弁の
構成要素すべてが、必ずしも周囲環境に露出しないよう
に、周囲環境と内部空間の移行部分を構成するのが有利
である。この意味で、中間領域65は、リップ・シール
56によって周囲環境から遮断されているので、すでに
周囲環境には属していない。この実施の形態の場合、ゴ
ミの粒子は、Oリング、ねじ部など、様々な構成要素に
初めから付着することがない。
【0048】また、例えばカバーが、ねじ切り部分90
に軸方向に作用する環状突起を備えている場合、当然な
がら図1の凸部92は設ける必要がないことを述べてお
かなければならない。
【0049】一般に、本発明による作動手段の様々な位
置にリップ・シールを配設することができるが、その方
向がきわめて重要である。これまでにも何度か述べたよ
うに、弾性リップの方向は、外部の圧力が時計内部の圧
力よりも高くなった場合にリップが閉じ、内部に過剰圧
力が存在する場合に開くように定める必要がある。その
ためには、一般に、リップがごくわずか変形するだけで
十分である。
【0050】当然ながら、リップ・シールの効果につい
ていえば、複数のリップ・シールを前後に設けてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全弁の実施の形態の軸方向断面
図である。
【符号の説明】
11 軸 12 スリーブ 14 ハウジング 16 内部空間 18 周囲環境 19 肩部 20 支持面 23 シールリング 28 孔 30 フランジ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに固定された要素(12)
    と、さらに別の要素(36)と、これらの二つの要素
    (12、36)の間に配設したシール(56)とを備
    え、前記シールが周囲環境(18)から時計の内部空間
    (16)を区画する、時計用安全弁(10)であって、 シール(56)が、基礎領域(70)と回転対称リップ
    (58)を備えるリップ・シールであり、 その基礎領域(70)は、前記要素(12、36)の別
    の要素(36)に固定して配設され、 リップ(58)が、前記要素(12、36)のもう一つ
    の要素(12)のシリンダ・ジャケット形状面領域(2
    9)に接触し、 基礎領域(70)から延び、周囲環境(18)の方向に
    面したリップ(58)が、シリンダ・ジャケット形状面
    領域(29)まで円錐状に延び、予張力がかかった状態
    でその領域に接触して、 内部空間の圧力が過剰である場合に、内部空間(16)
    と周囲環境(18)との圧力差を調整するように表面領
    域(29)から離脱し、 周囲環境の圧力が過剰である場合に、周囲環境(18)
    に対して内部空間(16)を封止するように表面領域
    (29)に対してさらに強く押圧されることを特徴とす
    る安全弁。
  2. 【請求項2】 リップ(58)が二つの回転対称面領域
    (60、66)を備え、第一の回転対称面領域(60)
    が時計の内部空間(16)に面し、第二の回転対称面領
    域(66)が周囲環境(18)と接触していることを特
    徴とする請求項1に記載の安全弁。
  3. 【請求項3】 基礎領域(70)から延び、周囲環境
    (18)の方向に面した第一の表面領域(60)が、基
    本的にシリンダ・ジャケット形状の表面領域(29)ま
    で円錐状に延び、第一の表面領域(60)とシリンダ・
    ジャケット形状の表面領域(29)との間に、基本的に
    断面が楔形に形成され、リップ(58)により周囲環境
    (18)と区画された回転対称の自由空間(62)を設
    けてあり、基礎領域(70)から延び、周囲環境(1
    8)の方向に面した第二の表面領域(66)が、基本的
    にシリンダ・ジャケット形状の表面領域(29)まで円
    錐状に延びていることを特徴とする請求項2に記載の安
    全弁。
  4. 【請求項4】 二つの表面領域(60、66)がシリン
    ダ・ジャケット形状面領域(29)に向かって接近し、
    基本的に先端が尖ったリップ縁部(67)内に開いてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の安全弁。
  5. 【請求項5】 基礎領域(70)の第二の表面領域(6
    6)が、湾曲部(72)につながっていることを特徴と
    する請求項4に記載の安全弁。
  6. 【請求項6】 さらに別の要素(36)が、ハウジング
    に固定した要素(12)に対して、少なくとも一本の軸
    (11)の方向に移動可能であることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか一項に記載の安全弁。
  7. 【請求項7】 可動要素(36)が、ハウジングに固定
    された要素(12)によって、少なくとも部分的に取り
    囲まれていることを特徴とする請求項6に記載の安全
    弁。
  8. 【請求項8】 基礎領域(70)が可動要素(36)内
    に固定して配設してあり、シリンダ・ジャケット形状面
    領域(29)が、ハウジングに固定された要素(12)
    の内側に設けてあることを特徴とする請求項7に記載の
    安全弁。
  9. 【請求項9】 基礎領域(70)が、ハウジングに固定
    された要素(12)内に固定して配設してあり、シリン
    ダ・ジャケット形状面領域(29)が、可動要素(6
    2、63)の外側に設けてあることを特徴とする請求項
    7に記載の安全弁。
  10. 【請求項10】 さらに追加のシール(44)を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記
    載の安全弁(10)。
  11. 【請求項11】 さらに追加のシール(44)が、リッ
    プ・シール(56)の内部空間側に配設してあり、さら
    に追加のシールとリップ・シール(56)との間、また
    は周囲環境(18)と内部空間(16)との間に中間空
    間(65)を形成したことを特徴とする請求項10に記
    載の安全弁。
  12. 【請求項12】 さらに追加のシール(44)が、Oリ
    ングであることを特徴とする請求項11に記載の安全
    弁。
  13. 【請求項13】 さらに別の要素(36)が、ピストン
    であって、このピストンが、ハウジングに固定された要
    素(12)に対して、少なくとも一本の軸(11)の方
    向に変位可能であり、ピストンに基礎領域(70)が固
    定してあり、ピストン(36)が、さらに追加のシール
    (44)を圧縮できることを特徴とする請求項10、1
    1、または12に記載の安全弁。
  14. 【請求項14】 ハウジングに固定された要素(12)
    をねじ込むことができるカバー(82)を設け、さらに
    追加のシール(44)を圧縮する目的でピストン(3
    6)を変位させることができるようにしたことを特徴と
    する請求項13に記載の安全弁。
  15. 【請求項15】 ハウジングに固定された要素(12)
    が、最初にカバー(82)にねじ込んだ場合にねじ切り
    部分(90)が変形できるように、中断箇所(86)に
    よって残りのねじ部分(78)から分離された、ねじ切
    り部分(90)を備えていることを特徴とする請求項1
    4に記載の安全弁。
  16. 【請求項16】 さらに追加の封止要素(44)にあら
    かじめ張力を与えるスプリング(94)を設けたことを
    特徴とする請求項10ないし15のいずれかに記載の安
    全弁。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれか一項に
    記載の安全弁を備える時計。
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