JP4806113B2 - 時計用のシール付操作手段 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングに固定した要素と、この要素に対して移動可能な操作可能要素と、これらの二つの要素の間に配設したシールとを備え、そのシールが周囲環境から時計の内部空間を区画する時計用操作手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
時計のシール操作装置には、通常、Oリングが用いられる。Oリングは、必ずしも十分に時計の内部を封止するとは限らないため、Oリングの断面形状を広げて封止特性を向上させたシールを開発すべく、様々な努力が長期にわたって行われてきた。
【0003】
CH562468では、S字形断面を有する弾性変形可能なシールパッキンを備えた時計用ホコリ避け竜頭について開示している。このシールパッキンは、Oリングと比較した場合、内部空間側と、周囲環境に面した側とで構成が異なるが、両方向にほぼ同じように作用する。すなわち、時計の内部空間に過剰圧力が発生すると、前記パッキンは、周囲環境に過剰圧力が発生した場合と類似した封止挙動を示す。
【0004】
ところで、このような形状をしたパッキンによれば、時計の内部に相当高い過剰圧力が発生することがなくなる。これは、パッキンがテーパ状の部分を備え、過剰圧力発生時に、この部分が孔の壁部から遠ざかるためである。
【0005】
ところが、このような竜頭を設けた時計の周囲環境の圧力が、例えば潜水時に増大した場合、パッキンの一部の形状が上記のようにテーパ状になっているため、このパッキンも、時計内部への物質の侵入をわずかに阻止するだけである。
【0006】
また、このパッキンには、巻上げ軸を手による設定位置から基本位置に戻した場合、ホコリの粒子が、パッキンのテーパ状部分から時計の内側に相互移動することがあるという問題がある。封止領域の汚染により、水が浸入する恐れもかなり高くなる。
【0007】
また、このような竜頭では、巻き上げシャフトの長さを正確に設定し、シャフトを正しく組み立てなければならない。
【0008】
CH453221には、時計のハウジングに配設したスリーブの外壁部と接触する円錐シール面を備えたL字形シール付操作装置が開示されている。このスリーブは、簡単に竜頭をスリーブに配置できるように、円錐状に形成されている。取り付け状態にあるシールは、円錐状シール面が円筒状シール面に合致し、スリーブの全周に接触し、比較的大きな予張力がかかる程度に変形する。支持力をさらに増大させるために、シールは、軸方向内側に向かって広がるように構成してある。
【0009】
この解決方法は、一般に、両方向の封止挙動が異なるが、時計内部への物質の侵入だけを限定的に防止し、時計内の過剰圧力の急速な減少を不可能にする効果がある。
【0010】
CH324259によれば、竜頭の孔とスリーブの外壁との間に、断面がV字状のシールリングが配設してあり、このリングの楔形環状溝には、スプリングによって軸方向に押圧される金属製リングが設けてある。スプリングの圧力によって、V字状シールリングの二本のアームは、半径方向に延び、スリーブおよび竜頭の孔に対して支持力を発生する。
この解決方法でも、時計内部に相当高い過剰圧力が発生することがある。
【0011】
また、CH304789では、どんな場合にも変形し、予張力がかかった状態で環状面に接触するシール・ディスクについて開示している。
このディスクによれば、時計内の過剰圧力を減少させることができるが、巻上げシャフトの軸方向経路には、厳しい限度が設定してある。
さらには、巻上げシャフトの長さを正確に設定する必要もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、以下のような操作手段を提供することである。
周囲環境の圧力が過剰である場合に、良好な封止を行う。
周囲環境の圧力が負圧である場合に、急速に圧力調整を行う。
シャフトの長さを正確に設定したり、シャフトを正しく組み立てたりする必要がない。
シャフトの移動経路が十分に大きい。
ホコリの粒子が封止領域および時計内部に侵入するのを防止する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シールが、基礎領域と回転対称リップを備えるリップ・シールであり、その基礎領域が、シールすべき二つの要素の第一の要素に固定して配設されており、リップが、前記二つの要素の第二の要素のシリンダ・ジャケット形状面領域に接触し、基礎領域から延び、周囲環境の方向に面したリップが、シリンダ・ジャケット形状面領域まで円錐状に延び、予張力がかかった状態で前記領域を接触し、内部空間の圧力が過剰である場合に、内部空間と周囲環境との圧力差を調整する目的で表面領域から離脱し、周囲環境の圧力が過剰である場合に、周囲環境に対して内部空間を封止するように表面領域に対してさらに強く押圧されることを特徴とする。
【0014】
本発明による操作手段には、同心配置したスカート形状のリップが時計の内部空間から周囲環境の方に向くように方向を定めたリップ・シールが設けてあるため、周囲環境の過剰圧力が増大すると、リップが、シリンダ・ジャケット形状表面領域に対してより強く押圧され、その結果、良好な封止が行われる。
【0015】
逆に、時計内が負圧になれば、リップはシリンダ・ジャケット形状表面領域から遠ざかるように押圧され、圧力を急速に減少させるための通路を形成するように変形するという利点がある。
したがって、リップ・シールは、自動弁のような別の変位要素がなくても作動する。
【0016】
また、本明細書に記載した整合状態にあるリップ・シールは、ホコリを退ける働きがあり、ホコリの粒子が封止領域や時計の内部に侵入するのを防止するという利点がある。このため、封止領域は常に清浄な状態となり、水が浸入する恐れがかなり少なくなる。例えば、このようにして別に設けたOリングも、清浄な状態を保ち、特に水に対する封止品質を持続する。
【0017】
本発明の操作手段の実施の態様によれば、封止領域とは、シールの接触面、シールまたは時計と接触する操作手段の一部分の接触面、すなわち、シールの表面領域、および例えばスリーブの内外壁、時計のハウジングのカバーなどの表面領域であるものと理解されたい。
【0018】
Oリングとは逆に、リップ・シールには、非常に重要な別の利点がある。すなわち、Oリングは、製造上の理由から、円周が最も長くなる位置に環状のシームを備えている。寸法が小さいシールについては、時計の場合と同様、表面に著しい凹凸があるという特徴があり、このため、封止品質が大幅に低下する。一方、リップ・シールの場合、封止位置、すなわち、孔の壁部と接触する領域にシームがない。したがって、密閉性が顕著に向上する。
【0019】
本発明による操作手段には、リップ・シールを採用したために、設置が予想されるシャフトの長さを正確に設定したり、シャフトを正確に組み立てたりする必要がなく、また、このシャフトの経路を問題なく大きくすることができるという利点もある。これについては、手動設定シャフト、巻上げシャフトなどの場合と同様である。
【0020】
本発明による別の好ましい実施の態様では、ねじを切った竜頭がさらにOリングを備え、このリングは、カバーのねじ込み時に圧縮される。このため、例えば潜水時に外部の圧力が上昇した場合に、さらに確実な封止ができるという利点がある。ただし本発明による操作手段のリップ・シールの封止特性は、潜水時にカバーをねじ込まなかった場合でも水が浸入しない点で優れている。
【0021】
本発明による操作手段は、ねじ切り竜頭、非ねじ切り竜頭、プッシュピース、補正装置、スイッチなどである。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明実施形態のねじ切り竜頭10について説明する。三つの図、図1−図3に示した部分については、同じ参照番号を付してある。図を明瞭にするために、参照番号は三つの図全体に分散させてある。
【0023】
図1に示すように、ねじ切り竜頭は、基本的に軸11について回転対称であり、一部だけを図示した中央部分または時計のハウジング14に圧入した連続中空スリーブ12を備えている。時計には、図の下部にある内部空間16が画定されてあり、図の上部の周囲環境18に対して密閉されている。
【0024】
スリーブ12は、軸11に対して外側に面した肩部20を具備し、この肩部は、軸11に対して環状になった支持面22であって、ハウジング14に対向する支持面22を備えている。この支持面22と、この支持面に対応する、ハウジング14の支持面24との間には、シール・ディスク26が配置してあり、このディスクは、外周領域に厚手の凸部または環状凸部28を備え、この凸部は、ハウジング14から遠ざかるように延びており、この凸部により、シール・ディスク26の断面はほぼL字形になっている。
【0025】
軸11の右側の支持面22および24を明瞭に示すために、シール・ディスク26は、例外的に軸11の左側部分のみを図1に示してある。
スリーブ12を圧入する、すなわち操作装置10をハウジング14に入れるために、スリーブ12は、シリンダ・ジャケット形状シャンク30を備え、このシャンクは、ハウジング14を貫通する孔32内に締まりばめで固定してある。
【0026】
中空スリーブ12は、内部に複数の段が形成してあり、またハウジング14に近い側には孔34を備えている。この孔34からハウジング14向かう方向へ切り込まれた肩部36が形成させてある。肩部36は軸11に対して半径方向外側に向いている。この肩部から、内部ねじ部38が、別の肩部40まで上向きに延びている。やはり内部ねじ部38から半径方向外側に延びる肩部40からシリンダ・ジャケット形状壁部44が上側に延び、その壁部44で孔42を形成させている。この孔42はハウジング14から遠ざかる方向に延びている。最後に、スリーブ12は、ハウジング14から離れた側45の内側に溝46を備えている。この溝46は、孔42に接する環状支持面48、この環状支持面から延びるシリンダ・ジャケット形状支持面50、および軸11に対して円錐状に延びる支持面52、すなわち軸11に向かって円錐状にテーパがついた支持面52によって形成されている。溝46には、Oリング54が配置してある。このリングは、軸11の右側の溝46および支持面48、50、52を明瞭に示すために、軸11の左側部分のみ示してある。
【0027】
孔42は、スリーブ12のシャンク56の領域に配設してあり、シャンク56は、ハウジング14から外側に突出している。また、シャンク56は、外側にシリンダ・ジャケット形状面58を備え、スリーブの上端部45の領域で、軸11に向いた円錐状に延びている。シャンク56の表面58と、シール・ディスク26の凸部28との間には、ほぼ楔形の環状溝の形状をした小さな逃げ部60が設けてある。
【0028】
スリーブ12には、径が小さいチューブ62が挿入されている。このチューブは、スリーブに対して軸方向に移動可能であり、カバー63に固定されている。径が小さいチューブ62は、外部にシリンダ・ジャケット形状面64を備え、この面で予張力を支え、Oリング54が面の内側65と溝46に収容されている。径が小さいチューブ62の下側で、面64は外部ねじ部66が形成され、その外部ねじ部は内部ねじ部38にはまる。径が小さいチューブ62は、内部にほぼ完全に連続した孔67を備えている。この孔は、下端部直前で、短い六角ソケット68となっている。このソケットは、図からは推定できない。
【0029】
以下の参照番号は、図2に示してある。
カバー63は、径が小さいチューブ62を短いポケット孔70に圧入したヘッド69と、中空円筒状スカート71とを備えている。カバー63をねじ込んだり緩めたりする場合につかみ易いように、外側に長手方向のロットがけ部分72を設けてある。ヘッド69とスカート71の間でカバー63の内部の領域に、Oリング54の環状支持面73が設けてあり、この支持面の一部は、やはり径が小さいチューブ62で形成されている。スカート71は、内側に孔74を備え、この孔は、ヘッド69からハウジング14の方向にそって延び、段75に至る。この段75は、軸11に対して半径方向外側に面した環状支持面76を備え、直径が孔74よりも大きい短い孔77への移行部を形成している。短い孔77は、シリンダ・ジャケット形状壁部、すなわち支持面78を備え、この支持面はハウジング14に面したスカート71の下部、すなわち端部79まで達している。
【0030】
したがって、段75が付いた孔77は、一方の側が開いた内部環状溝または環状自由空間80を形成し、この中にリップ・シール81が配設してある。このリップ・シール81は、自由空間80、孔77、支持面76、78を明瞭に示すために、図2では、例外的に軸11の右側に示していない。
【0031】
リップ・シール81は、回転対称弾性リップ82を備え、このリップは、ハウジングの方向かつに軸11の方向にテーパ状になっており、シリンダ・ジャケット形状面58まで円錐状に延び、この面の上に予張力を与えている。回転対称リップ82、すなわちスカートは、内寸すなわち内径が、ハウジング14に向かう方向で減少し、基本的に、円錐台の内側面を形成するように構成されている。第一の表面領域83と称するこの内側面と、スリーブ12の面58との間には、断面が基本的に楔形で、鋭角85が、例えば10°になっている回転対称自由空間84が形成されている。
【0032】
図1の下部に示した内部空間16は、Oリング54まで延びている。Oリング54、リップ82、スリーブ12、およびカバー63に囲まれるように、中間領域86が設けてある。リップ・シール81の働きについていえば、この中間空間86は、内部空間16に属するものと見ることができる。
【0033】
第一の表面領域83に加えて、リップ・シール81は、第二の回転対称表面領域87を備えている。この第二の表面領域87も、ハウジング14および軸11の方向に連続的にスリーブ12の面58に接近し、基本的には、円錐台の外側面を形成する。したがって、表面領域83と87は、同じ方向、すなわちハウジング14および軸11の方向に向かっている。第二の表面領域87とスリーブ12の面58との間の角88は、90°より小さい角度、例えば45°になっている。その結果、リップ82は、例えば角度35°の環状楔形状に形成されており、面58との接触領域に、先端がほぼ先鋭な縁部領域90を備えている。
【0034】
パッキンと見なしてもよいリップ・シール81は、基礎領域91を備え、第一の短い孔77に圧入したリップ・シール81が、この孔に移動不能に固定されたままになるのに必要な予張力を生成する断面L字形補強リング92が基礎領域に配設されている。回転対称支持面76は、同時に軸止めを形成している。
【0035】
円弧状移行領域93は、スカート71の端部79から半径方向に軸11の方へ延び、その後ハウジング14から離れる方向へ向かう。軸11に接近する際に、移行湾曲部93は、曲線を描いてハウジング14の方向に延び、最終的には第二の面87に一致する。
【0036】
以下の参照番号は、図1と図2を補足する目的で、図3に限って使用する。
カバー63のヘッド69の内側には、圧縮螺旋スプリング95の心だしを行う突起94が設けてある。圧縮螺旋スプリング95は、ピン97のポケット孔96の内部に延びている。このピン96は、ハウジング14に向いている側に、図示していない設定および巻上げシャフトを収容する内部ねじ部98を内側に備え、図1から図3において、軸の左側に一層明瞭に示した六角挿入ビット99を外側に備えている。六角挿入ビット99は、六角ソケット68とかみ合っており、回転しないようにピン97を径が小さいチューブ62に連結しているが、軸方向の相対運動の妨げとはならない。
【0037】
図1中、カバー63は、緩めて引き出した位置、すなわちハウジング14から離れた位置にある状態で示してある。スリーブ12のシャンク56の上部領域にあるカバー63のスカート71に固定してあるリップ・シール81は、前記の竜頭位置で、シリンダ・ジャケット形状面58に接触し、スロット46内に配設してあるOリング54は、径が小さいチューブ62の面64の下部領域に位置している。短い六角ソケット68の上端部が、六角挿入ビット99の上端部に接しているため、カバー63のこの位置で、ピン97および図示していない設定および巻上げシャフトは、ハウジングから引き出された状態になっている。
【0038】
図2においても、カバー63は緩めた位置にある状態で示してあるが、巻上げ位置、すなわち引き出していない位置になっている。また、竜頭のこの位置で、短い六角ソケット68の上端部は、六角挿入ビット99の上端部に接している。すなわち、チューブ62およびピン97は、相対的に図1の場合と同じ位置にある。図2において、リップ・シール81およびOリング54は、それぞれ面58および64の中央領域にある。
【0039】
これとは対照的に、図3では、カバー63を、ねじ込んだ位置にある状態で示してある。外部ねじ部66および内部ねじ部38は、かみ合っており、この場合、肩部40は、外部ねじ部66の参照番号を付していない端部に接し、ねじ込んだカバー63の端部位置を決めている。ピン97の位置は、図示していないが、図2と同じである。一方、短い六角ソケット68の上端部は、すでに六角挿入ビット99の上端部とは接していない。ところが、二つの六角ソケット68と六角挿入ビット99は、依然としてかみ合っており、回転しないようにピン97を、径が小さいチューブ62またはカバー63と連結している。スリーブ12のシャンク56の下部領域にあるスカート71に固定してあるリップ・シール81は、シリンダ・ジャケット形状面58に接触し、Oリング54は、径が小さいチューブ62の面64の下部領域に位置している。カバー63をねじ込んだこの位置で、接触面73は、Oリング54を押圧し、このリングがスリーブ12と径が小さいチューブ62との間を封止する効果を高めている。環状凸部28は、リップ・シール81まで達している。すなわち、この凸部は、リップ82が、径が小さいチューブ62の面58にさらに強く押圧され、これにより、さらに効果的な封止が行われるように、面87を押圧している。同時に小さな逃げ60によりリップ82の先鋭な縁部領域90を収容する狭い空間ができている。このため、リップが変形して不利になることがない。リップ82をねじ込むと、リップ82がさらに強力に閉じ、Oリング54がより強力に圧縮されるので、本発明による操作手段100の封止効果は二倍になる。ただし、リップ・シール81の効果だけで、例えば潜水時の要件を満たすには十分であることを明らかにしておく。例えば、潜水前にカバー63をねじ込めば、厳しい条件下でも、水やホコリが時計の内部空間16にきわめて侵入しにくくすることが可能である。
【0040】
すでに述べたように、本明細書に述べたようにアセンブリの方向を定めたリップ・シール81には、例えば先端が非常に先鋭なスカート状リップ82の支持圧力が、周囲環境の圧力とともに増大するという利点がある。
【0041】
逆に、時計内に過剰圧力が存在すると、リップ82は、面58から離れるように押され、時計の内部空間16の圧力を効果的に解放するように変形する。
【0042】
リップ・シール81が周囲環境に最も近い構成要素であり、ホコリを除去する働きをするので、ホコリの粒子はそれ以上内部空間16の方向に侵入しない。
【0043】
図2に示した角85および88は、必ずしも選択した角度である10°または45°になっている必要はない。楔形自由空間84の角85は、内部に過剰圧力が存在する場合のリップ・シールの開放挙動を左右する。そのため、一般に角85は90°より小さくなっている必要がある。一方、角88は、外部に過剰圧力が存在する場合のリップ・シールの閉鎖および封止挙動を左右する。よって、角88も90°より小さくなっている必要がある。したがってリップ自体の角は、0°から90°の範囲にあり、この場合、このリップの形状は、図1から図3に示した形状に対応している必要はないことを述べておかねばならない。例えば、二つの面、面83および87は、先端が鋭い縁部領域90内に広がらずに、互いに平行に延びていることもある。縁部領域90も、先端を尖らせて形成する必要はなく、リップ・シールの要件次第では、比較的厚くなっていてもよい。ただし、縁部領域90の縁が鋭くなっている場合に、ホコリを退ける働きが、特に良好に発揮される。図1から図3によれば、リップ82は、基本的に縁部領域90でしかスリーブの面58に接触しない。当然ながら、リップ82と面58との間の接触面がかなり広く、シリンダ・ジャケット形状になっている場合もある。
【0044】
図1、図2、および図3によれば、リップ・シール81は、カバー63に固定されている。ところで、一般に、リップ82が、カバー63内部で軸11から離れる方向に円錐状に延びている場合に、リップ・シール81の基礎領域91をスリーブ12内部の外側に設けた溝に固定することも可能である。そのため、図1から図3に進む際、リップ・シール81の断面を垂直軸に対して対称的にする必要があろう。
【0045】
図1から図3に示すように、ホコリのバリアとして働くリップ・シール81または表面領域87を周囲環境に接触して配置する、すなわち、できるだけ操作手段の構成要素すべてが、周囲環境18から遮断され保護されるように、周囲環境18と内部空間16との間に移行部を配設すると有利である。この場合、面58と74との間にある間隙は、リップ・シール81により周囲環境と遮断されているので、図1から図3に示す通り、周囲環境18には属さない。本発明の実施の形態によれば、ホコリの粒子は、間隙、切り欠、およびOリング、ねじ部など、各種構成要素には侵入できない。
【0046】
また、図1から図3の場合とは異なり、リップ82がハウジング14の方には向かず、ハウジング14から遠ざかる方向に向くように配設した構成ももちろん可能である。これについては、図1から図3にわたって、リップ・シール81の断面を水平軸に対して対称にする必要があろう。図1から図3で、Oリング54が配置してある位置にリップ・シール81が設けてある場合は、上記のような構成が有効であると思われる。カバー63の溝80に追加のシールを設けていない場合、周囲環境18は、中間空間86にまで達する。
【0047】
一般に、本実施形態による操作手段の様々な位置にリップ・シールを配設することができるが、その方向がきわめて重要である。これまでにも何度か述べたように、弾性リップの方向は、外部の圧力が時計内部の圧力よりも高くなった場合にリップが閉じ、内部に過剰圧力が存在する場合に開くように定める必要がある。そのためには、一般に、リップがごくわずか変形するだけで十分である。
【0048】
当然ながら、リップ・シールの効果についていえば、複数のリップ・シールを前後に設けてもよい。
【0049】
上記のように、本実施形態による操作手段は、ねじ切り竜頭、非ねじ切り竜頭、プッシュピース、スイッチ、補正装置などである。リップ・シールの利点は、当然ながら竜頭に限定されるものではないため、竜頭10に関する前記の説明で述べた内容は、同様にその他の操作手段にも当てはまる。例えば、プッシュピースや押圧ダイアルは、場合により、竜頭とは異なった構成になっているため、図1から図3に示したリップ・シールとは異なるリップ・シール、すなわち、例えば上記のように、ハウジングから遠ざかる方向を向くように構成したリップ・シールを設ける必要がある。修正例についていえば、リップが下向きでスリーブの孔の壁部に接触している場合、リップ・シールをプランジャに固定するのが有利となる場合もある。
【0050】
作動要素の形式にしたがってどのようにリップ・シールを形成し、配設するかは、個々の場合の最適化に関する問題である。ただし、リップ・シールの整合、すなわち、内部に過剰圧力が存在する場合、内部空間と周囲環境との間で圧力の調整が行われ、周囲環境に過剰圧力が存在する場合、内部空間が周囲環境から遮断されるように弾性リップの整合を行うことが重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ねじ切り竜頭の形をした、本発明による操作手段の実施の形態の軸方向断面図である。
【図2】 ねじ切り竜頭の形をした、本発明による操作手段の実施の形態の軸方向断面図である。
【図3】 ねじ切り竜頭の形をした、本発明による操作手段の実施の形態の軸方向断面図である。
【符号の説明】
10 竜頭
11 軸
12 スリーブ
14 ハウジング
16 内部空間
18 周囲環境
20 肩部
22 支持面
24 支持面
Claims (15)
- ハウジング(14)に固定した第二の要素(12)と、この要素に対して移動可能な操作可能な第一の要素(62、63)と、これらの二つの要素(12、62、63)の間に配設したシール(81)とを備え、前記シールが周囲環境から時計の内部空間(16)を区画する時計用操作手段(10)であって、
前記シール(81)が、基礎領域(91)と回転対称のリップ(82)を備えるリップ・シールであり、前記リップ(82)が二つの回転対称面領域(83、87)を含み、第一の回転対称面領域(83)が時間表示手段の内部空間(16)に面し、第二の回転対称面領域(87)が周囲環境(18)と接触し、かつ前記第二の回転対称面領域(87)が前記基礎領域(91)で湾曲部(93)に接触しており、
前記基礎領域(91)が、前記これら2つの要素(12、62、63)の前記第一の要素(62、63)に固定して配設され、
前記回転対称リップ(82)が、前記2つの要素(12、62、63)の前記第二の要素(12)のシリンダ・ジャケット形状面領域(58)に予張力を与えて接触し、
前記湾曲部(93)は、最初に前記ハウジング(14)から離れる方向へ向い、そして、曲線を描いて前記時計用操作手段(10)の軸(11)に接近するにしたがって前記ハウジング(14)の方向に延び、最終的に前記第二の回転対称面領域(87)で一緒になり、
前記基礎領域(91)が、前記第一の要素(62、63)内に固定して配設してあり、ハウジングに固定した前記第二の要素(12)の外側に、前記シリンダ・ジャケット形状面領域(58)が設けられ、
内部空間の圧力が過剰である場合に、前記内部空間(16)と前記周囲環境(18)との圧力差を調整する目的で前記シリンダ・ジャケット形状面領域(58)から前記リップ(82)を離し、
前記周囲環境の圧力が過剰である場合に、前記周囲環境に対して前記内部空間(16)を封止するように前記ジャケット形状面領域(58)に対してさらに強く前記リップ(82)を押圧することを特徴とする操作手段。 - 前記基礎領域(91)から延び、前記内部空間(16)の方向に面した前記第一の回転対称面領域(83)が、基本的にシリンダ・ジャケット形状面領域(58)まで円錐状に延び、前記第一の回転対称面領域(83)と前記シリンダ・ジャケット形状面領域(58)との間に、基本的に断面が楔形に形成され、前記リップ(82)により前記周囲環境(18)と区画された回転対称の自由空間(84)を形成させ、および前記基礎領域(91)から延び、前記周囲環境(18)の方向に面した前記第二の回転対称面領域(87)が、基本的に前記シリンダ・ジャケット形状面領域(58)まで円錐状に延びていることを特徴とする請求項1に記載の操作手段。
- 前記第1と第2の回転対称面領域(83、87)が前記シリンダ・ジャケット形状面領域(58)に向かって接近し、基本的に先端が尖ったリップ縁部(90)で一致していることを特徴とする請求項2に記載の操作手段。
- 前記二つの回転対称面領域が互いに平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作手段。
- 前記リップシール(81)の前記基礎領域(91)に補強要素(92)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の操作手段。
- 前記補強要素(92)が、前記リップ・シール(81)によって完全に閉鎖されている金属製リングであることを特徴とする請求項5に記載の操作手段。
- 前記操作手段(10)が竜頭であることを特徴とする請求項1に記載の操作手段。
- ねじ込み可能な竜頭であることを特徴とする請求項7に記載の操作手段(10)。
- 前記第一の要素(62、63)が竜頭カバー(63)であり、ハウジングに固定した前記第二の要素(12)が、時計の前記ハウジング(14)に固定するために設けられて、少なくとも部分的に前記竜頭カバー(63)によって取り囲まれているスリーブであることを特徴とする請求項7または8に記載の操作手段。
- 操作手段がプッシュピースであることを特徴とする請求項1に記載の操作手段。
- 操作手段が補正装置であることを特徴とする請求項1に記載の操作手段。
- 追加のシール(54)を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作手段(10)。
- 前記追加のシール(54)が前記リップ・シール(81)の内部空間側に配設されて、前記追加のシールと前記リップ・シール(81)との間、または前記周囲環境(18)と前記内部空間(16)との間に中間空間(86)を形成させていることを特徴とする請求項12に記載の操作手段。
- 前記追加のシール(54)が、Oリングであることを特徴とする請求項13に記載の操作手段。
- 請求項1乃至14のいずれか一項に記載の操作手段を備える時計。
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