JP2020148207A - バルブコア - Google Patents

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【課題】従来より製造コストを抑えることが可能なバルブコアを提供する。【解決手段】本発明のバルブコア10では、第1筒体20のうち嵌合筒部21の下端に、内側へ突出した環状突条24が形成されている。また、第2筒体30の嵌合筒部31は、外径が第1筒体20の環状突条24の内径より小さい円筒体を3つに縦割りしてなる3つの弾性部32から構成されている。これら第1筒体20の環状突条24と第2筒体30の弾性部32とからスナップフィット部12が構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、弁体を有するシャフトが筒体を貫通しているバルブコアに関する。
従来、この種のバルブコアとして、外側面にねじ部を有する第1筒体と、外側面にシール部が取り付けられている第2筒体とを回転可能に連結して備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−340206号(図6)
しかしながら、上記した従来のバルブコアでは、第1筒体と第2筒体とがカシメにより連結されており、そのカシメ作業に手間がかかり、製造コストが高くなるという問題があった。このため、従来よりも製造コストを抑えることが可能なバルブコアの開発が求められている。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、外側面にねじ部(23)を有する第1筒体(20)と、外側面にシール部材(36)が取り付けられている第2筒体(30)と、前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とに設けられ、互いに回転可能に嵌合する内側及び外側の嵌合筒部(21,31)と、前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とを貫通し、弁体(41)を有するシャフト(40)と、を備えるバルブコア(10)であって、前記嵌合筒部(21,31)同士を抜け止めするスナップフィット部(12)を備えるバルブコア(10)である。
請求項2の発明は、前記スナップフィット部(12)は、前記内側の嵌合筒部(21,31)に設けられ、前記嵌合筒部(21,31)同士が嵌合する過程で、内側へ弾性変形してから弾性復帰する弾性部(32)を有し、前記シャフト(40)により、前記弾性部(32)の内側への弾性変形が規制される請求項1に記載のバルブコア(10)である。
請求項3の発明は、前記弾性部(32)は、前記シャフト(40)を芯出しする請求項2に記載のバルブコア(10)である。
請求項4の発明は、前記スナップフィット部(12)は、前記内側の嵌合筒部(21,31)を縦割りに分割してなる複数の前記弾性部(32)と、前記弾性部(32)に形成され、外側に突出する突部(33)と、前記外側の嵌合筒部(31,21)に設けられ、前記突部(33)と凹凸係合する係合部(24)と、を有する請求項2又は3に記載のバルブコア(10)である。
請求項5の発明は、前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とのうち前記内側の嵌合筒部(21,31)を有する一方の筒体(20,30)には、他方の筒体(30,20)の先端に当接可能な当接部(34)を有し、前記当接部(34)と前記突部(33)との間の距離は、前記係合部(24)の縦方向の長さよりも大きい請求項4に記載のバルブコア(10)である。
請求項6の発明は、前記第2筒体(30)が前記内側の嵌合筒部(31)を有し、前記第1筒体(20)が前記外側の嵌合筒部(21)を有する請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載のバルブコア(10)である。
請求項7の発明は、前記第1筒体(20)には、前記第2筒体(30)の前記シール部材(36)の端面に当接し、前記シール部材(36)の軸方向の移動を規制する規制面(20K)が形成されている請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載のバルブコア(10)である。
請求項8の発明は、前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とのうち前記内側の嵌合筒部(21,31)を有する一方の筒体(20,30)は、絶縁体により形成され、他方の筒体(30,20)と前記シャフト(40)とは、金属で形成され、前記一方の筒体(20,30)によって互いに絶縁されている請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載のバルブコア(10)である。
本開示のバルブコア(40)によれば、第1筒体(20)と第2筒体(30)とがスナップフィットにより連結されるため、カシメ作業を廃止し、バルブコア(10)の製造コストを抑えることができる。
本開示のバルブコアが収容されているバルブステムの側断面図 バルブコアの側断面図 バルブコアの分解斜視図 バルブコアの拡大側断面図 変形例に係るバルブコアの側断面図 変形例に係る第1筒体及び第2筒体の側断面図 変形例に係るバルブコアの側断面図 変形例に係る第1筒体及び第2筒体の側断面図 (A)変形例に係る第1筒体の斜視図、(B)変形例に係る第1筒体及び第2筒体の側断面図
以下、本開示のバルブコア10の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1には、バルブコア10を収容したバルブステム50が示されている。バルブステム50は、タイヤ(図示せず)から延びた筒状をなし、その内側がタイヤの内部空間に連通するコア装着孔55になっている。また、コア装着孔55の開口寄り位置には雌螺子部52が形成され、その奥側には雌螺子部52から離れるに従って徐々に縮径する縮径部53が備えられている。また、バルブステム50の外周面には、図示しないキャップを螺合装着するための雄螺子部54が形成されている。
同図に示すように、バルブコア10は、バルブステム50におけるコア装着孔55の雌螺子部52に螺合装着されている。図2に示されるバルブコア10は、第1筒体20と、第1筒体20と同軸上に配された第2筒体30と、第1及び第2の筒体20,30を貫通するシャフト40と、シャフト40の外側に配される圧縮コイルバネ49と、を備えている。以降、バルブコア10の軸方向のうち、第1筒体20が配置されている側を上側、第2筒体30が配されている側を下側、という。
シャフト40は、黄銅等の導体からなるシャフト本体部40Aの上端部にバネ係止部45を備える一方、下端部に弁体41を備えている。バネ係止部45は、シャフト本体部40Aから側方に突出した鍔状をなしている。
弁体41は、上から、シャフト本体部40Aから徐々に拡径したテーパー部41Tと、そのテーパー部41Tの大径側端部から延設された円柱部41Aと、円柱部41Aとの間に間隔を空けて配され、円柱部41Aよりも大径の円板部41Bと、を並べて有し、円柱部41Aと円板部41Bとの間にはシール部材42が取り付けられている。シール部材42は、例えば、ゴムやエラストマーといった絶縁性の弾性部材からなり、扁平な円柱体の中心にシャフト本体部40Aに挿通される貫通孔42Aが形成されてなる。
第1筒体20は、金属製であり、図3に示すように、円筒状の嵌合筒部21と、嵌合筒部21が上端における180度離れた2位置から上方に延長された1対の延長部22と、を有している。嵌合筒部21の上部と延長部22との外側面には、雄螺子部23が形成されている。なお、嵌合筒部21の下部の外径は、雄螺子部23の谷径より僅かに小さくなっている(図2参照)。
図2に示すように、第1筒体20のうち嵌合筒部21の下端には、内側へ突出した環状突条24(特許請求の範囲中の「係合部」に相当する)が形成されている。環状突条24の下端部における内縁角部は丸みを帯びた形状になるように面取り加工されている。また、環状突条24の上面24Aは、水平に延びている。
次に、第2筒体30は、絶縁性の樹脂からなり、ベース部35と、ベース部35から上方に起立する嵌合筒部31と、を有している。ベース部35は、外径が嵌合筒部31より段付き状に大きくなっていて、嵌合筒部31との間に段差面34を有している。嵌合筒部31と段差面34との間は、丸みを帯びて滑らかに連絡している一方、ベース部35と段差面34との間は角張っている。
ベース部35の外側面は、上端から下方へ均一に延びた円筒面35Aと、円筒面35Aの下端から徐々に縮径したテーパー面35Bと、を有し、ベース部35の外側面の下端には、外方へ突出した突出部35Cが全周に亘って形成されている。突出部35Cは、円筒面35Aよりも僅かに外径が大きく、上端面は水平に延びている。そして、ベース部35の外側面には、円筒面35Aとテーパー面35Bとを覆うシール部材36が取り付けられている。シール部材36は、例えばテフロン(登録商標)製の筒体で、突出部35Cによって下方への抜け止めがされている。シール部材36は、上端面が段差面34と略面一になっていて、外径が第1筒体20の嵌合筒部21の下部の外径よりも大きくなっている。このシール部材36によりバルブコア10とコア装着孔55の内面との間がシールされる。
図2及び図3に示すように、第2筒体30の嵌合筒部31は、外径が第1筒体20の環状突条24の内径より小さい円筒体を3つに縦割りしてなる3つの弾性部32から構成されている。各弾性部32は、径方向に弾性変形可能であり、上端に、外方へ突出した突部33を有している。突部33全体の外径は、第1筒体20の環状突条24の内径よりも大きく、第1筒体20の嵌合筒部21の内径よりも僅かに小さくなっている。図4に示すように、突部33は、水平に延びた下面33Aと、下面33Aの外縁から鉛直上方に延びた鉛直面33Bと、鉛直面33Bの上端から先窄みに傾斜したテーパー面33Cと、テーパー面33Cの上端から水平に延びた上面33Dと、を有している。
第2筒体30の内面は、全体的に、内部空間が下方へ向かうにつれて広がるように拡径している。詳細には、突部33の上面33Dの内縁から鉛直下方へ延びる第1面30Aと、第1面30Aの下端から拡径するように傾斜して延びた第2面30Bと、第2面30Bの下端から鉛直に延びた第3面30Cと、第3面30Cの下端から拡径するように傾斜して延びた第4面30Dと、第4面30Dの下端から鉛直に延びた第5面30Eと、第5面30Eの下端から拡径するように傾斜して延びた第6面30Fと、を有している。第2筒体30のうち第6面30Fの内側がバルブコア10の弁口11になっている。
第1筒体20と第2筒体30とは、以下のようにして互いに回転可能に接続されている。即ち、図2に示すように、第1筒体20の嵌合筒部21の内側に第2筒体30の嵌合筒部31が嵌合し、第1筒体20の下端面20Kと第2筒体30の段差面34とが対向する一方、第1筒体20の環状突条24の上面24Aと、第2筒体30における弾性部32の突部33の下面33Aとが対向することで抜け止めされている。これら環状突条24と弾性部32とによって本実施形態のスナップフィット部12が構成されている。また、同図に示すように、第1筒体20の下端面20Kが第2筒体30の段差面34に当接すると、第1筒体20の下端面20Kはシール部材36の上端面にも当接し、シール部材36を抜け止めする。つまり、第1筒体20の下端面20Kは、シール部材36の上下方向の移動を規制する「規制面」となっている。
シャフト40は、バネ係止部45が第1筒体20側に位置し、かつ、弁体41が第2筒体30側に位置するようにして、第1筒体20と第2筒体30とを貫通している。そして、圧縮コイルバネ49は、バネ係止部45と第2筒体30の突部33の上面33Dとの間で圧縮された状態になってシャフト本体部40Aに挿通されている。この圧縮コイルバネ49の弾発力によって、弁体41が弁口11を閉塞するように付勢される。なお、シャフト40が下方に移動すると、弁口11と弁体41との間に隙間が形成され、タイヤ内の空気圧を調整することができる。
図4に示すように、第2筒体30の弾性部32の上端部の内径(図4中のA)と、シャフト40のシャフト本体部40Aの外径(図4中のB)と、の差は、第2筒体30の弾性部32の突部33の外径(図4中のC)と、第1筒体20の環状突条24の内径(図4中のD)と、の差よりも小さい。換言すれば、第2筒体30の第1面30Aとシャフト40のシャフト本体部40Aとの間の隙間は、第2筒体30の突部33の下面33Aと、第1筒体20の環状突条24の上面24Aと、が重なり合う幅(かかり代)よりも小さい。これにより、弾性部32が、環状突条24との係合が解除されるまで内側に弾性変形することがシャフト40により規制され、シャフト40に挿通されている状態では、第1筒体20と第2筒体30とが分離することが防がれる。また、シャフト40は弾性部32の上端部(30A内)とベース部35の中央部(30E内)とにより芯出しされる。
また、同図に示すように、環状突条24の上下方向の長さは、弾性部32の突部33の下面33Aと段差面34との間の距離よりも小さいので、この範囲内で第1筒体20と第2筒体30とは直動可能になっている。
本実施形態のバルブコア10の構成に関する説明は以上である。バルブコア10は、以下のようにしてコア装着孔55に組み付けられる。即ち、バルブコア10は、第2筒体30側からコア装着孔55に挿入された状態で回転操作される。すると、バルブコア10の雄螺子部23とコア装着孔55の雌螺子部52との螺合によりバルブコア10がコア装着孔55の奥側に移動し、やがて図1に示すように第2筒体30のシール部材36がコア装着孔55の縮径部53に当接して第2筒体30の回転が止まる。この状態で、バルブコア10を回転操作すると第1筒体20のみが回転してバルブコア10全体がコア装着孔55の奥側に進み、シール部材36が第2筒体30とコア装着孔55の縮径部53との間で押し潰された状態になり、かつ、第1筒体20の下端面20Kが第2筒体30の段差面34に当接して、それ以上は奥側に進まなくなり、バルブコア10のコア装着孔55に対する取り付けが完了する。このとき、第2筒体30のシール部材36がコア装着孔55に当接した状態で第1筒体20のみが回転操作されるので、螺合装着時におけるシール部材36の破損が防がれる
バルブコア10が取り付けられたコア装着孔55は、そのバルブコア10によって通常は閉塞されている。そして、コア装着孔55の上端側からタイヤ内より高い圧力のエアーが付与されると、バルブコア10が開弁してタイヤにエアーが供給される。また、シャフト40を押し下げることでもバルブコア10が開弁して、タイヤの空気を抜くことができる。
ところで、バルブコア10は、以下のように製造される。まず、第1筒体20と第2筒体30とが、環状突条24と突部33とが対向するように同軸上に配置される。そのまま第2筒体30を第1筒体20側に移動させ、突部33のテーパー面33Cが環状突条24に押し付けられると、弾性部32が内側に弾性変形して、第1筒体20の嵌合筒部21の内側に第2筒体30の嵌合筒部31が嵌合し始める。そして、突部33が環状突条24を通過すると、弾性部32が弾性復帰して、第1筒体20と第2筒体30とが係合する。つまり、第1筒体20と第2筒体30とが、スナップフィットにより連結される。
この状態で、シャフト40のシャフト本体部40Aが第2筒体30側から挿入される。そして、圧縮変形した状態に保持されている圧縮コイルバネ49の内側にシャフト本体部40Aが挿通され、シャフト本体部40Aの先端部がダイ(図示せず)に押し付けられてバネ係止部45が成形される。以上により、バルブコア10の組み付けが完了する。
上記したように本実施形態のバルブコア10によれば、第1筒体20と第2筒体30とがスナップフィットにより連結しており、従来のカシメ作業が廃止されたので、製造コストを抑えることができる。また、弾性部32を有する第2筒体30を樹脂製にすることで、第1筒体20と第2筒体30との両方を金属製にするよりも製造コストをさらに抑えることができる。また、バルブステム50に螺合する第1筒体20を金属製とすることで軸力が安定する。
さらに、シャフト40が樹脂製の第2筒体30により芯出しされ、金属製の第1筒体20とは当接しないようになっているので、伝導性のバルブステム50とシャフト40とを電気的に切断された構成とすることができる。これにより、バルブコア10を電路として効率的に活用することができる。
また、シール部材36が第2筒体30の上面(段差面34)から露出しているので、シール部材36の装着時には、シール部材36を無理に変形させることなく第2筒体30に対して上方から押し込んで入れることができ、シール部材36の取り付けが容易になる。また、シール部材36が第1筒体20の下端面20Kに当接可能なので、シール部材36が第2筒体30の上面から露出していても、シール部材36が抜け止めされる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第2筒体30が樹脂製であったが、セラミック等の絶縁体製であってもよいし、金属等の導電体製であってもよい。なお、「樹脂」には、硬質ゴムも含まれる。
(2)図5に示すように、第1筒体20の1対の延長部22の上端同士がブリッジ25により架橋され、そのブリッジ25の中央に、シャフト40が挿通する孔26が形成された構成であってもよい。
(3)図6に示すように、第1筒体20に、環状突条24ではなく、係合孔27が貫通形成されていて、この係合孔27に、第2筒体30の弾性部32の突部33が係合する構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、嵌合筒部21,31のうち内側に配されるのが、第2筒体30の嵌合筒部31であったが、図7に示すように、第1筒体20の嵌合筒部21であってもよい。この場合、第1筒体20を絶縁性とし、第2筒体30を導電性とすると、バルブステム50とシャフト40とを電気的に切断された構成とすることができる。
(5)上記実施形態では、第1筒体20が導電性であり、第2筒体30が絶縁性であったが、逆であってもよいし、両方が導電性であってもよいし、両方が絶縁性であってもよい。
(6)上記実施形態では、スナップフィット部12のうち弾性変形する側が第2筒体30であったが、図8に示すように第1筒体20であってもよい。
(7)図9に示すように、弾性変形する弾性部28が、上下方向の途中位置に配されていてもよい。
(8)図7に示すように、シール部材36が第2筒体30により抜け止めされる構成であってもよい。
(9)弾性部が、内側の嵌合筒部に配されてもよいし、外側の嵌合筒部に配されてもよい。
10 バルブコア
11 弁口
12 スナップフィット部
20 第1筒体
21 嵌合筒部
24 環状突条(係合部)
30 第2筒体
31 嵌合筒部
32 弾性部
36 シール部材
40 シャフト
50 バルブステム

Claims (8)

  1. 外側面にねじ部(23)を有する第1筒体(20)と、
    外側面にシール部材(36)が取り付けられている第2筒体(30)と、
    前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とに設けられ、互いに回転可能に嵌合する内側及び外側の嵌合筒部(21,31)と、
    前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とを貫通し、弁体(41)を有するシャフト(40)と、を備えるバルブコア(10)であって、
    前記嵌合筒部(21,31)同士を抜け止めするスナップフィット部(12)を備えるバルブコア(10)。
  2. 前記スナップフィット部(12)は、前記内側の嵌合筒部(21,31)に設けられ、前記嵌合筒部(21,31)同士が嵌合する過程で、内側へ弾性変形してから弾性復帰する弾性部(32)を有し、
    前記シャフト(40)により、前記弾性部(32)の内側への弾性変形が規制される請求項1に記載のバルブコア(10)。
  3. 前記弾性部(32)は、前記シャフト(40)を芯出しする請求項2に記載のバルブコア(10)。
  4. 前記スナップフィット部(12)は、
    前記内側の嵌合筒部(21,31)を縦割りに分割してなる複数の前記弾性部(32)と、
    前記弾性部(32)に形成され、外側に突出する突部(33)と、
    前記外側の嵌合筒部(31,21)に設けられ、前記突部(33)と凹凸係合する係合部(24)と、を有する請求項2又は3に記載のバルブコア(10)。
  5. 前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とのうち前記内側の嵌合筒部(21,31)を有する一方の筒体(20,30)には、他方の筒体(30,20)の先端に当接可能な当接部(34)を有し、
    前記当接部(34)と前記突部(33)との間の距離は、前記係合部(24)の縦方向の長さよりも大きい請求項4に記載のバルブコア(10)。
  6. 前記第2筒体(30)が前記内側の嵌合筒部(31)を有し、前記第1筒体(20)が前記外側の嵌合筒部(21)を有する請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載のバルブコア(10)。
  7. 前記第1筒体(20)には、前記第2筒体(30)の前記シール部材(36)の端面に当接し、前記シール部材(36)の軸方向の移動を規制する規制面(20K)が形成されている請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載のバルブコア(10)。
  8. 前記第1筒体(20)と前記第2筒体(30)とのうち前記内側の嵌合筒部(21,31)を有する一方の筒体(20,30)は、絶縁体により形成され、
    他方の筒体(30,20)と前記シャフト(40)とは、金属で形成され、前記一方の筒体(20,30)によって互いに絶縁されている請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載のバルブコア(10)。
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