JP2019086514A - 時計安全バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】締める/弛める動作をする過程でバルブヘッドを容易に扱うことが可能なバルブを提供する。【解決手段】潜水時計用の安全バルブ1aは、時計のケース内に固定されるチューブ3a、カバー4、およびチューブ3aに対して様々な軸沿い位置に配置させる軸沿いスカート5とを備えているバルブヘッド2aと、チューブ3a内に設けられた流体管の内部に構成されたバルブヘッド2aから離れている圧力制御モジュール6aおよびバルブヘッド2aおよびチューブ3aに画成された摺動式軸方向案内要素15であって、様々な軸沿い位置でチューブ3aに対するバルブヘッド2aの動きを制御することに加担する、案内要素15を備え、安全バルブ1aは、バルブヘッド2aとチューブ3aとの接続が離れるのを防止する阻止要素12aを備え、阻止要素12aは、チューブ3aの外壁または内壁18a、18bおよびバルブヘッド2aに含まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、時計、特に腕時計、さらに詳細には、潜水を意図した腕時計用の安全バルブに関する。本発明は、上記バルブを備えている時計にも関する。
一部の潜水時計には、ダイバーがヘリウムおよび酸素を含む混合気を吸入する飽和潜水と呼ばれる潜水中に時計ケースに進入したヘリウムを除去するためのヘリウムバルブがある。これによってダイバーは、水面下のベルまたはステーションの内部に数日間残ることが可能になる。この期間の間、ヘリウムが時計に進入することがある。そのようなバルブがなければ、ヘリウムの進入によって内部圧力が過剰になることで、減圧段階のときに時計に損傷が起こることがあり、例えば外れたり割れたりしたガラス蓋が紛失することがある。
先行技術では、手動のヘリウムバルブが知られ、このバルブは、中央部に押し込まれるかねじ締めされたチューブにねじ締めされた竜頭のようなバルブヘッドなどのシーリング部材を単純に締める/弛めることで動作する。このようなバルブは通常、バルブヘッドに接続しているピストンを備え、このピストンは、時計ケース内部の圧力を制御するようにバネと協働することによってシーリングガスケットに圧力をかけることができる。
しかしながら、このような手動バルブの主な欠点の1つは、これらのバルブが開口構成にあってバルブヘッドが弛んでいるときに、時計ケースのシールが変化する可能性があるということである。実際、そのような構成では、衝撃によって生じることがある径方向または略径方向の力がバルブヘッドに印加されると直ちに、その影響でピストンのずれが生じ、ピストンがシーリングガスケットにかけている圧力が低下し、それによって時計ケースのシールが損なわれる。
本発明の目的は、ピストンがバルブヘッドから離れているがバルブヘッドをチューブに接続できる手段を設け、締める/弛める動作をする過程でこのようなバルブヘッドを容易に扱うことが可能なバルブを提供することによって、先行技術の欠点を克服することである。
そのために、本発明は、時計、特に潜水時計用の安全バルブであって、前記バルブが開構成にあるときに前記時計のケース内部と流体連通できるように構成された排出チャネルを備えて、余分な流体、特にガス状流体を排出する安全バルブにおいて、前記バルブは、
− 時計のケース内に固定されるように意図されたチューブ;
− カバーと、前記チューブに対して様々な軸沿い位置に配置させることができる軸沿いスカートとを備えているバルブヘッド;
− チューブ内に設けられた流体管の内部に構成されたバルブヘッドから離れている圧力制御モジュール;
− バルブヘッドおよびチューブに画成された摺動式軸方向の案内要素であって、様々な軸沿い位置でチューブに対するバルブヘッドの動きを制御することに加担する、案内要素
を備え、
前記安全バルブは、バルブヘッドと前記チューブとの接続が離れるのを防止する阻止要素を備え、前記阻止要素は、チューブの内壁または外壁およびバルブヘッドに含まれる、
安全バルブに関する。
これらの特徴があることにより、バルブヘッドに対する径方向または略径方向の力の印加に関連する作用が特になくなるため、バルブのシールおよびそれに伴い時計ケースのシールが損なわれる危険性がなくなる。
その他の実施形態では、
− 阻止要素は、前記チューブの流体管の内壁に含まれる停止部と、バルブヘッドがチューブに対して動くときに前記停止部と協働するように、特にバルブヘッドと前記チューブとの接続が離れるのを防止するように設けられた、バルブヘッドの行程を制御する部材とを備え、
− バルブヘッドの行程を制御する部材は、バルブヘッドの中央接続要素の内壁に機械的に接続することによってバルブヘッドの本体に追加される要素であり;
− 停止部は、前記チューブの流体管の内壁と一体に形成され;
− 阻止要素は、チューブの外壁およびバルブヘッドの軸沿いスカートに含まれ;
− 阻止要素は、バルブヘッドがチューブから離れるのを防止するように共に協働できる、少なくとも1つの弾性固定要素および少なくとも1つの第1の対応する引っ掛け領域を備え;
− 前記少なくとも1つの弾性固定要素は、前記第1の引っ掛け領域がチューブの外壁に含まれている場合、軸沿いスカートに画成された相補形のチャンバに含まれ;
− 前記少なくとも1つの弾性固定要素は、前記第1の引っ掛け領域が軸沿いスカートに含まれている場合、チューブの外壁に画成された相補形のチャンバに含まれ;
− 軸方向の案内要素は、バルブヘッドのカバーに含まれる中央接続要素の外壁と、チューブの流体管の内壁、特にこの管の上区画とのそれぞれに完全にまたは部分的に画成された、第1の案内領域および第2の案内領域を備え、;
− 第1の案内領域および第2の案内領域は、前記バルブが開構成または閉構成になるように摺動することによって共に協働でき;
− 流体管は、安全バルブが開構成または閉構成にあるときにバルブヘッドをチューブにロックする要素を備え;
− バルブは、チューブの内壁に含まれる肩部とバルブヘッドの行程を制御する部材との間に配置された弾性戻り要素を備え;
− 圧力制御モジュールは、ピストンおよび弾性部材を備え、前記ピストンは、チューブの流体管の内部に収容され、弾性部材は、ピストンと協働するように前記流体管内に配置され、前記ピストンは、ケース内部の圧力変化に応答して軸方向に動くように構成され;
− 圧力制御モジュールは、第1の固定要素と第2の固定要素との間で流体管内に位置しているシーリング要素を備え、前記シーリング要素は、膜を含み、該膜は、ガスに対して透過性で、前記内圧が閾値を超えたときにケースの内部から外部への流体連通を達成し、ケース外部からケース内部に流れる液体に対して不透過性であるように構成され;
− バルブは、バルブヘッドのチューブに対する軸沿い位置、特にこのバルブヘッドの第1の軸沿い位置または第2の軸沿い位置を示す視覚表示器を備えている。
本発明は、このような安全バルブを備えている時計も提供する。
本発明のその他の特徴および利点は、単なる非限定的な例として挙げ、添付の図面を参照して記載している本発明の実施形態を読めば明らかになるであろう。
閉構成にある時計ケースの中央部に取り付け可能で、ピストンを有する圧力制御モジュールを備えている、本発明の第1の実施形態による安全バルブの半断面図である。 図1とほぼ同じ図であり、本発明の第1の実施形態による安全バルブが開構成にある図である。 閉構成にある時計ケースの中央部に取り付け可能で、ピストンを有する圧力制御モジュールを備えている、本発明の第2の実施形態による安全バルブの断面図である。 図3とほぼ同じ図であり、本発明の第2の実施形態による安全バルブが開構成にある図である。 閉構成にある時計ケースの中央部に取り付け可能で、膜を含むシーリング要素を有する圧力制御モジュールを備えている、本発明の第3の実施形態による安全バルブの半断面図である。 図5とほぼ同じ図であり、本発明の第3の実施形態による安全バルブが開構成にある図である。 図4に示した安全バルブの断面図であり、流体が中を通って排出チャネルを流れている、本発明の第3の実施形態による図である。 このような安全バルブを備えている時計を示す図である。
本発明は、図8に示した時計22のケース内に存在する余分な流体F、好ましくはヘリウムなどのガス状流体を排出させるバルブに関する。そのようなバルブは、時計22、特に潜水時計用のヘリウムバルブあるいは安全バルブとも呼ばれる。このバルブは、図面には一般参照符号1a、1b、1cを用いて表記されている。
図1〜図7に示した安全バルブ1a〜1cの3つの実施形態では、このバルブ1a〜1cは、時計ケースの中央部20にねじ締めするか押し込むことによってこのケースに固定するように意図されたチューブ3a、3b、3cを備えている。このチューブ3a〜3cが中央部にねじ締めされる場合、チューブは、この中央部20に含まれる下部に画成されたねじ切り領域21を有する。このチューブ3a〜3cは、その中央部分に、溝が設けられた隆起部を有し、この溝にOリング23が収容され、中央部20の近辺でシールを実現する。図示した例では、チューブ3a〜3cの端は、中央部20の上に出ている部分であり、この部分はバルブヘッド2a、2b、2cで覆われるように設計されている。当然ながら、一変形例によれば、チューブ3a〜3cは中央部20に埋め込まれてもよい。
図1〜図4および図7に示した安全バルブ1a、1bの第1の実施形態および第2の実施形態では、チューブ3a、3bは流体管10を含んでいる。この流体管10には、この管10の上区画13aを下区画13bから仕切る内段部24が設けられ、下区画13bは、ケース内部に接続するチャネルを有する。この段部24は、チューブ3a、3bの内壁18bと一体に形成されることに注意されたい。一変形例では、このような段部24は、追加した部品であってもよい。
バルブ1a〜1cの様々な実施形態では、バルブヘッド2a〜2cは、全体的に筒状の本体を有する。このバルブヘッド2a〜2cは、このバルブヘッド2a〜2cの回転軸A周りに回転対称であるカバー4および軸沿いスカート5を含んでいる。このカバー4および軸沿いスカート5は、バルブヘッド2a〜2cにキャビティ25を画成する。
このバルブヘッド2a〜2cでは、カバー4は中央接続要素16を有し、中央接続要素16は、このキャビティ25内を軸Aの方向に軸沿いに延びることによってこのカバー4の内面から突出している。したがって、この構成では、このような中央接続要素16は、カバー4にしっかりと接続し、好ましくは軸Aに垂直に横に広がる円形部分を有する。バルブ1a、1cの第1の実施形態および第3の実施形態に関連する図1、図2、図5および図6では、この中央接続要素16は、バルブヘッド2a、2c内にこのバルブヘッド2a、2cの行程を制御する部材17bを組み立てるように設計した中空筒状の形状であることにより、中央円筒部を形成できる。このような制御部材17bは、このバルブヘッド2a、2cの本体に追加される要素である。この制御部材17bは、制御部材の一方の端部近辺に、例えばねじ締めによって中央接続要素16の内壁19aに機械的に接続される。第2の実施形態に関連する図3、図4および図7では、中央接続要素16は、チューブ2bの上区画13aへの挿入が容易になるように、端部が先細り形状であることに注意されたい。
安全バルブ1a〜1cは、この安全バルブ1a〜1cに対してシールを実現するように、バルブヘッド2a〜2cの軸沿いスカート5とチューブ3a〜3cとの間に介在するシーリングガスケット26も備えている。この情況では、このシーリングガスケット26はOリングである。この安全バルブ1a、1cの第1の実施形態および第3の実施形態に関連する図1、図2、図5および図6では、このシーリングガスケット26は、バルブヘッド2a、2cの軸沿いスカート5の内壁に当接して位置しているスペーサ29と保持リング28との間で軸方向に保持される。この環状保持リング28は、これに合致する形状の溝42に例えば押し込むことによって固定され、溝42は、チューブ3a、3cの外壁18aに対向している軸沿いスカート5の底部に位置している。一変形例によれば、スペーサ29および/または保持リング28は、軸沿いスカート5と一体に形成されてよい。安全バルブ2bの第2の実施形態に関連する図3、図4および図7では、このようなシーリングガスケット26は、軸沿いスカート5に作られた円形肩部40と環状保持リング28との間に配置される。
これらの様々な実施形態では、安全バルブ1a〜1cが図1、図3および図5に示したような閉構成にあるとき、シーリングガスケット26は、それによってシーリング特性ができる限り良好になるようにチューブ3a〜3cの隆起部30によって過度に圧縮される。
このバルブ1a〜1cでは、バルブヘッド2a〜2cは、第1の軸沿い位置および第2の軸沿い位置に構成され得る。さらに詳細には、図1、図3および図5に示した第1の軸沿い位置では、バルブ1a〜1cは、そのとき閉構成にあり、流体Fが安全バルブ1a〜1cに一切流れないように、バルブヘッド2a〜2cはチューブ3a〜3cの流体管10を密閉している状態である。図2、図4および図6に示した第2の軸沿い位置では、バルブ1a〜1cは開構成にあり、バルブヘッド2a〜2cは、この流体管10を閉塞しなくなっている状態である。
安全バルブ1a〜1cは、チューブ3a〜3cに対するバルブヘッド2a〜2cの軸方向の動きを制御してこのヘッド2a〜2cを軸沿い位置のいずれかに構成するように、軸沿いの案内要素15も備えている。これらの案内要素15は、第1の案内領域および第2の案内領域11a、11bを有し、この領域11a、11bはそれぞれ、バルブヘッド2a〜2cのカバー4に含まれる中央接続要素16の外壁19b、およびチューブ3a〜3cの流体管10の内壁18bに全体的または部分的に画成される。第1の実施形態および第2の実施形態では、この第2の案内領域11bは、流体管10の上区画13aの内壁18bに含まれる。この第1の案内領域および第2の案内領域11a、11bは、バルブヘッド2a〜2cが動く過程で様々な軸沿い位置の間を摺動することによって、共に協働できる。この情況では、安全バルブ1a〜1cは、バルブヘッド2a〜2cを引っ張ることによって閉構成から開構成に移行でき、開構成から閉構成に移行するにはこのバルブヘッド2a、2cを押す動作を実行しなければならない。
この安全バルブ1a〜1cは、特にバルブヘッド2a〜2cが第2の軸沿い位置にあるときにバルブヘッド2a〜2cとチューブ3a〜3cとの接続が離れるのを防止する阻止要素12a、12bも備えている。このバルブ1a〜1cでは、阻止要素12a、12bは、チューブ3a〜3cの外壁または内壁18a、18bにもバルブヘッド2a〜2cにも含まれる。
さらに詳細には、第1の実施形態および第3の実施形態では、阻止要素12aは停止部17aを有し、これを「バルブヘッド行程限定停止部」とも呼ぶ。この停止部17aは、チューブ3a、3cの流体管10の内壁18bに含まれる。これらの阻止要素12aは、前述したようにバルブヘッド2a、2cの行程を制御する部材17bも含み、この部材は、バルブヘッド2a、2cがチューブ3a、3cに対して動くときに第2の軸沿い位置にあるように停止部17aと協働するために設けられ、このようにしてバルブ1a、1cを開構成に構成する。第1の実施形態および第3の実施形態では、この停止部17aはチューブ3a、3cの流体管10の内壁18bと一体に形成されることに注意されたい。
図3、図4および図7に示したこの安全バルブ2bの第2の実施形態では、阻止要素12bは、少なくとも1つのクリップ要素型の弾性固定要素17cと、この弾性固定要素17cと適合する少なくとも1つの第1の引っ掛け領域17dとを有する。第1の引っ掛け領域17dは、安全バルブ1bが開構成にあるときにバルブヘッド2bをチューブ3bにしっかりと接続して維持することに加担するため、「接続引っ掛け領域」とも呼ぶ。弾性固定要素17cは、軸沿いスカート5に設けられた相補型のチャンバ41に含まれ、第1の引っ掛け領域17dは、チューブ3bの外壁18aに画成される。この第1の引っ掛け領域17dは、チューブ3bのこの外壁18aに設けられる溝を形成してよい。固定要素17cは、好ましくは2つの分枝部、すなわち接続分枝部と、前記チャンバ41内に位置付けるための分枝部とで形成される「U」字型である。弾性固定要素17cがチャンバ41内に位置しているとき、位置付け分枝部は、このチャンバ41の底と接触する状態に配置され、それによって接続分枝部の自由端44がこのチャンバ41から突出する。接続分枝部のこの自由端44の形状は、引っ掛け領域17dの形状を補完するものである。この第2の実施形態の一変形例では、弾性固定要素17cは、チューブ3bの外壁18aと軸沿いスカート5にある第1の引っ掛け領域17dとに設けられた相補形状のチャンバに含まれてもよい。
この第2の実施形態では、チューブ3bの外壁18aは、「ロック用引っ掛け領域」と呼ぶ少なくとも1つの第2の引っ掛け領域17eを有することができ、この領域17eは、前記少なくとも1つの弾性固定要素17cと協働するために設けられ、それによって安全バルブ1bをその閉構成に維持し、よってバルブヘッド2bをその第1の位置に維持することに注意されたい。このように、この第2の実施形態では、バルブ1bを、バルブヘッド2bの操作に応じて開構成と閉構成のどちらにも構成することができ、このバルブヘッド2bを操作することによってバルブ1bを第1の軸沿い位置または第2の軸沿い位置に構成することが可能になり、バルブヘッド2bは、前記バルブヘッドを引いたり押したりするように意図されている。この情況では、弾性固定要素17cの自由端44は、第1の引っ掛け領域17dまたは第2の引っ掛け領域17eに配置されてもよい。
図1、図2、図5および図6に示した安全バルブ1a、1cの第1の実施形態および第3の実施形態では、流体管10には、安全バルブ1a、1cが開構成または閉構成にあるときにバルブヘッド2a、2cをチューブ3a、3cにロックするための要素43も設けられる。このロック要素43は、流体管10の内壁18bに突出している突起部を有する。このようなロック要素43は、バルブヘッド2a、2cがチューブ3a、3c上でロックされている状態に維持するように、安全バルブ1a、1cが閉構成にあるときにバルブヘッド2a、2cの行程を制御する部材17bの自由端27と協働できる。一変形例では、このロック要素43は、安全バルブ1a、1cが開構成にあるときにバルブヘッド2a、2cがチューブ3a、3cから距離を置いた所でロック状態になるように、行程を制御する部材17bのこの自由端27と協働することもできる。この2つの実施形態では、行程を制御する部材17bのこの自由端27の形状は、このロック要素43の形状と補完し、それによってバルブ1a、1cの閉構成および/または開構成でバルブヘッド2a、2cをチューブ3a、3c上でのこれらのロック状態に保持する。
第1の軸沿い位置および第2の軸沿い位置でバルブヘッド2a、2cをチューブ3a、3c上でこのようにロック状態にすることで、バルブ1a、1cをブロック状態の開構成または閉構成に維持しやすくなる。この情況では、バルブ1a、1cがある構成から別の構成へ移行する前にこのロック状態からロック解除状態へ移行するには、バルブヘッド2a、2cに力を印加する必要があり、その力は、ロック要素43と行程を制御する部材17bの自由端27との間の摩擦力よりも大きくなければならない。
この第1の実施形態および第3の実施形態では、安全バルブ1a、1cは、チューブ3a、3cの管10の内壁18bに含まれる肩部38と、バルブヘッド2a、2cの行程を制御する部材17bの自由端27との間に配置される弾性戻り要素39、例えば螺旋バネも備えている。この肩部38およびバルブヘッド2a、2cの行程を制御する部材17bの自由端27は、前記弾性戻り要素39に限定力を印加して、バルブ1a、1cが閉構成から開構成に移行するときに弾性戻り要素39を圧縮できるようにすることが可能である。この情況では、弾性戻り要素39をこのように圧縮して生じる弾性戻り力は、バルブヘッド2a、2cが第2の軸沿い位置からバルブ1a、1cが閉構成にある第1の軸沿い位置に移行することに加担するように設計され、これはこのバルブヘッド2a、2cに追加の力が印加されたときに起こることである。このような弾性戻り力により、強度の小さい追加の力を印加できるため、バルブ1a、1cの開構成から閉構成への移行を簡単に実施しやすくなる。
これらの実施形態では、このような安全バルブ1a〜1cは、バルブ1a〜1cが開構成にあるときにケース内部と流体連通できるように配置された排出チャネルを備え、それによって余分な流体Fを排出する。この排出チャネルは、チューブ3a〜3cに画成された流体管10と、このチューブ3a〜3cの外壁18aとバルブヘッド2a〜2cの軸沿いスカート5の内壁との間に含まれる流体通路とを含んでいる。この排出チャネルは、チューブ3a〜3cの下部に画成された開口近辺に含まれる入口31aと、軸沿いスカート5の底部の内壁とチューブ3a〜3cの外壁18aとの間に含まれる出口31bとを有する。
さらに、これらの実施形態では、安全バルブ1a〜1cは、バルブヘッド2a〜2cから離れている圧力制御モジュール6a、6bも備えている。特に、第1の実施形態および第2の実施形態では、安全バルブ1a、1b、1cの圧力制御モジュール6aは、ピストン7、弾性部材8およびピストン作動部材9を備えている。この圧力制御モジュール6aでは、ピストン7は、チューブ3a、3bに画成された流体管10に収容される。このピストン7は、このチューブ3a、3b内で摺動するように取り付けられ、基本的に筒状であり、2つの部分32a、32bを有する。第1の部分32aは、チューブ3a、3bの流体管10の上区画13aに配置されるピストンのヘッドを含み、ピストン7がこの管10内を動くときにこのピストン7の案内を補助するために、この区画13aの内壁18bと協働できる。一方、第2の部分32bは、内段部24に構成された中央開口部と流体管10の下区画13bの両方に位置付けられる。ピストン7のこの第2の部分32bは、ピストン7の作動部材9を受け入れるように設計された自由端を含んでいる。
このような作動部材9は、流体Fと接触するように意図されている。作動部材9は、この作動部材9をピストン7の第2の部分32bの自由端に固定できる接続部品33を備えている。この接続部品33は、筒状であってよく、その内壁にねじ山を切った部分を有していてよく、その部分は、ピストン7の第2の部分32bのこの自由端の雌ねじを切った部分にねじ締めされる。この作動部材9は、支持面34を有し、ケースから来る流体Fはこの支持面に圧力をかける傾向にある。この支持面34は、排出チャネルの入口31aを部分的にふさぐことができ、さらには完全にふさぐことができる。
この圧力制御モジュール6aでは、弾性部材8、例えば螺旋型の圧縮バネは、チューブ3a、3bの流体管10の下区画13b内に配置されることによって、ピストン7の第2の部分32bの傍らを通ることができる。この下区画13bで、バネは第1の端部および第2の端部を有し、両端部は、内段部24と支持面34と平行であってよい作動部材9の支え面35とにそれぞれ当接している。この下区画13bでは、バネは、内段部24と支え面35との間で軸方向に圧縮されるように取り付けられ、それによってピストンのヘッド32aは、安全バルブ1a、1bに対してシールを実現するようにOリング36を内段部24に対してクランプできる。
そのため、この構成では、ケース内部に過剰な圧力があるとき、流体F、この場合ガス状のヘリウムは、作動部材9の支持面34と接触する。支持面34にかかる圧力が安全バルブ1a、1b、1cを作動させる閾値圧力以上であるとき、作動部材9は、ピストン7をバネの弾性戻り力に対抗して動かし、その後バネを変形させ、流体Fを下区画13bから上区画13aへ段部24の中央開口部を通って移動させて、この流体Fを排出チャネルの出口31bから排出する。安全バルブ1a、1bの作動/解放を起こすこの閾値圧力は、バルブ1a、1bの動作状況に適応させることができ、この適応は、圧縮バネの剛性を選択することによって、かつ/またはピストン7の作動部材9の支持面34の表面の寸法の構成によって実現される。
この構成では、第1の実施形態で、このピストンのヘッドを形成しているピストン7の第1の部分32aの上部は、この上部に対向して配置された制御部材17bの自由端27の一部の形状(くぼみ)と相補形状(例えば正方形)であってよく、それによって一時的に回転状態でしっかりと接続され、このようなバルブ1aの組み立て過程で安全バルブ1aにこの制御部材17bとピストン7とを組み立てやすくなることに注意されたい。
図5および図6に見ることのできる第3の実施形態では、圧力制御モジュール6bは、流体管10内の排出チャネルの入口31aの近辺あるいは中に位置しているシーリング要素14を備えている。このシーリング要素14は、この流体管10内に配置されて前記管をふさぐ。このシーリング要素14は、第1の固定要素と第2の固定要素37a、37bとの間に介在する膜14を含み、両固定要素37a、37bはシーリング要素14を流体管10の内壁18bに接続している。換言すれば、この膜14は、この2つの固定要素37a、37bの間にクランプされる。このような膜は、
− ガスに対して透過性で、ケース内部の圧力が閾値を超えたときにケース内部から外部への流体連通を達成し、
− ケース外部からケース内部に流れる液体に対して不透過性である
ように構成される。
そのため、この構成では、ケース内部に過剰な圧力があるとき、流体F、この場合ガス状ヘリウムは、ガス透過性の膜14と接触し、それによって流体Fは前記膜を通り抜け、流体管10および排出チャネルの流体通路を流れてケース外部に排出されることができる。この膜があることにより、液体は停止し、ケースのシールは引き続き実現されることに注意されたい。さらに、このような膜は、水に対して不透過性でガスに対して透過性であるポリマーフィルムで作製される。典型的には、ポリマーフィルムはガスに対して多孔性の基板に支持される。有利には、この膜は、Gore社が品番「Acoustic vent GAW331」で販売する膜であってよい。
このように、これらの様々な実施形態では、このバルブ1a〜1cの圧力制御モジュール6a、6bによって、時計ケース内部の圧力変化、および例えば潜水者が水面に戻ることで生じる圧力変化を制御できる。
このほか、バルブ1a〜1cは、バルブヘッド2a〜2cのチューブ3a〜3cに対する軸沿い位置、特にこのバルブヘッド2a〜2cの第1の軸沿い位置または第2の軸沿い位置を示す視覚表示器を備えていてよい。このような視覚表示器は、チューブ3bの外壁18aに画成された相補形のチャンバに配置されるリングであってよい。この視覚表示器は、このチューブ3bの外壁18aの色およびバルブヘッド2bの色とは異なる色であることが好ましく、軸沿いスカート5の底部に覆われるように/底部による覆いがなくなるようにこの外壁18aに位置している。そのため、そのような視覚表示器は、バルブヘッド2bが第1の軸沿い位置にあるときにこの軸沿いスカート5の底部に隠れることができ、かつバルブヘッド2bがこの第1の位置とは異なる軸沿い位置にあるとき、特に第2の軸沿い位置にあるときに、軸沿いスカート5のこの底部による覆いが完全にまたは部分になくなることによって暴露される。
図2、図4、図6および図7を参照すると、バルブヘッド2a〜2cに軸方向に力を印加することによって安全バルブ1a〜1cが閉構成から開構成に移行するとき、安全バルブ1a〜1cを引っ張るまたはチューブ3a〜3cに対して軸方向に動かすように意図された第1の軸沿い位置では、このバルブ1a〜1cの排出チャネルは、そのときケース内部と流体連通している状態である。この情況では、バルブヘッド2a〜2cは、阻止要素12a、12bおよび/または軸方向の案内要素15があることによって特に径方向に固定され続ける。この構成では、余分な流体Fは、その際に排出チャネルを介して排出される。この余分な流体Fのこの排出について、図3、図4および図7に示したバルブ1bの実施形態を例として以下に説明する。さらに詳細には、図7では、この排出過程で、この余分な流体Fは、ケースから出て、チューブ3bの下部に画成された開口部に含まれる入口31aの近辺でバルブ1bに進入するが、これは矢印45aの方向に起こる。次にこの流体Fは、作動部材9の支持面34に圧力をかけ、次にこれが弾性部材8を圧縮させ、それによってピストン7を持ち上げる。この構成では、次に流体Fは、この管10の下区画13bを矢印45bの方向に流れてから、内段部24に設けられた中央開口部を通って上区画13aに進入する。続いて、矢印45cおよび45dの方向に流れ、この流体Fは上区画13aを出て、このチューブ3bの外壁18aとバルブヘッド2bの軸沿いスカート5の内壁との間の流体通路を通って、軸沿いスカート5の底部の内壁とチューブ3bの外壁18aとの間に含まれるこの排出チャネルの出口31bまで流れる。
有利には、このような安全バルブ1a〜1cのシールは、バルブヘッド2a〜2cが圧力制御モジュール6a、6bから離れていることによって、つまりこのバルブヘッド2a〜2cの操作がシーリング要素14またはピストン7の軸沿い位置に影響しないという意味で、改良されている。実際、先行技術のバルブは、バルブヘッドの操作過程でピストンの軸沿い位置に変化が起こることが多く、この流体の圧力が閾値圧力より低いとしても流体漏れを引き起こす。
1a 安全バルブ
1b 安全バルブ
1c 安全バルブ
2a バルブヘッド
2b バルブヘッド
2c バルブヘッド
3a チューブ
3b チューブ
3c チューブ
4 カバー
5 軸沿いスカート
6a 圧力制御モジュール
6b 圧力制御モジュール
7 ピストン
8 弾性部材
10 流体管
11a 案内領域
11b 案内領域
12a 阻止要素
12b 阻止要素
13a 上区画
14 シーリング要素
15 案内要素
16 中央接続要素
17a 停止部
17b 部材
17c 弾性固定要素
17d 引っ掛け領域
18a 外壁
18b 内壁
19a 内壁
19b 外壁
22 時計
37a 固定要素
37b 固定要素
38 肩部
39 弾性戻り要素
41 チャンバ
43 要素
F 流体

Claims (15)

  1. 時計(22)、特に潜水時計用の安全バルブ(1a、1b、1c)であって、前記バルブ(1a、1b、1c)が開構成にあるときに前記時計のケース内部と流体連通できるように構成された排出チャネルを備えて、余分な流体(F)、特にガス状流体を排出する、安全バルブにおいて、前記バルブ(1a、1b、1c)は、
    − 前記時計(22)の前記ケース内に固定されるように意図されたチューブ(3a、3b、3c);
    − カバー(4)と、前記チューブ(3a、3b、3c)に対して様々な軸沿い位置に配置させることができる軸沿いスカート(5)とを備えているバルブヘッド(2a、2b、2c);
    − 前記チューブ(3a、3b、3c)内に設けられた流体管(10)の内部に構成された前記バルブヘッド(2a、2b、2c)から離れている圧力制御モジュール(6a、6b);
    − 前記バルブヘッド(2a、2b、2c)および前記チューブ(3a、3b、3c)に画成された摺動式軸方向の案内要素(15)であって、前記様々な軸沿い位置で前記チューブ(3a、3b、3c)に対する前記バルブヘッド(2a、2b、2c)の動きを制御することに加担する、案内要素(15)
    を備え、
    前記安全バルブ(1a、1b、1c)は、前記バルブヘッド(2a、2b、2c)と前記チューブ(3a、3b、3c)との接続が離れるのを防止する阻止要素(12a、12b)を備え、前記阻止要素(12a、12b)は、前記チューブ(3a、3b、3c)の外壁または内壁(18a、18b)および前記バルブヘッド(2a、2b、2c)に含まれる、
    安全バルブ(1a、1b、1c)。
  2. 前記阻止要素(12a)は、前記チューブ(3a、3c)の前記流体管(10)の前記内壁(18b)に含まれる停止部(17a)と、前記バルブヘッド(2a、2c)が前記チューブ(3a、3c)に対して動くときに前記停止部(17a)と協働するように、特に前記バルブヘッド(2a、2c)と前記チューブ(3a、3c)との接続が離れるのを防止するように設けられた、前記バルブヘッド(2a、2c)の行程を制御する部材(17b)とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載のバルブ(1a、1c)。
  3. 前記バルブヘッド(2a、2c)の行程を制御する前記部材(17b)は、前記バルブヘッド(2a、2c)の中央接続要素(16)の内壁(19a)に機械的に接続することによって前記バルブヘッド(2a、2c)の本体に追加される要素であることを特徴とする、請求項2に記載のバルブ(1a、1c)。
  4. 前記停止部(17a)は、前記チューブ(3a、3c)の前記流体管(10)の前記内壁(18b)と一体に形成されることを特徴とする、請求項2または3に記載のバルブ(1a、1c)。
  5. 前記阻止要素(12b)は、前記チューブ(3b)の前記外壁(18a)および前記バルブヘッド(2b)の前記軸沿いスカート(5)に含まれることを特徴とする、請求項1に記載のバルブ(1b)。
  6. 前記阻止要素(12b)は、前記バルブヘッド(2b)が前記チューブ(3b)から離れるのを防止するように共に協働できる、少なくとも1つの弾性固定要素(17c)および少なくとも1つの第1の対応する引っ掛け領域(17d)を備えていることを特徴とする、請求項1または5に記載のバルブ(1b)。
  7. 前記少なくとも1つの弾性固定要素(17c)は、
    − 前記第1の引っ掛け領域(17d)が前記チューブ(3b)の前記外壁(18a)に含まれている場合、前記軸沿いスカート(5)に画成された相補形のチャンバ(41)に含まれる;または
    − 前記第1の引っ掛け領域(17d)が前記軸沿いスカート(5)に含まれている場合、前記チューブ(3b)の前記外壁(18a)に画成された相補形のチャンバに含まれる
    ことを特徴とする、請求項6に記載のバルブ(1b)。
  8. 前記軸方向案内要素(15)は、前記バルブヘッド(2a、2b、2c)の前記カバー(4)に含まれる中央接続要素(16)の外壁(19b)と、前記チューブ(3a、3b、3c)の前記流体管(10)の前記内壁(18b)、特に前記管(10)の上区画(13a)とのそれぞれに完全にまたは部分的に画成された、第1の案内領域および第2の案内領域(11a、11b)を備えていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のバルブ(1a、1b、1c)。
  9. 前記第1の案内領域および第2の案内領域(11a、11b)は、前記バルブ(1a、1b、1c)が開構成または閉構成になるように摺動することによって共に協働できることを特徴とする、請求項8に記載のバルブ(1a、1b、1c)。
  10. 前記流体管(10)は、前記安全バルブ(1a、1c)が開構成または閉構成にあるときに前記バルブヘッド(2a、2c)を前記チューブ(3a、3c)にロックする要素(43)を備えていることを特徴とする、請求項1〜4および8〜9のいずれか一項に記載のバルブ(1a、1c)。
  11. 前記バルブ(1a、1c)は、前記チューブ(3a、3c)の前記内壁(18b)に含まれる肩部(38)と前記バルブヘッド(2a、2c)の行程を制御する前記部材(17b)との間に配置された弾性戻り要素(39)を備えていることを特徴とする、請求項1〜4および8〜10のいずれか一項に記載のバルブ(1a、1c)。
  12. 前記圧力制御モジュール(6a)は、ピストン(7)および弾性部材(8)を備え、前記ピストン(7)は、前記チューブ(3a、3b、3c)の前記流体管(10)の内部に収容され、前記弾性部材(8)は、前記ピストン(7)と協働するように前記流体管(10)内に配置され、前記ピストン(7)は、前記ケース内部の圧力変化に応答して軸方向に動くように構成されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のバルブ(1a、1b、1c)。
  13. 前記圧力制御モジュール(6b)は、第1の固定要素と第2の固定要素(37a、37b)との間で前記流体管(10)内に位置しているシーリング要素(14)を備え、前記シーリング要素(14)は、膜を含み、該膜は、ガスに対して透過性で、前記内圧が閾値を超えたときに前記ケースの内部から外部への流体連通を達成し、前記ケース外部からケ前記ケース内部に流れる液体に対して不透過性であるように構成されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のバルブ(1c)。
  14. 前記バルブ(1a、1b、1c)は、前記バルブヘッド(2a、2b、2c)の前記チューブ(3a、3b、3c)に対する軸沿い位置、特に前記バルブヘッド(2a、2b、2c)の第1の軸沿い位置または第2の軸沿い位置を示す視覚表示器を備えていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のバルブ(1a、1b、1c)。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のバルブ(1a、1b、1c)を備えている時計(22)。
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