JP2006226300A - ガス放出防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動の信頼性を向上できるガス放出防止装置を提供する。
【解決手段】筒状の外筒1と、内周面が外筒よりも低摩擦の筒状のスリーブ13と、内筒3とを備え、外筒は、外筒の貫通穴5のスリーブ1と反対の端部側の部分がガス流路5aとなり、内筒は、内筒の有底穴がガス流路7となり、ガス流路7ガス流路5aとを連結するための連結流路9を有し、内筒の外周面には、連結流路の開口よりも閉塞された端部の端面側に、内筒が外筒から引き出されたときにスリーブの内周面に当接することで、連結流路とガス流路5aとの間のガスの通流を遮断する第1のシール部材29が、連結流路の開口よりもスリーブ側に、内筒が外筒に押し込まれた状態でスリーブの内周面に当接するとともに、内筒が外筒から引き出される方向に移動するときスリーブの内周面に摺動して外部へのガスの漏洩を防止する第2のシール部材31が取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスの流路となるホースなどに張力が作用したときに、ガスの流路となるホースなどへのガスの通流を遮断してガスの放出を防止するガス放出防止装置に関する。
例えば液化ガスなどを収容した容器が地震などによって転倒するなどして、この容器に接続されているガスの流路となるホースなどに張力が作用したときに、ガスの流路となるホースなどへのガスの通流を遮断してガスの放出を防止するガス放出防止装置が用いられている。このようなガス放出防止装置は、中心軸に沿って形成された貫通穴を有し、一方の端部側が、例えば液化ガスなどを収容した容器の取り出し口などに連結される連結部となっている筒状の外筒、中心軸に沿って形成された有底穴を有する筒状で、外筒の連結部とは反対側の端部の開口から、閉塞された端部側が挿入された状態となっており、外筒から常に出ている開口側の端部の部分がガスの流路となるホースなどとの連結部となっている内筒を備えた構成となっている。
そして、外筒の貫通穴は、連結部となる端部側に対応する部分がガス流路となっている。内筒は、有底穴がガス流路となっており、内筒の閉塞された側の端部の外周面で開口するとともに、内筒のガス流路となる有底穴に連通し、外筒のガス流路と内筒のガス流路を連結するための連結流路を有している。内筒の外周面と、外筒の貫通穴の内周面との間には、内筒が外筒から引き出されたときに内筒の連結流路と外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断する第1のシール部材、そして、外部へのガスの漏洩を防止する第2のシール部材が取り付けられている。これにより、ガスの流路となるホースなどに張力が作用したとき、内筒が外筒から引き出されることで、第1のシール部材が内筒の連結流路と外筒のガス流路との間のガスの通流、すなわち、ガスの流路となるホースなどへのガスの通流を遮断し、このホースなどが破損したり、外れたりしても、そこからガスが放出されるのを防止している(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2のようなガス放出防止装置では、第1のシール部材は、内筒の外周面の、この内筒の外周面の連結流路の開口よりも閉塞された端部側に設置されている。一方、第2のシール部材は、内筒の外周面の、この内筒の外周面の連結流路の開口よりも第2の連結部となっている端部側に設置されている場合と、外筒の内周面側に設置されている場合とがある。また、別のガス放出防止装置では、第1のシール部材及び第2のシール部材が、ともに、外筒の内周面側に設置されており、内筒が引き出されると、内筒の外周面の連結流路の開口が第1のシール部材と第2のシール部材との間に来ることによって、第1のシール部材が内筒の連結流路と外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断するものもある。
特許第3050508号公報(第4−5頁、第2−9図) 特許第3088418号公報(第3−6頁、第2−10図)
ところで、ガス放出防止装置の内筒や外筒は、一般に、黄銅などといった、第1のシール部材や第2のシール部材を形成する樹脂材料と粘着し易い材料で形成されている。しかし、上記の様な従来のガス放出防止装置では、通常の使用時つまり内筒が外筒に押し込まれて内筒の連結流路と外筒のガス流路とが連通状態にあるとき、第2のシール部材は、外筒の内周面側に設置されているか、内筒の外周面側に設置されているかにかかわらず、常に内筒の外周面または外筒の内周面に当接した状態となっている。一方、第1のシール部材も、外筒の内周面側に設置されている場合、通常の使用時つまり内筒が外筒に押し込まれて内筒の連結流路と外筒のガス流路とが連通状態にあるとき、常に内筒の外周面または外筒の内周面に当接した状態となっている。
このため、通常の使用状態のときに第2のシール部材や第1のシール部材が内筒の外周面または外筒の内周面に粘着し、地震によって容器が転倒するなどといったようなガスの流路となるホースなどに張力が作用するような異常が発生したとき、外筒から引き出された状態に内筒が移動できず、内筒の連結流路と外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断できない可能性がある。すなわち、通常の使用状態が続く期間の長さによっては、ガス放出防止装置が作動せず、ガスの放出を防止できない可能性がある。したがって、作動の信頼性を向上したガス放出防止装置が求められている。
本発明の課題は、ガス放出防止装置の作動の信頼性を向上することにある。
本発明のガス放出防止装置は、中心軸に沿って形成された貫通穴を有し、一方の端部側が第1の連結部となっている筒状の外筒と、この外筒の貫通穴の第1の連結部とは反対側の端部内に設置され、内周面が外筒よりも低摩擦で、外筒と同軸の貫通穴を有する筒状のスリーブと、中心軸に沿って形成された有底穴を有する筒状で、閉塞された端部側が外筒のスリーブを設置した側の開口から外筒に挿入され、開口した端部側が第2の連結部となっている内筒とを備え、外筒は、この外筒の貫通穴の第1の連結部となる端部側の部分がガス流路となり、内筒は、この内筒の有底穴がガス流路となり、この内筒の閉塞された側の端部の外周面で開口し、この内筒のガス流路に連通して、この内筒のガス流路と外筒のガス流路とを連結するための連結流路を有し、この内筒の外周面には、連結流路の開口よりも閉塞された端部の端面側に、この内筒が外筒から引き出されたときに外筒の貫通穴の内周面またはスリーブの内周面に当接することで、この内筒の連結流路と外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断する第1のシール部材が、連結流路の開口よりも第2の連結部側に、この内筒が外筒に押し込まれた状態でスリーブの内周面に当接して外部へのガスの漏洩を防止するとともに、この内筒が外筒から引き出される方向に移動するときスリーブの内周面に摺動する第2のシール部材が取り付けられている構成とすることにより上記課題を解決する。
このような構成とすれば、第1のシール部材は、内筒の外周面側に設置されているため、通常の使用時つまり内筒が外筒に押し込まれた状態では、外筒のガス流路内に位置するため、外筒のガス流路の内周面に当接せず、第1のシール部材が外筒のガス流路となる貫通穴の内周面に粘着することはない。さらに、第2のシール部材は、通常の使用時、外筒の内周面よりも低摩擦のスリーブの内周面に当接している。このため、第2のシール部材は、スリーブの内周面に粘着し難いうえ、内筒が外筒から引き出される方向に移動するとき、第2のシール部材がスリーブの内周面に当接した状態で摺動し、内筒が移動し易くなる。したがって、ガスの流路となるホースなどに張力が作用するような異常が発生したとき、内筒が外筒から引き出された状態に移動し易くなり、ガス放出防止装置の作動の信頼性を向上できる。
さらに、第1のシール部材は、内筒が外筒から引き出される方向に移動したとき、スリーブの内周面に当接することで、この内筒の連結流路と外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断する構成とする。このような構成とすることにより、内筒が外筒から引き出されるとき、第1のシール部材が、外筒の内周面よりも低摩擦の材料で形成されたスリーブの内周面に当接した状態で摺動するため、内筒が移動し易くなり、ガス放出防止装置の作動の信頼性をより向上できるので好ましい。
また、スリーブを形成する低摩擦の材料は、合成樹脂である構成とする。さらに、スリーブを形成する低摩擦の材料は、ポリアセタール樹脂である構成とする。これにより、スリーブを確実に外筒よりも低摩擦にできる。
さらに、スリーブの外周面に、外筒の貫通穴のスリーブが設けられた部分の内周面に当接するスリーブ用シール部材が取り付けられている構成とすれば、スリーブの外周面と外筒の貫通穴の内周面との間からのガスの漏洩を確実に防ぐことができる。
また、内筒は、この内筒の閉塞された端部側に、この内筒が外筒から引き出されたとき、スリーブの端面に当接してこの内筒の移動を制限する移動制限部材が設けられている構成とする。このような構成とすることにより、簡単な構成で内筒の外筒からの抜けを防ぐことができる。
さらに、内筒は、外周面に周方向に沿ってストッパ用溝が形成されており、このストッパ用溝には、内筒が外筒に押し込まれ、内筒の連結流路と外筒のガス流路とが連通状態にある位置のとき、環状で、径が小さくなる方向に付勢されたストッパ用ばね部材が嵌合し、ストッパ用ばね部材は、スリーブの内周面または外筒の貫通穴の内周面に周方向に形成された位置決め用溝によって位置決めされ、ストッパ用溝の深さは、内筒が外筒から引き出される方向の所定の力が内筒に作用したとき、ストッパ用溝からストッパ用ばね部材が外れる深さになっている構成とする。
本発明によれば、ガス放出防止装置の作動の信頼性を向上できる。
以下、本発明を適用してなるガス放出防止装置の一実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなるガス放出防止装置の概略構成を、通常の使用時の内筒を外筒に押し込んだ状態で示す断面図である。図2は、本発明を適用してなるガス放出防止装置の概略構成を、内筒に接続されたホースに異常な張力が作用して内筒が外筒から引き出された状態で示す断面図である。図3は、本発明を適用してなるガス放出防止装置のストッパ機構の一部分を拡大して示す断面図である。
本実施形態のガス放出防止装置は、図1及び図2に示すように、筒状の外筒1、一部が外筒1に挿入された筒状の内筒3を備えている。外筒1及び内筒3は、従来のガス放出防止装置と同様に、例えば黄銅といった金属で形成されている。外筒1は、中心軸に沿って断面円形の貫通穴5が形成された筒状であり、貫通穴5の一部がガス流路5aとなっている。内筒3は、中心軸に沿って断面円形の有底穴が形成された筒状であり、この有底穴がガス流路7となっている。また、内筒3のガス流路7となる有底穴の閉塞された側の端部には、ガス流路7となる有底穴に連通し、内筒3の外周面で開口する貫通穴からなり、外筒1のガス流路5aと、内筒3のガス流路7とを連結するための連結流路9が形成されている。
本実施形態のガス放出防止装置の外筒1は、一方の端部側が、例えば液化ガスなどが高圧状態で封入された図示していない容器に設けられた容器弁のガスの取り出し口部に連結するための第1連結部11となっている。外筒1の貫通穴5は、第1連結部11と反対側の端部側の端面から中央部にかけての部分5bが最も径が大きくなっている。そして、外筒1の貫通穴5の中央部、中央部から第1連結部11側の端部にかけての部分で2段階に径が小さくなり、第1連結部11側の端部の端面の部分では、中央部から第1連結部11側の端部にかけての部分よりも径が大きくなっている。この3段階に径が変わる外筒1の貫通穴5の中央部、中央部から第1連結部11側の端部にかけての部分、そして、第1連結部11側の端部の端面の部分が、ガス流路5aとなっている。
外筒1の貫通穴5の、第1連結部11と反対側の端部の端面から中央部にかけての部分5bには、円筒状のスリーブ13が設置されている。スリーブ13は、例えば黄銅といった金属で形成されている外筒1よりも低摩擦の材料、本実施形態ではポリアセタール樹脂で形成されている。スリーブ13は、中心軸に沿って、つまり、外筒1と同軸に断面円形の貫通穴13aが形成された円筒状である。スリーブ13は、外径が、外筒1の貫通穴5の、第1連結部11と反対側の端部の端面から中央部にかけての部分5bの内径とほぼ同じ径になっている。外筒1の貫通穴13aは、外筒1の貫通穴5の中央部の径よりも小さな径で、内筒3の外筒1に挿入される挿入部3aとほぼ同じ径になっている。
スリーブ13は、外筒1の貫通穴5の第1連結部11と反対側の端部つまりスリーブ13が設置された側の端部の端面から中央部にかけての部分5bと外筒1の貫通穴5の中央部との境界の段部15の面に、スリーブ13の一方の端面が当接している。さらに、スリーブ13の長さは、スリーブ13が設置された側の端部の端面から段部15の面までの距離、つまり、外筒1の貫通穴5のスリーブ13が設置された側の端部の端面から中央部にかけての部分5bと同じ長さになっており、外筒1の貫通穴5の部分5b全体にスリーブ13が設置された状態となっている。
外筒1の第1連結部11と反対側の端部つまりスリーブ13が設置された側の端部の外周面には、ねじが切られている。そして、外筒1のスリーブ13が設置された側の端部には、この外筒1の端部の外径に対応する径の有底穴が形成され、この外筒1の端部の外周面に切られたねじ1aに対応するねじ17aが内周面に切られた断面凹状の固定ナット17が螺合され、取り付けられている。したがって、スリーブ13は、外筒1の貫通穴5の部分5bに、外筒1の部分5b側の開口から挿入され、固定ナット17を外筒1に取り付けることで、段部15と固定ナット17によって、外筒1の貫通穴5内に位置決めされ、固定されている。
また、スリーブ13の外周面には、周方向に沿って環状に溝13bが形成されており、この溝13には、シール部材となるOリング19が取り付けられている。したがって、スリーブ13は、外筒1の貫通穴5のスリーブ13が設置された部分5bの内周面とスリーブ13の外周面との隙間は、Oリング19によって気密にシールされた状態となっている。なお、本実施形態では、Oリング19としてNBR製のOリングを用いている。
スリーブ13の段部15側に来る端面の貫通穴13aの縁部は、面取りされており、これにより、スリーブ13の貫通穴13aの段部15側に来る端面の部分は、この端面に向かうに連れて漸次拡径するテーパー状になっている。また、スリーブ13の固定ナット17側に来る端面の部分は、内周面側が切り欠かれた状態となっている。これにより、スリーブ13の固定ナット17側に来る端面の部分の内周面に、固定ナット17のスリーブ13側の面を一つの側面とする固定用位置決め用溝13cが形成されている。
なお、本実施形態の外筒1の第1連結部11となる側の端部の端面部分は、他の部分よりも細く形成されており、容器弁に気密に連結するためのシール部材となる環状のパッキン21が取り付けられている。また、外筒1の貫通穴5の、ガス流路5aとなる中央部から第1連結部11側の端部にかけての部分と、第1連結部11側の端部の端面部分との境界には、フィルター23が設置されている。さらに、本実施形態の外筒1の外周面の中央部には、図示していない容器に設けられた容器弁の取り出し口部にガス放出防止装置を連結するためのインレット締付けねじ部25が取り付けられている。
インレット締付けねじ部25は、円筒状の筒状部25aの一方の端部に鍔状に張り出した鍔状部25bを設けた形状となっている。インレット締付けねじ部25の筒状部25aは、外筒1の中央部を挿入可能で、筒状部25a及び外筒1の中心軸を回転軸として外筒1と相対的に回転可能な状態で、外筒1の中央部に取り付けられている。インレット締付けねじ部25の筒状部25aの外周面には、図示していない容器に設けられた容器弁の取り出し口部の内周面に切られたねじに対応するねじ25cが切られている。また、外筒1の中央部は、第1連結部11となる側の端部よりも細くなっており、この外筒1の端部と中央部との境界の段部の面にインレット締付けねじ部25の筒状部25aの端面が当接するようになっている。
したがって、本実施形態のガス放出防止装置は、図示していない容器に設けられた容器弁の取り出し口部に、外筒1の第1連結部11を挿入し、インレット締付けねじ部25の筒状部25aのねじ25cを図示していない容器弁の取り出し口部のねじに螺合することで、図示していない容器弁の取り出し口部に取り付けられる。
本実施形態のガス放出防止装置の内筒3は、一方の端部側が、図示していない容器に連結される図示していないガス流路となるホースを連結するホース継手となる第2連結部27となっている。内筒3の外周面の中央部には、鍔状に張り出した鍔状部3bが形成されており、鍔状部3bよりも外筒1側つまり外筒1に挿入される側が挿入部3aに、その反対側がホース継手となる第2連結部27になっている。内筒3の挿入部3aは、固定ナット17の閉塞された面つまり有底穴の底となる面の中央部に形成された貫通穴から、外筒1内のスリーブ13の貫通穴13aに挿入された状態になっており、挿入部3aの端部は、スリーブ13から外筒1の最も径が大きいガス流路5aの部分に出ている。
内筒3に形成された連結流路9は、図1に示すように、内筒3の挿入部3aの、内筒3の鍔状部3bが固定ナット17に当接した状態で、連結流路9の内筒3の外周面での開口の少なくとも一部がスリーブ13から外筒1のガス流路5aに出る位置に形成されている。内筒3の外周面の、連結流路9の内筒3の外周面での開口よりも端面側には、周方向に沿って環状に溝3cが形成されている。溝3cには、Oリング29が取り付けられている。したがって、内筒3が、図2に示すように、外筒1から引き出されたとき、連結流路9の内筒3の外周面での開口は、スリーブ13内に入ると共に、連結流路9の内筒3の外周面での開口よりも外筒1のガス流路5a側の内筒3の外周面とスリーブ13の内周面との隙間は、Oリング29によって気密にシールされる。
このように、内筒3の溝3cに取り付けられたOリング29は、内筒3の外周面側に設けられ、内筒3が外筒1から引き出されたときにスリーブ13の内周面に当接することで、内筒3の連結流路9と外筒1のガス流路5aとの間のガスの通流を遮断する第1のシール部材となっている。また、内筒3の溝3cに取り付けられたOリング29の外径は、外筒1の最も径が大きいガス流路5aの部分の内径よりも小さいため、内筒3が外筒1へ押し込まれたとき、外筒1の最も径が大きいガス流路5aの部分に位置するOリング29の外周部分と、外筒1の最も径が大きいガス流路5aの部分の内周面とは当接せず、Oリング29とガス流路5aの内周面との間をガスが通流できる。
内筒3の外周面の、連結流路9の内筒3の外周面での開口よりも第2連結部27側には、周方向に沿って環状に溝3dが形成されている。溝3dには、Oリング31が取り付けられている。したがって、内筒3が、図1に示すように、外筒1に押し込まれても、また、図2に示すように、外筒1から引き出されても、Oリング31は、常にスリーブ13の内周面に当接した状態にある。したがって、連結流路9の内筒3の外周面での開口は、スリーブ13内に入ると共に、連結流路9の内筒3の外周面での開口よりも第2連結部側の内筒3の挿入部3aの外周面とスリーブ13の内周面との隙間は、Oリング31によって気密にシールされる。
このように、内筒3の溝3dに取り付けられたOリング31は、内筒3が外筒1に押し込まれた状態でスリーブ13の内周面に当接するとともに、内筒3が外筒1に押し込まれた状態から、外筒1から引き出される方向に移動するときスリーブ13の内周面に当接することで、内筒3の挿入部3aの外周面とスリーブ13の内周面との隙間から外部へのガスの漏洩を防止する第2のシール部材となっている。
内筒3の端部のOリング29よりも端面側の部分には、スリーブ13の貫通穴13aの径よりも大きな外径を有する環状の移動制限部材33が設けられている。したがって、移動制限部材33は、内筒3の挿入部3aの他の部分よりも鍔状に張り出した状態になっており、図2に示すように、内筒3を外筒1から引き出したとき、移動制限部材33がスリーブ13の端面に当接する。これにより、移動制限部材33は、外筒1から引き出される方向の内筒3の移動を制限し、内筒3が外筒1から抜けないようにしている。
移動制限部材33は、内筒3の挿入部3aの端部に適宜の方法で固定することができる。例えば、本実施形態のように、内筒3の挿入部3aの端部の、Oリング29よりも端面側の部分を、内筒3の挿入部3aの他の部分よりも細く形成し、その外周面にはねじを切り、このねじに対応するねじを環状の移動制限部材33の内周面に切ることで、移動制限部材33を内筒3の挿入部3aの端部に螺格し、移動制限部材33を内筒3の挿入部3aの端部に固定することができる。
内筒3の挿入部3aの、Oリング31よりも第2連結部27側の外周面の部分には、図1及び図3(a)に示すように、内筒3を、鍔状部3bが固定ナット17に当接するまで外筒1に押し込んだ状態のとき、スリーブ13の固定ナット17側の端面部分に形成された位置決め用溝13cに対応する位置に、周方向に沿って環状に断面が円弧状のストッパ用溝3fが形成されている。位置決め用溝13c内には、C字形状のストッパ用ばね部材となるフリクションリング35が設置されており、フリクションリング35は、位置決め用溝13cによって位置決めされている。そして、フリクションリング35は、径が小さくなる方向に付勢されているため、内筒3を、鍔状部3bが固定ナット17に当接するまで外筒1に押し込み、スリーブ13の位置決め用溝13cに対応する位置に、内筒3のストッパ用溝3fが来ると、フリクションリング35の内周側の部分がストッパ用溝3fに嵌合し、内筒3が移動できないように固定する。
しかし、外筒1から引き出される方向に内筒3を引っ張る力が、フリクションリング35の付勢力によって内筒3を固定している力よりも大きくなると、図2及び図3(b)に示すように、フリクションリング35が内筒3のストッパ用溝3fから外れ、内筒3は中心軸方向に沿って移動可能になる。フリクションリング35が内筒3のストッパ用溝3fから外れるときの内筒3を引き出す力は、ストッパ用溝3fの深さ、つまり、ストッパ用溝3fとフリクションリング35との嵌合の深さによって決めることができる。したがって、所定の力で内筒3が引っ張られたときに、フリクションリング35が内筒3のストッパ用溝3fから外れるようなストッパ用溝3fの深さにしている。このように、フリクションリング35や内筒3のストッパ用溝3fなどは、内筒3が外筒1に押し込まれた状態、つまり、外筒1のガス流路5aが連結流路9を介して内筒3のガス流路7と連通した状態に内筒3を固定するストッパ機構を構成している。
このような構成のガス放出防止装置の動作と本発明の特徴部などについて説明する。本実施形態のガス放出防止装置は、外筒1側に設けられた第1連結部11が、液化ガスなどを収容した図示していない容器に設けられた容器弁の取り出し口部に連結され、内筒3に設けられた第2連結部27に、液化ガスの供給などを行うためのガスの流路となる図示していないホースが連結される。通常の使用時は、図1に示すように、内筒3が外筒1に押し込まれた状態、つまり、内筒3の鍔状部3bが固定用ナット17に当接し、内筒3の挿入部3a全体が外筒1内に挿入された状態になっている。したがって、内筒3は、図1及び図3(a)に示すように、内筒3のストッパ用溝3fにフリクションリング35が嵌合することで、移動しないように固定されている。
このとき、ガス放出防止装置では、内筒3に取り付けられたOリング29が、スリーブ13や外筒1の内周面に当接しない外筒1の最も径が大きいガス流路5aの部分に位置し、連結流路9の内筒3の外周面での開口が、外筒1のガス流路5a内で開口した状態になっている。このため、図示していない容器からのガスは、ガス放出防止装置の外筒1のガス流路5aに流入し、内筒3の連結流路9を介して内筒3のガス流路7へ流れ、さらに、内筒3の第2連結部27に接続された図示していないホースへと流れる。
このように図示していない容器からガスの供給を行っている状態で、例えば、地震などにより図示していない容器が倒れるなどして図示していないホースに、このホースの延在方向に引っ張るような力が作用したり、ホースに物が載ってホースの延在方向に交わる方向に引っ張るような力が作用したりといったように、図示していないホースに何らかの異常な張力が作用すると、この図示していないホースに連結されたガス放出防止装置の内筒3には、内筒3を外筒1から引き出す方向の力が作用する。この力が、ストッパ用溝3fの深さによって設定された力を越えると、図2及び図3(b)に示すように、ストッパ用溝3fからフリクションリング35が離脱し、内筒3が外筒1から引き出される。
ガス放出防止装置の内筒3が外筒1から引き出されると、連結流路9の内筒3の外周面での開口が、スリーブ13内に位置し、外筒1のガス流路5a内で開口した状態内筒3に取り付けられたOリング29が、スリーブ13の内周面に当接した状態になる。このため、Oリング29が、外筒1のガス流路5aと内筒3の連結流路9との間のガスの通流を遮断する。これにより、図示していないホースに何らかの異常な張力が作用することで、例えば、図示していないホースがガス放出防止装置の内筒3に設けられた第2連結部27から外れたり、図示していないホースが破損したりするようなことがあっても、ガスの放出を防止できる。
ところで、従来のガス放出防止装置では、本実施形態のOリング31のようなガス放出防止装置の外部へのガスの漏洩を防止するためのOリングなどのシール部材は、通常の使用時、例えば黄銅などの金属で形成された外筒の内周面または内筒の外周面に常に当接した状態になっている。また、ガス放出防止装置の構造によっては、本実施形態のOリング29のようなガス放出防止装置内のガス流路のガスの通流を制御するためのOリングなどのシール部材も、通常の使用時、外筒の内周面に常に当接した状態になっている。ところが、図示していないホースに何らかの異常な張力が作用してガス放出防止装置の内筒3が外筒1から引き出されるガス放出防止装置の作動は、ガス放出防止装置の使用期間、例えば10年程度の使用期間のうちに1度あるかないかといったものである。
このため、従来のガス放出防止装置では、使用を開始してから異常によりガス放出防止装置が作動する期間の長さによって、ガス放出防止装置の外部へのガスの漏洩を防止するためのシール部材が外筒の内周面または内筒の外周面に粘着して内筒3が動かなくなったり、ガスの通流を遮断できる位置まで内筒3が移動できないような大きな摩擦が生じたりする可能性がある。また、ガス放出防止装置の構造によっては、ガス放出防止装置内のガス流路のガスの通流を制御するためのシール部材でも同様のことが起こり、これにより、内筒3が動かなくなったり、ガスの通流を遮断できる位置まで内筒3が移動できなくなったりする場合もある。
これに対して、本実施形態のガス放出防止装置では、ガス放出防止装置内のガス流路のガスの通流を制御するためのシール部材となるOリング29は、内筒3の外周面側に設置されているため、通常の使用時つまり内筒3が外筒1に押し込まれた状態では、外筒1のガス流路5aの内周面には当接しておらず、Oリング29が外筒1のガス流路5aの内周面などに粘着することはない。さらに、ガス放出防止装置の外部へのガスの漏洩を防止するためのシール部材となるOリング31は、通常の使用時、外筒1の内周面よりも低摩擦のスリーブ13の内周面に当接している。このため、Oリング31は、スリーブ13の内周面に粘着し難いうえ、内筒3が外筒1から引き出される方向に移動するとき、Oリング31がスリーブ13の内周面に当接した状態で摺動するため、内筒3が移動し易くなる。したがって、ガスの流路となるホースなどに張力が作用するような異常が発生したとき、内筒3が外筒1から引き出された状態に移動し易くなり、ガス放出防止装置の作動の信頼性を向上できる。
さらに、本実施形態のガス放出防止装置では、ガス放出防止装置内のガス流路のガスの通流を制御するためのシール部材となるOリング29は、内筒3が外筒1から引き出される方向に移動したとき、スリーブ13の内周面に当接することで、内筒3の連結流路9と外筒1のガス流路5aとの間のガスの通流を遮断している。このため、内筒3が外筒1から引き出されるとき、Oリング29は、外筒1の貫通穴5の内周面よりも低摩擦の材料で形成されたスリーブ13の内周面に当接した状態で摺動するため、内筒3がより移動し易くなり、ガス放出防止装置の作動の信頼性をより向上できる。
加えて、本実施形態のガス放出防止装置では、スリーブ13を形成する低摩擦の材料は、ポリアセタール樹脂である。これにより、スリーブを確実に外筒よりも低摩擦にでき、シール部材の粘着を抑制できる。さらに、本実施形態のガス放出防止装置では、スリーブ13の外周面に、外筒1の貫通穴5のスリーブ13が設けられた部分5bの内周面に当接するスリーブ用シール部材となるOリング19が取り付けられている。このため、スリーブの外周面と外筒の貫通穴の内周面との間からのガスの漏洩を確実に防ぐことができる。加えて、スリーブ13を外筒1の貫通穴5のスリーブ13が設けられた部分5bの内周面にシール剤を兼ねた接着剤などで固定するといった手間がなくなり、ガス放出防止装置の組み立てや分解が容易になり、メンテナンス性が向上する。
さらに、本実施形態のガス放出防止装置では、内筒3は、内筒3の閉塞された端部側に、内筒3が外筒1から引き出されたとき、スリーブ13の端面に当接して内筒3の移動を制限する移動制限部材33が設けられている。このため、簡単な構成で内筒の外筒からの抜けを防ぐことができる。加えて、本実施形態のガス放出防止装置では、内筒3は、外周面に周方向に沿って形成されたストッパ用溝3fや、スリーブ13の位置決め用溝13cによって位置決めされた環状のストッパ用ばね部材となるフリクションリング35などからなるストッパ機構を有している。このため、ストッパ用溝の深さによって、ガス放出防止装置が作動するために内筒3を引き出す方向に作用する力を設定できる。
また、本実施形態では、ガス放出防止装置内のガス流路のガスの通流を制御するためのシール部材となるOリング29も、内筒3が外筒1から引き出される方向に移動したとき、スリーブ13の内周面に当接する構成となっている。しかし、ガス放出防止装置内のガス流路のガスの通流を制御するためのシール部材となるOリング29は、外筒1の貫通穴5の内周面などと、通常の使用時、常に当接しているものではない。このため、内筒3が外筒1から引き出されたとき、Oリング29が外筒1のガス流路5a以外の貫通穴5の部分の内周面に当接することで、内筒3の連結流路9と外筒1のガス流路5aとの間のガスの通流を遮断する構成などにすることもできる。ただし、本実施形態のように、Oリング29も、内筒3が外筒1から引き出される方向に移動したとき、スリーブ13の内周面に当接する構成とした方が、内筒3をより移動し易くできる。
また、本実施形態では、スリーブ13は、ポリアセタール樹脂で形成している。しかし、スリーブ13は、例えば黄銅といった金属で形成されている外筒1よりも低摩擦の材料であれば様々な材料で形成できる。ただし、外筒1よりも確実に低摩擦とし、Oリングなどのシール部材の粘着を確実に抑制するためには、本実施形態のスリーブ13のようなポリアセタール樹脂や、ポリブチレンテレフタレートなどのエンジニアリングプラスチックを用いることが望ましく、ポリテトラフルオロエチレンといったフッ素系樹脂を用いることがさらに望ましい。また、本実施形態では、スリーブ13は、外筒1よりも低摩擦の材料で形成している。しかし、スリーブの内周面を外筒1よりも低摩擦にできれば、スリーブ全体を外筒1よりも低摩擦の材料で形成する必要はなく、例えば、適宜の材料で形成した筒体の内周面にポリテトラフルオロエチレンメッキやクロムメッキなどの表面処理を施すことで内周面を外筒1よりも低摩擦としたスリーブなどを用いることもできる。
また、本実施形態では、スリーブ13は、外筒1の貫通穴5の第1連結部11と反対側の端部の端面から中央部にかけての部分5b全体に設定された構成となっている。しかし、スリーブ13は、少なくとも内筒3の移動によりOリング31が移動する範囲に設置されていればよく、例えば、スリーブ13を内筒3の移動によりOリング31が移動する範囲に設置し、スリーブ13が設置された部分以外の外筒1の貫通穴5の部分5bが、内径がスリーブ13の貫通穴13aと同じになっているような構成にすることもできる。この場合、ストッパ用溝3fの位置に応じて、フリクションリング35を収容する位置決め用溝13cは、適宜、外筒1の貫通穴5の内周面に形成する。ただし、本実施形態のように、スリーブ13が、外筒1の貫通穴5の第1連結部11と反対側の端部の端面から中央部にかけての部分5b全体に設定された構成となっていれば、外筒1の貫通穴5の第1連結部11と反対側の端部の端面からスリーブ13を出し入れでき、ガス放出防止装置の組み立てや分解が容易になり、メンテナンス性が向上する。さらに、前述のように、Oリング29もスリーブ13の内周面に当接させることができ、内筒3をより移動し易くできる。
また、本実施形態では、第1連結部11を容器弁に、第2連結部27をホースに連結する場合を例として説明を行ったが、本発明は、ガスの流路となる配管の途中などに設置するガス放出防止装置などにも適用できる。したがって、例えば第1連結部、第2連結部の形状や構造、さらに、インレット締め付けねじ部25の形状や構造、有無などは適宜選択できる。
このように、本発明は、本実施形態の構成のガス放出防止装置に限らず、外筒に挿入された内筒の移動によりガスの通流を遮断する様々な構成のガス放出防止装置に適用できる。
本発明を適用してなるガス放出防止装置の一実施形態の概略構成を、通常の使用時の内筒を外筒に押し込んだ状態で示す断面図である。 本発明を適用してなるガス放出防止装置の一実施形態の概略構成を、内筒に接続されたホースに異常な張力が作用して内筒が外筒から引き出された状態で示す断面図である。 本発明を適用してなるガス放出防止装置のストッパ機構の一部分を拡大して示す断面図であり、(a)は通常の使用時の内筒を外筒に押し込んだ状態のとき、(b)は内筒に接続されたホースに異常な張力が作用して内筒が外筒から引き出された状態のときを示す図である。
符号の説明
1 外筒
3 内筒
5 外筒の貫通穴
5a 外筒のガス流路
7 内筒のガス流路
9 連結流路
11 第1連結部
13 スリーブ
29、31 Oリング

Claims (4)

  1. 中心軸に沿って形成された貫通穴を有し、一方の端部側が第1の連結部となっている筒状の外筒と、該外筒の貫通穴の第1の連結部とは反対側の端部内に設置され、内周面が前記外筒よりも低摩擦で、前記外筒と同軸の貫通穴を有する筒状のスリーブと、中心軸に沿って形成された有底穴を有する筒状で、閉塞された端部側が前記外筒の前記スリーブを設置した側の開口から前記外筒に挿入され、開口した端部側が第2の連結部となっている内筒とを備え、
    前記外筒は、該外筒の貫通穴の前記第1の連結部となる端部側の部分がガス流路となり、前記内筒は、該内筒の有底穴がガス流路となり、該内筒の閉塞された側の端部の外周面で開口し、該内筒のガス流路に連通して、該内筒のガス流路と前記外筒のガス流路とを連結するための連結流路を有し、
    該内筒の外周面には、前記連結流路の開口よりも前記閉塞された端部の端面側に、該内筒が前記外筒から引き出されたときに前記外筒の貫通穴の内周面または前記スリーブの内周面に当接することで、該内筒の連結流路と前記外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断する第1のシール部材が、前記連結流路の開口よりも前記第2の連結部側に、該内筒が前記外筒に押し込まれた状態で前記スリーブの内周面に当接して外部へのガスの漏洩を防止するとともに、該内筒が前記外筒から引き出される方向に移動するとき前記スリーブの内周面に摺動する第2のシール部材が取り付けられているガス放出防止装置。
  2. 前記第1のシール部材は、前記内筒が前記外筒から引き出される方向に移動したとき、前記スリーブの内周面に当接することで、前記内筒の連結流路と前記外筒のガス流路との間のガスの通流を遮断することを特徴とする請求項1に記載のガス放出防止装置。
  3. 前記スリーブの外周面に、前記外筒の貫通穴の前記スリーブが設けられた部分の内周面に当接するスリーブ用シール部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のガス放出防止装置。
  4. 前記内筒は、該内筒の閉塞された端部側に、該内筒が前記外筒から引き出されたとき、前記スリーブの端面に当接して該内筒の移動を制限する移動制限部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガス放出防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010261577A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Katsura Seiki Seisakusho:Kk 張力作動式ガス放出防止型ニップル継ぎ手
KR200476451Y1 (ko) * 2013-05-09 2015-03-05 강민석 가스 이동 기구용 기화 가스 배출 장치

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